JP5456131B2 - 通信方法、光通信システム、利用者側光回線終端装置、局側光回線終端装置および制御装置 - Google Patents
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・ハードウェア構成
次に、通信システムの省電力動作の一例として、PONシステムのパワーセーブ動作について図2を用いて説明する。
図2では、ディスカバリ等の処理が終了し、通常の通信状態(Normal mode)での通信が開始された後のシーケンスが示されている。図2ではONU10は1つのみ記載されているが、実際にはOLT1は複数のONU10と同様の方法で通信する。PONシステムでは、上り通信(uplink)は時分割多重通信により、送信帯域が複数のONU10に割当てられる。OLT1は、この時分割多重を制御するため、ONU10に送信帯域Bwを指定して通信を許可する許可信号(Grant)を送信する。送信帯域は送信時間ということもできるため、言い換えれば、OLT1はONU10に送信時間を割当て許可信号を送信する。Grantは、各ONU10を識別できる情報、通信開始時間、及び通信終了時間(若しくは通信継続時間)を含む。
ONU10が省電力状態での通信が可能となったとき、もしくは省電力状態での通信が必要になったとき、ONU10はOLT1に省電力状態に遷移することを通知する。この通知はどのような要求信号を使用してもよいが、例えば、Dying_Gasp信号を送信する。
この通知を受信すると、OLT1は当該ONU10が省電力状態に入ったことを検知し、当該ONU10への帯域割当てを所定の期間(sleep time)休止する。この通信方法は、sleep timeとして任意の値を設定可能であるが、1時間単位のような長期間ではリンクを正常に維持することが難しいため、例えば、ミリ秒のような短い期間を指定する。
ONU10で、多量のデータ送信が必要な場合など、省電力状態の解除が必要な場合には、sleep time後の一時起動時間でONU10は、省電力状態の解除を要求する。この省電力状態の解除は、ONU10が特定の信号を送信することによって行ってもよいが、例えば、指定された帯域で有効な上りデータを送信することでも実現可能である。有効な上りデータを送信することで省電力状態の解除することにより、送信ビットが節約され送信データの帯域を有効に使用することができる。
省電力状態のONU10に割当てる送信帯域割当周期は、どのように決めてもよいが、一例としては、送信帯域割当周期がMPCP(Multi-Point Control Protocol)タイムアウト警報の検出時間Tと一致した値を持つようにすることができる。送信帯域割当周期をMPCPタイムアウトの時間よりも長く設定すると、スリープモード中のONU10がこのMPCPタイムアウトに引っかかってしまうため、OLT1は送信帯域割当周期をMPCPタイムアウトの時間以下に設定する。また、ONU10に複数回(n回)の送信期間を与え、一回も受信できなかった場合に、MPCPタイムアウトと判定すると無用な警報等が抑止される。そのため、例えば、MPCPタイムアウトTミリ秒と設定されている場合に、OLT1は送信帯域割当周期をT/nミリ秒に設定する。
図3はOLT1のPON制御部2(PON controller)の処理を示している。まず、PON制御部2は、ディスカバリによって発見されリンクが張られているONU10のリスト(ActiveONUList)に基づき、アップリンクの送信帯域を割当てるべきONU10を特定し、各ONU10に送信帯域を割当てる(ステップS1)。このとき例えば、1周期の送信帯域をN分割したとき、対応するONU10の識別子IDは、idbw = ONU[bw], bw = 1,2, ... , N で与えられる。
ActiveONUListでは省電力中のONU10は除外されているため、PON制御部2はこのリストを参照することにより省電力動作中のONU10には送信帯域を割当てないように動的帯域割当てを行うことができる。
まず、PON制御部2は、次の送信帯域に割当てたONU10を特定する(ステップS4)。このとき、送受信器5のRx51はアップリンクの受信を同時並行で行っており、PON制御部2は、Rx51が受信したデータを処理のため内蔵メモリ等に読み込む(ステップS5)。PON制御部2は、受信した上り信号の種類を調べ(ステップS6)、有効な信号がない場合にはステップS17に、省電力状態の要求信号(Dying_gasp)を検出した場合にはステップS12、その他のデータ信号等である場合には、ステップS7の処理を行う。
