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JP5818914B2 - 操作子及び操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操作子及び操作装置に関する。
従来、PC(Personal Computer)やゲーム装置等の情報処理装置に接続され、当該情報処理装置に操作信号を送信する操作装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のコントローラー(操作装置)は、使用者の左右の手で把持される左側把持部及び右側把持部と、当該コントローラーの正面に配設された方向キー及び操作ボタンとを有する。このうち、方向キーは、左側把持部が左手で把持された際の親指に対応する位置に配設され、操作ボタンは、右側把持部が右手で把持された際の親指に対応する位置に配設されている。更に、当該コントローラーは、方向キー及び操作ボタンが配設される領域の間に2つのアナログスティックが設けられている。
このようなアナログスティックは、直交2軸のジョイスティック構造を有し、当該アナログスティックは、半球状に変位自在に設けられている。そして、コントローラーは、当該アナログスティックが操作されると、その変位方向に応じた操作信号を出力する。
米国特許出願公開第2009/0131171号明細書
近年、複雑な操作が要求されるゲームソフト等のソフトウェアが多数流通している。例えば、FPS(First Person Shooter)と呼ばれるゲームでは、キャラクターを移動させつつ、当該キャラクターの視線を変更する操作や、目標物に対する照準を変更する操作が行われる。一方、前述の特許文献1に記載されたコントローラーは、方向キーにより上下左右の各方向を検出し、アナログスティックによりパン及びチルトの各方向を検出する。しかしながら、更なる複雑な操作が要求されるゲームソフトにも対応でき、1つの操作子で多様な操作方向を検出可能なコントローラー(操作装置)が要望されてきた。
本発明は、より多くの操作方向を検出可能な操作子及び操作装置を提供することである。
前記した目的を達成するために、本発明の一態様に係る操作子は、軸と、前記軸部の径方向外側に向かって広がり、前記軸部の軸方向に直交する平面に沿う回動軸を中心として前記軸部とは独立して傾倒自在に前記軸部に設けられる第1操作部とを有し、使用者により操作される操作体と、前記平面に沿う回動軸を中心とする前記第1操作部の傾倒を検出する第1検出体と、前記第1検出体とは独立して設けられ、前記平面に沿う前記軸部の並進移動を検出する第2検出体と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る操作装置は、前述の操作子を備えることを特徴とする。
本発明の第1実施形態に係る操作装置を示す正面図。 前記第1実施形態における操作装置を示す側面図。 前記第1実施形態における操作子を示す斜視図。 前記第1実施形態における操作子を示す側面図。 前記第1実施形態における操作子を示す断面図。 前記第1実施形態における操作子を示す断面図。 前記第1実施形態における操作子を示す分解斜視図。 前記実施形態における操作子の上部構成を示す分解斜視図。 前記実施形態における操作子の下部構成を示す分解斜視図。 本発明の第2実施形態に係る操作装置の操作子の要部を示す平面図。 前記第2実施形態における操作子を示す断面図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本実施形態に係る操作装置1を示す正面図及び側面図である。なお、以降の図で、X方向及びY方向は、外装筐体2を把持して正面視した際の右方向及び上方向であり、Z方向は、当該外装筐体2を正面視した際の手前に向かう方向である。すなわち、X方向、Y方向及びZ方向は、それぞれ互いに直交する方向である。また、X方向及びY方向のそれぞれは、本発明の第2方向及び第3方向に相当し、Z方向は、本発明の第1方向に相当する。
本実施形態に係る操作装置1は、PCやゲーム装置等の情報処理装置に接続され、使用者の入力操作に応じた操作信号を当該情報処理装置に送信するものである。この操作装置1は、図1及び図2に示すように、合成樹脂製の外装筐体2を有する。
[外装筐体の構成]
外装筐体2は、正面側(Z方向先端側)に位置するフロントケース2Aと、背面側(Z方向基端側)に位置するリアケース2Bとが組み合わされて構成されている。このような外装筐体2は、使用者の左手で把持される左側把持部21Lと、使用者の右手で把持される右側把持部21Rとを有する。
外装筐体2の正面2Fにおいて、左側把持部21Lが左手で把持された際の親指に対応する位置には、方向キーDが配設される第1配設部22が設けられている。また、当該正面2Fにおいて、右側把持部21Rが右手で把持された際の親指に対応する位置には、4つの操作キーK1が配設される第2配設部23が設けられている。
この他、正面2Fにおいて、第1配設部22と第2配設部23との間には、操作子3(左側及び右側の操作子をそれぞれ3L,3Rとする)がそれぞれ設けられる操作子配設部24(左側及び右側の操作子配設部をそれぞれ24L,24Rとする)が設けられている。
更に、外装筐体2の上面2Tには、他の操作キーK2が左右に設けられており、これらの配設位置は、使用者の左右の人差し指に対応する位置である。
このような操作装置1を使用する場合には、使用者は、例えば、左右の掌と小指及び薬指とで包むように左側把持部21L及び右側把持部21Rを把持する。そして、左右の人差し指で操作キーK2を入力するとともに、左右の親指で方向キーD及び操作キーK1を入力する。また、当該状態で、操作子3L,3Rを操作する場合には、左右の親指で操作する。なお、当該操作子3L,3Rを、左右の親指と他の指(例えば、薬指)とで挟むように操作することも可能である。
[操作子の構成]
図3は、操作子3を示す斜視図であり、図4は、当該操作子3をX方向先端側から見た側面図である。また、図5及び図6は、それぞれ操作子3を示すYZ平面及びXZ平面における断面図であり、図7は、当該操作子3を示す分解斜視図である。更に、図8及び図9は、操作子3の上部構成及び下部構成をそれぞれ示す分解斜視図である。
操作子3は、図3〜図9に示すように、使用者の操作により変位(並進移動及び回動)される操作体31と、第1検出体43及び第2検出体44と、押圧体51及び付勢部材52とを有する。そして、当該操作子3は、各検出体43,44と、操作体31を構成する第3検出体41、第4検出体42及び第5検出体36とにより、当該操作体31の6軸方向の変位を検出する6軸センサーである。
[操作体の構成]
操作体31は、使用者の操作により、XY平面(X方向及びY方向により規定される平面)に沿って並進移動される。また、操作体31は、Z方向に沿う回動軸を中心として回動される。更に、操作体31の一部の構成(操作部35)は、XY平面に沿う回動軸を中心として回動される。この他、他の一部の構成(第5検出体36及び第4検出体42の各押圧操作部361,421)は、Z方向に沿って変位される。このような操作体31は、使用者により直接操作される操作部35及び押圧操作部361,421の変位を各検出体36,41〜44の検出部に伝達する。
このような操作体31は、図5〜図8に示すように、使用者の操作により変位する変位部32と、当該変位部32の変位に追従して変位する追従部38とを有する。
変位部32は、本体部33と、当該本体部33に取り付けられる取付部材34、操作部35、第5検出体36及び第1連結部37とを備えて構成される。そして、当該変位部32と、押圧体51とは、図7及び図8に示すように、第1検出体43に対してZ方向先端側(フロントケース2A側)に位置する。
また、追従部38は、第1連結部37に連結される第2連結部39と、本体部33に連結される第3連結部40と、当該第3連結部40にそれぞれ取り付けられる第3検出体41及び第4検出体42とを備えて構成される。そして、当該追従部38と、第2検出体44と、付勢部材52とは、図7及び図9に示すように、第1検出体43に対してZ方向基端側(リアケース2B側)に位置する。
そして、変位部32と、押圧体51と、第1検出体43との組合せ(XY回動検出装置)により、操作体31のXY平面に沿う回動軸を中心とする回動の方向が検出される。また、変位部32と、第2検出体44との組合せ(XY並進検出装置)により、操作体31のXY平面に沿う並進移動の方向が検出される。更に、変位部32と、第3検出体41を有する追従部38との組合せ(Z回動検出装置)により、操作体31のZ方向に沿う回動軸を中心とする回動の方向が検出される。加えて、変位部32を構成する第5検出体36(第1Z並進検出装置)により、操作体31に対するZ方向基端側への押圧操作が検出される。また、追従部38を構成する第4検出体42(第2Z並進検出装置)により、操作体31に対するZ方向先端側への押圧操作が検出される。そして、詳しくは後述するが、これら各検出体36,41〜44は、本体部33を構成する軸部331の中心軸をそれぞれの中心軸として共有している。
以下、各構成について詳述する。
[本体部の構成]
本体部33は、取付部材34を介して操作部35を支持する。また、本体部33は、第5検出体36を支持する。この本体部33は、図5、図6及び図8に示すように、Z方向に沿う軸部331と、嵌合部332(図5及び図6)、延出部333(図5)及び起立部334(図5)とを有する一体成形品である。
