JP5720643B2 - ソレノイド弁 - Google Patents
ソレノイド弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5720643B2 JP5720643B2 JP2012185171A JP2012185171A JP5720643B2 JP 5720643 B2 JP5720643 B2 JP 5720643B2 JP 2012185171 A JP2012185171 A JP 2012185171A JP 2012185171 A JP2012185171 A JP 2012185171A JP 5720643 B2 JP5720643 B2 JP 5720643B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- screw
- adjusting
- valve housing
- male
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K3/00—Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
- F16K3/30—Details
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/44—Mechanical actuating means
- F16K31/50—Mechanical actuating means with screw-spindle or internally threaded actuating means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K27/00—Construction of housing; Use of materials therefor
- F16K27/04—Construction of housing; Use of materials therefor of sliding valves
- F16K27/048—Electromagnetically actuated valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
- F16K31/06—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
- F16K31/0603—Multiple-way valves
- F16K31/061—Sliding valves
- F16K31/0613—Sliding valves with cylindrical slides
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/12—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D16/00—Control of fluid pressure
- G05D16/20—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means
- G05D16/2006—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means
- G05D16/2013—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using throttling means as controlling means
- G05D16/2024—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using throttling means as controlling means the throttling means being a multiple-way valve
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
Description
このソレノイド弁は、図15に示す様に、スリーブ100の内部に挿入されたスプール110を電磁石の駆動力に抗して図示右方向へ付勢するスプリング120と、スリーブ100の一端側内周にねじ結合されるアジャストスクリュ130とを備え、スリーブ100に対するアジャストスクリュ130のねじ込み量に応じてスプリング120のセット荷重を調整することができる。
以下、治具によりアジャストスクリュ130に回転力を付与しながらスプリング120のセット荷重を調整する工程を調圧工程と呼ぶ。
ここで、スリーブ100の内周に形成されるねじ面を雌ねじ面と呼び、アジャストスクリュ130の外周に形成されるねじ面を雄ねじ面と呼ぶ時に、通常は、F1>F2の条件が成立する状態で調圧工程が実施される。この場合、図17(a)に示す様に、スリーブ100の雌ねじ面とアジャストスクリュ130の雄ねじ面とが、雄ねじ山のスプリング側で当接し、反スプリング側にねじピッチクリアランスが生じる。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、調圧工程を実施した後、弁ハウジングに対しアジャストスクリュを回り止めする際に、アジャストスクリュの軸方向の位置ずれを防止することにより、スプリングのセット荷重を精度良く調整できるソレノイド弁を提供することにある。
本発明のソレノイド弁は、軸方向の一端側内周に雌ねじ部が形成された円筒孔を有する弁ハウジングと、円筒孔に往復動可能に収容される弁体と、電磁石の駆動力によって弁体を円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部と、電磁石の駆動力に抗して弁体を円筒孔の他端方向へ付勢するスプリングと、外周に雄ねじ部を有し、この雄ねじ部を雌ねじ部に噛み合わせて弁ハウジングの一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて弁ハウジングに対するねじ込み量を調整することでスプリングのセット荷重を調整するアジャストスクリュとを備える。
F1>F2 ………………………………………………………………(1)
また、アジャストスクリュは、雄ねじ部より軸方向のスプリング側または雄ねじ部の軸方向中央部に円筒面が設けられて、その円筒面の外径が雌ねじ部の内径より小さく形成され、あるいは、雄ねじ部より軸方向の反スプリング側に円筒面が設けられて、その円筒面の外径が雄ねじ部の外径以上に大きく形成され、調圧工程が実施された後、前記(1)式の条件が維持された状態で、円筒面に対し弁ハウジングをかしめることにより、アジャストスクリュが弁ハウジングに回り止めされることを特徴とする。
請求項1に記載したソノレイド弁は、F1>F2の条件が成立する状態、つまり、アジャストスクリュに対するスプリングの反力より治具の軸方向荷重の方が大きい状態で調圧工程が実施される。この場合、弁ハウジングの内周に形成された雌ねじ部に対し、アジャストスクリュに形成された雄ねじ部が軸方向のスプリング側で当接する。言い換えると、弁ハウジングに形成される雌ねじ部のねじ面(雌ねじ面と呼ぶ)と、アジャストスクリュに形成される雄ねじ部のねじ面(雄ねじ面と呼ぶ)とが、雄ねじ山のスプリング側で当接し、反スプリング側にねじピッチクリアランスが生じる。
さらに、弁ハウジングに対しアジャストスクリュが回り止めされた状態で、雌ねじ面と雄ねじ面とが雄ねじ山のスプリング側で当接しているので、雌ねじ部と雄ねじ部とが噛み合うねじ嵌合部からの作動流体(例えば油)のリーク量を抑制できる効果も期待できる。
