JP5624047B2 - 有機el表示パネルとその製造方法 - Google Patents
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Description
第一の課題として、塗布したインクにより形成される層の膜厚の均一性が、未だ要求されるレベルに及び難いことが挙げられる。
図19は、従来の有機EL表示パネルの製造工程を示す、模式的な断面図である。基板1には、表面にTFT層2、平坦化膜4、下部電極6、バンク7が順次され、バンク7は列(Y)方向を長手とする略長方形状の開口部13を形成するように配設される。インクジェットヘッドのヘッド部301から吐出されたインクの液滴は、この開口部13を有機EL素子形成領域として、インクジェットヘッドのノズル本体301に設けられたノズルから吐出される。吐出されたインク9xからは溶媒成分の多くが真上方向に蒸発して乾燥する。しかし、列(Y)方向で隣接する開口部13の間にはバンク7が介在し、各開口部13の間が比較的大きく隔てられている。このため、開口部13の列(Y)方向両端部付近では、インクから蒸発する溶媒の拡散自由度が比較的大きく、当該領域の溶媒の蒸気濃度が、各開口部の中央領域付近の蒸気濃度よりも高くなる。その結果、前記インクにより形成される層は、開口部13の前記中央領域の膜厚に比べて前記両端部領域の膜厚が厚くなり、全体として膜厚が不均一になる。ここで図20は、従来の発光層の膜厚測定結果を規格化して示したものであり、発光層9の長手方向両端で膜厚が厚く不均一になっている様子を示す。
有機EL表示パネルの製造のためにインクジェットヘッドに充填されるインクは、一般にインクジェットプリンタで用いられる印字用インクに比べて高粘度である。この高粘度のインクを用いる場合、有機EL素子形成領域に対応しない特定のノズルについてインクを吐出しないように設定すると(図19(a)参照)、当該ノズルの内部でインクが凝固し、目詰まりを生じることがある。目詰まりを生じたノズルがあると、設定時間内に正しく液滴を吐出できない。また、一の開口部に複数のノズルで液滴を吐出する場合、目詰まりを生じたノズルがこの中に含まれていると、各有機EL形成領域でインクにより形成される層の厚みが不均一になり、発光ムラの原因にもなる。さらに、一の開口部に一つのノズルから液滴を吐出する場合、当該ノズルが目詰まりを起こして不吐出ノズルになっていると、インクジェットヘッドの走査方向に沿った複数の開口部の全てにインクを吐出できない不具合も生じうる。
また、第二の目的として、インクジェットヘッドのノズルの目詰まりを防止し、良好な生産効率で有機EL表示パネルを製造することが可能な有機EL表示パネルの製造方法を提供する。
本発明の一態様における有機EL表示パネルの製造方法は、基板を準備する工程と、前記基板上にTFT層を形成する工程と、前記TFT層の上方に平坦化膜を形成する工程と、前記平坦化膜の上方に形成される電極層と前記TFT層とのコンタクト用の孔であるコンタクトホールを前記平坦化膜に形成するコンタクトホール形成工程と、有機EL素子形成領域を区画する開口部を複数個にわたり行列方向に配列し、このうち列方向に配列された前記複数個の開口部間に前記コンタクトホールが配置されるように、少なくとも表面が撥液性のバンクを前記平坦化膜の上方に形成し、前記コンタクトホールの上方を覆う前記バンクの上面に前記コンタクトホールの窪みに追従させて窪み部を形成する、複数のノズルを配置したインクジェットヘッドと前記基板を相対移動させながら、一開口部に対し前記複数のノズルの中の所定数のノズルから有機材料及び溶媒を含む液滴を吐出し、溶媒を蒸発乾燥させて前記一開口部内に発光層を形成する発光層形成工程と、を含み、発光層形成工程において、前記複数のノズルのうち、前記複数個の開口部間に位置するノズルから、前記液滴を前記窪み部に吐出することで、全ノズルから液滴を吐出するものとする。
