JP5771418B2 - 易接着層を有する位相差フィルムの製造方法 - Google Patents
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Description
アクリル樹脂フィルムは、(メタ)アクリル重合体を主成分として含むアクリル樹脂から構成されるフィルムである。アクリル樹脂における(メタ)アクリル重合体の含有率は、通常、50重量%以上、好ましくは70重量%以上、より好ましくは90重量%以上、特に好ましくは95重量%以上である。(メタ)アクリル重合体は、光線透過率が高く、屈折率の波長依存性が低いなどの優れた光学特性を有しており、位相差フィルムへの使用に好適である。
本発明の製造方法では、アクリル樹脂フィルムの表面に、ウレタン樹脂の分散体(易接着組成物)を塗布して当該分散体の塗布膜を形成する(塗工工程)。
本発明の製造方法では、塗工工程の後に、ウレタン樹脂の分散体の塗布膜を形成したアクリル樹脂フィルムを加熱雰囲気下で延伸する(延伸工程)。この延伸によって、アクリル樹脂フィルムが位相差フィルムになるとともに、当該フィルムの表面の塗布膜は、加熱雰囲気下の熱により熱処理されて易接着層となる。
本発明の製造方法では、易接着層を有する位相差フィルムが形成される。易接着層は、ウレタン樹脂の分散体に含まれていたウレタン樹脂を含む。当該分散体が架橋剤を含む場合、易接着層は当該架橋剤に基づくウレタン樹脂の架橋構造を有する。当該分散体が微粒子を含む場合、易接着層は当該微粒子を含む。
本発明の位相差フィルムロールは、ウレタン樹脂と、平均一次粒子径が200nmを超える微粒子と、を含む易接着層が表面に形成された位相差フィルムが巻回された構成を有する。本発明の位相差フィルムロールにおいて、巻回された位相差フィルムの長手方向の長さは3000m以上である。
各製造例において作製した重合体の組成は、得られた重合溶液に残留する未反応単量体の量から算出した。未反応単量体の量は、ガスクロマトグラフィー(島津製作所製、GC17A)により測定した。
重合体の重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いて、ポリスチレン換算により求めた。測定に用いた装置および測定条件は以下の通りである。
システム:東ソー製
カラム:TSK-GEL SuperHZM-M 6.0×150 2本直列
ガードカラム:TSK-GEL SuperHZ-L 4.6×35 1本
リファレンスカラム:TSK-GEL SuperH-RC 6.0×150 2本直列
溶離液:クロロホルム 流量0.6mL/分
カラム温度:40℃。
重合体のTgは、ASTM-D-3418に準拠して、中点法により求めた。具体的には、示差走査熱量計(リガク製、DSC−8230)を用い、窒素フロー(50mL/分)雰囲気下、約10mgのサンプルを30℃から250℃まで昇温(昇温速度10℃/分)して得られたDSC曲線から評価した。リファレンスには、α−アルミナを用いた。
フィルムの厚さは、デジマチックマイクロメーター(ミツトヨ社製)を用いて測定した。
各実施例および比較例において作製した位相差フィルムの面内位相差Re(波長589nmの光に対するRe)は、全自動複屈折計(王子計測器製、KOBRA-WR)を用いて測定した。
各実施例および比較例において作製した位相差フィルムの厚さ方向の位相差Rth(波長589nmの光に対するRth)は、全自動複屈折計(王子計測器製、KOBRA-WR)を用いて、遅相軸を傾斜軸として40°傾斜して測定した値を基に算出した。
フィルム表面の濡れ張力は、JIS K6768の規定「プラスチック−フィルム及びシート−ぬれ張力試験方法」に準拠して行った。
各実施例および比較例において作製した位相差フィルムにおける易接着層の接着性は、以下のように評価した。
○:位相差フィルムからの接着剤層の剥離は確認されなかった。
×:位相差フィルムからの接着剤層の剥離が確認された。
実施例8〜10において作製した位相差フィルムロールにおける耐ブロッキング性は、以下のように評価した。位相差フィルムを巻き取ってフィルムロールを作製した後、これを3ヶ月放置した。放置後、フィルムロールから位相差フィルムを繰り出しながら、フィルムの長手方向の全てにわたってフィルム表面を目視により確認して、耐ブロッキング性を評価した。評価基準は次のとおりである。
○:位相差フィルムにはブロッキング痕が見られなかった。
