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JP5826736B2 - 車両用ドアの補強構造 - Google Patents

車両用ドアの補強構造 Download PDF

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Description

本発明は、自動車等の車両のドア開口部を開閉する車両用ドアの補強構造に関する。
車両用ドアの従来例として、例えば、ハッチバック車、ワゴン車等の自動車等の車両において、車体の後端部に設けられたドア開口部を開閉するバックドアを述べる。図6はバックドアを示す後面図、図7は図6のVII−VII線矢視断面図である。
図6に示すように、バックドア100は、その主体をなすバックドア本体102と、バックドア本体102の上部に設けられたウインドガラス104とを備えている。また、図7に示すように、バックドア本体102は、インナーパネル106とアウターパネル108とを備えている。両パネル106,108は、相互間に内部空間110を形成するように接合されている。また、バックドア100の剛性を高めるために、インナーパネル106に切り起こしによって切り起こし部112が形成され、その切り起こし部112の先端部113がアウターパネル108にマスチック接着により接合されている。
また、特許文献1には、インナーパネルに形成したビード部をアウターパネルに接合したり、インナーパネルとアウターパネルをリインフォースメントで連結したりして、バックドアを補強する補強構造が開示されている。また、特許文献2には、インナーパネルとアウターパネルとを接合するとともにインナーパネルにラッチの取付部を補強する補強部材を設けた補強構造が開示されている。また、特許文献3には、バックドアの開閉操作をする操作体(ドアハンドル)に、ドアの開閉を制御する制御部品(制御回路)を格納したドア開閉制御装置が開示されている。
実開平7−40225号公報 特開2011−148464号公報 特開2008−248581号公報
前記従来例では、バックドア100に、例えば、ドア自動開閉用制御装置(ECU)、振動防止用マスダンパ等の部品を格納することが考えられていなかった。
また、切り起こし部112(図7参照)において、両パネル106,108の相互間に架かるアーム部の長さ(「アーム長」という)が、両パネル106,108の相互間の車両前後方向の間隔wに対応する長い寸法となるため、切り起こし部112による補強効果が低かった。
また、前記特許文献1,2では、バックドアに部品を格納することが考えられていなかった。また、前記特許文献3は、バックドアの操作体(ドアハンドル)に制御部品が格納されているが、インナーパネルに制御部品を格納することは考えられていなかった。
また、前記従来例において、バックドアのインナーパネルに部品を取り付ける場合、次のような部品取付例が考えられる。図8は部品取付例を示す断面図である。
図8に示すように、部品114は、その部品114のベースプレート115をインナーパネル106の外面側(荷室122側)にボルト等の締結手段により締結することによって取り付けられている。なお、図8において,符号、118はインナーパネル106の外面側(荷室122側)に装着されかつインナーパネル106を覆う内装部品、120は部品114を取り付けない場合における内装部品がそれぞれ示されている。
前記した部品取付例によると、部品114がインナーパネル106から車両前側(図8において右側)に張り出すため、荷室122の車両前後方向(図8において左右方向)のスペースが減少されることになる。また、部品114(ベースプレート115を含む)の重量によっては、インナーパネル106に変形、亀裂等の破損をきたすおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、車両用ドアに部品を格納可能とするとともに、荷室のスペースの減少、及び、部品の重量によるインナーパネルの破損を防止することにある。
上記の課題は、以下の各発明により解決される。
第1の発明は、インナーパネルとアウターパネルとを備え、両パネルが相互間に内部空間を形成するように接合される車両用ドアの補強構造であって、インナーパネルに外面側から内部空間側に凹む部品格納用凹部を形成し、部品格納用凹部とアウターパネルとを接合する補強部材を設けたものである。
この構成によると、車両用ドアのインナーパネルに外面側から内部空間側に凹む部品格納用凹部を形成したことにより、部品格納用凹部に部品を格納することが可能になる。
また、部品格納用凹部に部品を格納することにより、部品の取り付けによる荷室のスペースの減少を防止することができる。
また、インナーパネルの部品格納用凹部とアウターパネルとを接合する補強部材を設けたものであるから、車両用ドアの補強効果を高めるとともに車両用ドアの剛性を高めることができる。また、両パネルの相互間に架かる補強部材のアーム長を、部品格納用凹部とアウターパネルとの間の間隔に対応する短い寸法に短縮することができる。これによって、補強部材による補強効果を向上し、部品の重量によるインナーパネルの破損を防止することができる。