本発明のソレノイド弁は、軸方向の一端側内周に雌ねじ部が形成された円筒孔を有する弁ハウジングと、円筒孔に往復動可能に収容される弁体と、電磁石の駆動力によって弁体を円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部と、電磁石の駆動力に抗して弁体を円筒孔の他端方向へ付勢するスプリングと、外周に雄ねじ部を有し、この雄ねじ部を雌ねじ部に噛み合わせて弁ハウジングの一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて弁ハウジングに対するねじ込み量を調整することでスプリングのセット荷重を調整するアジャストスクリュとを備える。
F1<F2 ………………………………………………………………(2)
また、アジャストスクリュは、雄ねじ部より軸方向のスプリング側または雄ねじ部の軸方向中央部に円筒面が設けられて、その円筒面の外径が雌ねじ部の内径より小さく形成され、あるいは、雄ねじ部より軸方向の反スプリング側に円筒面が設けられて、その円筒面の外径が雄ねじ部の外径以上に大きく形成され、調圧工程が実施された後、前記(2)式の条件が維持された状態で、円筒面に対し弁ハウジングをかしめることにより、アジャストスクリュが弁ハウジングに回り止めされることを特徴とする。
請求項2に記載したソノレイド弁は、F1<F2の条件が成立する状態、つまり、アジャストスクリュに対する治具の軸方向荷重よりスプリングの反力の方が大きい状態で調圧工程が実施される。この場合、弁ハウジングの内周に形成された雌ねじ部に対し、アジャストスクリュに形成された雄ねじ部が軸方向の反スプリング側で当接する。言い換えると、弁ハウジングに形成される雌ねじ部のねじ面(雌ねじ面と呼ぶ)と、アジャストスクリュに形成される雄ねじ部のねじ面(雄ねじ面と呼ぶ)とが、雄ねじ山の反スプリング側で当接し、スプリング側にねじピッチクリアランスが生じる。
さらに、弁ハウジングに対しアジャストスクリュが回り止めされた状態で、雌ねじ面と雄ねじ面とが雄ねじ山の反スプリング側で当接しているので、雌ねじ部と雄ねじ部とが噛み合うねじ嵌合部からの作動流体(例えば油)のリーク量を抑制できる効果も期待できる。
本発明のソレノイド弁は、軸方向の一端側内周に雌ねじ部が形成された円筒孔を有する弁ハウジングと、円筒孔に往復動可能に収容される弁体と、電磁石の駆動力によって弁体を円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部と、電磁石の駆動力に抗して弁体を円筒孔の他端方向へ付勢するスプリングと、外周に雄ねじ部を有し、この雄ねじ部を雌ねじ部に噛み合わせて弁ハウジングの一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて弁ハウジングに対するねじ込み量を調整することでスプリングのセット荷重を調整するアジャストスクリュとを備える。
上記ソレノイド弁において、治具によりアジャストスクリュに回転力を付与しながらスプリングのセット荷重を調整する工程を調圧工程と呼ぶ時に、調圧工程を実施する際にアジャストスクリュを軸方向のスプリング側へ押圧する力をF1、軸方向の反スプリング側へ押圧する力をF2とすると、下記(1)式の条件が成立する状態で調圧工程が実施される。
F1>F2 ………………………………………………………………(1)
さらに、突条部は、高さ方向の頂点に向かって軸方向の幅寸法が次第に小さく形成され、且つ、軸方向の反スプリング側の側面を第1側面と呼び、スプリング側の側面を第2側面と呼び、頂点を通って軸方向と直交する垂線と第1側面とが成す角度をθ1、垂線と第2側面とが成す角度をθ2と定義した時に、下記(3)式の条件が成立しており、
θ1>θ2 ………………………………………………………………(3)
調圧工程が実施された後、前記(1)式の条件が維持された状態で、突条部に対し弁ハウジングをかしめることにより、アジャストスクリュが弁ハウジングに回り止めされる。
請求項3に記載したソノレイド弁は、F1>F2の条件が成立する状態、つまり、アジャストスクリュに対するスプリングの反力より治具の軸方向荷重の方が大きい状態で調圧工程が実施される。この場合、弁ハウジングの内周に形成された雌ねじ部に対し、アジャストスクリュに形成された雄ねじ部が軸方向のスプリング側で当接する。言い換えると、弁ハウジングに形成される雌ねじ部のねじ面(雌ねじ面と呼ぶ)と、アジャストスクリュに形成される雄ねじ部のねじ面(雄ねじ面と呼ぶ)とが、雄ねじ山のスプリング側で当接し、反スプリング側にねじピッチクリアランスが生じる。
さらに、本発明では、F1>F2の条件が維持された状態でかしめが行われ、そのかしめ時に突条部に作用するかしめ力の軸方向分力がアジャストスクリュを軸方向のスプリング側へ押圧する力として加わるため、雄ねじ山のスプリング側で当接する雌ねじ面と雄ねじ面との密着力が高まることにより、雌ねじ部と雄ねじ部とが噛み合うねじ嵌合部からの作動流体(例えば油)のリーク量を抑制できる効果が向上する。
本発明のソレノイド弁は、軸方向の一端側内周に雌ねじ部が形成された円筒孔を有する弁ハウジングと、円筒孔に往復動可能に収容される弁体と、電磁石の駆動力によって弁体を円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部と、電磁石の駆動力に抗して弁体を円筒孔の他端方向へ付勢するスプリングと、外周に雄ねじ部を有し、この雄ねじ部を雌ねじ部に噛み合わせて弁ハウジングの一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて弁ハウジングに対するねじ込み量を調整することでスプリングのセット荷重を調整するアジャストスクリュとを備える。
上記ソレノイド弁において、治具によりアジャストスクリュに回転力を付与しながらスプリングのセット荷重を調整する工程を調圧工程と呼ぶ時に、調圧工程を実施する際にアジャストスクリュを軸方向のスプリング側へ押圧する力をF1、軸方向の反スプリング側へ押圧する力をF2とすると、下記(2)式の条件が成立する状態で調圧工程が実施される。
F1<F2 ………………………………………………………………(2)
さらに、突条部は、高さ方向の頂点に向かって軸方向の幅寸法が次第に小さく形成され、且つ、軸方向の反スプリング側の側面を第1側面と呼び、スプリング側の側面を第2側面と呼び、頂点を通って軸方向と直交する垂線と第1側面とが成す角度をθ1、垂線と第2側面とが成す角度をθ2と定義した時に、下記(4)式の条件が成立しており、
θ1<θ2 ………………………………………………………………(4)
調圧工程が実施された後、前記(2)式の条件が維持された状態で、突条部に対し弁ハウジングをかしめることにより、アジャストスクリュが弁ハウジングに回り止めされる。
請求項4に記載したソノレイド弁は、F1<F2の条件が成立する状態、つまり、アジャストスクリュに対する治具の軸方向荷重よりスプリングの反力の方が大きい状態で調圧工程が実施される。この場合、弁ハウジングの内周に形成された雌ねじ部に対し、アジャストスクリュに形成された雄ねじ部が軸方向の反スプリング側で当接する。言い換えると、弁ハウジングに形成される雌ねじ部のねじ面(雌ねじ面と呼ぶ)と、アジャストスクリュに形成される雄ねじ部のねじ面(雄ねじ面と呼ぶ)とが、雄ねじ山の反スプリング側で当接し、スプリング側にねじピッチクリアランスが生じる。
さらに、本発明では、F1<F2の条件が維持された状態でかしめが行われ、そのかしめ時に突条部に作用するかしめ力の軸方向分力がアジャストスクリュを軸方向の反スプリング側へ押圧する力として加わるため、雄ねじ山の反スプリング側で当接する雌ねじ面と雄ねじ面との密着力が高まることにより、雌ねじ部と雄ねじ部とが噛み合うねじ嵌合部からの作動流体(例えば油)のリーク量を抑制できる効果が向上する。