×:位相差フィルムにブロッキング痕が確認された。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた反応釜に、メタクリル酸メチル(MMA)40重量部、2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)10重量部、重合溶媒としてトルエン50重量部および酸化防止剤(アデカスタブ2112、ADEKA製)0.025重量部を仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。昇温に伴う還流が始まったところで、重合開始剤としてt−アミルパーオキシイソノナノエート(アルケマ吉富製、商品名:ルペロックス570)0.05重量部を添加するとともに、上記t−アミルパーオキシイソノナノエート0.10重量部を3時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の還流下で溶液重合を進行させ、さらに4時間の熟成を行った。
押出機の第3ベントの後から投入する材料を、イオン交換水から、ポリメタクリル酸メチル架橋体の微粒子のエマルジョン(日本触媒製、エポスターMX−50W、平均粒径0.06μm、固形分4.8重量%)に変更するとともに、その投入速度を2.07重量部/時とした以外は製造例1と同様にして、ラクトン環構造を主鎖に有する(メタ)アクリル重合体を主成分とし、さらにスチレン−アクリロニトリル共重合体を含むアクリル樹脂の透明なペレット(2A)を得た。ペレット(2A)を構成するアクリル樹脂のTgは122℃、重量平均分子量は14.8万であった。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた反応釜に、メタクリル酸メチル(MMA)40重量部、2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)10重量部、重合溶媒としてトルエン50重量部および酸化防止剤(アデカスタブ2112、ADEKA製)0.025重量部を仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。昇温に伴う還流が始まったところで、重合開始剤としてt−アミルパーオキシイソノナノエート(アルケマ吉富製、商品名:ルペロックス570)0.05重量部を添加するとともに、上記t−アミルパーオキシイソノナノエート0.10重量部を3時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の還流下で溶液重合を進行させ、さらに4時間の熟成を行った。
攪拌装置、温度センサー、冷却管および窒素導入管を備えた反応釜に、メタクリル酸メチル(MMA)35重量部、2−(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)15重量部、重合溶媒としてトルエン50重量部および酸化防止剤(アデカスタブ2112、ADEKA製)0.025重量部を仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温させた。昇温に伴う還流が始まったところで、重合開始剤としてt−アミルパーオキシイソノナノエート(アルケマ吉富製、商品名:ルペロックス570)0.03重量部を添加するとともに、上記t−アミルパーオキシイソノナノエート0.06重量部を3時間かけて滴下しながら、約105〜110℃の還流下で溶液重合を進行させ、さらに4時間の熟成を行った。
主鎖にグルタルイミド構造を有する(メタ)アクリル重合体(エボニックデグサ製、プレキシイミド8813)と、製造例1で用いたスチレン−アクリロニトリル共重合体とを、重量比70/30で混練し、グルタルイミド構造を主鎖に有する(メタ)アクリル重合体を主成分(含有率が70重量%)とし、さらにスチレン−アクリロニトリル共重合体を含有率30重量%で含むアクリル樹脂の透明なペレット(5A)を得た。混練には二軸押出機を用い、混練温度は240℃とした。ペレット(5A)を構成するアクリル樹脂のTgは126℃、重量平均分子量は14.2万であった。
ウレタン樹脂(第一工業製薬製、スーパーフレックス210、固形分35重量%)19重量部、架橋剤(日本触媒製、エポクロスWS−700、固形分25重量%)1.3重量部、アモルファスシリカ微粒子のエマルジョン(日本触媒製、シーホスターKE−W30、平均粒径(一次粒子径)0.28μm、固形分20重量%)0.17重量部および純水79重量部を混合して、エマルジョン状の分散体である易接着組成物(1B)を得た。
