JP5757566B2 - 発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物 - Google Patents
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Description
また本発明は、該発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物の製造方法に関する。
また本発明は、該発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物を成形してなる発泡成形体に関する。
さらに本発明は、該発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物を成形してなる工程を有する発泡成形体の製造方法に関する。
また本発明の別の目的は、該発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物を発泡成形してなる、リサイクル可能であるとともに、発泡特性に優れることから成形体の外観が良好であり、低硬度であり、耐オイルブリード性を有し、さらに成形加工性(特に押出成形性)、ゴム弾性、圧縮永久歪み、引張強度や伸び等機械物性に優れる発泡成形体を提供することにある。
さらに本発明の別の目的は、該発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物を成形してなる工程を有する発泡成形体の製造方法を提供することにある。
本発明は以下の通りである。
(b)芳香族ビニル化合物から主として作られる少なくとも2つの重合体ブロックAと、共役ジエン化合物から主として作られる少なくとも1つの重合体ブロックBとからなるブロック共重合体、および/または、これを水素添加して得られる、数平均分子量が100,000〜400,000のブロック共重合体10〜80質量部、
(c)非芳香族系ゴム用軟化剤5〜150質量部、および
(d)ポリプロピレン系樹脂10〜100質量部
を含有することを特徴とする発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。
2.前記α−オレフィンの炭素数が、4〜20であることを特徴とする前記1に記載の発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。
3.前記α−オレフィンが、オクテン−1であることを特徴とする前記1または2に記載の発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。
4.さらに(e)発泡剤を含有することを特徴とする前記1〜3のいずれかに記載の発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。
5.前記(e)発泡剤の配合量が、前記(a)+(b)+(c)+(d)の合計100質量部に対し0.5〜10質量部であることを特徴とする前記4に記載の発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。
6.前記(e)発泡剤が、有機系化学発泡剤、無機系化学発泡剤、熱膨張性マイクロカプセルおよび水から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記4または5に記載の発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。
7.(a)エチレンを主体とする結晶性の重合体ブロック(ハードセグメント)と、炭素数3〜30のα−オレフィンから選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンおよびエチレンを主体とする非晶性の重合体ブロック(ソフトセグメント)とを含むオレフィンブロック共重合体100質量部に対し、
(b)芳香族ビニル化合物から主として作られる少なくとも2つの重合体ブロックAと、共役ジエン化合物から主として作られる少なくとも1つの重合体ブロックBとからなるブロック共重合体、および/または、これを水素添加して得られる、数平均分子量が100,000〜400,000のブロック共重合体10〜80質量部、
(c)非芳香族系ゴム用軟化剤5〜150質量部、
(d)ポリプロピレン系樹脂10〜100質量部、および
(e)発泡剤を前記(a)+(b)+(c)+(d)の合計100質量部に対し0.5〜10質量部
を溶融混練する工程を有する発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
8.(a)エチレンを主体とする結晶性の重合体ブロック(ハードセグメント)と、炭素数3〜30のα−オレフィンから選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンおよびエチレンを主体とする非晶性の重合体ブロック(ソフトセグメント)とを含むオレフィンブロック共重合体100質量部に対し、
