JP5901325B2 - 有機el表示装置の製造方法 - Google Patents
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Description
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ少なくとも発光層を含む有機化合物層と、を有する有機EL素子を複数備える有機EL表示装置の製造方法であって、
前記有機EL表示装置が、少なくとも第1の発光層を含む第1の有機化合物層を有する第1の有機EL素子と、第2の発光層を含む第2の有機化合物層を有する第2の有機EL素子と、を有し、
前記第1電極が設けられた基板上に、水に不溶である低分子有機化合物を用いて前記第1の有機化合物層を形成する工程と、
前記第1の有機化合物層上であって、前記第1の有機化合物層が形成された領域の一部にマスク層を設ける工程と、
前記マスク層が設けられていない領域に形成された第1の有機化合物層を除去する工程と、
前記基板上に、水に不溶である低分子有機化合物を用いて第2の有機化合物層を形成する工程と、
水を用いて前記マスク層を除去する工程と、
前記マスク層を除去した後、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層を形成する工程と、を有し、
前記マスク層を設ける工程が、前記第1の有機化合物層上に水溶性材料を含む第1マスク層を設ける工程と、前記第1マスク層上にSiN又はSiO 2 からなる第2マスク層を形成する工程と、前記第2マスク層上にレジスト層を設ける工程と、前記レジスト層を露光、現像して前記レジスト層を加工する工程と、前記レジスト層を加工する工程において前記レジスト層が残存していない領域に設けられる前記第2マスク層及び第1マスク層を除去する工程と、を有することを特徴とする。
(A)第1電極が設けられた基板上に、水に不溶である有機化合物層を形成する工程
(B)前記有機化合物層上であって、前記有機化合物層が形成された領域の一部に、水溶性材料を含むマスク層を設ける工程
(C)前記マスク層が設けられていない領域に形成されている有機化合物層を除去する工程
(D)前記マスク層を除去する工程
(E)前記マスク層を除去した後、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層を形成する工程
(i)第1電極11a(11b、11c)と第2電極16との間で電流を通電する
(ii)プロセス(i)により各電極から注入された正孔と電子とが発光層13a(13b、13c)において再結合する
(iii)正孔と電子との再結合により生成した励起子が基底状態に戻る
(A)前記第1電極が形成された基板上に、水に不溶である有機化合物層を形成する工程
(B)前記有機化合物層上であって、前記有機化合物層が形成された領域の一部に、水溶性材料を含むマスク層を設ける工程
(C)前記マスク層が設けられていない領域に形成されている有機化合物層を除去する工程
(D)前記マスク層を除去する工程
(E)前記マスク層を除去した後、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層を形成する工程
まず基板10上に、第1電極(反射電極)11a(11b、11c)をパターニング形成する。パターニングの方法としては、公知の方法を採用することができる。尚、第1電極11a(11b、11c)が基板10上に予め設けられている電極付基板を用意することができる場合は、この工程を省略することができる。
次に、第1電極11a(11b、11c)が設けられた基板10上に、有機化合物層を形成する。本発明において、有機化合物層の形成方法は特に限定されないが、好ましくは、真空雰囲気中で成膜する方法である。また有機化合物層の形成方法として、具体的には、第1電極11a(11b、11c)が設けられた基板10上に、正孔輸送層12、青色発光層13a、電子輸送層14を順次表示領域全体に成膜する(図2(a))。ここで正孔輸送層12、青色発光層13a及び電子輸送層14の構成材料は、上述したように極性が弱く、水に不溶の材料である。この材料選択により、後のプロセスで使用される水によって有機化合物層が溶解されることはない。
