JP2019083958A - 椅子 - Google Patents
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Abstract
Description
「座と背もたれ、及び、前記背もたれを後ろから支持する後傾動自在な背支柱、並びに、前記座と背支柱とが取り付くベース部を備えており、
前記背もたれは、前後に開口した背フレームにメッシュ材を張った構造であり、前記背フレームの左右側部に、着座者に対して接近・離反する変形許容部を形成している」
という基本構成である。
「前記メッシュ材の後ろに、前記メッシュ材を介して着座者の身体を支持するランバーパッドが、前記背もたれの後傾時に、前記背もたれと一緒に後傾しつつ当該背もたれに対して相対的に前進するように配置されている」
という構成が付加されている。なお、メッシュ材は、織地や編地などの可撓性を有すると共に体圧を支持できる強度の材料を広く包含している。単層構造でもよいし複層構造でもよい。
「前記背もたれが後傾していない状態でかつ着座者の体圧がメッシュ材に掛かっていない状態では、前記メッシュ材とランバーパッドとの間に間隔が空いており、前記背もたれが後傾していない状態でかつ着座者の体圧がメッシュ材に掛かっている状態では、着座者の身体をランバーサポートが支持している」
という構成になっている。
「前記背フレームは、左右のサイドメンバーと、前記左右のサイドメンバーの上端に繋がったアッパメンバーと、前記左右のサイドメンバーの下端に繋がったロアメンバーとを有していて、前記左右のサイドメンバーは、上端と下端との間の部位がミドルメンバーを介して一体に繋がっており、前記ミドルメンバーが、前記背支柱に対して、左右長手の軸心回りに回動するように連結されており、
更に、前記メッシュ材の後ろに、前記ランバーパッドが取付けられた上下長手のランバーガイド体を配置しており、前記ランバーガイド体の上端は、前記ミドルメンバーと背支柱との連結部かその近傍に取付けられて、前記ランバーガイド体の下端は、前記ロアメンバーに取付けられており、
前記背もたれが後傾すると、前記ランバーガイド体が前向きに突出する方向に曲がり変形して前記ランバーパッドが背もたれに対して相対的に前進するようになっている」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、椅子の概要を、主として図1,2に基づいて説明する。本願では方向を特定するため前後・左右の文言を使用するが、この方向は椅子に普通に着座した人から見た状態を基準にしている。正面視は、着座者と対向した方向である。
以下、各部位を説明する。まず、座とベース部とを説明する。図2(A)から理解できるように、傾動ベース6は、固定ベース5の左右両側に位置したサイド部6aを有しており、サイド部6aの前端部が固定ベース5に連結されている。
次に、主として図6〜12を参照して背もたれ2を説明する。既述のとおり、背もたれ2は、背フレーム9とメッシュ材10とを備えている。メッシュ材10は、請求項に記載したメッシュ材の一例である。図10(B)や図2(B)に示すように、メッシュ材10の外周縁には、樹脂テープのような縁部材34が逢着等によって固定されており、縁部材34には、上下方向に飛び飛びで係合穴35が空いている。係合穴35は角形になっているが、円形なども採用できる。なお、縁部材34は複数本に分断している。
サイドメンバー11の前面には、サイドカバー39が固定されている。サイドカバー39は、基本的にはサイドメンバー11と同じ形状になっているが、山形部11aの上半分程度よりも上の部分は、内側面を外側にずらして、サイドメンバー11の幅寸法の6割程度の細幅に形成している。このように、サイドカバー39に細幅部を形成しているのは、当該サイドカバー39とサイドメンバー11との変形を容易にするためである。
例えば図7(B)に示すように、背フレーム9のロアメンバー13は、前向きに開口した樋状の形態であるが、内部に多数の補強リブを設けており、基本的には変形しない剛体構造になっている。ロアメンバー13の左右両端部には下向きのブラケット部13aが形成されており、ブラケット部13aは、図5(A)に示すように、リア座アウターシェル16cに第3軸17で連結されている。
次に、主として図13以下の図面を参照してランバーサポート装置を説明する。ランバーガイド体23は、樹脂製又は金属板からなっていて上下に長い帯状であり、既述のとおり、側面視で手前に向けて湾曲している。正確には、上部が湾曲している。このため、上下方向に掛かった外力によって変形し得る。ランバーガイド体23のうち、ランバーパッド22が上下動する部分は、側面視でほぼ直線姿勢になっている。ランバーガイド体23は、パッドサポートと呼ぶことも可能である。
例えば図19,20に示すように、ランバーパッド22はエラストマーのような軟質樹脂からなっており、左右横長に形成されている。また、左右両端は丸みを帯びている。ランバーパッド22は、その後ろに配置されたランバーフレーム80に取付けられている。ランバーフレーム80は、平面視で手前に凹むように湾曲しており、左右両側の部分は開口している。従って、メガネ形になっている(なお、開口していなくてもよい。)。
更に、昇降ガイド体86の手前にはロック体89が配置されており、ロック体86は、左右のビス90により、ランバーフレーム80のガイド突部85に固定されている。ロック体86と昇降ガイド体86との間にはある程度の間隔(数mm)が空いており、ロック体89及びランバーフレーム80は、昇降ガイド体86及びランバーガイド体23に対してある程度の寸法だけ前後動し得る。
2 背もたれ
5 ベース部を構成する固定ベース
6 ベース部を構成する傾動ベース
7 背支柱の傾動支点となる第1軸
8 背支柱
9 背フレーム
10 メッシュ材
11 サイドメンバー
11a 山形部(変形許容部、抱持部)
12 アッパメンバー
13 ロアメンバー
14 ミドルメンバー
15 第2軸
16 ベース部を構成する座アウターシェル
22 ランバーパッド
23 ランバーガイド体
34 縁部材
35 係合穴
36 くびれ部
37 頂点部
39 サイドカバー
50 ヒンジ部を構成するピン
58 ストッパー
Claims (3)
- 座と背もたれ、及び、前記背もたれを後ろから支持する後傾動自在な背支柱、並びに、前記座と背支柱とが取り付くベース部を備えており、
前記背もたれは、前後に開口した背フレームにメッシュ材を張った構造であり、前記背フレームの左右側部に、着座者に対して接近・離反する変形許容部を形成している構成であって、
前記メッシュ材の後ろに、前記メッシュ材を介して着座者の身体を支持するランバーパッドが、前記背もたれの後傾時に、前記背もたれと一緒に後傾しつつ当該背もたれに対して相対的に前進するように配置されている、
椅子。 - 前記背もたれが後傾していない状態でかつ着座者の体圧がメッシュ材に掛かっていない状態では、前記メッシュ材とランバーパッドとの間に間隔が空いており、前記背もたれが後傾していない状態でかつ着座者の体圧がメッシュ材に掛かっている状態では、着座者の身体をランバーサポートが支持している、
請求項1に記載した椅子。 - 前記背フレームは、左右のサイドメンバーと、前記左右のサイドメンバーの上端に繋がったアッパメンバーと、前記左右のサイドメンバーの下端に繋がったロアメンバーとを有していて、前記左右のサイドメンバーは、上端と下端との間の部位がミドルメンバーを介して一体に繋がっており、前記ミドルメンバーが、前記背支柱に対して、左右長手の軸心回りに回動するように連結されており、
更に、前記メッシュ材の後ろに、前記ランバーパッドが取付けられた上下長手のランバーガイド体を配置しており、前記ランバーガイド体の上端は、前記ミドルメンバーと背支柱との連結部かその近傍に取付けられて、前記ランバーガイド体の下端は、前記ロアメンバーに取付けられており、
前記背もたれが後傾すると、前記ランバーガイド体が前向きに突出する方向に曲がり変形して前記ランバーパッドが背もたれに対して相対的に前進するようになっている、
請求項1又は2に記載した椅子。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017213389A JP6990561B2 (ja) | 2017-11-06 | 2017-11-06 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017213389A JP6990561B2 (ja) | 2017-11-06 | 2017-11-06 | 椅子 |
Publications (2)
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JP6990561B2 JP6990561B2 (ja) | 2022-01-12 |
Family
ID=66761582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017213389A Active JP6990561B2 (ja) | 2017-11-06 | 2017-11-06 | 椅子 |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115153238A (zh) * | 2021-04-02 | 2022-10-11 | 宣禹实业股份有限公司 | 椅背倾仰支撑结构 |
JP2022158152A (ja) * | 2021-04-01 | 2022-10-17 | 宣禹實業股▲分▼有限公司 | 背凭れリクライニング支持構造 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004049657A (ja) * | 2002-07-22 | 2004-02-19 | Okamura Corp | 椅子の背凭れ装置 |
JP2008506486A (ja) * | 2004-07-22 | 2008-03-06 | ボック 1 ゲーエムベーハー アンド コー コマンデイトゲイトゼルシャフト | 椅子、特に事務用椅子 |
JP2012070871A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Itoki Corp | 椅子 |
JP2015519111A (ja) * | 2012-05-04 | 2015-07-09 | 株式会社イトーキ | 椅子、特に事務用椅子 |
-
2017
- 2017-11-06 JP JP2017213389A patent/JP6990561B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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Also Published As
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JP6990561B2 (ja) | 2022-01-12 |
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