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JP5618771B2 - 定着装置 - Google Patents

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JP5618771B2 JP2010252471A JP2010252471A JP5618771B2 JP 5618771 B2 JP5618771 B2 JP 5618771B2 JP 2010252471 A JP2010252471 A JP 2010252471A JP 2010252471 A JP2010252471 A JP 2010252471A JP 5618771 B2 JP5618771 B2 JP 5618771B2
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Description

本発明は、複写機やレーザービームプリンタ等の画像形成装置に用いられる定着装置に関するものである。
電子写真方式の複写機やレーザービームプリンタ等の画像形成装置には、記録材上に形成したトナー像を加熱および加圧することにより定着させる定着装置が搭載されている。定着装置の加熱方式について、例えばハロゲンヒータ等を内包した円筒体を用いた熱ローラ方式のほか、最近では定着装置の省電力化を実現できる加熱方式として、フィルム加熱方式が提案されている。
フィルム加熱方式の定着装置は、耐熱樹脂や金属をベースにした筒状ベルト(以下、定着スリーブと記す)と、その内面に接触摺動するセラミック等からなる加熱体により摺動ニップ部(以下、内面ニップ部または熱伝達ニップ部と記す)を形成し、定着スリーブを介した加圧部材からの加圧により圧接ニップ部(以下、定着ニップ部と記す)を形成したものが挙げられる。この定着ニップ部に、トナー像を保持させた記録材を狭持搬送して通過させることにより、トナー像が記録材上に定着される。フィルム加熱方式を用いた定着装置は、定着ニップ部周辺を集中的に加熱しうる構成のため、熱ローラ方式の定着装置に対して省電力化、ウェイトタイム短縮化(クイックスタート性)が可能である。
また、画像形成装置に使用される記録材の種類は多岐にわたっている。オフィス等で一般的に使用される、いわゆる普通紙のほか、封筒のように用紙が折り重なっているメディア、坪量60g/m以下の薄紙等も画像形成装置の記録材として用いられている。
上述のような封筒や薄紙のようなメディアに対応して、特許文献1のように加圧力が可変の定着装置が提案されている。
特開2007−128037号公報
しかしながら、前述のフィルム加熱方式の定着装置として、特に金属のように剛性が大きめの部材で形成した定着スリーブを搭載する定着装置において、メディアに応じて加圧力を可変にした場合、軽圧時に前記定着ニップ部の領域幅が狭くなるのはもとより、前記内面ニップ部の領域幅も狭くなることに起因して、加熱体からの熱伝達効率が悪化しやすかった。すなわち、封筒シワ防止やカール防止のためにフィルム加熱方式の定着装置の加圧力を軽圧化すると、メディアの定着に際する熱効率が悪化しやすいという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、加圧力が可変な定着装置において、軽圧時における加熱体からの熱伝達効率の悪化を防止することによって、定着装置の品質や信頼性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の好適な実施形態は、筒状のベルトと、細長い基板と、前記基板の上に前記基板の長手方向に沿って形成された第1の発熱抵抗体及び第2の発熱抵抗体と、を有し、前記ベルトの内面に接触するヒータと、トナー像を担持した記録材を搬送して加熱するためのニップ部を前記ヒータと共に前記ベルトを介して形成するバックアップローラと、前記ニップ部の圧力を第1の圧力と、前記第1の圧力よりも小さい第2の圧力と、に調整するための圧力調整部と、を備え、前記ニップ部の圧力を前記第1の圧力に設定して定着処理を行う第1の定着処理モードと、前記ニップ部の圧力を前記第2の圧力に設定して定着処理を行う第2の定着処理モードと、を実行可能である定着装置において、前記第1の発熱抵抗体は、前記基板の長手方向において、端部の単位長さ当たりの抵抗値が中央部よりも低く、前記第1の定着処理モードの時、記録材の搬送方向において、前記第1の発熱抵抗体と、前記第2の発熱抵抗体と、の全てが前記ヒータと前記ベルトとが接触する接触領域内に入り、前記第2の定着処理モードの時、記録材の搬送方向において、前記第1の発熱抵抗体の全てが前記接触領域内に入り且つ前記第2の発熱抵抗体の少なくとも一部が前記接触領域から食み出ることを特徴とする。