ウレタン樹脂(第一工業製薬製、スーパーフレックス210、固形分35重量%)19重量部、架橋剤(日本触媒製、エポクロスWS−700、固形分25重量%)1.3重量部、アモルファスシリカ微粒子のエマルジョン(日本触媒製、シーホスターKE−W10、平均粒径(一次粒子径)0.11μm、固形分16重量%)0.23重量部および純水79重量部を混合して、エマルジョン状の分散体である易接着組成物(2B)を得た。
アクリル樹脂分散体(BASF製、JONCRYL631、固形分50重量%)14重量部および純水86重量部を混合して、易接着組成物(3B)を得た。
ウレタン樹脂(第一工業製薬製、スーパーフレックス210、固形分35重量%)19重量部、架橋剤(日本触媒製、エポクロスWS−700、固形分25重量%)1.3重量部、アクリル微粒子のエマルジョン(日本触媒製、MX−100W、平均粒径(一次粒子径)0.15μm、固形分10重量%)0.36重量部および純水79重量部を混合して、エマルジョン状の分散体である易接着組成物(4B)を得た。
製造例1で作製したアクリル樹脂のペレット(1A)を、先端部にポリマーフィルタ(濾過精度5μm)およびTダイを備えた単軸押出機を用いて270℃で溶融押出して、厚さ220μmの帯状のフィルムを製膜した。次に、製膜したフィルムを、溶融押出に続いて連続的にオーブン縦延伸機に供給し、当該延伸機にて当該フィルムの縦方向(溶融押出時の流れ方向)に延伸温度142℃、延伸倍率1.5倍で延伸(縦延伸)した。
易接着組成物(1B)の代わりに、製造例7で調製した易接着組成物(2B)を用いた以外は実施例1と同様にして、アクリル樹脂からなり、ウレタン樹脂を含む易接着層(厚さ350nm)が一方の主面に形成された位相差フィルム(厚さ58μm)を得た。
ペレット(1A)の代わりに、製造例2で作製したアクリル樹脂のペレット(2A)を用いた以外は実施例1と同様にして、アクリル樹脂からなり、ウレタン樹脂を含む易接着層(厚さ350nm)が一方の主面に形成された位相差フィルム(厚さ58μm)を得た。
ペレット(1A)の代わりに製造例3で作製したアクリル樹脂のペレット(3A)を用い、縦延伸の延伸温度を129℃、延伸倍率を2.5倍、横延伸の延伸温度を126℃、延伸倍率を2.0倍とし、易接着組成物(1B)の塗布を乾燥後の塗布膜の厚さが700nmとなるように行った以外は実施例1と同様にして、アクリル樹脂からなり、ウレタン樹脂を含む易接着層(厚さ350nm)が一方の主面に形成された位相差フィルム(厚さ58μm)を得た。
ペレット(1A)の代わりに製造例4で作製したアクリル樹脂のペレット(4A)を用い、溶融押出によって製膜するフィルムの厚さを150μmとし、縦延伸の延伸温度を160℃、延伸倍率を1.5倍、横延伸の延伸温度を160℃、延伸倍率を1.8倍とし、易接着組成物(1B)の塗布を乾燥後の塗布膜の厚さが630nmとなるように行った以外は実施例1と同様にして、アクリル樹脂からなり、ウレタン樹脂を含む易接着層(厚さ350nm)が一方の主面に形成された位相差フィルム(厚さ54nm)を得た。
ペレット(1A)の代わりに製造例5で作製したアクリル樹脂のペレット(5A)を用い、溶融押出によって製膜するフィルムの厚さを150μmとし、縦延伸の延伸温度を130℃、延伸倍率を1.5倍、横延伸の延伸温度を130℃、延伸倍率を1.8倍とし、易接着組成物(1B)の塗布を乾燥後の塗布膜の厚さが630nmとなるように行った以外は実施例1と同様にして、アクリル樹脂からなり、ウレタン樹脂を含む易接着層(厚さ350nm)が一方の主面に形成された位相差フィルム(厚さ53nm)を得た。
アクリル樹脂フィルムの双方の主面に易接着組成物(1B)を塗布した以外は実施例1と同様にして、アクリル樹脂からなり、ウレタン樹脂を含む易接着層(厚さ350nm)が双方の主面に形成された位相差フィルム(厚さ58μm)を得た。
製造例1で作製したアクリル樹脂のペレット(1A)を、先端部にポリマーフィルタ(濾過精度5μm)およびTダイを備えた単軸押出機を用いて270℃で溶融押出して、厚さ220μmの帯状のフィルムを製膜した。次に、製膜したフィルムを、溶融押出に続いて連続的にオーブン縦延伸機に供給し、当該延伸機にて当該フィルムの縦方向(溶融押出時の流れ方向)に延伸温度142℃、延伸倍率1.5倍で延伸(縦延伸)した。さらに連続して、縦延伸後のフィルムをテンター横延伸機に供給して、延伸温度132℃、延伸倍率3.0倍でその幅方向に延伸(横延伸)した。このようにして、アクリル樹脂からなり、易接着層を有さない位相差フィルム(厚さ58μm)を得た。