PON制御部2は、各ONU10とのアップリンクの通信状態を常に監視している。もし、ONU10がフレームを送信するタイミングで期待されるフレームを受信できなかった場合、LOSi(Loss of signal for ONUi)という警報信号を出力する。この警報信号はネットワーク管理に必要な警報であり、LOSiが発生した場合にはネットワークオペレータに通知され、ネットワークオペレータはこのLOSiに基づき障害対策を行う。ステップS10はこのLOSiのための障害カウントをクリアする処理である。LOSiはi番のONU10から例えば信号を4回連続で受信できなかった場合に真の障害と判断され、出力されるものであり、障害カウントはこの不受信の連続数をカウントしている変数である。PON制御部2は、LOSiのカウントのカウントアップを後述するステップS17で行う。
この実施の形態では、Dying_Gaspは2種類ある。1つはONU10がリンクを切って電源をオフにする場合に出力するDying_Gasp(0)と、もう1つはONU10がスリープ要求として出力するDying_Gasp(1)である。Dying_Gasp信号は、Dying_Gasp信号であることを示す信号識別子、ONU10のID、スリープ要求であることを示すフラグ(オプション)を含むフォーマットを有している。PON制御部2は、ステップS12で受信したDying_Gasp信号がスリープ要求であるかを調べ、スリープ要求すなわち、Dying_Gasp(1)信号である場合にはステップS13の処理に進む。
図4はONU10のPON制御部11が実行する通信制御を示すフローチャートである。通信制御は大きくダウンリンク受信制御(ステップS30−S33)とアップリンク送信制御(S35−S51)に分かれる。
まず、ダウンリンクの受信制御について説明する。光送受信器14のRx142は、OLT1から送信されるダウンリンクフレームを受信し、受信バッファ13にこの受信データを記録する。PON制御部11は、光送受信器14が受信したフレームを観測し(ステップS30)、フレームに含まれるヘッダ情報からアップリンクの送信帯域情報を抽出する(ステップS31)。送信帯域情報は、割当て対象のONU10が特定できる情報と、送信開始時間、送信終了時間が特定できる情報を持っている。
次に、アップリンクの送信制御について説明する。
PON制御部11は、ステップS35で、OLT1から送信帯域の割当て(Grant)を待つ。送信帯域が割当てられたら、PON制御部11は光送受信器14のTx141に電力を供給し、レーザーパワーオンの状態にする(ステップS36)。この処理は、特に省電力状態から復帰するときに必要であるため、通常の運用状態で動作中で既にTx141がオン状態であるときは改めて、電力供給を開始する処理を行う必要はない。
一方、電源オフしないと判断した場合には、PON制御部11はステップS35に戻り、上述と同様の処理を繰り返す。
図5は、省電力状態で動作中のONU10に、通信障害が発生した場合を示すシーケンス図である。ONU10は送信タイミング(u3)後に省電力状態に移行し、この後、端末20-1から送信データを大量に受信しタイミング(u4)後に省電力状態から復帰しようとする。ここで、加入者線30で通信障害が発生してしまうと、データの送信が行えなくなる。OLT1は、ONU10が光送受信器14のTx141の電源をオフしデータを送信してこないことを知っているため、OLT1からみればアップリンク通信が一時的に無くても異常はなく、OLT1は異常が発生していることは検知できない。しかし、この実施の形態の通信システムでは、sleep time中は当該ONU10の上り通信は抑止しながら、一方でsleep time後(d6)に一時的に送信帯域を省電力状態のONU10に割当てる。そのため、OLT1は、(d6)で割当てた帯域を観測することにより、省電力状態のONU10とのリンクに通信異常(Loss of Signal for ONUi)がないかを検知することができる。