軸部331は、操作体31がZ方向に沿う回動軸を中心として回動される際の当該回動軸として機能する部位であり、Z方向(本発明の第1方向)に沿う略円筒状に形成されている。この軸部331におけるZ方向先端側の端部には、図6及び図8に示すように、当該軸部331を変位(XY平面に沿う並進移動及びZ方向に沿う回動軸を中心とする回動)させる操作部331Aが平坦面として形成されている。この操作部331Aには、後述する第5検出体36が設けられる。
また、軸部331におけるZ方向先端側の端部近傍には、当該軸部331をY方向に沿って貫通する開口部3311が形成されている。この開口部3311内には、取付部材34のピン342が配置される。このピン342は、X方向に沿って軸部331に取り付けられるピン343により固定される。
嵌合部332は、図5及び図6に示すように、軸部331のZ方向基端側に、当該軸部331より外径寸法が大きい略円筒状に形成されている。この嵌合部332は、Z方向基端側に開口しており、当該嵌合部332の開口内には、後述する第1連結部37のボス372が嵌まり込む。これにより、本体部33は、Z方向に沿う回動軸を中心として回動自在にボス372に取り付けられる。
延出部333は、図5に示すように、嵌合部332の側面からXY平面に沿い、かつ、Y方向先端側に向かって延出している。
起立部334は、延出部333における延出方向先端部(Y方向先端部)から、Z方向基端側に起立している。この起立部334におけるZ方向基端側の端面には、後述する第3連結部40を固定するねじBが螺合するねじ孔335が形成されている。
[取付部材の構成]
取付部材34は、XY平面に沿う回動軸を中心として回動自在(傾倒自在)に操作部35を軸部331に取り付けるための部材である。この取付部材34は、図5、図6及び図8に示すように、前述のピン342,343の他、環状体341を有する。
これらのうち、ピン342は、図5に示すように、当該ピン342の中心軸に沿う方向(Y方向)の両端部が突没自在に構成されており、当該両端部は外側に向かって付勢されている。
環状体341は、図5、図6及び図8に示すように、Z方向から見て円環状に形成されており、軸部331に取り付けられてジンバルとして機能する。この環状体341は、図8に示すように、当該環状体341をY方向に沿って貫通する2つの孔部3411を有する。そして、当該各孔部3411にピン342の両端が挿入されることで、環状体341は、図5に示すように、軸部331に傾倒自在に取り付けられる。このような環状体341は、図5及び図6に示すように、操作部35の略中央に形成された凹部3513に嵌合され、これにより、操作部35が軸部331に対して傾倒自在に取り付けられる。
[操作部の構成]
操作部35は、前述のように、取付部材34により本体部33の軸部331におけるZ方向先端側の端部近傍に傾倒自在(換言すると、XY平面に沿う回動軸を中心として回動自在)に取り付けられる。この操作部35は、使用者の入力操作(XY平面に沿う並進移動操作、XY平面に沿う回動軸を中心とする回動操作、及び、Z方向に沿う回動軸を中心とする回動操作)を受け付ける。この操作部35は、操作子3において、第1操作部として機能する。
具体的に、操作部35に対してXY平面に沿う並進移動操作が使用者により行われた場合には、当該操作部35は、本体部33とともに移動する。また、操作部35に対してZ方向に沿う回動軸を中心とする回動操作が使用者により行われた場合には、当該操作部35は、本体部33とともに回動する。一方、操作部35に対してXY平面に沿う回動軸を中心とする回動操作が使用者により行われた際には、当該操作部35は、本体部33(軸部331)に対して独立して傾倒する。
このような操作部35は、軸部331の径方向外側に向かって広がる形状、すなわち、フランジ状に形成されている。この操作部35は、軸部331に対して傾倒した際に、後述する押圧子512を介して、第1検出体43に設けられた感圧素子433を押圧する。このような操作部35は、図5、図6及び図8に示すように、操作部本体351及び押さえ部352を有する。
これらのうち、押さえ部352は、図8に示すように、円環状に形成され、操作部本体351のZ方向基端側に取り付けられる。この押さえ部352には、軸部331及び取付部材34が挿通する孔部3521が形成されている。また、当該押さえ部352には、それぞれ後述する突出部3517が挿通する孔部3522が、当該押さえ部352の外周に沿って等間隔に形成されている。なお、当該孔部3522は、押さえ部352に計8つ形成されているが、本実施形態では、等間隔に形成された4つの孔部3522が使用される。
操作部本体351は、図5、図6及び図8に示すように、当該操作部本体351の中心軸に沿って軸部331が挿通する孔部3511を有する。また、操作部本体351におけるZ方向先端側には、凹部3512が形成されている。この凹部3512の内側には、孔部3511を挿通した軸部331の操作部331Aが位置する。そして、当該操作部331Aには、第5検出体36が配置される。
更に、操作部本体351におけるZ方向基端側には、前述の環状体341が嵌合される凹部3513(図5及び図6)が形成されている。
また、操作部本体351におけるZ方向先端側の面351Aは、孔部3511が位置する中央に向かって傾斜している。この面351Aには、図8に示すように、使用者の指との抵抗を大きくするための凸部3514が、操作部本体351の外周に沿って等間隔に形成されている。
また、操作部本体351におけるZ方向基端側の面351Bには、図5及び図6に示すように、外周に沿って等間隔となる位置で、かつ、凸部3514に対応する位置に、4つの配置部3515が形成されている。これら配置部3515は、凹部3513の端縁と操作部本体351の外周との間に形成されている。これら配置部3515は、操作部本体351を貫通しない程度の凹部として形成されている。そして、当該各配置部3515内には、付勢部材3516及び突出部3517がそれぞれ配置される。
付勢部材3516は、本実施形態では圧縮ばねにより構成され、突出部3517をZ方向基端側(すなわち、第1検出体43に向かう方向)に付勢する。なお、付勢部材3516を、ゴム等の弾性体により構成してもよい。
突出部3517は、合成樹脂により剛性を有するピン状に形成されている。これら突出部3517は、後述する第1検出体43の4つの感圧素子433に対応して、4つ設けられている。そして、使用者の操作により操作部35が軸部331に対して傾倒されると、突出部3517は、押圧体51を介して、対応する位置の感圧素子433を押圧する。
これら突出部3517は、前述の押さえ部352に形成された孔部3522をそれぞれ挿通する。これら突出部3517におけるZ方向先端側の端部の外径は、孔部3522の内径より大きい。このため、押さえ部352が操作部本体351に取り付けられると、配置部3515からの突出部3517の脱落が防止される。
このような操作部35が、使用者の押圧操作により軸部331に対して傾倒されると、突出部3517は、押圧体51を介して感圧素子433を押圧する。この際、突出部3517は、付勢部材3516の付勢力に抗して、配置部3515内に没入する。この後、当該押圧操作が解除されると、付勢部材3516の付勢力により、配置部3515からの突出部3517の突出量は初期状態に戻る。これにより、操作部35が初期位置(押圧操作されて軸部331に対して傾倒する前の位置)に復帰する。
[押圧体の構成]
押圧体51は、突出部3517による押圧力を感圧素子433に伝達する。この押圧体51は、図5、図6及び図8に示すように、台座部511と、複数の押圧子512とを有する。
台座部511は、円環状に形成されており、当該台座部511の中央には、軸部331が挿通される孔部5111が形成されている。また、台座部511には、外周に沿って複数の孔部(図示省略)が形成されている。これら孔部には、第1検出体43を挿通して当該台座部511を第2検出体44に固定するねじB(図8)が取り付けられる。これにより、台座部511は、第1検出体43の検出部432をZ方向先端側から覆うように固定される。
更に、台座部511には、当該台座部511の外周に沿って等間隔に4つの孔部5112が形成されている。これら孔部5112の形成位置は、前述の突出部3517の配置位置に対応している。これら孔部5112内には、対応する感圧素子433と接触する押圧子512の押圧部5121がそれぞれ位置する。
押圧子512は、本実施形態では、台座部511の外周に沿って等間隔に4つ設けられている。具体的に、各押圧子512は、図8に示すように、ゴム等の弾性体により1/4円弧状で、かつ、平板状に形成されている。また、当該押圧子512は、それぞれ台座部511におけるZ方向先端側(すなわち、操作部35側)に配置される。このため、押圧子512は、操作部35と第1検出体43との間に配置される。
これら押圧子512は、図5及び図6に示すように、前述の突出部3517に応じて設けられ、当該押圧子512は、感圧素子433に接触する押圧部5121をそれぞれ有する。これら押圧部5121は、対応する突出部3517により押圧子512が押圧された際に感圧素子433を押圧して、当該突出部3517から伝達される操作部35の押圧力を当該感圧素子433に伝達する。なお、押圧子512と突出部3517との間には、所定のクリアランスが設けられている。
[第1検出体の構成]
ここで、第1検出体43について説明する。
第1検出体43は、操作子3のZ方向における略中央に位置する。この第1検出体43は、使用者により操作される操作部35のXY平面に沿う回動軸を中心とする回動(軸部331に対する操作部35の傾倒)を検出する。このような第1検出体43は、図5、図6及び図8に示すように、基部431と、4つの感圧素子433を有する検出部432と、4つの挿通孔434とを有する。
基部431は、平板状に形成されている。この基部431におけるZ方向先端側の面(押圧体51に対向する面)に、検出部432が設けられている。この基部431の略中央には、軸部331が挿通する孔部4311が形成されている。
検出部432は、Z方向から見て円環状に形成され、孔部4311に対応する位置に孔部4321が形成されている。また、当該検出部432における前述の押圧部5121に対応する位置には、それぞれ感圧素子433が配設されている。
すなわち、4つの感圧素子433は、検出部432の外周に沿って等間隔に配置されている。換言すると、当該各感圧素子433は、孔部4321を挿通する軸部331の周方向に沿って等間隔に配設されている。
これら感圧素子433は、前述のように、操作部35がXY平面に沿う回動軸を中心として回動された場合(操作部35が軸部331に対して傾倒した場合)に、押圧部5121を介して突出部3517により押圧される。そして、検出部432は、押圧された感圧素子433(どの感圧素子433が押圧されたか)と、当該感圧素子433の検出面における押圧位置(当該検出面におけるどの位置が押圧されたか)と、当該感圧素子433により検出された押圧力とを示す信号を、外装筐体2内に設けられた図示しない制御装置に出力する。
この制御装置が、どの感圧素子433が押圧されたか、及び、当該感圧素子433の検出面においてどの位置が押圧されたかを判定することで、操作部35がどの方向に押圧操作されたかを判定できる。また、当該制御装置が、検出された押圧力を判定することで、当該操作部35がどの程度の圧力で押圧操作されたかを判定できる。
4つの挿通孔434は、各感圧素子433の間にそれぞれ形成されている。これら挿通孔434には、前述の台座部511を第2検出体44に固定するねじBが挿通する。これにより、当該台座部511とともに、第1検出体43が第2検出体44に固定される。
[第5検出体の構成]
第5検出体36は、操作体31に対するZ方向基端側への使用者の押圧操作を検出する。
具体的に、第5検出体36は、孔部3511を挿通した軸部331のZ方向先端側の平坦面である操作部331Aに取り付けられ、前述の凹部3512の内側に配置される。この際、第5検出体36は、凹部3512の端縁との間に、所定のクリアランスを介して配置される。このため、前述の操作部35が軸部331に対して傾倒した場合でも、当該操作部35と第5検出体36とは互いに干渉しない。
このような第5検出体36は、図5、図6及び図8に示すように、使用者のよる押圧操作に応じてZ方向に突没する押圧操作部361と、検出部362と、支持台部363とを有する。
これらのうち、支持台部363は、前述の平坦面にねじBにより固定され、検出部362及び押圧操作部361を支持する。
押圧操作部361は、操作部331Aに固定された支持台部363により、Z方向に沿って突没自在に支持されている。この押圧操作部361は、使用者により直接操作され、当該使用者の押圧操作に応じてZ方向基端側に没入して、当該押圧操作部361の内面に突設された押圧部3611(図5及び図6)により検出部362を押圧する。なお、押圧操作部361は、図示しない付勢手段により、Z方向先端側に付勢されており、押圧操作部361に対する押圧操作が解除された場合には、当該押圧操作部361は、初期位置に復帰する。
検出部362は、本発明の検出部に相当し、感圧素子により構成されている。この検出部362は、前述の制御装置と接続されている。そして、当該検出部362は、押圧操作部361により押圧されると、当該押圧操作部361が押圧されたことを示す信号を、当該制御装置に出力する。
このような第5検出体36は、前述のように、操作部35が傾倒自在に取り付けられる軸部331の中心軸上の端部(操作部331A)に取り付けられる。このため、使用者の操作により、本体部33がXY平面に沿って並進移動される際には、第5検出体36は、本体部33及び操作部35とともに、同方向に並進移動する。同様に、使用者の操作により、本体部33がZ方向に沿う回動軸を中心として回動される際には、第5検出体36は、本体部33及び操作部35とともに、同方向に回動する。しかしながら、操作部35は、ジンバルとして機能する環状体341を介して軸部331に取り付けられている。このため、操作部35のXY平面に沿う回動軸を中心とする回動のみが実施される場合(軸部331に対する傾倒のみが実施される場合)、軸部331及び第5検出体36は変位しない。一方、第5検出体36の押圧操作部361のみが押圧操作される場合、操作部35は変位しない。このように、操作部35及び第5検出体36は、それぞれ軸部331を共有しているが、それぞれ独立して変位可能であり、操作体31のそれぞれ異なる変位方向の検出に関与する。
[第1連結部の構成]
第1連結部37は、第2検出体44に取り付けられ、前述の本体部33を支持する。また、第1連結部37は、図5及び図9に示すように、追従部38を構成する第2連結部39とともに第2検出体44をZ方向に沿って挟み、当該第2連結部39とねじBにより連結される。
この第1連結部37は、X方向から見て略L字状に形成されている。このような第1連結部37は、板状部371、ボス372、開口部373及び起立部374を有する。
板状部371は、図5及び図6に示すように、XY平面に沿うように配置される。
ボス372は、板状部371における第1検出体43に対向する面の略中央からZ方向先端側に向けて突出する略円筒状に形成されている。このボス372は、本体部33に形成された嵌合部332にZ方向基端側から嵌め込まれる。これにより、本体部33が、Z方向に沿う回動軸を中心として回動自在に第1連結部37に支持される。
開口部373は、図7及び図9に示すように、Z方向から見て略長円形状に形成されている。この開口部373は、ボス372をZ方向に沿って貫通するように形成され、当該開口部373には、図5及び図6に示すように、第2検出体44の変位軸442が嵌め込まれる。これにより、第1連結部37が第2検出体44に取り付けられる。
起立部374は、板状部371におけるY方向先端側の端部から、Z方向基端側に起立している。この起立部374におけるZ方向基端側の端面には、第2連結部39を固定するねじBが螺合するねじ孔375(図5)が形成されている。なお、起立部374は、ボス372に本体部33が取り付けられた際に、当該本体部33の起立部334よりY方向基端側の位置に形成されている。このため、当該起立部374は、Y方向において起立部334と第2検出体44との間に位置する。換言すると、Z方向先端側から見た場合に、当該起立部374は、起立部334より第2検出体44に近い位置に形成されている。そして、Z方向先端側から見て、起立部334と後述する第3連結部40との連結位置は、起立部374と第2連結部39との連結位置に対して外側(第2検出体44から離れた位置)である。
[第2連結部の構成]
操作体31は、前述のように、変位部32の他、当該変位部32の変位(XY平面に沿う並進移動及びZ方向に沿う回動軸を中心とする回動)に追従する追従部38を備える。この追従部38は、第1連結部37に連結される第2連結部39と、本体部33と連結される第3連結部40と、当該第3連結部40に取り付けられる第3検出体41及び第4検出体42とを有する。
第2連結部39は、図5及び図9に示すように、第1連結部37と組み合わされると、X方向から見て、第2検出体44を挟む横向きの略U字状に構成される。この第2連結部39は、操作部35が操作されて本体部33がXY平面に沿って並進移動される際に、当該本体部33と接続される第1連結部37とともに同方向に並進移動される。
このような第2連結部39は、Z方向先端側から見て略T字状に形成されている。そして、当該第2連結部39は、孔部391、係合部としての第1ボス392、第2ボス393及び当接部394を有する。
孔部391は、第2連結部39におけるY方向先端側の端部に形成されており、当該孔部391には、第2連結部39を第1連結部37に固定するねじBが挿通する。
第1ボス392及び第2ボス393は、第2連結部39におけるZ方向基端側の端面から突出している。これらのうち、第1ボス392は、当該端面の略中央に形成されている。この第1ボス392は、第3連結部40の第1開口部404を挿通して、第3検出体41を構成する検出部411の凹部412に嵌合される。また、第2ボス393は、第3連結部40の第2開口部405に挿入され、これにより、本体部33のZ方向に沿う回動軸を中心とする回動の範囲が規定される。また、当該第2ボス393には、変位部32がZ方向に沿う回動軸を中心として回動された際に、回動される前の位置である初期位置に当該変位部32を復帰させる付勢力が、後述する付勢部材52により作用される。