また、本発明の別の態様として、基板を準備する工程と、前記基板上にTFT層を形成する工程と、前記TFT層の上方に平坦化膜を形成する工程と、前記平坦化膜の上方に形成される電極層と前記TFT層とのコンタクト用の孔であるコンタクトホールを前記平坦化膜に形成するコンタクトホール形成工程と、有機EL素子形成領域を区画する開口部を複数個にわたり行列方向に配列し、このうち列方向に配列された前記複数個の開口部間に前記コンタクトホールが配置されるように、少なくとも表面が撥液性のバンクを前記平坦化膜の上方に形成し、前記コンタクトホールの上方を覆う前記バンクの上面に前記コンタクトホールの窪みに追従させて窪み部を形成するバンク及び窪み部形成工程と、複数のノズルを配置したインクジェットヘッドにより、一開口部に対し前記複数のノズルの中の所定数のノズルから有機材料及び溶媒を含む液滴を吐出し、溶媒を蒸発乾燥させて前記一開口部内に発光層を形成する発光層形成工程と、を含み、発光層形成工程において、前記複数のノズルのうち、前記複数個の開口部間に位置するノズルから、前記液滴を前記窪み部に吐出するものとする。
また、このようにコンタクトホールの形状を利用した窪み部を利用しても、列方向で隣接する開口部において溶媒の蒸気濃度の均一化が図られ、均一な膜厚を有する発光層を形成できる。さらに、窪み部へもノズルから液滴を吐出することによって、インクジェットヘッドにおいて不吐出に設定するノズルを無くし、ノズルの目詰まりの問題を防止することもできる。
また、本発明の別の態様として、コンタクトホール形成工程後バンク及び窪み部形成工程前において、前記平坦化膜の上方に電極層を形成することもできる。前記窪み部はバンクの上面に形成されるため、電極層は従来と同様に形成することができる。
なお、前記液滴の総量の制御方法としては、本発明の別の態様として、前記一窪み部に吐出する液滴の吐出回数を、前記一開口部に吐出する液滴の吐出回数よりも少なくすることができる。この場合、インクジェットヘッドに対するパルス電圧の周波数を変更することで制御できる。
また、本発明の別の態様として、バンク及び窪み部形成工程後、発光層形成工程前において、前記複数のノズルを配置したインクジェットヘッドにより、一開口部に対し前記複数のノズルの中の所定数のノズルから有機材料及び溶媒を含む液滴を吐出し、溶媒を蒸発乾燥させて、前記一開口部内に電荷輸送層を形成する電荷輸送層形成工程を含み、電荷輸送層形成工程において、前記複数のノズルのうち、前記複数個の開口部の間の位置に対応するノズルから、前記液滴を前記窪み部に吐出することもできる。この場合、電荷輸送層についても、有機材料及び溶媒を含む液滴を開口部及び窪み部に吐出し、溶媒を蒸発乾燥させて形成することにより、列方向に並ぶ開口部の溶媒の蒸気濃度の均一化を図れるで、均一な膜厚で電荷輸送層を形成し、有機EL表示パネルにおける良好な画像表示性能を期待することができる。
この場合、列方向に隣接する開口部の間における窪み部に対しても液滴を塗布できるため、インクジェットヘッド上においてインクを吐出しないように設定するノズルが生じない。これにより、ノズルの目詰まりを効果的に防止することができる。
また本発明の別の態様として、発光層形成工程において、前記所定角度に配置されたインクジェットヘッドにより前記液滴を吐出することもできる。これにより、基板上の開口部及び窪み部に対するインクジェットヘッドの各ノズルのピッチを正確に合わせることができる。
或いは本発明の別の態様として、前記窪み部の深さの値を、前記バンクの高さ値より大きく前記コンタクトホールの深さ値よりも浅い値とすることもできる。
このように窪み部の深さはある程度自由に設定できるので、インクジェットヘッド側の設定と併せることで、窪み部中に吐出すべきインクの量を調整することが可能である。
ものとした。
(有機EL表示パネル100の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る有機EL表示パネル100の構成を模式的に示す断面図である。