製造例1で作製したアクリル樹脂のペレット(1A)を、先端部にポリマーフィルタ(濾過精度5μm)およびTダイを備えた単軸押出機を用いて270℃で溶融押出して、厚さ220μmの帯状のフィルムを製膜した。次に、製膜したフィルムを、溶融押出に続いて連続的にオーブン縦延伸機に供給し、当該延伸機にて当該フィルムの縦方向(溶融押出時の流れ方向)に延伸温度142℃、延伸倍率1.5倍で延伸(縦延伸)した。
易接着組成物(1B)の代わりに、製造例8で調製した易接着組成物(3B)を用いた以外は実施例1と同様にして、アクリル樹脂からなり、アクリル樹脂を含む易接着層(厚さ350nm)が一方の主面に形成された位相差フィルム(厚さ58μm)を得た。
製造例1で作製したアクリル樹脂のペレット(1A)を、先端部にポリマーフィルタ(濾過精度5μm)およびTダイ(幅1500mm)を備えた単軸押出機(φ=90mm、L/D=32)を用いて270℃で溶融押出して、厚さ220μmの帯状のフィルムを製膜した。その際、処理速度は、樹脂量にして200kg/時とした。次に、製膜したフィルムを、溶融押出に続いて連続的にオーブン縦延伸機に供給し、当該延伸機にて当該フィルムの縦方向(溶融押出時の流れ方向、帯状のフィルムの長手方向)に延伸温度142℃、延伸倍率1.5倍で延伸(縦延伸)した。
易接着組成物(1B)の代わりに、製造例7で調製した易接着組成物(2B)を用いた以外は実施例8と同様にして、アクリル樹脂からなり、ウレタン樹脂および平均一次粒子径が0.11μmの微粒子を含む易接着層(厚さ350nm)が一方の主面に形成された位相差フィルムロール(フィルムの厚さ58μm、幅1340mm、フィルムの長手方向の長さ4000m)を得た。
易接着組成物(1B)の代わりに、製造例9で調製した易接着組成物(4B)を用いた以外は実施例8と同様にして、アクリル樹脂からなり、ウレタン樹脂および平均一次粒子径が0.15μmの微粒子を含む易接着層(厚さ350nm)が一方の主面に形成された位相差フィルムロール(フィルムの厚さ58μm、幅1340mm、フィルムの長手方向の長さ4000m)を得た。
Claims (5)
- 主鎖に環構造を有する(メタ)アクリル重合体を主成分として含むアクリル樹脂フィルムの表面に、ウレタン樹脂の分散体を塗布して前記分散体の塗布膜を形成し、
前記塗布膜を形成したアクリル樹脂フィルムを加熱雰囲気下で延伸して、前記アクリル樹脂フィルムの延伸により位相差フィルムを形成するとともに、前記加熱雰囲気の熱による前記塗布膜の熱処理により、前記位相差フィルムの表面に前記ウレタン樹脂を含む易接着層を形成し、
前記分散体が微粒子を含み、
前記分散体を塗布するアクリル樹脂フィルムが帯状の一軸延伸フィルムであって、前記分散体を塗布する前の前記アクリル樹脂フィルムの延伸方向が、当該フィルムを製膜する際の流れ方向であり、
前記加熱雰囲気下での延伸の方向が、前記分散体を塗布する前の前記アクリル樹脂フィルムの延伸方向に対して当該フィルムの面内で直交する方向であって、前記アクリル樹脂フィルムの幅方向であり、
波長589nmの光に対する面内位相差が10nm以上の前記位相差フィルムを形成する、易接着層を有する位相差フィルムの製造方法。 - 前記微粒子の平均一次粒子径が200nmを超える、請求項1に記載の易接着層を有する位相差フィルムの製造方法。
- 前記分散体が架橋剤を含む、請求項1に記載の易接着層を有する位相差フィルムの製造方法。
- JIS K6768の規定に準拠して測定した、前記分散体を塗布する前の前記アクリル樹脂フィルムの表面の濡れ張力が40mN/m未満である、請求項1に記載の易接着層を有する位相差フィルムの製造方法。
- 前記帯状のアクリル樹脂フィルムを当該フィルムの長手方向に搬送しながら、当該フィルムの表面に前記分散体の塗布膜を形成するとともに、前記塗布膜を形成したアクリル樹脂フィルムを加熱雰囲気下で延伸して、表面に前記ウレタン樹脂を含む易接着層が形成された帯状の前記位相差フィルムを形成し、
形成した前記位相差フィルムをロールに巻回して、ロール状の前記位相差フィルムを得る、請求項1に記載の易接着層を有する位相差フィルムの製造方法。
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