JP5899725B2 - パワーモジュール用基板、パワーモジュール用基板の製造方法、ヒートシンク付パワーモジュール用基板及びパワーモジュール - Google Patents
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Description
また、例えば特許文献4に示すように、セラミックス基板の一方の面及び他方の面にアルミニウム合金部材を溶湯接合法によって接合して回路層及び金属層を形成したパワーモジュール用基板が提案されている。
特に、最近では、パワーモジュールの小型化・薄肉化が進められるとともに、その使用環境も厳しくなってきており、半導体素子等の電子部品からの発熱量が大きくなっているため、熱サイクルの温度差が大きく、金属層の表面にうねりやシワが発生しやすい傾向にある。
H=37.926×10−3×(荷重〔mgf〕÷変位〔μm〕2)
の式で定義されるものである。
よって、ヒートシンクとの間に介在するはんだ層におけるクラックの発生を抑制することが可能となる。
この場合、硬化層が、上述の添加元素を合計で0.2atom%以上10atom%以下の範囲内で含有していることから、これらの添加元素によって確実にアルミニウムを硬化させることができ、前述のインデンテーション硬度を有する硬化層を形成することが可能となる。
この場合、本体層では、変形抵抗が比較的小さくなる。よって、熱サイクル負荷時の熱応力をこの本体層の変形によって吸収することが可能となり、セラミックス基板と金属層との接合信頼性を向上させることができる。
なお、硬化層の厚さを1μm以上300μm以下の範囲内とすることにより、金属層の他方の面にうねりやシワが発生することを確実に防止することができる。一方、本体層の厚さを100μm以上1500μm以下の範囲内とすることにより、熱サイクル負荷時の熱応力を本体層で確実に吸収することができる。
この場合、セラミックス基板が絶縁性に優れていることから、絶縁信頼性の高いパワーモジュール用基板を提供することができる。
この構成のヒートシンク付パワーモジュール用基板によれば、熱伝導性に優れた銅製の放熱板を備えているので、パワーモジュール用基板からの熱を効率的に拡げて放散させることができる。また、金属層とヒートシンクとの間に介在するはんだ層において、クラックの発生が抑制されるので、パワーモジュール用基板側の熱を確実にヒートシンクへと伝導させることができる。
この構成のパワーモジュールによれば、金属層とヒートシンクとの間に形成されたはんだ層におけるクラックの発生を抑制できるので、その信頼性を飛躍的に向上させることが可能となる。
図1に、本発明の第1の実施形態であるパワーモジュール用基板を用いたパワーモジュールを示す。
このパワーモジュール1は、回路層12及び金属層13が配設されたパワーモジュール用基板10と、回路層12の一方の面(図1において上面)に第1はんだ層2を介して接合された半導体チップ3と、金属層13の他方の面(図1において下面)に第2はんだ層4を介して接合された放熱板40と、この放熱板40の他方の面側に配設された冷却器50と、を備えている。
ここで、第1はんだ層2及び第2はんだ層4は、例えばSn−Ag系、Sn−In系、若しくはSn−Ag−Cu系のはんだ材とされている。なお、本実施形態では、回路層12と第1はんだ層2との間、及び、金属層13と第2はんだ層4との間にNiメッキ層(図示なし)が設けられている。
冷却器50は、図1に示すように、冷却媒体(例えば冷却水)を流通するための流路51を備えている。冷却器50は、熱伝導性が良好な材質で構成されることが望ましく、本実施形態においては、A6063(アルミニウム合金)で構成されている。
なお、放熱板40と冷却器50とは、図1に示すように、固定ネジ41によって締結されている。
硬化層13Aは、金属層13の他方の面に露呈し、この他方の面から一方の面側(図2において上側)に向けて延在しており、金属層13の他方の面におけるインデンテーション硬度Hsに対して80%以上のインデンテーション硬度を有する領域である。ここで、本実施形態では、金属層13の他方の面におけるインデンテーション硬度Hsは50mgf/μm2以上200mgf/μm2以下の範囲内に設定されている。
本体層13Bは、そのインデンテーション硬度Hbが前記インデンテーション硬度Hsの80%未満とされた領域となる。
ここで、本実施形態では、硬化層13Aの厚さtsが1μm以上300μm以下とされ、本体層13Bの厚さtbが100μm以上1500μm以下、界面近傍層13Cの厚さtcが50μm以上300μm以下とされている。
