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JP5691968B2 - 回転電機のステータ - Google Patents

回転電機のステータ Download PDF

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JP5691968B2
JP5691968B2 JP2011208921A JP2011208921A JP5691968B2 JP 5691968 B2 JP5691968 B2 JP 5691968B2 JP 2011208921 A JP2011208921 A JP 2011208921A JP 2011208921 A JP2011208921 A JP 2011208921A JP 5691968 B2 JP5691968 B2 JP 5691968B2
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Description

本発明は、回転電機のステータに関し、特にそのコイル導線の接続に係る部分の構造に関する。
電気エネルギを回転の運動エネルギに変換する電動機、回転の運動エネルギを電気エネルギに変換する発電機、さらに電動機と発電機どちらにも機能する電気機器が知られている。以下において、これらの電気機器を回転電機と記す。
回転電機は、同軸に配置されて相対的に回転する二つの部材を有する。通常は、一方が固定され、他方が回転する。固定された部材(ステータ)にコイルを配置し、このコイルに電力を供給することにより回転する磁界を形成する。この磁界との相互作用により他方の部材(ロータ)が回転する。ステータに配置されるコイルは、例えば複数の部分コイルをステータに装着し、その後、この部分コイル同士を接続して形成される。接続される前の個々のコイルと、接続後のコイル全体を区別するために、以下、前者を部分コイル、後者をコイル群と記す。
下記特許文献1には、ステータのティースごとに装着された部分コイル同士を、部分コイルを構成するコイル導線とは異なる導体であるバスバーにて接続した回転電機のステータが示されている。バスバーは、複数が保持部材に収められて一体化され、バスバーモジュールが構成される。コイル導線を部分コイルから離れる方向に延設し、これに沿うようにバスバーの一部を配置し、これらの先端を溶接して、部分コイルが接続される。部分コイルから離れる方向にコイル導線およびバスバーの一部を延ばす理由として、溶接時の熱が、ステータおよび一体化されたバスバーに伝わらないようにすることが挙げられる。
特開2009−106008号公報
上記の特許文献1においては、コイル導線とバスバーの接続点(溶接部分)が、部分コイルおよびバスバーモジュールの本体から離れる方向に延びた部分の先端にある。このため、バスバーモジュールの本体が振動すると接続点に応力が集中するという問題があった。
本発明は、コイル導線とバスバーの接続点への応力集中を抑制することを目的とする。
本発明の電動機のステータは、ステータコアに装着された複数の部分コイルと、部分コイルのコイル導線同士を接続してコイル群を形成する複数のバスバーとを有する。複数のバスバーが一体化されてバスバーモジュール本体が形成され、このバスバーモジュール本体の背中合わせの二つの側面からバスバーの端部が延出する。さらに、バスバーモジュール本体は、回転電機の回転軸線方向においてコイル群に隣接して配置される。コイル導線は、その端部に、回転電機の回転軸線方向に、かつコイル群から離れる向きに延びるコイル導線延設部を有する。バスバーは、バスバーモジュール本体から延出する端部に、回転電機の回転軸線方向に、かつコイル群から離れる向きに延びるバスバー延設部を有する。コイル導線延設部とバスバー延設部は隣接配置され、これら二つの延設部の各々の端同士が溶接される。さらに、コイル導線延設部とバスバー延設部は、この溶接された部分から離れた位置において樹脂により溶着されているか、または溶接された部分から離れた位置において溶けた樹脂がバスバー延設部表面に倣って固化して密接することによりバスバーモジュールがコイル導線延設部により支えられる。
コイル導線延設部とバスバー延設部は、溶接された部分から離れた位置において、溶着に用いられる樹脂は、コイル導線を被覆している樹脂を利用することができる。
コイル導線延設部とバスバー延設部を溶着する位置、またはバスバーモジュールがコイル導線延長部により支えられる位置は、回転電機の回転軸線方向において、バスバーモジュール本体と同一の位置とすることができる。