当図に示される有機EL表示パネル100では、RGBのいずれかの色に対応する発光層9を有する有機EL素子11a〜11cをサブピクセル(発光画素)とし、当該3つのサブピクセルの組み合わせを1画素(ピクセル)としている。各有機EL素子11a〜11cはパネル全体において行(X)方向及び列(Y)方向にわたりマトリクス状に隣接配置されている。
TFT基板1(以下、単に「基板1」と称する。)の片側主面には、TFT配線部(TFT層2)、平坦化膜4、下部電極6が順次積層されてなる。
下部電極6の上には、各有機EL素子形成領域(開口部13)を区画するバンク7が形成される。開口部13の内部には発光層9、上部電極(陰極)10が順次積層形成される。
なお、当図には図示しないが、上部電極10の上には公知の封止層が設けられる。封止層は、例えばSiN(窒化シリコン)、SiON(酸窒化シリコン)等の材料で形成され、発光層9が水分や空気等に触れて劣化するのを抑制する。当該封止層も、有機EL素子をトップエミッション型にする場合は、光透過性材料で構成する。
(有機EL表示パネル100の製造方法)
ここでは、先に有機EL表示パネル100の全体的な製造方法を例示する。その後、製造方法中のウェットプロセスについて詳細を説明する。
その後、フォトレジスト法に基づき、TFT層2及び給電電極3の上に絶縁性に優れる公知の有機材料を用いて、厚み約4μmの平坦化膜4を形成する(図4(b))。このとき、後に平坦化膜4の上に形成する下部電極6と給電電極3とを電気接続するためのコンタクトホール5を、列(Y)方向で隣接する各開口部13の間の位置に合わせて形成する。所望のパターンマスクを用いたフォトレジスト法を実施することで、平坦化膜4とコンタクトホール5を同時に形成することができる。なお、当然ながらコンタクトホール5の形成方法はこれに限定されない。例えば、一様に平坦化膜4を形成した後、所定の位置の平坦化膜4を除去して、コンタクトホール5を形成することもできる。
次に、ホール注入層4を反応性スパッタ法で成膜する。具体的には、モリブデンやタングステン等の金属材料をスパッタ源(ターゲット)として用い、スパッタガスとしてアルゴンガス、反応性ガスとして酸素ガスをそれぞれチャンバー内に導入する。これにより、モリブデンやタングステンの酸化物からなるホール注入層4が形成される。
一方、図3の拡大断面図に示すように、窪み部8の深さD2をバンク7の高さHと同一、または精度誤差を考慮して、高さHの95%以内の高さとすることもできる。このように深さD2の深さを比較的浅くすると、図2の構成とは反対に、窪み部8中の溶媒の蒸発時間を短くすることが可能である。
なお、バンク7の形成工程では、さらに、開口部13に塗布するインクに対するバンク7の接触角を調節したり、少なくとも表面に撥水性を付与するために、バンク7の表面を所定のアルカリ性溶液や水、有機溶媒等によって表面処理するか、プラズマ処理を施してもよい。
ここで図11は、前記ウェットプロセスにより基板側に前記インクを塗布した直後の様子を示す部分斜視図である。当図では基板上において、行列(XY)方向に二次元的に開口部13をなすとともに、列(Y)方向に隣接する開口部13の間に窪み部8を設けるようにバンク7を形成した後、各開口部13及び各窪み部8にインクを滴下して塗布し、インク溜まり9x、12xを形成した様子を示す。各インク溜まり9x、12xは、いずれも高速で各開口部13及び各窪み部8に複数のインクの液滴を滴下し、その液滴の総和で形成されている。このようなインク溜まり9x、12xの溶媒を蒸発させて乾燥させると発光層9及び有機層12が形成される(図8(f))。
なお、上部電極10の表面には、SiN(窒化シリコン)、SiON(酸窒化シリコン)等の材料を真空蒸着法で成膜することで、封止層を形成する。
以上の工程を経ることにより全ての有機EL素子11a〜11cが形成され、有機EL表示パネル100が完成する。
次に、前記ウェットプロセスで使用するインクジェット装置システム1000について説明する。
図5は、インクジェット装置システム(以下、「システム」と称する。)1000の主要構成を示す図である。図6は、システム1000の機能ブロック図である。
制御装置15は、CPU150、記憶手段151(HDD等の大容量記憶手段を含む)、表示手段(ディスプレイ)153、入力手段152で構成される。当該制御装置15は、具体的にはパーソナルコンピューター(PC)を用いることができる。記憶手段151には、制御装置15に接続されたインクジェットテーブル20を駆動するための各制御プログラムが格納されている。システム1000の駆動時には、CPU150が入力手段152を通じてオペレータにより入力された指示と、前記記憶手段151に格納された各制御プログラムに基づいて所定の制御を行う。
(インクジェットテーブル20)
インクジェットテーブル20は、いわゆるガントリー式の作業テーブルであって、基台のテーブルの上をガントリー部(移動架台)が一対のガイドシャフトに沿って移動可能に配されている。
(インクジェットヘッド30)
インクジェットヘッド30は公知のピエゾ方式を採用し、図5に示すヘッド部301及び本体部302と、図6に示す制御部300で構成されている。本体部302にはサーボモーター303が内蔵され、インクジェットヘッド30は移動体220に対し、この本体部302において固定されている。ヘッド部301は図5に示すように直方体の外観形状を有し、その上面中央部付近において本体部302のサーボモーター303の軸先端から垂下されている。これにより、当該ヘッド部301の底面に形成された複数のノズル3030(図7参照)が、サーボモーター303の軸回転に応じて固定ステージSTと所定の角度で対向する。
各々のインク吐出機構部は、液室3020及びノズル3030が一体的に形成されたフレーム部3050に対し、前記液室3020を覆うように振動板3040が配設され、その上に圧電素子3010が積層されてなる。個々の圧電素子3010への電圧印加によって、インク吐出機構部はそれぞれ独立に駆動される。
液室3020は吐出される直前のインクを貯留する空間であって、圧電素子3010の駆動により可逆的に体積が縮小・復元する。隣接する液室3020同士は図7(b)のように隔壁3040で区画されている。各々の液室3020の後部はインク流路3060と連通している。このインク流路3060には、ヘッド部301の外部に延出された輸液チューブL1(図5参照)が接続されている。システム1000の駆動時にはこの輸液チューブL1を通じ、不図示のインクタンクからポンプの駆動圧力によりインク流路3060へインクが供給される。これにより液室3020はインクで密に満たされる。
また、インク流路3060も一つに限定されず、ヘッド部301の内部で複数にわたり形成してもよい。この場合、幾つかのインク吐出機構部をグループごとに分け、当該グループごとに別経路でインクを分けて供給する(例えば色や成分が異なるインクを供給する)ようにしてもよい。
圧電素子3010は公知のピエゾ素子であって、例えばチタン酸ジルコン酸鉛等からなる板状の圧電体を一対の電極で挟設した積層体の構成を持つ。一対の電極への通電は、図6に示すように制御部300を介してCPU150に管理され、記憶手段151に格納された所定の制御プログラムに基づき、間欠的にインクが吐出される。具体的には前記一対の電極に対し、数百Hzの駆動周波数で数百μs幅の矩形パルス電圧が印加される。この各々の矩形パルス電圧の立ち上がり時に合わせて圧電素子3010が変形し、これに伴って振動板3040は液室3020の体積が減少または復元するように変形する。この体積減少時にインクがノズル3030から吐出される。なお、前記パルス電圧の波形は矩形に限定されず、ステップ状や一部曲線状を持つ形でもよい。
さらにCPU150は、塗布対象基板が開口部13または窪み部8のそれぞれに対応して、ノズル3030より吐出するインクの量(吐出体積)を調節する。通常、塗布対象基板上の開口部13の体積は、窪み部8への体積よりも大きい。従って開口部13への吐出体積は、窪み部8への吐出体積よりも多く設定する。
また、当然ながら、上記第一の方法(吐出回数制御)及び第二の方法(液滴体積制御)を組み合わせて吐出体積の調整を行うこともできる。
