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JP5135409B2 - 定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置、及び画像形成装置 Download PDF

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JP5135409B2
JP5135409B2 JP2010231515A JP2010231515A JP5135409B2 JP 5135409 B2 JP5135409 B2 JP 5135409B2 JP 2010231515 A JP2010231515 A JP 2010231515A JP 2010231515 A JP2010231515 A JP 2010231515A JP 5135409 B2 JP5135409 B2 JP 5135409B2
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Description

本発明は、記録材に現像剤を定着させる定着装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、用紙に転写したトナー画像を定着するために、定着装置を備えている。従来の定着装置は、通常、加熱ローラに対して加圧ローラが圧接されている。
近時、画像形成装置では、画像形成(印刷)の高速化のニーズに対応するために、各部に改良が加えられている。定着装置においては、トナー画像を定着するのに必要な熱量を高速で搬送される用紙に与えるために、定着ニップ部のニップ長を長くする改良が行われている。例えば、特許文献1には、加熱ローラと、該加熱ローラに押圧される加圧ローラと、該加圧ローラに対して紙搬送方向上流側に配置され、加圧ローラにテンションバネを介して配設されるベルト張架部材と、前記加圧ローラ及びベルト張架部材の外周に捲着され前記加熱ロールとの間に定着ニップが形成されて移動するベルトと、前記ベルト張架部材を加熱ローラに当接させる予圧バネとを備えた定着装置が開示されている。
特開2005−227463号公報
特許文献1に記載の定着装置では、加圧ローラとベルト張架部材とは、テンションバネを介して配設されているので、常にベルトが張架されている。しかし、この構成では、定着ニップのニップ長が変化するため、トナーの定着に悪影響を及ぼすという問題が発生する。
そこで、本発明は、定着ニップのニップ長が変化することなく、安定して定着処理を行うことができる定着装置、及びこの定着装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
この発明の定着装置は、定着ベルトと、定着ローラと、剥離ローラと、加熱ローラと、加圧ローラと、第1レバーと、第2レバーと、第1付勢手段と、第2付勢手段と、を備えている。
定着ベルトは、無端状である。定着ローラは、剥離ローラ及び加熱ローラとともに定着ベルトを懸架する。剥離ローラは、定着ベルトから記録材を剥離する。加圧ローラは、定着ベルトを介して定着ローラ及び剥離ローラに圧接して、定着ベルトとの間に定着ニップ部を形成する。加熱ローラは、芯金部と、芯金部を加熱する加熱源を備え、芯金部で定着ベルトを懸架して、定着ベルトを加熱する。第1レバーは、定着ローラの回転軸と剥離ローラの回転軸が固定され、定着ローラの回転軸を支点として回動する。第2レバーは、定着ローラの回転軸と加熱ローラの回転軸が固定され、定着ローラの回転軸を支点として回動する。第1付勢手段は、第1レバーを付勢して、剥離ローラを前記加圧ローラに圧接させる。第2付勢手段は、第2レバーを付勢して、加熱ローラに定着ベルトを張架させる。
この構成では、加圧ローラに圧接している定着ローラと剥離ローラは、それぞれの回転軸が第1レバーに固定されているので、定着ニップ部のニップ長は常に一定である。したがって、現像剤を記録材上に安定して定着させることができる。
また、定着ベルトは、定着ローラを支点として、第1レバーに固定された剥離ローラと、第2レバーに固定された加熱ローラと、により一定の張力で張架される。そのため、定着ベルトが定着ニップ部において、たわむのを防止できる。もし、経時的に定着ベルトがたわんだり伸びたりしても、第1レバーと第2レバーの相互作用により定着ベルトを一定の張力で張架できる。
また、加熱ローラは弾性層を備えておらず、定着ベルトは加熱ローラの芯金部に懸架されている。そのため、加熱ローラは熱容量が小さく、少ないエネルギーと短い時間で芯金部や定着ベルトを加熱できる。また、定着ベルトも熱容量の小さなもの採用して高速回転させることで、定着ニップ部に対する熱伝達特性をよくすることができる。したがって、起動後短い時間で定着処理を行うことができる。
さらに、定着ローラと加熱ローラは、各回転軸が第2レバーに固定されているので、加熱ローラから定着ローラ、つまり定着ニップ部までの距離は常に一定である。定着ベルトを一定速度で移動(回転)させている場合には、定着ベルトの加熱ローラにより加熱された部分が定着ニップ部に到達するまでの時間が一定となり、定着ニップ部において記録材に与える熱量を一定にすることができる。したがって、現像剤を記録材上に安定して定着させることができる。
上記発明の定着装置は、第3レバーと、第3付勢手段と、を備えている。第3レバーは、加圧ローラの回転軸が固定され、加圧ローラから所定距離離れた点を第3の支点として回動する。第3付勢手段は、第3レバーにおいて、加圧ローラを挟んで第3の支点と反対側に取り付けられ、第3レバーを付勢して、加圧ローラを定着ローラに圧接させる。
この構成では、てこの原理により、第3付勢手段は小さな力で第3レバーを付勢することが可能となる。また、加圧ローラの他のローラに対する位置調整が不要で、加圧ローラの取り付けを容易に行うことができる。
この発明の画像形成装置は、上記発明の定着装置と、画像形成手段と、を備えている。画像形成手段は、定着装置へ搬送する記録材に現像剤を転写して、画像を形成する。
この構成では、画像形成手段が記録材上に形成した画像は、定着装置により安定して確実に定着されるので、定着不良が発生することなく、品質のよい画像を形成できる。
この発明によれば、定着ニップのニップ長が変化することがなく、安定して定着処理を行うことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の構成を示す透過図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の主要部を示す断面図である。 定着ベルトの断面図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、イエロートナー像を形成する第1画像形成ユニット1、マゼンタトナー像を形成する第2画像形成ユニット2、シアントナー像を形成する第3画像形成ユニット3、及びブラックトナー像を形成する第4画像形成ユニット4を備えるタンデム方式のカラー画像形成装置である。以下、画像形成装置100が備える4つの画像形成ユニットの総称を画像形成ユニット群5と称する。
図1において、画像形成ユニット群5の上方には、一次転写ベルト(無端ベルト)6が配置されている。一次転写ベルト6は、支持ローラ61と一次転写ベルト駆動ローラ62に掛け渡されてループ状に張架され、矢印Rにて示す方向に回転する。一次転写ベルト6には、ポリイミドまたはポリアミド等の樹脂に電子伝導性導電材を含有させ、薄膜状に形成したものを使用している。
画像形成ユニット群5は、一次転写ベルト6に沿って矢印Rの方向に、第1画像形成ユニット1、第2画像形成ユニット2、第3画像形成ユニット3、及び第4画像形成ユニット4の順に配置されている。
一次転写ベルト6の内周側には、画像形成ユニット群5がそれぞれ形成した単色トナー像を一次転写ベルト6上に転写する一次転写ローラ71,72,73,74が配置されている。一次転写ローラ71,72,73,74は、一次転写ベルト6を張架しており、それぞれ、一次転写ベルト6を挟んで画像形成ユニット群5に設けられた感光体ドラム161,162,163,164に対向している。画像形成ユニット群5がそれぞれ形成した単色トナー像は、一次転写ベルト6上に重ね合うように順に転写(一次転写)され、1つのカラートナー像が形成される。像担持体である一次転写ベルト6は、一次転写されたトナー像を一次転写ベルト駆動ローラ62と二次転写ユニット51が対向する位置(二次転写位置)へ搬送する。以下、一次転写ベルト6において、支持ローラ61側を上流側、一次転写ベルト駆動ローラ62側を下流側という。
一次転写ベルト6を挟んで一次転写ベルト駆動ローラ62に対向する二次転写位置には、二次転写ユニット51が配置されている。一次転写ベルト6上に形成されたカラートナー像は、一次転写ベルト駆動ローラ62と二次転写ユニット51が対向する二次転写位置において、静電力により用紙(記録材)Pに転写される。
一次転写ベルト6を挟んで支持ローラ61に対向する位置には、一次転写ベルト6の表面をクリーニングする一次転写ベルトクリーニングユニット10が設置されている。一次転写ベルトクリーニングユニット10は、一次転写ベルト6に接触するように配置されるベルトクリーニングブラシ11と、ベルトクリーニングブレード12と、を有しており、用紙Pに転写されずに一次転写ベルト6上に残ったトナー等を除去する。
図1において画像形成ユニット群5の下方には、用紙Pを収容するトレー14が配置されている。トレー14内の用紙Pは、搬送路130に配置された複数の給紙ローラ対131〜134にて、二次転写ユニット51が一次転写ベルト6と対向する二次転写位置まで、矢印Yにて示す搬送方向に用紙Pが搬送され、この二次転写位置において、一次転写ベルト6上のカラートナー像が用紙Pに二次転写される。
カラートナー像が二次転写された用紙Pは、定着装置15に搬送される。そして、用紙Pは、定着装置15によりカラートナー像を定着され、排紙ローラ対135により画像形成装置100から排出される。
次に、本発明の実施形態に係る定着装置15の具体的な構成について説明する。図2には、定着装置15の全体の構成を示しており、図3には、定着装置15の主要部の構成を示している。
定着装置15は、定着ベルト21と、定着ローラ22と、剥離ローラ23と、加熱ローラ24と、加圧ローラ25と、第1レバー26と、第2レバー27と、第3レバー28と、第1付勢手段である第1バネ29と、第2付勢手段である第2バネ30と、第3付勢手段である第3バネ31と、を備えている。また、定着装置15は、第1温度センサ32と第2温度センサ33を備えている。さらに、定着装置15は、用紙ガイド151〜153を備えている。また、定着装置15は、制御部20を備えている。
定着ベルト21は、無端状で、定着ローラ22と剥離ローラ23と加熱ローラ24に懸架されている。定着ベルト21は、図2と図3に示すように、角の丸い三角形状をなしている。
定着装置15において、加圧ローラ25が不図示のモータにより一定速度で回転される駆動ローラであり、定着ローラ22、剥離ローラ23、及び加熱ローラ24が、加圧ローラ25の回転にともなって、定着ベルト21により一定速度で回転される従動ローラである。制御部20は、加圧ローラ25を回転させる不図示のモータを制御している。
図4に示すように、定着ベルト21は、3層構造であり、内周側から外周側にかけて、基材211、弾性層212、及び剥離層213が順に積層されている。基材211は、ポリイミド、ステンレス(SUS)、またはニッケル(Ni)の薄膜により構成されている。弾性層212は、シリコンゴムにより形成されている。剥離層213は、4フッ化エチレン樹脂であるポリテトラフルオロエチレン(PFA)により形成されており、非粘着性や自己潤滑性などの特性を備えている。定着ベルト21は、熱容量を小さくするために薄いものが使用されている。定着ベルト21の厚みは、例えば、150μm〜500μmである。基材211、弾性層212、及び剥離層213のそれぞれの厚みは、用紙Pの搬送速度や加熱温度などの条件に応じて設定すればよい。
定着ローラ22は、回転軸221と、芯金部222と、弾性層223を備えている。回転軸221は、定着ローラ22の両端から延出している。芯金部222は、鉄(Fe)やアルミニウム(Al)などの金属により形成された中空の円筒である。弾性層223は、ウレタンスポンジやシリコンゴムなどの素材により形成され、芯金部222の周囲に設けられている。定着ローラ22は、定着ベルト21を介して加圧ローラ25とともに、用紙(記録材)Pを挟持する。
剥離ローラ23は、回転軸231と、芯金部232を備えている。回転軸231は、剥離ローラ23の両端から延出している。剥離ローラ23は、トナー(現像剤)が定着された用紙Pを定着ベルト21から剥離する。
加熱ローラ24は、回転軸241と、加熱源242と、芯金部243を備えている。回転軸241は、加熱ローラ24の両端から延出している。加熱ローラ24は、加熱源242により芯金部243を加熱する。加熱源242には、電熱線またはハロゲンランプ(ヒータランプ)が使用されており、芯金部243を均等に加熱するために、加熱ローラ24の中心部に設置されている。芯金部243は、鉄(Fe)やアルミニウム(Al)などの金属により形成された中空の円筒であり、肉厚が0.4mm〜1.2mmであり、熱容量が小さい。加熱ローラ24は、芯金部243で定着ベルト21を懸架して、定着ベルト21を加熱する。第1温度センサ32は、加熱ローラ24の表面温度を測定する。制御部20は、第1温度センサ32が測定した加熱ローラ24の表面温度に応じて、加熱源242をON/OFFしたり発熱量を調整したりして、加熱源242の発熱量を制御する。
加圧ローラ25は、回転軸251と、加熱源252と、芯金部253と、弾性層254を備えている。回転軸251は、加圧ローラ25の両端から延出している。加圧ローラ25は、加熱源252により芯金部253を加熱する。加熱源252としては、電熱線やハロゲンランプ(ヒータランプ)が使用されており、芯金部253や弾性層254を均等に加熱するために、加熱ローラ24の中心部に設置されている。芯金部253は、鉄(Fe)やアルミニウム(Al)などの金属により形成された中空の円筒である。弾性層254は、ウレタンスポンジやシリコンゴムなどの素材により形成され、芯金部253の周囲に設けられている。
加圧ローラ25は、定着ベルト21を介して定着ローラ22及び剥離ローラ23に圧接しており、定着ベルト21との間に定着ニップ部215を形成する。定着ニップ部215は、定着ベルト21を介して定着ローラ22と加圧ローラ25が当接する部分から、定着ベルト21を介して剥離ローラ23と加圧ローラ25が当接する部分まである。加圧ローラ25は、定着ニップ部215において、用紙P上にトナーを定着させる。第2温度センサ33は、加圧ローラ25の表面温度を測定する。制御部20は、第2温度センサ33が測定した加圧ローラ25の表面温度に応じて、加熱源252をON/OFFしたり発熱量を調整したりして、加熱源252の発熱量を制御する。定着ニップ部215において、トナーが転写された用紙Pに熱と圧力が加えられて、トナーが用紙P上に定着する。
本発明では、加熱源252により加圧ローラ25の表面(弾性層254)を加熱している。これにより、定着装置15の定着性能を向上させることができる。
第1レバー26(26A,26B)は、定着ローラ22と剥離ローラ23の両側部に設置されている。定着ローラ22の回転軸221と、剥離ローラ23の回転軸231は、所定の間隔をあけて第1レバー26に回転自在に固定されている。第1レバー26は、定着ローラ22の回転軸221を支点261として回動自在である。
第1バネ29の一端は、第1レバー26の支点261と反対側の端部、すなわち剥離ローラ23を挟んで第1の支点261と反対側の点262に固定されている。第1バネ29の他端は、第3レバー28の点283に固定されている。第1バネ29は、第1レバー26を所定の力で常に付勢しており、第1レバー26は、支点261を中心点として加圧ローラ25に近づく方向に回動し、剥離ローラ23は、定着ベルト21を介して加圧ローラ25に圧接される。
第2レバー27(27A,27B)は、定着ローラ22と加熱ローラ24の両側部に設置されている。定着ローラ22の回転軸221と、加熱ローラ24の回転軸241は、所定の間隔をあけて第2レバー27に回転自在に固定されている。第2レバー27は、定着ローラ22の回転軸221を支点271として回動自在である。
第2バネ30の一端は、第2レバー27の支点271と反対側の端部、すなわち加熱ローラ24を挟んで第2の支点271と反対側の点272に固定されている。第2バネ29の他端は、画像形成装置100の本体の点101に固定されている。第2バネ30は、第2レバー27を所定の力で常に付勢しており、第2レバー27は、支点271を中心点として剥離ローラ23から離れる方向に回動し、加熱ローラ24は、定着ベルト21を張架する。
第3レバー28(28A,28B)は、加圧ローラ25の両側部に設置されている。加圧ローラ25の回転軸251は、第3レバー28に回転自在に固定されている。第3レバー28は、加圧ローラ25から所定距離離れた点(図2においては、回転軸251の下方の点)を第3の支点281として回動自在である。
第3バネ31の一端は、第3レバー28の支点281と反対側の端部、すなわち加圧ローラ25を挟んで第3の支点281と反対側の点282に固定されている。第3バネ31の他端は、用紙ガイド152の近傍に設置された固定部41の点411に固定されている。第3バネ31は、第3レバー28を所定の力で常に付勢しており、第3レバー28は、支点281を中心点として定着ローラに近づく方向に回動し、加圧ローラ25は、定着ベルト21を介して定着ローラ22に圧接される。
用紙ガイド151〜153は、用紙Pの搬送方向を規制する。
本発明では、定着装置15の特徴的な構成により、特有の作用効果を得られる。以下に、その内容をまとめる。
(1)定着ローラ22の回転軸221と、剥離ローラ23の回転軸231と、を第1レバー26に固定しているので、定着ローラ22と剥離ローラ23の間隔が変化しない。そのため、定着ベルト21、定着ローラ22、剥離ローラ23、及び加圧ローラ25により形成される定着ニップ部215のニップ長が変化することなく常に一定であり、定着処理を安定して行うことができる。また、ニップ長の調整が不要であり、組み立て作業性が向上する。
(2)定着ベルト21は、定着ローラ22を支点として、第1レバー26に固定された剥離ローラ23と、第2レバー27に固定された加熱ローラ24と、により一定の張力で張架される。
これにより、定着ベルト21が定着ニップ部215において、たわむのを防止できる。 また、定着ベルト21が伸びたとしても、定着ニップ部215のニップ長と定着ベルト21の張力は一定であり、各ローラの位置調整が不要である。また、第1レバー26は、剥離ローラ23を挟んで定着ローラ22(支点)と反対側の端部を第1バネ29により付勢されているので、てこの原理により、剥離ローラ23を加圧ローラ25に直接圧接させるよりも小さな力で圧接させることができ、付勢力の小さな安価なバネを使用することが可能になり、コストを抑制できる。
同様に、第2レバー27は、加熱ローラ24を挟んで定着ローラ22(支点)と反対側の端部を第2バネ30により付勢されているので、てこの原理により、加熱ローラ24の回転軸を直接付勢するときよりも小さな力で付勢することができ、付勢力の小さな安価なバネを使用することが可能になり、コストを抑制できる。
(3)定着ベルト21を3つのローラで懸架している。
定着ベルトを2つのローラで懸架する構成では、加熱ローラを加圧ローラに対向させる必要がある。しかし、定着ベルトを3つのローラで懸架しているので、加熱機能がなく弾性層223を備えた定着ローラ22を加圧ローラ25に対向させ、加熱ローラ24を定着ローラ22よりも定着ベルト21の搬送方向上流側に設置することができる。これにより、定着ローラ22が弾性を有するので、定着ニップ部をかせぐことができ、定着性能を向上することができる。また、加熱ローラ24には弾性層を設ける必要がないので、肉厚を薄くして熱容量を小さくすることができる。また、定着ベルト21も熱容量の小さなもの採用して高速回転させることで、定着ニップ部215に対する熱伝達特性をよくすることができる。これにより、加熱ローラ24や定着ベルト21を少ないエネルギーで短時間に加熱できる。したがって、定着処理を短時間で開始できるので、定着装置15や画像形成装置100の使い勝手がよくなる。
(4)定着ローラ22の回転軸221と、加熱ローラ24の回転軸241と、を第2レバー27に固定しているので、定着ローラ22と加熱ローラ24の間隔が変化しない。定着ベルト21は一定速度で回転するので、加熱ローラ24が定着ベルト21を加熱した部分が定着ニップ部215に到達するまでの時間が一定になり、定着ニップ部215においてトナーに与える熱量を安定させることができる。したがって、定着処理を安定して行うことができる。また、定着ローラ22と加熱ローラ24の間隔調整が不要であり、組み立て作業性が向上する。
(5)第3レバー28に加圧ローラ25の回転軸251を固定している。これにより、てこの原理により、加圧ローラ25を定着ローラ22に圧接させる力を、直接圧接する場合よりも小さくすることができ、付勢力の小さな安価なバネを使用することが可能になる。
(6)加圧ローラ25内に加熱源252を設けている。これにより、加圧ローラ25の加熱源252により補助的に加熱することで、トナーを確実に定着できる。
以上のように、本発明の実施形態に係る定着装置によれば、定着ベルトのたわみやニップ長の変化が発生することがなく、定着処理を実行可能になるまでのエネルギーや時間が少なくて済み、安定して定着処理を行うことができ、組み立ての作業性もよい。
また、本発明の実施形態に係る画像形成装置は、上記のような構成の定着装置を備えているので、画像形成部が用紙上に形成したトナー画像が安定して確実に定着される。したがって、定着不良が発生することなく、品質のよい画像を形成できる。
1〜4…画像形成ユニット 5…画像形成ユニット群 6…一次転写ベルト 10…一次転写ベルトクリーニングユニット 14…トレー 15…定着装置 21…定着ベルト 22…定着ローラ 23…剥離ローラ 24…加熱ローラ 25…加圧ローラ 26…第1レバー 27…第2レバー 28…第3レバー 29…第1バネ 30…第2バネ 31…第3バネ 32…第1温度センサ 33…第2温度センサ 41…固定部 51…二次転写ユニット 61…支持ローラ 62…一次転写ベルト駆動ローラ 71,72,73,74…一次転写ローラ 100…画像形成装置

Claims (3)

  1. 無端状の定着ベルトと、
    前記定着ベルトを懸架する定着ローラと、
    前記定着ベルトを懸架し、前記定着ベルトから記録材を剥離する剥離ローラと、
    前記定着ベルトを介して前記定着ローラ及び前記剥離ローラに圧接して、前記定着ベルトとの間に定着ニップ部を形成する加圧ローラと、
    芯金部と、該芯金部を加熱する加熱源を備え、該芯金部で前記定着ベルトを懸架して、前記定着ベルトを加熱する加熱ローラと、
    前記定着ローラの回転軸と前記剥離ローラの回転軸が固定され、前記定着ローラの回転軸を第1の支点として回動する第1レバーと、
    前記定着ローラの回転軸と前記加熱ローラの回転軸が固定され、前記定着ローラの回転軸を第2の支点として回動する第2レバーと、
    前記第1レバーを付勢して、前記剥離ローラを前記加圧ローラに圧接させる第1付勢手段と、
    前記第2レバーを付勢して、前記加熱ローラに前記定着ベルトを張架させる第2付勢手段と、
    を備えた定着装置。
  2. 前記加圧ローラの回転軸が固定され、前記加圧ローラから所定距離離れた点を第3の支点として回動する第3レバーと、
    前記第3レバーにおいて、前記加圧ローラを挟んで前記第3の支点と反対側に取り付けられ、前記第3レバーを付勢して、前記加圧ローラを前記定着ローラに圧接させる第3付勢手段と、
    を備えた請求項1に記載の定着装置。
  3. 請求項1または2に記載の定着装置と、
    前記定着装置へ搬送する記録材に現像剤を転写して、画像を形成する画像形成手段と、
    を備えた画像形成装置。
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