次に、パターニング用のマスク層20を設ける。このマスク層20は有機化合物層のパターニングの際にマスクとして利用するもので、有機化合物層のパターニングの方法によってその層構成が異なる。ここでマスク層のパターニングの方法としては、フォトリソグラフィー法、インクジェット法、レーザパターニング法等が挙げられる。ただし本発明において、マスク層のパターニングの方法はこれらに限定されるものではない。以下、フォトリソグラフィー法を採用する場合について説明する。尚、インクジェット法、レーザパターニング法を採用する方法については、実施例において詳細に説明する。
ここで第1マスク層21は、水溶性材料からなる層である。第1マスク層21を構成する水溶性材料は、水溶性であるとともに、成膜、除去が容易な材料であれば特に限定されるものではない。例えば、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリエチレングリコール(PEG)等の水溶性高分子材料、フッ化リチウム等の無機水溶性材料等が好適に用いられる。
上述した第1マスク層21と第2マスク層22とを順次成膜した後、第2マスク層22上にレジスト層23を所定のパターンに形成する(図2(b))。ここでレジスト層23を設ける前に、有機化合物層(正孔輸送層12、青色発光層13a、電子輸送層14)上に第2マスク層22を成膜することにより、この有機化合物層がレジスト液によって溶解・変形するのを防ぐことができる。フォトリソグラフィー法を利用してマスク層20を所定のパターン形状にて形成する工程は、例えば、以下に示すプロセスからなる。
(3−2−1)レジスト層23の露光工程(図2(c))
(3−2−2)レジスト層23の選択的除去工程
次に、パターン状に形成されたレジスト層をマスクとして、第1マスク層21と第2マスク層22とからなる積層体を加工することにより、前記有機化合物層が形成された領域の一部に、マスク層20が形成される。マスク層の加工は、例えば、以下に示す手順で行う。
(3−3−1)第2マスク層22の加工(選択的除去)工程(図2(d))
(3−3−2)第1マスク層21の加工(選択的除去)工程
次に、マスク層20が設けられていない領域に形成されている有機化合物層(青色有機化合物層2a)を選択的に除去する工程(有機化合物層の加工工程)を行う。
次に、緑色画素部分として指定した領域に、有機化合物層(緑色有機化合物層2b)を形成する。まず、正孔輸送層と、発光層(13b)と、電子輸送層と、からなる有機化合物層(緑色有機化合物層2b)を発光領域全体に成膜する。そして、上記(3−2)乃至(3−3)及び工程(4)と同様の工程を経て、所定の領域、即ち、緑色画素部分として指定した領域に選択的に緑色有機化合物層2bを形成することができる。尚、この工程において、有機化合物層(緑色有機化合物層2b)の加工を行う際には、少なくとも赤色画素部分として指定した領域にある有機化合物層を除去する必要がある。
次に、赤色画素部分として指定した領域に、有機化合物層(赤色有機化合物層2c)を形成する。正孔輸送層と、発光層(13c)と、電子輸送層と、からなる有機化合物層(赤色有機化合物層2c)を発光領域全体に成膜する。そして上記工程(3−2)乃至(3−3)及び工程(4)と同様の工程を経て、所定の領域、即ち、赤色画素部分として指定した領域のみに赤色有機化合物層2cを形成することができる。
次に、マスク層20を除去する工程を行う。ここで第2マスク層22を除去する場合は、例えば、ドライエッチングを利用して除去する。第2マスク層22が窒化ケイ素からなる薄膜であればCF4によるドライエッチングを利用することができる(図2(g))。また水溶性材料からなる第1マスク層21を除去する場合は、水に浸漬することで除去できる(図2(h))。ここで発光層、電子輸送層等の有機化合物層は水に不溶である。また有機化合物層の構成材料は水に漬けるだけでは分子構造が変質することはない。このため、第1マスク層21を水に浸漬して除去した後は、次の工程で有機化合物層を乾燥させて有機化合物層の表面あるいは側面に付着した水分を除去すれば有機化合物層が有するEL特性は損なわれることはない。
次に、有機化合物層を乾燥させて、有機化合物層の表面あるいは側面に付着した水分を極力除去しておく。本工程の次の工程になる共通層の形成工程は真空中でのプロセスとなる。ここで、本工程と次の工程(共通層の形成工程)との間で水分の再付着を避けるために、本工程では真空条件下で有機化合物層を有する基板を加熱して有機化合物層の表面あるいは側面に付着した水分を除去する。そして、真空状態を維持しながら、共通層を成膜する成膜室まで基板を搬送する。