本発明のソレノイド弁は、軸方向の一端側内周に雌ねじ部が形成された円筒孔を有する弁ハウジングと、円筒孔に往復動可能に収容される弁体と、電磁石の駆動力によって弁体を円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部と、電磁石の駆動力に抗して弁体を円筒孔の他端方向へ付勢するスプリングと、外周に雄ねじ部を有し、この雄ねじ部を雌ねじ部に噛み合わせて弁ハウジングの一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて弁ハウジングに対するねじ込み量を調整することでスプリングのセット荷重を調整するアジャストスクリュとを備える。
F1>F2 ………………………………………………………………(1)
また、アジャストスクリュは、雄ねじ部より軸方向のスプリング側または雄ねじ部の軸方向中央部にテーパ面が設けられて、そのテーパ面の外径が軸方向の反スプリング側からスプリング側へ向かって次第に大きく形成されると共に、テーパ面の最大外径が雌ねじ部の内径より小さく形成され、あるいは、雄ねじ部より軸方向の反スプリング側にテーパ面が設けられて、そのテーパ面の外径が軸方向の反スプリング側からスプリング側へ向かって次第に大きく形成されると共に、テーパ面の最大外径が雄ねじ部の外径以上に大きく形成され、調圧工程が実施された後、前記(1)式の条件が維持された状態で、テーパ面に対し弁ハウジングをかしめることにより、アジャストスクリュが弁ハウジングに回り止めされることを特徴とする。
請求項5に記載したソノレイド弁は、F1>F2の条件が成立する状態、つまり、アジャストスクリュに対するスプリングの反力より治具の軸方向荷重の方が大きい状態で調圧工程が実施される。この場合、弁ハウジングの内周に形成された雌ねじ部に対し、アジャストスクリュに形成された雄ねじ部が軸方向のスプリング側で当接する。言い換えると、弁ハウジングに形成される雌ねじ部のねじ面(雌ねじ面と呼ぶ)と、アジャストスクリュに形成される雄ねじ部のねじ面(雄ねじ面と呼ぶ)とが、雄ねじ山のスプリング側で当接し、反スプリング側にねじピッチクリアランスが生じる。
また、かしめ時においても、F1>F2の条件が維持されているので、弁ハウジングをかしめる際に、スプリングの反力によってアジャストスクリュが反スプリング側へ移動することはない。
さらに、本発明では、F1>F2の条件が維持された状態でかしめが行われ、そのかしめ時にテーパ面に作用するかしめ力の軸方向分力がアジャストスクリュを軸方向のスプリング側へ押圧する力として加わるため、雄ねじ山のスプリング側で当接する雌ねじ面と雄ねじ面との密着力が高まることにより、雌ねじ部と雄ねじ部とが噛み合うねじ嵌合部からの作動流体(例えば油)のリーク量を抑制できる効果が向上する。
本発明のソレノイド弁は、軸方向の一端側内周に雌ねじ部が形成された円筒孔を有する弁ハウジングと、円筒孔に往復動可能に収容される弁体と、電磁石の駆動力によって弁体を円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部と、電磁石の駆動力に抗して弁体を円筒孔の他端方向へ付勢するスプリングと、外周に雄ねじ部を有し、この雄ねじ部を雌ねじ部に噛み合わせて弁ハウジングの一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて弁ハウジングに対するねじ込み量を調整することでスプリングのセット荷重を調整するアジャストスクリュとを備える。
F1<F2 ………………………………………………………………(2)
また、アジャストスクリュは、雄ねじ部より軸方向のスプリング側または雄ねじ部の軸方向中央部にテーパ面が設けられて、そのテーパ面の外径が軸方向のスプリング側から反スプリング側へ向かって次第に大きく形成されると共に、テーパ面の最大外径が雌ねじ部の内径より小さく形成され、あるいは、雄ねじ部より軸方向の反スプリング側にテーパ面が設けられて、そのテーパ面の外径が軸方向のスプリング側から反スプリング側へ向かって次第に大きく形成されると共に、テーパ面の最大外径が雄ねじ部の外径以上に大きく形成され、調圧工程が実施された後、前記(2)式の条件が維持された状態で、テーパ面に対し弁ハウジングをかしめることにより、アジャストスクリュが弁ハウジングに回り止めされることを特徴とする。
請求項6に記載したソノレイド弁は、F1<F2の条件が成立する状態、つまり、アジャストスクリュに対する治具の軸方向荷重よりスプリングの反力の方が大きい状態で調圧工程が実施される。この場合、弁ハウジングの内周に形成された雌ねじ部に対し、アジャストスクリュに形成された雄ねじ部が軸方向の反スプリング側で当接する。言い換えると、弁ハウジングに形成される雌ねじ部のねじ面(雌ねじ面と呼ぶ)と、アジャストスクリュに形成される雄ねじ部のねじ面(雄ねじ面と呼ぶ)とが、雄ねじ山の反スプリング側で当接し、スプリング側にねじピッチクリアランスが生じる。
また、かしめ時においても、F1<F2の条件が維持されているので、弁ハウジングをかしめる際に、スプリングの反力に抗してアジャストスクリュがスプリング側へ移動することはない。
さらに、本発明では、F1<F2の条件が維持された状態でかしめが行われ、そのかしめ時にテーパ面に作用するかしめ力の軸方向分力がアジャストスクリュを軸方向の反スプリング側へ押圧する力として加わるため、雄ねじ山の反スプリング側で当接する雌ねじ面と雄ねじ面との密着力が高まることにより、雌ねじ部と雄ねじ部とが噛み合うねじ嵌合部からの作動流体(例えば油)のリーク量を抑制できる効果が向上する。
実施例1では、本発明のソレノイド弁を車両用自動変速機の油圧制御装置に用いられる油圧制御弁1に適用した一例を説明する。
油圧制御弁1は、図2に示す様に、油圧の調整を行うスプール弁2と、このスプール弁2の作動を制御するソレノイド部3とで構成される。
スプール弁2は、筒状のスリーブ4と、このスリーブ4の内部を長手方向(図示左右方向)に往復動可能に収容されるスプール5と、このスプール5を付勢するスプリング6と、このスプリング6のセット荷重を調整するアジャストスクリュ7等より構成される。
以下、図2に示すスリーブ4の長手方向を軸方向と呼び、その軸方向の図示左側(反ソレノイド部側)を一端側、図示右側を他端側と定義する。
また、雌ねじ部4aとスプリング室9との間には、図3に示す様に、雌ねじ部4aの内径D1と同一寸法または若干小さい内径D2を有する内筒面4bが形成されている。
このスリーブ4には、所定のライン圧に調整された作動油がオイルポンプ(図示せず)より供給される入力ポート10と、スプール5の位置に応じて所定の出力圧に調圧された作動油を出力する出力ポート11と、出力圧をフィードバックして導入するF/Bポート12と、余剰の作動油をオイルパン等の低圧側へ排出する排出ポート13と、スプリング室9に通じる呼吸用のドレンポート14等が形成される。
入力ランド5aと排出ランド5bは、互いの外径が同一寸法に形成され、F/Bランド5cは、入力ランド5aおよび排出ランド5bより外径が少し小さく形成されている。
F/Bポート12よりF/B室16に導入された出力圧は、入力ランド5aとF/Bランド5cとの外径差による互いの受圧面積の差に応じて、スプール5を摺動孔8の一端方向(図示左方向)へ押圧する荷重(以下、F/B荷重と呼ぶ)として作用する。
このスプール5には、F/Bランド5cの他端側に棒状の連接シャフト5dが一体に設けられ、この連接シャフト5dの先端が、後述するプランジャ21の一端側端面に当接している。また、連接シャフト5dには、スリーブ4とソレノイド部3との間を液密に区画するゴム製のダイヤフラム17が取り付けられている。