当接部394は、Z方向先端側の端面における第1ボス392に対応する位置に形成されている。この当接部394は、Z方向先端側に膨出した形状を有し、当該当接部394は、第2検出体44の支持部443に当接する。
ここで、第1ボス392の中心軸は、軸部331の中心軸と一致し、また、第2検出体44において変位される前の変位軸442の中心軸とも一致している。そして、当接部394は、当該中心軸上に位置している。
このような当接部394が設けられた第2連結部39と第1連結部37とは、上記中心軸上で第2検出体44と接触し、当該第2検出体44を挟む。これによれば、第2検出体44に対して変位可能な状態で、第1連結部37及び第2連結部39により第2検出体44を安定して挟持でき、ひいては、第1連結部37が、本体部33を安定した状態で支持できる。更に、第2連結部39がXY平面に沿って並進移動される際に、当接部394と第2検出体44の支持部443との間で生じる摺動抵抗を小さくできる。この他、当接部394が第2検出体44に向かって膨出した形状を有し、第1連結部37及び第2連結部39がねじBにより固定されることにより、第1連結部37、第2連結部39及び第2検出体44の公差を吸収できる。
[第2検出体の構成]
第2検出体44は、前述のように、操作体31のXY平面に沿う並進移動を検出する。この第2検出体44は、図5、図6及び図9に示すように、変位軸442を有する検出部441と、支持部443及び壁部444(図6及び図9)と、固定部446(図9)を有する押さえ部445(図6及び図9)とを有する。
検出部441は、直交2軸のアナログパッドにより構成されている。この検出部441は、Z方向先端側に向けて突出し、XY平面に沿って並進移動自在に構成された変位軸442を有し、当該変位軸442は、第1連結部37の開口部373に嵌合される。これにより、変位部32のXY平面に沿う並進移動に伴って変位軸442が同方向に並進移動され、当該変位軸442の移動方向を、検出部441が検出する。そして、当該検出部441は、前述の制御装置に、変位軸442の移動方向を示す信号を出力する。
支持部443は、検出部441を支持する。この支持部443には、Y方向先端側を除く検出部441の周囲を囲む円弧状の壁部444が形成されている。この壁部444の内側に、所定のクリアランスを介して、前述の板状部371が配置される。
押さえ部445は、壁部444に応じた円弧状に形成され、当該壁部444にねじBにより固定される。この押さえ部445は、支持部443上に載置された検出部441をZ方向先端側から押さえて固定する。このような押さえ部445におけるZ方向先端側の端面には、前述の第1検出体43を固定するねじBが螺合するねじ孔である固定部446が形成されている。
なお、互いにねじBにより固定される第1検出体43及び第2検出体44は、外装筐体2内の所定の部位に固定される。
[第3連結部の構成]
第3連結部40は、本体部33と連結されて、当該本体部33とともに変位する他、第3検出体41を支持する。この第3連結部40は、図5、図6及び図9に示すように、孔部401(図5及び図9)、固定部402(図5及び図9)、位置決め孔403(図9)、第1開口部404、第2開口部405(図5及び図9)及び鉤状部406(図9)を有する。
孔部401は、第3連結部40におけるY方向先端側に形成され、当該第3連結部40を本体部33の起立部334に固定するねじBが挿通する。
固定部402は、第3連結部40に対してZ方向基端側から取り付けられる第3検出体41を固定するねじBが螺合するねじ孔として形成されている。
位置決め孔403には、第3検出体41に形成された凸部413が挿入され、これにより、第3連結部40に対して第3検出体41が位置決めされる。
第1開口部404及び第2開口部405は、第3連結部40をZ方向に沿って貫通する。これらのうち、第1開口部404は、図9に示すように、第3連結部40の略中央に、Z方向から見て略円形状に形成されている。この第1開口部404を介して、前述の第1ボス392が第3検出体41の凹部412に挿入される。また、第2開口部405は、第3連結部40におけるY方向基端側に、Z方向から見て略矩形状に形成されている。この第2開口部405には、前述の第2ボス393が挿入される。
鉤状部406は、第3連結部40におけるY方向基端側の端部から、Z方向基端側に延出した後、Y方向先端側に向けて延出する略L字状に形成されている。この鉤状部406には、第3検出体41の支持部414が嵌め込まれる。
[第3検出体の構成]
第3検出体41は、操作体31のZ方向に沿う回動軸を中心とする回動を検出する。すなわち、第3検出体41は、使用者によりZ方向に沿う回動軸を中心として操作部35及び/又は押圧操作部361,421が回動された際に、変位部32に追従して回動する第3連結部40の回動を検出する。この第3検出体41は、図5及び図9に示すように、検出部411及び支持部414を有する。
検出部411は、ポテンショメーターを備えて構成され、第2連結部39の第1ボス392が嵌合する凹部412を有する。この検出部411は、変位部32とともにZ方向に沿う回動軸を中心として回動する第3検出体41の回動角(当該Z方向に沿う回動軸を中心とする回動が生じない第2連結部39の第1ボス392に対する回動角)を検出する。これにより、検出部411は、操作体31の回動方向を検出する。そして、当該検出部411は、検出された操作体31の回動方向を示す信号を、前述の制御装置に出力する。
なお、検出部411におけるZ方向先端側の端面には、前述の位置決め孔403に挿入される凸部413(図9)が突設されている。
支持部414は、検出部411をZ方向基端側から支持する。この支持部414のY方向先端側には、第3検出体41を第3連結部40に固定するねじBが挿通する孔部415が形成されている。
また、支持部414におけるY方向基端側の端部近傍には、付勢部材52の一端を係止する係止部416(図9)が、X方向の両端にそれぞれ突設されている。
[付勢部材の構成]
付勢部材52は、Z方向に沿う回動軸を中心として変位部32及び第3連結部40が回動された際に、当該第3連結部40に回動方向とは反対方向への付勢力を作用させて、変位部32、ひいては、操作体31を初期位置に復帰させる。この付勢部材52は、本実施形態では、図5及び図9に示すように、第3連結部40と第3検出体41との間に設けられ、第2開口部405を介して第3検出体41側に突出した第2ボス393と係合する2つの圧縮ばね521により構成されている。これら圧縮ばね521は、X方向に沿って直列となるように配置され、互いに近い側の端部が第2ボス393の外周面に当接し、互いに離れた側の端部が係止部416により係止されている。
そして、第3連結部40がZ方向に沿う回動軸(第1ボス392の中心軸)を中心として回動されると、当該第3連結部40に固定された第3検出体41の係止部416が、第2ボス393により一端が係止された一方の圧縮ばね521を圧縮する。この圧縮ばね521により、当該係止部416には、当該第3連結部40及び第3検出体41の回動方向とは反対方向への付勢力が作用する。このため、操作体31(変位部32)に対する回動操作が解除されると、当該付勢力により、第3連結部40及び第3検出体41の位置が移動される前の位置に戻り、操作体31が初期位置に復帰する。操作体31が反対方向に回動された場合も同様である。
なお、本実施形態では、2つの圧縮ばね521により付勢部材52を構成したが、当該圧縮ばねに代えて引張ばねを採用してもよく、ゴム等の弾性体により構成してもよい。
[第4検出体の構成]
第4検出体42は、押圧操作部421を有し、使用者による当該押圧操作部421のZ方向先端側への押圧操作を検出する。この第4検出体42は、図5、図6及び図9に示すように、当該押圧操作部421の他、当該押圧操作部421により押圧される検出部422を有する。
これらのうち、検出部422は、感圧素子により構成される。そして、当該検出部422は、第3検出体41の支持部414におけるZ方向基端側の面に、感圧面がZ方向基端側を向くようにして配置される。
押圧操作部421は、操作子3において第3操作部として機能する。この押圧操作部421は、略円筒状に形成され、当該押圧操作部421は、詳しい図示を省略するが、検出部422を挟んでZ方向に沿って突没自在に支持部414に設けられている。
このような第4検出体42では、押圧操作部421がZ方向先端側に向けて押圧されると、当該押圧操作部421の内面略中央に突設された押圧部4211により、検出部422が押圧される。そして、検出部422は、当該押圧部4211による押圧力を検出して、押圧操作部421が押圧操作されたことを示す信号を、前述の制御装置に出力する。
なお、押圧操作部421には、図示しない付勢部材によりZ方向基端側への付勢力が作用されており、Z方向先端側への押圧操作が解除された場合には、当該付勢力により、押圧操作部421は初期位置に復帰する。
[操作体に対する操作方向の検出]
以上のような操作子3において、操作体31に対する使用者の操作は、以下のように検出される。