次に、有機化合物層上に、共通層15を形成する(図2(i))。ここで言う共通層とは、フォトリソグラフィー法等のようにマスク層20を用いたパターニングを行わない層を意味しており、複数の有機EL素子に跨って連続して形成される層のことである。共通層15の具体例としては、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層(電子注入層)等が挙げられる。ここでアルカリ金属を含む層とは、アルカリ金属が、金属単体、合金を構成する一成分、酸化物やハロゲン化物等の化合物又はイオンの形で、対象となる層(共通層15)の中に含まれていることをいう。またアルカリ土類金属を含む層とは、アルカリ土類金属が、金属単体、合金を構成する一成分、酸化物やハロゲン化物等の化合物又はイオンの形で、対象となる層(共通層15)の中に含まれていることをいう。以下、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層として、アルカリ金属化合物を含む共通層15の具体的な形成方法について説明する。
アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層を形成した後、第2電極を形成する。第2電極が陰極であり、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層が陰極として機能する場合は、改めて第2電極を形成する必要はないので、本工程を省略することができる。図1の有機EL表示装置1では、有機化合物層(12、13、14)上に共通層15(電子注入層)と、透明導電材料からなる第2電極16(透明電極、陰極)とがこの順に設けられている。図1の有機EL表示装置1においては、共通層15にアルカリ金属化合物が含まれている。尚、図1の有機EL表示装置1においては、共通入層15及び第2電極16が基板上に設けられた全画素において共通する層となっているが、本発明においてはこれに限定されるものではない。例えば、電子注入層及び第2電極16を複数の画素グループに分けて個別に形成してもよい。
[実施例1]
図3の有機EL表示装置3を、以下に説明する製造プロセスに従って作製した。尚、図3の有機EL表示装置3は、図1の有機EL表示装置1において、正孔輸送層(12a、12b、12c)と発光層(13a、13b、13c)との間に電子ブロック層(17a、17b、17c)が介在層として設けられている。また発光層(13a、13b、13c)と電子輸送層(14a、14b、14c)との間に正孔ブロック層(18a、18b、18c)が介在層として設けられている。即ち、各有機化合物層(2a、2b、2c)は、それぞれ正孔輸送層、電子ブロック層、発光層、正孔ブロック層、電子輸送層がこの順に積層されてなる積層体である。一方、製造プロセスの基本的な流れについては図2にて示されるものと同じである。ここで、本実施例で使用した材料の一部を下記に示す。
スパッタリング法により、ガラス基板(基板10)上に、反射性電極11として、アルミニウム合金(AlNd)を成膜しアルミニウム合金膜を形成した。このときアルミニウム合金膜の膜厚を100nmとした。次に、スパッタリング法により、ITO(インジウム錫酸化物)を成膜しITO膜を成膜した。このときITO膜の膜厚を10nmとした。尚、上記アルミニウム合金膜とITO膜とからなる積層体は、第1電極(11a、11b、11c)として機能する。
次に、真空蒸着法を用いて、第1電極(11a、11b、11c)上に、式[1]に示される正孔輸送材料を成膜し、正孔輸送層12を形成した。このとき正孔輸送層12の膜厚を110nmとした。次に、式[2]に示される正孔輸送(電子ブロック)材料を成膜し電子ブロック層17を形成した。このとき電子ブロック層17の膜厚を10nmとした。次に、式[3]に示されるホストと、式[4]に示されるゲストとを、質量比が95:5となるように共蒸着して発光層13を形成した。このとき発光層13の膜厚を25nmとした。次に、発光層13上に、式[5]に示される電子輸送(正孔ブロック)材料を成膜し、正孔ブロック層18を形成した。このとき正孔ブロック層18の膜厚を10nmとした。次に、正孔ブロック層18上に、式[6]で示されるフェナントロリン化合物を成膜し電子輸送層14を形成した。このとき電子輸送層14の膜厚を10nmとした。
次に、大気中にてスピンコート法により、電子輸送層14上に、ポリビニルピロリドン(PVP)5重量%水溶液を塗布した後、110℃のホットプレート上で水分を蒸発させることでPVP膜を成膜した。ここでPVP膜の膜厚は500nmであった。尚、PVP膜は、第1マスク層(21)として機能する。次に、真空チャンバー内における化学気相成長法により、第1マスク層(21)上に窒化ケイ素を成膜しSiN膜を成膜した。このときSiN膜の膜厚を1μmとした。尚、上記化学気相成長法を行う際の反応ガスとしては、SiH4、水素、窒素の混合ガスを用いた。また上記SiN膜は、第2マスク層(22)として機能する。
