JP5821099B2 - タッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルムおよびタッチパネル用透明導電性フィルム - Google Patents
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Description
1) 屈折率(na)が1.61〜1.70である基材フィルム(A)と、この基材フィルム(A)の少なくとも一方の面に基材フィルム(A)側から順に、屈折率(nb)が1.61〜1.75である樹脂層(B)と、屈折率(nc)が1.61〜1.80であるハードコート層(C)と、屈折率(nd)が1.50以下でかつ厚みが5〜60nmである低屈折率層(D)とを有し、前記屈折率(na)、屈折率(nb)および屈折率(nc)の関係が下記式1〜式3の全てを満足することを特徴とする、タッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
−0.02≦(nc−nb)≦0.05 ・・・ 式2
|nb−{na+(nc−na)/2)}|≦0.02 ・・・ 式3
2) 前記樹脂層(B)の厚みが5nm以上300nm未満である、前記1)に記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
3) 前記ハードコート層(C)の厚みが200nm以上5μm未満である、前記1)または2)に記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
4) 前記低屈折率層(D)の屈折率(nd)が1.25〜1.48である、前記1)〜3)のいずれかに記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
5) 前記基材フィルム(A)がポリエステルフィルムである、前記1)〜4)のいずれかに記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
6) 前記基材フィルム(A)がポリエチレンテレフタレートフィルムである、前記1)〜5)のいずれかに記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
7) 前記基材フィルム(A)の厚みが50〜300μmである、前記1)〜6)のいずれかに記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
8) 前記基材フィルム(A)の一方の面に基材フィルム(A)側から順に、前記樹脂層(B)、前記ハードコート層(C)および前記低屈折率層(D)を有し、基材フィルム(A)の他方の面に、厚みが50〜200nmである樹脂層(E)を介して、厚みが200nm以上であるハードコート層(F)を有する、前記1)〜7)のいずれかに記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
9) 前記樹脂層(E)の屈折率(ne)が1.55〜1.60であり、前記ハードコート層(F)の屈折率(nf)が1.48〜1.54である、前記8)に記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
10) 前記ハードコート層(F)が、平均粒子径が500nm以下の粒子を含有する、前記8)または9)に記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
11) 前記粒子が有機粒子である、前記10)に記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
12) 前記ハードコート層(F)が2種成分による相分離構造を有する、前記8)または9)に記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
13) 前記1)〜12)のいずれかに記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルムの低屈折率層(D)の上に透明導電膜(G)を有する、タッチパネル用透明導電性フィルム。
14) 前記透明導電膜(G)がパターン化されている、前記13)に記載のタッチパネル用透明導電性フィルム。
−0.01≦(nb−na)≦0.02 ・・・ 式5
前述の式2(−0.02≦(nc−nb)≦0.05)は、ハードコート層(C)の屈折率(nc)が、樹脂層(B)の屈折率(nb)に対して−0.02〜+0.05の範囲にあることを意味する。更に屈折率(nc)は、屈折率(nb)に対して−0.01〜+0.03の範囲が好ましく、特に−0.01〜+0.02の範囲が好ましい。
−0.01≦(nc−nb)≦0.02 ・・・ 式7
前述の式3(|nb−{na+(nc−na)/2)}|≦0.02)は、樹脂層(B)の屈折率(nb)が、基材フィルム(A)の屈折率(na)とハードコート層(C)の屈折率(nc)の中間の屈折率({na+(nc−na)/2)})に対して−0.02〜+0.02の範囲にあることを意味する。更に屈折率(nb)は、屈折率(na)と屈折率(nc)の中間の屈折率({na+(nc−na)/2)})に対して−0.01〜+0.01の範囲にあることが好ましい。