第2の発明は、第1の発明において、補強部材は、部品格納用凹部に切り起こしによって形成された切り起こし部である。この構成によると、インナーパネルにより補強部材(切り起こし部)を形成するため、部品点数を増加しなくて済む。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、アウターパネルには、補強部材を接合する位置にビード部が形成されている。この構成によると、補強部材によるインナーパネルとアウターパネルとの結合による補強効果を一層向上することができる。
第4の発明は、第3の発明において、ビード部は、アウターパネルの外面側に装着される外装部品と車両前後方向でラップしている。この構成によると、外装部品と車両前後方向でラップしているビード部のラップ部分を隠蔽し、ビード部による外観の悪化を防止することができる。
一実施形態にかかるバックドアを示す後面図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 インナーパネルの部品格納用凹部の周辺部を示す外面図である。 アウターパネルのビード部の周辺部を示す外面図である。 変更例にかかるバックドア本体部を示す断面図である。 従来例にかかるバックドアを示す後面図である。 図6のVII−VII線矢視断面図である。 部品取付例を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための一実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態では、車両用ドアとして、例えば、ハッチバック車、ワゴン車等の自動車等の車両において、車体の後端部に設けられたドア開口部を開閉するバックドアを例示する。図1はバックドアを示す後面図、図2は図1のII−II線矢視断面図である。また、図中、矢印UPRは車両上方、RHは車両右方向、FRは車両前方をそれぞれ示している。
図1に示すように、バックドア10は、その主体をなすバックドア本体12と、バックドア本体12の上部に設けられたウインドガラス14とを備えている。なお、バックドア10は、例えば、ハッチバック車、ワゴン車等の車両の車体の後端部に設けられたドア開口部(図示省略)を開閉するものである。また、ウインドガラス14は、バックドア本体12の上部に形成された窓開口部13に装着されている。
図2に示すように、バックドア本体12は、板金製のインナーパネル16と板金製のアウターパネル18とを備えている。両パネル16,18は、相互間に内部空間20を形成するように接合されている。詳しくは、インナーパネル16の周縁部とアウターパネル18の周縁部とが溶接等により接合されている。また、両パネル16,18は、前記窓開口部13の口縁部においても溶接等により相互に接合されている。なお、バックドア本体12の窓開口部13側の上半部を除いた残りの下半部をドア本体部12aという。また、ドア本体部12aにおいて、アウターパネル18の縦壁状部分の中央部の外面側(車両の後面側)には、外装部品としてのライセンスプレート22が装着されている(図1参照)。
図2に示すように、前記ドア本体部12aにおいて、インナーパネル16の縦壁状部分の中央部には、外面側(車両の荷室23側)すなわち前側から内部空間20側(後側)に凹む横長四角形皿状の部品格納用凹部24が形成されている。部品格納用凹部24は、前記ライセンスプレート22の前方に対応する位置に配置されている。また、部品格納用凹部24内には、前後方向(図2において左右方向)を薄くする横長四角形状の部品26が格納可能となっている。部品26は、例えば、ドア自動開閉用制御装置(ECU)で、放熱を要する部品である。また、部品26の後側面(図2において左側面)には、部品26の外形よりも大きい外形のベースプレート27が装着されている。図3はインナーパネルの部品格納用凹部の周辺部を示す外面図であって、荷室23側から見た場合の正面図に相当する。
図2に及び図3に示すように、前記部品格納用凹部24は、前記インナーパネル16の中央部から前記内部空間20側に向かって上下方向の縦幅及び左右方向の横幅を徐々に小さくする環状の周壁部30と、縦壁状の底壁部に相当する座面部32とを有している。また、座面部32には、部品26のベースプレート27が面接触状に接面された状態でボルト等の締結手段(図3における締結部に符号、34を付す)により取り付けられている。締結部34は、例えば座面部32の左右2箇所に設定されている。
前記座面部32の中央部には、略U字状孔からなる切り起こし用開口孔36が形成されている。その開口孔36で取り囲まれた舌片状部分が、上から下方へ突出する切り起こし部38となっている。切り起こし部38は、座面部32から車両後方(図2において左方)へ向けて略直角状に折り曲げられかつアウターパネル18側(図2において左側)に延びるアーム部38aと、アーム部38aの後端部(図2において左端部)から下方へ向けて略直角状に折り曲げられた先端部38bとを有している。また、切り起こし部38の基端部(座面部32側の端部)は、前記部品格納用凹部24の座面部32において強度的に大きい側に設定されている。本実施形態では、部品格納用凹部24の座面部32において窓開口部13側がその他の部分に比べて強度的に大きいため、その窓開口部13側に切り起こし部38の基端部が設定されている。また、部品格納用凹部24、切り起こし用開口孔36及び切り起こし部38は、プレス成形によって形成されている。なお、切り起こし部38は本明細書でいう「補強部材」に相当する。
図2に示すように、前記部品格納用凹部24に対向する前記アウターパネル18の縦壁状部分には、外面側(車両の後面側)から内部空間20側(前側)に凹む横長細形皿状のビード部40が形成されている。図4はアウターパネルのビード部の周辺部を示す外面図であって、車両の後側から見た場合の正面図に相当する。
図2及び図4に示すように、ビード部40は、前記アウターパネル18の外面側(車両の後面側)に装着されるライセンスプレート22と車両前後方向で全面的にラップしている。また、ビード部40は、アウターパネル18の縦壁状部分から内部空間20側に向かって上下方向の縦幅及び左右方向の横幅を徐々に小さくする環状の周壁部41と、縦壁状の底壁部42とを有している。底壁部42は、前記インナーパネル16の切り起こし部38の先端部38bと平行又は略平行状をなしている。また、ビード部40は、プレス成形によって形成されている。
前記インナーパネル16の切り起こし部38の先端部38bと、前記アウターパネル18のビード部40の底壁部42とは、マスチック接着(図2及び図4における接着部に符号、44を付す)によって接合されている。また、接着部44は、例えば左右2箇所に設定されている。また、マスチック接着は、スポット溶接等の溶接に代えることができる。なお、図2において、符号、46はインナーパネル16の外面側(荷室23側)に装着されかつインナーパネル16を覆う内装部品が示されている。
図2において、符号、W1は、インナーパネル16の部品格納用凹部24の周辺部の縦壁状部分とアウターパネル18のビード部40の周辺部の縦壁状部分との間の車両前後方向の間隔を示している。また、符号、W2は、インナーパネル16の部品格納用凹部24の座面部32とアウターパネル18のビード部40の底壁部42との間の車両前後方向の間隔を示している。間隔W2は、間隔W1から部品格納用凹部24及びビード部40のそれぞれの深さ(前後方向の寸法)を減じた寸法である。
前記したバックドア10の補強構造によると、バックドア10のインナーパネル16に外面側から内部空間20側に凹む部品格納用凹部24を形成したことにより、部品格納用凹部24に部品26(ベースプレート27を含む)を格納することが可能になる(図2参照)。
また、部品格納用凹部24に部品26を格納することにより、部品26(ベースプレート27を含む)の取り付けによる荷室23の車両前後方向(図2において左右方向)のスペースの減少を防止することができる。
また、インナーパネル16の部品格納用凹部24とアウターパネル18とを接合する補強部材としての切り起こし部38を設けたものである(図2参照)。したがって、バックドア10の補強効果を高めるとともにバックドア10の剛性を高めることができる。
また、インナーパネル16の部品格納用凹部24の座面部32とアウターパネル18のビード部40の底壁部42との間の車両前後方向の間隔W2を、インナーパネル16の部品格納用凹部24の周辺部の縦壁状部分とアウターパネル18のビード部40の周辺部の縦壁状部分との間の車両前後方向の間隔W1よりも短縮することができる(図2参照)。したがって、両パネル16,18の相互間に架かる切り起こし部38のアーム長(アーム部38aの長さ)を間隔W2に対応する短い寸法に短縮することができる。これによって、切り起こし部38による補強効果を向上し、部品26(ベースプレート27を含む)の重量によるインナーパネル16の破損を防止することができる。
また、部品格納用凹部24に切り起こしによって形成された切り起こし部38を補強部材としている。したがって、インナーパネル16により補強部材(切り起こし部38)を形成するため、部品点数を増加しなくて済む。すなわち、別部材としての補強部材を用いることなく、インナーパネル16自体で、バックドア10を補強し、バックドア10の剛性を高めることができる。
また、アウターパネル18に、補強部材としての切り起こし部38の先端部38bを接合するビード部40が形成されている。したがって、切り起こし部38によるインナーパネル16とアウターパネル18との結合による補強効果を一層向上することができる。
また、ビード部40は、アウターパネル18の外面側(車両の後面側)に装着されるライセンスプレート22と車両前後方向で全面的にラップしている(図2及び図4参照)。したがって、ライセンスプレート22と車両前後方向で全面的にラップしているビード部40全体を隠蔽し、ビード部40による外観の悪化を防止することができる。なお、ビード部40とライセンスプレート22とは少なくとも一部がラップしていればよい。
また、アウターパネル18にビード部40が外面側から内部空間20側に凹むように形成されている。したがって、インナーパネル16の切り起こし部38の先端部38bをアウターパネル18のビード部40を形成しない縦壁状部分に接合する場合(後述する)に比べて、切り起こし部38のアーム長(アーム部38aの長さ)を一層短縮し、切り起こし部38による補強効果を向上することができる。すなわち、切り起こし部38のアーム長を、部品格納用凹部24の座面部32とアウターパネル18のビード部40の底壁部42との間の間隔W2に対応する短い寸法に短縮することができる。
