JP5909677B2 - 自動製パン機 - Google Patents
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Description
本発明は、一般に家庭用に使用される自動製パン機に関する。
従来、この種の自動製パン機として種々の構造のものが知られている(例えば、特許文献1:特開2002−360440公報参照)。
従来の自動製パン機は、機器本体内に設けられた加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器を備えている。練り容器内には、練り羽根が着脱自在に取り付けられている。練り羽根は、練り容器内で回転することにより、練り容器内の調理材料を混練するものである。練り羽根の回転軸は、駆動プーリやベルトなどを含む伝達機構を介してモータの駆動軸と接続されている。モータは、制御部の制御により練り羽根の回転駆動力を発生させる。
また、加熱室内には、制御部の制御により練り容器を加熱するヒータと、加熱室内の温度を検知する温度センサが設けられている。また、機器本体には、複数の調理コースから特定の調理コースを選択可能な選択部が設けられている。制御部は、選択部にて選択された調理コースと温度検知部の検知温度とに基づいてヒータとモータを制御し、練り工程、発酵工程、及び焼成工程を含む製パン工程を行う。
しかしながら、従来の自動製パン機においては、食味や見た目などのパンの出来栄えを一層向上させるという観点において、未だ改善の余地があった。
従って、本発明の目的は、前記問題を解決することにあって、パンの出来栄えを一層向上させることができる自動製パン機を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、以下のように構成する。
本発明にかかる自動製パン機は、機器本体の内部に設けられた加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混錬する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させるモータと、
前記練り羽根により前記調理材料を混練する練り工程を実行するように前記モータを制御する制御部と、
を備える自動製パン機であって、
前記制御部は、練り工程と、発酵工程と、焼成工程、を実行するように制御し、
前記練り工程には、複数の練り期間が含まれており、
前記練り工程の最初の練り期間と、当該最初の練り期間と異なる練り期間とで、前記練り羽根の回転速度を異ならせるように構成されている。
本発明にかかる自動製パン機は、機器本体の内部に設けられた加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混錬する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させるモータと、
前記練り羽根により前記調理材料を混練する練り工程を実行するように前記モータを制御する制御部と、
を備える自動製パン機であって、
前記制御部は、練り工程と、発酵工程と、焼成工程、を実行するように制御し、
前記練り工程には、複数の練り期間が含まれており、
前記練り工程の最初の練り期間と、当該最初の練り期間と異なる練り期間とで、前記練り羽根の回転速度を異ならせるように構成されている。
本発明にかかる自動製パン機によれば、パンの出来栄えを一層向上させることができる。
本発明のこれらと他の目的と特徴は、添付された図面についての好ましい実施の形態に関連した次の記述から明らかになる。この図面においては、
図1は、本発明の実施形態にかかる自動製パン機の縦断面図であり、
図2は、練り工程におけるモータの回転数の変化の一例を示すグラフである。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者らは、従来の自動製パン機において所望の出来栄えのパンが得られない原因を鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
本発明者らは、従来の自動製パン機において所望の出来栄えのパンが得られない原因を鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
一般に、パンの出来栄えは、主として練り工程におけるパン生地の状態によって決まることが知られている。練り工程終了時のパン生地の状態が悪いと、その後の発酵工程や焼成工程においてパンの出来栄えを向上させることは困難である。すなわち、練り工程は、パンの出来栄えを左右する最も重要な工程である。
練り工程は、調理材料を混練することにより、パン生地を生成する工程である。人が自分の手で練り工程を行う場合には、以下のような動作が行われる。