本発明の別の態様の電動機のステータは、ステータコアに装着された複数の部分コイルと、部分コイルのコイル導線同士を接続してコイル群を形成する複数のバスバーとを有する。複数のバスバーが一体化されてバスバーモジュール本体が形成され、このバスバーモジュールからバスバーの端部が延出する。このバスバーモジュール本体はコイル群に隣接して配置される。コイル導線は、その端部に、コイル群から離れる向きに延びるコイル導線延設部を有する。バスバーは、バスバーモジュール本体から延出する端部に、当該バスバーと接続されるコイル導線延設部に沿って同じ向きに延びるバスバー延設部を有する。コイル導線延設部とバスバー延設部の各々の端同士が溶接される。さらに、コイル導線延設部とバスバー延設部は、この溶接された部分から離れた位置において相互に固定されている。
コイル導線延設部とバスバー延設部は、溶接された部分から離れた位置において、樹脂により溶着することにより相互に固定されるようにできる。また、この樹脂はコイル導線を被覆している樹脂を利用することができる。
コイル導線延設部とバスバー延設部を相互に固定する位置は、コイル導線延設部の延びる方向において、バスバーモジュール本体と同一の位置とすることができる。
コイル導線延設部とバスバー延設部を溶接した位置から離れた位置において、コイル導線延設部とバスバー延設部を溶着または相互に固定することにより、溶接部分に応力が集中することを抑制できる。
回転電機のステータを示す斜視図である。 バスバーモジュールがステータに装着された状態を示す図である。 バスバーモジュールを単体で示す斜視図である。 バスバーモジュールの、図3のA−A線における断面図である。 バスバーを収める区画38を説明するための図である。 バスバーの形状およびバスバーモジュール内での配置を示す図である。 コイル導線端延部とバスバー端延部の接続の態様を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。図1は、回転電機のステータ10の外観を示す斜視図である。ステータ10は、概形が円環または円筒状のステータコア12を有し、ステータコア12の内周には、磁極となるティース14が周方向に配列されている。ティース14にコイル導線16が巻かれるようにしてステータコアにコイル群18が装着されている。この実施形態では、所定の形状に成形された複数のコイル導線16を、ティース14の間の空間であるスロット内に挿入し、コイル導線16同士を溶接して、所定数の部分コイルを形成している。そして、部分コイルのコイル導線16の端を後述するバスバーを介して接続してコイル群18が形成される。
ステータ10は、円環または円筒状のステータコア12にコイル群18が装着された状態でも円環または円筒形状を有している。以下、ステータ等の形状について、円環および円筒を簡単のために円環と記す。円環形状のステータ10の内側に、ロータ(不図示)が配置される。コイル群18に電力を供給することにより、ステータ10の円環の内側の空間に回転磁界が形成され、この磁界との相互作用によりロータが回転する。このロータの回転の軸線が、回転電機の回転軸線であり、この軸線はステータ10の円環の中心軸線と一致する。以降の説明において、この回転電機の回転軸線、すなわちステータ10の円環の中心軸線の延びる方向を回転軸線方向と記す。
図1に示すようにコイル導線の端が、コイル群18から図1中で上方、つまり回転軸線方向に突出している。このコイル群18から延びるコイル導線の端部をコイル導線端延部20と記す。ステータ10においては、U相、V相、W相の相ごとに部分コイルが2組設けられ、それぞれの部分コイルの端であるコイル導線端延部20が計12本となっている。コイル導線端延部20は、相ごとに、また中性点側の端同士が電気的に接続される。また、U相、V相、W相のそれぞれのコイル導線端延部20の1本ずつに、三相交流電力を供給するための動力線22が接続されている。動力線22は、回転電機で発電をした場合、この発電された電力を外部に送出する機能も有する。
図2および図3は、相ごとにコイル導線16同士を接続するための複数のバスバーを一体化したバスバーモジュール26を示す図である。図2はステータ10に装着された状態を示す図、図3はバスバーモジュール26の単体の状態を示す概略図である。
バスバーモジュール26は、回転軸線方向において、ステータ10の側部、特にコイル群18に隣接して配置される。バスバーモジュール26は、ステータ10の円環形状に沿って円弧形状に延びるバスバーモジュール本体28と、この本体28から突出し、コイル導線端延部20と接続される端子30を有する。バスバーモジュール本体28内には、この本体28の円弧に沿って延びる複数のバスバーが配置されており、このバスバーの端部がバスバーモジュール本体28から突出して端子30を形成している。この端子30をバスバー端延部30と記す。バスバー端延部30は、バスバーモジュール本体28の側面、つまりバスバーモジュール本体28の長手方向に対し、交差する方向を向く面より突出する。ステータ10においては、背中合わせの側面、特にバスバーモジュール本体28の円弧形状の外周側の側面と内周側の側面とに突出する。
さらに、動力線22と溶接等により接続される接続板32を保持する保持部34がバスバーモジュール本体28から突出して設けられている(図3参照)。接続板32は、相数と同じく3個が設けられている。バスバーモジュール本体28の径方向の寸法、すなわち幅は、コイル群18の径方向の幅以下であり、保持部34を含むバスバーモジュール26全体の幅もステータコア12の幅の中に収まっている。
ステータ10のコイル群18は、相ごとに二つの部分コイルをバスバーで接続して形成される。二つの部分コイルの各々のコイル導線の一方の端がバスバーと接続され、一方の部分コイルの残りのコイル導線の端が中性点に、他方の部分コイルの残りのコイル導線の端が動力線に接続される。
図3を用いてより具体的に説明する。バスバー端延部30は、U相のコイル導線に接続されるものが符号30U1,30U2、V相のコイル導線に接続されるものが符号30V1,30V2、W相のコイル導線に接続されるものが符号30W1,30W2、各相のコイル導線の中性点側の端に接続される端子が符号30N1,30N2,30N3で示されている。U相の二つの部分コイルの一方は、この部分コイルのコイル導線の一端がバスバー端延部30U1に接続され、他端が中性点側のバスバー端延部30N1に接続される。もう一つの部分コイルのコイル導線の一端がバスバー端延部30U2に接続され、他端が接続板32に接続される。V相、W相についても同様である。
バスバーモジュールの外周側には、接続板32を保持する保持部34が設けられている。接続板32に、コイル導線16のひとつの端が接続される。接続板32は、例えば、略J字形であって、J字の短い方の辺の部分を周方向外側に向けて保持されている。この短辺に動力線22が接続され、長辺には、各相のコイル導線16の残りの1本が接続される。
図4は、U,V,W相と、中性点とに対応する4本のバスバー36が並行して配置される位置におけるバスバーモジュール26の断面図、例えば図3のA−A線で示す断面図である。4本のバスバー36は、上下に2層、左右に2列の2×2の配置で配列されている。なお、この明細書においては、上下方向を回転電機の回転軸線方向とし、ステータに近い側を下、遠い側を上として説明する。また、左右方向は、回転軸線に直交する方向、すなわち回転電機の径方向とし、左を回転電機における内側、右を外側として説明する。これらの方向については、説明の便宜上導入したものであり、実際の装置の配置における方向および向きとは関連しない。また、4本のバスバー36を区別する必要がある場合、U,V,W相,中性点のバスバーにそれぞれ36U ,36V ,36W ,36N の符号を付して説明する。図示されるように、U相バスバー36U が下層左列に、V相バスバー36V が上層右列に、W相バスバー36W が上層左列に、中性点のバスバー36N が下層右列に配置される。さらに、2×2の配置の4つの領域のそれぞれを区画38と記して説明する。図5に示すように、4つの区画を上層左列を区画38-1、上層右列を区画38-2、下層左列を区画38-3、下層左列を区画38-4と記す。
バスバーモジュール26は、バスバー36同士を絶縁し、かつバスバー36を覆って外部と絶縁するために絶縁部材40を含む。絶縁部材40は、例えば樹脂成形品であり、モールド成形によりバスバー36U ,36V ,36W ,36N を一体化している。図においては、絶縁部材40は一体に示されているが、成形の都合により二つまたはそれ以上の部分に分割されてもよい。例えば、絶縁部材40の「田」の字形の中央の十字の部分を先ず成形し、この十字型の部品に対しバスバーを配置して、これらをさらに樹脂モールドするようにできる。
図6は、バスバー36U ,36V ,36W ,36N の個々の形状を示す図である。図6(a)は、上層、すなわち区画38-1,38-2が属する層を示し、図6(b)は、下層、すなわち区画38-3,38-4が属する層を示している。個々のバスバー36U ,36V ,36W ,36N は板状部材を概略円弧形状にしたものであり、板面は、円弧が形成する平面内に位置している。そして、円弧の両端または両端と中間位置にバスバー端延部30が設けられている。U相のバスバー36U は、下層の左側の区画38-3に配置される。V相のバスバー36V は、上側の層に配置され、端子30V1から、左側の区画38-1を横切り、右側の区画38-2を通って、再び左側の区画38-1を横切り端子30V2に達する。W相のバスバー36W は、端子30W1から、区画38-1に沿って延び、端子30U2の位置を過ぎた位置で、上層から下層に移り、区画38-3を通って端子30W2まで達している。中性点のバスバー36は、下側、右側の区画38-4を通って延びる。このように、4本のバスバー36は、バスバーモジュール本体28内で2本ずつ上下2層に重ねて、かつ左右に並列に配置されている。
図7は、コイル導線端延部20とバスバー端延部30の接続の様子を示す図である。簡略のために、バスバーモジュール本体28内のバスバー36は1本のみ示されている。バスバーモジュール本体28は、概略的に、長方形断面を有する円弧形状であり(図3参照)、図7は円弧の延びる方向に直交する断面を示している。図7に係る説明においても上、下、左、右の意味は、図4,5の場合と同様である。図7中下方にコイル群18が位置する。バスバー36は、バスバーモジュール本体28の側面から左向きに、または右向きに突出し、その後上方に向けて曲がる。この上方に向けて延びる部分がバスバー端延部30である。また、図7における上下方向は、回転電機の回転軸線の延びる方向であり、よってバスバー端延部30は、回転軸線方向に延びている。また、前記のように、図7においてバスバーモジュール本体28の下方には、コイル群18が配置されており、よって、バスバー端延部30はコイル群18から離れる方向に延びている。
バスバーモジュール本体28の左右のバスバー36は、それぞれ同一方向、すなわち回転軸線方向またはコイル群18から離れる方向に延びる。この結果、バスバーモジュール26は、その長手方向から見たときにU字形を呈する。
コイル導線端延部20も、図7において上方、つまり回転軸線方向に延び、接続されるバスバー端延部30に沿って隣接して配置される。また、バスバー端延部30と同様、コイル群18から離れる方向に延びている。コイル導線端延部20は、被覆42がない素線部分44が先端に設けられる。素線部分44に対して被覆された部分を被覆部分46と記す。
コイル導線端延部20とバスバー端延部30の先端同士が溶接されて接続される。図中、符号48で示す溶接部は、コイル導線端延部20およびバスバー端延部30と境界をもって接しているように描かれているが、実際には、各部材が溶けて融合し、明確な境界は現れない。バスバーモジュール26はU字形状を有し、このU字の両端において、コイル導線端延部20に接続され、支持される。溶接部48のみにて支持される場合、外部からの加振により、U字の底に位置するバスバーモジュール本体28が振動すると、溶接部48に応力が集中する。バスバーモジュール本体28の振幅、特にコイル導線端延部20に対する振幅を低減させることにより、溶接部48への応力集中を抑制することができる。
ステータ10においては、溶接部48から離れた位置において、コイル導線端延部20とバスバー端延部30を互いに固定し、バスバーモジュール本体28の振幅を抑制している。コイル導線端延部20とバスバー端延部30を固定している部分を固定部50と記す。固定は、樹脂により溶着することにより実現されてよい。コイル導線端延部20とバスバー端延部30の間に樹脂材料を配置し、これを一旦溶かした後、固化させてコイル導線端延部20とバスバー端延部30を固定する。樹脂が一旦溶けることにより、相手側の部材の表面に倣って固化し、密接した状態となる。溶融過程を経た後、密着状態となっているため、単に接触している場合に比べて実質的な接触面積が広く、接触面が一旦剥がれたとしても、より接触面を広く維持することができ、効果的にバスバモジュールを支えることができる。固定の場所または支える場所は、溶接部48から間隔をあけた、離れた位置とすることができ、溶接部48と固定部50の間ではコイル導線端延部20とバスバー端延部30を固定または密着しないようにできる。固定等の位置は、特に、図7中の上下方向において、バスバーモジュール本体28と同じ位置(同じ高さ)、つまりバスバーモジュール本体28の側方の位置とすることができる。また、回転軸線方向においても、またコイル導線端延部20が延びる方向においても、バスバーモジュール本体28と同じ位置とすることができる。