操作体31のXY平面に沿う並進移動操作は、例えば、親指と他の指とで操作部35を挟むか、或いは、親指と他の指とで押圧操作部361,421を挟み、これらの指をXY平面に沿って動かすことで実施される。これにより、操作部35を介して軸部331に、或いは、押圧操作部361を介して操作部331Aを有する軸部331に力が作用する。この力は、図5及び図6に示したように、当該軸部331を有する本体部33と、当該本体部33に取り付けられた第1連結部37とを介して、第2検出体44の検出部441に設けられた変位軸442に作用される。この変位軸442の移動方向を検出部441が検出することにより、第2検出体44が、操作体31のXY平面に沿う並進移動を検出する。
この並進移動時には、変位部32と接続される追従部38は、当該変位部32とともに、同方向に並進移動される。
操作部35に対するXY平面に沿う回動軸を中心とする回動操作、すなわち、当該回動軸を中心とする操作部35の回動操作(傾倒操作)は、例えば、操作部35における面351Aに親指等の指を当接させ、当該指で操作部35の所定の位置をZ方向基端側に向けて押圧することで実施される。この操作部35に作用した力(押圧力)は、当該操作部35が取り付けられる軸部331が挿通し、かつ、押圧子512を介して突出部3517により押圧される第1検出体43の感圧素子433に作用される。そして、当該第1検出体43が、感圧素子433に対する押圧状態を検出することで、操作部35の変位方向が検出される。
この際、操作部35は、軸部331に対して独立して傾倒自在に設けられているので、当該軸部331は操作部35とともに傾倒することはない。このため、変位部32のうちの本体部33、第5検出体36及び第1連結部37と、追従部38と、第1検出体43、第2検出体44及び付勢部材52とは変位しない。
操作部35及び/又は押圧操作部361,421に対するZ方向に沿う回動軸を中心とする回動操作は、例えば、親指と他の指とで操作部35を挟み、これらの指により捻るように操作部35を回動させるか、或いは、親指と他の指とで押圧操作部361,421を挟み、手首を回動させることで実施される。これら操作部35,331Aに作用された力(回動力)は、本体部33及び第3連結部40を介して、第3検出体41に作用される。具体的に、操作部35及び/又は押圧操作部361,421が回動されて、本体部33が回動されると、図5及び図6に示したように、当該本体部33に連結された第3連結部40と、当該第3連結部40に取り付けられた第3検出体41とが同方向に回動される。ここで、当該本体部33は、第1連結部37にZ方向に沿う回動軸を中心として回動自在に取り付けられているので、第1連結部37及び第2連結部39は、本体部33と同方向に回動することはない。このため、第1ボス392が第3検出体41の凹部412に挿入された状態で、当該第1ボス392の中心軸を中心として第3検出体41は、変位部32とともに回動する。そして、当該第3検出体41の検出部411が、第1ボス392に対する回動角(回動方向)を検出することで、操作部35及び/又は押圧操作部361,421の変位方向(回動方向)が検出される。
操作体31に対するZ方向基端側への並進移動操作(押圧操作)は、第5検出体36により代替で検出される。また、操作体31に対するZ方向先端側への並進移動操作(押圧操作)は、第4検出体42により代替で検出される。
すなわち、本実施形態では、Z方向に沿う操作体31の並進移動は許容されていない。このため、第5検出体36及び第4検出体42をそれぞれ構成する押圧操作部361,421の押圧状態(没入状態)を検出部362,422がそれぞれ検出することにより、Z方向に沿う並進移動のための操作が使用者により行われたか否かを検出する。
具体的に、図5及び図6に示したように、Z方向基端側への使用者の押圧操作は、当該使用者により直接押圧される押圧操作部361により検出部362が押圧されたか否かを、当該検出部362が検出することで検出される。また、Z方向先端側への使用者の押圧操作は、当該使用者により直接押圧される押圧操作部421により検出部422が押圧されたか否かを、当該検出部422が検出することにより検出される。
以上のように、操作子3は、6軸センサーとして構成される。なお、上記説明では、操作部35、押圧操作部361,421に対するそれぞれの操作を個別に説明したが、上記各操作が互いに組み合わされて実行された場合でも、当該操作が各検出体36,41〜44により同様に検出される。
なお、本実施形態では、第1検出体43、第2検出体44及び第3検出体41のうち、操作部35,331Aに最も近いのは、操作部35のXY平面に沿う回動軸を中心とする回動を検出する第1検出体43である。
すなわち、操作部35と第1検出体43との間には、押圧体51が存在するのみであり、他の検出体41,44が介在されていない。このため、操作部35,331Aから第1検出体43の検出部432までの寸法が最も短い。この寸法より、操作部35,331Aから第2検出体44の検出部441までの寸法の方が長い。そして、操作部35,331Aから第3検出体41の検出部411までの寸法が最も長い。
以上説明した本実施形態に係る操作装置1によれば、以下の効果がある。
第1検出体43により、例えば、操作部35が使用者の指により押圧されて実施される操作体31のXY平面(本発明の第2方向及び第3方向により規定される平面)に沿う回動軸を中心とする回動(軸部331に対する傾倒であり、直交2軸の回動)を検出できる。また、第2検出体44により、例えば、操作部35及び/又は押圧操作部361,421が使用者の指により挟まれて実施される操作体31のXY平面に沿う並進移動(直交2軸の並進移動)を検出できる。これにより、1つの操作体31の4軸の変位を検出できる。従って、従来のアナログスティックに比べて、操作体31の多くの操作方向(変位方向)を検出できる。
また、第1検出体43及び第2検出体44は、それぞれ独立して設けられている。このことから、XY平面に沿う回動軸を中心とする回動操作を操作部35に対して行った際に、XY平面に沿う並進移動操作を検出する第2検出体44が、当該回動操作を誤検出してしまうことを抑制できる。同様に、XY平面に沿う並進移動操作を操作部35及び/又は押圧操作部361,421に対して行った際に、上記回動操作を検出する第1検出体43が、当該並進移動操作を誤検出してしまうことを抑制できる。従って、各検出体43,44による操作体31の変位方向の検出についての信頼性を向上できる。この他、当該各検出体43,44による検出結果を処理する制御装置での処理を簡略化できる。
操作体31は、本体部33の軸部331の径方向外側に向かって広がる操作部35を有する。これにより、使用者の指等が当接される面積を拡大できる。従って、変位部32を操作しやすくすることができる。
また、操作部35は、XY平面に沿う回動軸を中心として回動自在(傾倒自在)に軸部331に設けられる。このため、例えば、操作部35に対してXY平面に沿う回動軸を中心とする回動操作(傾倒操作)が行われた場合には、当該操作部35のみが変位し、軸部331は変位しない。一方、操作部35及び/又は押圧操作部361,421に対してXY平面に沿う並進移動操作のみが行われた場合には、当該操作部35及び軸部331は、同方向に並進移動する。
これによれば、操作部35に対するXY平面に沿う回動軸を中心とする回動操作、及び、当該操作部35及び/又は押圧操作部361,421に対するXY平面に沿う並進移動操作を、それぞれ独立して実施でき、更には、それぞれ独立して、第1検出体43及び第2検出体44により検出できる。従って、操作子3の操作性を向上でき、更には、第1検出体43及び第2検出体44による操作体31の変位方向の検出精度を向上できる。
ここで、操作部35が軸部331に固定され、当該操作部35とともに軸部331がXY平面に沿う回動軸を中心として回動する場合、当該操作部35及び軸部331を大きく変位させないと、操作部35が軸部331に対して傾かない。このため、操作体31の操作感に乏しい。一方、操作感を高めるためには、操作部35及び軸部331の大きな傾斜を許容するスペースを設ける必要があり、操作子3が大型化する。
これに対し、操作部35が軸部331に対して傾倒自在に設けられていることにより、わずかな変位量で当該操作部35を軸部331に対して大きく傾かせることができる。これによれば、操作体31の操作感を高めることができる。この他、前述の場合に比べて、操作部35の変位範囲(傾倒範囲)が小さいので、操作子3を小型化できる。更に、操作部35と、当該操作部35の傾倒を検出する第1検出体43とを比較的近い位置に配置することができるので、操作子3を一層小型化できる。
操作体31は、軸部331の中心軸上に位置する平坦面であり、かつ、使用者により操作可能な第2操作部としての操作部331Aを有する。この操作部331Aは、軸部331の中心軸に沿う方向であるZ方向先端側から見て、当該軸部331に対して傾倒自在に設けられた第1操作部としての操作部35の内側に位置している。
これによれば、操作部35を軸部331に対して傾倒させることなく、当該軸部331、ひいては、操作体31をXY平面に沿って確実に並進移動させることができる。このため、操作体31のXY平面に沿う回動軸を中心とする回動と、当該操作体31のXY平面に沿う並進移動とを、それぞれ確実に独立して実施できる。従って、操作体31のXY平面に沿う並進移動時に、第1検出体43により、当該操作体31のXY平面に沿う回動軸を中心とする回動が誤検出されることを抑制できる。
