JP5573574B2 - 音響装置 - Google Patents
音響装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5573574B2 JP5573574B2 JP2010228102A JP2010228102A JP5573574B2 JP 5573574 B2 JP5573574 B2 JP 5573574B2 JP 2010228102 A JP2010228102 A JP 2010228102A JP 2010228102 A JP2010228102 A JP 2010228102A JP 5573574 B2 JP5573574 B2 JP 5573574B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acoustic device
- sheath
- cord
- housing
- acoustic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Headphones And Earphones (AREA)
- Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
Description
そして使用時にコードが引っ張られてもコードが抜けてしまうことがないように、筐体内でコードの抜けを防止する工夫がされている。
コードの抜け止めを形成するためには、コードの芯線とシースの両方を筐体内に固定しなくてはならない。
この結び玉部分を筐体内に収納するには、筐体内の空間として比較的広い容積が必要となる。このため音響装置の筐体サイズの小型化に不利である。
特にイヤホンでは、筐体サイズが大きいと、ユーザが耳介に装着したときに筐体が耳介と干渉し、装着性を劣化させてしまう。このためイヤホンでは筐体サイズを小さくすることが重要であるが、その場合にコードの結び玉によって小型化が制限されることは好ましくない。
また上記コードの上記シースには、上記筐体の上記係合部と係合する被係合部が形成されている。
また上記コードは、複数の芯線が、シース内で2以上の芯線路に分かれて配置されている。
或いは上記コードは、複数の芯線が、シース内で1の芯線路にまとめて配置されているとともに、上記筐体内において、上記シースによる被覆が剥がされた部分の上記複数の芯線は、各芯線が筐体内に形成された分離用構造物によって経路が分離された部分を経て、上記結び玉分が形成されている。
特にイヤホンの場合、筐体の小型化を実現し、耳介への装着性を向上させることにも寄与できる。
<1.イヤホンに搭載される音響変換装置の構造>
<2.イヤホンの第1の抜け止め構造例>
<3.イヤホンの第2の抜け止め構造例>
<4.イヤホンの第3の抜け止め構造例>
<5.変形例>
実施の形態のイヤホンは、図5等で後述する構造において、バランスドアーマチュアユニットと呼ばれる種類の音響変換装置を搭載する例とする。実施の形態のイヤホンは、コードの抜け止め構造に特徴を有するものであるが、抜け止め構造の説明に先立って、バランスドアーマチュアユニットについて説明しておく。
収納ユニット4からは回路基板8(フレキシブル基板)が導出されている。この回路基板8には、駆動信号を内部のコイルに供給するための回路部が形成される。
なお、以下の音響変換装置1の構造の説明では図1(d)の正面図で表現される側を前方とし、回路基板8が導出される方向を後方とし、前後上下左右の表現を用いる。但し、この前後上下左右はあくまで説明の便宜上のものに過ぎない。
ヨーク5は上下方向を向く平板状の第1の部材10と上方に開口されたコ字状の第2の部材11とが結合されて成る。第1の部材10は左右両側面がそれぞれ、例えば、接着等によって第2の部材11の側面部内面側に取り付けられている。これによりヨーク5は第1の部材10と第2の部材11が結合されて前後に貫通された角筒状に形成されている。
回路基板8はコイル7の上面に取り付けられている。回路基板8は前後方向における長さがコイル7の前後方向における長さより長くされ、一部がコイル7の上面に取り付けられている。そしてこの回路基板8の略後半部はコイル7から後方へ突出され、さらに後ろ側は収納ユニット4から導出されている。
回路基板8上の所定端子にコイル7の両端部が接続され、コイル7に駆動電流を印加する電気回路が形成されている。
なおコイル7は整列巻きにされ、上面が平面状に形成されているため、コイル7と回路基板8の良好な接合状態を確保することができる。
アーマチュア9は上下方向を向くコイル取付部12と、該コイル取付部12の後端部から上方へ突出された連結部13と、該連結部13の上端部から前方へ突出された振動部14と、コイル取付部12の左右両端部からそれぞれ上方へ突出された側壁部15、15と、該側壁部15、15の略上半部における前面からそれぞれ前方へ突出された被固定部16、16とが一体に形成されて成る。
