JP5859991B2 - 通信システム、親局、子局、およびスリープ制御方法 - Google Patents
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OLT70には外部ネットワーク50が接続され、ONU80にはユーザーネットワーク60が接続される。OLT70からONU80へ信号を送信する方向を下りと呼び、逆方向を上りと呼ぶ。また、OLT70とONU80との間のPON区間で送受信する信号をフレームと呼ぶ。
このGateフレームには、いつの時点からどれだけの期間、フレームを送信してよいかという情報として、各ONU80の上りフレーム送信開始時刻Ts1と送信可能帯域BW1が記載されている。
ONU80は、このGateフレームで通知された送信開始時刻Ts2になると、バッファに蓄積した上りデータフレームを送信可能帯域BW2で送信するとともに、送信できずにバッファに残った蓄積データ量Queue_Ts2をReportフレームに記載してOLT70に送信する。以後、これを繰り返す。
通常モードへ復帰しない場合(No)、OLT70とONU80は、間欠起動期間が終了すると再びTsだけ休止状態となり、以後これを繰り返す。なお、OLT70とONU80はスリープモード中もGateフレームやReportフレームの送受信を行う。
この復帰通知フレームを受信したOLT70は、該当ONU80の管理を通常モードへ復帰させ、上りデータフレーム送信用のGateフレームを該当ONU80に送信する。そして、ONU80はGateフレームで指示された時刻になると、外部ネットワーク50から受信して蓄積している上りデータフレームをOLT70に送信する。
例えば、ONU80がスリープしている場合にOLT70がスリープしていないと認識した場合、OLT70はスリープしているONU80に下りフレームを送信してしまい、フレーム消失の原因となる。
以上の例はフレームの導通に関する大きな支障であるが、他にも遅延発生などにより、サービスに影響がでる場合もある。
OLT70には、親局通信部71、帯域制御部72、およびOLT70に接続される各ONU80に対応するm個の親局電力制御部73が設けられている。
これにより、外部ネットワーク50からの下りデータフレームは、親局通信部71を経由してONU80へと送信され、ONU80から送信されてくる上りデータフレームは、親局通信部71を経由して外部ネットワーク50へと送信される。
また、親局電力制御部73は、該当ONU80が休止状態であるか間欠起動状態であるかを管理し、スリープモード中のONU80宛の下りフレームをバッファリングするよう親局通信部71にバッファ指示を出力する。
また、子局通信部81は、スリープモード中に子局電力制御部83から入力される停止/起動信号により、通信機能の停止または起動を行う。
また、子局電力制御部83は、子局通信部81経由で入力されたユーザーネットワーク60からの通信量に基づいてスリープモード中における上りデータフレームを確認し、一定量以上の上りデータフレームを受信した場合には、通常モードへの復帰プロセスへ移行する。
これは、ONU80の通常モードへの復帰可否をOLT70で検知し、この検知結果に応じたOLT70からの指示に応じてONU80を通常モードへ復帰させることにより、OLT70とONU80との間で通常モードへの復帰を同期させるためである。
このため、任意のONU80のスリープモード期間のうち他のONU80が使用可能な期間が短縮される結果となり、ONU80とOLT70と間の通信帯域の利用効率が低下するという問題点があった。
また、本発明にかかる子局は、上記したいずれかの通信システムで用いられる子局である。
したがって、従来技術のように、スリープモード中に子局から親局に対してスリープ用フレームを送信することなく、親局と子局との間で通常モードへの復帰を同期させることができる。このため、任意の子局のスリープモード期間のうち他の子局が使用可能な期間を十分確保することができ、結果として、子局と親局と間の通信帯域について高い利用効率を得ることが可能となる。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる通信システム1について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる通信システム(PONシステム)の構成を示すブロック図である。