更に、本発明の他の実施形態は、筒状のベルトと、細長い基板と、前記基板の上に前記基板の長手方向に沿って形成された第1の発熱抵抗体及び第2の発熱抵抗体と、を有し、前記ベルトの内面に接触するヒータと、トナー像を担持した記録材を搬送して加熱するためのニップ部を前記ヒータと共に前記ベルトを介して形成するバックアップローラと、前記ニップ部の圧力を第1の圧力と、前記第1の圧力よりも小さい第2の圧力と、に調整するための圧力調整部と、を備え、前記ニップ部の圧力を前記第1の圧力に設定して定着処理を行う第1の定着処理モードと、前記ニップ部の圧力を前記第2の圧力に設定して定着処理を行う第2の定着処理モードと、を実行可能である定着装置において、前記第1の発熱抵抗体は、前記基板の長手方向において、前記第2の発熱抵抗体よりも長さが短く、前記第1の定着処理モードの時、記録材の搬送方向において、前記第1の発熱抵抗体と、前記第2の発熱抵抗体と、の全てが前記ヒータと前記ベルトとが接触する接触領域内に入り、前記第2の定着処理モードの時、記録材の搬送方向において、前記第1の発熱抵抗体の全てが前記接触領域内に入り且つ前記第2の発熱抵抗体の少なくとも一部が前記接触領域から食み出ることを特徴とする。
第2の定着モードにおいても、ヒータからの熱が効率よく記録材へ伝達できる。
実施例1における画像形成装置10の概略断面図 実施例1における定着装置12の概略断面図 実施例1におけるヒータ16の断面図および平面図 実施例1におけるヒータ16の長手発熱分布の概略図 実施例1における加圧機構と各定着モードにおける状態図 実施例1における内面ニップNaの周辺部 実施例2におけるヒータ50の平面図、及び内面ニップNaの周辺部 実施例3におけるヒータ60の平面図、及び内面ニップNaの周辺部 実施例3におけるその他例としてのヒータ65の平面図 実施例4におけるヒータ70の平面図、及び内面ニップNaの周辺部
(実施例1)
以下に図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対的な位置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲を以下の形態に限定する趣旨のものではない。
(1)多色画像形成装置の全体構成
まず、本実施形の形態に係る画像形成装置の全体構成について図1を用いて説明する。図1は画像形成装置の一例であるフルカラーレーザープリンタ(以後、プリンタ10という)の全体構成を示す概略断面図である。本実施例の画像形成装置である、フルカラーレーザービームプリンタについて説明する。なお、本実施例として、感光体ドラムを複数備えたフルカラーレーザービームプリンタを取り上げたが、本発明はこれに限らず、感光体ドラムを一つ備えたモノクロの複写機、プリンタにも適用することができる。
プリンタ10の下部には、カセット11が引き出し可能に収納されている。カセット11に記録材Pを積載収容し、記録材Pはピックアップローラ13により給紙カセット11から給送され、フィード・リタードローラ対14により1枚毎に分離され、レジストローラ15に給送されるようになっている。
プリンタ10はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色ごとに対応する画像形成ステーション7Y、7M、7C、7Kを、横一列に並設してなる画像形成手段としての画像形成部7を備えている。画像形成部7には、像担持体である感光体ドラム1Y、1M、1C、1K(以後感光体ドラム1で統一)、感光体ドラム1の表面を均一に帯電する帯電装置2Y、2M、2C、2K、感光体ドラム1上の静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4Y、4M、4C、4K、感光体ドラム1上のトナー像を静電転写ベルト29に転写する一次転写部8Y、8M、8C、8K(以後一次転写部8で統一)が配設されている。画像形成部7の下側には、感光体ドラム1上に静電潜像を形成するために、画像情報に基づいてレーザービームを照射するスキャナユニット3YMおよび3CKが配置されている。
