JP5381580B2 - 織物データ生成装置、織物データ生成方法、プログラム、織物布地調エンボス版製造装置、織物布地調エンボス版製造方法、及び織物布地調シートの製造方法 - Google Patents
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Description
まず、本発明に係る織物データ生成装置1について説明する。
図1は、本実施の形態の織物データ生成装置1のハードウエア構成を示す。
織物データ生成装置1は、図1に示すように、例えば、制御部10、記憶部11、メディア入出力部12、周辺機器I/F部13、通信部14、入力部15、表示部16、印刷部17等がバス18を介して接続されて構成される。
CPUは、記憶部11、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各部を駆動制御する。制御部10のCPUは後述する織物データ生成処理(図3参照)を実行する。
入力部15は、例えば、キーボード、マウス等のポインティング・デバイス、テンキー等の入力装置であり、入力されたデータを制御部10へ出力する。
印刷部17は、プリンタであり、生成された織物データの画像の印刷処理等を行う。
図3のフローチャートに示すように、織物データ生成装置1の制御部10は、パラメータ入力ステップ(ステップS1)、繊維形状生成ステップ(ステップS2)、糸の形状生成ステップ(ステップS3)、織物の組織生成ステップ(ステップS4)、織物の形状生成ステップ(ステップS5)、階調画像生成ステップ(ステップS6)、及び出力ステップ(ステップS7)の各ステップを含む織物データ生成プログラムを実行することにより、織物データを生成し、出力する。
本実施の形態の織物データ生成装置1において、制御部10は、まず、後述する繊維生成ステップS2、糸の形状生成ステップS3、織物の組織生成ステップS4、織物の形状生成ステップS5、階調画像生成ステップS6で利用されるパラメータの入力を受け付ける。
糸の形状生成ステップS3で利用されるパラメータとしては、糸の単位長さ当りの繊維数、繊維の撚り(回転角度)、糸の半径、糸の形状を表現するモデルを定義する関数等が挙げられる。
織物の組織生成ステップS4で利用されるパラメータとしては、織物の一組織におけるたて糸及びよこ糸の表裏配置情報を定義する二値の行列等が挙げられる。
織物の形状生成ステップS5で利用されるパラメータとしては、たて糸及びよこ糸の間隔、繊維の「ケバ」や「ムラ」を調整するための値等が挙げられる。
階調画像生成ステップS6で利用されるパラメータとしては、階調数等が挙げられる。
次に、制御部10は、繊維の形状を定義する。
制御部10は、入力されたパラメータ「繊維の長さ」に基づいて、3次元空間内に任意の長さの線または任意数の点群の集合を設定する。ここで、線とは、直線、曲線、または曲線の集合を含むものとする。以下の説明では、繊維を定義するため、任意の長さの線分を繊維データとして3次元空間内に設定する。そして、パラメータ「分節数」に基づいて、その線分(任意の長さの線または任意数の点群の集合を設定した場合は、線または点群の集合)を区切り、各ノード(区切られた線分の1要素)をパラメータ「繊維の揺らぎ」の幅内にランダムに揺らして配置することにより、繊維データを生成する。
i番目のノードの始点の座標niは、次の式(1)に示す位置となる。
次に、制御部10は、糸の形状を定義する。糸は、繊維を束ね、撚ったものとして表現される。
閉空間モデルの一例として、例えば、図5に示すような、所定の単位長の長さ及びパラメータ「糸の半径」分の半径rを持つ円柱モデル34を使用する。
制御部10は、まず、円柱モデル34内に、繊維データ31,31,31,・・・をパラメータ「繊維数」だけ略平行に配置する(図5(A))。
各繊維データ31,31,31,・・・は、円柱モデル34の上面と下面とを結ぶ方向(図中z方向)に対して略平行に配置されるものとする。
各繊維の移動のベクトルTt=(Ttx,Tty,Ttz)は式(3)の値となる。
円錐台の半径を返す関数r(a)を式(4)で定義するものとする。
繊維データを回転させる際は、各ノード端点を順次円の接線方向にθ度移動させるとともに、ノード長さの補正を行う。一般的な回転処理では、回転の軸から離れた点ほど移動量が多くなる。そのため、糸の外側の繊維が密に表現されてしまう。これを避けるため、各ノードの長さが元の長さを保つように移動後の位置を補正する。
この回転処理によって繊維の束である糸が撚られ、図7に示すような糸データが生成される。図7は、撚りの処理が行われた糸の3D画像を示す図である。糸の長軸が回転軸(z軸)である。図7に示すように、糸の複数の繊維が撚られた様子が表現される。
次に、制御部10は、織物の組織を定義する。
織物は、たて糸とよこ糸とから構成されるため、たて糸とよこ糸との交差する点(以下、組織点と呼ぶ)では、たて糸及びよこ糸のうちどちらか一方が表面に現れ、他方は裏面に現れる。
例えば、平織の表裏配置情報は、式(6)に示すような2×2行列により定義される。
ここで、組織点の位置を、たて糸のインデックスj、よこ糸のインデックスkで表現すると、たて糸のインデックスjと行列Aの行数mの余剰、またはよこ糸のインデックスkと列数nの余剰を参照することにより、注目する組織点が行列Aのどの要素に該当するかが決定され、各糸の表裏配置情報が決定される。
また、ここでは、行列Aの要素が1のとき、たて糸が表であるとして定義する。更に、たて糸の長軸をz方向、よこ糸の長軸をx方向、表裏をy方向に配置するものとする。
次に、制御部10は、たて糸とよこ糸の繊維が、それぞれ隣り合う組織点間を滑らかに補間するように、繊維を構成する各ノードを適宜平行移動する処理を行う。
図9は、糸56の変形について説明する図である。図9では、紙面の左右方向をz方向、紙面上下方向をy方向、紙面鉛直方向をx方向としている。
糸46と糸56とが交差するz位置zkから、糸47と糸56とが交差するz位置zk+1までの間を、糸56内の繊維が滑らかに補間する。
yaとybは対象となる組織点のy軸の座標であり、tは、隣り合う組織点間の位置を示し[0,1]の値をとる媒介変数である。
ここでは、補間の関数f(ya,yb,t)の一例として、式(9)に示す3次元ベジエ曲線を用いるものとする。
また、ベジエ曲線に代えて、他の補間の関数としてもよい。
また、たて糸とよこ糸をそれぞれ6本ずつ用いた平織の織物の3D画像を図11に示す。
図10、図11に示すように、本織物データ生成装置1で生成された糸データまたは織物データは、糸に含まれる繊維の質感が微細に表現されていること分かる。
糸に「ムラ」を加えたときの織物の3D画像を図12に示す。
制御部10は、選択した繊維を糸の表面に飛び出させるために、直線状に変形させ、各ノードにノイズを付加する。ケバとなる繊維のノードniの位置は、式(11)のni’に移動する。
次に、織物データ生成装置1は、生成された織物データの3次元形状をハイトフィールドに変換する処理を行う。制御部10は、生成された織物データの3次元形状の表側から繊維の表面で最も高い部分を選択し、高さ情報を例えば256階調の階調画像(グレースケール等)で表し、2次元平面に射影する。
制御部10は、入力部15から入力される指示操作にしたがって、階調化された織物データの画像を、表示部16に表示させたり、印刷部17に出力して印刷したり、記憶部11またはメディア入出力部12に接続された記憶媒体等に記憶したりする。
図14及び図15に示すように、織物データは、糸の撚りの「ムラ」や繊維の「ケバ」等の微細な形状が表現されており、実際の布地の質感を十分微細に表現している。
また、織物データの出力サイズを任意に変更できるので、実用性が向上する。
次に、本発明に係る織物布地調エンボス版の製造装置、及び織物布地調シートについて説明する。
図17に第2の実施の形態のエンボス版製造装置9Aの構成を示す。
彫刻機93は、彫刻機制御部931、駆動部932、及び彫刻用刃(打刻刃)933を備える。彫刻機制御部931は、コンピュータ91から入力される織物データのハイトデータに従って彫刻機駆動部932を駆動し、彫刻用刃933を支持台101,101に支持されたエンボス版シリンダ100の版面に対して深さ方向に上下動するとともに、エンボス版シリンダ100の回転軸方向(図中A−A方向)に移動させる。回転駆動部104は、コンピュータ91から入力される指示に従って、支持台101,101に支持されたエンボス版シリンダ100を回転軸A−A方向を中心に回転する。
これにより、彫刻機93は、コンピュータ91から入力された織物データのハイトデータに従った深さで金属製或いは樹脂製のエンボス版シリンダ100に彫刻を施し、織物布地調の表面形状を形成する。
彫刻機制御部931は、走査部を駆動し、光学ユニットをエンボス版シリンダ100の回転軸方向(図中A−A方向)に移動させるとともに、レーザ発振器を制御してレーザの出力値を深さ情報(ハイトデータ)に従った出力値に変調する。これにより、エンボス版シリンダ100の所定位置に所定の出力でレーザビームを照射して、エンボス版シリンダ100の表面に織物布地調の凹凸を彫刻する。
また、エンボス版を用いてシート表面を織物布地調に加工し、量産することが可能となる。
第3の実施の形態の織物布地調エンボス版の製造装置は、第1の実施の形態の織物データの生成手順に従って生成された織物データに基づいて、エンボス版シリンダにエッチングの手法を用いて織物布地表面の凹凸形状を形成する。
支持台101及び回転駆動部104の構成及び動作は、第2の実施の形態と同様である。
また、レーザービームによってレジストを形成する手段としては、他にも、レジスト層をコーティングしたシリンダーに直接描画(レジスト層を焼飛ばす)をし、現像処理や、洗浄処理による非レジスト部の除去を必要としないレーザー刷版装置もある。
第4の実施の形態の織物布地調エンボス版の製造装置は、第3の実施の形態と同様に、第1の実施の形態の織物データの生成手順に従って生成された織物データに基づいて、エンボス版シリンダにエッチングの手法を用いて織物布地表面の凹凸形状を形成する。エッチングにはフォトマスク97を使用する。
図19(B)に示すように、フォトマスク97にてレジスト層のコーティングされたエンボス版シリンダ200を覆い、露光することにより、フォトマスク97に形成されている遮光パターンに従った露光部及び非露光部が形成される。更に、現像処理、腐食処理、洗浄処理を行うことにより、エンボス版シリンダ200の表面に凹凸が形成される。フォトマスク97を交換して、レジスト層コーティング、露光、現像、腐食、洗浄を繰り返すことにより、エンボス版シリンダ200の表面に複数段に凹凸が形成される。
10・・・・・・制御部
15・・・・・・入力部
16・・・・・・表示部
17・・・・・・印刷部
21・・・・・・パラメータ入力部
22・・・・・・繊維形状生成部
23・・・・・・糸の形状生成部
24・・・・・・織物の組織生成部
25・・・・・・織物の形状生成部
26・・・・・・階調画像生成部
27・・・・・・出力部
31・・・・・・繊維データ
34、35、36・・糸のモデル
9・・・・・・・織物布地調エンボス版の製造装置
100・・・・・エンボス版シリンダ
200・・・・・エンボス版シリンダ(レジスト層被覆)
91・・・・・・コンピュータ
92・・・・・・エンボス版製造手段
93・・・・・・彫刻機
96・・・・・・パターン露光装置
97・・・・・・フォトマスク
Claims (15)
- 3次元空間内に任意の長さの線または任意数の点群の集合を設定し、前記線または前記点群の集合を任意の分節数に区切った各ノードの端点を任意の揺らぎ幅内に配置することにより、繊維データを生成する繊維データ生成手段と、
前記繊維データ生成手段によって生成された繊維データを、任意の閉空間モデル内に複数配置することにより糸データを生成する糸データ生成手段と、
前記糸データ生成手段により生成された複数の糸データを、織物のたて糸及びよこ糸として配置し、織り方に応じた各糸の表裏配置情報に基づいて、各糸の形状を変形し、織物形状データを生成する織物形状データ生成手段と、
前記織物形状データ生成手段により生成された織物形状データを2次元のハイトフィールドに変換し、織物データとして出力する織物データ出力手段と、
を備えることを特徴とする織物データ生成装置。 - 前記繊維データに対するパラメータとして、繊維の長さ、繊維の揺らぎ幅、繊維を構成するノードの数を入力する繊維パラメータ入力手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の織物データ生成装置。
- 前記閉空間モデルは、任意の半径を有する円柱モデルまたは円錐台モデルであることを特徴とする請求項1に記載の織物データ生成装置。
- 前記糸データ生成手段は、前記閉空間モデル内に配置された各繊維データの一端を固定しつつ、他端側を、該閉空間モデルの中心軸を中心に所望の角度だけ回転させる撚り糸データ生成手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の織物データ生成装置。
- 前記撚り糸データ生成手段は、
前記各繊維データを回転させる際に、元の長さを保つことを特徴とする請求項4に記載の織物データ生成装置。 - 前記糸データに対するパラメータとして、繊維データの数、前記閉空間モデルを定義する関数を入力する糸パラメータ入力手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の織物データ生成装置。
- 前記織物形状データ生成手段は、
織物の最小単位となる組織におけるたて糸及びよこ糸の表裏配置情報を定義する織物組織定義手段と、
前記織物組織定義手段により定義された表裏配置情報に基づいて、たて糸とよこ糸との隣り合う二つの交差点間で、糸が滑らかに補間するように各繊維を変形処理する変形手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の織物データ生成装置。 - 前記織物形状データ生成手段は、各糸の形状を変形させる際に、よこ糸とたて糸との隣り合う二つの交差点を結ぶ糸データに対してベジエ曲線を適用することを特徴とする請求項1に記載の織物データ生成装置。
- コンピュータが、3次元空間内に任意の長さの線または任意数の点群の集合を設定し、前記線または前記点群の集合を任意の分節数に区切った各ノードの端点を任意の揺らぎ幅内に配置することにより、繊維データを生成する繊維データ生成ステップと、
コンピュータが、生成された繊維データを、任意の閉空間モデル内に複数配置することにより糸データを生成する糸データ生成ステップと、
コンピュータが、生成された複数の糸データを、織物のたて糸及びよこ糸として配置し、織り方に応じた各糸の表裏配置情報に基づいて、各糸の形状を変形し、織物形状データを生成する織物形状データ生成ステップと、
コンピュータが、生成された織物形状データを2次元のハイトフィールドに変換し、織物データとして出力する織物データ出力ステップと、
を含むことを特徴とする織物データ生成方法。 - コンピュータを請求項1に記載の織物データ生成装置として機能させるためのプログラム。
- 3次元空間内に任意の長さの線または任意数の点群の集合を設定し、前記線または前記点群の集合を任意の分節数に区切った各ノードの端点を任意の揺らぎ幅内に配置することにより、繊維データを生成する繊維データ生成手段と、
前記繊維データ生成手段によって生成された繊維データを、任意の閉空間モデル内に複数配置することにより糸データを生成する糸データ生成手段と、
前記糸データ生成手段により生成された複数の糸データを、織物のたて糸及びよこ糸として配置し、織り方に応じた各糸の表裏配置情報に基づいて、各糸の形状を変形し、織物形状データを生成する織物形状データ生成手段と、
前記織物形状データ生成手段により生成された織物形状データを2次元のハイトフィールドに変換し、織物データとして出力する織物データ出力手段と、
前記織物データ出力手段により出力された織物データに基づいて、彫刻またはエッチングの手法により織物布地の表面形状をエンボス版シリンダに形成したエンボス版を製造するエンボス版製造手段と、
を備えることを特徴とする織物布地調エンボス版製造装置。 - 前記エンボス版製造手段は、前記エンボス版シリンダに対して、打刻刃またはレーザビームを用いて前記織物布地の表面形状を彫刻する彫刻手段であることを特徴とする請求項11に記載の織物布地調エンボス版製造装置。
- 前記エンボス版製造手段は、レジスト層をコーティングした前記エンボス版シリンダ、または該エンボス版シリンダへの露光処理に用いるフォトマスクに対して、前記織物データに基づく露光パターンを形成するパターン露光手段を含むことを特徴とする請求項11に記載の織物布地調エンボス版製造装置。
- コンピュータが、3次元空間内に任意の長さの線または任意数の点群の集合を設定し、前記線または前記点群の集合を任意の分節数に区切った各ノードの端点を任意の揺らぎ幅内に配置することにより、繊維データを生成する繊維データ生成ステップと、
コンピュータが、生成された繊維データを、任意の閉空間モデル内に複数配置することにより糸データを生成する糸データ生成ステップと、
コンピュータが、生成された複数の糸データを、織物のたて糸及びよこ糸として配置し、織り方に応じた各糸の表裏配置情報に基づいて、各糸の形状を変形し、織物形状データを生成する織物形状生成ステップと、
コンピュータが、生成された織物形状データを2次元のハイトフィールドに変換し、織物データとして出力する織物データ出力ステップと、
エンボス版製造手段が、出力された織物データに基づいて、彫刻またはエッチングの手法により織物布地の表面形状をエンボス版シリンダに形成したエンボス版を製造するエンボス版製造ステップと、
を含むことを特徴とする織物布地調エンボス版製造方法。 - 請求項11に記載の織物布地調エンボス版製造装置によって製造されたエンボス版を用いてシート表面にエンボス加工を施すことを特徴とする織物布地調シートの製造方法。
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