(システム動作について)
以上の構成を有するシステム1000を用い、インクジェット方式によるウェットプロセスを行う場合、まずオペレータは、入力手段152を操作し、塗布対象基板に対し、行(X)方向または列(Y)方向のいずれの方向に沿ってインクジェットヘッド30を走査して塗布を実行するかを設定する。ここでは、まず行(X)方向に沿って塗布を行う(いわゆる横打ちを行う)場合を説明する。オペレータからの入力情報に基づき、CPU150は制御部300を介し、サーボモーター303を一定角度に回転駆動させて、固定ステージSTに対するヘッド部301の角度を設定する。ここで図9は、横打ちを実施する際のインクジェットヘッド30と塗布対象基板との配置関係を示す図である。この図9の例では、ヘッド部301の長手方向をY方向に対して若干傾斜させることで、ノズル3030の塗布ピッチを狭く調節し、全てのノズル3030が開口部13または窪み部8の上方を通過するように(言い換えると、不吐出ノズルを設定しないように)調整し、開口部13または窪み部8へ確実にインクの塗布を行う。塗布対象基板に対するインクジェットヘッド30の角度調整は、当該基板の規格やサイズに合わせて適宜行う。
続いてオペレータは、インクタンクに組成を調整したインクを貯留させ、ポンプを起動させる。これにより輸液チューブL1を通してインクをヘッド部301内の液室3020に密に充填させる。
なお、システム1000において液滴観察装置を用いる場合は、このときノズル3030から吐出されるインクの状態をCCDカメラで撮影し、CPU150によりリアルタイムで表示手段153に表示することができる。オペレータは表示手段153で全てのノズルから正しくインクが吐出されているかを確認し、インクの吐出が安定化するまで吐出を継続させるようにCPU150に指示する。
上記のようにインクを塗布した後、図11に示す各開口部13及び各窪み部8中のインク溜まり9x、12xは、乾燥雰囲気中に載置されて溶媒を蒸発乾燥される。このとき、列(Y)方向で隣接する開口部13では、窪み部8中に存在するインク溜まり12xの溶媒が蒸発することによって、各開口部13の中央領域から列(Y)方向両端部付近にかけ、比較的均一な溶媒の蒸発濃度の雰囲気が形成されて乾燥が進む。このため図19に示した従来の不均一な溶媒の蒸発濃度下で乾燥が進む問題を防止し、特に開口部13の列(Y)方向両端部付近における膜厚が盛り上がるのを抑制することで、全体として膜厚が均一に調整された発光層9を得ることができる。
次にインクの吐出量について例示する。図3のように、バンク7の高さHを1μm程度とし、窪み部8の底面の直径を約20μm、窪み部8の深さD2を1μm程度にそれぞれ設定する場合、窪み部8へのインク量はその頂部が底面から高さ15μm程度に盛り上がる程度に調整する。この場合、インク中の溶媒が完全に乾燥し、インクの体積がシュリンクすることによって、およそ50〜100nm程度の膜厚の有機層12が形成される。ここで、窪み部8の形に追随させてインクをシュリンクさせるには、アクリル樹脂成分を含むインクを用いると好適であることが分かっている。
<実施の形態2>
図12は、実施の形態2における有機EL表示パネル100Aの構成を示す模式的な断面図である。
有機EL表示パネル100Aでは、発光層9の下に、キャリアを良好に発光層9側に輸送して発光効率を高めるための電荷輸送層9aを配設する。この電荷輸送層9aも、発光層9と同様にウェットプロセスで形成されたものである。すなわち電荷輸送層9aは、所定の有機材料(例えばバリウム、フタロシアニン、フッ化リチウム、或いはこれらのいずれかの組み合わせ)と溶媒を含むインクを滴下し、列(Y)方向に沿った溶媒蒸気濃度を均一に調整することで、良好な均一性を有する膜厚で構成されたものである。この電荷輸送層9aを形成した後、その上に実施の形態1と同じ要領で発光層9が形成されている。