一次転写部8でトナー像Tが転写された転写ベルト29のトナー像Tは、二次転写部31で記録材Pに転写される。その後、定着装置12を通過することによって、トナー像Tは記録材P上に固着定着される。その後、排出ローラ対32に搬送される。排出ローラ対32を通過後、記録材Pは記録材積載部33に排出される。
なお、本実施例におけるプリンタ10における記録材Pの通紙可能幅は、搬送方向に直交する方向(以下、長手方向と記す)76mm〜297mmであり、プリンタ10の通紙基準は、記録材Pの搬送方向に直交する方向に対して略中央(以下、中央基準と記す)である。
(2)定着装置
次に、本実施例における定着装置12について、図2を用いて説明する。本例の定着装置12は、フィルム加熱方式であり、加圧用回転体駆動方式(テンションレスタイプ)の加熱装置である。
20は定着スリーブ(筒状のベルト部材)である。この定着スリーブ20は後で詳述する。22は加圧ローラ(バックアップ部材)である。17は加熱体保持部材としての横断面略半円弧状樋型の耐熱性・剛性を有するヒータホルダ、16はヒータであり、ヒータホルダ17の下面に該ホルダの長手に沿って配設してある。定着スリーブ20はこのヒータホルダ17にルーズに外嵌させてある。ヒータ16はセラミックヒータである。
ヒータホルダ17は、耐熱性の高い液晶ポリマー樹脂で形成し、ヒータ16を保持し、定着スリーブ20をガイドする役割を果たす。本実施例においては、液晶ポリマーとして、デュポン社のゼナイト7755(商品名)を使用した。ゼナイト7755の最大使用可能温度は、約270℃である。
加圧ローラ22は、ステンレス製の芯金に、射出成形により、厚み約3mmのシリコーンゴム層を形成し、その上に厚み約40μmのPFA樹脂チューブを被覆してなる。本実施例における加圧ローラ22の外径を25mmとした。この加圧ローラ22は芯金の両端部を装置フレーム24の不図示の奥側と手前側の側板間に回転自由に軸受保持させて配設してある。この加圧ローラ22の上側に、前記のヒータ16・ヒータホルダ17・定着スリーブ20等から成る定着スリーブユニットをヒータ16側を下向きにして加圧ローラ22に並行に配置し、ヒータホルダ17の両端部を後述の加圧機構により、最大で片側147N(15kgf)、総圧294N(30kgf)の力で加圧ローラ22の軸線方向に付勢することで、ヒータ16の下向き面を定着スリーブ20を介して加圧ローラ22の弾性層に該弾性層の弾性に抗して所定の押圧力をもって圧接させ、加熱定着に必要な所定幅の定着ニップ部Nを形成させてある。加圧機構は後述するように、自動圧可変機構(圧力調整機構)を有し、通紙メディアに応じて加圧力の変更が可能である。23と26は装置フレーム24に組付けた入り口ガイドと定着排紙ローラである。入り口ガイド23は、二次転写ニップを抜けた記録材Pが、定着ニップ部Nに正確にガイドされるよう、転写材を導く役割を果たす。本実施例の入り口ガイド23は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂により形成されている。
加圧ローラ22は不図示の駆動手段により矢印の反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。この加圧ローラ22の回転駆動による該加圧ローラ22の外面と定着スリーブ20との、定着ニップ部Nにおける圧接摩擦力により円筒状の定着スリーブ20に回転力が作用して該定着スリーブ20がその内面側がヒータ16の下向き面に密着して摺動しながらヒータホルダ17の外回りを矢印の時計方向に従動回転状態になる。定着スリーブ20内面にはグリスが塗布され、ヒータホルダ17と定着スリーブ20内面との摺動性を確保している。
加圧ローラ22が回転駆動され、それに伴って円筒状の定着スリーブ20が従動回転状態になり、またヒータ16に通電がなされ、該ヒータ16が昇温して所定の温度に立ち上げ温調された状態において、定着ニップ部Nの定着スリーブ20と加圧ローラ22との間に未定着トナー像を担持した記録材Pが入り口ガイド23に沿って案内されて導入され、定着ニップ部Nにおいて記録材Pのトナー像担持面側が定着スリーブ20の外面に密着して定着スリーブ20と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送されていく。この挟持搬送過程において、ヒータ16の熱が定着スリーブ20を介して記録材Pに付与され、記録材P上の未定着トナー像が記録材P上に加熱・加圧されて溶融定着される。定着ニップ部Nを通過した記録材Pは定着スリーブ20から曲率分離され、定着排紙ローラ26で排出される。