次に、フォトレジスト(ポジ型)をスピンコートしてレジスト層23を成膜した。
次に、成膜したレジスト層23をプリベークした後、画素パターンに応じたフォトマスクを用いて露光、現像、ポストベークを行った。この時、第1電極の長手方向に並ぶ複数の青色有機EL素子の第1電極をまたぐように、第1電極が設けられた領域を含みつつ1200μm×4μmサイズで残るように、レジスト層をパターニングした。この時のサブピクセルサイズは12μm×4μmである。
次に、残った窒化ケイ素膜(第二マスク層22)をマスクとして、酸素ガスを用いて有機化合物層のドライエッチングを行った。これにより、青色画素に相当する部分にのみ青色有機化合物層2aが選択的に形成された。
次に、発光層13(13b)に含まれる有機材料を緑に最適な材料とした上で、青色有機化合物層と同様の方法で成膜、パターニング工程を行うことで、第1電極11b上に、緑色有機化合物層2bが選択的に形成された。
次に、発光層13(13c)に含まれる有機材料を赤に最適な材料とした上で、青色有機化合物層と同様の方法で成膜、パターニング工程を行うことで、第1電極11c上に、赤色有機化合物層2cが形成された。これにより、青、緑、赤の3色分の有機化合物層が所定の画素(所定の第1電極)上に形成された。
次に、全体をCF4ガスによるドライエッチングにより有機化合物層(2a、2b、2c)上に設けられている第2マスク層22を除去した。次に、基板全体を水に漬けて第1マスク層(21)を除去した。
次に、図4に示される装置30を用いて有機化合物層の乾燥工程以降の工程を行った。尚、図4の装置30において、搬送室36に連結された各チャンバー(搬入室31、乾燥室32、第1成膜室33、第2成膜室34、封止作業室35)は、真空ポンプ(不図示)によって真空排気が可能となっている。このため、搬送室36を経由すれば、基板10は真空雰囲気を維持したままチャンバー間を自由に移動することが可能である。
次に、基板10を、搬送室36を経由して第1成膜室33へ搬送した後、式[6]で示されるフェナントロリン化合物と炭酸セシウムとを、層中のセシウム濃度が8.3質量%となるように共蒸着して、電子注入層を形成した。このとき電子注入層の膜厚を15nmとした。尚、本実施例において、電子注入層は、共通層15として機能する。
次に、基板10を、搬送室36を経由して第2成膜室34へ搬送した後、電子注入層15上に、加熱蒸着法により銀(Ag)を成膜して、半透明性の第2電極16を形成した。このとき第2電極16の膜厚を16nmとした。
次に、基板10を、搬送室36を経由して封止作業室35へ搬送した後、窒素雰囲気下において封止ガラス(不図示)を基板に接着することにより素子劣化を防ぐ構造とした。以上のようにして有機EL表示装置を作製した。
得られた有機EL表示装置について、画像を表示させたところ、赤:14cd/A、緑:45cd/A、青:3.5cd/Aの電流効率が得られた。これは、高精細メタルマスク蒸着を使って真空中で連続成膜した場合と同等の値である。一方、高精細化に関しては、高精細メタルマスク蒸着でのピクセルサイズが百ミクロン程度であったのに対し、12ミクロンのピクセルサイズを得ることができた。また、本実施例では保護層をPVP、窒化ケイ素の二層構成としており、どちらも膜厚を厚くすることが容易なので、プロセス中のゴミや欠陥に強く安定したプロセスが構築できる。さらに、有機化合物層の加工工程において水分が吸着したとしても、有機化合物層の乾燥工程から共通層の形成工程までの一連の工程を真空条件下で行えばよい。これにより、水分の有機化合物層への再付着を防ぎつつ、メタルマスクを用いたパターン成膜で形成した有機EL表示装置と同等の発光特性を得ることができる。
実施例1において、マスク層の除去工程も閉鎖的な空間内で行ったことを除いては、実施例1と同様の方法により有機EL表示装置を作製した。図5は、本実施例(実施例2)において使用した有機EL表示装置の一部分を示す模式図である。図5の装置40は、図4の装置30と同様に、搬入室41、乾燥室42、第1成膜室43、第2成膜室44、封止作業室45及び搬送室46を備える一方で、マスク層の除去工程が行われる水洗処理室47及び水切り室48を新たに備え、搬入室41に連結されている。より具体的には、図5の装置40は、水洗処理室47と、水切り室48と、搬入室41と、がこの順で連結されている複数の室からなり、図5の装置40内に搬送された基板10は、水洗処理室47と水切り室48とをこの順で通過した後に搬入室41に搬送される。また水洗処理室47及び水切り室48は、真空ポンプ(不図示)によって真空排気が可能となっている。