金属層13においては、図3に示すように、その他方の面(図3において下面)が最も添加元素の含有量が高くなっており、一方の面側に向かうにしたがい添加元素の含有量が低くなるように構成されている。この添加元素によって金属層13の一部が硬化され、上述の硬化層13Aが形成されているのである。
なお、セラミックス基板11側に位置する界面近傍層13Cにおいては、セラミックス基板11と金属板23との接合において利用される元素が拡散することで、本体層13BよりもAlの純度が低くなっている。
また、硬化層12Aは、回路層12の一方の面におけるインデンテーション硬度Hs´に対して80%以上のインデンテーション硬度を有する領域である。ここで、本実施形態では、回路層12の一方の面におけるインデンテーション硬度Hs´は50mgf/μm2以上200mgf/μm2以下の範囲内に設定されている。
本体層12Bは、そのインデンテーション硬度Hbが´、前記インデンテーション硬度Hs´の80%未満とされた領域となる。
まず、図5に示すように、金属層13となる金属板23の他方の面及び回路層12となる金属板22の一方の面に、スパッタリングによって、Zr,Hf,Ta,Nb,B,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Mo,Si,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca,Li及びNiから選択される1種又は2種以上の添加元素を固着し、この添加元素を含有する固着層23A,22Aを形成する。
本実施形態では、添加元素としてZrを固着しており、その固着量を0.002mg/cm2以上0.15mg/cm2以下に設定している。
次に、図5に示すように、セラミックス基板11の一方の面側に、回路層12となる金属板22(4Nアルミニウムの圧延板)が、厚さ5〜50μm(本実施形態では14μm)のろう材箔24を介して積層され、セラミックス基板11の他方の面側に、金属層13となる金属板23(4Nアルミニウムの圧延板)が厚さ5〜50μm(本実施形態では14μm)のろう材箔25を介して積層される。このとき、金属板23は、固着層23Aが形成された面とは反対の面がセラミックス基板11側を向くように積層される。このようにして積層体20を形成する。
なお、本実施形態においては、ろう材箔24、25は、融点降下元素であるSiを含有したAl−Si系のろう材とされている。
次に、積層工程S02において形成された積層体20を、その積層方向に加圧(圧力1〜5kgf/cm2)した状態で加熱炉内に装入して加熱する。この加熱工程S03によって、ろう材箔24、25と金属板22、23の一部とが溶融し、図6に示すように、金属板22、23とセラミックス基板11との界面にそれぞれ溶融金属領域26、27が形成される。ここで、加熱温度は550℃以上650℃以下、加熱時間は30分以上180分以下とされている。
また、この加熱工程S03により、金属板23の固着層23Aに含有された添加元素(Zr)が金属板23の一方の面側に向けて拡散していく。また、金属板22の固着層22Aに含有された添加元素(Zr)が金属板22の他方の面側に向けて拡散していく。
次に、積層体20を冷却することによって溶融金属領域26、27を凝固させ、セラミックス基板11と金属板22及び金属板23とを接合する。このとき、ろう材箔24、25に含まれる融点降下元素(Si)が金属板22、23側へと拡散していくことになる。
また、金属層13においては、固着層23Aに含有された添加元素(Zr)が拡散することで硬化層13A及び本体層13Bが形成される。また、ろう材箔25に含まれるSiが拡散することで界面近傍層13Cが形成される。同様に、回路層12においては、固着層22Aに含有された添加元素(Zr)が拡散することで硬化層12A及び本体層12Bが形成される。また、ろう材箔24に含まれるSiが拡散することで界面近傍層12Cが形成される。
よって、熱サイクル負荷時において、金属層13の表面のうねりやシワの発生を抑制でき、放熱板40との間に介在されるはんだ層4におけるクラックの発生を抑制できる。また、セラミックス基板11と金属層13との接合界面に熱応力が作用することを抑制でき、熱サイクル信頼性を向上させることができる。
また、回路層12は、インデンテーション硬度Hb´が、回路層12の一方の面のインデンテーション硬度Hs´の80%未満とされた本体層12Bを有しているので、熱サイクル負荷時の熱応力をこの本体層12Bの変形によって吸収することが可能となる。よって、セラミックス基板11と回路層12との接合信頼性を向上させることができる。
このパワーモジュール101は、回路層112及び金属層113が配設されたパワーモジュール用基板110と、回路層112の一方の面(図7において上面)に第1はんだ層102を介して接合された半導体チップ103と、金属層113の他方の面(図7において下面)に第2はんだ層104を介して接合された放熱板140と、を備えている。なお、放熱板140は、熱伝導性に優れた銅板とされている。
第1はんだ層102及び第2はんだ層104は、例えばSn−Ag系、Sn−In系、若しくはSn−Ag−Cu系のはんだ材とされている。なお、本実施形態では、回路層112と第1はんだ層102との間、及び、金属層113と第2はんだ層104との間にNiメッキ層(図示なし)が設けられている。
本実施形態では、セラミックス基板111は絶縁性の高いAl2O3(アルミナ)で構成されている。また、セラミックス基板111の厚さは、0.2〜0.8mmの範囲内に設定されており、本実施形態では、0.32mmに設定されている。
また、金属層113は、セラミックス基板111の他方の面(図11において下面)に金属板123が接合されることにより形成されている。本実施形態においては、金属層113は、回路層112と同様に、純度が99.99%以上のアルミニウム(4Nアルミニウム)の圧延板からなる金属板123がセラミックス基板111に接合されることで形成されている。
硬化層113Aは、金属層113の他方の面に露呈し、この他方の面から一方の面側に向けて延在しており、金属層113の他方の面におけるインデンテーション硬度Hsに対して80%以上のインデンテーション硬度を有する領域である。ここで、本実施形態では、金属層113の他方の面におけるインデンテーション硬度Hsが50mgf/μm2以上200mgf/μm2以下の範囲内に設定されている。
本体層113Bは、そのインデンテーション硬度Hbが前記インデンテーション硬度Hsの80%未満とされた領域となる。
ここで、本実施形態では、硬化層113Aの厚さtsが1μm以上300μm以下とされ、本体層113Bの厚さtbが100μm以上1500μm以下、界面近傍層113Cの厚さtcが50μm以上300μm以下とされている。
一方、本体層113Bでは、上述の添加元素(Fe)の含有量が少ないことからAlの純度が高く、変形抵抗が小さいままである。
詳述すると、界面近傍層113Cにおいては、Si、Cu、Ag及びGeから選択される1種又は2種以上の第2添加元素が固溶している。ここで、この界面近傍層113Cの接合界面側の前記第2添加元素濃度の合計が、0.05質量%以上5質量%以下の範囲内に設定されている。
なお、界面近傍層113Cの前記第2添加元素濃度は、EPMA分析(スポット径30μm)で、接合界面から50μmまでの範囲内を5点測定した平均値である。このEPMA分析では、スポット径の全体が接合界面から50μmまでの範囲内に入るようにして分析を実施した。
ここで、接合界面130部分には、図9に示すように活性金属であるHfと酸素とを含む酸素化合物からなる酸化物層132が形成されている。この酸化物層132は、活性金属であるHfとAl2O3からなるセラミック基板111の酸素とが反応することによって生じたものである。この酸化物層132の厚さHは、例えば0.1μm以上5μm以下とされている。
まず、図11に示すように、金属層113となる金属板123の他方の面に、スパッタリングによって、Zr,Hf,Ta,Nb,B,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Mo,Si,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca,Li及びNiから選択される1種又は2種以上の添加元素を固着し、この添加元素を含有する固着層123Aを形成する。
本実施形態では、添加元素としてFeを固着しており、その固着量を0.05mg/cm2以上1.6mg/cm2以下に設定している。
次に、金属板122、123のそれぞれの接合面に、スパッタリングによって、第2添加元素であるCu及びGe、並びに、活性元素であるHfを固着し、第2固着層124、125を形成する。
本実施形態では、第2固着層124、125におけるCu量は0.08mg/cm2以上2.7mg/cm2以下、Ge量は0.002mg/cm2以上2.5mg/cm2以下、Hf量は0.1mg/cm2以上6.7mg/cm2以下に設定されている。
次に、金属板122をセラミックス基板111の一方の面側に積層し、かつ、金属板123をセラミックス基板111の他方の面側に積層する。このとき、図11に示すように、金属板122、123のうち第2固着層124、125が形成された面がセラミックス基板111を向くように積層する。すなわち、金属板122、123とセラミックス基板111との間に第2固着層124、125を介在させているのである。このようにして積層体120を形成する。
次に、積層工程S13において形成された積層体120を、その積層方向に加圧(圧力1〜35kgf/cm2)した状態で加熱炉内に装入して加熱し、金属板122、123とセラミックス基板111との界面にそれぞれ溶融金属領域を形成する。この溶融金属領域は、第2固着層124、125のCu及びGeが金属板122、123側に拡散することによって、金属板122、123の第2固着層124、125近傍のCu濃度、Ge濃度が上昇して融点が低くなることにより形成されるものである。
また、この加熱工程S14により、金属板123の固着層123Aに含有された添加元素(本実施形態ではFe)が金属板123の一方の面側に向けて拡散していく。
なお、本実施形態では、加熱炉内の雰囲気をN2ガス雰囲気としており、加熱温度は、550℃以上650℃以下の範囲内に設定している。
次に、溶融金属領域が形成された状態で温度を一定に保持しておく。すると、溶融金属領域中のCu、Geが、さらに金属板122、123側へと拡散していくことになる。これにより、溶融金属領域であった部分のCu濃度、Ge濃度が徐々に低下していき融点が上昇することになり、温度を一定に保持した状態で凝固が進行していくことになる。つまり、セラミックス基板111と金属板122、123とは、いわゆる過渡液相接合(Transient Liquid Phase Diffusion Bonding)によって接合されているのである。このようにして凝固が進行した後に、常温にまで冷却を行う。
また、金属層113においては、固着層123Aに含有された添加元素(Fe)が拡散することで硬化層113A及び本体層113Bが形成される。また、第2固着層125に含まれるCu及びGeが拡散することで界面近傍層113Cが形成される。
そして、セラミックス基板111がAl2O3で構成されており、金属板122,123とセラミックス基板111との接合界面130に、活性元素としてHfが介在しており、より具体的には、接合界面130にHfと酸素とを含む酸素化合物からなる酸化物層132が形成されているので、この酸化物層132によってセラミックス基板111と金属板122,123との接合強度の向上を図ることができる。なお、この酸化物層132は、活性元素であるHfとセラミックス基板111の酸素との反応によって生成していることからセラミックス基板111との接合強度は極めて高い。
本実施形態であるパワーモジュール用基板210は、セラミックス基板211と、このセラミックス基板211の一方の面(図12において上面)に配設された回路層212と、セラミックス基板211の他方の面(図12において下面)に配設された金属層213とを備えている。
金属層213は、セラミックス基板211の他方の面に金属板が接合されることにより形成されている。本実施形態においては、金属層213は、Fe,Mnを含有するアルミニウム合金の圧延板からなる金属板がセラミックス基板211に接合されることにより形成されている。
ここで、本実施形態では、硬化層213Aの厚さtsが100μm以上1500μm以下とされ、界面近傍層213Cの厚さtcが50μm以上300μm以下とされている。
詳述すると、界面近傍層213Cにおいては、Si,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca及びLiから選択される1種又は2種以上の第2添加元素が固溶している。ここで、この界面近傍層213Cの前記第2添加元素濃度の合計が、0.05質量%以上5質量%以下の範囲内に設定されている。
なお、界面近傍層213Cの前記第2添加元素濃度は、EPMA分析(スポット径30μm)で、接合界面から50μmまでの範囲内を5点測定した平均値である。このEPMA分析では、スポット径の全体が接合界面から50μmまでの範囲内に入るようにして分析を実施した。
まず、回路層212となる金属板及び金属層213となる金属板のそれぞれの接合面に、スパッタリングによって、第2添加元素であるSi,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca及びLiから選択される1種又は2種以上の第2添加元素を固着して、第2固着層を形成する。
本実施形態では、第2添加元素としてCu及びSiを用いており、第2固着層におけるCu量は0.08mg/cm2以上2.7mg/cm2以下、Si量は0.002mg/cm2以上1.2mg/cm2以下に設定されている。
次に、セラミックス基板211と金属板を積層する。このとき、金属板のうち第2固着層が形成された面がセラミックス基板211を向くように積層する。すなわち、金属板とセラミックス基板211との間に第2固着層を介在させているのである。このようにして積層体を形成する。
次に、積層工程S22において形成された積層体を、その積層方向に加圧(圧力1〜5kgf/cm2)した状態で加熱炉内に装入して加熱し、金属板とセラミックス基板211との界面にそれぞれ溶融金属領域を形成する。この溶融金属領域は、第2固着層のCu及びSiが金属板側に拡散することによって、金属板の第2固着層近傍のCu濃度、Si濃度が上昇して融点が低くなることにより形成されるものである。
なお、本実施形態では、加熱炉内の雰囲気をN2ガス雰囲気としており、加熱温度は、550℃以上650℃以下の範囲内に設定している。
次に、溶融金属領域が形成された状態で温度を一定に保持しておく。すると、溶融金属領域中のCu、Siが、さらに金属板側へと拡散していくことになる。これにより、溶融金属領域であった部分のCu濃度、Si濃度が徐々に低下していき融点が上昇することになり、温度を一定に保持した状態で凝固が進行していくことになる。つまり、セラミックス基板211と金属板とは、いわゆる過渡液相接合(Transient Liquid Phase Diffusion Bonding)によって接合されているのである。このようにして凝固が進行した後に、常温にまで冷却を行う。
本実施形態であるパワーモジュール用基板310は、セラミックス基板311と、このセラミックス基板311の一方の面(図14において上面)に配設された回路層312と、セラミックス基板311の他方の面(図14において下面)に配設された金属層313とを備えている。
金属層313は、セラミックス基板311の他方の面に金属板が接合されることにより形成されている。本実施形態においては、金属層313は、回路層312と同様に、純度が99.99%以上のアルミニウム(4Nアルミニウム)の圧延板からなる金属板がセラミックス基板311に接合されることで形成されている。
硬化層313Aは、金属層313の他方の面に露呈し、この他方の面から一方の面側(図14において上側)に向けて延在しており、金属層313の他方の面におけるインデンテーション硬度Hsに対して80%以上のインデンテーション硬度を有する領域である。ここで、本実施形態では、金属層313の他方の面におけるインデンテーション硬度Hsが50mgf/μm2以上200mgf/μm2以下の範囲内に設定されている。
本体層313Bは、そのインデンテーション硬度Hbが前記インデンテーション硬度Hsの80%未満とされた領域となる。
ここで、本実施形態では、硬化層313Aの厚さtsが1μm以上300μm以下とされ、本体層313Bの厚さtbが100μm以上1500μm以下、界面近傍層313Cの厚さtcが50μm以上300μm以下とされている。
一方、本体層313Bでは、上述の添加元素の含有量が少ないことからAlの純度が高く、変形抵抗が小さいままである。
詳述すると、界面近傍層313Cにおいては、Al−Si系のろう材に含まれるSiが固溶している。
まず、セラミックス基板311の一方の面側に、回路層312となる金属板を、厚さ15〜30μm(本実施形態では20μm)のろう材箔を介して積層し、セラミックス基板311の他方の面側に、金属層313となる金属板を厚さ15〜30μm(本実施形態では20μm)のろう材箔を介して積層して、積層体を形成する。なお、本実施形態においては、ろう材箔は、融点降下元素であるSiを含有したAl−Si系のろう材とされている。
次に、積層工程S31において形成された積層体を、その積層方向に加圧(圧力1〜5kgf/cm2)した状態で加熱炉内に装入して加熱し、金属板とセラミックス基板311との界面にそれぞれ溶融金属領域を形成する。
なお、本実施形態では、加熱炉内の雰囲気をN2ガス雰囲気としており、加熱温度は、550℃以上650℃以下の範囲内に設定している。
次に、積層体を冷却することによって溶融金属領域を凝固させ、セラミックス基板311と金属板とを接合する。このようにして、回路層312及び金属層313となる金属板とセラミックス基板311とが接合される。このとき、ろう材箔に含まれるSiが拡散することで、金属層313及び回路層312には、界面近傍層313C、312Cが形成される。
次に、金属層313の他方の面に、Zr,Hf,Ta,Nb,B,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Mo,Si,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca,Li及びNiから選択される1種又は2種以上の添加元素を固着し、この添加元素を含有する固着層を形成する。
本実施形態では、添加元素としてZrをスパッタリングによって固着しており、その固着量をその固着量を0.002mg/cm2以上0.15mg/cm2以下に設定している。
そして、固着層が形成された金属層313を、接合されたセラミックス基板311とともに、加熱炉によって加熱する。このときの加熱温度は、上述の接合加熱工程S32よりも低い温度とされる。
この加熱工程S35により、金属層313の固着層に含有された添加元素(Zr)が金属層313の一方の面側に向けて拡散していく。これにより、金属層313には、固着層に含有された添加元素(Zr)が拡散することで硬化層313A及び本体層313Bが形成される。
このようにして、本実施形態であるパワーモジュール用基板310が製出される。
本実施形態であるパワーモジュール用基板410は、セラミックス基板411と、このセラミックス基板411の一方の面(図16において上面)に配設された回路層412と、セラミックス基板411の他方の面(図16において下面)に配設された金属層413とを備えている。
回路層412は、セラミックス基板411の一方の面に導電性を有する金属板が接合されることにより形成されている。本実施形態においては、回路層412は、純度が99.99%以上のアルミニウム(4Nアルミニウム)の圧延板からなる金属板がセラミックス基板411に接合されることにより形成されている。
金属層413は、セラミックス基板411の他方の面に金属板が接合されることにより形成されている。本実施形態においては、金属層413は、回路層412と同様に、純度が99.99%以上のアルミニウム(4Nアルミニウム)の圧延板からなる金属板がセラミックス基板411に接合されることで形成されている。
硬化層413Aは、金属層413の他方の面に露呈し、この他方の面から一方の面側(図16において上側)に向けて延在しており、金属層413の他方の面におけるインデンテーション硬度Hsに対して80%以上のインデンテーション硬度を有する領域である。ここで、本実施形態では、金属層413の他方の面におけるインデンテーション硬度Hsが50mgf/μm2以上200mgf/μm2以下の範囲内に設定されている。
本体層413Bは、そのインデンテーション硬度Hbが前記インデンテーション硬度Hsの80%未満とされた領域となる。
ここで、本実施形態では、硬化層413Aの厚さtsが1μm以上300μm以下とされ、本体層413Bの厚さtbが100μm以上1500μm以下、界面近傍層413Cの厚さtcが50μm以上300μm以下とされている。
一方、本体層413Bでは、上述の添加元素の含有量が少ないことからAlの純度が高く、変形抵抗が小さいままである。
まず、金属層413となる金属板の他方の面にZr,Hf,Ta,Nb,B,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Mo,Si,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca,Li及びNiから選択される1種又は2種以上の添加元素を固着し、この添加元素を含有する固着層を形成する。
本実施形態では、添加元素としてNiをめっきによって固着しており、その固着量を0.05mg/cm2以上2.0mg/cm2以下に設定している。
次に、固着層が形成された金属板を加熱炉によって加熱する。このときの加熱温度は、150℃〜600℃に設定されている。
この加熱工程S42により、金属板の固着層に含有された添加元素(Ni)が金属板の一方の面側に向けて拡散していく。これにより、金属層413となる金属板には、硬化層413A、本体層413Bが形成されることになる。
次に、セラミックス基板411の一方の面に、回路層412となる金属板を、厚さ15〜30μm(本実施形態では20μm)のろう材箔を介して積層し、セラミックス基板411の他方の面に、固着層の添加元素を拡散させた金属板を、厚さ15〜30μm(本実施形態では20μm)のろう材箔を介して積層して、積層体を形成する。なお、本実施形態においては、ろう材箔は、融点降下元素であるSiを含有したAl−Si系のろう材とされている。
次に、積層工程S43において形成された積層体を、その積層方向に加圧(圧力1〜5kgf/cm2)した状態で加熱炉内に装入して加熱し、金属板とセラミックス基板411との界面にそれぞれ溶融金属領域を形成する。
なお、本実施形態では、加熱炉内の雰囲気をN2ガス雰囲気としており、加熱温度は、550℃以上650℃以下の範囲内に設定している。
次に、積層体を冷却することによって溶融金属層を凝固させ、セラミックス基板411と金属板とを接合する。このようにして、回路層412及び金属層413となる金属板とセラミックス基板411とが接合される。このとき、ろう材箔に含まれるSiが拡散することで、金属層413には、界面近傍層413Cが形成される。
このようにして、本実施形態であるパワーモジュール用基板410が製出される。
例えば、硬化層が含有する添加元素は、実施形態で具体的に記載したものに限定されることはなく、Zr,Hf,Ta,Nb,B,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Mo,Si,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca,Li及びNiから選択される1種又は2種以上を用いてもよい。
また、スパッタやめっきによって固着層を形成するものとして説明したが、これに限定されることはなく、蒸着、CVD、コールドスプレー、又は、前記添加元素を含有する粉末が分散されたペースト若しくはインクの塗布によって添加元素を固着させてもよい。
さらに、第2、第3の実施形態において、セラミックス基板と金属板との接合を、N2雰囲気の加熱炉を用いて行うものとして説明したが、これに限定されることはなく、真空炉を用いてセラミックス基板と金属板との接合を行ってもよい。この場合の真空度は、10−6〜10−3Paの範囲内とすることが好ましい。
まず、厚さ0.6mmの4Nアルミニウムからなる金属板の他方の面に、表1に示す添加元素を固着し、加熱することで硬化層を形成した。表1に、添加元素の固着量、加熱条件を示す。
また、硬化層を形成しない4Nアルミニウムからなる金属板を比較例Aとした。この比較例Aについても、上述の硬化層の他方の面に相当する位置、及び、本体層に相当する位置で、それぞれインデンテーション硬度を測定した。結果を表2に示す。
ここで、表1及び表2の試料1,2,9,10,14,21の金属板を用いて金属層を形成したものを本発明例1−6とした。
また、表2の比較例Aの金属板を用いて金属層を形成したものを比較例Bとした。
なお、うねりについては、半径が2μmの球状先端を有し、テーパ角が90°の円錐を触針として用い、2.5(mm/基準長さ)×5区間の距離を、荷重4mN,速度1mm/sで表面を走査して区間平均の粗さ曲線を測定し、その十点平均粗さRz(JIS B0601−1994)を算出した。
また、接合率は、以下の式で算出した。ここで、「初期接合面積」とは、接合前における接合すべき面積のことである。
接合率 = (初期接合面積−剥離面積)/初期接合面積
これに対して、硬化層を形成した本発明例1−6においては、金属層表面のうねりが抑制され、かつ、接合率も高かった。
2、102 第1はんだ層
3、103 半導体チップ(電子部品)
4、104 第2はんだ層
10、110、210、310、410 パワーモジュール用基板
11、111、211、311、411 セラミックス基板
13、113、213、313、413 金属層
13A、113A、213A、313A、413A 硬化層
13B、113B、313B、413B 本体層
40、140 放熱板(ヒートシンク)
Claims (9)
- セラミックス基板の一方の面にアルミニウムからなる回路層が配設され、前記セラミックス基板の他方の面にアルミニウムからなる金属層が配設され、前記金属層の他方の面側にはんだ層を介してヒートシンクが接合されるパワーモジュール用基板であって、
前記金属層は、前記セラミックス基板と接合する一方の面と、その反対面である他方の面を有しており、前記他方の面に露呈するように形成された硬化層を有しており、
前記金属層の前記他方の面におけるインデンテーション硬度Hsが50mgf/μm2以上200mgf/μm2以下の範囲内に設定され、前記金属層のうち、前記他方の面におけるインデンテーション硬度Hsの80%以上のインデンテーション硬度を有する領域が前記硬化層とされており、
前記硬化層は、Zr,Hf,Ta,Nb,B,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Mo,Si,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca,Li及びNiから選択される1種又は2種以上の添加元素を含有していることを特徴とするパワーモジュール用基板。 - 前記硬化層における前記添加元素の含有量の合計が0.2atom%以上10atom%以下とされていることを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール用基板。
- 前記金属層は、前記他方の面におけるインデンテーション硬度Hsの80%未満のインデンテーション硬度を有する本体層を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパワーモジュール用基板。
- 前記セラミックス基板がAlN,Si3N4又はAl2O3で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパワーモジュール用基板。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載されたパワーモジュール用基板を製造するパワーモジュール用基板の製造方法であって、
前記金属層となる金属板は、前記セラミックス基板と接合する一方の面と、その反対面である他方の面を有しており、前記他方の面に、Zr,Hf,Ta,Nb,B,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Mo,Si,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca,Li及びNiから選択される1種又は2種以上の添加元素を固着し、この添加元素を含有する固着層を形成する固着工程と、
前記金属層を加熱して、前記金属層の内部に向けて前記添加元素を拡散させることにより、前記金属層の前記他方の面側に硬化層を形成する加熱工程と、
を備えていることを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載されたパワーモジュール用基板を製造するパワーモジュール用基板の製造方法であって、
前記金属層となる金属板は、前記セラミックス基板と接合する一方の面と、その反対面である他方の面を有しており、前記他方の面に、Zr,Hf,Ta,Nb,B,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Mo,Si,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca,Li及びNiから選択される1種又は2種以上の添加元素を固着し、この添加元素を含有する固着層を形成する固着工程と、
前記金属板の一方の面側に、ろう材を介して前記セラミックス基板を積層する積層工程と、
積層された前記セラミックスと前記金属板を積層方向に加圧するとともに加熱し、前記セラミックス基板と前記金属板との界面に溶融金属領域を形成する加熱工程と、
この溶融金属領域を凝固させることによって、前記セラミックス基板と前記金属板とを
接合する凝固工程と、を有し、
前記加熱工程において、前記固着層の前記添加元素を、前記金属層の内部に向けて拡散させることにより、前記金属層の他方の面側に硬化層を形成することを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載されたパワーモジュール用基板を製造するパワーモジュール用基板の製造方法であって、
前記金属層となる金属板は、前記セラミックス基板と接合する一方の面と、その反対面である他方の面を有しており、前記他方の面に、Zr,Hf,Ta,Nb,B,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Mo,Si,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca,Li及びNiから選択される1種又は2種以上の添加元素を固着し、この添加元素を含有する固着層を形成する固着工程と、
前記金属板の一方の面又は前記セラミックス基板の他方の面のうちの少なくとも一方に、Si,Cu,Zn,Ge,Ag,Mg,Ca及びLiから選択される1種又は2種以上の第2添加元素を固着して第2固着層を形成する第2固着工程と、
前記第2固着層を介して、前記セラミックス基板と前記金属板とを積層する積層工程と、
積層された前記セラミックス基板と前記金属板を積層方向に加圧するとともに加熱し、前記セラミックス基板と前記金属板との界面に溶融金属領域を形成する加熱工程と、
この溶融金属領域を凝固させることによって、前記セラミックス基板と前記金属板とを接合する凝固工程と、を有し、
前記加熱工程において、前記固着層の前記添加元素を、前記金属層の内部に向けて拡散させることにより、前記金属層の他方の面側に硬化層を形成することを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のパワーモジュール用基板と、前記金属層の他方の面側にはんだ層を介して接合されたヒートシンクと、を備えており、前記ヒートシンクが銅からなる放熱板とされていることを特徴とするヒートシンク付パワーモジュール用基板。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のパワーモジュール用基板と、このパワーモジュール用基板上に搭載される電子部品と、を備えたことを特徴とするパワーモジュール。
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