ここで図13は、発光層9についてのウェットプロセスを実施した直後のパネルの様子を示す斜視図である。この例でも実施の形態1と同様の原理により、列(Y)方向に沿った各開口部13において、インク乾燥時における溶媒の蒸気濃度の均一化が図られ、膜厚の均一な電荷輸送層9a及び発光層9が形成される。このため、有機EL表示パネル100A全体では発光ムラの少ない有機EL素子11a〜11cを用いることで、優れた画像表示性能が発揮される。また、インクジェットヘッド30におけるノズル3030の目詰まりも、実施の形態1と同様に良好に防止され、生産効率の維持向上を期待することができる。
<実施の形態3>
図14は、実施の形態3における有機EL表示パネル100Bの構成を示す模式的な断面図である。
このような構成においても、発光層9の形成工程におけるインクジェット方式によるウェットプロセスにおいて、開口部13及び窪み部8に同じインクを滴下することで、インクの乾燥時における溶媒の蒸気濃度の均一化が図られ、均一な膜厚の発光層9を形成できる。
このように本発明は、コンタクトホール5を利用しない(もしくはコンタクトホール5を形成しない)構成の有機EL表示パネル100Bにおいても、バンク7の上面に窪み部8を形成することで適用が可能である。
まず、実施の形態1と同様の要領で基板1の表面にTFT層2を形成し(図16(a))、その表面に一様に平坦化膜4を形成する(図16(b))。さらに、平坦化膜4の表面に沿って、所定のパターンで下部電極6を構成する(図16(c))。
次に、フォトレジスト法に基づき、開口部13及び窪み部8を設けるように、バンク7を形成する。本実施の形態3では、窪み部8をバンク7のパターニングだけで形成する。従って、ハーフトーンマスク等を用い、列(Y)方向で隣接する開口部13の間のバンク7の上面に窪み部8を形成する(図16(d))。このように、窪み部8は、実際にはコンタクトホール5を利用しなくてもハーフトーンマスク等の利用によって比較的簡単に形成できるため、実施の形態3は実施の形態1に比べても遜色のない良好な実現性を有している。
なお、実施の形態3においても、実施の形態2の構成と製造方法に従い、膜厚が均一な電荷輸送層9aを設け、その上に発光層9を設けてもよい。
<その他の事項>
上記実施の形態では、作業テーブルとしてインクジェットテーブル20を用いる例を示したが、本発明はこれに限定しない。例えばインクジェットヘッド30の各位置を固定し、塗布対象基板をXYテーブルに載置して、前記インクジェットヘッド30に対して相対的に塗布対象基板を移動させることにより、インクを塗布することもできる。
2 TFT層
3 給電電極
4 平坦化膜
5 コンタクトホール
6 下部電極(陽極)
7 バンク
8 窪み部
9x、12x インク溜まり部
9 発光層
10 上部電極(陰極)
11a〜11c 有機EL素子(サブピクセル)
12 発光層材料からなる有機層
12a ホール輸送層材料からなる有機層
13 開口部(有機EL素子形成領域)
15 制御装置
20 インクジェットテーブル
30 インクジェットヘッド
100、100A、100B 有機EL表示パネル
150 CPU
151 記憶手段(メモリ)
152 表示手段(ディスプレイ)
200 基台
206、300 制御部
210 ガントリー部
220 移動体
301 ヘッド部
302 本体部
303 サーボモーター
1000 インクジェット装置システム
3010、3010a〜3010e 圧電素子(ピエゾ素子)
3020、3020a〜3020e 液室
3030、3030b〜3030d ノズル
3050 フレーム部
3060 インク流路
Claims (13)
- 基板を準備する工程と、
前記基板上にTFT層を形成する工程と、
前記TFT層の上方に平坦化膜を形成する工程と、
前記平坦化膜の上方に形成される電極層と前記TFT層とのコンタクト用の孔であるコンタクトホールを前記平坦化膜に形成するコンタクトホール形成工程と、
有機EL素子形成領域を区画する開口部を複数個にわたり行列方向に配列し、このうち列方向に配列された前記複数個の開口部間に前記コンタクトホールが配置されるように、少なくとも表面が撥液性のバンクを前記平坦化膜の上方に形成し、前記コンタクトホールの上方を覆う前記バンクの上面に前記コンタクトホールの窪みに追従させて窪み部を形成するバンク及び窪み部形成工程と、
複数のノズルを配置したインクジェットヘッドと前記基板を相対移動させながら、一開口部に対し前記複数のノズルの中の所定数のノズルから有機材料及び溶媒を含む液滴を吐出し、溶媒を蒸発乾燥させて前記一開口部内に発光層を形成する発光層形成工程と、を含み、
バンク及び窪み部形成工程において、前記窪み部の底面を前記電極層の上面よりも下側に形成し、
発光層形成工程において、前記複数のノズルのうち、前記複数個の開口部間に位置するノズルから、前記液滴を前記窪み部に吐出することで、全ノズルから液滴を吐出する
有機EL表示パネルの製造方法。 - 平坦化膜を形成する工程と、コンタクトホール形成工程とを同時に行う、
請求項1記載の有機EL表示パネルの製造方法。 - コンタクトホール形成工程後バンク及び窪み部形成工程前において、前記平坦化膜の上方に電極層を形成する、
請求項1記載の有機EL表示パネルの製造方法。 - 前記一窪み部に対する前記液滴の総量を、前記一開口部に対する前記液滴の総量よりも少なくする、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の有機EL表示パネルの製造方法。 - 前記一窪み部に吐出する液滴の吐出回数を、前記一開口部に吐出する液滴の吐出回数よりも少なくする、
請求項4に記載の有機EL表示パネルの製造方法。 - 前記窪み部に吐出する一液滴当たりの吐出体積を、前記開口部に吐出する一液滴当たり吐出体積よりも小さくする、
請求項4に記載の有機EL表示パネルの製造方法。 - バンク及び窪み部形成工程後、発光層形成工程前において、 前記複数のノズルを配置したインクジェットヘッドにより、一開口部に対し前記複数のノズルの中の所定数のノズルから有機材料及び溶媒を含む液滴を吐出し、溶媒を蒸発乾燥させて、前記一開口部内に電荷輸送層を形成する電荷輸送層形成工程を含み、
電荷輸送層形成工程において、前記複数のノズルのうち、前記複数個の開口部の間の位置に対応するノズルから、前記液滴を前記窪み部に吐出する、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の有機EL表示パネルの製造方法。 - 前記インクジェットヘッドを、前記複数のノズルが前記列方向に配列された前記基板上の各開口部に対応して並ぶように配置し、
当該インクジェットヘッドを行方向に移動させ、行列方向に配列された前記複数の開口部に前記液滴を吐出する、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の有機EL表示パネルの製造方法。 - 前記ノズルの各々が、列方向に沿って前記窪み部の各々の上方を通過するように、前記インクジェットヘッドを列方向に対して所定角度で配置する、
請求項8に記載の有機EL表示パネルの製造方法。 - 発光層形成工程において、前記所定角度に配置されたインクジェットヘッドにより前記液滴を吐出する、
請求項9に記載の有機EL表示パネルの製造方法。 - 前記インクジェットヘッドを、前記複数のノズルが前記行方向に配列された前記基板上の各開口部に対応して並ぶように配置し、当該インクジェットヘッドを列方向に移動させ、行列方向に配列された前記複数の開口部に前記液滴を吐出する、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の有機EL表示パネルの製造方法。 - 前記バンクおよび窪み部形成工程では、前記窪み部の深さを前記バンクの高さよりも大きくなるように形成する、
請求項1記載の有機EL表示パネルの製造方法。 - 前記バンクおよび窪み部形成工程では、前記窪み部の深さを前記バンクの高さよりも小さくなるように形成する、
請求項1記載の有機EL表示パネルの製造方法。
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