実施例1において、マスク層の形成工程、マスク層の除去工程を以下に説明するプロセスに変更したことを除いては、実施例1と同様の方法により有機EL表示装置を得た。以下に本実施例について説明する。
実施例1と同様の方法により、基板10上に、有機化合物層を形成した。尚、本実施例では、電子輸送層14を形成する際に、その膜厚を50nmとした。
次に、有機化合物層上に、窒化ケイ素を成膜し、マスク層20となる薄膜を成膜した。
次に、CF4ガスを用いたドライエッチングにより、マスク層20となる薄膜を加工しマスク層20を形成した。尚、ドライエッチングの際に、電子輸送層14の一部がCF4ガスによってエッチングされるため、電子輸送層そのものがダメージを受けることになる。そこで、以下の工程により、マスク層20の除去を行いつつ、電子輸送層14の加工を行った。
ドライエッチングによるマスク層の加工・形成を行った後、基板10を、イソプロピルアルコールに浸漬した。ところで電子輸送層14の構成材料である式[6]で示されるフェナントロリン化合物は、イソプロピルアルコール60重量%水溶液に対して1nm/秒の速さでエッチングされる。この特質を考慮して、基板10をイソプロピルアルコール60重量%水溶液に40秒浸漬する。こうすることで電子輸送層14を膜厚10nmの状態で残すことができる。次に、基板10を純水で1分間リンスした。
実施例1と同様の方法により、有機化合物層の乾燥工程以降の工程を行った。以上により、有機EL表示装置を得た。
本実施例では、図6に示された有機EL表示装置を作製した。ここで図6の有機EL表示装置4は、図1の有機EL表示装置1と比較して、発光層と電子輸送層との間に、正孔ブロック層(18a、18b、18c)が素子ごとに設けられている点と電子輸送層14が各画素に共通する層として成膜している点とが異なる。
本実施例では、図7に示される製造プロセス(本発明における第2の実施形態)に従って、有機EL表示装置を作製した。
本実施例では、図8に示される製造プロセス(本発明における第3の実施形態)に従って、有機EL表示装置を作製した。
実施例1の(11)の工程において、電子輸送層14上に、フッ化リチウム(膜厚0.5nm)を成膜して電子注入層(共通層15)を形成したことを除いては、実施例1と同様の方法により有機EL表示装置を作製した。得られた有機EL表示装置について実施例1と同様の測定・評価を行ったところ、電流効率及び精細度が実施例1と同等であることがわかった。
実施例1の(11)の工程において、電子注入層(共通層15)と第2電極16とからなる積層体を形成する代わりに、炭酸セシウムと銀とを共蒸着して陰極を形成したことを除いては、実施例1と同様の方法により有機EL表示装置を作製した。得られた有機EL表示装置について実施例1と同様の測定・評価を行ったところ、電流効率及び精細度が実施例1と同等であることがわかった。
Claims (9)
- 第1電極と第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ少なくとも発光層を含む有機化合物層と、を有する有機EL素子を複数備える有機EL表示装置の製造方法であって、
前記有機EL表示装置が、少なくとも第1の発光層を含む第1の有機化合物層を有する第1の有機EL素子と、第2の発光層を含む第2の有機化合物層を有する第2の有機EL素子と、を有し、
前記第1電極が設けられた基板上に、水に不溶である低分子有機化合物を用いて前記第1の有機化合物層を形成する工程と、
前記第1の有機化合物層上であって、前記第1の有機化合物層が形成された領域の一部にマスク層を設ける工程と、
前記マスク層が設けられていない領域に形成された第1の有機化合物層を除去する工程と、
前記基板上に、水に不溶である低分子有機化合物を用いて第2の有機化合物層を形成する工程と、
水を用いて前記マスク層を除去する工程と、
前記マスク層を除去した後、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層を形成する工程と、を有し、