本発明のハードコート層(C)は、基材フィルム(A)からのオリゴマー析出を抑制する機能を有するとともに、透明導電膜の視認性向上に寄与する。つまり、本発明のハードコート層(C)の屈折率(nc)は1.61〜1.80であり、一般的なハードコート層の屈折率(1.48程度〜1.54程度)に比べて大きく設計されており、このハードコート層(C)と低屈折率層D(屈折率(nd)が1.50以下で厚みが5〜60nmである低屈折率層(D))との組み合わせにより、透明導電膜の視認性が向上する。
本発明の基材フィルム(A)は、その屈折率(na)が1.61〜1.70である。このような基材フィルムとしては特に限定されないが、ポリエステルフィルムが好ましく用いられる。更にポリエステルフィルムの中でもポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましく用いられる。
本発明の樹脂層(B)は、その屈折率(nb)が1.61〜1.75の範囲である。樹脂層(B)の屈折率(nb)は、1.62〜1.70の範囲が好ましく、1.63〜1.68の範囲がより好ましく、1.64〜1.67の範囲が特に好ましい。
ハードコート層(C)は、基材フィルム(A)との密着性の観点から樹脂層(B)の上に直接に積層されていることが好ましい。
低屈折率層(D)は、その屈折率(nd)が1.50以下である。低屈折率層(D)の屈折率(nd)は、1.48以下が好ましく、1.46以下がより好ましく、1.45以下が更に好ましく、特に1.43以下が好ましい。下限は1.25以上が好ましく、1.30以上がより好ましい。
ハードコート層(C)と低屈折率層(D)とを、それぞれウェットコーティングにより塗布して積層する場合、ハードコート層(C)と低屈折率層(D)とをそれぞれ別々に塗布して積層してもよいし、同時に積層塗布してもよいし、あるいは1つの塗布液を1回ウェットコーティング法により塗布した後相分離せしめて形成してもよい。
本発明のベースフィルムは、基材フィルム(A)の片面もしくは両面に、樹脂層(B)、ハードコート層(C)および低屈折率層(D)を有する。
樹脂層(E)は、基材フィルム(A)とハードコート層(F)との密着性(接着性)を向上させるための易接着層としての機能を有する。
ハードコート層(F)は、基材フィルム(A)からのオリゴマー析出を抑制する機能を有する。オリゴマー析出を抑制するという観点から、ハードコート層(F)の厚みは200nm以上が好ましく、300nm以上がより好ましく、400nm以上が更に好ましく、特に500nm以上が好ましい。上限の厚みは、ハードコート層(F)のクラックの発生やベースフィルムのカール性等の観点から、10μm未満が好ましく、5μm未満がより好ましく、4μm未満が更に好ましく、特に3μm未満が好ましい。
ハードコート層(F1)は粒子を含有する。かかる粒子としては、平均粒子径が500nm以下の粒子が好ましく、平均粒子径が400nm以下の粒子がより好ましく、特に300nm以下の粒子が好ましい。粒子の下限の平均粒子径は、30nm以上が好ましく、50nm以上がより好ましい。なお、粒子の平均粒子径の求め方については、後述する。
ハードコート層(F2)は、2種成分による相分離構造を有するものであり、相分離によって表面に凹凸構造が形成されたものである。つまり、ハードコート層(F2)は、少なくても、相互に非相溶の2種の成分(化合物や樹脂)が用いられてなるものである。
透明導電性フィルムは、前述のベースフィルムの低屈折率層(D)の上に透明導電膜(G)を設けることにより得られる。
透明導電膜(G)の材料としては、透明導電性フィルムに用いられる公知の材料を用いることができる。例えば、酸化錫、酸化インジウム、酸化アンチモン、酸化亜鉛、ITO(酸化インジウム錫)、ATO(酸化アンチモン錫)などの金属酸化物、銀ナノワイヤーなどの金属ナノワイヤー、カーボンナノチューブ等が挙げられる。これらの中でもITOが好ましく用いられる。
各層を構成するそれぞれの塗布組成物をシリコンウエハー上にスピンコーターにて塗工形成した塗膜(乾燥厚み約2μm)について、25℃の温度条件下で位相差測定装置(ニコン(株)製:NPDM−1000)で589nmの屈折率を測定した。
基材フィルムの屈折率は、JIS K7105(1981)に準じてアッベ屈折率計で589nmの屈折率を測定した。
透明導電膜もしくはSiO2膜を、屈折率が既知のPETフィルム上に実際の積層条件と同条件で厚みが30nmとなるようにそれぞれ積層して屈折率測定用サンプルを作製する。次に、屈折率測定用サンプルの透明導電膜もしくはSiO2膜の反射率と厚みをそれぞれ測定する。このようにして得られた反射率、膜厚み、およびPETフィルムの屈折率とから、透明導電膜もしくはSiO2膜の屈折率を算出する。
サンプルの断面を超薄切片に切り出し、透過型電子顕微鏡(日立製H−7100FA型)で加速電圧100kVにて5万倍〜30万倍の倍率でサンプルの断面を観察し、それぞれ層、膜の厚みを測定した。尚、各層の境界が明確でない場合は必要に応じて染色処理を施した。
ハードコート層(F)の断面を電子顕微鏡(約2万〜5万倍)で観察し、その断面写真から、無作為に選択した30個の粒子のそれぞれの最大長さを計測し、それらを平均した値を粒子の平均粒子径とした。
ベースフィルムを150℃のオーブン中に放置し、90分熱処理を行った。熱処理前後のヘイズ値をJIS K 7105(1981)に基づき、日本電色工業(株)製濁度計NDH 2000を用いて測定した。熱処理前後のヘイズ値の変化に基づいてオリゴマー析出抑制効果を以下の基準で評価した。