本規定によると、親局であるOLT10が司令塔となり、子局である各ONU20に送信時刻を指示することで、上りフレームの衝突を回避する。なお、本実施の形態にかかる通信システム1で用いられるデータ通信手順は、前述した図21と同様であり、ここでの説明は省略する。
すなわち、本実施の形態において、OLT10とONU20は、Reportフレームの蓄積データ量Queueを解析し、それが設定した判定基準Queue_Thより大きい場合、スリープモードから通常モードへの復帰を行う。なお、この判定基準Queue_Thは、OLT10とONU20で同一の値を使用する。
本実施の形態では、分かり易く説明するため、Queue#0〜Queue#7の合計値Queue_nからなるデータ送信要求状況を、スリープモードから復帰するための指標として採用する。
これに応じて、ONU20は、スリープモードへの移行を了解したことを知らせるスリープ了解フレームを返信する。
この休止状態において、ONU20はPON区間のフレーム送受信機能を停止するため、OLT10は外部ネットワーク50から入力される該当ONU20宛の下りデータフレームをバッファリングする。
また、スリープモードに入ったONU20は、間欠起動期間になってもOLT10に上り復帰確認フレームを送信することはない。
この際、蓄積データ量Queue_nが事前に設定したスリープモードからの復帰の判定基準QueueBW_Th以上である場合、当該ONU20は通常モードへの復帰を決定する。
この後、OLT10は、該当ONU20に対して、上りデータフレーム送信用の帯域を割り当てたGateフレームを送信する。これを受信したONU20は、OLT10に対する上りデータフレームの送信を開始する。
本実施の形態において、OLT10が主導して該当ONU20を通常モードへ復帰させたい場合は、図4のように、間欠起動期間に復帰指示の下りスリープ用フレームを送信する。
親局通信部11は、非特許文献1または非特許文献2に規定されたプロトコルに従ってONU20との間で通信を行う機能を有している。これにより、外部ネットワーク50からの下りデータフレームは、親局通信部11を経由してONU20へと送信され、ONU20から送信されてくる上りデータフレームは、親局通信部11を経由して外部ネットワーク50へと送信される。
子局通信部21は、OLT10と同様の通信プロトコルに従って、OLT10との間で通信を行う機能と、ユーザーネットワーク60から受信した上りデータフレームを一時的に蓄積し、送信制御部22からの送信指示に応じてOLT10へ送信する機能と、OLT10からの下りデータフレームをユーザーネットワーク60へそのまま転送する機能と、スリープモード中に子局電力制御部23から入力される停止/起動信号により、通信機能の停止または起動を行う機能とを有している。
OLT10の帯域制御部12には、主な機能部として、帯域計算部12Aと復帰検知部12Bとが設けられている。
本実施の形態では、この構成に加えて、帯域計算部12Aが、Reportフレームの蓄積データ量Queue_nを復帰検知部12Bに出力する機能を有している。
親局電力制御部13は、図7に示すスリープ制御処理フローに基づき、該当ONU20の動作モードとして、通常モードを示す通常状態S0と、スリープモードを示す休止状態S1および間欠起動状態S2とを管理する。
ONU20の送信制御部22には、主な機能部として、帯域管理部22Aと復帰判断部22Bとが設けられている。
本実施の形態では、この構成に加えて、帯域管理部22Aが、Reportフレームを送信する際、Reportフレームの蓄積データ量Queue_nを復帰判断部22Bに出力する。
子局電力制御部23は、図9に示すスリープ制御処理フローに基づき、該当ONU20の動作モードとして、通常モードを示す通常状態S3と、スリープモードを示す休止状態S4および間欠起動状態S5とを管理する。
間欠起動状態S5では、間欠起動の期間Taが終了するまでに、OLT10から復帰指示フレームを受信するか、あるいは復帰指示信号が入力された場合、停止していた機能を復帰させて通常状態S3へ遷移する。
このように、本実施の形態は、子局(ONU20)において、子局電力制御部23が、当該子局の一部機能を一時的に停止状態に移行させることにより、当該子局を通常モードからスリープモードへ移行させ、送信制御部22が、当該子局のスリープモードから通常モードへの復帰を決定し、子局電力制御部23が、送信制御部22による復帰の決定に応じて当該子局の一部機能を停止状態から復帰させることにより、当該子局をスリープモードから通常モードへ復帰させて、通常モードへの復帰に応じて親局との通信を再開させるようにしたものである。
したがって、従来技術のように、スリープモード中に子局から親局に対してスリープ用フレームを送信することなく、親局と子局との間で通常モードへの復帰を同期させることができる。このため、任意の子局のスリープモード期間のうち他の子局が使用可能な期間を十分確保することができ、結果として、子局と親局と間の通信帯域について高い利用効率を得ることが可能となる。
図10は、第1の実施の形態にかかる親局電力制御部における他のスリープ制御処理フロー例である。図11は、第1の実施の形態にかかる子局電力制御部における他のスリープ制御処理フロー例である。
例えば、OLT10のそれぞれの親局電力制御部13から、各ONU20がスリープモード中であるか否かの情報を帯域制御部12に入力し、スリープモードではないONU20からのReportフレームには復帰検知を行わないことで、低消費電力化を行ってもよい。なお、ONU20においても同様である。
次に、図12を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる通信システム1について説明する。図12は、第2の実施の形態にかかるスリープ制御手順を示すシーケンス図である。
まず、ONU20がスリープモードに入っても、一般的なOLT10は定期的にGateフレームを送信している。スリープモード中のONU20は、休止状態においてPON区間のフレーム送受信機能を停止しているため、休止状態ではReportフレームを返信せず、間欠起動状態でReportフレームを返信する。
したがって、ONU20がスリープモードから通常モードに復帰すると、OLT10が休止期間だと想定している間にもONU20がReportフレームを返信してくるようになる。
本実施の形態では、図14のように、OLT10の帯域制御部12の構成が第1の実施の形態と異なる。本実施の形態における帯域制御部12には、主な機能部として、帯域計算部12A、復帰検知部12B、受信数測定部12C、および期間計測部12Dが設けられている。
受信数測定部12Cは、帯域計算部12Aからの通知により各ONU20のReportフレーム受信数を測定し、この測定結果を復帰検知部12Bに出力する機能とを有している。
子局電力制御部23は、図15に示すスリープ制御処理フローに基づき、該当ONU20の動作モードとして、通常モードを示す通常状態S3と、スリープモードを示す休止状態S4および間欠起動状態S5とを管理する。
なお、親局電力制御部13におけるスリープ制御処理フローについては、第1の実施の形態と同様である。
このように、本実施の形態は、子局(ONU20)において、送信制御部22が、当該子局における通常モードへの復帰を決定する際、当該子局に蓄積されている親局への送信データの蓄積データ量に基づいて、通常モードへの復帰を決定し、親局(OLT10)において、帯域制御部12が、子局における通常モードへの復帰を検知する際、当該子局との間で再開された通信により当該子局から受信した単位時間当たりの受信フレーム数に基づいて、当該子局における通常モードへの復帰を検知するようにしたものである。
また、本実施の形態においても、各ONU20がスリープモードであるか否かに関係なく、OLT10は復帰検知信号を出力する構成を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、OLT10のそれぞれの親局電力制御部13から、各ONU20がスリープモード中であるか否かや、休止期間か間欠起動期間かの情報を帯域制御部12に入力し、スリープモードではないONU20からのReportフレームには復帰検知を行わないことで、低消費電力化を行ってもよい。
次に、第1の実施の形態をベースとした、本発明の第3の実施の形態にかかる通信システム1について説明する。
OLT10の帯域制御部12には、第1の実施の形態の図6と同様に、主な機能部として、帯域計算部12Aと復帰検知部12Bとが設けられている。
親局電力制御部13は、第1の実施の形態の図7と同様に、復帰検知部12Bからの復帰検知信号に応じて、該当ONU20宛の下りデータフレームのバッファリングを解除して通常モード(通常状態S0)へ遷移する。
ONU20の送信制御部22には、第1の実施の形態の図8と同様に、主な機能部として、帯域管理部22Aと復帰判断部22Bとが設けられている。