操作子3は、操作部331Aに設けられ、かつ、Z方向に沿う使用者の押圧操作(Z方向基端側への押圧操作)を検出する第5検出体36を有する。これによれば、操作体31のZ方向に沿う並進移動が許容されていない場合でも、Z方向に沿う使用者の押圧操作を検出できる。従って、操作子3が検出可能な操作体の変位方向を更に増やすことができ、当該操作子3の利便性及び汎用性をより一層向上できる。
操作部35において、軸部331の周方向に沿って等間隔となる位置には、Z方向(本発明の第1方向)に沿う少なくとも3つの突出部3517(本実施形態では、4つの突出部3517)が設けられている。また、第1検出体43の基部431において、各突出部3517に対応する位置には、感圧素子433がそれぞれ設けられている。これによれば、XY平面に沿う回動軸を中心とする操作部35の回動操作(傾倒操作)が行われた際には、少なくとも1つの突出部3517による押圧力が感圧素子433に伝達される。このため、各感圧素子433の押圧状態に基づいて、第1検出体43が、操作部35の変位方向(回動方向)を確実に検出できる。従って、比較的簡易な構成で、操作体31の変位方向を検出できるとともに、当該変位方向の検出の信頼性を向上できる。
突出部3517は、第1検出体43に向かって突没自在に操作部35に設けられている。また、当該操作部35は、突出部3517を第1検出体43に向かう方向に付勢する付勢部材3516を有する。
ここで、XY平面に沿う回動軸を中心として操作部35を回動(傾倒)させた場合、突出部3517は、感圧素子433に押圧力を作用させつつ、操作部35の配置部3515内に没入する。この突出部3517の没入に応じて、配置部3515内の付勢部材3516は、当該突出部3517に対して第1検出体43に向かう方向への付勢力を作用させる。このため、操作部35に対する回動操作が解除された場合には、当該付勢力により、突出部3517は元の位置に戻ろうとする。これにより、操作部35が傾倒される前の位置である初期位置に復帰できる。従って、操作子3の操作性を向上できる。
また、突出部3517が剛性を有する材料により形成されている場合、当該突出部3517が感圧素子433を直接押圧すると、突出部3517の押圧力により感圧素子433が損傷する可能性が生じる。このため、突出部3517を弾性体により形成することが考えられる。しかしながら、突出部3517の形状によっては、当該突出部3517が屈曲変形してしまうため、感圧素子433が突出部3517の押圧力を適切に検出できない場合がある。例えば、操作部35に対してXY平面に沿う回動軸を中心とする回動操作を実施する場合、当該操作部35に対する押圧力を経時的に増大させていくと、突出部3517がピン状に形成されている場合には、或るタイミングで当該突出部3517に屈曲変形が生じるため、感圧素子433が当該押圧力の変化を適切に検出できないことが生じうる。
これに対し、突出部3517と感圧素子433との間には、弾性体により形成された平板状の押圧子512が設けられている。これによれば、当該回動操作が実施された場合でも、感圧素子433の損傷を抑制できる。この他、押圧子512の屈曲変形が生じないので、感圧素子433が操作部35の押圧力を適切に検出できる。従って、第1検出体43による変位方向の検出精度を向上できる。
また、突出部3517と押圧子512との間には、所定のクリアランスが設けられている。このため、当該クリアランスを調整することにより、操作部35が傾倒される際の検出範囲(いわゆる遊び)を調整できる。従って、操作子3の操作性を向上できる。
第2検出体44は、軸部331を有する本体部33をXY平面に沿う並進移動自在に支持する。これによれば、XY平面に沿う操作体31の並進移動を当該第2検出体44に確実に伝えることができる。従って、第2検出体44が、操作体31の当該並進移動を確実に検出できる。
操作子3は、第1検出体43及び第2検出体44に加えて、Z方向に沿う回動軸を中心とする操作体31(変位部32及び第3連結部40)の回動を検出する第3検出体41を備える。これによれば、当該第3検出体41により、操作体31のより多くの変位方向を検出できる。従って、操作子3の利便性及び汎用性を一層向上できる。また、当該第3検出体41は、第1検出体43及び第2検出体44とは独立して設けられているので、操作体31のZ方向に沿う回動軸を中心とする回動の検出精度を向上できる。
また、第2検出体44は、軸部331を有する本体部33と第1連結部37を介して接続され、第3検出体41は、当該本体部33と第3連結部40を介して接続される。これによれば、第2検出体44及び第3検出体41が、XY平面に沿う軸部331の並進移動、及び、Z方向に沿う回動軸を中心とする軸部331の回動を検出しやすくすることができる。従って、操作体31の各変位方向の検出精度をより一層向上できる。
操作体31は、第1連結部37、第2連結部39及び第3連結部40を備える。
これらのうち、第1連結部37は、第2検出体44に取り付けられて、第1検出体43の孔部4311,4321を挿通する軸部331を有する本体部33を、Z方向に沿う回動軸を中心として回動自在に支持する。また、第2連結部39は、第1連結部37と連結されることで、第2検出体44を挟む。更に、第3連結部40は、本体部33において軸部331から延出する延出部333と起立部334にて接続される。この第3連結部40は、第2連結部39に対して第2検出体44側とは反対側に位置し、当該第3連結部40には、第2連結部39とは反対側に第3検出体41が取り付けられる。
この第3連結部40と本体部33との連結部位は、Z方向に沿って操作子3を見た場合に、第1連結部37と第2連結部39との連結部位の外側に位置する。また、本体部33は、Z方向に沿う回動軸を中心として回動自在に第1連結部37に取り付けられている。更に、第2連結部39は、第3連結部40の第1開口部404を挿通して第3検出体41と係合する係合部である第1ボス392を有する。そして、第3連結部40及び第3検出体41は、操作部35とともにZ方向に沿う回動軸を中心として回動し、当該第3検出体41の検出部411は、第1ボス392に対する当該第3検出体41の回動方向を検出する。
すなわち、第1検出体43と第2検出体44との間に配置される第1連結部37は、当該第2検出体44に取り付けられるとともに、第1検出体43を挿通する軸部331を有する本体部33を回動自在に支持する。このため、Z方向に沿う回動軸を中心とする操作体31の回動は、第2検出体44には伝達されない。これにより、当該操作体31の回動によって第2検出体44に負荷が生じることを抑制できる他、当該第2検出体44による変位方向の誤検出を抑制できる。
また、上記のように、第1連結部37は、第2検出体44を挟むように第2連結部39と連結される。そして、第3連結部40は、当該第1連結部37及び第2連結部39の外側で、本体部33と連結される。この第3連結部40は、Z方向に沿う回動軸を中心として変位部32とともに回動するが、当該変位部32及び第3連結部40は、第1連結部37及び第2連結部39とは独立して回動する。これによれば、変位部32の当該回動操作が、第1連結部37及び第2連結部39により妨げられることを防止できる。
また、第3連結部40には、第3検出体41が取り付けられている。一方、変位部32とともには回動しない第2連結部39は、第3検出体41の凹部412に嵌合される係合部としての第1ボス392を有する。これによれば、第1ボス392に対する第3検出体41の回動角を検出することで、当該第3検出体41が、Z方向に沿う回動軸を中心とする操作部35の回動方向、ひいては、操作体31の回動方向を確実に検出できる。
この際、Z方向に沿う回動軸を中心とする回動操作のみが操作部35に対して実施された場合、第1検出体43及び第2検出体44には、当該操作部35の変位は伝達されない。このため、これら各検出体43,44による操作部35の変位検出は実施されない。従って、操作部35の変位が各検出体41,43,44により重複して検出されることを抑制でき、前述の検出結果の処理をより一層簡略化できる。
また、第2検出体44は、直交2軸のアナログパッドを有する構成とされ、第3検出体41は、ポテンショメーターを有する構成とされている。このため、従来の操作装置と同様の操作性及び操作感を実現できる他、当該操作装置の構成を利用できるので、操作子3を比較的安価に構成できる。
操作子3は、第3検出体41における第3連結部40側とは反対側に設けられ、Z方向に沿う使用者の押圧操作(Z方向先端側への押圧操作)を検出する第4検出体42を有する。これによれば、前述の第5検出体36と同様に、Z方向に沿う操作体31の並進移動が規制されていても、当該第4検出体42の押圧操作部421に対する押圧操作を、当該操作体31の同方向への並進移動に代えて検出できる。従って、操作子3が検出可能な変位方向を更に増やすことができ、当該操作子3の利便性及び汎用性を更に向上できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る操作装置は、前述の操作装置1と同様の構成を有するが、採用される操作子の構造が異なる点で、当該操作装置1と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図10及び図11は、本実施形態に係る操作装置が有する操作子3Aの要部を示す平面図及びXZ平面での断面図である。
本実施形態に係る操作装置は、操作子3に代えて操作子3Aを有する他は、前述の操作装置1と同様の構成及び機能を有する。
操作子3Aは、6軸センサーとして構成され、図10及び図11に示すように、操作体61と、当該操作体61の変位方向を検出する検出体64とを有する。
操作体61は、使用者による入力操作に応じて変位する。この操作体61は、Z方向に沿う略円柱状の軸部62と、当該軸部62のZ方向先端側及び基端側に設けられた一対の操作部63とを有する。
これらのうち、各操作部63は、Z方向から見て略円形状に形成されており、検出体64におけるZ方向先端側の面及び基端側の面をそれぞれ覆うように設けられる。これら操作部63は、前述の操作部35と同様の構成をそれぞれ有しているものの、当該各操作部63は、取付部材34を介さずに軸部62に取り付けられている。このため、操作体61の変位時には、軸部62と操作部63とは、それぞれ同方向に変位(並進移動及び回動)する。
このような操作部63において検出体64に対向する面には、付勢部材3516により当該検出体64側に付勢された4つの突出部3517が、当該操作部63の外周に沿って等間隔に突設されている。これら突出部3517は、操作体61の変位前の状態では、当該突出部3517に応じた検出体64の感圧素子662,672と常に接触するように設けられている。
検出体64は、操作体61のXY平面に沿う回動軸を中心とする回動、Z方向に沿う回動軸を中心とする回動、XY平面に沿う並進移動、及び、Z方向に沿う並進移動を検出する。この検出体64は、一対の操作部63に挟まれる位置に配置される。このような検出体64は、平板状の基部65(図11)と、当該基部65におけるZ方向先端側の面に配置される第1検出部66(図10及び図11)と、当該基部におけるZ方向基端側の面に配置される第2検出部67(図11)とを有する。
基部65の略中央には、軸部62が挿通する孔部651が形成されている。
第1検出部66は、図10に示すように、Z方向先端側から見て略円環状に形成されており、第2検出部67も同様である。これら第1検出部66及び第2検出部67の略中央には、図11に示すように、軸部62が挿通する孔部661,671がそれぞれ形成されている。
また、第1検出部66及び第2検出部67において、各突出部3517に対応する位置には、感圧素子662,672がそれぞれ配置されている。すなわち、第1検出部66の4つの感圧素子662、及び、第2検出部67の4つの感圧素子672は、軸部62(或いは操作部63)の周方向に沿って等間隔となる位置にそれぞれ配置されている。
なお、本実施形態では、第1検出部66の各感圧素子662と、第2検出部67の各感圧素子672とは、Z方向先端側から見て互いに重なる位置に配置されている。しかしながら、これに限らず、各感圧素子662と各感圧素子672とが重ならない位置に配置してもよい。この場合には、Z方向先端側の操作部63における突出部3517の位置と、Z方向基端側の操作部63における突出部3517の位置とを、それぞれ対応する感圧素子662,672の位置に合わせて設定すればよい。
これら感圧素子662,672は、突出部3517による押圧力を検出する他、当該感圧素子662,672の略矩形状の感圧面における押圧位置(座標)を検出する。このため、第1検出部66及び第2検出部67は、各感圧素子662,672により、突出部3517による押圧位置の軌跡を検出できる。このような各感圧素子662,672には、前述のように、対応する突出部3517が常に当接されている。そして、各検出部66,67は、それぞれの感圧素子662,672による検出結果を、前述の制御装置に出力する。
以上説明した操作子3Aでは、操作体61の変位は、以下のように検出される。
操作体61のXY平面に沿う回動軸を中心とする回動は、4つの感圧素子662のうち、少なくともいずれかの感圧素子662により検出される突出部3517の押圧力が大きくなり、4つの感圧素子672のうち、孔部671を挟んで当該感圧素子662と反対側に位置する感圧素子672により検出される突出部3517の押圧力が大きくなることにより検出される。すなわち、押圧力が大きくなった感圧素子662,672の位置を判定することにより、操作体61の回動方向を検出できる。
なお、第1検出部66及び第2検出部67のうち、一方の検出部が有する感圧素子のみによっても、当該操作体61の回動方向を検出可能である。また、押圧力が小さくなった感圧素子662,672の位置に基づいて、操作体61の回動方向を検出する構成とすることもできる。
操作体61のZ方向に沿う回動軸を中心とする回動は、突出部3517により押圧されている各感圧素子662,672が、孔部661,671の周方向に沿う当該突出部3517の変位の軌跡を検出することにより検出される。
操作体61のXY平面に沿う並進移動は、各感圧素子662,672が、突出部3517の同じ方向への変位を検出することにより検出される。例えば、操作体61がX方向先端側に向かって並進移動される場合には、各感圧素子662,672により検出される突出部3517の変位の軌跡が、全てX方向先端側を向くことに基づいて、当該操作体61の変位方向が検出される。
なお、操作体61のZ方向に沿う回動軸を中心とする回動方向、及び、操作体61のXY平面に沿う並進移動の方向も、第1検出部66及び第2検出部67のうち、一方の検出部が有する感圧素子のみによって検出可能である。
操作体61のZ方向に沿う並進移動は、第1検出部66及び第2検出部67のうち一方の検出部の各感圧素子が検出する突出部3517の押圧力が大きくなることにより検出される。例えば、操作体61がZ方向基端側に並進移動される場合には、当該操作体61が並進移動される前に第1検出部66の各感圧素子662により検出されていた押圧力より、並進移動された後に当該各感圧素子662により検出された押圧力が大きくなることにより、当該操作体61の変位方向が検出される。また、操作体61がZ方向先端側に並進移動される場合も、同様に第2検出部67の各感圧素子672により検出される押圧力が大きくなることにより、当該操作体61の変位方向が検出される。
なお、第1検出部66及び第2検出部67のうち一方の検出部の各感圧素子により検出される押圧力が小さくなることに基づいて、操作体61の変位方向を検出する構成とすることも可能である。
以上説明した本実施形態に係る操作装置によれば、前述の操作装置1と同様の効果を奏することができる。
[実施形態の変形]
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記第1実施形態では、操作体31は、軸部331のZ方向先端側に傾倒自在に設けられ、当該軸部331の径方向外側に向かって広がる操作部35を有する構成としたが、本発明はこれに限らない。すなわち、第1検出体43及び第2検出体44により、操作体31(変位部32)の変位方向を適切に検出可能であれば、操作部35は軸部331に固定されていてもよい。すなわち、操作部35は、傾倒自在に軸部331に取り付けられていなくてもよい。更には、第5検出体36又は本体部33に対して上記操作を行うことができれば、操作部35は設けられていなくてもよい。
前記各実施形態では、付勢部材3516により突出部3517に付勢力を作用させて、操作体31を初期位置に復帰させる構成としたが、本発明はこれに限らない。すなわち、他の構成により、操作体31を初期位置に復帰させてもよい。例えば、操作部35と押圧体51との間にばねを配置してもよい。
前記第1実施形態では、突出部3517と押圧子512との間には、クリアランスが設けられているとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、操作体31(変位部32)が操作される前の状態で、突出部3517と押圧子512とが接触する構成としてもよい。
前記第1実施形態では、操作部35からZ方向基端側に向かって順に、第1検出体43、第2検出体44及び第3検出体41を配置したが、本発明はこれに限らない。すなわち、これら検出体の順序を変更することも可能である。また、第4検出体42及び第5検出体36は無くてもよく、更には、第1検出体43、第2検出体44及び第3検出体41のうちいずれかが、同等の機能(Z方向に沿う押圧操作の検出)を有するものであれば、当該構成に置き換えてもよい。更には、第4検出体42及び第5検出体36の位置も適宜変更可能であり、例えば、軸部331を2部材で構成し、一方の部材の端部に感圧素子を設け、当該感圧素子が他方の部材により押圧される構成としてもよい。
また、操作部35の外側に方向キー様の他の操作部を更に設け、当該他の操作部に対する入力操作を操作体のXY平面に沿う並進移動として検出し、操作部35に対する入力操作を操作体のXY平面に沿う回動軸を中心とする回動として検出する構成としてもよい。
更に、直交2軸のアナログパッドにより構成された第2検出体44の検出部441に、方向キーを設ける構成としてもよい。
前記第1実施形態では、軸部331におけるZ方向先端側の端部に操作部35を傾倒自在に設け、当該操作部35に押圧子512を介して第1検出体43の感圧素子433を押圧する突出部3517を設ける構成とした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、当該操作部35に感圧素子を設け、感圧素子433が設けられていた位置に、当該感圧素子を押圧する突出部を設ける構成としてもよい。
前記第1実施形態では、第1検出体43は、軸部331の周方向に沿って等間隔に配置される4つの感圧素子433を有する構成とした。また、前記第2実施形態では、第1検出部66及び第2検出部67は、軸部62の周方向に沿って等間隔に配置される4つの感圧素子662,672を有する構成とした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、当該感圧素子の数は、3でもよく、5以上としてもよい。
また、前述のように、第1検出部66及び第2検出部67のうち一方の検出部を備える構成としてもよい。
前記第1実施形態では、第1検出体43は、複数の感圧素子433を有する構成とした。また、第2検出体44は、直交2軸のアナログパッドを有する構成とした。また、第3検出体41は、ポテンショメーターを有する構成とした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、これら各検出体を、他の力学センサー、変位センサー或いは光学センサーを有する構成としてもよい。第4検出体42及び第5検出体36についても同様であり、更には、前記第2実施形態にて示した検出体64についても同様である。
例えば、前記第1実施形態にて示した操作子3の構成において、操作部35のXY平面に沿う回動軸を中心とする回動、及び、Z方向に沿う回動軸を中心とする回動を圧力検出型のマルチタッチパッドセンサーで構成された第1検出体43で検出してもよい。この場合、第3検出体41を省略できる。また、前記第1実施形態にて示した操作子3の構成において、操作部35のXY平面に沿う回動軸を中心とする回動、及び、XY平面に沿う並進移動を同様の第1検出体43で検出してもよい。この場合、第2検出体44を省略できる。すなわち、前記第1実施形態で示した操作子3の構成と、前記第2実施形態で示した操作子3Aの構成とを組合せてもよい。
また、押圧力のみを検出する感圧素子を第1検出体43に採用してもよい。更に、第5検出体36及び第4検出体42に設けられた押圧操作部361,421を省略し、検出部362,422を露出させてもよい。逆に、検出部362,422を設けずに、押圧操作部361,421を、操作体31の操作性向上の為に設けてもよい。
更に、第5検出体36を設けずに、操作部331Aを露出させてもよい。また、第4検出体42を設けずに、第3検出体41の支持部414を露出させてもよい。この場合、当該支持部414におけるZ方向基端側の面が、操作部となる。加えて、操作体31のZ方向に沿う回動軸を中心とする回動を検出しない場合、或いは、他の検出体により当該回動を検出する場合には、第3検出体41を設けない構成としてもよい。当該第3検出体41及び第4検出体42のそれぞれを設けない構成であれば、第3連結部40におけるZ方向基端側の面が、操作部となる。
一方、検出部362,422を有する第5検出体36及び第4検出体42に代えて、ボタン等によりオン/オフ状態が切り替わるプッシュスイッチ等の各種スイッチを採用してもよい。
前記第2実施形態では、操作部63に設けられた突出部3517が、感圧素子662,672を直接押圧する構成としたが、本発明はこれに限らない。すなわち、押圧子512のように、突出部3517と感圧素子662,672との間に、弾性部材等を介装してもよい。
前記各実施形態では、本発明の操作装置を情報処理装置に接続される操作装置として挙げたが、本発明はこれに限らない。例えば、操作装置を携帯可能な情報端末(携帯端末)に設ける構成としてもよい。
本発明は、操作装置に設けられる操作子に利用でき、特にPCやゲーム装置等の情報処理装置に接続される操作装置(コントローラー)に好適に利用できる。
1…操作装置、3…操作子、31…操作体、35…操作部(第1操作部)、36…第5検出体(検出部)、37…第1連結部、39…第2連結部、40…第3連結部、41…第3検出体、42…第4検出体、43…第1検出体、44…第2検出体、331…軸部、333…延出部、392…第1ボス(係合部)、404…第1開口部(第3連結部に形成された開口部)、431…基部、433…感圧素子、512…押圧子、331A…操作部(第2操作部)、3517…突出部、4311…孔部(第1検出体に形成された孔部)、4321…孔部(第1検出体に形成された孔部)。

Claims (12)

  1. と、前記軸部の径方向外側に向かって広がり、前記軸部の軸方向に直交する平面に沿う回動軸を中心として前記軸部とは独立して傾倒自在に前記軸部に設けられる第1操作部とを有し、使用者により操作される操作体と、
    前記平面に沿う回動軸を中心とする前記第1操作部の傾倒を検出する第1検出体と、
    前記第1検出体とは独立して設けられ、前記平面に沿う前記軸部の並進移動を検出する第2検出体と、を備える
    ことを特徴とする操作子。
  2. 請求項1に記載の操作子において、
    前記第1操作部は、前記軸部が並進移動される際に、当該軸部とともに並進移動される
    ことを特徴とする操作子。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の操作子において、
    前記操作体は、前記軸部の中心軸上に位置し、前記使用者により操作される第2操作部を有し、
    前記軸部の中心軸に沿って当該操作子を見た場合に、前記第2操作部は、前記第1操作部の内側に位置する
    ことを特徴とする操作子。
  4. 請求項3に記載の操作子において、
    前記第2操作部には、前記方向に沿う前記使用者の押圧操作を検出する検出部が設けられている
    ことを特徴とする操作子。
  5. 請求項から請求項4のいずれかに記載の操作子において、
    前記第1操作部は、前記軸部の周方向に沿って等間隔となる位置に、前記方向に沿って突設された少なくとも3つの突出部を有し、
    前記第1検出体は、
    前記軸部が挿通する孔部を有する基部と、
    前記基部における前記突出部に応じた位置にそれぞれ設けられ、前記第1操作部が変位した際に前記突出部による押圧力が伝達される少なくとも3つの感圧素子と、を有する
    ことを特徴とする操作子。
  6. 請求項5に記載の操作子において、
    前記突出部は、前記第1操作部に前記第1検出体に向かって突没自在に設けられ、
    前記第1操作部は、前記突出部を前記第1検出体に向かう方向に付勢する付勢部材を有する
    ことを特徴とする操作子。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の操作子において、
    前記突出部と前記感圧素子との間に設けられ、前記平面に沿う回動軸を中心として前記第1操作部が傾倒した際に、前記突出部により押圧されて前記感圧素子を押圧する押圧子を有し、
    前記押圧子は、弾性体により平板状に形成され、
    前記突出部と前記押圧子との間には、所定のクリアランスが設けられている
    ことを特徴とする操作子。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の操作子において、
    前記第1検出体及び前記第2検出体とは独立して設けられ、前記操作体の前記方向に沿う回動軸を中心とする回動を検出する第3検出体を備える
    ことを特徴とする操作子。
  9. 請求項8に記載の操作子において、
    前記第2検出体及び前記第3検出体は、それぞれ前記軸部と接続され、
    前記第2検出体は、前記軸部の前記平面に沿う並進移動を検出し、
    前記第3検出体は、前記軸部の前記方向に沿う回動軸を中心とする回動を検出する
    ことを特徴とする操作子。
  10. 請求項9に記載の操作子において、
    前記操作体は、
    前記軸部から前記平面に沿って延出する延出部と、
    前記第1検出体に形成された孔部を挿通した前記軸部を前記方向に沿う回動軸を中心として回動自在に支持し、前記第2検出体に取り付けられる第1連結部と、
    前記第1連結部と連結されて、前記第2検出体を挟む第2連結部と、
    前記第2連結部に対して前記第2検出体とは反対側に位置し、当該第2連結部とは反対側に前記第3検出体が取り付けられる第3連結部とを備え、
    前記延出部及び前記第3連結部は、前記方向に沿って当該操作子を見た場合に、前記第2検出体を挟んで互いに連結される前記第1連結部及び前記第2連結部の外側で互いに連結され、前記第1連結部及び前記第2連結部とは独立して前記方向に沿う回動軸を中心として回動自在とされ、
    前記第2連結部は、前記第3連結部に形成された開口部を挿通して前記第3検出体と係合する係合部を有し、
    前記第3連結部及び前記第3検出体は、前記軸部とともに前記方向に沿う回動軸を中心として回動し、
    前記第3検出体は、前記係合部に対する当該第3検出体の回動の方向を検出する
    ことを特徴とする操作子。
  11. 請求項10に記載の操作子において、
    前記第3検出体における前記第3連結部側とは反対側に設けられ、前記方向に沿う前記使用者の押圧操作を検出する第4検出体を有する
    ことを特徴とする操作子。
  12. 請求項1から請求項11のいずれかに記載の操作子を備えることを特徴とする操作装置。
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