○:熱処理前後のヘイズ値変化が0.5%未満
×:熱処理前後のヘイズ値変化が0.5%以上。
なお、熱処理前後のヘイズ値の変化が小さいほど、基材フィルム(A)からのオリゴマーの析出の程度が小さい。
黒い板の上に透明導電膜が上になるようにサンプルを置き、目視によりパターン部が視認できるかどうか以下の基準で評価した。
○:パターン部および干渉縞が視認できない。
△:パターン部もしくは干渉縞が僅かに視認できる。
×:パターン部もしくは干渉縞が明確に視認できる。
サンプルを切断して2枚のシート片(20cm×15cm)を作製した。2枚のシート片の透明導電膜(G)とハードコート層(F)が向き合うように2枚のシート片を僅かにずらして重ね合わせて平滑な台上の置き、下方のシート片を指で台上に固定し、上方のシート片を手で滑らせる方法で滑り性の良否判定を行った。測定環境は23℃、55%RHである。
○:上方のシート片の滑り性が良好である。
×:上方のシート片が滑らない。
サンプルの透明導電膜(G)の面に黒粘着テープ(日東電工製“ビニルテープNo.21 トクハバ 黒”)を貼り付け、ハードコート層(F)の面の反射色を暗室三波長蛍光灯下にて目視にて観察し、以下の基準で行った。
○:反射色がニュートラルでほぼ無色である。
×:反射色がやや着色を呈している。
JIS B0601(1982)に基づき、触針式表面粗さ測定器SE−3400((株)小坂研究所製)を用いて測定した。測定条件は以下のとおりである。
<測定条件>
送り速さ;0.5mm/S
評価長さ;8mm
カットオフ値λc;0.8mm。
(塗布組成物b1)
下記のナフタレン環含有のポリエステル樹脂を100質量部、酸化ジルコニウムを60質量部、メラミン系架橋剤(メチロール型メラミン系架橋剤(三和ケミカル(株)製の「ニカラック MW12LF」))を15質量部、平均粒子径が190nmのコロイダルシリカを1質量部含有する水系分散物である。この塗布組成物の屈折率は1.65であった。
下記の共重合組成からなるポリエステル樹脂である。
・カルボン酸成分
テレフタル酸 35モル%
2,6−ナフタレンジカルボン酸 9モル%
5−Naスルホイソフタル酸 6モル%
・グリコール成分
エチレングリコール 49モル%
ジエチレングリコール 1モル%。
上記のナフタレン環含有のポリエステル樹脂を100質量部、酸化ジルコニウムを90質量部、メラミン系架橋剤(メチロール型メラミン系架橋剤(三和ケミカル(株)製の「ニカラック MW12LF」))を15質量部、平均粒子径が190nmのコロイダルシリカを1質量部含有する水系分散物である。この塗布組成物の屈折率は1.67であった。
下記のフルオレン環含有のポリエステル樹脂を100質量部、メラミン系架橋剤(メチロール型メラミン系架橋剤(三和ケミカル(株)製の「ニカラック MW12LF」))を15質量部、平均粒子径が190nmのコロイダルシリカを1質量部含有する水系分散物である。この塗布組成物の屈折率は1.63であった。
下記の共重合組成からなるポリエステル樹脂である。
・カルボン酸成分
コハク酸 40モル%
5−Naスルホイソフタル酸 10モル%
・グリコール成分
9,9−ビス[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン 42モル%
エチレングリコール 8モル%。
上記のナフタレン環含有のポリエステル樹脂を100質量部、メラミン系架橋剤(メチロール型メラミン系架橋剤(三和ケミカル(株)製の「ニカラック MW12LF」))を15質量部、平均粒子径が190nmのコロイダルシリカを1質量部含有する水系分散物である。この塗布組成物の屈折率は1.58であった。
下記のアクリル樹脂を100質量部、メラミン系架橋剤(メチロール型メラミン系架橋剤(三和ケミカル(株)製の「ニカラック MW12LF」))を15質量部、平均粒子径が190nmのコロイダルシリカを1質量部含有する水系分散物である。この塗布組成物の屈折率は1.52であった。
下記の共重合組成からなるアクリル樹脂である。
・共重合成分
メチルメタクリレート 63重量%
エチルアクリレート 35重量%
アクリル酸 1重量%
N−メチロールアクリルアミド 1重量%。
(塗布組成物c1)
活性エネルギー線硬化性樹脂(ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート13質量部とウレタンアクリレート34質量部)47質量部、酸化ジルコニウム50質量部、および光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア(登録商標)184」)3質量部を有機溶剤に分散あるいは溶解した塗布組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)である。この塗布組成物の屈折率は1.65であった。
活性エネルギー線硬化性樹脂(ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート10質量部とウレタンアクリレート27質量部)37質量部、酸化ジルコニウム60質量部、および光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア(登録商標)184」)3質量部を有機溶剤に分散あるいは溶解した塗布組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)である。この塗布組成物の屈折率は1.70であった。
