JP5592518B2 - 軟質ポリウレタンフォーム製造用ポリオール組成物 - Google Patents
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すなわち本発明の軟質ポリウレタン製造用ポリオール組成物は、活性水素含有化合物(H)のアルキレンオキサイド付加物(A1)を含有してなり、下記(1)〜(4)を満たしてなることを要旨とする。
(1)(A)の末端水酸基の1級水酸基比率が40%以下である。
(2)エチレンオキサイド単位の含有量が(A)の重量を基準として、20重量%以下である。
(3)(A)の水酸基価が95〜290mgKOH/gである。
(4)(A)の数平均官能基数が3.3〜6.0である。
また、本発明の軟質ポリウレタンスラブフォームの製造方法は、上記のポリオール組成物(A)と有機ポリイソシアネート成分(B)とを、発泡剤(C)及びウレタン化触媒(D)の存在下に反応させてなる軟質ポリウレタンスラブフォームの製造方法であって、有機ポリイソシアネート成分(B)が脂肪族イソシアネート及び/又は脂環式イソシアネートを含有することを要旨とする。
活性水素含有化合物(H)としては、水酸基含有化合物、アミノ基含有化合物、カルボキシル基含有化合物、チオール基含有化合物及びリン酸化合物等が挙げられる。
なお、ポリブタジエンアルコールとしては、1,2−ビニル構造を有するもの、1,2−ビニル構造と1,4−トランス構造とを有するもの及び1,4−トランス構造を有するものが挙げられる。1,2−ビニル構造と1,4−トランス構造の割合は種々にかえることができ、例えばモル比で100:0〜0:100である。またポリブタジエンアルコールのうち、ポリブタジエングリコ―ルにはポリブタジエンホモポリマ―及びコポリマ―(スチレンブタジエンコポリマ―及びアクリロニトリルブタジエンコポリマ―等)並びにこれらの水素添加物(水素添加率:例えば20〜100%)が含まれる。
また、ひまし油系アルコールとしては、ひまし油及び変性ひまし油(トリメチロールプロパン及びペンタエリスリトール等の多価アルコールで変性されたひまし油等)が挙げられる。
モノ又はポリアミンとしては、具体的には、アンモニア、アルキルアミン(ブチルアミン等)及びアニリン等のモノアミン;エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン及びジエチレントリアミン等の脂肪族ポリアミン;ピペラジン、N−アミノエチルピペラジン及びその他特公昭55−21044号公報記載の複素環式ポリアミン;ジシクロヘキシルメタンジアミン及びイソホロンジアミン等の脂環式ポリアミン;フェニレンジアミン、トリレンジアミン、ジエチルトリレンジアミン、キシリレンジアミン、ジフェニルメタンジアミン、ジフェニルエ−テルジアミン及びポリフェニルメタンポリアミン等の芳香族ポリアミン;ポリアミドポリアミン[例えばジカルボン酸(ダイマー酸等)と過剰の(酸1モル当り2モル以上の)ポリアミン(上記アルキレンジアミン及びポリアルキレンポリアミン等)との縮合により得られる低分子量ポリアミドポリアミン];ポリエーテルポリアミン[ポリエーテルアルコール(ポリアルキレングリコール等)のシアノエチル化物の水素化物];シアノエチル化ポリアミン[例えばアクリロニトリルとポリアミン(上記アルキレンジアミン及びポリアルキレンポリアミン等)との付加反応により得られるシアノエチル化ポリアミン。例えばビスシアノエチルジエチレントリアミン等];ヒドラジン類(ヒドラジン及びモノアルキルヒドラジン等)、ジヒドラジッド(コハク酸ジヒドラジッド、アジピン酸ジヒドラジッド、イソフタル酸ジヒドラジッド及びテレフタル酸ジヒドラジッド等)、グアニジン類(ブチルグアニジン及び1−シアノグアニジン等);及びジシアンジアミド等;並びにこれらの2種以上の混合物が挙げられ、C1〜20のものが好ましい。
アミノアルコールとしては、アルカノールアミン、例えばモノ−、ジ−及びトリ−アルカノールアミン(モノエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、モノブタノールアミン、トリエタノールアミン及びトリプロパノールアミン等);これらのアルキル(C1〜C4)置換体〔N,N−ジアルキルモノアルカノールアミン(N,N−ジメチルエタノールアミン及びN,N−ジエチルエタノールアミン等)及びN−アルキルジアルカノールアミン(N−メチルジエタノールアミン及びN−ブチルジエタノールアミン等)〕;及びこれらのジメチル硫酸又はベンジルクロリド等の4級化剤による窒素原子4級化物が挙げられ、C1〜20のものが好ましい。
チオール基含有化合物のポリチオール化合物としては、2〜8価の多価チオールが挙げられる。具体的にはエチレンジチオール、プロピレンジチオール、1,3−ブチレンジチオール、1,4−ブタンジチオール、1、6−ヘキサンジチオール及び3−メチルペンタンジチオール等が挙げられる。
リン酸化合物としては燐酸、亜燐酸、ホスホン酸等が挙げられる。
AOを付加する方法は、単独付加、二種以上のAOを用いる場合のランダム付加及びブロック付加等が挙げられるが限定はない。
AOの付加重合の条件については、従来公知の方法でよい。
<試料調整法>
測定試料約30mgを直径5mmの1H−NMR用試料管に秤量し、約0.5mlの重水素化溶媒を加え溶解させる。その後、約0.1mlの無水トリフルオロ酢酸を添加し25℃で約5分間放置して、ポリオールをトリフルオロ酢酸エステルとし、分析用試料とする。
ここで重水素化溶媒とは、重水素化クロロホルム、重水素化トルエン、重水素化ジメチルスルホキシド、重水素化ジメチルホルムアミド等であり、試料に溶解させることができる溶媒を適宜選択する。
通常の条件で1H−NMR測定を行う。
<末端水酸基の1級水酸基比率の計算方法>
1級水酸基の結合したメチレン基由来の信号は4.3ppm付近に観測され、2級水酸基の結合したメチン基由来の信号は5.2ppm付近に観測されるから、末端水酸基の1級水酸基比率は下式〔2〕により算出する。
1級水酸基比率(%)=〔r/(r+2s)〕×100 〔2〕
ただし、
r:4.3ppm付近の1級水酸基の結合したメチレン基由来の信号の積分値
s:5.2ppm付近の2級水酸基の結合したメチン基由来の信号の積分値
である。
変性ポリイソシアネートの具体例としては、カルボジイミド変性MDI等が挙げられる。
整泡剤としては、通常のポリウレタンフォームの製造に用いられるものはすべて使用でき、ジメチルシロキサン系整泡剤[東レ・ダウコーニング(株)製の「SRX−253」、「PRX−607」等]及びポリエーテル変性ジメチルシロキサン系整泡剤[日本ユニカー(株)製の「L−540」、「SZ−1142」、「L−3601」、「SRX−294A」、「SH−193」、「SZ−1720」、「SZ−1675t」、「SF−2936F」及びエボニックデグサジャパン(株)製「B−4900」、モメンティブ製「L−626」等]が挙げられる。整泡剤の使用量は、機械物性(伸び、引張強度)、機械物性の経時変化及びフォームの黄変性の観点から、ポリオール成分100重量部に対して、0.5〜5.0重量部が好ましく、さらに好ましくは1.0〜4.0重量部である。
その他の助剤としては、着色剤(染料及び顔料)、可塑剤(フタル酸エステル及びアジピン酸エステル等)、有機充填剤(合成短繊維、熱可塑性又は熱硬化性樹脂からなる中空微小球等)、難燃剤(リン酸エステル及びハロゲン化リン酸エステル等)、老化防止剤(トリアゾール及びベンゾフェノン等)、酸化防止剤(ヒンダードフェノール及びヒンダードアミン等)等の公知の補助成分が挙げられる。
なお△YI値とは、白色からの距離を黄色度(YI)としたときの基準値(YI0)との差であり、本発明では、紫外線照射による軟質ポリウレタンスラブフォームの黄色度(YI)から、試験用サンプルの初期黄色度(YI0)を引いたものである。具体的には次の条件により求められる。
△YI値の測定方法
スガ試験機(株)製「スタンダード紫外線ロングライフフェードメーター」を用いて、温度63±3℃、湿度50±5%RHの条件下で100時間軟質ポリウレタンスラブフォームに紫外線を照射する。日本電色工業(株)製「Spectro Photometer SD5000」を用いて紫外線照射前後のサンプルの黄色度を測定し、測定した黄色度から黄変度(△YI値)を求める。
表1に示した配合処方に従って、下記の発泡条件により発泡して軟質ポリウレタンフォームを作製し、一昼夜(温度25℃、湿度50%にて24時間)放置後のフォームのコア密度(kg/m3)、硬さ(25%−ILD、N/314cm2)、引張強度(N/cm2)、切断伸度(%)、圧縮残留歪み(%)、△YIを測定した。
BOX SIZE:250mm×250mm×250mm
材質 :木材
ミキシング方法 :ハンドミキシング(ポリオールプレミックス及び有機ポリイソシアネート成分を所定の容器に必要量仕込んだ後、攪拌羽を容器中に挿入し回転数5000回転/分で6〜20秒間攪拌させる発泡方法)
ミキシング時間 :6〜20秒
撹拌羽回転数 :5000回転/分
(1)ポリオール成分(P−1〜P−14)
P−1:ペンタエリスリトール1モルに水酸化カリウムを触媒としてEO2.0モル及びPO11.6モルをランダム付加し〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価249.3、EO単位含有量10.0重量%、末端水酸基の1級水酸基比率2%、数平均官能基数4.0。
P−2:ペンタエリスリトール1モルに水酸化カリウムを触媒としてPO83モルを付加〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕した後、EOを23.9モル付加し、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価37.4、EO単位含有量17.5%、末端水酸基の1級水酸基比率81%、数平均官能基数4.0。
P−3:ペンタエリスリトール1モルに水酸化カリウムを触媒としてPO13.2モルを付加〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕し、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価249.3、EO単位含有量0.0%、末端水酸基の1級水酸基比率2%、数平均官能基数4.0。
P−4:ペンタエリスリトール1モルに特開2000−344881号公報の実施例1と同様にして、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒としてPO14.9モルを付加し〔触媒量50ppm(反応生成物重量基準)、反応温度75℃〕、その後触媒成分を除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価224.4、EO単位含有量0重量%、末端水酸基の1級水酸基比率70%、数平均官能基数4.0。
P−5:ペンタエリスリトール1モルに特開2000−344881号公報の実施例1と同様にして、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒としてPO14.9モルを付加し〔触媒量50ppm(反応生成物重量基準)、反応温度75℃〕、その後触媒成分を除去した後、さらに水酸化カリウムを触媒としてEO1.0モル及びPO20.6モルをランダム付加し〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価100.2、EO単位含有量2.0重量%、末端水酸基の1級水酸基比率33%、数平均官能基数4.0。
P−6:ペンタエリスリトール1モルに特開2000−344881号公報の実施例1と同様にして、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒としてPO14.9モルを付加し〔触媒量50ppm(反応生成物重量基準)、反応温度75℃〕、その後触媒成分を除去した後、さらに水酸化カリウムを触媒としてEO2.0モル及びPO12.2モルをランダム付加し〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価124.7、EO単位含有量5.0重量%、末端水酸基の1級水酸基比率33%、数平均官能基数4.0。
P−7:グリセリン1モルに特開2000−344881号公報の実施例1と同様にして、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒としてPO50.1モルを付加し〔触媒量50ppm(反応生成物重量基準)、反応温度75℃〕、その後触媒成分を除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価56.6、EO単位含有量0重量%、末端水酸基の1級水酸基比率70%、数平均官能基数3.0。
P−8:グリセリン1モルに水酸化カリウムを触媒としてPO37.2モルを付加〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕した後、EOを17.0モル付加し、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価56.6、EO単位含有量20.0重量%、末端水酸基の1級水酸基比率70%、数平均官能基数3.0。
P−9:グリセリン1モルに水酸化カリウムを触媒としてPO24.3モルを付加〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕し、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価112.2、EO単位含有量0重量%、末端水酸基の1級水酸基比率2%、数平均官能基数3.0。
P−10:ペンタエリスリトール1モルに水酸化カリウムを触媒としてPO7.3モルを付加〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕し、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価400.7、EO単位含有量0.0%、末端水酸基の1級水酸基比率2%、数平均官能基数4.0。
P−11:グリセリン1モルに水酸化カリウムを触媒としてEO23.9モル及びPO5.4モルをランダム付加し〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価112.2、EO単位含有量70.0重量%、末端水酸基の1級水酸基比率50%、数平均官能基数3.0。
P−12:グリセリン1モルに水酸化カリウムを触媒としてPO50.1モルを付加〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕し、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価56.6、EO単位含有量0.0重量%、末端水酸基の1級水酸基比率2%、数平均官能基数3.0。
P−13:ジプロピレングリコール1モルに水酸化カリウムを触媒としてPO4.6モルを付加〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕し、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価280.5、EO単位含有量0重量%、末端水酸基の1級水酸基比率2%、数平均官能基数2.0。
P−14:ペンタエリスリトール1モルに水酸化カリウムを触媒としてPO49.4モルを付加〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕し、常法により水酸化カリウムを除去した。さらに、特開2000−344881号公報の実施例1と同様にして、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを触媒としてPO51.7モルを付加〔触媒量50ppm(反応生成物重量基準)、反応温度75℃〕し、常法によりトリス(ペンタフルオロフェニル)ボランを除去し、さらに水酸化カリウムを触媒としてEOを11.9モル付加〔触媒使用量0.3重量%(反応生成物重量基準)、反応温度95〜105℃〕し、常法により水酸化カリウムを除去して得られたポリオキシアルキレンポリオール。水酸基価40.5、EO単位含有量8.0重量%、末端水酸基の1級水酸基比率85%、数平均官能基数4.0。
(2)有機ポリイソシアネート成分
B−1:IPDI:NCO%=37.7(商品名:VESTANAT IPDI EVONIK製)
B−2:HDI:NCO%=49.9(商品名:DURANAT 50M 旭化成ケミカルズ製)
(3)発泡剤
C1:水
(4)触媒
D1:サンアプロ(株)製「U-CAT SA1」
D2:ジブチル錫ラウレート(商品名:日東化成(株)製「ネオスタンU−100」
D3:東ソー 製「TOYOCAT ET」
(5)整泡剤
T1:モメンティブ 製「L−626」
各項目の測定方法は下記の通りである。得られた結果を表1に示す。
・フォーム物性の測定方法及び単位を以下に示す。
コア密度:JIS K6400に準拠、単位はkg/m3
硬さ(25%−ILD):JIS K6400に準拠、単位はN/314cm2
引張強度:JIS K6400に準拠、単位はN/cm2
切断伸度:JIS K6400に準拠、単位は%
圧縮残留歪み:JIS K6400に準拠、単位は%
△YI:スガ試験機(株)製「スタンダード紫外線ロングライフフェードメーター」を用いて、温度63±3℃、湿度50±5%RHの条件下で100時間紫外線を照射し、日本電色工業(株)製「Spectro Photometer SD5000」を用いて紫外線照射前後のサンプルの黄色度を測定し、黄変度を求めた。
△YI=YI−YI0
△YI:黄変度
YI:紫外線照射による変色後の黄色度
YI0:試験用サンプルの初期の黄色度
Claims (3)
- 活性水素含有化合物(H)のアルキレンオキサイド付加物(A1)を含有してなり、下記(1)〜(4)を満たしてなる軟質ポリウレタンフォーム製造用ポリオール組成物(A)。
(1)(A)の末端水酸基の1級水酸基比率が40%以下である。
(2)エチレンオキサイド単位の含有量が(A)の重量を基準として、20重量%以下である。
(3)(A)の水酸基価が95〜290mgKOH/gである。
(4)(A)の数平均官能基数が3.3〜6.0である。 - アルキレンオキサイド付加物(A1)の含有量が、ポリオール組成物(A)の重量を基準として、10〜100重量%である請求項1に記載のポリオール組成物。
- 請求項1又は2に記載のポリオール組成物(A)と有機ポリイソシアネート成分(B)とを、発泡剤(C)及びウレタン化触媒(D)の存在下に反応させてなる軟質ポリウレタンスラブフォームの製造方法であって、有機ポリイソシアネート成分(B)が脂肪族イソシアネート及び/又は脂環式イソシアネートを含有する軟質ポリウレタンスラブフォームの製造方法。
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