この振動部14の前面の左右方向における中央部には、前方に開口された連結用凹部14aが形成されている。
側壁部15、15の上面と被固定部16、16の上面とは同一平面とされ、この左右に離隔して位置された同一平面がそれぞれ固定面17、17として形成されている。
コイル取付部12の上面には、例えば、接着によってコイル7が取り付けられる。コイル7は整列巻きにされ下面が平面状に形成されているため、コイル取付部12に対するコイル7の良好な接合状態を確保することができる。
この音響変換装置1にあっては、コイル7が取り付けられるコイル取付部12とコイル7に貫通される振動部14とが、何れもアーマチュア9に設けられている。従って、コイル7に対する振動部14の位置を高い精度で確保することができ、コイル7に対する振動部14の位置精度の向上を図ることができる。
アーマチュア9は、コイル取付部12にコイル7が取り付けられた状態において、ヨーク5の側面部の外面にそれぞれ被固定部16、16が接着や溶着等によって固定される。そしてアーマチュア9がヨーク5に固定された状態においては、ヨーク5の側面部の上面がアーマチュア9の固定面17、17よりやや上方に位置される。また、振動部14の前端部に形成された連結用凹部14aがマグネット6、6の前端部の真下よりやや前方に位置される。
保持枠20は、例えば、金属材料によって縦長の枠状に形成され、左右方向における幅がアーマチュア9の左右方向における幅と略同じにされている。
樹脂フィルム21は、大きさが保持枠20の外形と同じにされ、例えば、保持枠20の開口を閉塞するように保持枠20の上面に接着等により貼り付けられている。
振動板22は、例えば、下方から樹脂フィルム21に貼り付けられた状態とされている。
振動板22の後端は保持枠20の後端部における内面より僅かに前方に位置され、振動板22の後端と保持枠20の後端部における内面との間には隙間が形成されている。図3に示すように、この隙間を埋めるように接着剤24が塗布されている。従って、振動板22と保持枠20は接着剤24と樹脂フィルム21を介して結合される。
接着剤24としては、例えば、アクリル系の非硬化型接着剤やアクリル系の紫外線硬化型接着剤が用いられている。
尚、接着剤24は、上記隙間を埋めるとともに、振動板22の樹脂フィルム21に貼り付けられた側と反対側の面に延在されている。即ち、振動板22は樹脂フィルム21により保持枠20に支持されるが、これを補強する補強部材として機能する。
また、駆動ユニット2への振動板ユニット3の固定時には、梁部23の下端部をアーマチュア9における振動部14の前端部に接着によって取り付ける。即ち梁部23は振動部14に形成された連結用凹部14aに挿入された状態で接着剤25によってアーマチュア9に連結される。
上記したように、梁部23は振動板22に一体に形成されているため、梁部23の下端部を振動部14に取り付けるだけで、梁部23を介して振動板22とアーマチュア9が連結され、アーマチュア9の振動部14の振動を振動板22に伝える構造が形成される。
なお、梁部23の形状は細幅の板状に限られるものではない。
ケース体26には、その上面に音声出力孔27aが形成されている。この音声出力孔27aが形成される面は、内部の振動板22の振動面に対向する面である。
図3に示すように、振動板22の振動による音は振動面上空間31に放出されるが、この音が、その振動面に対向する位置に形成されている音声出力孔27aから出力される。
振動部14の振動は梁部23を介して振動板22に伝達され、振動板22が振動する。この振動板22の振動による音は、図3に示す振動面上空間31に放出されるが、この音が、その振動面に対向する面に形成されている音声出力孔27aから出力されるものとなる。
実施の形態のイヤホンのコード抜け止め構造として第1の抜け止め構造例を説明する。
図4(a)(b)はイヤホン50の外観を斜視図で示している。イヤホン50の筐体は、前部筐体52と後部筐体51が接合されて形成される。
そして前部筐体52には、ユーザが耳孔に挿入することとなるイヤピース53が取り付けられている。
音声信号を供給するコード70はイヤホン筐体内に導入されて固定されている。
即ち前部筐体52側の内部には音道管90が形成される。また前部筐体52と後部筐体51によって、収納空間91が形成される。また後部筐体51側に、コード70が挿入されるコード用空間92が形成される。
なお、この例では、中蓋部材54が用いられる構造としている。中蓋部材54は、図5(b)のようにコード70の端部が後部筐体51のコード用空間92にセットされた状態で、コード70側に圧着されるように取り付けられる。例えば中蓋部材54は、後部筐体51に対して超音波溶接や、或いは接着剤を用いて固着される。この中蓋部材54によって筐体内の収納空間91とコード用空間92が仕切られるような状態となる。
図5(a)(b)からわかるように、音響変換装置1の音声出力孔27aは音道管90と音響的に連結されている。この構造により、音響変換装置1から出力される音は、音道管90を通ってイヤピース53の放音孔53aに達し、当該イヤホン50を装着しているユーザの耳孔に達するものとなる。