活性エネルギー線硬化性樹脂(ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート10質量部とウレタンアクリレート27質量部)37質量部、酸化チタン60質量部、および光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア(登録商標)184」)3質量部を有機溶剤に分散あるいは溶解した塗布組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)である。この塗布組成物の屈折率は1.75であった。
活性エネルギー線硬化性樹脂(ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート13質量部とウレタンアクリレート35質量部)48質量部、ATO(酸化アンチモン錫)32質量部、酸化ジルコニウム17質量部および光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア(登録商標)184」)3質量部を有機溶剤に分散あるいは溶解した塗布組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)である。この塗布組成物の屈折率は1.59であった。
活性エネルギー線硬化性樹脂(ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート20質量部とウレタンアクリレート57質量部)77質量部、ATO(酸化アンチモン錫)20質量部、および光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア(登録商標)184」)3質量部を有機溶剤に分散あるいは溶解した塗布組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)である。この塗布組成物の屈折率は1.54であった。
(塗布組成物d1)
活性エネルギー線硬化性樹脂(ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートとウレタンアクリレートとを質量比1:3で含有)57質量部、中空シリカ40質量部、および光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア(登録商標)184」)3質量部を有機溶剤に分散あるいは溶解した塗布組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)である。この塗布組成物の屈折率は1.37であった。
活性エネルギー線硬化性樹脂(ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートとウレタンアクリレートとを質量比1:3で含有)47質量部、中空シリカ30質量部、および光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア(登録商標)184」)3質量部を有機溶剤に分散あるいは溶解した塗布組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)である。この塗布組成物の屈折率は1.40であった。
βー(パーフロロオクチル)エチル(メタ)アクリレート30質量部、ペンタエリスリトールトリアクリレートヘキサメチレンジイソシアネートウレタンプレポリマー3質量部、および光重合開始剤(2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリプロパン−1−オン)2質量部を有機溶剤に分散あるいは溶解した塗布組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)である。この塗布組成物の屈折率は1.43であった。
活性エネルギー線硬化性樹脂(ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート20質量部とウレタンアクリレート62質量部)82質量部、および光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア(登録商標)184」)3質量部を有機溶剤に分散あるいは溶解した塗布組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)である。この塗布組成物の屈折率は1.52であった。
(塗布組成物f1)
活性エネルギー線硬化性樹脂としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを92質量部、有機粒子としてスチレン−アクリル系共重合樹脂粒子(ガンツ化成(株)製の商品名「スタフィロイド EA−1135」;平均粒子径130nm)を固形分換算で8質量部、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製「イルガキュア(登録商標)184」)5質量部を有機溶媒に分散あるいは溶解した組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)である。この組成物の屈折率は1.52であった。
(塗布組成物f2)