アジャストスクリュ7は、図4に示す様に、外周に雄ねじ部7aを有し、この雄ねじ部7aをスリーブ4の内周に形成された雌ねじ部4aに噛み合わせてねじ結合することにより、スリーブ4の一端側開口部に取り付けられる。このアジャストスクリュ7は、治具(図示せず)により回転力を与えられながら、スリーブ4に対するねじ込み量を調整することにより、スプリング6のセット荷重を調整することができる。
オイルポンプより入力ポート10に供給された作動油は、入力ランド5aの外周面とスリーブ4の内周面との隙間を通って分配室15に流入した後、出力ポート11と排出ポート13とに分配されて、各ポート11、13より流出する。この時、出力ポート11より流出する作動油の出力圧は、上述した入力ポート10のシール長と排出ポート13のシール長との比率に応じて変化する。
例えば、スプール5がスリーブ4の内部を一端側へ移動して、入力ポート10のシール長が長く、排出ポート13のシール長が短くなると、入力ポート10より分配室15へ流入する作動油の量が減少して、排出ポート13より流出する作動油の量が増加するため、出力ポート11より流出する作動油の量が減少して、出力圧は低くなる。
上記のように、スプール5の移動位置に応じて、入力ポート10のシール長と排出ポート13のシール長との比率を変えることにより、出力ポート11より流出する作動油の圧力(出力圧)を変化させることができる。
スプリング6のセット荷重は、スリーブ4に対するアジャストスクリュ7のねじ込み量によって調整される。実施例1では、「アジャストスクリュ7に回転力を与える治具の軸方向荷重」をF1、「スプリング6の反力」をF2とすると、
F1>F2 ………………………………………………………………(1)
上記(1)式の条件が成立する状態で調圧工程が実施される。
以下、スリーブ4の内周に形成される雌ねじ部4aのねじ面を雌ねじ面と呼び、アジャストスクリュ7に形成される雄ねじ部7aのねじ面を雄ねじ面と呼ぶ。
調圧工程が実施された後、前記(1)式の条件が維持された状態、つまり、治具による軸方向荷重=F1をアジャストスクリュ7に付与したままの状態で、アジャストスクリュ7の円筒面7bに対し、スリーブ4の外周面に凹設された袋孔4cにカシメパンチ(図示せず)を挿入してスリーブ4の外径をかしめることにより、スリーブ4に対してアジャストスクリュ7が回り止めされてアジャストスクリュ7の取り付け位置が固定される。
実施例1では、F1>F2の条件が成立する状態で調圧工程が実施されるため、図5に示したように、雌ねじ面と雄ねじ面とが雄ねじ山のスプリング側で当接し、反スプリング側にねじピッチクリアランスCが生じている。
調圧工程が実施された後、アジャストスクリュ7に対しスリーブ4の外径をカシメパンチにより押圧してアジャストスクリュ7の円筒面7bをかしめているので、かしめ力が雄ねじ部7aに加わることはない。つまり、実施例1のかしめ工程では、かしめ力の軸方向分力が雄ねじ面に作用することはないので、かしめ時にアジャストスクリュ7を軸方向へ移動させる力は発生しない。
さらに、スリーブ4に対しアジャストスクリュ7が回り止めされた状態で、雌ねじ面と雄ねじ面とが雄ねじ山のスプリング側で当接しているので、雌ねじ部4aと雄ねじ部7aとが噛み合うねじ嵌合部からの作動油のリーク量を抑制できる効果も期待できる。
なお、実施例2〜6において、実施例1と同一名称の部品または同一機能を有する部品には、実施例1と同一番号を付している。
(実施例2)
この実施例2は、調圧工程の際に、アジャストスクリュ7に掛かる軸方向荷重の力関係が実施例1とは異なる。つまり、実施例2では、下記(2)式の条件が成立する状態で調圧工程が実施される。
F1<F2 ………………………………………………………………(2)
この実施例2においても、実施例1と同様に、かしめ力が雄ねじ部7aに加わることはないので、かしめ時にアジャストスクリュ7を軸方向へ移動させる力は発生しない。
さらに、スリーブ4に対しアジャストスクリュ7が回り止めされた状態で、雌ねじ面と雄ねじ面とが雄ねじ山の反スプリング側で当接しているので、雌ねじ部4aと雄ねじ部7aとが噛み合うねじ嵌合部からの作動油のリーク量を抑制できる効果も期待できる。
この実施例3は、図7に示すように、アジャストスクリュ7の雄ねじ部7aより軸方向のスプリング側に非ねじ部が設けられ、この非ねじ部がスリーブ4に形成される内筒面4bの内周に若干の隙間を有して挿入される。
非ねじ部の外周には、図8に示す様に、複数本(図8では3本)の突条部7cが設けられている。この突条部7cは、非ねじ部の外周を周方向に連続する円環状に設けられて、高さ方向の頂点に向かって軸方向の幅寸法が次第に小さく形成され、且つ、軸方向の断面形状が左右非対称の山形状となっている。
θ1>θ2 ………………………………………………………………(3)
上記(3)式の条件を満たす一例として、「のこ歯形状」がある。
また、突条部7cの高さは、アジャストスクリュ7をスリーブ4の内周にねじ結合する際に、スリーブ4の内周に形成された雌ねじ部4aと干渉しない寸法に設定される。すなわち、突条部7cの外径は、雌ねじ部4aの内径より若干小さく、例えば、雄ねじ部7aの谷の径と同一寸法に形成される。
調圧工程が実施された後、F1>F2の力関係が維持された状態、つまり、治具による軸方向荷重=F1をアジャストスクリュ7に付与したままの状態で、アジャストスクリュ7の非ねじ部に設けられた突条部7cに対し、スリーブ4の外周面に凹設された袋孔4c(図7参照)にカシメパンチ(図示せず)を挿入してスリーブ4の外径をかしめることにより、スリーブ4に対してアジャストスクリュ7が回り止めされてアジャストスクリュ7の取り付け位置が固定される。
実施例3では、調圧工程が実施された後、アジャストスクリュ7の雄ねじ部7aではなく、非ねじ部に設けられた突条部7cに対しスリーブ4をかしめているので、かしめ力の軸方向分力が雄ねじ面に作用することはない。一方、突条部7cには、かしめ力の軸方向分力が作用する。実施例3の突条部7cは、頂点を通って軸方向と直交する垂線に対して軸方向の一端側と他端側とが非対称形状に設けられ、θ1>θ2の条件が成立している。従って、突条部7cの第1側面7c1と第2側面7c2とに加わるかしめ力の軸方向分力を比較すると、図9に示す様に、第1側面7c1に加わるかしめ力の軸方向分力f1の方が第2側面7c2に加わるかしめ力の軸方向分力f2より大きくなる。これにより、(f1−f2)の荷重がアジャストスクリュ7を軸方向のスプリング側へ押圧する力として加わる。
さらに、実施例3では、F1>F2の条件が維持された状態でかしめが行われ、そのかしめ時に突条部7cに作用するかしめ力の軸方向分力がアジャストスクリュ7を軸方向のスプリング側へ押圧する力として加わるため、雄ねじ山のスプリング側で当接する雌ねじ面と雄ねじ面との密着力が高まることにより、雌ねじ部4aと雄ねじ部7aとが噛み合うねじ嵌合部からの作動油のリーク量を抑制できる効果が向上する。
この実施例4は、実施例3と同様に、アジャストスクリュ7に非ねじ部を設け、その非ねじ部の外周に複数本の突条部7c(図10参照)を設けた他の事例である。
突条部7cの形状は、図11に示す様に、θ1とθ2との関係において、下記(4)式の条件が成立している。
θ1<θ2 ………………………………………………………………(3)
また、実施例4の調圧工程は、実施例2に記載した(2)式の条件(F1<F2)が成立する状態で実施される。このため、調圧時の雌ねじ面と雄ねじ面との位置関係は、実施例2(図6参照)と同じく、雌ねじ面と雄ねじ面とが雄ねじ山の反スプリング側で当接し、スプリング側にねじピッチクリアランスCが生じている。
この実施例4では、突条部7cに対してスリーブ4の外径をかしめる際に、突条部7cの第1側面7c1と第2側面7c2とに加わるかしめ力の軸方向分力を比較すると、前記(3)式の関係が成立していることから、第1側面7c1に加わるかしめ力の軸方向分力f1より第2側面7c2に加わるかしめ力の軸方向分力f2の方が大きくなる。従って、(f2−f1)の荷重がアジャストスクリュ7を軸方向の反スプリング側へ押圧する力として加わる。
さらに、実施例4では、F1<F2の条件が維持された状態でかしめが行われ、そのかしめ時に突条部7cに作用するかしめ力の軸方向分力がアジャストスクリュ7を軸方向の反スプリング側へ押圧する力として加わるため、雄ねじ山の反スプリング側で当接する雌ねじ面と雄ねじ面との密着力が高まることにより、雌ねじ部4aと雄ねじ部7aとが噛み合うねじ嵌合部からの作動油のリーク量を抑制できる効果が向上する。
この実施例5は、アジャストスクリュ7の雄ねじ部7aより軸方向のスプリング側にテーパ面7dを設けた一例である。
上記テーパ面7dは、図12に示す様に、軸方向の反スプリング側からスプリング側へ向かって外径が次第に大きく形成され、且つ、アジャストスクリュ7をスリーブ4の内周にねじ結合する際に、スリーブ4の内周に形成された雌ねじ部4aと干渉しない様に、テーパ面7dの最大外径が雌ねじ部4aの内径より若干小さく形成されている。
実施例5の調圧工程は、実施例1に記載した(1)式の条件(F1>F2)が成立する状態で実施される。このため、調圧時の雌ねじ面と雄ねじ面との位置関係は、実施例1と同じく、雌ねじ面と雄ねじ面とが雄ねじ山のスプリング側で当接し、反スプリング側にねじピッチクリアランスCが生じている。
実施例5では、調圧工程が実施された後、アジャストスクリュ7の雄ねじ部7aではなく、テーパ面7dに対しスリーブ4の外径をかしめているので、かしめ力の軸方向分力が雄ねじ面に作用することはない。一方、テーパ面7dには、かしめ力の軸方向分力が作用する。この軸方向分力は、テーパ面7dの外径が軸方向の反スプリング側からスプリング側へ向かって次第に大きく形成されているので、アジャストスクリュ7を軸方向のスプリング側へ押圧する力として働く。また、かしめ時においても、F1>F2の条件が維持されているので、スリーブ4をかしめる際に、スプリング6の反力によってアジャストスクリュ7が軸方向の反スプリング側へ移動することはない。
この実施例6は、実施例5と同様に、アジャストスクリュ7の雄ねじ部7aより軸方向のスプリング側にテーパ面7dを設けた他の事例である。
上記テーパ面7dは、図13に示す様に、軸方向の反スプリング側からスプリング側へ向かって外径が次第に小さく形成され、且つ、アジャストスクリュ7をスリーブ4の内周にねじ結合する際に、スリーブ4の内周に形成された雌ねじ部4aと干渉しない様に、テーパ面7dの最大外径が雌ねじ部4aの内径より若干小さく形成されている。
調圧工程が実施された後、F1<F2の力関係が維持された状態で、アジャストスクリュ7のテーパ面7dに対し、スリーブ4の外周面に凹設された袋孔4cにカシメパンチ(図示せず)を挿入してスリーブ4の外径をかしめることにより、スリーブ4に対してアジャストスクリュ7が回り止めされてアジャストスクリュ7の取り付け位置が固定される。
実施例6では、調圧工程が実施された後、実施例5と同様に、アジャストスクリュ7の雄ねじ部7aではなく、テーパ面7dに対しスリーブ4の外径をかしめているので、かしめ力の軸方向分力が雄ねじ面に作用することはない。一方、テーパ面7dには、かしめ力の軸方向分力が作用する。この軸方向分力は、テーパ面7dの外径が軸方向の反スプリング側からスプリング側へ向かって次第に小さく形成されているので、アジャストスクリュ7を軸方向の反スプリング側へ押圧する力として働く。また、かしめ時においても、F1<F2の条件が維持されているので、スリーブ4をかしめる際に、スプリング6の反力に抗してアジャストスクリュ7が軸方向のスプリング側へ移動することはない。
実施例1、2では、アジャストスクリュ7の円筒面7bを雄ねじ部7aより軸方向のスプリング側に設けているが、雄ねじ部7aより軸方向の反スプリング側に設けても良い。あるいは、雄ねじ部7aの軸方向中央部に円筒面7bを設けることもできる。
同様に、実施例3、4に記載した突条部7c、および、実施例5、6に記載したテーパ面7dを、雄ねじ部7aより軸方向の反スプリング側、あるいは、雄ねじ部7aの軸方向中央部に設けることもできる。
実施例1では、スリーブ4の外周面にドリル等で穿設した袋孔4cを径方向に対向する2箇所に形成している、つまり、アジャストスクリュ7の円筒面7bに対し二点かしめを実施しているが、二点かしめに限定するものではなく、例えば、一点かしめでも良い。あるいは、周方向において等間隔に三点以上をかしめる多点かしめ、または、スリーブ4の全周をかしめる全周かしめを実施することも出来る。
なお、実施例1と同様に、二点かしめを実施する場合は、スリーブ4の径方向に対向する平行な二平面を形成し、この二平面にカシメパンチを押圧してかしめを実施することもできる。また、全周かしめを実施する場合は、予め、かしめ部位に相当するスリーブ4の全周に周溝を形成して、スリーブ4の肉厚を薄く形成しておくこともできる。
さらに、実施例1〜6に記載した油圧制御弁1は、弁体として串形のスプール5を使用しているが、本発明のソレノイド弁は、スプール5以外の弁体(例えば、ボール弁、ニードル弁など)を使用することも可能である。
3 ソレノイド部
4 スリーブ(弁ハウジング)
4a スリーブの雌ねじ部
5 スプール(弁体)
6 スプリング
7 アジャストスクリュ
7a アジャストスクリュの雄ねじ部
7b アジャストスクリュに設けられた円筒面
7c アジャストスクリュの非ねじ部に設けられた突条部
7d アジャストスクリュに設けられたテーパ面
8 スリーブの摺動孔
Claims (7)
- 軸方向の一端側内周に雌ねじ部(4a)が形成された円筒孔を有する弁ハウジング(4)と、
前記円筒孔に往復動可能に収容される弁体(5)と、
電磁石の駆動力によって前記弁体(5)を前記円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部(3)と、
前記電磁石の駆動力に抗して前記弁体(5)を前記円筒孔の他端方向へ付勢するスプリング(6)と、
外周に雄ねじ部(7a)を有し、この雄ねじ部(7a)を前記雌ねじ部(4a)に噛み合わせて前記弁ハウジング(4)の一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて前記弁ハウジング(4)に対するねじ込み量を調整することで前記スプリング(6)のセット荷重を調整するアジャストスクリュ(7)とを備えるソレノイド弁(1)であって、
前記治具により前記アジャストスクリュ(7)に回転力を付与しながら前記スプリング(6)のセット荷重を調整する工程を調圧工程と呼ぶ時に、前記調圧工程を実施する際に前記アジャストスクリュ(7)を軸方向のスプリング側へ押圧する力をF1、軸方向の反スプリング側へ押圧する力をF2とすると、下記(1)式の条件が成立する状態で前記調圧工程が実施され、
F1>F2 ………………………………………………………………(1)
前記アジャストスクリュ(7)は、前記雄ねじ部(7a)より軸方向のスプリング側または前記雄ねじ部(7a)の軸方向中央部に円筒面(7b)が設けられて、その円筒面(7b)の外径が前記雌ねじ部(4a)の内径より小さく形成され、あるいは、前記雄ねじ部(7a)より軸方向の反スプリング側に円筒面(7b)が設けられて、その円筒面(7b)の外径が前記雄ねじ部(7a)の外径以上に大きく形成され、