これにより音響変換装置1には、Lチャンネル又はRチャンネルのいずれかの音声信号が供給され、内部のコイル7には、音声信号に基づく駆動電流が流される。駆動電流が流れることで、内部の振動板22の振動により、音声出力孔27aから音が出力されるが、その音が上述のように音道管90、放音孔53aを通ってユーザの耳孔に達する。
またコード70のシース71による被覆が剥がされて導出された2つの芯線72,72は、芯線同士が互いに結び合わされた結び玉部分Mが形成され、この結び玉部分Mを経た後、中蓋部材54の開口54aを通って回路基板8に導かれ、ハンダ接続される。
コード70の被覆体であるシース71は扁平な平型形状とされている。このような平型のコード70において、シース71の内部には2本の芯線72,72が配設されている。各芯線72は銅線76の周囲に絶縁部75が形成されている。
例えばLチャンネルのイヤホンユニットに取り付けられるコード70では、一方の芯線72の銅線76がLチャンネル音声信号の伝送路とされ、他方の芯線72の銅線76がコモンライン(グランドライン)とされる。
この2本の芯線72,72は、シース71の内部の2つの芯線路78,78に分かれてそれぞれ配置されている。
この被係合部73は、図示のように、2つの芯線路78,78の間の部分においてシース71に凹部が形成されたものとなっている。
図7(a)はコードの平面図、図7(b)は、イヤホン筐体内にコード70が配置された状態を簡略化して示した図を示している。また図7(c)は図7(b)のBB断面を示す。
図7(b)(c)、及び上記の図5(b)からわかるように、係合片51aが被係合部73に係合する。即ちコード70は、中蓋部材54と後部筐体51で形成されるコード用空間92内で、中蓋部材54によって押しつけられた状態とされながら、係合片51aと被係合部73が係合状態とされて固定される。係合片51aと被係合部73が係合状態とされることで、コード70が抜け方向に引っ張られたとしても、コード70の抜けは防止されることとなる。
即ち図6(c)、図7(a)に示すように、シース71から導出された2つの芯線72,72を、互いに結びあわせて結び玉部分Mを形成する。
その上で図5(b)に示したように、各芯線72、72を回路基板8側に導き、回路に接続するようにする。
仮に、従来のようにコード自体の結び玉部分Mを作って抜け止め効果を得ようとした場合、図7(d)のように、イヤホン筐体内に、結び玉部分Mを収納する広い容積が必要となる。結び玉部分Mはコード70の径の3倍程度の径になるためである。
ところが本実施の形態の場合、芯線72,72で結び玉部分Mを形成するため、結び玉部分Mは大きくならない。実際にはシース71の断面サイズ(厚み)以下の結び玉の径とすることが可能である。
今、仮にコード厚みを同等とした場合、本実施の形態のように芯線72,72の結び玉部分Mを形成する手法を採用した場合の筐体内の必要空間の厚みTaは、従来のコード自体の結び玉を形成する場合に必要空間の厚みTbに対して、30%以上の厚み減を見込むことができる。
そしてさらに図5に示したように本例では、バランスドアーマチュアユニットの音声出力孔27aが、直接イヤホン筐体内の音道管90に音声を出力する構成としているため、バランスドアーマチュアユニットから音道管90に音を導く内部構成や別部品は不要である。このこともイヤホン筐体の小型化に寄与する。
以上のように、本実施の形態は、コード70の抜け止め構造においても、また音響変換装置1及び出力音経路の構成でも、イヤホン筐体の小型化に有効である。
第2の抜け止め構造例を図8、図9で説明する。図8(a)にコード70の斜視図、図8(b)に図8(a)のCC断面を示す。
図8(a)に示すように丸形のコード70を用いる例としている。
コード70の被覆体であるシース71は断面円形とされ、シース71の内部には2本の芯線72,72が配設されている。2本の芯線72,72は、シース71の内部の2つの芯線路78,78に分かれてそれぞれ配置されている。
この場合、被係合部73は、図示のように、シース70の周面に沿うように凹部が2カ所形成されているものとしている。
この例の場合、イヤホン筐体内には、後部筐体51側にコード用空間92に突出する係合片51aが形成されるとともに、中蓋部材54にも、コード用空間92に突出する係合片53aが形成されている。
この係合片51a、53aが、両側からシース71の被係合部73、73にそれぞれ係合することで、シース71の抜け止めが実現される。
またコード70が丸形であるか平型であるかに直接的によるものではないが、被係合部73の凹部の深さがあまりとれないような場合は、この第2の構造例のように、被係合部73を2カ所設け、イヤホン筐体内の2つの係合片51a、53aで係合することで、シース71の抜け防止の強度が十分得られる。
第3の抜け止め構造を図10,図11で説明する。
図10(a)はコード70の斜視図であり、図10(b)に図10(a)のDD断面を示す。
コード70の被覆体であるシース71は断面円形とされ、シース71の内部には2本の芯線72,72が配設されている。但しこの例は、2本の芯線72,72は、シース71の内部の1つの芯線路78にまとめて配置されている。
この場合、被係合部73は、図示のように、シース70の周面に周回する溝状の凹部が形成されているものとしている。
イヤホン筐体内には、後部筐体51側にコード用空間92に突出する係合片51aが形成されるとともに、中蓋部材54にも、コード用空間92に突出する係合片53aが形成されている。例えば中蓋部材54が後部筐体51に固着された状態で、係合片51aと53aがリング状の突起を形成するようにされ、これが図10(a)(b)に示す溝状の被係合部73に係合する。なお、係合片51a、53aは、必ずしもリング状の突起を形成するものでなくても良い。即ち、被係合部73としての溝の少なくとも一部に係合する形状であればよい。
係合片51a、53aが、シース71の周面の被係合部73に係合することで、シース71の抜け止めが実現される。
この場合、芯線72,72は、共通の芯線路78を通っているため、シース71が剥がされた部分で結び玉部分Mを作っても、十分な抜け止めにはならない。
そこで、図11に示すように、シース71から導出した芯線72,72を、分離用ピン51bで一旦経路を分ける。そしてその後、芯線72,72を互いに結んで結び玉部分Mを作る。そして、結び玉部分Mを経て、開口54aを介して回路基板8に接続されるようにする。
このようにすれば、芯線72,72は結び玉部分Mが分離用ピン51bで係止されるため、芯線72,72の強固な抜け止めが実現できる。
以上、実施の形態としての各種の構造例を説明してきたが、本発明のイヤホンの構造は上記各例に限定されない。
イヤホン筐体の外形、内部構造は多様に考えられる。いずれにしても、イヤホン筐体内では、シース71と係合する構造がとられればよい。
例えば図6(a)(b)では、被係合部73を凹部としたが、図6(d)に示すように被係合部73を貫通孔で形成してもよい。イヤホン筐体内では、この貫通孔に係合片51aが挿入されてシース71が係止される。
芯線72が3本以上の場合であっても、それら3本以上の芯線がまとめて結ばれて結び玉部分Mが作られればよい。
3本以上であっても、シース71内でそれぞれが独立した芯線路78に配されていれば、芯線72に抜け方向に力が加わっても、結び玉がシース71の端面に当接して抜け止めがなされる。
なお、全ての芯線が独立した芯線路78に配されている必要はない。シース71内に芯線路78が少なくとも2つあれば、芯線72が3つ以上であっても、結び玉部分Mを作ることで、各芯線72の抜け止め機能が得られる。例えば2つの芯線路78に、それぞれ2本ずつ芯線72が配され、合計4本の芯線72がある場合でも、4本の芯線72の結び玉を作ればよい。
例えば開口54aを、複数の芯線72が通過できる最小限の孔サイズに形成する。そして各芯線72を開口54aを通過させた後に、結び玉部分Mを作るようにしても良い。
但し実施の形態で示したように、内部の振動板22の振動面に対向する面(カバー体27)に音声出力孔27aが設けられており、この音声出力孔27aが直接的に音道管90に音を放出するようにバランスドアーマチュアユニットを配置することは、イヤホン筐体内の小型化に好適である。
また音声出力孔27aの孔の大きさも多様に考えられる。特に高域損失の点を考慮すれば孔面積を大きく設定することが好適である。
いずれの音響装置でも、シース及び芯線の抜け止めの信頼性を損ねずに、コードを筐体内に固定する構造を小さくできる。
特に衣服に装着する小型のマイクロホンなど、小型の筐体が望まれる音響装置に本発明は好適である。
またイヤホンの場合は、ユーザが耳に入れるものであるため、筐体の小型化による装着性の向上という点で、本発明は多大な効果がある。
Claims (23)
- 音声信号伝送路を形成する複数の芯線がシースに被覆されて成るコードと、
導入された上記コードの上記複数の芯線が電気的に接続される音響装置部を収納する筐体と、
上記筐体内に設けられ、導入された上記コードの上記シースと係合する係合部と、
上記コードの上記シースに設けられた上記筐体の上記係合部と係合する被係合部と、 を備えた
音響装置。 - 上記コードは、複数の芯線が、シース内で2以上の芯線路に分かれて配置されている
請求項1に記載の音響装置。 - 上記コードは、複数の芯線が、シース内で1の芯線路にまとめて配置されているとともに、
上記筐体内において、上記シースによる被覆が剥がされた部分の上記複数の芯線は、各芯線が上記筐体内に形成された分離用構造物によって経路が分離された部分を経て、上記複数の芯線同士が互いに結び合わさる結び玉部が形成されている
請求項1に記載の音響装置。 - 上記音響装置部は、上記コードにより伝送された音声信号に基づいて音を出力する音響変換装置であり、
上記筐体は、ユーザの耳孔に挿入されるイヤピース部が取り付けられるとともに、内部に、上記音響変換装置から出力された音を上記イヤピース部へ導く音道が形成されたイヤホン筐体である請求項1乃至3のいづれかに記載の音響装置。 - 上記音響変換装置は、バランスドアーマチュアユニットで形成される請求項4に記載の音響装置。
- 上記被係合部は芯線路間のシースに凹部が形成されたものとなっている
請求項2に記載の音響装置。 - 上記シースは扁平な平板形状である
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の音響装置。 - 上記被係合部は上記平板形状の片側に凹部が形成されたものとなっている
請求項7に記載の音響装置。 - 上記被係合部は上記平板形状の両側に凹部が形成されたものとなっている
請求項7に記載の音響装置。 - 上記被係合部は貫通孔になっている
請求項7に記載の音響装置。 - 上記シースは丸型形状である
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の音響装置。 - 上記被係合部は上記丸型形状の周面に沿うように凹部が形成されたものとなっている
請求項11に記載の音響装置。 - 上記被係合部は上記丸型形状の周面に沿うように凹部が2箇所形成されたものとなっている
請求項11に記載の音響装置。 - 上記2箇所の凹部の位置は対称の位置に形成されたものとなっている
請求項13に記載の音響装置。 - 上記被係合部は上記丸型形状の周面に周回する溝状の凹部が形成されたものとなっている
請求項11に記載の音響装置。 - 上記係合部は上記音響装置部を挟んで上記イヤピース部の反対側に位置している
請求項4に記載の音響装置。 - 上記係合部は上記音響装置部を収納する筐体よりも後方にある後部筐体に位置している
請求項1乃至16のいずれかに記載の音響装置。 - 上記係合部は上記音響装置部へ向かって突出する第1の係合部と、上記音響装置部側から離れる方向に突出する第2の係合部含む
請求項1乃至17のいずれかに記載の音響装置。 - 上記第2の係合部は、中蓋部材に設けられている
請求項18に記載の音響装置。 - 上記音響装置部を収納する筐体と、該筐体よりも後方にある後部筐体が係合することで生じる空間に上記コードが収納される
請求項17に記載の音響装置。 - 芯線抜け止め構造を備える
請求項1又2又は6のいずれかに記載の音響装置。 - 上記芯線抜け止め構造は、上記複数の芯線同士が互いに結び合わさる結び玉部でなっている
請求項21に記載の音響装置。 - 上記音響装置はイヤホンである
請求項1乃至22のいずれかに記載の音響装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010228102A JP5573574B2 (ja) | 2010-10-08 | 2010-10-08 | 音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010228102A JP5573574B2 (ja) | 2010-10-08 | 2010-10-08 | 音響装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012085019A JP2012085019A (ja) | 2012-04-26 |
JP5573574B2 true JP5573574B2 (ja) | 2014-08-20 |
Family
ID=46243438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010228102A Expired - Fee Related JP5573574B2 (ja) | 2010-10-08 | 2010-10-08 | 音響装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5573574B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022225612A1 (en) * | 2021-04-23 | 2022-10-27 | Plummer Jan P | Acoustic adapter for a speaker |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5886126B2 (ja) * | 2012-05-02 | 2016-03-16 | リオン株式会社 | イヤホンとそれを用いた聴取装置 |
US8670586B1 (en) * | 2012-09-07 | 2014-03-11 | Bose Corporation | Combining and waterproofing headphone port exits |
KR101683250B1 (ko) * | 2015-07-09 | 2016-12-08 | 주식회사 알머스 | 이어폰 케이블에 장착되는 이어마이크부의 납땜 최소화 pcb기판 구조 및 부싱구조 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5463622U (ja) * | 1977-10-06 | 1979-05-04 | ||
JPS6251895U (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-31 | ||
JPH0441676Y2 (ja) * | 1986-03-10 | 1992-09-30 | ||
JPH0188594U (ja) * | 1987-12-04 | 1989-06-12 | ||
JPH0520156U (ja) * | 1991-07-11 | 1993-03-12 | 東北リコー株式会社 | バーコードスキヤナのケーブル押え装置 |
JP4921197B2 (ja) * | 2007-02-06 | 2012-04-25 | スター精密株式会社 | 挿入型イヤホン |
JP2008245119A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Kenta Tanaka | ケーブル処理装置 |
JP3148590U (ja) * | 2008-12-08 | 2009-02-19 | エス・ディ・ケイ株式会社 | コード端末固定構造 |
-
2010
- 2010-10-08 JP JP2010228102A patent/JP5573574B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022225612A1 (en) * | 2021-04-23 | 2022-10-27 | Plummer Jan P | Acoustic adapter for a speaker |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012085019A (ja) | 2012-04-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5671929B2 (ja) | イヤホン、音響変換装置 | |
JP5811705B2 (ja) | イヤホン装置 | |
US8233652B2 (en) | Detachable earpiece auditory device with spring operation | |
JP5540920B2 (ja) | 音響変換装置 | |
CN202488645U (zh) | 骨传导器件和骨传导耳机 | |
WO2010005039A1 (ja) | イヤホン | |
JP2017521022A (ja) | スピーカーモジュール | |
JP5573574B2 (ja) | 音響装置 | |
WO2019142375A1 (ja) | ワイヤレスイヤホン | |
JP6717306B2 (ja) | 音声出力機器 | |
JP2015509347A (ja) | スピーカーフレーム及びこれを備えたスピーカー | |
US20160234586A1 (en) | Electroacoustic transducer | |
JP5062108B2 (ja) | イヤホン | |
KR20110107648A (ko) | 슬림형 스피커 | |
JP6883216B2 (ja) | 音響変換装置及び音声出力機器 | |
KR101354442B1 (ko) | 자기력 증강 구조의 박형 마이크로 스피커 | |
JP5079881B2 (ja) | イヤホン | |
US20210297771A1 (en) | Sound output device | |
JP5600571B2 (ja) | イヤホン | |
JPWO2004030406A1 (ja) | 電気音響変換器 | |
KR100418487B1 (ko) | 두 채널 일체형 박형 스피커 | |
JP2935936B2 (ja) | セラミックレシーバ | |
KR102601939B1 (ko) | 벤트커버를 포함하는 스피커유닛 | |
EP3261358B1 (en) | Earphone | |
JP2012085114A (ja) | イヤホン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130813 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140318 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140603 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140616 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |