JP5673251B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
面とバックフレームとを囲う樹脂製のバックボードと、(d)バックパッドの表面のうちの
少なくともバックボードによって囲われていない部分を覆うバックパッドカバーと、(e)
シートバックに内蔵されるエアバック装置と、(f)バックボードの外周縁とバックパッド
カバーとの間に延在させられる本体部と、その本体部のバックボードの外側に位置する縁からバックボードに向かって延びだしそのバックボードを掛止する掛止部とを有し、バックパッドカバーに固定されるとともに掛止部によってバックボードの外側の面を掛止する掛止部材とを備えるように構成される。
ドとの間からのシートバック内部の露見を防止することが可能となっている。また、バックボードは、掛止部材によって掛止されることで、バックボードとバックパッドとの境界が塞がれている。したがって、本発明の車両用シートによれば、バックボードとバックパッドとを強固に固着することなく、バックボードとバックパッドとの間からのシートバック内部の露見を防止することが可能となる。
図1に、本発明の実施例の車両用シート10を斜め後方からの視点において示す。車両用シート10は、運転席であり、運転者の臀部を支持するシートクッション12と、運転者の背中を支持するシートバック14と、シートバック14のシートクッション12に対する傾斜角度を変更可能にそれらシートクッション12とシートバック14とを連結するリクライニング装置16と、シートバック14の上端に設けられて運転者の頭部を支持するヘッドレスト18とによって構成されている。シートバック14の内部には、図での右側、つまり、車両ドアに近い側にエアバック装置20が内蔵されており、車両衝突時に、エアバック装置20のエアバック袋体22(図2参照)が運転者の右側方に展開するようになっている。
0とを囲むようにしてバックフレーム30に取り付けられている。詳しく言えば、バックフレーム30は、メインフレーム46と、ワイヤ54と、それらメインフレーム46とワイヤ54とを固定的に接続するブラケット56とを含んで構成されており、そのブラケット56にバックボード34が、クリップ58を介して、取り付けられている。また、バックボード34は、樹脂製の部材とされており、後に詳しく説明するように、エアバック袋体22の展開時において変形するようになっているが、通常時には、バックボード34の外周縁、詳しくは、背板部50の上縁および1対の側板部52の外周縁において、掛止部材36によって、バックボード34の内部が塞がれている。
上述した構成によって、車両用シート10のシートバック14では、バックボード34の外周縁が、バックパッドカバー44に固定された掛止部材36の本体部70と第1延出部72とによって覆われ、本体部70とバックボード34との境界を塞ぐことが可能となっている。また、掛止部材36の第2延出部74によって本体部70とバックパッドカバー44との境界を塞ぐことが可能となっている。これにより、掛止部材36によって、バックボード34とバックパッド32との境界全体を塞ぐことが可能となり、バックボードとバックパッドとの間からのシートバック内部の露見を防止することが可能となる。
掛止部材36は、上述したように、通常時において、バックボード34の外周縁を確実に掛止することで、シートバック内部の露出を防止することが可能とされている。一方で、エアバック展開時には、バックボード34の側板部52とバックパッド32との間にすき間が生じ、その隙間からエアバック袋体22がシートバック14の外部へ展開するようになっている。以下に、エアバック展開時におけるエアバック装置20,掛止部材36,バックボード34等の動きを具体的に説明する。
除されるように構成されてもよい。具体的にいえば、例えば、本体部70とガイド部64との一方に爪部を設けるとともに、他方にその爪部を掛けることの可能な穴,突起等の引掛部を設け、その引掛部に爪部が引っ掛かることで、本体部70とガイド部64とが連結される。そして、エアバック展開時に、エアバック袋体22が爪部を変形させて、爪部を引掛部から解放することで、掛止部材36がガイド部64から外れるように構成されてもよい。
そのバックフレームの乗員が着座する側に配設されたバックパッドと、
背板部と、その背板部の車幅方向における両端に立設された1対の側板部とからなり、前記バックパッドの乗員が着座する側とは反対側の背面と前記バックフレームとを囲う樹脂製のバックボードと、
前記バックパッドの表面のうちの少なくとも前記バックボードによって囲われていない部分を覆うバックパッドカバーと、
前記1対の側板部の一方と前記背板部と前記バックパッドの背面と前記バックフレームとに囲まれるようにして前記バックフレームに固定されるエアバック装置と、
前記バックボードの外周縁と前記バックパッドカバーとの間に延在させられる本体部と、その本体部の前記バックボードの外側に位置する縁から前記バックボードに向かって延びだしそのバックボードを掛止する掛止部とを有し、前記バックパッドカバーに固定されるとともに前記掛止部によって前記バックボードの外側の面を掛止する掛止部材と
を備えた車両用シート。
車両衝突時において、前記エアバック装置の有するエアバック袋体の展開に伴って前記1対の側板部の一方が変形し、その一方の前記掛止部による掛止が解除されることで、前記エアバック袋体が前記シートバックの外部に展開されるように構成された(1)項に記載
の車両用シート。
前記バックフレームに固定され、前記エアバック装置と前記バックパッドの背面との間に位置するとともに、前記掛止部材に向かって延びだすガイド板を備えた(1)項または(2)項に記載の車両用シート。
前記本体部が前記バックボードの内側に向かって延びだし、その延びだした先端部において前記ガイド板に連結される(3)項に記載の車両用シート。
弾性変形可能な材料により形成されるとともに、前記先端部が二股に分岐しており、その分岐した二股の先端部によって前記ガイド板を挟むことで弾性力に依拠して前記ガイ
ド部材を保持する(4)項に記載の車両用シート。
前記本体部が前記バックボードの内側に向かって延びだし、その延びだした先端部において前記バックフレームに固定された金属製の部材に連結される(1)項または(2)項に記載の車両用シート。
前記本体部の前記バックボードの外側に位置する縁から前記掛止部とは反対の方向へ延びだすとともに、前記バックパッドカバーと前記本体部との境界を覆う被覆部を有する(1)項ないし(6)項のいずれか1つに記載の車両用シート。
縫製によって前記バックパッドカバーに固定されている(1)項ないし(10)項のいずれか
1つに記載の車両用シート。
14:シートバック
20:エアバック装置
22:エアバック袋体
30:バックフレーム
32:バックパッド
34:バックボード
36:掛止部材
50:背板部
52:側板部
62:エアバックケース(金属製の部材)
64:ガイド部(ガイド板)
70:本体部
72:第1延出部(掛止部)
74:第2延出部(被覆部)
76:第1分岐部(先端部)
78:第2分岐部(先端部)
Claims (3)
- シートバックの骨格となるバックフレームと、
そのバックフレームの乗員が着座する側に配設されたバックパッドと、
背板部と、その背板部の車幅方向における両端に立設された1対の側板部とからなり、前記バックパッドの乗員が着座する側とは反対側の背面と前記バックフレームとを囲う樹脂製のバックボードと、
前記バックパッドの表面のうちの少なくとも前記バックボードによって囲われていない部分を覆うバックパッドカバーと、
前記1対の側板部の一方と前記背板部と前記バックパッドの背面と前記バックフレームとに囲まれるようにして前記バックフレームに固定されるエアバック装置と、
前記バックボードの外周縁と前記バックパッドカバーとの間に延在させられる本体部と、その本体部の前記バックボードの外側に位置する縁から前記バックボードに向かって延びだしそのバックボードを掛止する掛止部とを有し、前記バックパッドカバーに固定されるとともに前記掛止部によって前記バックボードの外側の面を掛止する掛止部材と
を備えた車両用シート。 - 当該車両用シートは、
前記バックフレームに固定され、前記エアバック装置と前記バックパッドの背面との間に位置するとともに、前記掛止部材に向かって延びだすガイド板を備え、
前記掛止部材は、
前記本体部が前記バックボードの内側に向かって延びだし、その延びだした先端部において前記ガイド板に連結される請求項1に記載の車両用シート。 - 前記掛止部材は、
前記本体部の前記バックボードの外側に位置する縁から前記掛止部とは反対の方向へ延びだすとともに、前記バックパッドカバーと前記本体部との境界を覆う被覆部を有し、
前記被覆部の露出する側の面と前記掛止部の露出する側の面とが、面一とされるとともに、
前記被覆部の延びだす側の縁と前記掛止部の延びだす側の縁との間の距離が、前記掛止部材の全域にわたって均一とされた請求項1または請求項2に記載の車両用シート。
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