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JP5949240B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP5949240B2
JP5949240B2 JP2012154131A JP2012154131A JP5949240B2 JP 5949240 B2 JP5949240 B2 JP 5949240B2 JP 2012154131 A JP2012154131 A JP 2012154131A JP 2012154131 A JP2012154131 A JP 2012154131A JP 5949240 B2 JP5949240 B2 JP 5949240B2
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Description

本発明は、電子写真装置が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式が採用される画像形成装置として、静電潜像が形成される感光体と、感光体に対して現像剤を供給する現像装置とを備える画像形成装置が知られている。
例えば、感光ドラムを有するドラムカートリッジと、トナーを収容し、ドラムカートリッジに対して着脱可能な現像カートリッジとを備えるレーザプリンタが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
このレーザプリンタでは、本体ケーシング内において、感光ドラムの前上側に現像カートリッジが配置されており、現像ローラが感光ドラムに対して前上側から当接されている。そして、現像カートリッジは、ドラムカートリッジの押圧部によって、感光ドラムへ向かって押圧されている。
特開2006−72285号公報
しかるに、特許文献1に記載のレーザプリンタでは、現像カートリッジがドラムカートリッジに装着されているときには、現像カートリッジは、押圧部からの押圧力と、現像カートリッジの自重とによって、感光ドラムに対して押圧されている。
そのため、使用によって現像カートリッジ内の現像剤が減少すると、現像カートリッジの自重が減少し、現像カートリッジの感光ドラムに対する押圧力が減少する。
現像カートリッジの感光ドラムに対する押圧力が減少すると、感光ドラムへのトナーの供給量が減少するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、現像カートリッジ内の現像剤を感光体に対して安定して供給することができる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、装置本体と、装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジとを備える。プロセスカートリッジは、感光体を回転可能に有する感光体カートリッジと、現像剤を担持するように構成される現像剤担持体を回転可能に有し、感光体カートリッジに対して着脱可能な現像カートリッジとを備える。感光体カートリッジは、現像剤担持体を感光体に向かって押圧するように現像カートリッジを押圧するための押圧部材と、現像剤担持体を感光体に向かって案内するための案内部とを備える。
プロセスカートリッジが装置本体に装着された状態において、現像剤担持体は、感光体の回転軸線よりも鉛直下側に配置されている。
このような構成によれば、プロセスカートリッジが装置本体に装着された状態において、現像カートリッジは、感光体に向かって鉛直下側から押圧される。
そのため、現像カートリッジ内の現像剤が消費されると、現像カートリッジの自重が減少する分、押圧部材による押圧力が強くなり、現像剤担持体を感光体に向かって、より押圧することができる。
その結果、現像カートリッジ内の現像剤が消費された場合であっても、現像剤担持体の感光体に対する押圧力を減少させることなく、現像カートリッジ内の現像剤を感光体に対して安定して供給することができる。
(2)また、押圧部材は、感光体に向かう押圧方向と、押圧方向に対して反対方向の押圧解除方向とに直線移動するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、現像カートリッジを感光体に向けて効率よく押圧することができる。
(3)また、現像カートリッジは、現像剤担持体に現像剤を供給するように構成される供給部材を回転可能に有してもよい。この場合、供給部材は、現像剤担持体に対して感光体の反対側から対向接触されていてもよい。
このような構成によれば、現像剤担持体が感光体に対して押圧されたときに、供給部材によって、感光体からの反力による現像剤担持体の撓みを抑制できる。
そのため、現像剤担持体を感光体に対して確実に押圧することができる。
(4)また、供給部材は、現像剤担持体に印加される現像バイアスと同じ極性で、現像バイアスよりも大きな絶対値を有する供給バイアスが印加されるように構成されていてもよい。
このような構成によれば、現像バイアスの極性に対して逆極性に帯電した現像剤などを、現像バイアスよりも大きな絶対値を有する供給バイアスによって、供給部材に引き付けることができる。
そのため、逆極性に帯電した現像剤などが感光体に供給されることを抑制できる。
(5)また、感光体カートリッジは、感光体に対して対向配置され、感光体との間を通過する被転写部材に、感光体に担持された現像剤像を転写するための転写部材を回転可能に備えていてもよい。
このような構成によれば、転写部材は、感光体や被転写部材に接触されるので、感光体や被転写部材に付着している付着物によって汚れる場合がある。
この点、本発明の画像形成装置によれば、感光体カートリッジをメンテナンスするときに、確実に、転写部材もメンテナンスすることができる。
(6)また、転写部材は、感光体の回転に従動するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、転写部材を感光体に従動させるために、転写部材を感光体に対して比較的強く押し付ける必要がある。転写部材の感光体に対する押圧力が強くなると、感光体や被転写部材との摺擦により転写部材が汚れやすくなる傾向にある。
この点、本発明の画像形成装置によれば、上記したように、転写部材が感光体カートリッジに設けられているので、感光体カートリッジをメンテナンスするときに、確実に、転写部材もメンテナンスすることができる。