第1成分として下記のアクリル共重合体(数平均分子量2700)を1重量部と、第2成分として多官能モノマーであるペンタエリスリトールトリアクリレート(数平均分子量298)を99重量部と、光重合開始剤として2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オンを7重量部とをイソプロピルアルコールに混合して、不揮発成分率が40質量%となるように調整して組成物(活性エネルギー線硬化性組成物)を作製した。
イソボロニルメタクリレート1263.6質量部、メチルメタクリレート18.9質量部、メタクリル酸67.5質量部からなる混合物を混合した。この混合物を、攪拌羽根、窒素導入管、冷却管および滴下漏斗を備えた反応容器中の、窒素雰囲気下で110℃に加温したプロピレングリコールモノメチルエーテル2430質量部に3時間かけて等速滴下し、その後、110℃で30分間反応させた。次に、ターシャリーブチルペルオキシ−2−エチルヘキサエート67.5質量部を含むプロピレングリコールモノメチルエーテルの溶液540質量部を30分間滴下して、アクリル共重合体を得た。
下記の要領でベースフィルムを作製した。
<樹脂層(B)と樹脂層(E)の積層>
厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)の一方の面(第1面)に塗布組成物b1を、他方の面(第2面)に塗布組成物b4を、PETフィルムの製膜工程内(インライン)でウェットコーティング法(バーコート法)により塗布して、積層PETフィルムを得た。
<ハードコート層(C)の積層>
上記積層PETフィルムの樹脂層(B)の上に、塗布組成物c1をウェットコーティング法(グラビアコート法)により塗布し、乾燥し、紫外線を照射し硬化させてハードコート層(C)を形成した。
<低屈折率層(D)の積層>
上記ハードコート層(C)の上に、塗布組成物d1をウェットコーティング法(グラビアコート法)により塗布し、乾燥し、紫外線を照射し硬化させて低屈折率層(D)を形成した。
<ハードコート層(F)の積層>
上記積層PETフィルムの樹脂層(E)の上に、塗布組成物f1をウェットコーティング法(グラビアコート法)により塗布し、乾燥し、紫外線を照射し硬化させてハードコート層(F)を形成した。
<透明導電性フィルムの作成>
上記で作成したベースフィルムの低屈折率層(D)の上に、透明導電膜としてITO膜を厚みが15nmとなるようにスパッタリング法で積層し、次にこのITO膜のみをストライプ状にパターン加工(エッチング処理)して、透明導電性フィルムを得た。透明導電膜(G)の屈折率(ng)は2.05であった。
低屈折率層(D)の塗布組成物を塗布組成物d2に変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。この低屈折率層(D)の屈折率(nd)は1.40であった。
低屈折率層(D)の塗布組成物を塗布組成物d3に変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。この低屈折率層(D)の屈折率(nd)は1.43であった。
低屈折率層(D)の塗布組成物を塗布組成物d4に変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。この低屈折率層(D)の屈折率(nd)は1.52であった。
低屈折率層(D)をSiO2膜に変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。尚、SiO2膜はスパッタリング法により積層した。この低屈折率層(D)の屈折率(nd)は1.46、厚みは20nmであった。
樹脂層(B)の塗布組成物を塗布組成物b2に変更し、かつハードコート層(C)の塗布組成物を塗布組成物c2に変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。この樹脂層(B)の屈折率(nb)は1.67、ハードコート層(C)の屈折率(nc)は1.70であった。
ハードコート層(C)の塗布組成物を塗布組成物c3に変更する以外は、実施例5と同様にして透明導電性フィルムを作製した。このハードコート層(C)の屈折率(nc)は1.75であった。
樹脂層(B)の塗布組成物を塗布組成物b3に変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。この樹脂層(B)の屈折率(nb)は1.63であった。
樹脂層(B)の塗布組成物を塗布組成物b4に変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。この樹脂層(B)の屈折率(nb)は1.58であった。
樹脂層(B)の塗布組成物を塗布組成物b5に変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。この樹脂層(B)の屈折率(nb)は1.52であった。
ハードコート層(C)の塗布組成物を塗布組成物c4に変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。このハードコート層(C)の屈折率(nc)は1.59であった。
ハードコート層(C)の塗布組成物を塗布組成物c5に変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。このハードコート層(C)の屈折率(nc)は1.54であった。
樹脂層(B)の厚みを50nmに変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。
低屈折率層(D)の厚みを30nmに変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。
低屈折率層(D)の厚みを40nmに変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。
低屈折率層(D)の厚みを70nmに変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。
低屈折率層(D)の厚みを100nmに変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。
ハードコート層(F)の塗布組成物を塗布組成物(f2)に変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。なお、ハードコート層(F)は第1成分と第2成分による相分離構造を有するものであった。ハードコート層(F)表面の中心線平均粗さRaは150nmであり、相分離構造が形成されていることを確認した。
ハードコート層(C)の厚みを200nmに変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。
ハードコート層(C)の厚みを1000nmに変更する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。
比較例7において、樹脂層(E)の塗布組成物を塗布組成物b5に変更する以外は、比較例7と同様にして透明導電性フィルムを作製した。この樹脂層(E)の屈折率(ne)は1.52であった。
実施例1において、低屈折率層(D)と透明導電膜との間に厚みが5nmのSiO2膜をスパッタリング法により積層する以外は、実施例1と同様にして透明導電性フィルムを作製した。
上記で作製したそれぞれの透明導電性フィルムについて、オリゴマー析出の抑制効果、透明導電膜の視認性、滑り性および反射色を評価した。その結果を表1、2に示す。
Claims (9)
- 屈折率(na)が1.61〜1.70である基材フィルム(A)と、この基材フィルム(A)の少なくとも一方の面に基材フィルム(A)側から順に、屈折率(nb)が1.61〜1.75である樹脂層(B)と、屈折率(nc)が1.61〜1.80であるハードコート層(C)と、屈折率(nd)が1.50以下でかつ厚みが5〜40nmである低屈折率層(D)とを有し、前記屈折率(na)、屈折率(nb)および屈折率(nc)の関係が下記式1〜式3の全てを満足し、かつ、該低屈折率層(D)上に透明導電膜を設けることによりタッチパネル用透明導電性フィルムを得ることを特徴とする、タッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
−0.02≦(nb−na)≦0.05 ・・・ 式1
−0.02≦(nc−nb)≦0.05 ・・・ 式2
|nb−{na+(nc−na)/2)}|≦0.02 ・・・ 式3 - 前記樹脂層(B)の厚みが5nm以上300nm未満であり、かつ樹脂層(B)が縮合芳香族環を有するポリエステル樹脂および屈折率が1.65以上の金属酸化物微粒子を含有する、請求項1に記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
- 前記ハードコート層(C)の厚みが200nm以上5μm未満であり、かつハードコート層(C)が酸化チタンおよび/または酸化ジルコニウムを含有する、請求項1または2に記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
- 前記低屈折率層(D)の屈折率(nd)が1.25以上1.50以下である、請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
- 前記基材フィルム(A)がポリエチレンテレフタレートフィルムである、請求項1〜4のいずれかに記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
- 前記基材フィルム(A)の一方の面に基材フィルム(A)側から順に、前記樹脂層(B)、前記ハードコート層(C)および前記低屈折率層(D)を有し、基材フィルム(A)の他方の面に、屈折率(ne)が1.55〜1.60でありかつ厚みが50〜200nmである樹脂層(E)を介して、屈折率(nf)が1.48〜1.54でありかつ厚みが200nm以上であるハードコート層(F)を有する、請求項1〜5のいずれかに記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
- 前記ハードコート層(F)が、平均粒子径が500nm以下の粒子を含有する、請求項6に記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルム。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のタッチパネル用透明導電性フィルムのベースフィルムの低屈折率層(D)の上に透明導電膜(G)を有する、タッチパネル用透明導電性フィルム。
- 前記透明導電膜(G)がパターン化されている、請求項8に記載のタッチパネル用透明導電性フィルム。
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