(b)芳香族ビニル化合物から主として作られる少なくとも2つの重合体ブロックAと、共役ジエン化合物から主として作られる少なくとも1つの重合体ブロックBとからなるブロック共重合体、および/または、これを水素添加して得られる、数平均分子量が100,000〜400,000のブロック共重合体10〜80質量部、
(c)非芳香族系ゴム用軟化剤5〜150質量部、
(d)ポリプロピレン系樹脂10〜100質量部、および
(e)発泡剤を前記(a)+(b)+(c)+(d)の合計100質量部に対し0.5〜10質量部
を含有する発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物を、所望の形状に成形してなることを特徴とする発泡成形体。
9.前記α−オレフィンの炭素数が、4〜20であることを特徴とする前記8に記載の発泡成形体。
10.前記α−オレフィンが、オクテン−1であることを特徴とする前記8または9に記載の発泡成形体。
11.前記(e)発泡剤が、有機系化学発泡剤、無機系化学発泡剤、熱膨張性マイクロカプセルおよび水から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記8〜10のいずれかに記載の発泡成形体。
12.(a)エチレンを主体とする結晶性の重合体ブロック(ハードセグメント)と、炭素数3〜30のα−オレフィンから選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンおよびエチレンを主体とする非晶性の重合体ブロック(ソフトセグメント)とを含むオレフィンブロック共重合体100質量部に対し、
(b)芳香族ビニル化合物から主として作られる少なくとも2つの重合体ブロックAと、共役ジエン化合物から主として作られる少なくとも1つの重合体ブロックBとからなるブロック共重合体、および/または、これを水素添加して得られる、数平均分子量が100,000〜400,000のブロック共重合体10〜80質量部、
(c)非芳香族系ゴム用軟化剤5〜150質量部、
(d)ポリプロピレン系樹脂10〜100質量部、および
(e)発泡剤を前記(a)+(b)+(c)+(d)の合計100質量部に対し0.5〜10質量部
を含有する発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物を、所望の形状に成形する工程を有することを特徴とする発泡成形体の製造方法。
本発明で使用される成分(a)であるオレフィンブロック共重合体は、エチレンを主体とする結晶性の重合体ブロック(ハードセグメント)と、炭素数3〜30のα−オレフィンから選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンおよびエチレンを含み、かつ好ましくは後者のエチレンの割合がハードセグメントより少ない非晶性の重合体ブロック(ソフトセグメント)とを含むオレフィンブロック共重合体であり、各ブロックが交互に2以上、好ましくは3以上繋がったマルチブロック構造であることが望ましい。また直鎖状構造、ラジアル構造があるが特に直鎖状構造が好ましい。成分(a)は、当業界で公知のポリマーであり、例えば特表2007−529617号公報に開示されている。また、ブタジエン系共重合体を80%以上水素添加して得られるブロック共重合体は除外される。
また、ブタジエンから成るブロック共重合体を80%以上水素添加して得られるブロック共重合体、例えばJSR社製ダイナロンCEBC、すなわちC部分は1,4−ポリブタジエンブロックの水素添加物であるポリエチレンブロック(ハードセグメント)であり、EB部分は1,4−ブタジエンと1,2−ブタジエンのランダム構造からなる化合物を水素添加したエチレンとブチレンのランダム構造のブロック(ソフトセグメント)が挙げられるがこれは、圧縮永久歪に劣るため好ましくない。
重合は、好ましくは連続溶液重合法が適用される。連続溶液重合法は、触媒成分、鎖シャトリング剤、モノマー類、ならびに場合により溶媒、補助剤、捕捉剤および重合助剤が反応ゾーンに連続的に供給され、ポリマー生成物はそこから連続的に取り出される。
また、ブロックの長さは、前記触媒の比率および種類、鎖シャトリング剤の比率および種類、重合温度等を制御することによって変化させることができる。
なお、ブロック共重合体の合成方法において、その他の詳細な条件は、前記特表2007−529617号公報に開示されているので、適宜当該開示内容を採用することができる。
また、本発明における成分(a)において、密度(ASTM D792)は、発泡特性、低硬度、耐オイルブリード性、さらに成形加工性(特に押出成形性)、ゴム弾性、圧縮永久歪み、引張強度や伸び等の機械物性の観点から、好ましくは0.860〜0.930g/cm3であり、より好ましくは0.865〜0.890g/cm3である。
また、本発明における成分(a)において、硬度(ASTM D2240、ショアA)は、好ましくは50〜98であり、より好ましくは60〜90である。