(7)また、転写部材は、その回転軸線と感光体の回転軸線とを通る仮想の直線が略水平方向に延びるように、配置されていてもよい。
このような構成によれば、感光体に付着している付着物が転写部材の上に落下することを防止することができ、転写部材の汚れを抑制できる。
(8)また、現像剤担持体は、感光体の周面に付着する付着物を回収するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、付着物を回収するための構成を別途設けることなく、現像剤担持体を利用して付着物を回収することができる。
そのため、画像形成装置の構成の簡略化を図ることができる。
しかも、上記したように、現像剤担持体の感光体に対する押圧力が減少しないので、付着物を確実に回収することができる。
(9)また、感光体カートリッジは、感光体を支持するための感光体支持部と、現像カートリッジが装着可能な現像カートリッジ装着部とを一体的に備えてもよい。
このような構成によれば、現像カートリッジは、感光体カートリッジの現像カートリッジ装着部に装着される。
そのため、感光体と現像カートリッジとの相対配置を感光体カートリッジの内で位置決めすることができる。
その結果、現像カートリッジを感光体に対して、より確実に押圧することができる。
本発明の画像形成装置によれば、現像カートリッジ内の現像剤を感光体に対して安定して供給することができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタの中央断面図である。 図2は、図1に示すドラムカートリッジの左前側から見た斜視図である。 図3は、図2に示すドラムカートリッジの左後側から見た分解斜視図である。 図4は、図1に示すプロセスカートリッジの中央断面図である。 図5は、図1に示すプロセスカートリッジの左側面図である。
1.プリンタ
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、略ボックス形状の装置本体の一例としての本体ケーシング2を備えている。
また、プリンタ1は、本体ケーシング2内において、被転写部材の一例としての用紙Sを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Sに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
なお、プリンタ1に関し、方向について言及する場合には、水平方向に載置したときの方向を基準とし、具体的には、図中の矢印方向を基準とする。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2には、プロセスカートリッジ15(後述)を着脱するためのカートリッジ開口部5と、用紙Sを導入するための用紙開口部6とが形成されている。
カートリッジ開口部5は、本体ケーシング2の上端部において、上下方向に貫通形成されている。
用紙開口部6は、本体ケーシング2の前端部における下端部において、前後方向に貫通形成されている。
また、本体ケーシング2には、その上端部に、トップカバー7が設けられ、その前端部に、給紙カバー8が設けられている。
トップカバー7は、その後端部を支点として、カートリッジ開口部5を閉鎖する閉鎖位置と、カートリッジ開口部5を開放する開放位置とに揺動(移動)可能に設けられている。
給紙カバー8は、その下端部を支点として、用紙開口部6を閉鎖する第1位置と、用紙開口部6を開放する第2位置とに揺動(移動)可能に設けられている。
(2)給紙部
給紙部3は、本体ケーシング2の底部に設けられる用紙載置部9を備えている。
用紙載置部9は、用紙開口部6を介して、本体ケーシング2の外部と連通されている。
そして、用紙Sは、給紙カバー8が第2位置に配置された状態において、その前側部分が給紙カバー8の上面にスタックされるとともに、その後側部分が用紙開口部6を介して用紙載置部9内にスタックされる。
また、給紙部3は、用紙載置部9の後端部上側に配置されるピックアップローラ11と、ピックアップローラ11の後側に配置される給紙ローラ12と、給紙ローラ12の後下側に対向配置される給紙パッド13と、給紙パッド13の後端部から連続して上方に向かって延びる給紙パス14とを備えている。
(3)画像形成部
画像形成部4は、プロセスカートリッジ15と、スキャナユニット16と、定着ユニット17とを備えている。
(3−1)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成され、給紙部3の後側部分の上側において、本体ケーシング2に装着されている。
プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成される感光体カートリッジの一例としてのドラムカートリッジ18と、そのドラムカートリッジ18に着脱可能に構成される現像カートリッジ19とを備えている。
ドラムカートリッジ18は、感光体の一例としての感光ドラム20と、転写部材の一例としての転写ローラ21と、スコロトロン型帯電器22とを備えている。
感光ドラム20は、左右方向(直交方向)に長手の略円筒形状に形成されており、ドラムカートリッジ18の後側部分に設けられている。感光ドラム20は、その中心軸線A1(回転軸線)を回転中心として回転可能である。
転写ローラ21は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、感光ドラム20に対して後側から圧接されている。
詳しくは、転写ローラ21は、その中心軸線A2(回転軸線)が感光ドラム20の中心軸線A1よりも僅かに下側に位置するように、感光ドラム20の後側に配置されている。なお、転写ローラ21の下端縁は、感光ドラム20の下端縁よりも上側に配置されている。具体的には、転写ローラ21の中心軸線A2と感光ドラム20の中心軸線A1とを結ぶ仮想の線分L1と、前後方向に沿って水平に延びる仮想の直線(図示せず)とが形成する鋭角の角度は、約3°である。そのため、転写ローラ21が感光ドラム20に対して圧接される圧力(転写圧)には、転写ローラ21の自重が影響しない。
スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム20の前上側に間隔を隔てて対向配置されている。
詳しくは、スコロトロン型帯電器22は、転写ローラ21に対して、感光ドラム20の周方向に間隔を隔てて配置されており、感光ドラム20の中心軸線A1と転写ローラ21の中心軸線A2とを結ぶ仮想の線分L1と、感光ドラム20の中心軸線A1と帯電ワイヤ23(後述)とを結ぶ仮想の線分(図示せず)とが形成する角の角度が約120°となるように配置されている。
また、スコロトロン型帯電器22は、帯電ワイヤ23と、グリッド24とを備えている。
帯電ワイヤ23は、左右方向に延びるように張設され、感光ドラム20の前上側に間隔を隔てて対向配置されている。
グリッド24は、前上側に向かって開放された側面視略U字形状に形成され、帯電ワイヤ23を後下側から囲うように設けられている。
現像カートリッジ19は、感光ドラム20の前下側に配置されており、現像フレーム25を備えている。
現像フレーム25内には、トナー収容室26と、現像室27とが前後に並んで形成されている。トナー収容室26と現像室27とは、それらの容積がそれぞれ略同じに形成され、連通口28により連通されている。
トナー収容室26には、トナー(現像剤)が収容され、その前後上下方向略中央部分には、アジテータ29が設けられている。つまり、アジテータ29は、感光ドラム20よりも下側に配置されている。
現像室27には、その下壁の内面(上面)において、供給ローラ溝30と、現像ローラ対向面31と、ロアフィルム貼着面32とが形成されている。
供給ローラ溝30は、供給ローラ33(後述)の周面に沿う略半円形状であって、後下方に向かって窪むように形成されている。
現像ローラ対向面31は、現像ローラ34(後述)の周面に沿う略円弧形状であって、供給ローラ溝30の後端部から連続して後上側に延びるように形成されている。
ロアフィルム貼着面32は、現像ローラ対向面31の後端部から連続して後方に向かって延びるように形成されている。つまり、ロアフィルム貼着面32は、現像ローラ対向面31よりも上側に配置されている。
また、ロアフィルム貼着面32は、感光ドラム20の下側部分に対して上下方向に間隔を隔てて対向配置されており、上下方向に投影したときに、感光ドラム20の中心軸線A1と重なるように配置されている。
また、現像室27には、供給部材の一例としての供給ローラ33と、現像剤担持体の一例としての現像ローラ34と、層厚規制ブレード35と、ロアフィルム36とが設けられている。
供給ローラ33は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、その下側部分が供給ローラ溝30内に配置されるように、現像室27の前側部分に設けられている。供給ローラ33は、その中心軸線を回転中心として回転可能である。供給ローラ33は、トナー収容室26の後側に配置されており、上下方向においてトナー収容室26と略同じ高さ(トナー収容室26よりもわずかに上側)に配置されている。
現像ローラ34は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、その下側部分における周面と現像ローラ対向面31とが互いに間隔を隔てて対向するように、現像室27の後側部分に設けられている。現像ローラ34の左右方向長さは、供給ローラ33の左右方向長さよりも長い。現像ローラ34は、その中心軸線を回転中心として回転可能である。
また、現像ローラ34は、供給ローラ33に後上側から接触するとともに、その上側および後側部分が現像室27から露出されるように設けられ、感光ドラム20に対して前下側から接触している。つまり、現像ローラ34は、供給ローラ33の後上側に配置されるとともに、感光ドラム20の前下側において、感光ドラム20の中心軸線A1よりも下側に配置されている。そして、供給ローラ33の中心軸線、現像ローラ34の中心軸線および感光ドラム20の中心軸線A1は、感光ドラム20の径方向に沿う略同一直線上に位置されている。
また、現像ローラ34は、スコロトロン型帯電器22に対して、感光ドラム20の周方向に間隔を隔てて配置されており、感光ドラム20の中心軸線A1と帯電ワイヤ23とを結ぶ仮想の線分(図示せず)と、感光ドラム20の中心軸線A1と現像ローラ34の中心軸線とを結ぶ仮想の線分(図示せず)とが形成する角の角度が約120°となるように配置されている。つまり、現像ローラ34、スコロトロン型帯電器22および転写ローラ21のそれぞれは、感光ドラム20の周方向において略等間隔を隔てて配置されている。
層厚規制ブレード35は、その上端部が、現像室27の上壁の後端部に固定され、その下端部が、現像ローラ34に前側から接触されている。
ロアフィルム36は、その後側部分がロアフィルム貼着面32に固定され、その前端部が、現像ローラ対向面31の上側において、現像ローラ34の周面と接触されている。
(3−2)スキャナユニット
スキャナユニット16は、プロセスカートリッジ15の前側において、感光ドラム20と前後方向に間隔を隔てて対向するように配置されている。
スキャナユニット16は、感光ドラム20に向けて、画像データに基づいて、レーザービームLを出射し、感光ドラム20の周面を露光する。
詳しくは、レーザービームLは、スキャナユニット16から後側に向かって出射され、感光ドラム20の前端部における周面を露光する。つまり、感光ドラム20が露光される露光点(感光ドラム20の前端部における周面)は、感光ドラム20の中心軸線A1に対して、感光ドラム20と転写ローラ21とが接触するニップ部分の反対側に設定されている。
このとき、現像カートリッジ19は、レーザービームLの出射軌跡よりも下側に配置され、スコロトロン型帯電器22は、レーザービームLの出射軌跡よりも上側に配置されている。
なお、スキャナユニット16と感光ドラム20との間に対応する本体ケーシング2の内側面には、プロセスカートリッジ15の着脱を案内するガイド部37が設けられている。そして、プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2から離脱されるときには、プロセスカートリッジ15がガイド部37にガイドされることにより、ドラムカートリッジ18に装着される現像カートリッジ19が、レーザービームLの出射軌跡を下側から上側に向かって通過する。
このとき、プロセスカートリッジ15に設けられる各種ローラ(転写ローラ21、供給ローラ33および現像ローラ34)も、レーザービームLの出射軌跡を下側から上側に向かって通過する。
(3−3)定着ユニット
定着ユニット17は、ドラムカートリッジ18の後側部分の上側に配置されている。詳しくは、定着ユニット17は、スコロトロン型帯電器22の上側に配置される加熱ローラ38と、加熱ローラ38に対して後上側から圧接される加圧ローラ39とを備えている。
つまり、加熱ローラ38は、スコロトロン型帯電器22のグリッド24の上端部(開放側端部)近傍に配置されている。
(4)画像形成動作
現像カートリッジ19のトナー収容室26内のトナーは、アジテータ29の回転により、連通口28を介して、供給ローラ33に供給され、さらに、現像ローラ34に供給され、供給ローラ33と現像ローラ34との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ34に供給されたトナーは、現像ローラ34の回転に伴って、層厚規制ブレード35によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ34の表面に担持される。
一方、感光ドラム20の表面は、スコロトロン型帯電器22によって一様に帯電された後、スキャナユニット16によって露光される。これにより、感光ドラム20の周面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ34に担持されるトナーが感光ドラム20の周面上の静電潜像に供給されることにより、感光ドラム20の周面上にトナー像(現像剤像)が担持される。
用紙載置部9にスタックされた用紙Sは、ピックアップローラ11の回転により、給紙ローラ12と給紙パッド13との間に送られ、給紙ローラ12の回転により1枚ずつ捌かれる。その後、捌かれた用紙Sは、給紙ローラ12の回転により、給紙パス14に搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、画像形成部4(感光ドラム20(後述)と転写ローラ21(後述)との間)に給紙される。
そして、用紙Sは、感光ドラム20と転写ローラ21との間を、下側から上側に向かって搬送される。このとき、用紙Sに、トナー像が転写され、画像が形成される。
そして、用紙Sは、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙Sには、画像が熱定着される。
その後、用紙Sは、排紙ローラ40に向けて搬送され、排紙ローラ40によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ41上に排紙される。
このように用紙Sは、用紙載置部9から給紙され、感光ドラム20と転写ローラ21との間(ニップ部分)を通過し、次いで、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過した後、排紙トレイ41上に排紙されるように、側面視略C字状の搬送パスを搬送される。
2.ドラムカートリッジ
図2および図3に示すように、ドラムカートリッジ18は、ドラムフレーム51と、押圧部材66とを備えている。
なお、以下のドラムカートリッジ18の説明において、方向について言及するときには、感光ドラム20が配置されている側をドラムカートリッジ18の後側とし、スコロトロン型帯電器22が配置されている側を上側とする。すなわち、ドラムカートリッジ18に関する上下前後方向は、プリンタ1に関する上下前後方向と若干異なり、ドラムカートリッジ18は、その後側がプリンタ1の後上側、その前側がプリンタ1の前下側となるように、プリンタ1に装着されている。
(1)ドラムフレーム
ドラムフレーム51は、ベースフレーム52と、カバーフレーム53とを備えている。
(1−1)ベースフレーム
ベースフレーム52は、上側が開放された平面視略矩形の有底枠形状に形成されている。ベースフレーム52は、左右1対の側壁54、下壁55、後壁57、および、前壁56を備えている。
側壁54は、前後方向に長手の略平板形状に形成されている。側壁54は、その後側半分を構成する後側部分60と、その前側半分を構成する前側部分61とを一体的に備えている。また、側壁54には、ドラム軸挿通穴58と、案内部の一例としてのガイド溝59とが形成されている。
後側部分60は、上下方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。
前側部分61は、後側部分60の下端部から連続して前側へ延びる側面視略矩形状に形成されている。
ドラム軸挿通穴58は、後側部分60の前後方向中央において、側面視略円形状に貫通形成されている。ドラム軸挿通穴58の内径は、感光ドラム20のドラム軸80の外径よりもわずかに大径(ほぼ同径)である。なお、両側壁54のドラム軸挿通穴58は、左右方向に投影したときに互いに一致している。
ガイド溝59は、後側部分60の下端部において、後側部分60の前端縁から後側へ向かって切り欠かれるように、前側へ開放される側面視略U字形状に形成されている。ガイド溝59は、押圧部材66(後述)の現像カートリッジ19に対する押圧方向に沿うように延びている(図4および図5参照)。また、ガイド溝59の下面は、前側部分61の上面に連続されている。また、ガイド溝59の溝幅は、カラー部材117(後述)の外径よりも幅広(ほぼ同幅)である。なお、両側壁54のガイド溝59は、左右方向に投影したときに互いに一致している。
図3に示すように、下壁55は、両側壁54の下端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。なお、下壁55の後端部は、感光ドラム20の下側に配置されている。
後壁57は、下壁55の後端部の前側に間隔を隔てて配置され、両側壁54の後端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。なお、後壁57と下壁55との間が、感光ドラム20と転写ローラ21との間へ向かう用紙Sを通過させるための給紙開口74である(図4参照)。
また、後壁57には、転写ローラ支持部70が設けられている。また、後壁57には、ドラムギア露出開口72が形成されている。
転写ローラ支持部70は、後壁57から後側へ膨出するように、左右方向に延びる略部分円筒形状に形成されている。転写ローラ支持部70は、その左右方向両端部が閉鎖されるとともに、上側および前側へ向かって開放されている。転写ローラ支持部70の左端部は、左側の側壁54よりも左右方向内側(右側)に配置されている。転写ローラ支持部70の右端部は、右側の側壁54よりも左右方向内側(左側)に配置されている。
また、転写ローラ支持部70の左右方向両端部には、それぞれ、転写ローラ軸ガイド部71が1つずつ設けられている。
転写ローラ軸ガイド部71は、前後方向に延び、前後両端部が開放された略角筒形状に形成されている。転写ローラ軸ガイド部71の左右方向内壁には、前後方向(詳しくは、前上側と後下側とを結ぶ方向)に延びるガイド溝73が貫通形成されている。ガイド溝73の溝幅(上下方向長さ)は、転写ローラ軸86(後述)の外径よりもわずかに幅広(ほぼ同幅)である。
ドラムギア露出開口72は、転写ローラ支持部70の左端部と、左側の側壁54との間において、後面視略矩形状に貫通形成されている。
前壁56は、下壁55の前端部から連続して上側へ延び、両側壁54の前端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。前壁56は、押圧部材収容部69を備えている。
押圧部材収容部69は、前壁56の左右両側に1つずつ設けられ、前壁56の下端部から後側へ延び、前端部が開放された略角筒形状に形成されている。
そして、ベースフレーム52のうち、転写ローラ支持部70の前側において、両側壁54の後側部分60の間の部分が、感光ドラム20を支持するための感光体支持部の一例としてのドラム支持部101として区画されている。
また、ベースフレーム52のうち、ドラム支持部101よりも前側の部分(下壁55と、前壁56と、両側壁54の前側部分61とによって区画される部分)が、現像カートリッジ19が装着可能な現像ユニット装着部の一例としての現像カートリッジ装着部102として区画されている。
(1−2)カバーフレーム
カバーフレーム53は、ベースフレーム52の後端部の上側に配置されている。カバーフレーム53は、左右方向に延び、下側および前側へ向かって開放される略角筒形状に形成されている。また、カバーフレーム53は、左右1対の側壁91と、上壁92と、後壁93とを備えている。
側壁91は、上下方向に延びる略平板形状に形成されている。また、側壁91には、ドラム軸挿通穴94が形成されている。
ドラム軸挿通穴94は、側壁91の下端部において、側面視略円形状に貫通形成されている。ドラム軸挿通穴94の内径は、感光ドラム20のドラム軸80の外径よりもわずかに大径(ほぼ同径)である。両側壁91のドラム軸挿通穴94は、左右方向に投影したときに互いに一致している。
図3および図4に示すように、上壁92は、両側壁91の上端部間に架設されるように、左右方向に延び、下側へ向かって開放される略角筒形状に形成されている。上壁92の内部には、上記したスコロトロン型帯電器22が支持されている。
後壁93は、上壁92の後端部から連続して後下側へ延び、両側壁91の後端部間に架設されるように、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。後壁93には、排紙開口121が形成されている。
排紙開口121は、後壁93の上下方向中央において、左右方向に長手の後面視略矩形状に形成されている。排紙開口121は、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過した用紙Sを定着ユニット17へ向かって通過させるために用いられる。
(2)押圧部材
押圧部材66は、図4に示すように、本体部110と、ばね部材111とを備えている。
本体部110は、後端部が閉鎖された略角筒形状に形成され、前壁56の押圧部材収容部69内に前後方向にスライド可能に収容されている。本体部110の後端面には、膨出部112が一体的に設けられている。
膨出部112は、本体部110の後端面の略中央部分から後側に向かって膨出する断面視略円弧形状に形成されている。
ばね部材111は、前後方向に延びる圧縮コイルばねである。ばね部材111の後端部は、本体部110の後端部の内面(前面)に前側から当接されている。ばね部材111の前端部は、前壁56の後面に後側から当接されている。これにより、本体部110は、ばね部材111の付勢力により、常には、後側へ向かって付勢されている。
(3)転写ローラおよび感光ドラム
ドラムカートリッジ18には、上記し、図3に示すように、転写ローラ21および感光ドラム20が支持されている。
転写ローラ21は、転写ローラ軸86と、ローラ本体85と、転写ローラ軸受87と、転写ローラ電極88とを備えている。
ローラ本体85は、両転写ローラ軸ガイド部71間に配置されている。ローラ本体85は、導電性のゴムやスポンジから、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。ローラ本体85の内径は、転写ローラ軸86の外径と略同径である。
転写ローラ軸86は、ローラ本体85内に相対回転不能に挿通されている。転写ローラ軸86は、金属から左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。また、転写ローラ軸86は、ローラ本体85よりも左右方向に長く形成され、その左右両端部は、ローラ本体85から突出されている。転写ローラ軸86の左右両端部は、それぞれ、対応する転写ローラ軸ガイド部71のガイド溝73内に相対回転可能に嵌合されて、対応する転写ローラ軸ガイド部71内に突出されている。
転写ローラ軸受87は、転写ローラ軸86の左端部に設けられている。転写ローラ軸受87は、絶縁性の硬質樹脂から、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。転写ローラ軸受87の内径は、転写ローラ軸86の外径よりもわずかに大径(ほぼ同径)である。転写ローラ軸受87は、左側の転写ローラ軸ガイド部71内において、転写ローラ軸86に相対回転可能に外嵌(転写ローラ軸86の径方向外側から嵌合)されている。
転写ローラ電極88は、転写ローラ軸86の右端部に設けられている。転写ローラ電極88は、導電性の硬質樹脂から、左右方向に延び、後側へ向かって開放される半円筒形状に形成されている。転写ローラ電極88の内径は、転写ローラ軸86の外径よりもわずかに大径(ほぼ同径)である。転写ローラ電極88は、右側の転写ローラ軸ガイド部71内において、転写ローラ軸86に対して、後側から相対回転可能に外嵌(転写ローラ軸86の径方向外側から嵌合)されている。
感光ドラム20は、ドラム本体81と、フランジ部材82と、ドラムギア83と、ドラム軸80とを備えている。
ドラム本体81は、転写ローラ21の前側において、ドラム支持部101内に配置されている。ドラム本体81は、左右方向に延びる略円筒形状に形成される金属製の素管と、素管の表面を被覆する樹脂製の感光層とを備えている。
フランジ部材82は、ドラム本体81の右端部に相対回転不能に嵌合されている。フランジ部材82は、左右方向に厚みを有する略円板形状に形成されている。また、フランジ部材82には、その径方向中央部において、ドラム軸80が挿通される挿通穴(図示せず)が貫通形成されている。
ドラムギア83は、ベースフレーム52の左側の側壁54と、転写ローラ支持部70の左端部との間に配置されるように、ドラム本体81の左端部に相対回転不能に嵌合されている。ドラムギア83は、左右方向に厚みを有する略円板形状に形成され、その周面にギア歯を有している。また、ドラムギア83には、その径方向中央部において、ドラム軸80が挿通される挿通穴(図示せず)が貫通形成されている。また、ドラムギア83の後下側端部は、ドラムギア露出開口72を介して後下側へ露出されている。
ドラム軸80は、感光ドラム20の中心軸線A1に沿うように、ドラム本体81内に挿通されている。ドラム軸80は、金属から、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。また、ドラム軸80は、ドラム本体81よりも左右方向に長く形成されている。ドラム軸80の左右方向端部は、ベースフレーム52のドラム軸挿通穴58、および、カバーフレーム53のドラム軸挿通穴94に回転可能に挿通されている。
3.現像カートリッジ
現像カートリッジ19は、図4および図5に示すように、上記した現像フレーム25と、現像フレーム25の左側に配置される駆動ユニット44とを備えている。なお、現像フレーム25の右側には、現像カートリッジ19に電力を供給するための給電ユニット(図示せず)が設けられている。
現像フレーム25は、左右方向に延びる略ボックス形状に形成されている。現像フレーム25の後端部には、上記した現像ローラ34が支持されている。
現像ローラ34は、左右方向に延びる金属製の回転軸(以下、現像ローラ軸45とする。)を備えている。なお、現像ローラ軸45の左右方向端部は、現像フレーム25の左右方向側壁を貫通するように、左右方向外側へ突出している。現像ローラ軸45の左右方向端部には、略円筒形状のカラー部材117が相対回転可能に外嵌(現像ローラ軸45の径方向外側から嵌合)されている。
駆動ユニット44は、図5に示すように、現像カップリング118を備えている。
現像カップリング118は、現像カートリッジ19の前後方向略中央に配置されている。現像カップリング118は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、現像フレーム25の左壁に回転可能に支持されている。また、現像カップリング118の左面には、結合凹部116が形成されている。
結合凹部116は、現像カップリング118の左面から右側へ凹むように、現像カップリング118の径方向に延びる側面視略長穴形状に形成されている。結合凹部116には、本体ケーシング2内に設けられる本体カップリング(図示せず)の結合凸部(図示せず)が駆動伝達可能に嵌合される。
なお、現像カップリング118の右端部の周面には、ギア歯(図示せず)が形成されている。現像カップリング118は、図示しないギア列を介して、供給ローラ33、現像ローラ34およびアジテータ29に駆動伝達可能に接続されている。
4.ドラムカートリッジに対する現像カートリッジの装着状態
図4に示すように、現像カートリッジ19がドラムカートリッジ18の現像カートリッジ装着部102に装着されると、現像カートリッジ19は、その前端部において、押圧部材66の膨出部112に後側から当接されるとともに、現像ローラ34において、感光ドラム20に前側から当接される。
これにより、現像カートリッジ19は、押圧部材66の付勢力によって、感光ドラム20へ向かって後側へ押圧される。
また、図5に示すように、現像カートリッジ19のカラー部材117は、ドラムカートリッジ18のガイド溝59内に嵌合されている。これにより、現像ローラ34は、ガイド溝59によって感光ドラム20に向かって案内されて、感光ドラム20に対して前側から圧接されている。
4.本体ケーシングに対するプロセスカートリッジの装着状態
図1に示すように、本体ケーシング2内にプロセスカートリッジ15が装着されると、本体ケーシング2内に設けられる金属製の付勢部材(図示せず)が、転写ローラ軸ガイド部71の後端部を介して、転写ローラ21の転写ローラ軸受87および転写ローラ電極88のそれぞれに後側から当接される。
これにより、転写ローラ21は、付勢部材(図示せず)の付勢力により、感光ドラム20に向かうように前側へ押圧される。
また、本体ケーシング2内に設けられる駆動ギア(図示せず)が、ドラムギア83に噛合される。また、本体ケーシング2内に設けられる本体カップリング(図示せず)の結合凸部(図示せず)が、結合凹部116に嵌合される。
5.クリーナレス方式によるドラムクリーニング
(1)電力の供給
上記した画像形成動作が実施されると、供給ローラ33に、例えば、+400Vの供給バイアスが印加される。
また、現像ローラ34に、例えば、+300Vの現像バイアスが印加される。
また、スコロトロン型帯電器22の帯電ワイヤ23およびグリッド24に、所定の電圧を印加され、感光ドラム20の表面が、スキャナユニット16によって露光される前において、例えば、+630Vの帯電電位で帯電される。
なお、感光ドラム20の表面の帯電電位は、スキャナユニット16によって露光されることにより、現像バイアスの電位以下となる。つまり、感光ドラム20の表面のうち、静電潜像が形成されている部分の帯電電位は、現像バイアスの電位以下である。
また、転写ローラ21の転写ローラ電極88に、付勢部材(図示せず)を介して、負極性の転写バイアスが印加され、感光ドラム20と転写ローラ21との間に、例えば、−15μAの転写電流が流される。
なお、転写バイアスは、転写電流を一定に保つように、制御される。
(2)プロセスカートリッジの駆動
上記した画像形成動作が実施されると、感光ドラム20が左側面視時計回りに回転される。
また、感光ドラム20が左側面視時計回りに回転されると、転写ローラ21は、感光ドラム20の回転に従動し、左側面視反時計回りに回転される。
また、本体カップリング(図示せず)を介して現像カップリング118に駆動力が入力され、供給ローラ33および現像ローラ34は、左側面視反時計回りに回転される。なお、現像ローラ34の周速は、感光ドラム20の周速に対して、例えば、1.35〜1.65倍、好ましくは、1.5倍である。
(3)感光ドラムのクリーニング
上記した画像形成動作において、トナー像が用紙Sに転写されるときに、感光ドラム20の周面に、帯電不良のトナーが残存する場合や、トナーの外添剤(シリカ)や紙粉が付着する場合がある。
感光ドラム20の周面に付着した付着物は、感光ドラム20の回転に伴って、現像ローラ34に対向される。
すると、付着物は、現像ローラ34との摺擦、および、現像バイアスによって、感光ドラム20の周面から除去され、現像ローラ34の周面に静電気的に保持される。なお、これと同時に、上記したように、感光ドラム20上の静電潜像にトナーが供給される。
現像ローラ34の周面に保持された付着物は、その後、現像ローラ34の回転に伴って、供給ローラ33に対向され、供給バイアスによって、供給ローラ33の周面に静電気的に保持される。
このように、感光ドラム20の周面に付着した付着物が除去される。
6.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図1に示すように、プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2に装着された状態において、現像カートリッジ19は、感光ドラム20に向かって鉛直下側からの成分を有する押圧力により押圧される。
そのため、現像カートリッジ19内のトナーが消費されると、現像カートリッジ19の自重が減少する分、押圧部材66による押圧力が強くなり、現像ローラ34を感光ドラム20に向かって、より押圧することができる。
その結果、現像カートリッジ19内のトナーが消費された場合であっても、現像ローラ34の感光ドラム20に対する押圧力を減少させることなく、現像カートリッジ19内のトナーを感光ドラム20に対して安定して供給することができる。
また、現像カートリッジ19が使用期間の末期に達すると、現像カートリッジ19内のトナーは、その経時劣化などにより、感光ドラム20の表面においてフィルミングしやすくなる傾向にある。
しかし、このプリンタ1によれば、上記したように、現像カートリッジ19内のトナーが消費されて現像カートリッジ19が使用期間の末期に達した場合には、現像ローラ34の感光ドラム20に対する押圧力が強くなる。
そのため、現像カートリッジ19が使用期間の末期に達した場合に、現像ローラ34によって、感光ドラム20の表面をより確実にクリーニングすることができる。
その結果、現像カートリッジ19の使用期間にわたって、画質の低下を抑制することができる。
(2)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、押圧部材66は、感光ドラム20に向かう後側(押圧方向)と、後側に対して反対方向の前側(押圧解除方向)とに直線移動するように構成されている。
そのため、現像カートリッジ19を感光ドラム20に向けて効率よく押圧することができる。
(3)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、供給ローラ33が、現像ローラ34に対して前下側(感光ドラム20の反対側)から対向接触されている。
そのため、現像ローラ34が感光ドラム20に対して押圧されたときに、供給ローラ33によって、感光ドラム20からの反力による現像ローラ34の撓みを抑制できる。
その結果、現像ローラ34を感光ドラム20に対して確実に押圧することができる。
(4)また、このプリンタ1によれば、供給ローラ33に、現像ローラ34に印加される現像バイアス(+300V)と同じ極性で、現像バイアスよりも大きな絶対値を有する供給バイアス(+400V)が印加されている。
そのため、現像バイアスの極性に対して逆極性に帯電したトナーなどを、現像バイアスよりも大きな絶対値を有する供給バイアスによって、供給ローラ33に引き付けることができる。
その結果、逆極性に帯電したトナーなどが感光ドラム20に供給されることを抑制できる。
(5)また、このプリンタ1によれば、図3に示すように、ドラムカートリッジ18は、転写ローラ21を備えている。
そのため、転写ローラ21は、感光ドラム20や用紙Sに接触されるので、感光ドラム20に残存する帯電不良のトナーや、用紙Sに付着している紙粉によって汚れる場合がある。
この点、このプリンタ1によれば、ドラムカートリッジ18をメンテナンスするときに、確実に、転写ローラ21もメンテナンスすることができる。
(6)また、このプリンタ1によれば、図3に示すように、転写ローラ21は、感光ドラム20の回転に従動するように構成されている。
そのため、転写ローラ21を感光ドラム20に従動させるために、転写ローラ21を感光ドラム20に対して比較的強く押し付ける必要がある。転写ローラ21の感光ドラム20に対する押圧力が強くなると、感光ドラム20や用紙Sとの摺擦により転写ローラ21が汚れやすくなる傾向にある。
この点、上記したように、転写ローラ21がドラムカートリッジ18に設けられているので、ドラムカートリッジ18をメンテナンスするときに、確実に、転写ローラ21もメンテナンスすることができる。
(7)また、このプリンタ1によれば、図1に示すように、転写ローラ21は、本体ケーシング2内において、その中心軸線A2と感光ドラム20の中心軸線A1とを通る仮想の線分L1が略水平方向に延びるように、配置されている。
そのため、感光ドラム20に付着している付着物が転写ローラ21の上に落下することを防止することができ、転写ローラ21の汚れを抑制できる。
(8)また、このプリンタ1によれば、現像ローラ34は、感光ドラム20の周面に付着する付着物を回収する。
そのため、付着物を回収するための構成を別途設けることなく、現像ローラ34を利用して付着物を回収することができる。
その結果、プリンタ1の構成の簡略化を図ることができる。
しかも、上記したように、現像ローラ34が感光ドラム20に対する押圧力が減少しないので、付着物を確実に回収することができる。
(9)また、このプリンタ1によれば、図3および図4に示すように、現像カートリッジ19は、ドラムカートリッジ18の現像カートリッジ装着部102に装着される。
そのため、感光ドラム20と現像カートリッジ19との相対配置をドラムカートリッジ18内で位置決めすることができる。
その結果、現像カートリッジ19を感光ドラム20に対して、より確実に押圧することができる。
7.変形例
上記したプリンタ1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であり、本発明は、上記した実施形態に限定されない。
本発明の画像形成装置は、上記したモノクロプリンタの他、カラープリンタとして構成することもできる。
画像形成装置をカラープリンタとして構成する場合には、複数の感光体と記録媒体搬送部材とを備えるダイレクト方式のタンデム型カラープリンタや、複数の感光体と、中間転写体と、転写部材とを備える中間転写方式のタンデム型カラープリンタとして構成することができる。
さらに、現像カートリッジ19は、現像ローラ34を有するフレームに対し、トナーが収容されるトナーカートリッジが着脱自在に装着されるように構成することもできる。
また、感光体としては、上記した感光ドラム20の他、例えば、感光ベルトなどを適用することもできる。
また、現像剤担持体としては、上記した現像ローラ34の他、例えば、現像スリーブ、現像ベルト、ブラシ状のローラなどを適用することもできる。
また、供給部材としては、上記した供給ローラ33の他、例えば、供給スリーブ、供給ベルト、ブラシ状のローラなどを適用することもできる。
また、上記したアジテータ29に代えて、例えば、オーガスクリューや搬送ベルトなどの搬送部材を適用することもできる。
また、転写部材としては、上記した転写ローラ21の他、例えば、転写ベルト、転写ブラシ、転写ブレード、フィルム型転写装置などの接触型の転写部材や、例えば、コロトロンタイプなどの非接触型の転写部材などを適用することもできる。
また、上記したスコロトロン型帯電器22に代えて、例えば、コロトロン型帯電器、鋸歯状の放電部材などの非接触型の帯電器や、帯電ローラなどの接触型の帯電器などを適用することもできる。
また、上記したスキャナユニット16に代えて、LEDユニットなどの露光部材を適用することもできる。
さらに、本発明の画像形成装置は、画像読取部などを装備して、複合機として構成することもできる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
15 プロセスカートリッジ
18 ドラムカートリッジ
19 現像カートリッジ
20 感光ドラム
21 転写ローラ
33 供給ローラ
34 現像ローラ
59 ガイド溝
66 押圧部材
101 ドラム支持部
102 現像カートリッジ装着部
A1 中心軸線
A2 中心軸線
L1 線分
S 用紙

Claims (9)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジと
    を備え、
    前記プロセスカートリッジは、
    感光体を回転可能に有する感光体カートリッジと、
    現像剤を担持するように構成される現像剤担持体を回転可能に有し、前記感光体カートリッジに対して着脱可能な現像カートリッジと
    を備え、
    前記感光体カートリッジは、
    前記現像剤担持体を前記感光体に向かって押圧するように前記現像カートリッジを押圧するための押圧部材と、
    前記現像剤担持体を前記感光体に向かって案内するための案内部と
    を備え、
    前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された状態において、前記現像剤担持体は、前記感光体の回転軸線よりも鉛直下側に配置されている
    ことを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記押圧部材は、前記感光体に向かう押圧方向と、前記押圧方向に対して反対方向の押圧解除方向とに直線移動するように構成されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像カートリッジは、前記現像剤担持体に現像剤を供給するように構成される供給部材を回転可能に有し、
    前記供給部材は、前記現像剤担持体に対して前記感光体の反対側から対向接触されている
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記供給部材は、前記現像剤担持体に印加される現像バイアスと同じ極性で、前記現像バイアスよりも大きな絶対値を有する供給バイアスが印加されるように構成されている
    ことを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記感光体カートリッジは、前記感光体に対して対向配置され、前記感光体との間を通過する被転写部材に、前記感光体に担持された現像剤像を転写するための転写部材を回転可能に備えている
    ことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記転写部材は、前記感光体の回転に従動するように構成されている
    ことを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記転写部材は、その回転軸線と前記感光体の回転軸線とを通る仮想の直線が略水平方向に延びるように、配置されている
    ことを特徴とする、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像剤担持体は、前記感光体の周面に付着する付着物を回収するように構成されている
    ことを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記感光体カートリッジは、
    前記感光体を支持するための感光体支持部と、
    前記現像カートリッジが装着可能な現像カートリッジ装着部と
    を一体的に備える
    ことを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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