リンクが切断された後、ONU10がOLT1との間で再接続するためには、ONU10はOLT1から送信されるディスカバリ要求に応答し、自己をOLT1に登録する。OLT1は、ディスカバリによってONU10を登録し、リンクを確立するまで送信帯域を当該ONU10に割当てない。
図6は、ONU10が省電力状態後に電源オフする場合を説明するシーケンス図である。タイミング(u8)まで、ONU10は省電力状態での動作をしているが、例えば、ユーザがONU10の電源を切る操作をした場合などで、ONU10に電源オフの動作開始をする必要が生じる。このとき、ONU10が省電力状態からすぐに電源を切ってしまうと、OLT1はこれを検知できずにLOSiを発してしまうことになる。そこで、ONU10は、sleep time後の帯域割当てまで待って(d9)、OLT1にDying_Gasp(0)信号を送信し(u9)、その後に電源を切る。
一方、OLT1もDying_Gasp(0)信号を受信したことで、ONU10との間に通信障害が発生したり、スリープ状態から復帰していないことを認識できるため、無用の警報出力を防ぐことができる。
実施の形態2は、省電力状態(スリープモード)のONU10にも送信帯域を割当て、スリープ中のアップストリームの遅延を低減する実施の形態である。通信システムのハードウェア構成は、図1で説明した上述の通信システムと同様である。
図8は、この実施の形態の通信方法を示したシーケンスである。図8において、OLT1の送信タイミング(d4),(d5),(d7),(d8)を見ると分かるように、この実施の形態では、図2のシーケンスと異なり、OLT1はスリープモードのONU10に対しても送信帯域を割当てる。従って、ONU10はsleep timeの終了を待たずに、スリープモードを解除し、通常モードに遷移して上りデータの送信を再開することができる。
図9はOLT1のPON制御部2の処理を示している。図9において、図3と同一の符号は図3と同一又は相当の処理を示している。図3ではPON制御部2はステップS1やステップS13で省電力状態のONU10には、送信帯域を割当てないように制御した。一方の図9の制御では、PON制御部2はステップS60でスリープモードのONU10も含めて送信帯域を割当てる。なお、スリープモードで動作中のONU10は必要な送信帯域が小さいと思われるため、PON制御部2は通常モードのONU10に比べて少ない送信帯域を割当てる。
OLT1は以上のように、スリープモードのONU10に送信帯域を割当てながら、スリープモード中のONU10には、フレームの送信をしないことを許容し、障害監視の誤報を防ぐ手段を備えている。
図10はONU10のPON制御部11が実行する通信制御を示すフローチャートである。図10において、図4と同一の符号は図4と同一又は相当の処理を示している。図10の通信制御において、ONU10はスリープモードで送信帯域が割り当てられても、スリープモードではその送信帯域を使ってデータを送信しない(ステップS70、S71)。そのため、ONU10はTx141を起動する必要がなく消費電力を節約できる。また、ステップS70でPON制御部11は送信データがあるか否かを判断し、スリープモードであっても送信データがある場合には、ステップS36以降の送信処理を実行する。このため、図10に記載の通信方法を採用するONU10では、sleep timeの満了前にスリープモードを解除し、スリープモード中の送信遅延を低減することができる。
次に、通信障害が発生した場合の通信システムの動作について説明する。
図11は、省電力状態で動作中のONU10に、通信障害が発生した場合を示すシーケンス図である。スリープモード中のタイミング(d1),(d2),(d5),(d6)では、障害監視がマスクされ、LOSiは誤検知されない。一方、ONU10の送信タイミング(u4)後にアップリンクで障害が発生したとき、OLT1の送信タイミング(d6),(d7)で割当てた送信帯域BwでOLT1はLOSiの障害を検知し、警報LOSiを出力する。
図12は、ONU10が省電力状態後に電源オフする場合を説明するシーケンス図である。タイミング(u8)まで、ONU10は省電力状態での動作をしているが、例えば、ユーザがONU10の電源を切る操作をした場合などで、ONU10に電源オフの動作開始をする必要が生じる。このとき、ONU10が省電力状態からすぐに電源を切ってしまうと、OLT1はこれを検知できずにLOSiを発してしまうことになる。そこで、ONU10は、sleep time後の帯域割当てまで待って(d9)、OLT1にDying_Gasp信号を送信し(u9)、その後に電源を切る。
一方、OLT1もDying_Gasp信号を受信したことで、ONU10との間に通信障害が発生したり、スリープ状態から復帰していないことを認識できるため、無用の警報出力を防ぐことができる。
Claims (20)
- 複数の利用者側光回線終端装置(以下、ONUという)を共通の光ファイバを用いて局側光回線終端装置(以下、OLTという)に接続する光通信システムの通信方法であって、
前記OLTは、光送信器の一時休止と一時起動を繰り返すスリープモードでの動作が可能な前記ONUに対して、前記一時起動時に応答信号を送信するための送信帯域を割当て、送信帯域通知を当該ONUに送信し、
前記OLTは、前記スリープモードに移行した前記ONUに対する送信帯域割当周期を、前記スリープモードに移行する前の前記ONUに対する送信帯域割当周期よりも長くするとともに、前記光送信器の一時休止を許可するスリープ期間を前記ONUへ送信することを特徴とする通信方法。 - 前記ONUは、前記一時休止の期間には前記光送信器のレーザーに対する電力供給を停止することを特徴とする、請求項1に記載の通信方法。
- 前記OLTは、前記ONUの前記スリープモードへの移行を許可する信号を前記ONUに送信することを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の通信方法。
- 前記スリープモード中の前記ONUは、前記一時休止の期間後に当該スリープモードを継続する場合には前記送信帯域通知に対して前記スリープモードへの移行を要求する信号を送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信方法。
- 複数の利用者側光回線終端装置(以下、ONUという)を共通の光ファイバを用いて局側光回線終端装置(以下、OLTという)に接続する光通信システムであって、
前記OLTは、
前記光ファイバに接続された光送受信器、及び
光送信器の一時休止と一時起動を繰り返すスリープモードでの動作が可能な前記ONUに対して、前記一時起動時に応答信号を送信するための送信帯域を割当て、送信帯域通知を当該ONUに送信し、
前記スリープモードに移行した前記ONUに対する送信帯域割当周期を、前記スリープモードに移行する前の前記ONUに対する送信帯域割当周期よりも長くするとともに、前記光送信器の一時休止を許可するスリープ期間を前記ONUへ送信する制御装置、を備えたことを特徴とする光通信システム。 - 前記ONUは、前記一時休止の期間には前記光送信器のレーザーに対する電力供給を停止することを特徴とする、請求項5に記載の光通信システム。
- 前記OLTは、前記ONUの前記スリープモードへの移行を許可する信号を前記ONUに送信することを特徴とする、請求項5または6のいずれかに記載の光通信システム。
- 前記スリープモード中の前記ONUは、前記一時休止の期間後に当該スリープモードを継続する場合には前記送信帯域通知に対して前記スリープモードへの移行を要求する信号を送信することを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の光通信システム。
- 複数の利用者側光回線終端装置を共通の光ファイバを用いて局側光回線終端装置に接続する光通信システムの利用者側光回線終端装置であって、
前記光ファイバに接続され、送信部を所定のスリープ期間一時的に停止し、前記スリープ期間後に一時的に起動することを繰り返して消費電力を低減するスリープモードでの動作が可能な光送受信器、及び
前記スリープモード中に前記局側光回線終端装置により送信帯域が割当てられた場合に、前記局側光回線終端装置への応答信号を前記光送受信器に送信させる制御装置
を備え、
前記スリープモードに移行した場合の前記送信帯域の割当周期は、前記スリープモードに移行する前の前記送信帯域の割当周期よりも長く、前記制御装置は、前記局側回線終端装置により時分割で割当てられた前記送信帯域とその後の送信帯域との間における前記スリープ期間に前記光送受信器の送信部を一時的に停止し、前記スリープ期間後の送信帯域で応答信号を送信するために前記光送受信器の送信部を一時的に起動する起動制御を行うことを特徴とする、利用者側光回線終端装置。 - 前記光送受信器は、前記スリープ期間には前記送信部のレーザーに対する電力供給を停止することを特徴とする、請求項9に記載の利用者側光回線終端装置。
- 前記光送受信器は、前記スリープモードへの移行を許可する信号を前記局側光回線終端装置から受信してから前記スリープモードで動作することを特徴とする、請求項9または10のいずれかに記載の利用者側光回線終端装置。
- 前記制御装置は、前記スリープモード中、当該スリープモードを継続する場合には割当てられた前記送信帯域における応答信号として前記スリープモードへの移行を要求する信号を前記光送受信器に送信させることを特徴とする、請求項9から11のいずれか1項に記載の利用者側光回線終端装置。
- 複数の利用者側光回線終端装置を共通の光ファイバを用いて局側光回線終端装置に接続する光通信システムの局側光回線終端装置であって、
前記光ファイバに接続された光送受信器、及び
光送信器を所定のスリープ期間一時休止し、前記スリープ期間後に前記光送信器を一時起動することを繰り返すスリープモードでの動作が可能な前記利用者側光回線終端装置に対して、前記一時起動時に応答信号を送信するための送信帯域を割当て、送信帯域通知を当該利用者側光回線終端装置に送信し、
前記スリープモードに移行した前記利用者側光回線終端装置に対する送信帯域割当周期を、前記スリープモードに移行する前の前記利用者側光回線終端装置に対する送信帯域割当周期よりも長くするとともに、前記光送信器の一時休止を許可するスリープ期間を前記利用者側光回線終端装置へ送信する制御装置、
を備えたことを特徴とする局側光回線終端装置。 - 前記制御装置は、前記光送受信器に対し、前記利用者側光回線終端装置の前記スリープモードへの移行を許可する信号を前記利用者側光回線終端装置に送信させることを特徴とする、請求項13に記載の局側光回線終端装置。
- 複数の利用者側光回線終端装置を共通の光ファイバを用いて局側光回線終端装置に接続する光通信システムの利用者側光回線終端装置の制御装置であって、
電力制御によって前記光ファイバに接続された光送受信器の送信部を所定のスリープ期間一時停止することを繰り返すスリープモード中に前記局側光回線終端装置により送信帯域が割当てられた場合に、前記局側光回線終端装置への応答信号を前記光送受信器に送信させ、
前記スリープモードに移行した場合の前記送信帯域割当周期は、前記スリープモードに移行する前の前記送信帯域割当周期よりも長く、前記送信部を前記スリープ期間一時的に停止し、前記スリープ期間後の送信帯域で応答信号を送信するために前記送信部を一時的に起動する起動制御を行うことを特徴とする、制御装置。 - 前記スリープ期間には前記送信部のレーザーに対する電力供給を停止させることを特徴とする、請求項15に記載の制御装置。
- 前記スリープモードへの移行を許可する信号を前記局側光回線終端装置から受信してから、前記光送受信器を前記スリープモードで動作させることを特徴とする、請求項15または16のいずれかに記載の制御装置。
- 前記スリープモード中、前記スリープ期間後に当該スリープモードを継続する場合には割当てられた前記送信帯域における応答信号として前記スリープモードへの移行を要求する信号を前記光送受信器に送信させることを特徴とする、請求項15から17のいずれか1項に記載の制御装置。
- 複数の利用者側光回線終端装置を共通の光ファイバを用いて局側光回線終端装置に接続する光通信システムの局側光回線終端装置の制御装置であって、
電力制御によって光送信器の一時休止と一時起動を繰り返すスリープモードでの動作が可能な前記利用者側光回線終端装置に対して、前記一時起動時に応答信号を送信するための送信帯域を割当て、送信帯域通知を当該利用者側光回線終端装置に送信し、
前記スリープモードに移行した前記利用者側光回線終端装置に対する送信帯域割当周期を、前記スリープモードに移行する前の前記利用者側光回線終端装置に対する送信帯域割当周期よりも長くするとともに、前記光送信器の一時休止を許可するスリープ期間を前記利用者側光回線終端装置へ送信することを特徴とする、制御装置。 - 前記光送受信器に対し、前記利用者側光回線終端装置の前記スリープモードへの移行を許可する信号を前記利用者側光回線終端装置に送信させることを特徴とする、請求項19に記載の制御装置。
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