また、本発明における成分(a)において、測定温度100℃での圧縮永久歪み(JIS K 6262)が65以下であることがシール性の点で好ましい。
また、本発明における成分(a)において、DSCによる融点は110〜125℃、より好ましくは115〜123℃であることが発泡特性、低硬度、耐オイルブリード性、さらに成形加工性(特に押出成形性)、ゴム弾性、圧縮永久歪み、引張強度や伸び等の機械物性の点で好ましい。
ここで、DSCによる融点は、示差走査熱量計(DSC)によって得られるピークトップ融点であり、具体的には、DSCを用い、サンプル量10mgを採り、190℃で5分間保持した後、−10℃まで10℃/分の降温速度で結晶化させ、−10℃で5分間保持した後、10℃/分の昇温速度で200℃まで測定して求める値である。
本発明における成分(b)であるブロック共重合体は、芳香族ビニル化合物から主として作られる少なくとも2つの重合体ブロックAと、共役ジエン化合物から主として作られる少なくとも1つの重合体ブロックBとからなるブロック共重合体、および/またはこれを水素添加して得られるものである。例えば、A‐B‐A、B‐A‐B‐A、A‐B‐A‐B‐Aなどの構造を有する芳香族ビニル化合物‐共役ジエン化合物ブロック共重合体あるいは、これを水素添加して得られるものである。このブロック共重合体は全体として、芳香族ビニル化合物を好ましくは5〜60重量%、特に好ましくは20〜50重量%含む。芳香族ビニル化合物を主体とする重合体ブロックAは、好ましくは50重量%以上、特に好ましくは70重量%以上の芳香族ビニル化合物、および任意的成分たとえば共役ジエン化合物から作られたホモ重合体または共重合体ブロックである。共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックBは、好ましくは50重量%以上、特に好ましくは70重量%以上の共役ジエン化合物、および任意的成分例えば芳香族ビニル化合物から作られたホモ重合体または共重合体ブロックである。また、これらの芳香族ビニル化合物を主体とする重合体ブロックA、共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックBにおいて、分子鎖中の共役ジエン化合物または芳香族ビニル化合物由来の単位の分布がランダム、テーパード(分子鎖に沿ってモノマー成分が増加または減少するもの)、一部ブロック状またはこれらの任意の組合せでなっていてもよい。芳香族ビニル化合物を主体とする重合体ブロックAまたは共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックBがそれぞれ2個以上ある場合には、各重合体ブロックはそれぞれが同一構造であっても異なる構造であってもよい。
具体的な例としては、水添物として、スチレン−エチレン・ブテン−スチレン共重合体(SEBS)、スチレン−エチレン・プロピレン−スチレン共重合体(SEPS)、スチレン−エチレン・エチレン・プロピレン−スチレン共重合体(SEEPS)、スチレン−ブタジエン・ブチレン−スチレン共重合体(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体の部分水添物:SBBS)、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体の部分水添物、スチレン−イソプレン・ブタジエン−スチレン共重合体の部分水添物等、また、非水添物として、、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体(SIS)等を挙げることができる。
また本発明では、成分(c)として非芳香族系ゴム用軟化剤を配合することができる。成分(c)は、発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物の柔軟性および成形加工性の向上に効果がある。
成分(c)としては、非芳香族系の鉱物油または液状若しくは低分子量の合成軟化剤が挙げられる。一般にゴム用鉱物油軟化剤は、芳香族環、ナフテン環およびパラフィン鎖が組合った混合物であって、一般に、パラフィン鎖炭素数が全炭素数の50%以上を占めるものをパラフィン系、ナフテン環炭素数が30〜40%を占めるものをナフテン系、芳香族炭素数が30%以上を占めるものを芳香族系と呼び区別されている。本発明の成分(c)として用いられるゴム用鉱物油軟化剤は、上記のパラフィン系およびナフテン系が好ましい。芳香族系の軟化剤は、成分(c)との関係で分散性が悪く好ましくない。成分(c)として、パラフィン系の鉱物油軟化剤が特に好ましく、パラフィン系のなかでも芳香族環成分の少ないものが特に適している。
また、成分(c)は市販されているものを利用することができ、例えば出光興産社製、商品名ダイアナプロセスオイルPW‐90、PW−380等を挙げることができる。
本発明においては、成分(d)として、ポリプロピレン系樹脂を配合することが好ましい。成分(d)を配合することにより、引張強さおよび発泡成形加工性がさらに向上する。
本発明で必要に応じて使用される(d)ポリプロピレン系樹脂は、結晶性ポリプロピレンが好ましく、例えば、結晶性のプロピレンの単独重合体または、プロピレンを主体とする結晶性の共重合体が挙げられる。共重合体としてはブロック共重合体、ランダム共重合体およびブロック・ランダム共重合体が例示される。当該成分としては、例えば、アイソタクチックポリプロピレン、プロピレン・エチレン共重合体、プロピレン・ブテン−1共重合体、プロピレン・エチレン・ブテン−1三元共重合体等の結晶性プロピレン系重合体が挙げられる。重合触媒は公知のチーグラー・ナッタ系であってもメタロセン系であってもよい。
また、本発明における成分(d)において、メルトインデックス(ASTM D1238、230℃、2.16kg)は0.1〜1000g/10分が好ましく、物性と成形加工性のバランスの点より0.3〜100g/10分がより好ましい。
本発明の発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物を成形加工する際には、(e)発泡剤が使用される。
成分(e)としては、有機系化学発泡剤、無機系化学発泡剤、熱膨張性マイクロカプセルおよび水から選ばれる少なくとも1種を挙げることができる。
有機系化学発泡剤としては、例えば、N,N’−ジメチル−N,N’−ジニトロソテレフタルアミド、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン等のニトロソ化合物;ジエチルアゾカルボキシレート、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾシクロヘキシルニトリル、アゾジアミノベンゼン、アゾジカルボン酸バリウム等のアゾ化合物;ヒドラジン、トリヒドラジントリアジン等のヒドラジン化合物;ベンゼンスルホニルヒドラジド、トルエンスルホニルヒドラジド、4,4’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、ジフェニルスルホン−3,3’−ジスルホニルヒドラジド等のスルホニルヒドラジド化合物;テレフタルアジド、カルシウムアジド、4,4’−ジフェニルスルホニルアジド、p−トルエンスルホニルアジド等のアジド化合物;p,p’−オキシビス(ベンゼンスルホニルカルバジド);シュウ酸誘導体等が挙げられる。これらの発泡剤は、1種単独または複数の組合せを用いることができる。
また、無機系化学発泡剤としては、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸アンモニウム、亜硝酸アンモニウム等が挙げられる。これらの発泡剤は、1種単独または複数の組合せを用いることができる。
さらに発泡助剤を併用することによって、発泡効果をより高めることができる。発泡助剤としては、酸化亜鉛、硫酸鉛、尿素、ステアリン酸亜鉛等が用いられる。また、発泡剤がジニトロソペンタメチレンテトラミンの場合には、発泡助剤としては、サルチル酸、フタル酸、ホウ酸、尿素樹脂等が用いられる。
上記熱膨張性マイクロカプセルは、熱膨張によって体積膨張を生じ、比重を低下させる効果を発揮する発泡剤である。すなわち、マイクロカプセル内に熱膨張性の物質を封じ込め、加熱により該熱膨張性物質を膨張させて体積を膨張させる発泡剤であり、均一な微細セルが得られる。
本発明で用いる熱膨張性マイクロカプセルの熱膨張温度は、120〜300℃が好ましい。また平均粒径としては、1〜50μmが好ましい。膨張倍率としては10〜100倍が好ましい。このような熱膨張性マイクロカプセルとしては、塩化ビニリデン・アクリロニトリルコポリマーを外殻とし、低沸点炭化水素(例えば、イソブタン)を内包したエクスパンセルが、エクスパンセル社から市販されている。また、同様な製品としてマツモトマイクロスフィアー(松本油脂製薬社製)、ファインセルマスター(大日精化工業社製)がある。
これとは別に、物理発泡剤が挙げられ、これは熱操作、圧力操作により被発泡体に封じ込めた発泡剤を膨張させて発泡させる発泡剤であって、例えば、ペンタン、ブタン等の揮発性の炭化水素、ハロゲン化炭化水素、窒素ガス、炭酸ガス、水などが挙げられ、中でも水が好ましい。
上記各種発泡剤は、適宜、混合して用いてもよい。
本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、成分(a)のオレフィンブロック共重合体を100質量部に対し、成分(b)のブロック共重合体を10〜80質量部、成分(c)の非芳香族系ゴム用軟化剤を0〜150質量部および成分(d)のポリプロピレン系樹脂を0〜100質量部配合することを特徴とする。
成分(b)の配合量が10質量部未満では、発泡特性に劣り、成形体の外観が悪化する;成形加工性が悪化する;オイルブリードが発生する;引張強さ、伸び等の機械物性が悪化する;等の不具合が発生する。80質量部を超えると、発泡特性に劣り、成形体の外観が悪化する;成形加工性が悪化する;等の不具合が発生する。
成分(c)の配合量が150質量部を超えると、発泡特性に劣り、成形体の外観が悪化する;成形加工性が悪化する;オイルブリードが発生する;引張強さ等の機械物性が悪化する;等の不具合が発生する。
さらに好ましい配合割合は、成分(a)100質量部に対し、成分(b)が20〜70質量部、成分(c)が5〜140質量部である。
とくに好ましい配合割合は、成分(a)100質量部に対し、成分(b)が30〜60質量部、成分(c)が20〜130質量部である。
成分(d)のさらに好ましい配合割合は、成分(a)100質量部に対し、20〜40質量部である。
混練装置としては、オートクレーブ、加圧ニーダー、バンバリーミキサー、単軸押出機、2軸押出機、多軸押出機等を使用することができる。
なお、発泡は、組成物調製時に行なってもよいし、成形時に行なってもよい。
成分(a)
オレフィンブロック共重合体:ダウ・ケミカル社製、商品名INFUSE D9007。エチレンからなるブロック(結晶性のハードセグメント)と、1−オクテンとエチレンとからなるブロック(非晶性のソフトセグメント)で(交互に)構成されたブロック共重合体。メルトインデックス(ASTM D1238、190℃、2.16kg)0.5g/10分、密度(ASTM D792)0.866g/cm3、硬度(ASTM D2240、ショアA)64、融点119℃。
オレフィンブロック共重合体:ダウ・ケミカル社製、商品名INFUSE D9107。エチレンからなるブロック(結晶性のハードセグメント)と、1−オクテンとエチレンとからなるブロック(非晶性のソフトセグメント)で(交互に)構成されたブロック共重合体。メルトインデックス(ASTM D1238、190℃、2.16kg)1g/10分、密度(ASTM D792)0.866g/cm3、硬度(ASTM D2240、ショアA)63、融点121℃。
SEEPS:クラレ社製、商品名セプトン4077(スチレンの含有量:30重量%、数平均分子量:260,000、重量平均分子量:320,000、分子量分布:1.23、水素添加率:90%以上
SEBS:クレイトンポリマー社製、商品名クレイトンG1651、スチレン含有量:33重量%、数平均分子量(Mn):150,000、重量平均分子量(Mw):300,000、分子量分布:2.01、水素添加率:99%以上
非芳香族系ゴム軟化剤:出光興産社製、商品名ダイアナプロセスオイルPW‐90、パラフィン系オイル、重量平均分子量:540、芳香族成分の含有量:0.1%以下
ポリプロピレン系樹脂:サンアロマー社製、商品名PB222A。ポリプロピレン系ランダム共重合体。メルトインデックス(ASTM D1238、230℃、2.16kg)0.8g/10分、密度(JIS K 6760)0.9g/cm3。
発泡剤−1:永和化成工業社製、商品名ポリスレンEE205D、炭酸水素ナトリウム。
発泡剤−2:永和化成工業社製、商品名ポリスレンEE206、アゾジカルボンアミド。
発泡剤−3:大日精化工業社製、商品名ファインセルマスターMS405D、熱膨張性マイクロカプセル、平均粒径40μm、膨張開始温度180℃、膨張終了温度225℃。
以下の表1の配合割合(質量部)に従って、発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物を調製した。
なお、各成分の混合(ドライブレンド)は、以下の表1の配合割合(質量部)に従って、タンブラーを用いて行った。
次に、ドライブレンドした上記配合物を、L/D=47の二軸押出機を使用し、スクリュー回転数350rpm、加工温度200℃で混練しストランドカットでペレットを作製した。
下記の試験(1)〜(4)については、作製したペレットを熱プレス成形することにより、下記の試験(1)〜(4)に適合する試験片を調製した。
下記の試験(5)については、作製したペレットを下記で説明する条件で発泡押出成形し、下記の試験(5)に適合する試験片を調製した。
ASTM D2240の規格に準拠し、上記6mm厚プレスシートを用いて測定した。
硬度が74未満である場合を◎、74〜84である場合を○、84を超える場合を△として評価した。
(2)引張強さ
JIS K 6301に準拠し、試験片は2mm厚プレスシートを、ダンベルで3号型に打抜いて使用した。引張速度が500mm/分とした。
(3)引張伸び
JIS K 6301に準拠し、試験片は2mm厚プレスシートを、ダンベルで3号型に打抜いて使用した。引張速度は500mm/分とした。
(4)圧縮永久歪
JIS K 6262の規格に準拠し測定した。測定温度は70℃、22時間で実施し、試験片は、小型試験片厚み 6.3±0.3mmのプレスシートを使用した。
(5)発泡押出成形性
押出成形機として、L/D=40の単軸押出機でダイスは丸棒タイプを用い、スクリュー回転数40rpm、加工温度180℃で押出成形を行った。サンプル成形品は、丸棒の形状を有し、サイズは直径15〜18mmであった。
発泡剤は押出成形機投入直前にドライブレンドし、成形機に投入した。成形機の温度は、使用した各発泡剤の発泡温度以上に設定した。
気泡形成の有無と気泡の大きさにより測定した。
なお、発泡押出成形性−1は、上記発泡剤−1を前記(a)+(b)+(c)+(d)の合計100質量部に対し3質量部添加した組成物について評価したものである。発泡押出成形性−2は、上記発泡剤−2を前記(a)+(b)+(c)+(d)の合計100質量部に対し2質量部添加した組成物について評価したものである。発泡押出成形性−3は、上記発泡剤−3を前記(a)+(b)+(c)+(d)の合計100質量部に対し3質量部添加した組成物について評価したものである。
発泡押出成形性は、大きい気泡が密に形成されている場合を◎、微細な気泡が密に形成されている場合を○、微細な気泡がまばらに形成されている場合を△、気泡の形成が見られないか極めて微細な場合を×として評価した。
(6)発泡製品外観
成形体を目視することにより評価した。
発泡製品外観は、表面性が滑らかでスキン層の形成が見られる場合を◎、表面に凹凸が見られるものの、スキン層の形成が見られる場合を○、表面の凹凸が粗く、スキン層に微細な気泡破れが見られる場合を△、スキン層が完全に破れ、外観が著しく悪い場合を×として評価した。なお、発泡製品外観−1は、上記発泡剤−1を3質量部添加した組成物について評価したものである。発泡製品外観−2は、上記発泡剤−2を2質量部添加した組成物について評価したものである。発泡製品外観−3は、上記発泡剤−3を3質量部添加した組成物について評価したものである。
発泡製品外観は、上記(5)で評価したサンプル成形品を用い、評価を行なった。
(7)耐ブリードアウト性
80℃に保ったギアオーブンに72時間放置した際の表面性とクラフト紙への移行で評価した。
耐ブリードアウト性は、表面にオイルのにじみが無く、クラフト紙への移行が無い場合を○、表面にオイルのにじみが少なく、クラフト紙への移行が僅かである場合を△、表面にオイルが著しくにじみ、クラフト紙への移行が多い場合を×として評価した。
耐ブリードアウト性は、上記(5)で評価したサンプル成形品を用い、評価を行なった。
これに対し、比較例1は、本発明の成分(a)を、比較成分であるエチレン−α−オレフィンランダム共重合体に変更した例であり、成形加工性に劣る結果となった。
比較例2は、成分(b)の配合量が本発明で規定する下限未満であるので、発泡特性に劣り、成形体の外観が悪化する;成形加工性が悪化する;オイルブリードが発生する;引張強さ、伸び等の機械物性が悪化する;等の不具合が発生した。
比較例3は、成分(b)の配合量が本発明で規定する上限を超えているので、発泡特性に劣り、成形体の外観が悪化する;成形加工性が悪化する;等の不具合が発生した。
比較例4は、成分(c)の配合量が本発明で規定する上限を超えているので、発泡特性に劣り、成形体の外観が悪化する;成形加工性が悪化する;オイルブリードが発生する;引張強さ等の機械物性が悪化する;等の不具合が発生した。
比較例5および6は、成分(a)を配合せず、ベース樹脂を成分(b)に変更した例であり、成形体の外観が悪化する;成形加工性が悪化する;引張伸び等の機械物性が悪化する;等の不具合が発生した。
実施例において、発泡剤は上述のように、成分(a)〜(d)を溶融混練しペレット化した後、成形前に発泡剤をドライブレンドして添加したものである。なお、発泡剤を成分(a)〜(d)を溶融混練する際に添加し、その発泡を該溶融混練時に行なった場合、あるいは、発泡剤を成分(a)〜(d)を溶融混練する際に添加し、該溶融混練温度は発泡温度より低い温度に設定して発泡剤を発泡させず、成形時に発泡させた場合についても、上記実施例と同様の良好な結果が得られた。
Claims (12)
- (a)エチレンを主体とする結晶性の重合体ブロック(ハードセグメント)と、炭素数3〜30のα−オレフィンから選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンおよびエチレンを主体とする非晶性の重合体ブロック(ソフトセグメント)とを含むオレフィンブロック共重合体100質量部に対し、
(b)芳香族ビニル化合物から主として作られる少なくとも2つの重合体ブロックAと、共役ジエン化合物から主として作られる少なくとも1つの重合体ブロックBとからなるブロック共重合体、および/または、これを水素添加して得られる、数平均分子量が100,000〜400,000のブロック共重合体10〜80質量部、
(c)非芳香族系ゴム用軟化剤5〜150質量部、および
(d)ポリプロピレン系樹脂10〜100質量部
を含有することを特徴とする発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。 - 前記α−オレフィンの炭素数が、4〜20であることを特徴とする請求項1に記載の発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。
- 前記α−オレフィンが、オクテン−1であることを特徴とする請求項1または2に記載の発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。
- さらに(e)発泡剤を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。
- 前記(e)発泡剤の配合量が、前記(a)+(b)+(c)+(d)の合計100質量部に対し0.5〜10質量部であることを特徴とする請求項4に記載の発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。
- 前記(e)発泡剤が、有機系化学発泡剤、無機系化学発泡剤、熱膨張性マイクロカプセルおよび水から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項4または5に記載の発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物。
- (a)エチレンを主体とする結晶性の重合体ブロック(ハードセグメント)と、炭素数3〜30のα−オレフィンから選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンおよびエチレンを主体とする非晶性の重合体ブロック(ソフトセグメント)とを含むオレフィンブロック共重合体100質量部に対し、
(b)芳香族ビニル化合物から主として作られる少なくとも2つの重合体ブロックAと、共役ジエン化合物から主として作られる少なくとも1つの重合体ブロックBとからなるブロック共重合体、および/または、これを水素添加して得られる、数平均分子量が100,000〜400,000のブロック共重合体10〜80質量部、
(c)非芳香族系ゴム用軟化剤5〜150質量部、
(d)ポリプロピレン系樹脂10〜100質量部、および
(e)発泡剤を前記(a)+(b)+(c)+(d)の合計100質量部に対し0.5〜10質量部
を溶融混練する工程を有する発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。 - (a)エチレンを主体とする結晶性の重合体ブロック(ハードセグメント)と、炭素数3〜30のα−オレフィンから選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンおよびエチレンを主体とする非晶性の重合体ブロック(ソフトセグメント)とを含むオレフィンブロック共重合体100質量部に対し、
(b)芳香族ビニル化合物から主として作られる少なくとも2つの重合体ブロックAと、共役ジエン化合物から主として作られる少なくとも1つの重合体ブロックBとからなるブロック共重合体、および/または、これを水素添加して得られる、数平均分子量が100,000〜400,000のブロック共重合体10〜80質量部、
(c)非芳香族系ゴム用軟化剤5〜150質量部、
(d)ポリプロピレン系樹脂10〜100質量部、および
(e)発泡剤を前記(a)+(b)+(c)+(d)の合計100質量部に対し0.5〜10質量部
を含有する発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物を、所望の形状に成形してなることを特徴とする発泡成形体。 - 前記α−オレフィンの炭素数が、4〜20であることを特徴とする請求項8に記載の発泡成形体。
- 前記α−オレフィンが、オクテン−1であることを特徴とする請求項8または9に記載の発泡成形体。
- 前記(e)発泡剤が、有機系化学発泡剤、無機系化学発泡剤、熱膨張性マイクロカプセルおよび水から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の発泡成形体。
- (a)エチレンを主体とする結晶性の重合体ブロック(ハードセグメント)と、炭素数3〜30のα−オレフィンから選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンおよびエチレンを主体とする非晶性の重合体ブロック(ソフトセグメント)とを含むオレフィンブロック共重合体100質量部に対し、
(b)芳香族ビニル化合物から主として作られる少なくとも2つの重合体ブロックAと、共役ジエン化合物から主として作られる少なくとも1つの重合体ブロックBとからなるブロック共重合体、および/または、これを水素添加して得られる、数平均分子量が100,000〜400,000のブロック共重合体10〜80質量部、
(c)非芳香族系ゴム用軟化剤5〜150質量部、
(d)ポリプロピレン系樹脂10〜100質量部、および
(e)発泡剤を前記(a)+(b)+(c)+(d)の合計100質量部に対し0.5〜10質量部
を含有する発泡成形用熱可塑性エラストマー組成物を、所望の形状に成形する工程を有することを特徴とする発泡成形体の製造方法。
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