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JP5504934B2 - オイルセパレータ - Google Patents

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この発明は、エンジンにおいて、ブローバイガスよりなるオイルミスト含有ガスからオイルミストを分離するためのオイルセパレータに関するものである。
一般に、エンジンにおいては、燃焼室からクランクケース内へ流出するブローバイガスを、大気中に放出することなく回収するためのPCV(ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション)が設けられている。そして、このPCVによりブローバイガスをクランクケースから吸気系統に戻して、ブローバイガスの燃焼が行われるようになっている。この場合、ブローバイガス中にはオイルが微小粒子(オイルミスト)となって存在するので、ブローバイガスをそのまま燃焼することなく、ブローバイガスからオイルミストを分離してクランクケース内に戻すように、オイルセパレータが用いられている。
従来のこの種のオイルセパレータとしては、例えば特許文献1に開示されるような構成が提案されている。この従来構成においては、ハウジングの内部にオイルミスト含有ガスが流れるガス通路が形成されている。ハウジング内のガス通路中には隔壁が設けられ、その隔壁の一部にはガス流を増速させるためのオリフィスが形成されている。ハウジング内においてオリフィスの下流側には、ガス流が衝突する衝突板が対向配置されている。そして、オリフィスを通過したガスが衝突板に衝突することにより、ガスに含まれるオイルミストが分離される。
特開2008−157047号公報
ところで、この従来のオイルセパレータにおいては、隔壁と正対する衝突板の面に上下方向に延長された矩形波形状の凹凸面が形成されて、ガスに対する衝突板の接触面積が拡大されるようになっている。そして、衝突板で分離されたオイルが下側に流れ落ちる。一方、衝突板の下端とオイルセパレータのハウジングの下部内側面との間に間隙が形成され、オイル分離後のガスがこの間隙を通り抜ける。このため、分離されたオイルが衝突板の下端から流れ落ちる際に、前記間隙を通るガス流中に再飛散して、つまりガス流に再混入して、オイルミストの分離性能が低下するという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、分離されたオイルがガス流中に再飛散することを抑制することができて、オイルの分離性能を向上させることができるオイルセパレータを提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、ハウジングの内部にオイルミスト含有ガスが流れる通路を形成したオイルセパレータにおいて、前記通路の一部にガス流を増速させるためのオリフィスを設け、そのオリフィスの下流側にオイルミスト含有ガスが衝突するための衝突面を設け、前記衝突面にはオリフィスと対向するとともに、上下方向に延長された凹部を形成し、前記衝突面の側端と前記ハウジングの内側面との間には、オイル分離後のガスが通り抜けるための間隙を設け、前記凹部間の凸部の先端を尖鋭状に形成したことを特徴としている。
また、ハウジングの内部にオイルミスト含有ガスが流れる通路を形成したオイルセパレータにおいて、前記通路の一部にガス流を増速させるためのオリフィスを設け、そのオリフィスの下流側にオイルミスト含有ガスが衝突するための衝突面を設け、前記衝突面にはオリフィスと対向するとともに、上下方向に延長された凹部を形成し、前記衝突面の側端と前記ハウジングの内側面との間には、オイル分離後のガスが通り抜けるための間隙を設け、前記凹部の奥部に撥水・撥油処理を施すとともに、凹部の開口側に親水・親油処理を施したことを特徴としている。
従って、この発明のオイルセパレータにおいては、ガス通路を流れるオイルミスト含有ガスがオリフィスを通過して増速された状態で凹部に衝突することにより、そのガス中のオイルミストが凹部に付着して分離される。この場合、分離されたオイルが凹部内で流れ落ちるとともに、オイル分離後のガスは間隙に向かって側方(横方向)に流れるため、そのオイルがガス流により再飛散することを抑制することができる。よって、オイルの分離性能を向上させることができる。
前記の構成において、前記オリフィス及び凹部をそれぞれ複数設けるとよい
前記の構成において、前記凹部を奥部側に向かって収束する形状に形成することが好ましい。
以上のように、この発明によれば、分離されたオイルがガス流により再飛散することを抑制することができて、ガス中のオイルの分離性能を向上させることができるという効果を発揮する。
第1実施形態のオイルセパレータを示す要部断面図。 図1の2−2線における断面図。 図2の一部を拡大して示す部分断面図。 第2実施形態のオイルセパレータを示す部分断面図。 第3実施形態のオイルセパレータを示す部分断面図。 第4実施形態のオイルセパレータを示す部分断面図。
(第1実施形態)
以下に、この発明を具体化したオイルセパレータの第1実施形態を、図1〜図3に従って説明する。
図1及び図2に示すように、この実施形態のオイルセパレータ11は、エンジンにおける合成樹脂製(例えば、ナイロン6−6)のシリンダヘッドカバー12上に配置されている。オイルセパレータ11のハウジング13はほぼ四角箱形状をなし、シリンダヘッドカバー12と一体に形成されている。ハウジング13の一側における底壁13aには、エンジンのクランク室に連通するガス流入口14が形成されている。ハウジング13の他側における上壁13bには、エンジンの吸気側に連通するガス流出口15が形成されている。そして、ガス流入口14とガス流出口15との間において、ハウジング13内には、オイルミスト含有ガスであるブローバイガスが流れるガス通路16が形成されている。
前記ハウジング13の底壁13aには、第1分離板17がガス流入口14の近傍に位置するように一体に立設され、その第1分離板17の上端縁とハウジング13の上壁13bとの間には間隙18が形成されている。ハウジング13の上壁13bには、第2分離板19が第1分離板17の下流側に位置するように一体に垂下され、その第2分離板19の下端縁とハウジング13の底壁13aとの間には間隙20が形成されている。ハウジング13の底壁13aには、第3分離板21が第2分離板19の下流側に位置するように一体に立設され、その第3分離板21の上端縁とハウジング13の上壁13bとの間には間隙22が形成されている。
そして、前記第1〜第3分離板17,19,21及び間隙18,20,22によって、ハウジング13内にガス通路16の一部が蛇行した状態で形成される。また、第1〜第3分離板17,19,21におけるガス通路16の上流側の各側面は、ブローバイガスに含まれる粒径の大きいオイルミストを付着して分離するための分離面17a,19a,21aとなっている。さらに、第1及び第3分離板17,21の下端部には、分離面17a,21aにより捕捉されて流下するオイルをガス通路16の下流側に導くための小孔17b,21bが形成されている。
図2及び図3に示すように、前記ハウジング13内のガス通路16中には、隔壁23が第3分離板21の下流側に位置するように一体に形成されている。隔壁23には、ブローバイガスのガス流を増速させるための複数のオリフィス24が横方向及び縦方向に並べて貫設されている。ハウジング13の底壁13aと上壁13bとの間には、衝突面を構成する衝突板25が隔壁23の下流側に位置するように一体に立設され、その衝突板25の両側端とハウジング13の側壁13cの内面との間にはガス通路16を確保するための間隙26が形成されている。
前記衝突板25において各オリフィス24と正対する面には、オリフィス24からのガス流が衝突する複数の凹部25aが形成されている。これらの凹部25aは、縦方向に配列されたオリフィス24と対向するように、上下方向へ溝状に延長して形成されている。また、凹部25aは奥側に向かって収束するように、断面三角形状に形成されるとともに、凹部25a間の凸部25bは先端が尖鋭状に形成されている。そして、各オリフィス24を通過したガスが凹部25aに衝突することにより、ガスに含まれる粒径の小さいオイルミストが凹部25aに付着して分離される。
図1に示すように、前記隔壁23の下端部には、第1〜第3分離板17,19,21の分離面17a,19a,21aにより捕捉されて流下したオイルをガス通路16の下流側に導くための小孔23aが形成されている。衝突板25の下端部には、凹部25aにより捕捉されて流下したオイルをガス通路16の下流側に導くための小孔25cが形成されている。
前記ハウジング13の底壁13aには、オイル排出口27が衝突板25の下流側に位置するように形成されている。そして、第1〜第3分離板17,19,21の分離面17a,19a,21a及び衝突板25の凹部25aで分離されて底壁13aの上面に流れ落ちるオイルが、このオイル排出口27からシリンダヘッドカバー12の内部に回収されて、図示しないオイルパンに戻され、カム軸等の可動部の潤滑等に供される。
次に、前記のように構成されたオイルセパレータ11の作用を説明する。
さて、エンジンが運転されると、その運転にともなって発生するエンジン吸気側の負圧によりブローバイガスが図1に示すガス流入口14からハウジング13内に導入され、ガス通路16に沿ってガス流出口15側に流れる。そして、ガス流入口14からガス通路16に流入したブローバイガスが第1〜第3分離板17,19,21の作用により、それらの端縁とハウジング13との間の間隙18,20,22を通して蛇行状に流れる。この過程において、ブローバイガスに残留する粒径の大きいオイルミストがハウジング13の上壁13bの内面、第1〜第3分離板17,19,21の分離面17a,19a,21a等に付着して分離される。
そして、第1〜第3分離板17,19,21の各分離面17a,19a,21aによって分離されたオイルは、第1,第3分離板17,21、隔壁23及び衝突板25の下端部に形成された小孔17b,21b,23a,25cを通して、ガス通路16の下流側に流れ、オイル排出口27に導かれる。
さらに、前記第3分離板21の上端縁とハウジング13の上壁13bとの間の間隙22を通過したブローバイガスは、隔壁23の各オリフィス24を通して増速され、衝突板25の凹部25aに向かって吹き付けられる。そして、ガスが凹部25aの内面に衝突することにより、そのガスに含まれる粒径の小さいオイルミストが凹部25aに付着して分離される。この場合、分離されたオイルミストが凹部25aによって囲まれたところに位置した状態にあるため、そのオイルミストがガス流により再飛散するおそれがなく、速やかにハウジング13の底壁13a上に流れ落ちる。
そして、前記衝突板25から流れ落ちたオイルは、衝突板25の下端部に形成された小孔25cを通してガス通路16の下流側に流れ、オイル排出口27から排出される。これに対して、オイルミストが分離されたブローバイガスは、衝突板25の側端とハウジング13の内面との間の間隙26を通ってガス流出口15からエンジンの吸気側に戻される。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) このオイルセパレータにおいては、オイルミスト含有ガスが流れるガス通路16の一部にガス流を増速させるためのオリフィス24が設けられている。オリフィス24の下流側にはガス流が衝突する衝突板25が設けられ、その衝突板25にはオリフィス24に対向する凹部25aが形成されている。このため、衝突板25の凹部25aで捕捉されたオイルが、その凹部25aによって囲まれた位置内において流れ落ちる。よって、そのオイルがガス流により再飛散することを抑制することができて、オイルの分離性能を向上させることができる。
(2) このオイルセパレータにおいては、前記オリフィス24及び凹部25aが横方向及び縦方向に並べて複数箇所に設けられている。このため、オイルミストの捕捉を複数箇所において行うことができて、オイルの分離性能を一層向上させることができる。
(3) このオイルセパレータにおいては、前記凹部25aが上下方向へ溝状に延長して形成されている。このため、分離されて捕捉されたオイルミストを、溝状の凹部25aに沿って円滑に流下させることができて、オイルの分離性能を一層向上させることができる。
(4) このオイルセパレータにおいては、凹部25aが断面三角形状をなしているため、オリフィス24側が拡開されている。従って、オリフィス24からのガス流が凹部25aの内面全体にほぼ確実に衝突し、オイル分離が有効に行われる。
(5) このオイルセパレータにおいては、凹部25a間の凸部25bの先端が尖鋭状に形成されている。従って、凸部25bの先端にオイルが付着することはほとんどなく、このため、衝突板25に一旦付着したオイルがガス流によって再飛散されることを防止できて、オイルの分離効率が悪化することを回避できる。
(6) このオイルセパレータにおいては、衝突板25によって分離されたオイルは下方へ流れ、オイルが分離されたガス流は間隙26に向かって横方向に流れる。従って、ガス流によって分離されたオイルがガス中に再飛散されることを防止できて、前記と同様にオイルの分離効率が悪化することを回避できる。
(7) このオイルセパレータにおいては、オイルミスト含有ガスのガス通路16中に、複数の分離板17,19,21よりなるオイル分離構成と、オリフィス24及び凹部25aよりなるオイル分離構成とが配置されている。このため、両オイル分離構成により、ガスに含まれる粒径の大きいオイルミストと粒径の小さいオイルミストとを順に分離して回収することができて、オイルの分離性能を一層向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、この発明を具体化したオイルセパレータの第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第2実施形態においては、図4に示すように、衝突板25上の各凹部25aの奥部に撥水・撥油処理29が施されている。この撥水・撥油処理29は、フッ素樹脂等の撥水・撥油性を有する材料をコーティングすることにより構成されている。衝突板25における各凹部25aの開口側には、親水・親油処理30が施されている。この親水・親油処理30は、凹部25aの開口側に親水・親油性を有する材料をコーティングすることにより構成されている。
従って、この第2実施形態によれば、前記第1実施形態における(1)〜(7)に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(8) このオイルセパレータにおいては、前記凹部25aの奥部に撥水・撥油処理29が施されるとともに、凹部25aの開口側に親水・親油処理30が施されている。このため、凹部25aの奥部においては、分離されて捕捉されたオイルをガス流に基づくガス圧により滞留することなく親水・親油処理30側に移動させることができる。そして、親水・親油処理30の部分においては、同部分をオイルを同処理30の部分に付着させて速やかに流下させることができる。よって、分離されたオイルがガス流により再飛散することを効果的に抑制することができて、オイルの分離性能を一層向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、この発明を具体化したオイルセパレータの第3実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第3実施形態においては、図5に示すように、衝突板25上の各凹部25aの深さHが、凹部25aの上端から下端にかけて次第に大きくなるように形成されている。
従って、この第3実施形態によれば、前記第1実施形態における(1)〜(7)に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(9) このオイルセパレータにおいては、凹部25aの深さHが上端から下端にかけて次第に大きくなるように形成されているため、分離捕捉されたオイルミストが凹部25aに沿って流下して、凹部25aの下端側ほどオイル量が多くなっても、オイルがガス流により再飛散することを効果的に抑制することができる。よって、オイルの分離性能を一層向上させることができる。
(第4実施形態)
次に、この発明を具体化したオイルセパレータの第4実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第4実施形態においては、図6に示すように、衝突板25上の凹部25aの深さHが、中央の凹部25aに比較して両側の凹部25aほど大きくなるように形成されている。
従って、この第4実施形態によれば、前記第1実施形態における(1)〜(6)に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(10) このオイルセパレータにおいては、中央の凹部25aに比較して両側の凹部25aほど深さHが大きくなるように形成されているため、ガスが凹部25aに衝突した後に衝突板25の両側端を回り込んで間隙26側に流れる際に、そのガス流によりオイルが再飛散することを効果的に抑制することができる。よって、オイルの分離性能を一層向上させることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記第1,第3及び第4実施形態において、衝突板25上の各凹部25aに、前記第2実施形態と同様な撥水・撥油処理29及び親水・親油処理30を施すこと。
・ 各実施形態において、各凹部25aの奥部に撥水・撥油処理29のみを施し、親水・親油処理30を設けないようにすること。
・ 前記各実施形態において、衝突板25を不織布等のフィルタ材により構成すること。このように構成した場合には、ガスが衝突板25の凹部25aに衝突した後に衝突板25の内部(繊維間の隙間)を通過するため、オイルミストをフィルタ材の繊維によって捕捉できて、オイルミストの分離性能を一層向上させることができる。
11…オイルセパレータ、13…ハウジング、14…ガス流入口、15…ガス流出口、16…ガス通路、17,19,21…分離板、17a,19a,21a…分離面、23…隔壁、24…オリフィス、25…衝突板、25a…凹部、26…間隙、29…撥水・撥油処理、30…親水・親油処理。

Claims (4)

  1. ハウジングの内部にオイルミスト含有ガスが流れる通路を形成したオイルセパレータにおいて、
    前記通路の一部にガス流を増速させるためのオリフィスを設け、そのオリフィスの下流側にオイルミスト含有ガスが衝突するための衝突面を設け、
    前記衝突面にはオリフィスと対向するとともに、上下方向に延長された凹部を形成し、
    前記衝突面の側端と前記ハウジングの内側面との間には、オイル分離後のガスが通り抜けるための間隙を設け、
    前記凹部間の凸部の先端を尖鋭状に形成したことを特徴とするオイルセパレータ。
  2. ハウジングの内部にオイルミスト含有ガスが流れる通路を形成したオイルセパレータにおいて、
    前記通路の一部にガス流を増速させるためのオリフィスを設け、そのオリフィスの下流側にオイルミスト含有ガスが衝突するための衝突面を設け、
    前記衝突面にはオリフィスと対向するとともに、上下方向に延長された凹部を形成し、
    前記衝突面の側端と前記ハウジングの内側面との間には、オイル分離後のガスが通り抜けるための間隙を設け、
    前記凹部の奥部に撥水・撥油処理を施すとともに、凹部の開口側に親水・親油処理を施したことを特徴とするオイルセパレータ。
  3. 前記オリフィス及び凹部をそれぞれ複数設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のオイルセパレータ。
  4. 前記凹部を奥部側に向かって収束する形状に形成したことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のオイルセパレータ。
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