図3にヒータ16の断面図と平面図を記す。ヒータ16は下記の構成を有する。
(1)通紙方向と直交する方向を長手とする横長平板状のセラミック基板41(本実施例では長手方向370mm、短手方向10mm、厚み方向0.6mm)、
(2)上記のセラミック基板41の一面側に長手に沿ってスクリーン印刷により線状あるいは帯状に塗工した、電流が流れることにより発熱する銀パラジウム(Ag/Pd)等を含んだ導電ペーストの、厚み10μm程度、幅1mm程度の抵抗発熱体層(発熱体パターン)42および43(本実施例では長手方向303mm)、
(3)上記の抵抗発熱体層42および43に対する給電パターンとして、同じくセラミック基板41の一面側に銀ペースト等のスクリーン印刷によりパターン形成した、電極部44(図4)
(4)抵抗発熱体層42および43の保護と絶縁性を確保するための、厚み30μm程度の薄肉のガラスコート45、
(5)セラミック基板41の他面側で、定着スリーブ20の接触面に当る箇所に設けたポリイミドからなる摺動層46
図4は、ヒータ16の抵抗発熱体層42、43それぞれに所定の通電をしたときの長手発熱分布を示す。抵抗発熱体層は2本の発熱体42(第1の発熱体パターン)と43(第2の発熱体パターン)からなり、発熱体42は通紙基準である長手中央から端部にかけて連続的に発熱量が小さくなるように(単位長さ当りの発熱量が徐々に小さくなるように)形成した発熱体である。一方、発熱体43は長手中央から端部にかけて連続的に発熱量が大きくなるように形成した発熱体である。
上記ヒータ16の電極部44(44a、44b、44c)には給電用コネクタが装着される。ヒータ駆動回路部から上記の給電用コネクタを介して電極部44に給電されることで抵抗発熱体層42および43が発熱してヒータ16が迅速に昇温する。本実施例においては、44cを共通電極とし、44aを介して発熱体42を発熱させ、44bを介して発熱体43を発熱させており、それぞれの発熱体42、43は不図示のヒータ駆動回路により独立駆動される。紙サイズに応じて発熱体42と発熱体43の点灯時間比率を制御することにより、長手方向の幅が76mm〜297mmの紙サイズに対応させつつ定着装置の非通紙部昇温を効果的に抑えることができる。
通常使用においては、加圧ローラ22の回転開始とともに、定着スリーブ20の従動回転が開始し、ヒータ16の温度の上昇とともに、定着スリーブ20内面温度も上昇していく。ヒータ16への通電は、PID制御によりコントロールされ、定着スリーブ20の内面温度、すなわち、スリーブサーミスタ18の検知温度が目標値になるように、入力電力が制御される。
本実施の形態において、定着スリーブ20はベルト状部材に弾性層を設けてなる円筒状(エンドレスベルト状)の部材であり、具体的には、基材として内径が24mm、厚み30μmの円筒状に形成したSUS等の金属エンドレスベルト(ベルト基材)上に、厚み約300μmのシリコーンゴム層(弾性層)を形成した上に、厚み30μmのPFA樹脂チューブ(最表層)を被覆してなる。
図5は本実施例の加圧機構を説明する図である。本実施例における加圧機構は、位置が固定された定着フレーム24と加圧ローラ22に対して、加圧バネ81からのバネ力を、加圧板82、フランジ83、ヒータホルダ17、ヒータ16、定着スリーブ20を順に介して加圧ローラ22の外面に加圧されている。具体的には、定着フレーム24と加圧板82の間に設置した加圧バネ81により、ヒータホルダ17を長手両側から支持しているフランジ83を、ヒータ16と定着スリーブ20を介して加圧ローラ側に加圧している。
84は圧力調整機構としてのカム部材である。このカム部材84は、手前側と奥側の加圧板82において、加圧板82を中にして加圧バネ81と対向する側に配設してある。手前側と奥側のカム部材84は同じ大きさと形状であり、定置軸であるカム軸85に同じ位相で固着して配設してある。カム軸85は回転自由に軸受保持されており、不図示のモータにより回転・停止される。