前記調圧工程が実施された後、前記(1)式の条件が維持された状態で、前記円筒面(7b)に対し前記弁ハウジング(4)をかしめることにより、前記弁ハウジング(4)に対して前記アジャストスクリュ(7)が回り止めされることを特徴とするソレノイド弁。 - 軸方向の一端側内周に雌ねじ部(4a)が形成された円筒孔を有する弁ハウジング(4)と、
前記円筒孔に往復動可能に収容される弁体(5)と、
電磁石の駆動力によって前記弁体(5)を前記円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部(3)と、
前記電磁石の駆動力に抗して前記弁体(5)を前記円筒孔の他端方向へ付勢するスプリング(6)と、
外周に雄ねじ部(7a)を有し、この雄ねじ部(7a)を前記雌ねじ部(4a)に噛み合わせて前記弁ハウジング(4)の一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて前記弁ハウジング(4)に対するねじ込み量を調整することで前記スプリング(6)のセット荷重を調整するアジャストスクリュ(7)とを備えるソレノイド弁(1)であって、
前記治具により前記アジャストスクリュ(7)に回転力を付与しながら前記スプリング(6)のセット荷重を調整する工程を調圧工程と呼ぶ時に、前記調圧工程を実施する際に前記アジャストスクリュ(7)を軸方向のスプリング側へ押圧する力をF1、軸方向の反スプリング側へ押圧する力をF2とすると、下記(2)式の条件が成立する状態で前記調圧工程が実施され、
F1<F2 ……………… ………………………………………………(2)
前記アジャストスクリュ(7)は、前記雄ねじ部(7a)より軸方向のスプリング側または前記雄ねじ部(7a)の軸方向中央部に円筒面(7b)が設けられて、その円筒面(7b)の外径が前記雌ねじ部(4a)の内径より小さく形成され、あるいは、前記雄ねじ部(7a)より軸方向の反スプリング側に円筒面(7b)が設けられて、その円筒面(7b)の外径が前記雄ねじ部(7a)の外径以上に大きく形成され、
前記調圧工程が実施された後、前記(2)式の条件が維持された状態で、前記円筒面(7b)に対し前記弁ハウジング(4)をかしめることにより、前記アジャストスクリュ(7)が前記弁ハウジング(4)に回り止めされることを特徴とするソレノイド弁。 - 軸方向の一端側内周に雌ねじ部(4a)が形成された円筒孔を有する弁ハウジング(4)と、
前記円筒孔に往復動可能に収容される弁体(5)と、
電磁石の駆動力によって前記弁体(5)を前記円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部(3)と、
前記電磁石の駆動力に抗して前記弁体(5)を前記円筒孔の他端方向へ付勢するスプリング(6)と、
外周に雄ねじ部(7a)を有し、この雄ねじ部(7a)を前記雌ねじ部(4a)に噛み合わせて前記弁ハウジング(4)の一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて前記弁ハウジング(4)に対するねじ込み量を調整することで前記スプリング(6)のセット荷重を調整するアジャストスクリュ(7)とを備えるソレノイド弁(1)であって、
前記治具により前記アジャストスクリュ(7)に回転力を付与しながら前記スプリング(6)のセット荷重を調整する工程を調圧工程と呼ぶ時に、前記調圧工程を実施する際に前記アジャストスクリュ(7)を軸方向のスプリング側へ押圧する力をF1、軸方向の反スプリング側へ押圧する力をF2とすると、下記(1)式の条件が成立する状態で前記調圧工程が実施され、
F1>F2 ………………………………………………………………(1)
前記アジャストスクリュ(7)は、前記雄ねじ部(7a)より軸方向のスプリング側または前記雄ねじ部(7a)の軸方向中央部に非ねじ部を有すると共に、この非ねじ部の外周には、少なくとも1本の突条部(7c)が周方向に連続する円環状に設けられて、その突条部(7c)の外径が前記雌ねじ部(4a)の内径より小さく形成され、あるいは、前記雄ねじ部(7a)より軸方向の反スプリング側に非ねじ部を有すると共に、この非ねじ部の外周には、少なくとも1本の突条部(7c)が周方向に連続する円環状に設けられて、その突条部(7c)の外径が前記雄ねじ部(7a)の外径以上に大きく形成され、
前記突条部(7c)は、高さ方向の頂点に向かって軸方向の幅寸法が次第に小さく形成され、且つ、軸方向の反スプリング側の側面を第1側面(7c1)と呼び、スプリング側の側面を第2側面(7c2)と呼び、前記頂点を通って軸方向と直交する垂線と前記第1側面(7c1)とが成す角度をθ1、前記垂線と前記第2側面(7c2)とが成す角度をθ2と定義した時に、下記(3)式の条件が成立しており、
θ1>θ2 ………………………………………………………………(3)
前記調圧工程が実施された後、前記(1)式の条件が維持された状態で、前記突条部(7c)に対し前記弁ハウジング(4)をかしめることにより、前記アジャストスクリュ(7)が前記弁ハウジング(4)に回り止めされることを特徴とするソレノイド弁。 - 軸方向の一端側内周に雌ねじ部(4a)が形成された円筒孔を有する弁ハウジング(4)と、
前記円筒孔に往復動可能に収容される弁体(5)と、
電磁石の駆動力によって前記弁体(5)を前記円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部(3)と、
前記電磁石の駆動力に抗して前記弁体(5)を前記円筒孔の他端方向へ付勢するスプリング(6)と、
外周に雄ねじ部(7a)を有し、この雄ねじ部(7a)を前記雌ねじ部(4a)に噛み合わせて前記弁ハウジング(4)の一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて前記弁ハウジング(4)に対するねじ込み量を調整することで前記スプリング(6)のセット荷重を調整するアジャストスクリュ(7)とを備えるソレノイド弁(1)であって、
前記治具により前記アジャストスクリュ(7)に回転力を付与しながら前記スプリング(6)のセット荷重を調整する工程を調圧工程と呼ぶ時に、前記調圧工程を実施する際に前記アジャストスクリュ(7)を軸方向のスプリング側へ押圧する力をF1、軸方向の反スプリング側へ押圧する力をF2とすると、下記(2)式の条件が成立する状態で前記調圧工程が実施され、
F1<F2 ………………………………………………………………(2)
前記アジャストスクリュ(7)は、前記雄ねじ部(7a)より軸方向のスプリング側または前記雄ねじ部(7a)の軸方向中央部に非ねじ部を有すると共に、この非ねじ部の外周には、少なくとも1本の突条部(7c)が周方向に連続する円環状に設けられて、その突条部(7c)の外径が前記雌ねじ部(4a)の内径より小さく形成され、あるいは、前記雄ねじ部(7a)より軸方向の反スプリング側に非ねじ部を有すると共に、この非ねじ部の外周には、少なくとも1本の突条部(7c)が周方向に連続する円環状に設けられて、その突条部(7c)の外径が前記雄ねじ部(7a)の外径以上に大きく形成され、
前記突条部(7c)は、高さ方向の頂点に向かって軸方向の幅寸法が次第に小さく形成され、且つ、軸方向の反スプリング側の側面を第1側面(7c1)と呼び、スプリング側の側面を第2側面(7c2)と呼び、前記頂点を通って軸方向と直交する垂線と前記第1側面(7c1)とが成す角度をθ1、前記垂線と前記第2側面(7c2)とが成す角度をθ2と定義した時に、下記(4)式の条件が成立しており、
θ1<θ2 ………………………………………………………………(4)
前記調圧工程が実施された後、前記(2)式の条件が維持された状態で、前記突条部(7c)に対し前記弁ハウジング(4)をかしめることにより、前記アジャストスクリュ(7)が前記弁ハウジング(4)に回り止めされることを特徴とするソレノイド弁。 - 軸方向の一端側内周に雌ねじ部(4a)が形成された円筒孔を有する弁ハウジング(4)と、
前記円筒孔に往復動可能に収容される弁体(5)と、
電磁石の駆動力によって前記弁体(5)を前記円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部(3)と、
前記電磁石の駆動力に抗して前記弁体(5)を前記円筒孔の他端方向へ付勢するスプリング(6)と、
外周に雄ねじ部(7a)を有し、この雄ねじ部(7a)を前記雌ねじ部(4a)に噛み合わせて前記弁ハウジング(4)の一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて前記弁ハウジング(4)に対するねじ込み量を調整することで前記スプリング(6)のセット荷重を調整するアジャストスクリュ(7)とを備えるソレノイド弁(1)であって、
前記治具により前記アジャストスクリュ(7)に回転力を付与しながら前記スプリング(6)のセット荷重を調整する工程を調圧工程と呼ぶ時に、前記調圧工程を実施する際に前記アジャストスクリュ(7)を軸方向のスプリング側へ押圧する力をF1、軸方向の反スプリング側へ押圧する力をF2とすると、下記(1)式の条件が成立する状態で前記調圧工程が実施され、
F1>F2 ………………………………………………………………(1)
前記アジャストスクリュ(7)は、前記雄ねじ部(7a)より軸方向のスプリング側または前記雄ねじ部(7a)の軸方向中央部にテーパ面(7d)が設けられて、そのテーパ面(7d)の外径が軸方向の反スプリング側からスプリング側へ向かって次第に大きく形成されると共に、前記テーパ面(7d)の最大外径が雌ねじ部(4a)の内径より小さく形成され、あるいは、前記雄ねじ部(7a)より軸方向の反スプリング側にテーパ面(7d)が設けられて、そのテーパ面(7d)の外径が軸方向の反スプリング側からスプリング側へ向かって次第に大きく形成されると共に、前記テーパ面(7d)の最大外径が前記雄ねじ部(7a)の外径以上に大きく形成され、
前記調圧工程が実施された後、前記(1)式の条件が維持された状態で、前記テーパ面(7d)に対し前記弁ハウジング(4)をかしめることにより、前記アジャストスクリュ(7)が前記弁ハウジング(4)に回り止めされることを特徴とするソレノイド弁。 - 軸方向の一端側内周に雌ねじ部(4a)が形成された円筒孔を有する弁ハウジング(4)と、
前記円筒孔に往復動可能に収容される弁体(5)と、
電磁石の駆動力によって前記弁体(5)を前記円筒孔の一端方向へ駆動するソレノイド部(3)と、
前記電磁石の駆動力に抗して前記弁体(5)を前記円筒孔の他端方向へ付勢するスプリング(6)と、
外周に雄ねじ部(7a)を有し、この雄ねじ部(7a)を前記雌ねじ部(4a)に噛み合わせて前記弁ハウジング(4)の一端側内周にねじ結合され、治具により回転力が付与されて前記弁ハウジング(4)に対するねじ込み量を調整することで前記スプリング(6)のセット荷重を調整するアジャストスクリュ(7)とを備えるソレノイド弁(1)であって、
前記治具により前記アジャストスクリュ(7)に回転力を付与しながら前記スプリング(6)のセット荷重を調整する工程を調圧工程と呼ぶ時に、前記調圧工程を実施する際に前記アジャストスクリュ(7)を軸方向のスプリング側へ押圧する力をF1、軸方向の反スプリング側へ押圧する力をF2とすると、下記(2)式の条件が成立する状態で前記調圧工程が実施され、
F1<F2 ………………………………………………………………(2)
前記アジャストスクリュ(7)は、前記雄ねじ部(7a)より軸方向のスプリング側または前記雄ねじ部(7a)の軸方向中央部にテーパ面(7d)が設けられて、そのテーパ面(7d)の外径が軸方向のスプリング側から反スプリング側へ向かって次第に大きく形成されると共に、前記テーパ面(7d)の最大外径が雌ねじ部(4a)の内径より小さく形成され、あるいは、前記雄ねじ部(7a)より軸方向の反スプリング側にテーパ面(7d)が設けられて、そのテーパ面(7d)の外径が軸方向のスプリング側から反スプリング側へ向かって次第に大きく形成されると共に、前記テーパ面(7d)の最大外径が前記雄ねじ部(7a)の外径以上に大きく形成され、
前記調圧工程が実施された後、前記(2)式の条件が維持された状態で、前記テーパ面(7d)に対し前記弁ハウジング(4)をかしめることにより、前記アジャストスクリュ(7)が前記弁ハウジング(4)に回り止めされることを特徴とするソレノイド弁。 - 請求項1〜6に記載した何れか一つのソレノイド弁(1)において、
前記弁ハウジング(4)の一端側外周面には、少なくとも一つの袋孔(4c)が穿設され、前記アジャストスクリュ(7)に対し、前記袋孔(4c)にて前記弁ハウジング(4)を点かしめすることを特徴とするソレノイド弁。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012185171A JP5720643B2 (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | ソレノイド弁 |
US13/965,545 US9523433B2 (en) | 2012-08-24 | 2013-08-13 | Pressure control valve |
KR20130100319A KR101489086B1 (ko) | 2012-08-24 | 2013-08-23 | 압력 제어 밸브 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012185171A JP5720643B2 (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | ソレノイド弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014043870A JP2014043870A (ja) | 2014-03-13 |
JP5720643B2 true JP5720643B2 (ja) | 2015-05-20 |
Family
ID=50147162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012185171A Active JP5720643B2 (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | ソレノイド弁 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9523433B2 (ja) |
JP (1) | JP5720643B2 (ja) |
KR (1) | KR101489086B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5920325B2 (ja) * | 2013-11-11 | 2016-05-18 | 株式会社デンソー | 付勢力調整装置、これを用いた油圧制御弁、及び、付勢力調整装置の製造方法 |
JP6256104B2 (ja) * | 2014-03-03 | 2018-01-10 | 株式会社ジェイテクト | 電磁弁及び電磁弁の製造方法 |
CN111188912B (zh) * | 2020-03-06 | 2024-09-03 | 上海克来机电自动化工程股份有限公司 | 一种电磁阀 |
