JP5863352B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
前記座は、座シェル板の上面にクッションを配置した構造であり、前記座シェル板の左右側部の下面に、前後長手の金属製レール部材がそれぞれ取り付けられており、前記左右のレール部材は、当該左右レール部材の各々に内蔵されたばねに抗して後退動し得るように前記ベースに装着されており、
更に、前記背フレームは、前記ベースにおける本体部の後ろに位置して左右方向に長い基部を有しており、前記基部を前記ベースの背支持部に後傾動自在に連結していると共に、前記基部の左右側部に、前記左右レール部材の後端がそれぞれ連結されている。
更に、前記背フレームは、前記ベースにおける本体部の後ろに位置して左右方向に長い基部を有しており、前記基部を前記ベースの背支持部に後傾動自在に連結していると共に、前記基部の左右側部に、前記左右レール部材の後端がそれぞれ連結されている。
まず、図1〜図6に基づいて椅子の概要を説明する。本実施形態は回転椅子に適用しており、椅子は、図1に示すように、座1と背もたれ2とが一体に連続した身体受け部3と、脚支柱4を有する脚装置5と、脚支柱4の上端に取り付けたベース6と、ベース6に後傾動自在に連結した背フレーム7とを有している。脚装置5は放射方向に延びる枝足を有しており、各枝足の先端にはキャスタを設けている。ベース6と背フレーム7とは、アルミダイキャスト品又は樹脂成形品である。
次に、ベース6と背フレーム7との連結部を説明する。既述のとおり、背フレーム7は、その左右中間部が軸受けブラケット23を介してベース6の背支持部18に連結されているが、図8(B)(D)に明示するように、背フレーム7の基部22には軸受けブラケット23が嵌まる凹所36が形成されており、背フレーム7の基部22に上から挿入したビス37が軸受けブラケット23にねじ込まれている。支軸19は、ベース6の背支持部18に設けた左右の軸受け部18aに貫通しており、背フレーム7の凹所36によって左右抜け不能に保持されている。
次に、レール部材20を中心にした支持機構部を説明する。図7,9,10から理解できるように、レール部材20は板金製であって下向きに開口したチャンネル状(コ字状)の形態であり、座シェル板8には、レール部材20を左右両側から囲う下向き規制リブ41を左右一対ずつ設けている。図9(B)に示すように、下向き規制リブ41には、レール部材20に内外から近接する位置決めリブ42を一体に設けており、かつ、レール部材20に切り起こし形成した前後長手のストッパー片43に、下向き規制リブ41に形成した係合爪44を下方から当てている。従って、座シェル板8は、レール部材20に対して上向き離脱不能に保持されていると共に、座シェル板8とレール部材20とは若干ながら前後方向に相対動し得る。
例えば図3から理解できるように、上部背シェル板10は、背もたれ2の全高のうち相当部分(7割程度)を構成している。上部背シェル板10の下面と下部背シェル板9の上面とには、それぞれ重合部リブ板71,72が形成されており、上部背シェル板10の下面には、左右中間部に位置したセンター係合突起73と、左右両端部に位置したサイド係合突起74と、センター係合突起73とサイド係合突起74との間に位置した中間位置決め突起75とが下向きに突設されている。
次に、レール部材20の取り付けを中心にした椅子の組み立て工程の一部を説明する。図11から理解できるように、レール部材20でベース6と背フレーム7とを連結するに当たっては、まず、ガイド体46と後部ばね受け61とをベース6に固定しておき、次いで、レール部材20と前部ばね受け50及びばね21とをベース6にセットし、次いで、レール部材20の前端部をガイドピン45でガイド部材46に連結し、それから、レール部材20の後端を連結ピン26で背フレーム7の軸受けリブ25に連結する。
以上の構成において、本実施形態では、背フレーム7はベース6にリアメンバー6aから後ろ向きに突出した背支持部18に連結されているため、背フレーム7とベース6とはロッキング機能を阻害することなく左右長さを任意の長さに設定でき、このため、背フレーム7とベース6で身体受け部3を安定的に支持できる。また、背支持部18は脚支柱4の後ろに位置しているため、脚支柱4が背フレーム7の後傾動の邪魔になることもない。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、座シェル板と背シェル板とは全体を一体品にしても良いし、逆に、シェル板を3つ以上に分割することも可能である。座と背もたれとが分離した椅子にも適用できる。ロッキングに際しては、座を後退動しつつ後傾動させることも可能である。
2 背もたれ
3 身体受け部
6 ベース
6a 本体部の一部であるリアメンバー
6b 本体部の一部であるサイドメンバー
7 背フレーム 8 座シェル板
9 下部背シェル板
10 上部背シェル板
14 ヒンジ部
15 スリット
18 背支持部
19 支軸
20 レール部材
21 ばね
23 軸受けブラケット
26 連結ピン
Claims (4)
- 脚支柱の上端に固定されたベースと、前記ベースの上に配置された座と、前記ベースの後部に後傾動自在に連結された背フレームと、前記背フレームに取り付けた背もたれとを有しており、前記背もたれの後傾動に連動して前記座が後退動する構成であって、
前記ベースは、少なくとも後端縁が左右方向に長い形態の本体部と、前記本体部から後ろ向きに突出した背支持部とを有しており、前記ベースの本体部に前記座が前後動可能に支持されている一方、
前記座は、座シェル板の上面にクッションを配置した構造であり、前記座シェル板の左右側部の下面に、前後長手の金属製レール部材がそれぞれ取り付けられており、前記左右のレール部材は、当該左右レール部材の各々に内蔵されたばねに抗して後退動し得るように前記ベースに装着されており、
更に、前記背フレームは、前記ベースにおける本体部の後ろに位置して左右方向に長い基部を有しており、前記基部を前記ベースの背支持部に後傾動自在に連結していると共に、前記基部の左右側部に、前記左右レール部材の後端がそれぞれ連結されている、
椅子。 - 前記座と背もたれとは一体に連続した外観を呈している、
請求項1に記載した椅子。 - 前記背フレームは左右横長の支軸で前記ベースに連結されている一方、前記レール部材は連結ピンによって前記背フレームに連結されており、前記背もたれの傾動により、前記連結ピンが、側面視において前記支軸の中心の真上の位置を挟んだ前後略対称の位置に往復動するように設定されている、
請求項1又は2に記載した椅子。 - 前記座シェル板の左右両側部の下面には、前記レール部材を左右両側から囲う左右一対ずつの下向き規制リブが下向きに突設されており、前記左右のレール部材は、それぞれ規制リブの対に上下方向からの強制嵌合によって取り付けられている、
請求項1〜3のうちのいずれかに記載した椅子。
Priority Applications (1)
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JP2011203608A JP5863352B2 (ja) | 2011-09-16 | 2011-09-16 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011203608A JP5863352B2 (ja) | 2011-09-16 | 2011-09-16 | 椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=48187288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011203608A Active JP5863352B2 (ja) | 2011-09-16 | 2011-09-16 | 椅子 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP5863352B2 (ja) |
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- 2011-09-16 JP JP2011203608A patent/JP5863352B2/ja active Active
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