図5(a)ではカム部材84が加圧板82と接触しておらず、加圧力が最大となる状態となっている(第1加圧状態)。本実施例における第1加圧状態の加圧力は総圧294N(30kgf)である。図5(a)の状態からカム軸85を90°回転させてカム部材84を図5(b)のような状態にすることにより、加圧板82が押し上げられて第1加圧状態よりも加圧力を低く設定することができる(第2加圧状態)。本実施例における第2加圧状態の加圧力は総圧147N(15kgf)である。さらに図5(b)の状態からカム軸85を90°回転させてカム部材84を図5(c)のような状態にすることにより加圧板82がさらに押し上げられて加圧力をより低く設定することができる(第3加圧状態)。
本実施例では、オフィス等で一般的に使用される普通サイズ紙を印刷する場合を通常プリント時とし、通常プリント時は第1の定着モード(定着ニップ部に掛る圧力を第1の圧力に設定)で定着処理する。また、比較的長手幅の狭いメディアとしての封筒をプリントする場合にはシワ発生を防止するため第2の定着モード(定着ニップ部に掛る圧力を第2の圧力に設定)で定着処理する。また、ジャム処理時や本体電源をOFFする場合には第3加圧状態に設定する。このように、定着装置は、ヒータと、内周面にヒータが接触するベルト部材と、ベルト部材を介してヒータと共に記録材を定着処理する定着ニップ部を形成するバックアップ部材と、定着ニップ部に掛かる圧力を第1の圧力と前記第1の圧力よりも低い第2の圧力に設定できる圧力調整機構と、を有し、第1の圧力で定着処理する第1の定着モードと第2の圧力で定着処理する第2の定着モードを実行可能である。
図6は、本実施例における定着装置12内の圧接ニップ周辺部について説明する図である。定着装置12内の圧接ニップ部としては、ヒータ16と定着スリーブ20との圧接部でヒータ16から定着スリーブ20への熱伝達経路としての熱伝達ニップ部(ヒータとベルト部材の接触領域)である内面ニップ部Naと、定着スリーブ20と加圧ローラ22との圧接部である定着ニップ部Nが形成されている。内面ニップNaと定着ニップ部Nの領域範囲は、ヒータ16とヒータホルダ17の位置関係、定着スリーブ20の剛性、加圧ローラ22の弾性、そして上述の加圧機構による加圧力によって決定される。
本実施例の定着スリーブ20のようなSUS基材の場合、その剛性により、圧接ニップ部付近において図6のような屈曲形状をなして各圧接ニップ部を形成する。したがって一般的には定着ニップ部Nの領域範囲よりも内面ニップ部Naの領域範囲のほうが狭くなる。
図6(a)は、前述の第1の定着モードにおける内面ニップ部Na1と周辺部材の位置関係を示している。図に示すように、第1の定着モードにおいてはヒータ16の発熱体42、43の全部を内面ニップ部Na1の領域範囲内に収まるように構成している。本実施例においては、内面ニップ部Na1の幅は5mm、定着ニップN1は9mmとした。定着ニップ部N1と内面ニップ部Na1は略対称な位置関係になっている。また、ヒータ16の発熱体42、43の幅はそれぞれ約1mm、発熱体間の間隔は0.5mmに対して、本実施例では発熱体43から内面ニップ部Na1の境界までの最短距離を0.5mmとした。
図6(b)は、前述の第2の定着モードにおける内面ニップ部Na2と周辺部材の位置関係を示している。図に示すように、第2の定着モードにおいてはヒータ16の発熱体42の全部が内面ニップ部Na2の領域範囲内に収まるように構成されていると同時に、発熱体43の一部または全部がNa2から外れるように構成されている。本実施例においては、内面ニップ部Na2の幅は3mm、定着ニップN2は6mmとした。定着ニップ部N2と内面ニップ部Na2は略対称な位置関係になっている。また、ヒータ16の発熱体42、43の幅はそれぞれ約1mm、発熱体間の間隔は0.5mmに対して、発熱体43は内面ニップ部Na2から0.8mm外れている。このように、ヒータは第1の発熱体パターンと第2の発熱体パターンを有し、定着ニップ部に掛かる圧力を第1の圧力に設定している時、第1の発熱体パターンと第2の発熱体パターンの全てが前記ヒータと前記ベルト部材の接触領域内に入っており、前記定着ニップ部に掛かる圧力を前記第2の圧力に設定している時、前記第1の発熱体パターンはその全てが前記接触領域内に入っているが、前記第2の発熱体パターンは少なくともその一部が前記接触領域からはみ出ている。
次に各定着モードにおけるヒータ16の発熱制御を説明する。
(1)第1の定着モード時
通常プリント時としての第1定着モードにおいては、ヒータ16の発熱体42と発熱体43を両方点灯させることにより、長手方向の発熱分布を略フラットとしてプリントさせる。前述の内面ニップ部Na1の領域範囲内に発熱体42と43が全部収まっており、発熱体42、43からの熱はNa1を介して効率よく定着スリーブ20へ、更には記録材Pへ伝達され、記録材P上のトナー像Tが定着される。
(2)第2定着モード時
封筒プリント時としての第2定着モードにおいては、ヒータ16の発熱体42を点灯させ、発熱体43を点灯させないことにより、長手方向の発熱分布を中央高としてプリントさせる。発熱体42については、その全部が前述の内面ニップ部Na2の領域範囲内に収まっているため、発熱体42からの熱はNa2を介して定着スリーブ20へ、さらには封筒としての記録材Pへ効率よく伝達される。一方、発熱体43は、その一部または全部が内面ニップ部Na2から外れている。この状態で発熱体43を発熱体42と同程度の点灯時間比率で発熱させた場合、Na2の外側の熱は定着スリーブ20側へ伝達されにくく、ヒータ16自身やヒータホルダ17側等、記録材P以外への熱伝達比率が大きくなるため、記録材Pへの定着効率という点において熱効率が悪くなる。本実施例においては、内面ニップ部Na2から外れている発熱体43を点灯させないため、熱効率が悪化しにくい。
表1は、雰囲気温度30℃/相対湿度80%環境において封筒を印刷する際、各定着モードと発熱制御の組み合わせによる、封筒上のトナー像Tが定着するためのサーミスタ18制御温度、封筒シワの発生頻度、定着装置の平均消費電力の比較表である。
Figure 0005618771
表1のように、実施例1は封筒シワの発生はなく、且つ、消費電力も低くできる。それに対して比較例1は高い加圧力で封筒を通紙するため封筒シワが発生しやすい。比較例2は軽圧化しているため封筒シワの発生はないが、前述のように発熱体43からの熱が封筒へ伝達しにくいため熱効率が悪く、消費電力は低くできない。
以上、軽圧時における内面ニップに対する発熱体の配置と発熱制御を本実施例のように構成することにより、軽圧時における封筒シワと定着熱効率の良化を両立できる。なお、本実施例においては、ヒータ16の発熱体42、43を基材41に対して内面ニップNa側と反対側に配置した例(裏面発熱)を示したが、本発明はこれに限らず、発熱体42、43を基材41に対して内面ニップNa側に配置した例(表面発熱)でもよい。また、第2定着モード時における発熱体43の発熱制御について、全く点灯させない例を示したが、発熱体42の点灯時間に対して発熱体43の点灯時間を短くすれば同様の効果が得られる。その他、技術思想内においてあらゆる変形が可能である。
(実施例2)
本発明による作用効果は、以下に示す実施例2の構成によっても達成される。本実施例における定着装置は、ヒータ50の発熱体53を分岐させ、発熱体52の上下流位置に配置したことを特徴とした例であり、その他の構成は実施例1と同様であるため詳細な説明を省く。
図7に本実施例におけるヒータ50の平面図、及び内面ニップ周辺の概略断面図を示す。ヒータ50上の発熱体52、53(53a、53b)の配置について、長手中央から端部にかけて連続的に発熱量が小さくなるように形成した発熱体52の上下流位置に、長手中央から端部にかけて連続的に発熱量が大きくなるように形成した発熱体53a、53bを並列回路として形成している。
そして、内面ニップNaと発熱体52、53との位置関係について、図7(b)に示すように、第1の定着モードにおいてはヒータ50の発熱体52、53a、53bの全部を内面ニップ部Na1の領域範囲内に収まるように構成している。また、図7(c)に示すように、第2の定着モードにおいてはヒータ50の発熱体52の全部が内面ニップ部Na2の領域範囲内に収まるように構成されていると同時に、発熱体53a、53bの一部または全部がNa2から外れるように構成されている。
本実施例において、第1の定着モードにおける内面ニップ部Na1の幅は5mmであり、発熱体52、53a、53bの幅はそれぞれ約1mm、発熱体間の間隔は0.5mm、発熱体52、53から内面ニップ部Na1の境界までの距離の最短値は0.5mmである。第2の定着モードにおける内面ニップ部Na2の幅は3mmであり、発熱体52、53a、53bの幅はそれぞれ約1mm、発熱体間の間隔は0.5mmに対して、発熱体53a、53bは内面ニップ部Na2から0.75mm外れている。
各定着モードにおける発熱体52と発熱体53(53a、53b)の駆動方法については実施例1と同様、電極部54a、54b、54cを介して発熱体52、53に対して独立に通電発熱可能になっている。
本実施例のように、発熱体を分岐させることにより、第1の定着モードにおける内面ニップNa1の領域内の広い範囲で発熱体52、53からの熱を伝達させることが可能になる。これにより、第1の定着モード時における記録材Pへの定着熱効率が向上する。また、軽圧モードとしての第2の定着モードにおいては実施例1と同様の効果を得ることができる。なお、本実施例においては発熱体53a、53bを並列回路として形成した例について説明したが、本発明はこれに限らず、53a、53bを直列回路として形成した例でもよい。
(実施例3)
本発明による作用効果は、以下に示す実施例3の構成によっても達成される。本実施例における定着装置は、ヒータ60の発熱体として、通常プリント用発熱体62と封筒専用発熱体63を形成したことを特徴とした例であり、その他の構成は実施例1と同様であるため詳細な説明を省く。
図8に本実施例におけるヒータ60の平面図を示す。通常プリント用発熱体62(62a、62b)は、長手方向において略フラットに発熱させるように構成され、A3通紙幅である297mmを定着可能な長さ、本実施例においては303mmで形成されている。一方、封筒専用発熱体は、長手方向の長さを短くし、通紙基準である長手中央に対して、例えばB5封筒の幅である176mmを定着可能な長さ(本実施例においては182mm)で形成してある。各定着モードにおける発熱体62(62a、62b)と発熱体63の駆動方法については実施例1と同様、電極部64a、64b、64cを介して発熱体62、63に対して独立に通電発熱可能になっている。
各定着モードにおける発熱体62、63の発熱制御については、通常プリントとしての第1の定着モードにおいては通常プリント用発熱体62を使用し、封筒プリントとしての軽圧モード、第2の定着モードにおいては封筒専用発熱体63を使用するような発熱制御をおこなう。
本実施例のように、封筒専用発熱体63の長手方向長さを封筒の幅程度に短くすることにより、封筒通紙時の軽圧な第2の定着モードにおいて、封筒の非通紙部における無駄な発熱領域を減らせるため、第2の定着モードにおける消費電力を更に低く抑えることが可能となる。なお、本実施例においては通紙基準が長手中央である例を示したが、本発明はこれに限らず、通紙基準が長手端部の場合でも、それに応じた発熱体の長手配置により適用できる。また、本実施例のヒータとして、図9に示すヒータ65のように封筒専用発熱体68として、通紙基準から長手端部にかけて発熱量が小さくなる発熱体を用いてもよい。
(実施例4)
本発明による作用効果は、以下に示す実施例4の構成によっても達成される。本実施例における定着装置は、ヒータ70の発熱体として、通常プリント用発熱体72とカール防止用発熱体73を形成したことを特徴とした例であり、その他の構成は実施例1と同様であるため詳細な説明を省く。
図10に本実施例におけるヒータ70の平面図を示す。本実施例におけるヒータ70は、通常プリント用発熱体72とカール防止用発熱体73がともに、長手にわたって略フラットな発熱分布を有している。そして、本実施例では、薄紙等のカール防止モードとして軽圧な第2の定着モードを用いている。その理由は、第2の定着モード時の定着ニップN2の領域範囲を第1の定着モード時の定着ニップN1のそれより狭くすることにより、記録材Pに対する過剰な熱供給を抑えることができるため、定着装置を通過することによる記録材Pの変形すなわちカールを防止できる。本実施例において、定着ニップ部N1を9mm、N2を6mmとした。
各定着モードにおける発熱体72(72a、72b)と発熱体73の駆動方法については実施例1と同様、電極部74a、74b、74cを介して発熱体72、73に対して独立に通電発熱可能になっている。発熱制御としては、普通紙プリントモードとしての第1の定着モード時は、発熱体72のみあるいは発熱体72と73の両方を点灯させ、薄紙等のカール防止モードとしての軽圧な第2の定着モード時は、発熱体73を点灯させる。
本実施例のように、薄紙等のカール防止モードとして軽圧な第2の定着モードを用い、且つ、内面ニップNa2から一部あるいは全部が外れた発熱体72の点灯を抑えることによって、カール防止モードにおける定着熱効率の悪化を防止できる。
なお、本実施例においては通常プリント用発熱体72を、カール防止用発熱体73の上下流の両方に配置したが、本発明はこれに限らず、上下流のうち片方に配置してもよい。その他、技術思想内においていかなる変形も適用される。また、第2の定着モード時に発熱体73のみを点灯させる例を示したが、本発明はこれに限らず、発熱体72と73の両方を点灯させ、第1の定着モードより発熱体72の点灯時間比率を小さくさせても同様の効果が得られる。
10 プリンタ本体
16、50、60、70 ヒータ
Na1 第1の定着モードにおける内面ニップ部
Na2 第2の定着モードにおける内面ニップ部

Claims (5)

  1. 筒状のベルトと、
    細長い基板と、前記基板の上に前記基板の長手方向に沿って形成された第1の発熱抵抗体及び第2の発熱抵抗体と、を有し、前記ベルトの内面に接触するヒータと、
    トナー像を担持した記録材を搬送して加熱するためのニップ部を前記ヒータと共に前記ベルトを介して形成するバックアップローラと、
    前記ニップ部の圧力を第1の圧力と、前記第1の圧力よりも小さい第2の圧力と、に調整するための圧力調整部と、
    を備え、前記ニップ部の圧力を前記第1の圧力に設定して定着処理を行う第1の定着処理モードと、前記ニップ部の圧力を前記第2の圧力に設定して定着処理を行う第2の定着処理モードと、を実行可能である定着装置において、
    前記第1の発熱抵抗体は、前記基板の長手方向において、端部の単位長さ当たりの抵抗値が中央部よりも低く、
    前記第1の定着処理モードの時、記録材の搬送方向において、前記第1の発熱抵抗体と、前記第2の発熱抵抗体と、の全てが前記ヒータと前記ベルトとが接触する接触領域内に入り、前記第2の定着処理モードの時、記録材の搬送方向において、前記第1の発熱抵抗体の全てが前記接触領域内に入り且つ前記第2の発熱抵抗体の少なくとも一部が前記接触領域から食み出ることを特徴とする定着装置。
  2. 前記第1の発熱抵抗体と、前記第2の発熱抵抗体と、に独立して電力を供給することが可能である制御部を有し、
    前記制御部は、前記第2の定着処理モードにおいて、前記第1の発熱抵抗体のみに電力を供給する、もしくは、前記第1の発熱抵抗体に電力を供給し且つ前記第2の発熱抵抗体に前記第1の発熱抵抗体に供給する電力よりも小さい電力を供給することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第2の発熱抵抗体は、前記基板の長手方向において、端部の単位長さ当たりの抵抗値が中央部よりも高いことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 筒状のベルトと、
    細長い基板と、前記基板の上に前記基板の長手方向に沿って形成された第1の発熱抵抗体及び第2の発熱抵抗体と、を有し、前記ベルトの内面に接触するヒータと、
    トナー像を担持した記録材を搬送して加熱するためのニップ部を前記ヒータと共に前記ベルトを介して形成するバックアップローラと、
    前記ニップ部の圧力を第1の圧力と、前記第1の圧力よりも小さい第2の圧力と、に調整するための圧力調整部と、
    を備え、前記ニップ部の圧力を前記第1の圧力に設定して定着処理を行う第1の定着処理モードと、前記ニップ部の圧力を前記第2の圧力に設定して定着処理を行う第2の定着処理モードと、を実行可能である定着装置において、
    前記第1の発熱抵抗体は、前記基板の長手方向において、前記第2の発熱抵抗体よりも長さが短く、
    前記第1の定着処理モードの時、記録材の搬送方向において、前記第1の発熱抵抗体と、前記第2の発熱抵抗体と、の全てが前記ヒータと前記ベルトとが接触する接触領域内に入り、前記第2の定着処理モードの時、記録材の搬送方向において、前記第1の発熱抵抗体の全てが前記接触領域内に入り且つ前記第2の発熱抵抗体の少なくとも一部が前記接触領域から食み出ることを特徴とする定着装置。
  5. 前記第1の発熱抵抗体と、前記第2の発熱抵抗体と、に独立して電力を供給することが可能である制御部を有し、
    前記制御部は、前記第2の定着処理モードにおいて、前記第1の発熱抵抗体のみに電力を供給することを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
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