JP7593017B2 (ja) * | 2020-09-16 | 2024-12-03 | 株式会社デンソー | ソレノイドバルブ |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3467157A (en) * | 1967-03-23 | 1969-09-16 | Jack La Torre | Fastener having interference thread forming means associated therewith |
US5259414A (en) * | 1988-11-09 | 1993-11-09 | Aisin Aw Co., Ltd | Pressure control valve |
JPH02129481A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-17 | Aisin Aw Co Ltd | 圧力調整弁 |
JPH02129480A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-17 | Aisin Aw Co Ltd | 圧力調整弁 |
US4983084A (en) * | 1989-09-26 | 1991-01-08 | Northrop Corporation | Double locked threaded fastener |
JPH0640537U (ja) * | 1992-08-28 | 1994-05-31 | 太平洋工業株式会社 | 安全弁 |
JPH09166238A (ja) * | 1995-12-14 | 1997-06-24 | Denso Corp | 電磁弁 |
JP3488862B2 (ja) * | 2000-09-29 | 2004-01-19 | 株式会社ケーヒン | ソレノイド弁 |
JP2002195439A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Denso Corp | 電磁弁装置 |
JP2003139261A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-05-14 | Denso Corp | 電磁弁装置および電磁弁装置の製造方法 |
JP3784797B2 (ja) | 2003-10-15 | 2006-06-14 | 株式会社ケーヒン | 油圧制御弁のダンパ装置 |
JP5005909B2 (ja) | 2005-11-18 | 2012-08-22 | 勝行 戸津 | ねじ具の緩み止め締結具及びその製造方法 |
JP4887390B2 (ja) * | 2009-03-12 | 2012-02-29 | 富士通コンポーネント株式会社 | カッタ |
JP5411618B2 (ja) * | 2009-08-06 | 2014-02-12 | カヤバ工業株式会社 | 電磁比例制御弁 |
DE102011078256A1 (de) * | 2011-06-29 | 2013-01-03 | Hilti Aktiengesellschaft | Schraube und Verfahren zur Herstellung eines Schraubgewindes |
-
2012
- 2012-08-24 JP JP2012185171A patent/JP5720643B2/ja active Active
-
2013
- 2013-08-13 US US13/965,545 patent/US9523433B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2013-08-23 KR KR20130100319A patent/KR101489086B1/ko active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20140026297A (ko) | 2014-03-05 |
US20140054485A1 (en) | 2014-02-27 |
US9523433B2 (en) | 2016-12-20 |
JP2014043870A (ja) | 2014-03-13 |
KR101489086B1 (ko) | 2015-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7584937B2 (en) | Linear solenoid with abutted portion | |
US9624948B2 (en) | Electromagnetic valve | |
US8925585B2 (en) | Oil pressure regulation valve | |
JP5920325B2 (ja) | 付勢力調整装置、これを用いた油圧制御弁、及び、付勢力調整装置の製造方法 | |
JP5720643B2 (ja) | ソレノイド弁 | |
KR20130017072A (ko) | 유체압 실린더 | |
CN108779787B (zh) | 流体缸 | |
EP3181903A1 (en) | Variable-capacity compressor control valve | |
WO2010024282A1 (ja) | ソレノイドバルブ | |
JP2012204574A (ja) | リニアソレノイド | |
US6732999B2 (en) | Electromagnetic valve device | |
US6938875B2 (en) | Proportional solenoid valve | |
US9903498B2 (en) | Solenoid valve and manufacturing method of the same | |
WO2016116995A1 (ja) | 高圧ポンプ及びその製造方法 | |
US20190063562A1 (en) | Tensioner | |
JP5760936B2 (ja) | スプール制御弁 | |
JP2020193637A (ja) | ソレノイドバルブ | |
US20060029503A1 (en) | Plunger pump and method of controlling discharge of the pump | |
JP2011149468A (ja) | チェーンテンショナ | |
CN110392788B (zh) | 储压器 | |
JP2008133904A (ja) | 樹脂製スラスト軸受 | |
EP3106666B1 (en) | Hydraulic rotary machine | |
JP2015161349A (ja) | パイロット圧調整装置、サーボ弁、および、アクチュエータ | |
CN107709111A (zh) | 主缸及其制造方法 | |
JP2020190256A (ja) | リニアソレノイドバルブ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140115 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140819 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150224 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150309 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5720643 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |