JP5486337B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
なお、以下において、図1中における矢印Aの指す方向を前とし、前後方向を規定する。また、かかる前後方向と水平方向に直交する方向を左右方向と規定する。
感度とは、重量センサ32の物理的な歪に対する電子的な数値(重量)の相関を示す値であり、横軸に物理的な歪及び縦軸に重量を取ったときの傾きを示す。
測定範囲とは、重量センサ32がそれぞれ有する測定できる重量の下限から上限までの範囲を示す。
制御装置52は、収穫情報スイッチ80がOFFであった場合には、収穫情報収集を行わず、通常作業の運転を行い(ステップS15)、収穫量を含む収穫情報収集に関する制御を終了する。
制御装置52は、収穫情報スイッチ80がONであった場合には、収穫量を含む収穫情報の収集を許可し、重量センサ32の固有情報を当該重量センサ32の記憶部56から取得する(ステップS20)。
その結果により、制御装置52は、重量センサ32が交換されたか否かを判断する。
つまり、制御装置52は、記憶部54が記憶している固有情報と、重量センサ32が記憶部56に記憶している固有情報とが一致する場合には、重量センサ32が交換されていないと判断する。この場合、制御装置52は、記憶部54に記憶する固有情報を更新しない。
制御装置52は、記憶部54が記憶している固有情報と、重量センサ32が記憶部56に記憶している固有情報とが一致しない場合には、重量センサ32が交換されたと判断する。この場合、制御装置52は、記憶部54に記憶する固有情報を、以前に取得して記憶した前回の固有情報から現在取得した今回の固有情報に書き換えて更新する(ステップS35)。
制御装置52は、コンバイン1が収穫作業中である場合には、繰り返しステップS40の処理を行う。
制御装置52は、収穫作業中でない場合には、例えば予め設定された経過時間等の設定条件を満たした後、収穫作業が終了したものと判断し、そのときの重量センサ32からの検出値に基づいて、収穫作業終了時におけるグレンタンク17の第一重量W1を取得し(ステップS50)、取得した第一重量W1を記憶部54に記憶する(ステップS60)。
ここでの第一重量W1は、グレンタンク17自体やその付属物の重量に、収穫作業で収穫してグレンタンク17内に貯溜した穀粒の重量を加えた重量となる。
制御装置52は、排出作業中である場合には、繰り返しステップS70の処理を行う。
制御装置52は、排出作業中でない場合には、排出作業が終了したと判断し、そのときの重量センサ32からの検出値に基づいて、穀粒排出後におけるグレンタンク17の第二重量W2を取得し(ステップS80)、取得した第二重量W2を制御装置52の記憶部54に記憶する(ステップS90)。
ここでの第二重量W2は、グレンタンク17自体やその付属物の重量となる。通常は空の状態におけるグレンタンク17の重量となる。
次に、制御装置52は、第一重量W1と第二重量W2との差、即ち貯溜した穀粒の排出前と排出後におけるグレンタンク17の重量差に基づいて、グレンタンク17からの穀粒排出量、即ち穀粒の収穫量を演算し(ステップS110)、その演算した収穫量(排出量)を表示装置85に表示させる(ステップS120)。
ここでは、穀粒の収穫量がグレンタンク17から排出された全穀粒の排出量に相当することから、制御装置52は穀粒の収穫量を第一重量W1から第二重量W2を減じることにより求める。
最後に、空の状態におけるグレンタンク17の重量を演算して(ステップS130)、制御を終了する。ステップS130において空の状態におけるグレンタンク17の重量を検出し、前記重量に基づき基準値であるゼロ点との誤差を修正する。これにより、収穫演算処理中に重量センサ32の測定範囲の基準値がずれた場合であっても次回の収穫演算処理においてグレンタンク17の正確な重量を得ることができる。
制御装置52は、穀粒の排出が開始された場合には、ステップS20とステップS30と同様の処理を再度繰り返し、その後に第一重量W1を取得して記憶する。
よって、この場合には、重量センサ32の固有情報が、収穫量の演算が開始される前に、複数回(二回)確認されることとなる。したがって、穀粒の収穫量の演算時に、制御装置52はグレンタンク17の正確な重量を確実に得ることができる。
このように構成することにより、制御装置52がグレンタンク17の正確な重量を重量センサ32の検出値に基づいて得るために必要な固有情報が今回取得したものと前回取得したものとで異なる場合、即ち重量センサ32が交換された場合、穀粒の収穫量を演算するよりも前に、制御装置52に記憶される重量センサ32の固有情報が自動的にかつ正確に書き換えられる。したがって、制御装置52に重量センサ32を交換する都度に、重量センサ32の固有情報を注意しながら手動で入力して書き換えずに済み、重量センサ32の交換時の作業を容易に行うことができる。しかも、交換後の重量センサ32の固有情報を入力し忘れることがなくなり、穀粒の収穫量の演算時に、グレンタンク17の正確な重量を得ることができる。
制御装置52は、今回の固有情報と前回の固有情報との異同を重量センサ32の固体識別情報に基づいて判定するものである。
このように構成することにより、重量センサ32に関する今回の固有情報と前回の固有情報との異同を速やかに判定することができる。したがって、重量センサ32の交換時の作業を円滑に行うことができる。
このように構成することにより、制御装置52がグレンタンク17の正確な重量を重量センサ32の検出値に基づいて得るために必要な固有情報が今回取得したものと前回取得したものとで異なる場合、即ち重量センサ32が交換された場合、制御装置52に記憶される重量センサ32の固有情報が自動的にかつ正確に書き換えられる。したがって、制御装置52に重量センサ32を交換する都度に、重量センサ32の固有情報を注意しながら手動で入力して書き換えずに済み、重量センサ32の交換時の作業を容易に行うことができる。しかも、交換後の重量センサ32の固有情報を入力し忘れることがなくなり、グレンタンク17の正確な重量を得ることができる。
6 穀粒貯溜部
17 グレンタンク
32 重量センサ(重量検出手段)
50 穀粒排出装置
52 制御装置
54 記憶部
55 演算部
56 記憶部
60 排出コンベア
70 排出オーガ
80 収穫情報スイッチ(演算許可手段)
85 表示装置
90 エンジンスターター(エンジン始動手段)
Claims (4)
- 選別後の穀粒を貯留するグレンタンクと、該グレンタンクの重量を検出する重量検出手段と、前記重量検出手段からの信号を入力して、該グレンタンク内の穀粒の排出前と排出後の重量差に基づいて穀粒の収穫量を演算する演算部を有する制御装置と、収穫量の演算を許可する演算許可手段と、を備えるコンバインであって、
前記制御装置は、演算許可手段が操作されたとき、前記重量検出手段の固有情報を取得し、この取得した今回の固有情報が以前に取得して記憶した前回の固有情報と異なる場合は、記憶する重量検出手段の固有情報を前回の固有情報から今回の固有情報に書き換えるコンバイン。 - 選別後の穀粒を貯溜するグレンタンクと、該グレンタンクの重量を検出する重量検出手段と、前記重量検出手段からの信号を入力して、該グレンタンク内の穀粒の排出前と排出後の重量差に基づいて穀粒の収穫量を演算する演算部を有する制御装置と、エンジンを始動させるエンジン始動手段と、を備えるコンバインであって、
前記制御装置は、前記エンジン始動手段が操作されたとき、前記重量検出手段の固有情報を取得し、この取得した今回の固有情報が以前に取得して記憶した前回の固有情報と異なる場合は、記憶する重量検出手段の固有情報を前回の固有情報から今回の固有情報に書き換えるコンバイン。 - 前記固有情報は、前記重量検出手段の固体識別情報と、前記重量検出手段に関するパラメータ情報とを含み、
前記制御装置は、前記今回の固有情報と前記前回の固有情報との異同を前記重量検出手段の固体識別情報に基づいて判定する請求項1または請求項2に記載のコンバイン。 - 前記制御装置は、前記グレンタンク内の穀粒の排出前と排出後の重量差に基づいて穀粒の収穫量を演算した後、前記重量検出手段の検出値に基づき基準値との誤差を修正するよう調整を行う請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
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