また、部品格納用凹部24に格納される部品26は、放熱を必要とする部品(ドア自動開閉用制御装置(ECU))である。したがって、部品格納用凹部24に格納された部品26が発する熱を、部品格納用凹部24の切り起こし部38の切り起しにかかる切り起こし用開口孔36内の開口部を通して、バックドア10の内部空間20へ放熱させることができる。なお、内部空間20の熱は、車両走行によりアウターパネル18から放熱される。
次に、インナーパネル16の切り起こし部38の先端部38bをアウターパネル18のビード部40を形成しない縦壁状部分に接合する変更例について説明する。図5はバックドア本体部を示す断面図である。
図5に示すように、変更例は、前記アウターパネル18のビード部40(図2参照)が省略されており、部品格納用凹部24の座面部32に対向する縦壁状部分が平板状に形成されている。インナーパネル16の切り起こし部38の先端部38bは、アウターパネル18における部品格納用凹部24の座面部32に対向する縦壁状部分に接合されている。また、符号、W3は、インナーパネル16の部品格納用凹部24の座面部32と、アウターパネル18における部品格納用凹部24に対応する縦壁状部分との間の車両前後方向の間隔を示している。間隔W3は、間隔W1から部品格納用凹部24の深さ(前後方向の寸法)を減じた寸法である。この場合、間隔W3を、インナーパネル16の部品格納用凹部24の周辺部の縦壁状部分とアウターパネル18のビード部40の周辺部の縦壁状部分との間の車両前後方向の間隔W1よりも短縮することができる。したがって、両パネル16,18の相互間に架かる切り起こし部38のアーム長(アーム部38aの長さ)を間隔W3に対応する短い寸法に短縮することができる。これによって、切り起こし部38による補強効果を向上し、部品26(ベースプレート27を含む)の重量によるインナーパネル16の破損を防止することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、バックドア以外のドアにも適用可能である。また、インナーパネル16の切り起こし部38は、インナーパネル16とは別体で形成された補強部材に代えることができる。この場合、補強部材の基端部(一端部)を部品格納用凹部24の座面部32に取り付け、その先端部(他端部)をアウターパネル18に接合すればよい。また、補強部材(切り起こし部38を含む)の形状等は、適宜変更してもよい。また、部品26は、放熱を要する部品に限らず、放熱を要しない部品でもよい。また、部品26としては、ドア自動開閉用制御装置(ECU)の他、振動防止用マスダンパ、リヤワイパーのモータ、ラッゲージランプ、スイッチ類等も考えられる。また、部品格納用凹部24の形状、深さ、配置位置、配置個数等は、格納したい部品26(ベースプレート27を含む)に応じて適宜変更することができる。この場合も、補強部材(切り起こし部38)の基端部は、部品格納用凹部24の座面部32において強度的に大きい側に設定するとよい。これにともない、切り起こし部38の突出方向についても任意の方向、例えば下側から上方、又は、左側から右方、又は、右側から左方、又は、斜め上側から斜め下方等に向けることができる。また、部品26は、車種によって省略される場合もある。また、アウターパネル18のビード部40は、外面側(車両後面側)から内部空間20とは反対側に凹むように形成してもよい。また、アウターパネル18のビード部40の形状、深さ、配置位置、配置個数等は、適宜変更することができる。また、外装部品は、ライセンスプレート22に限らず、装飾用のモールやガーニッシュなどでもよい。
10…バックドア(車両用ドア)
16…インナーパネル
18…アウターパネル
20…内部空間
22…ライセンスプレート
24…部品格納用凹部
26…部品
38…切り起こし部(補強部材)
38a…アーム部
38b…先端部
40…ビード部

Claims (4)

  1. インナーパネルとアウターパネルとを備え、両パネルが相互間に内部空間を形成するように接合されると共に、上部に窓開口部が形成される車両用ドアの補強構造であって、
    前記インナーパネルと前記アウターパネルとは、前記窓開口部の口縁部において相互に接合され、
    前記インナーパネルには、前記窓開口部の下方において車室内側から内部空間側に凹む縦壁状の底壁部を有する部品格納用凹部を形成し、
    前記部品格納用凹部の上部と前記アウターパネルとを接合する補強部材を設け
    前記部品格納用凹部に格納される部品は、該部品格納用凹部の底壁部の車室内側に設けられる
    ことを特徴とする車両用ドアの補強構造。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアの補強構造であって、
    前記補強部材は、前記部品格納用凹部に切り起こしによって形成された切り起こし部であることを特徴とする車両用ドアの補強構造。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用ドアの補強構造であって、
    前記アウターパネルには、前記補強部材を接合する位置にビード部が形成されていることを特徴とする車両用ドアの補強構造。
  4. 請求項3に記載の車両用ドアの補強構造であって、
    前記ビード部は、前記アウターパネルの外面側に装着される外装部品と車両前後方向でラップしていることを特徴とする車両用ドアの補強構造。
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