子局電力制御部23は、第1の実施の形態の図9と同様に、復帰判断部22Bからの復帰指示信号に応じて、通常モード(通常状態S3)へ遷移する。
このように、本実施の形態は、親局(OLT10)において、帯域制御部12が、当該子局における通常モードへの復帰を決定する際、親局判定基準量として当該子局の子局判定基準と同じ値を示す判定基準量を用いるようにしたものである。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (9)
- 1つの親局とm(mは1以上の整数)個の子局とが通信網を介して各種データを送受信するとともに、これら親局および子局との間で同期させて、互いの動作状態を通常モードと省電力状態であるスリープモードとに切替制御する通信システムであって、
前記子局は、
当該子局の一部機能を一時的に停止状態に移行させることにより、当該子局を通常モードからスリープモードへ移行させる子局電力制御部と、
当該子局のスリープモードから通常モードへの復帰を決定する送信制御部とを備え、
前記子局電力制御部は、前記送信制御部による前記復帰の決定に応じて当該子局の前記一部機能を停止状態から復帰させることにより、当該子局をスリープモードから通常モードへ復帰させて、通常モードへの復帰に応じて前記親局との通信を再開させ、
前記親局は、
スリープ指示により前記子局を通常モードからスリープモードへ移行させる親局電力制御部と、
当該子局における通常モードへの復帰に応じて当該子局との通信を再開することにより、当該子局が通常モードへ復帰したことを検知する帯域制御部と
を備え、
前記送信制御部は、当該子局における通常モードへの復帰を決定する際、当該子局に蓄積されている前記親局への上りデータフレームの蓄積データ量と子局判定基準量とを比較し、蓄積データ量が子局判定基準量を越えた場合に、通常モードへの復帰を決定し、
前記子局電力制御部は、再開させた前記親局との通信により、前記蓄積データ量を前記親局へ通知し、
前記帯域制御部は、前記子局における通常モードへの復帰を検知する際、当該子局との間で再開された通信により通知された当該子局の蓄積データ量と親局判定基準量とを比較し、蓄積データ量が親局判定基準量を越えた場合に、通常モードへの復帰を検知する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
前記帯域制御部は、当該子局における通常モードへの復帰を検知する際、前記親局判定基準量として当該子局の子局判定基準と同じ値を示す判定基準量を用いることを特徴とする通信システム。 - 請求項1または請求項2に記載の通信システムにおいて、
前記送信制御部は、前記蓄積データ量と前記子局判定基準量とを比較する際、当該上りデータフレームの分類種別ごとに個別に比較し、いずれかの分類種別において蓄積データ量が判定基準量を越えた場合に、通常モードへの復帰を決定し、
前記子局電力制御部は、再開させた前記親局との通信により、前記分類種別ごとに得た前記蓄積データ量を前記親局へ通知し、
前記帯域制御部は、前記蓄積データ量と前記親局判定基準量とを比較する際、当該蓄積データ量を得た分類種別ごとに個別に比較し、いずれかの分類種別において蓄積データ量が判定基準量を越えた場合に、通常モードへの復帰を検知する
ことを特徴とする通信システム。 - 1つの親局とm(mは1以上の整数)個の子局とが通信網を介して各種データを送受信するとともに、これら親局および子局との間で同期させて、互いの動作状態を通常モードと省電力状態であるスリープモードとに切替制御する通信システムであって、
前記子局は、
当該子局の一部機能を一時的に停止状態に移行させることにより、当該子局を通常モードからスリープモードへ移行させる子局電力制御部と、
当該子局のスリープモードから通常モードへの復帰を決定する送信制御部とを備え、
前記子局電力制御部は、前記送信制御部による前記復帰の決定に応じて当該子局の前記一部機能を停止状態から復帰させることにより、当該子局をスリープモードから通常モードへ復帰させて、通常モードへの復帰に応じて前記親局との通信を再開させ、
前記親局は、
スリープ指示により前記子局を通常モードからスリープモードへ移行させる親局電力制御部と、
当該子局における通常モードへの復帰に応じて当該子局との通信を再開することにより、当該子局が通常モードへ復帰したことを検知する帯域制御部と
を備え、
前記送信制御部は、当該子局における通常モードへの復帰を決定する際、当該子局に蓄積されている前記親局への送信データの蓄積データ量に基づいて、通常モードへの復帰を決定し、
前記帯域制御部は、前記子局における通常モードへの復帰を検知する際、当該子局との間で再開された通信により当該子局から受信した単位時間当たりの受信フレーム数に基づいて、当該子局における通常モードへの復帰を検知する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項4に記載の通信システムにおいて、
前記帯域制御部は、前記子局における通常モードへの復帰を検知する際、子局から受信した受信フレームのうち、PONシステムで用いるReportフレーム、キープアライブフレーム、または上りデータフレームに関する受信フレーム数に基づいて、当該子局における通常モードへの復帰を検知することを特徴とする通信システム。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の通信システムで用いられる親局。
- 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の通信システムで用いられる子局。
- 1つの親局とm(mは1以上の整数)個の子局とが通信網を介して各種データを送受信する通信システムで用いられて、これら親局および子局との間で同期させて、互いの動作状態を通常モードと省電力状態であるスリープモードとに切替制御するスリープ制御方法であって、
前記子局が、当該子局の一部機能を一時的に停止状態に移行させることにより、当該子局を通常モードからスリープモードへ移行させ、当該子局のスリープモードから通常モードへの復帰の決定に応じて当該子局の前記一部機能を停止状態から復帰させることにより、当該子局をスリープモードから通常モードへ復帰させ、通常モードへの復帰に応じて前記親局との通信を再開させる子局ステップと、
前記親局が、スリープ指示により前記子局を通常モードからスリープモードへ移行させ、当該子局における通常モードへの復帰に応じて当該子局との通信を再開することにより、当該子局が通常モードへ復帰したことを検知する親局ステップと
を備え、
前記子局ステップは、当該子局における通常モードへの復帰を決定する際、当該子局に蓄積されている前記親局への上りデータフレームの蓄積データ量と子局判定基準量とを比較し、蓄積データ量が子局判定基準量を越えた場合に、通常モードへの復帰を決定し、再開させた前記親局との通信により、前記蓄積データ量を前記親局へ通知し、
前記親局ステップは、前記子局における通常モードへの復帰を検知する際、当該子局との間で再開された通信により通知された当該子局の蓄積データ量と親局判定基準量とを比較し、蓄積データ量が親局判定基準量を越えた場合に、通常モードへの復帰を検知する
ることを特徴とするスリープ制御方法。 - 1つの親局とm(mは1以上の整数)個の子局とが通信網を介して各種データを送受信する通信システムで用いられて、これら親局および子局との間で同期させて、互いの動作状態を通常モードと省電力状態であるスリープモードとに切替制御するスリープ制御方法であって、
前記子局が、当該子局の一部機能を一時的に停止状態に移行させることにより、当該子局を通常モードからスリープモードへ移行させ、当該子局のスリープモードから通常モードへの復帰の決定に応じて当該子局の前記一部機能を停止状態から復帰させることにより、当該子局をスリープモードから通常モードへ復帰させ、通常モードへの復帰に応じて前記親局との通信を再開させる子局ステップと、
前記親局が、スリープ指示により前記子局を通常モードからスリープモードへ移行させ、当該子局における通常モードへの復帰に応じて当該子局との通信を再開することにより、当該子局が通常モードへ復帰したことを検知する親局ステップと
を備え、
前記子局ステップは、当該子局における通常モードへの復帰を決定する際、当該子局に蓄積されている前記親局への送信データの蓄積データ量に基づいて、通常モードへの復帰を決定し、
前記親局ステップは、前記子局における通常モードへの復帰を検知する際、当該子局との間で再開された通信により当該子局から受信した単位時間当たりの受信フレーム数に基づいて、当該子局における通常モードへの復帰を検知する
ことを特徴とするスリープ制御方法。
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