前記マスク層を設ける工程が、前記第1の有機化合物層上に水溶性材料を含む第1マスク層を設ける工程と、前記第1マスク層上にSiN又はSiO 2 からなる第2マスク層を形成する工程と、前記第2マスク層上にレジスト層を設ける工程と、前記レジスト層を露光、現像して前記レジスト層を加工する工程と、前記レジスト層を加工する工程において前記レジスト層が残存していない領域に設けられる前記第2マスク層及び第1マスク層を除去する工程と、を有することを特徴とする、有機EL表示装置の製造方法。 - 前記水溶性材料が、蒸着可能な材料であることを特徴とする、請求項1に記載の有機EL表示装置の製造方法。
- 前記水溶性材料が、フッ化リチウムであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の有機EL表示装置の製造方法。
- 前記有機化合物層と前記マスク層とを、真空雰囲気中で連続成膜することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の有機EL表示装置の製造方法。
- 前記アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層が、アルカリ金属又はアルカリ土類金属と、有機化合物と、からなる電子注入層であり、
前記アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層を形成する工程の後に、前記第2電極を形成する工程を行うことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の有機EL表示装置の製造方法。 - 前記アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層が前記第2電極であり、
前記第2電極が、アルカリ金属又はアルカリ土類金属と、それ以外の金属と、からなる電極層であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の有機EL表示装置の製造方法。 - 第1電極と第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられ少なくとも発光層を含む有機化合物層と、を有する有機EL素子を複数備える有機EL表示装置の製造方法であって、
前記有機EL表示装置が少なくとも第1の発光層を含む第1の有機化合物層を有する第1の有機EL素子と、第2の発光層を含む第2の有機化合物層を有する第2の有機EL素子とを備えており、
前記第1電極が複数設けられた基板上に、水に不溶な低分子有機化合物からなる前記第1の有機化合物層を形成する工程と、
前記第1の有機化合物層の上に水溶性材料からなるA1層を形成する工程と、
前記A1層の上にSiN又はSiO 2 からなるB1層を形成する工程と、
前記B1層の上にフォトレジストからなるC1層を形成する工程と、
前記第1の有機EL素子を設ける領域に前記C1層が残存するように前記C1層をパターニングする工程と、
前記C1層が残存しない領域に設けられる前記B1層、前記A1層及び前記第1の有機化合物層を除去する工程と、
前記第1の有機化合物層が除去された基板の上に、水に不溶な低分子有機化合物からなる前記第2の有機化合物層を形成する工程と、
前記第2の有機化合物層の上に水溶性材料からなるA2層を形成する工程と、
前記A2層の上にSiN又はSiO 2 からなるB2層を形成する工程と、
前記B2層の上にフォトレジストからなるC2層を形成する工程と、
前記第2の有機EL素子を設ける領域に前記C2層が残存するように前記C2層をパターニングする工程と、
パターニングされた前記C2層が残存しない領域に設けられる前記B2層、前記A2層及び前記第2の有機化合物層を除去する工程と、
前記基板の上に残存する前記A1層、前記B1層、前記A2層及び前記B2層を除去する工程と、
前記A1層、前記B1層、前記A2層及び前記B2層を除去した後、アルカリ金属又はアルカリ土類金属を含む層を形成する工程と、
を有することを特徴とする、有機EL表示装置の製造方法。 - 前記基板の上に残存する前記A1層、前記B1層、前記A2層及び前記B2層を除去する工程において、前記A1層及び前記A2層を水に溶解させて除去することを特徴とする、請求項7に記載の有機EL表示装置の製造方法。
- 前記基板の上に残存する前記A1層、前記B1層、前記A2層及び前記B2層を除去する工程において、前記A1層及び前記A2層を水に溶解させることにより、前記A1層又は前記A2層の上に形成された前記B1層、前記C1層、前記B2層及び前記C2層を除去することを特徴とする、請求項8に記載の有機EL表示装置の製造方法。
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