さらに、溶着用の樹脂としてコイル導線端延部20の被覆42の樹脂を利用することができる。コイル導線の被覆樹脂は、一般的にはエナメル樹脂である。図7に示すように、被覆部分46を、コイル導線端延部20とバスバー端延部30が並行して延びる部分の一部に、例えばバスバーモジュール本体28の側方の部分に係るように配置する。そして、コイル導線端延部20とバスバー端延部30を溶接する際の熱を利用して被覆樹脂を溶かし、溶着を行うようにできる。また、樹脂は、エンジニアリングプラスチック、スーパーエンジニアリングプラスチックを採用することもできる。
また、樹脂とより安定的に結合するために、バスバー端延部30の表面に凹凸や穴を形成してもよい。
10 ステータ、12 ステータコア、16 コイル導線、18 コイル群、20 コイル導線端延部、26 バスバーモジュール、28 バスバーモジュール本体、30 バスバー端延部、36 バスバー、42 被覆、48 溶接部、50 固定部。

Claims (6)

  1. 回転電機のステータであって、
    ステータコアに装着された複数の部分コイルと、
    部分コイルのコイル導線同士を接続してコイル群を形成する複数のバスバーと、
    を有し、
    複数のバスバーは一体化されてバスバーモジュール本体を形成し、このバスバーモジュール本体の背中合わせの二つの側面からバスバーの端部が延出し、さらにバスバーモジュール本体は回転電機の回転軸線方向においてコイル群に隣接して配置され、
    コイル導線は、その端部に、前記回転軸線方向に、かつコイル群から離れる向きに延びるコイル導線延設部を有し、
    バスバーは、バスバーモジュール本体から延出する端部に、前記回転軸線方向に、かつコイル群から離れる向きに延びるバスバー延設部を有し、
    接続されるコイル導線延設部とバスバー延設部は隣接配置され、コイル導線延設部とバスバー延設部の各々の端同士が溶接され、
    さらに、コイル導線延設部とバスバー延設部は、溶接された部分から離れた位置において樹脂により溶着されている、または溶接された部分から離れた位置において溶けた樹脂がバスバー延設部表面に倣って固化して密接することによりバスバーモジュールがコイル導線延設部により支えられる、
    回転電機のステータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機のステータであって、
    コイル導線延設部とバスバー延設部の前記樹脂は、コイル導線を被覆している樹脂によるものである、
    回転電機のステータ。
  3. 請求項1または2に記載の回転電機のステータであって、
    前記溶着の位置、またはバスバーモジュールがコイル導線延設部により支えられる位置は、前記回転軸線方向において、前記バスバーモジュール本体と同一位置である、
    回転電機のステータ。
  4. 回転電機のステータであって、
    ステータコアに装着された複数の部分コイルと、
    部分コイルのコイル導線同士を接続してコイル群を形成する複数のバスバーと、
    を有し、
    複数のバスバーは一体化されてバスバーモジュール本体を形成し、このバスバーモジュール本体からバスバーの端部が延出し、さらにバスバーモジュール本体はコイル群に隣接して配置され、
    コイル導線は、その端部に、コイル群から離れる向きに延びるコイル導線延設部を有し、
    バスバーは、バスバーモジュール本体から延出する端部に、当該バスバーと接続される前記コイル導線延設部に沿って同じ向きに延びるバスバー延設部を有し、
    コイル導線延設部とバスバー延設部の各々の端同士が溶接され、
    さらに、コイル導線延設部とバスバー延設部は、溶接された部分から離れた位置において相互に固定されている、
    回転電機のステータ。
  5. 請求項4に記載の回転電機のステータであって、
    コイル導線延設部とバスバー延設部の前記固定は、コイル導線を被覆している樹脂による溶着によりなされる、
    回転電機のステータ。
  6. 請求項4または5に記載の回転電機のステータであって、
    前記固定する位置は、前記コイル導線延設部の延びる方向において、バスバーモジュール本体と同一位置である、
    回転電機のステータ。
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