まず、練り工程の初期においては、調理材料である小麦粉などの粉と水とが分離した状態にあるため、粉全体に均一に水分を含ませるように、ゆっくりと粉と水とを混ぜる動作が行われる。この動作により、調理材料がパン生地へと変化する。
パン生地は、急激に強く混練すると、まとまりがなくなる。このため、ゆっくりとパン生地を混練する動作が行われる。この動作により、パン生地内にグルテンが生成される。この動作の際、パン生地の温度が上がりすぎると、パン生地内に形成されたグルテンの膜が切れやすくなる。このため、この動作の際には、パン生地に手の熱や混練による熱が伝わらないようにすることが重要である。
ある程度グルテンが形成されてパン生地が伸び性を有するようになったら、さらにグルテンの形成を助長するように、強く、しっかりとパン生地を混練する動作が行われる。このグルテンの生成状態によってパン生地の状態が変化する。すなわち、パンの出来栄えを向上させるには、練り工程の初期はゆっくりとパン生地を練り、練り工程の後半はしっかりとパン生地を練ることが重要である。
人が自分の手で練り工程を行う場合には、視覚的又は触覚的にパン生地の状態を確認することができる。このため、人は、特に意識することなく、パン生地の状態に応じて練り方を変えながら練り工程を行っている。これにより、パン生地の状態を良好にして、所望の出来栄えのパンを得ることができる。
一方、従来の自動製パン機においては、練り羽根を回転させるモータとして誘導モータを用い、当該誘導モータを間欠回転させたり、駆動時間を変化させたりすることで、パン生地の練り方を変えるようにしている。ここで、誘導モータは、交流電源周波数により回転数が一義的に決定するモータである。このモータには、通常一定の駆動電圧が入力される。
本発明者らは、モータの回転数が一義的に決定されていることが、パンの出来栄えを低下させる原因となっていることを知見した。すなわち、従来の自動製パン機においては、練り工程の全期間においてモータの回転数が一義的に決まるため、人の手でパン生地を混練するときのような練り方の調整が困難である。例えば、練り工程の初期においては、モータの回転数が早すぎるために練り羽根の回転速度が速くなり、粉が飛び散ったり、粉と水との攪拌ムラによって水分を吸わずに粉のまま残った状態となる、いわゆる「粉残り」という現象が発生することが起こり得る。また、例えば、練り工程の中盤から後半においては、モータの回転数が遅すぎるために練り羽根の回転速度が遅くなり、混練に時間がかかり、パン生地の温度が上昇することによって「練り不足」となることが起こり得る。なお、「練り不足」という現象は、特に自動製パン機の周囲温度が高い場合に顕著に発生する。
また、本発明者らは、モータの駆動電圧が一定であることが、パンの出来栄えを低下させる原因となっていることを知見した。例えば、練り羽根にかかる負荷が大きい場合、モータの回転数が所望の回転数よりも低下し、練り羽根の回転速度が低下する。このため、意図する練り方でパン生地を混練することができない。
本発明者らは、前記新規な知見に基づき鋭意検討した結果、練り工程を複数の練り期間に分割し、最初の練り期間と、当該最初の練り期間と異なる期間とで、練り羽根の回転速度を異ならせることで、パンの出来栄えを一層向上させることができることを見出した。これらの点を踏まえて、本発明者らは以下の発明に至った。
本発明の第1態様によれば、機器本体の内部に設けられた加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混錬する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させるモータと、
前記練り羽根により前記調理材料を混練する練り工程を実行するように前記モータを制御する制御部と、
を備える自動製パン機であって、
前記制御部は、練り工程と、発酵工程と、焼成工程、を実行するように制御し、
前記練り工程には、複数の練り期間が含まれており、
前記練り工程の最初の練り期間と、当該最初の練り期間と異なる練り期間とで、前記練り羽根の回転速度を異ならせることを特徴とする自動製パン機を提供する。
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混錬する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させるモータと、
前記練り羽根により前記調理材料を混練する練り工程を実行するように前記モータを制御する制御部と、
を備える自動製パン機であって、
前記制御部は、練り工程と、発酵工程と、焼成工程、を実行するように制御し、
前記練り工程には、複数の練り期間が含まれており、
前記練り工程の最初の練り期間と、当該最初の練り期間と異なる練り期間とで、前記練り羽根の回転速度を異ならせることを特徴とする自動製パン機を提供する。
本発明の第2態様によれば、機器本体の内部に設けられた加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混錬する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させるモータと、
前記練り羽根により前記調理材料を混練する練り工程を実行するように前記モータを制御する制御部と、
を備える自動製パン機であって、
前記制御部は、練り工程と、発酵工程と、焼成工程、を実行するように制御し、
前記練り工程には複数の練り期間が含まれており、複数の練り期間において前記練り羽根の回転速度を異ならせ、且つ、夫々の練り期間内における前記練り羽根の回転速度を一定としたことを特徴とする自動製パン機を提供する。
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混錬する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させるモータと、
前記練り羽根により前記調理材料を混練する練り工程を実行するように前記モータを制御する制御部と、
を備える自動製パン機であって、
前記制御部は、練り工程と、発酵工程と、焼成工程、を実行するように制御し、
前記練り工程には複数の練り期間が含まれており、複数の練り期間において前記練り羽根の回転速度を異ならせ、且つ、夫々の練り期間内における前記練り羽根の回転速度を一定としたことを特徴とする自動製パン機を提供する。
本発明の第3態様によれば、機器本体の内部に設けられた加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混錬する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させるモータと、
前記練り羽根により前記調理材料を混練する練り工程を実行するように前記モータを制御する制御部と、
を備える自動製パン機であって、
前記制御部は、前記練り工程の開始から予め設定した時間、前記モータを第1の回転数で回転させると共に、前記練り羽根にかかる負荷の変化に関わらず前記第1の回転数が維持されるように前記モータの駆動電圧を制御し、前記予め設定した時間経過後、前記モータを前記第1の回転数よりも大きい第2の回転数で回転させると共に、前記練り羽根にかかる負荷の変化に関わらず前記第2の回転数が維持されるように前記モータの駆動電圧を制御する、自動製パン機を提供する。
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混錬する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させるモータと、
前記練り羽根により前記調理材料を混練する練り工程を実行するように前記モータを制御する制御部と、
を備える自動製パン機であって、
前記制御部は、前記練り工程の開始から予め設定した時間、前記モータを第1の回転数で回転させると共に、前記練り羽根にかかる負荷の変化に関わらず前記第1の回転数が維持されるように前記モータの駆動電圧を制御し、前記予め設定した時間経過後、前記モータを前記第1の回転数よりも大きい第2の回転数で回転させると共に、前記練り羽根にかかる負荷の変化に関わらず前記第2の回転数が維持されるように前記モータの駆動電圧を制御する、自動製パン機を提供する。
本発明の第4態様によれば、機器本体の内部に設けられた加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混錬する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させるモータと、
前記練り羽根により前記調理材料を混練する練り工程を実行するように前記モータを制御する制御部と、
を備える自動製パン機であって、
商用電源の周波数を任意の周波数に変換すると共に、前記商用電源の電圧を任意の駆動電圧に変換し、当該変換後の周波数及び駆動電圧を前記モータへ出力する変換部を更に備え、
前記制御部は、前記練り工程において、前記商用電源の周波数を、前記調理材料の混練状態に応じた周波数に変換すると共に、前記練り羽根にかかる負荷の変化に関わらず前記変換後の周波数に応じた回転数で前記モータが回転するように前記変換後の駆動電圧が変化するよう、前記変換部を制御する、自動製パン機を提供する。
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混錬する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させるモータと、
前記練り羽根により前記調理材料を混練する練り工程を実行するように前記モータを制御する制御部と、
を備える自動製パン機であって、
商用電源の周波数を任意の周波数に変換すると共に、前記商用電源の電圧を任意の駆動電圧に変換し、当該変換後の周波数及び駆動電圧を前記モータへ出力する変換部を更に備え、
前記制御部は、前記練り工程において、前記商用電源の周波数を、前記調理材料の混練状態に応じた周波数に変換すると共に、前記練り羽根にかかる負荷の変化に関わらず前記変換後の周波数に応じた回転数で前記モータが回転するように前記変換後の駆動電圧が変化するよう、前記変換部を制御する、自動製パン機を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記制御部は、前記練り工程の初期における前記変換後の周波数が、前記練り工程の初期以外の期間における前記変換後の周波数よりも小さくなるように、前記変換部を制御する、第4態様に記載の自動製パン機を提供する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
《実施形態》
本発明の実施形態にかかる自動製パン機の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる自動製パン機の縦断面図である。
本発明の実施形態にかかる自動製パン機の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる自動製パン機の縦断面図である。
図1において、本実施形態にかかる製パン機は、内部に加熱室1aが設けられた有底筒状の樹脂製の機器本体1を備えている。機器本体1の下部には、シャーシ2が取り付けられている。シャーシ2には、駆動部の一例であるモータ3と、容器支持台4とが取り付けられている。
モータ3は、プーリやベルトなどを含む伝達機構5を介して、容器支持台4に回転可能に支持されたコネクタ下6に回転力を与える。コネクタ下6は、練り容器7の下部に回転可能に支持されたコネクタ上8と係合可能に構成されている。練り容器7は、加熱室1a内に収納され、パン、ケーキ、餅などの調理材料を収容する着脱可能な容器である。この練り容器7は、水が漏れないように構成されている。また、練り容器7は、コネクタ下6とコネクタ上8とが係合することで容器支持台4上に取り付けられる一方、コネクタ下6とコネクタ上8との係合が外されることで加熱室1aから取り外し可能である。
コネクタ上8は、練り容器7の底壁から上方に向けて突出するように取り付けられている。コネクタ上8の先端部には、練り容器7内に収容された調理材料を混錬するための練り羽根9が着脱可能に取り付けられている。練り羽根9は、モータ3の回転力が伝達機構5に伝達され、コネクタ下6及びコネクタ上8が回転することで回転駆動する。
加熱室1aには、練り容器7を加熱する加熱部の一例であるヒータ10と、加熱室1a内の温度を検知する温度検知部の一例である温度センサ11とが設けられている。ヒータ10は、容器支持台4上に取り付けられた練り容器7の下部を、隙間を空けて包囲するように配置されている。ヒータ10としては、例えば、シーズヒータを用いることができる。温度センサ11は、加熱室1a内の平均的な温度を検知することができるように、ヒータ10から少し離れた位置に配置されている。
機器本体1の上部には、本体1の上部開口部を開閉可能な蓋13が回動可能に取り付けられている。蓋13は、蓋本体14と、外蓋15とを備えている。蓋本体14には、イーストを収納するイースト容器16が取り付けられている。イースト容器16は、練り容器7の上方に配置されている。
イースト容器16の底壁は、イースト容器16に収容されたイーストを練り容器7内に投入することができるように、蓋本体14の底壁14aに対して回動可能に取り付けられた開閉弁17で構成されている。開閉弁17は、ソレノイド18に接続され、当該ソレノイド18が駆動することにより開放される。外蓋15は、イースト容器16の上面開口部を開閉自在に取り付けられている。
機器本体1の上部には、複数の調理コースから特定の調理コースを選択可能な選択部19と、選択部19で選択された情報などの各種情報を表示する表示部20と、室温を検知する室温センサ21とが設けられている。選択部19は、各種動作の開始又は停止、タイマー設定なども行うことができるように構成されている。調理コースには、例えば、食パンコース、ピザ生地コース、うどんコース、パスタコースなどが含まれる。
また、機器本体1には、先端に差込プラグ22を備えた電源コード23と、各部の駆動を制御する制御部24とが設けられている。差込プラグ22をプラグ差込口(図示せず)に差し込むことにより、電源コード23を通じて機器本体1に商用電源が供給される。制御部24には、複数の調理コースに対応する調理シーケンスが記憶されている。調理シーケンスとは、練り、ねかし、発酵、焼成などの各調理工程を順に行うにあたって、各調理工程においてヒータ10の通電時間、温調温度、練り羽根9の回転速度、ソレノイド18の駆動タイミングなどが予め決められている調理の手順のプログラムをいう。制御部24は、選択部19にて選択された特定の調理コースに対応する調理シーケンスと温度センサ11の検知温度とに基づいて、モータ3、ヒータ10、開閉弁17を開放するソレノイド18の駆動を制御する。
また、本実施形態にかかる自動製パン機は、商用電源の周波数を任意の周波数に変換すると共に、商用電源の電圧を任意の駆動電圧に変換し、当該変換後の周波数及び駆動電圧をモータ3へ出力する変換部25を備えている。
変換部25は、例えば、入力された商用電源を一旦直流に変換するコンバータ回路と、その後、所望の周波数信号に変換するインバータ回路とを有する。
制御部24は、練り工程において、商用電源の周波数を、調理材料の混練状態に応じた周波数に変換するように変換部25を制御する。また、制御部24は、練り工程において、練り羽根9にかかる負荷の変化に関わらず前記変換後の周波数に応じた回転数でモータ3が回転するように前記変換後の駆動電圧が変化するよう、変換部25を制御する。
変換部25は、制御部24の制御により、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)方式により出力する信号を変化させる。より具体的には、変換部25は、例えば、インバータ回路が備えるIGBT(Insulated GateBipolar Transistor)のオンオフを制御されることによりパルス列を作り、そのオン時間の幅(オンディーティの時間)が変えられることにより、出力する信号の電圧、周波数を変化させる。
また、モータ3には、ホールセンサなどの回転検出素子(図示せず)が設けられている。制御部24は、当該回転検出素子の出力に基づいて、現在のモータ3の回転数を判定する。なお、ここで、「モータ3の回転数」とは、モータ3の単位時間(例えば、1分)当たりの回転数(すなわち、モータ3の回転速度)を意味する。
次に、前記のように構成された本実施形態にかかる自動製パン機を用いて食パンを製造するときの手順及び動作の一例について説明する。なお、本自動製パン機の各種動作は制御部24の制御の下に行われる。
まず、使用者は、練り羽根9をコネクタ上8に取り付けると共に、小麦粉、砂糖、塩、スキムミルク、水など、イーストを除く全てのパン材料を練り容器7内に入れる。その後、当該練り容器7を容器支持台4上にセットし、蓋13を閉じる。
次いで、使用者は、外蓋15を開いて、イーストをイースト容器16に入れた後、外蓋15を閉じる。
次いで、使用者は、選択部19にて複数の調理コースから食パンコースを選択した後、選択部19に設けられたスタートボタンを押圧するなどして、調理の開始を指示する。これより、食パンの調理工程が開始される。
本実施形態において、食パンの調理工程は、練り工程、発酵工程、及び焼成工程の3つの工程で構成されている。食パンの調理工程が開始されると、まず、練り工程が開始される。
練り工程は、練り羽根9を回転させて練り容器7内のパン材料を混練することにより、パン生地を生成する工程である。この練り工程の途中で、ソレノイド18が動作されて開閉弁17が開放され、イースト容器16に投入したイーストが練り容器7内に投入される。イーストの投入は、食パンコースに対応する調理シーケンスで定められたタイミングで行われる。練り工程が終了すると、発酵工程が開始される。
発酵工程は、イーストを含む生地を発酵させ、生地を膨らませる工程である。この発酵工程の途中で、生地の膨らみ状態を適正な状態にするガス抜きが行われる。発酵工程が終了すると、焼成工程が開始される。
焼成工程は、パンを焼き上げる工程である。この焼成工程では、ヒータ10が通電され、加熱室1aの温度が約130〜180℃まで上昇する。これにより、パンが焼き上げられる。
次に、練り工程における本自動製パン機の動作、その作用・効果について、より詳細に説明する。
練り工程の初期は、調理材料である小麦粉などの粉と水が分離した状態にある。この状態で、練り羽根9を高速回転させると、粉や水が練り容器7の外側に飛び散ったり、いわゆる「粉残り」が発生したりする。また、調理材料がパン生地へと変化する際に、練り羽根9を急激に強く回転させると、パン生地にまとまりがなくなる。
そこで、本自動製パン機の制御部24は、練り工程の開始から予め設定した時間(例えば、2分間)、モータ3を第1の回転数(例えば、90rpm)で低速回転させるよう制御する。より具体的には、制御部24は、練り工程の初期においてモータ3へ出力する周波数が、練り工程の初期以外の期間においてモータ3へ出力する周波数よりも小さくなるように、変換部25を制御する。
これにより、練り羽根9が粉全体に均一に水分を含ませるようにゆっくりと回転して、粉と水とが混ぜられ、調理材料が少しずつパン生地へと変化する。従って、粉や水の飛び散りや「粉残り」の発生を抑えることができる。
また、練り工程の初期は、粉と水が分離した状態にあるので、練り羽根9にかかる負荷が非常に小さい。しかしながら、練り工程が進むにつれて、パン生地がまとまり、練り羽根9にかかる負荷が増加していく。この負荷が増加するにしたがって、モータ3の回転数が所望の回転数(例えば、90rpm)よりも低減される。この場合、モータ3の回転不足により、所望のパン生地を得ることができない。
そこで、本自動製パン機の制御部24は、図2に示すように、練り工程の開始から予め設定した時間(例えば、2分間)、練り羽根9にかかる負荷の変化に関わらず第1の回転数(例えば、90rpm)が維持されるようにモータ3の駆動電圧を制御する。より具体的には、制御部24は、モータ3に設けた回転検出素子(図示せず)の出力に基づいて現在のモータ3の回転数を判定し、当該回転数が第1の回転数で維持されるようにモータ3の駆動電圧が変化するよう、変換部25を制御する。
これにより、常に所望のパン生地を得ることができる。
また、パンの出来栄えを向上させるには、パン生地内のグルテンの生成度を高めることが重要である。また、パン生地内のグルテンの生成度を高めるためには、強く、しっかりとパン生地を混練することが効果的である。このような混練の際、パン生地の温度が上がりすぎると、パン生地内に形成されたグルテンの膜が切れやすくなる。このため、パン生地に熱が伝わらないように短時間で混練することが望ましい。
そこで、本自動製パン機の制御部24は、図2に示すように、練り工程の開始から予め設定した時間経過後、モータ3を第1の回転数よりも大きい第2の回転数(例えば、220rpm)で高速回転させるよう制御する。より具体的には、制御部24は、練り工程の初期以外の期間(例えば、予め設定した時間経過後13分間)においてモータ3へ出力する周波数が、練り工程の初期においてモータ3へ出力する周波数よりも大きくなるように、変換部25を制御する。
これにより、練り羽根9が短時間で、強く、しっかりとパン生地を混練することができる。その結果、パン生地内のグルテンの形成が助長され、パン生地内のグルテンの生成度を高めることができる。また、特に周囲の温度が高い場合に発生する練り不足を解消することができる。さらに、パン生地の温度が上がりすぎる前に、パン生地を練り上げることができる。
また、練り工程の中盤から後半においては、パン生地がまとまり、練り羽根9にかかる負荷が一層増加していく。この負荷が増加するにしたがって、モータ3の回転数が所望の回転数(例えば、220rpm)よりも低減される。この場合、モータ3の回転不足により練り羽根9の回転速度が遅くなり、パン生地の状態をより最適な状態にすることができない。
そこで、本自動製パン機の制御部24は、前記予め設定した時間経過後、練り羽根9にかかる負荷の変化に関わらず第2の回転数が維持されるようにモータ3の駆動電圧を制御する。より具体的には、制御部24は、モータ3に設けた回転検出素子(図示せず)の出力に基づいて現在のモータ3の回転数を判定し、当該回転数が第2の回転数で維持されるようにモータ3の駆動電圧が変化するよう、変換部25を制御する。
これにより、パン生地の状態をより最適な状態にすることができる。
なお、前記では、練り工程において、モータ3へ出力する周波数や、モータ3の駆動電圧を変化させることにより、練り羽根9による練り方を変えるようにしたが、本発明はこれに限定されない。要するに、練り工程を複数の練り期間に分割し、練り工程の最初の練り期間と、最初の練り期間と異なる練り期間とで、練り羽根9の回転速度を異ならせればよい。これにより、常に所望のパン生地を得ることが可能となる。また、複数の練り期間において練り羽根9の回転速度を異ならせ、且つ、夫々の練り期間内における練り羽根9の回転速度を一定とすればよい。これにより、パン生地の状態をより最適な状態にすることができる。
なお、前記では、予め設定した時間を、例えば2分間としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、予め設定した時間は、1〜6分間であってもよい。
また、前記では、練りの工程において、モータ3の回転数を2段階で切り換えるようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、例えば、練り工程を3つ以上の練り期間に分割し、夫々の練り期間におけるモータ3の回転数が異なるようにしても良い。例えば、モータ3の回転数を、練り工程の開始から1分30秒間は90rpmとし、その後30秒間は120rpmとし、その後3分間は180rpmとし、その後12分間は220rpmとしてもよい。
なお、従来の自動製パン機においては、使用者が調理材料の分量を多くしすぎたとき、加熱室1aの容量以上にパンが膨らみ、加熱室1aの天面にパンが当接することが起こり得る。この状態でパンが焼成されると、加熱室1aの天面にパンがこびりつき、お手入れが大変となる。また、練り容器7からパン生地があふれて発酵し、ヒータ10から直接熱を受けてパンが焼かれることも起こり得る。この場合、パンが大きく焦げたり、大量の煙が発生するおそれがある。
一方、パン生地の量が多い場合は、練り工程において練り羽根9にかかる負荷が大きくなる。このため、制御部24が第1又は第2の回転数を維持するようにモータ3の駆動電圧を制御すると、当該モータ3の駆動電圧は高くなる。
このことを利用し、制御部24は、モータ3の駆動電圧が予め設定した第1の閾値以上になったとき、パン生地の量が多いと判断し、モータ3の駆動を停止するように制御することが好ましい。これにより、練り羽根9による練り動作を停止させて、グルテンの生成を抑制することができる。その結果、パンの膨らみを少なくし、加熱室1aの容量以上にパンが膨らむのを防止することができる。
なお、制御部24が、前記のように制御することで、伝達機構5に何らかの異常が生じたり、パン生地に異物が混入したりするなどして、練り羽根9にかかる負荷が増加したときにおいても、練り羽根9による練り動作を停止させて、機体の損傷を防止することができる。
また、パンの膨らみを良くするには、よりグルテンの生成量が多い状態で練り工程を終了させることが効果的である。グルテンの生成がある限界を超えた状態でさらに練り工程を継続すると、グルテンの架橋ネットワークが逆に分断されてしまい、パンが膨らまなくなる。
一方、練り工程においては、グルテンの生成量が多くなるにしたがって、練り羽根9にかかる負荷も大きくなる。このため、制御部24が第1又は第2の回転数を維持するようにモータ3の駆動電圧を制御すると、当該モータ3の駆動電圧は高くなる。
このことを利用し、制御部24は、モータ3の駆動電圧が予め設定した第2の閾値以上になったとき、グルテンの生成量が所望の量以上になったと判断し、練り工程を終了するように制御することが好ましい。これにより、グルテンの生成量がより多い状態で練り工程を終了することができる。その結果、パンの膨らみをよくし、パンの出来栄えを一層向上させることができる。
なお、第1の閾値は、パンの過剰な膨らみ防止などの目的のため、グルテンの生成量が少ない状態で早期にモータ3の駆動を停止させるために設定されるものである。一方、第2の閾値は、グルテンの生成量が多い状態で練り工程を終了させるために設定されるものである。このため、第1の閾値は、第2の閾値よりも低くすることが好ましい。
なお、前記では、変換部25とモータ3と制御部24とで、所謂インバータ方式によるモータ3の駆動制御を行っているが、本発明はこれに限定されない。モータ3の回転数を制御できるものであれば、他の方式を用いても良い。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
2012年9月6日に出願された日本国特許出願No.2012−195865号の明細書、図面、および特許請求の範囲の開示内容は、全体として参照されて本明細書の中に取り入れられるものである。
本発明にかかる自動製パン機は、特に一般に家庭用に使用される製パン機として有用である。
1 本体
1a 加熱室
3 モータ
5 伝達機構
7 練り容器
9 練り羽根
10 ヒータ
11 温度センサ
13 蓋
19 選択部
24 制御部
25 変換部
1a 加熱室
3 モータ
5 伝達機構
7 練り容器
9 練り羽根
10 ヒータ
11 温度センサ
13 蓋
19 選択部
24 制御部
25 変換部
Claims (3)
- 機器本体の内部に設けられた加熱室内に収納され、調理材料を収容する練り容器と、
前記練り容器内で回転することにより、当該練り容器内の前記調理材料を混錬する練り羽根と、
前記練り羽根の回転駆動力を発生させるモータと、
前記練り羽根により前記調理材料を混練する練り工程を実行するように前記モータを制御する制御部と、
を備える自動製パン機であって、
前記制御部は、前記練り工程の開始から予め設定した時間、前記モータを第1の回転数で回転させると共に、前記練り羽根にかかる負荷の変化に応じて前記モータの駆動電圧を変化させることで前記第1の回転数が維持されるように制御し、前記予め設定した時間経過後、前記モータを前記第1の回転数よりも大きい第2の回転数で回転させると共に、前記練り羽根にかかる負荷の変化に応じて前記モータの駆動電圧を変化させることで前記第2の回転数が前記予め設定した時間より長い期間の間、維持されるように制御する、自動製パン機。 - 前記制御部は、前記第1または第2の回転数が維持されるように前記モータの駆動電圧を制御している時に、前記モータの駆動電圧が予め設定した第1の閾値以上になったとき、前記モータの駆動を停止するよう制御する、請求項1に記載の自動製パン機。
- 商用電源の周波数を任意の周波数に変換すると共に、前記商用電源の電圧を任意の駆動電圧に変換し、当該変換後の周波数及び駆動電圧を前記モータへ出力する変換部を更に備え、
前記制御部は、前記練り工程の初期における前記変換後の周波数が、前記練り工程の初期以外の期間における前記変換後の周波数よりも小さくなるように、前記変換部を制御する、請求項1又は2に記載の自動製パン機。
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