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JP5368888B2 - 演算増幅器 - Google Patents

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JP5368888B2
JP5368888B2 JP2009140232A JP2009140232A JP5368888B2 JP 5368888 B2 JP5368888 B2 JP 5368888B2 JP 2009140232 A JP2009140232 A JP 2009140232A JP 2009140232 A JP2009140232 A JP 2009140232A JP 5368888 B2 JP5368888 B2 JP 5368888B2
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Description

本発明は、回路の低消費電流化と出力部の周波数特性の改善を図った演算増幅器に関するものである。
所謂出力フルスイング動作を行う演算増幅器の従来例を図2に示す。この演算増幅器は、非反転入力端子11と反転入力端子12から差動電圧を入力し差動電流を出力するトランスコンダクタンスアンプA1、そのトランスコンダクタンスアンプA1の能動負荷として接続され、カレントミラー回路を形成するPNPトランジスタQ1,Q2、トランジスタQ2のコレクタとベースが接続されたPNPトランジスタQ3、そのトランジスタQ3にエミッタ電流を流す電流源I1、プッシュプル型出力回路を構成するNPNトランジスタQ9とPNPトランジスタQ10、トランジスタQ9,Q10のベース間の電位差を調整する役割を持つアイドリング電流補給用のNPNトランジスタQ7とPNPトランジスタQ8、トランジスタQ7,Q8にベース固定電位を与える電圧源V1,V2、出力トランジスタQ9,Q10の共通コレクタに接続された出力端子13からなる。
本回路は、入力段からの信号をトランジスタQ3で受けて、出力トランジスタQ9,Q10を駆動している。演算増幅器の出力端子13から吐き出す出力吐出電流Isourceは、トランジスタQ3の電流増幅率βQ3とトランジスタQ10の電流増幅率βQ10とトランスコンダクタンスアンプA1の出力電流IA1の積で決まり、
Figure 0005368888
となる。
一方、演算増幅器の出力端子13から吸い込む出力吸込電流Isinkは、トランジスタQ9の電流増幅率βQ9と電流源I1の電流値I1で決まり、
Figure 0005368888
となる。そして、各トランジスタQ3,Q9,Q10の電流増幅率が等しいとき(βQ3=βQ9=βQ10)には、出力吐出電流Isourceに比べて出力吸込電流Isinkが小さくなる。
出力吸込電流Isinkを増やすためには、電流源I1の電流I1を増やす必要があるが、消費電流の増大に繋がる。また、それに伴い、出力トランジスタQ9のアイドリング電流が変動するため、各トランジスタの定数を再設定する必要が出てくる。
本回路の応答速度は、出力トランジスタQ9,Q10のベース電流の応答速度に影響される。出力トランジスタQ10のベース電流は、トランジスタQ3のエミッタ電流から生成される。図2において、トランジスタQ3に発生する遅延時間をτQ3とすると、トランジスタQ10のベース電流が変化するまでの時間TBQ10は、
Figure 0005368888
となる。
一方、トランジスタQ9のべース電流は、トランジスタQ3のエミッタ電流が停止した際に、電流源I1の電流I1がトランジスタQ7,Q8のそれぞれを通して与えられる。このため、トランジスタQ9のベース電流が変化するまでの時間TBQ9は、遅延時間τQ3とトランジスタQ7,Q8に発生する遅延時間τQ7,τQ8との合算であるため、
Figure 0005368888
(ただし、τQ8>>τQ7の場合は、電流変化開始はτQ7によるため。)
となり、トランジスタQ9の応答速度がトランジスタQ10に比べて遅くなる。これにより演算増幅器の応答速度が悪化する。
図3に、特許文献1に記載されている別の従来例の演算増幅器を示す。本回路は図2の演算増幅器におけるトランジスタQ9,Q10に定常時に流れるアイドリング電流を変えることなく、トランジスタQ9のベース端子に、追加した電流源I2から電流I2を供給することにより、トランジスタQ9のベース電流を補給し、出力吸込電流の改善を図ったものである。
この図3の演算増幅器の出力吸込電流Isink’は、
Figure 0005368888
となり、電流源I2の電流I2を大きくすることにより、出力吸込電流Isink’を大きくすることができる。このときトランジスタQ7,Q8に流れる電流は変化しないために、アイドリング電流が変化しない。しかし、トランジスタQ9のコレクタ電流を必要としないときにも電流I2は流れ続けるため、無駄な電流となり、消費電流の増大に繋がる。
図3の演算増幅器の応答特性は、出力端子13から電流が吐き出されているか、吸い込まれているかで異なる。吐き出している場合は、先の式(3),(4)と同様に
Figure 0005368888
となる。
一方、吸い込まれている場合は、出力トランジスタQ10のベース電流の変化する時間はトランジスタQ3にのみ影響を受けるために、先の図2の回路と同様であり、
Figure 0005368888
となる。
出力トランジスタQ9のベース電流の変化する時間は、トランジスタQ3による遅延時間τQ3とトランジスタQ5による遅延時間τQ5の合算された時間と、トランジスタQ7,Q8による遅延時間τQ7,τQ8の合算された時間の双方の影響を受けるため、
Figure 0005368888
(ただし、(τQ3+((τQ7+τQ8)/2)>>(τQ3+τQ5)の場合は、
電流変化開始は(τQ3+τQ5)によるため。)
となり、図3の演算増幅器の場合でも、トランジスタQ9の応答速度はトランジスタQ10に比べて遅くなる。
特開2008−219617号公報
以上のように、出力フルスイング動作を行う演算増幅器では、出力吸込電流Isinkを大きくしようとすると内部の電流源電流を大きくする必要があり、演算増幅器の消費電流が増大する。また、一方の出力トランジスタを駆動する電流が他方の出力トランジスタを駆動する電流に比べて応答速度が遅く、回路の周波数特性が悪化するという問題がある。
本発明の目的は、上記した消費電流の増大防止および回路の周波数特性の向上を図った演算増幅器を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明の演算増幅器は、コレクタが出力端子に共通接続された第2の導電型の第9のトランジスタおよび第1の導電型の第10のトランジスタと、入力端子に接続されたトランスコンダクタンスアンプと、該トランスコンダクタンスアンプの非反転側出力電流に比例して前記第10のトランジスタのベース電流を決める前記第1の導電型の第3のトランジスタと、該第3のトランジスタのコレクタ電流に比例して第2の電流源からの電流の吸い込み量を決めることにより前記トランスコンダクタンスアンプの反転側出力電流に比例して前記第9のトランジスタのベース電流を決める前記第2の導電型の第5のトランジスタとを備えた演算増幅器において、前記第2の電流源を、前記トランスコンダクタンスアンプの反転側出力電流に比例してそのコレクタ電流を決める前記第1の導電型の第6のトランジスタに置き換えてなり該第9のトランジスタの遅延時間を、前記第10のトランジスタの遅延時間と等しくなるように設定したことを特徴とする。
請求項2にかかる発明の演算増幅器は、入力端子に接続されたトランスコンダクタンスアンプと、該トランスコンダクタンスアンプの反転側出力電流をミラーした電流を出力側トランジスタから出力するよう第1の電源端子にエミッタが接続された第1の導電型の2個のトランジスタからなる第1のカレントミラー回路と、該第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタのコレクタと前記トランスコンダクタンスアンプの非反転出力側にベースが接続される前記第1の導電型の第3のトランジスタと、該第3のトランジスタのエミッタと前記第1の電源端子との間に接続される第1の電流源と、前記第3のトランジスタのコレクタ電流をミラーした電流を出力側トランジスタから出力するようエミッタが第2の電源端子に接続される第2の導電型の2個のトランジスタからなる第2のカレントミラー回路と、該第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタのコレクタにコレクタが接続されエミッタが前記第1の電源端子に接続されベースが前記第1のカレントミラーの2個のトランジスタのベースに共通接続される前記第1の導電型の第6のトランジスタと、該第6のトランジスタのコレクタにベースが接続されエミッタが前記第2の電源端子に接続されコレクタが出力端子に接続される前記第2の導電型の第9のトランジスタと、前記第3のトランジスタのエミッタにベースが接続されエミッタが前記第1の電源端子に接続されコレクタが前記出力端子に接続される前記第1の導電型の第10のトランジスタと、を備え、該第9のトランジスタの遅延時間を、前記第10のトランジスタの遅延時間と等しくなるように設定したことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の演算増幅器において、第1の固定電圧でベースバイアスされ、コレクタが前記第10のトランジスタのベースに接続され、エミッタが前記第9のトランジスタのベースに接続された前記第2の導電型の第7のトランジスタと、第2の固定電圧でベースバイアスされ、コレクタが前記第9のトランジスタのベースに接続され、エミッタが前記第10のトランジスタのベースに接続された前記第8の導電型の第8のトランジスタと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、出力フルスイング動作を行う演算増幅器において、出力吸込電流に影響を与える電流源に第6のトランジスタを使用し、その電流がトランスコンダクタンスアンプの反転側出力電流に比例するようにしたので、演算増幅器の消費電流を低減できる。また、一方の出力トランジスタを駆動する電流と他方の出力トランジスタを駆動する電流の応答速度を等しくすることができ、演算増幅器の周波数特性を改善できる。
本発明の1つの実施例の演算増幅器の回路図である。 第1の従来例の演算増幅器の回路図である。 出力吸込電流Isinkの特性を改善した別の従来例の演算増幅器の回路図である。 演算増幅器の周波数特性を見るためのシミュレーションを行う回路図である。 図4のシミュレーションのための演算増幅器に適用した従来例の回路例の内部回路である。 図4のシミュレーションのための演算増幅器に適用した本実施例の回路例の内部回路である。 本実施例および従来例の演算増幅器のシミュレーション結果の電圧利得位相対周波数特性図である。 トランスコンダクタンスアンプA1を具体化した本発明の具体例の演算増幅器の回路図である。 トランスコンダクタンスアンプA1を具体化した本発明の別の具体例の演算増幅器の回路図である。 トランスコンダクタンスアンプA1を具体化した本発明の更なる別の具体例の演算増幅器の回路図である。
図1に本発明の実施例の演算増幅器の構成を示す。この演算増幅器は、非反転入力端子11と反転入力端子12から差動電圧を入力し差動電流を出力するトランスコンダクタンスアンプA1、そのトランスコンダクタンスアンプA1の能動負荷として接続され、カレントミラー回路を形成するPNPトランジスタQ1,Q2、そのトランジスタQ1,Q2とベースが共通接続のPNPトランジスタQ6、トランジスタQ2のコレクタと接続され出力トランジスタQ10を駆動するPNPトランジスタQ3、そのトランジスタQ3にエミッタ電流を流す電流源I1、そのトランジスタQ3のコレクタ電流をミラーするカレントミラー接続のNPNトランジスタQ4,Q5、トランジスタQ5のコレクタとトランジスタQ3のエミッタの間の電位差を調整する役割を持つアイドリング電流補給用のNPNトランジスタQ7とPNPトランジスタQ8、それらトランジスタQ7,Q8にベース電位を与える電圧源V1,V2、プッシュプル出力回路を構成するNPNトランジスタQ9とPNPトランジスタQ10、トランジスタQ9,Q10の共通コレクタに接続された出力端子13からなる。図3で説明した従来の演算増幅器とは、電流源I2がトランジスタQ1を基準側とするカレントミラーを構成するトランジスタQ6に置き換わった点が異なる。なお、請求項との関係では、例えば、トランジスタQ10は第10のトランジスタに相当する。他も同様である。
本回路の出力電流について説明する。トランジスタQ1,Q2,Q6のエミッタ面積AEQ1,AEQ2,AEQ6の比が、
Figure 0005368888
であるとし、平衡状態である場合にトランジスタQ1,Q2のコレクタに、同一の電流IA1が流れているとすると、トランジスタQ6のコレクタ電流ICQ6は、
Figure 0005368888
となる。
ここで、非反転入力端子11の入力電圧VIN+に比べて反転入力端子12の入力電圧VIN-が十分に大きいとき、トランジスタQ1のコレクタ電流は2IA1となり、トランジスタQ6のコレクタ電流ICQ6’は、
Figure 0005368888
となる。
このとき、出力吸込電流Isink"は
Figure 0005368888
となる。
式(5)で示した図3の回路と同じ出力吸込電流Isink’を得ようとする場合は、
Figure 0005368888
となり、平衡状態での消費電流を、図3の回路に比べてI2/2の電流分だけ低減できる。すなわち、低消費電流化を実現できる。
次に、この演算増幅器において入力端子電圧が変化したときに、トランジスタQ9,Q10のベース電流が変化するまでの時間の変化について説明する。トランジスタQ6に発生する遅延時間をτQ6とすると、トランジスタQ10のベース電流が変化するまでの時間TBQ10”は、先の式(3),(7)と同じであり、
Figure 0005368888
となる。
一方、トランジスタQ9のベース電流の変化するまでの時間TBQ9”は、トランジスタQ3による遅延時間τQ3とトランジスタQ7,Q8による遅延時間τQ7,τQ8の合算である時間TBQ9_1
Figure 0005368888
(ただし、τQ8>>τQ7の場合は電流変化開始はτQ7によるため。)
と、トランジスタQ6による遅延時間τQ6とトランジスタQ5による遅延時間τQ5の合算である時間TBQ9_2
Figure 0005368888
(ただし、(τQ3+τQ5)>>τQ6の場合は、電流変化開始はτQ6によるため。)
の合算によってきまる。
よって、出力トランジスタQ9のベース電流が変化する時間TBQ9”は
Figure 0005368888
(ただし、式(8)、(9)よりTBQ9_1>>TBQ9_2であると考えられるため。)
となる。
このように、本発明を使わない場合の遅延時間の式(4)および式(6)と比べて、遅延時間が減少する。また、τQ3=τQ6であると仮定すると、トランジスタQ9とQ10の応答速度が同一になる。遅延時間は位相の遅れとして周波数特性に影響を及ぼすために、遅延時間の改善により回路の周波数特性が改善する。
遅延時間の減少が回路の周波数特性の改善に寄与する様子を見るために、図4に演算増幅器10のシミュレーション回路を示す。R3は10kΩの抵抗、R4は10Ωの抵抗、OSC1は入力信号源であり、高電位電源電圧VCCは2.5V、低電位電源電圧VEEは−2.5Vである。
図5は図4の演算増幅器10として周波数特性のシミュレーション対象とした従来の回路(図2相当)であり、トランスコンダクタンスアンプA1を、PNPトランジスタQ15,Q16、電流源I3の差動対と、NPNトランジスタQ13,Q14、抵抗R1,R2、電圧源V3のベース接地回路で構成している。C1は位相補償用のキャパシタである。
図6は図4の演算増幅器10として周波数特性のシミュレーション対象とした本実施例の回路(図1相当)であり、図5と同様にトランスコンダクタンスアンプA1を構成し、また位相補償用キャパシタC1を接続している。
図5および図6において、電流源I1、I3の電流は100μA、トランジスタQ1,Q2,Q3、Q4,Q5のエミッタ面積は同一(m=1)、トランジスタQ6のエミッタ電流は50μA(ただし、平衡状態時)、抵抗R1,R2は2kΩ、電圧源V1は1.15V、電圧源V2は3.55V、電圧源V3は975mV、位相補償用キャパシタC1は12pFである。図7に電圧利得・位相 対 周波数特性のシミュレーション結果を示す。図7より、従来回路に比べ本発明回路では位相特性の改善が示されており、遅延時間も減少していることが確認できる。
なお、以上説明した本実施例の演算増幅器において、トランスコンダクタンスアンプA1は図8、図9、図10に示すような回路に置き換えても、同様に動作する。図8はトランスコンダクタンスアンプA1を、NPNトランジスタQ11,Q12、電流源I4の差動対に置き換えたものである。図9はトランスコンダクタンスアンプA1を、PNPトランジスタQ15,Q16、電流源I3の差動対と、NPNトランジスタQ13,Q14、抵抗R1,R2、電圧源V3のベース接地回路で置き換えたものである。図10はトランスコンダクタンスアンプA1を、PNPトランジスタQ15,Q16、電流源I3の差動対と、NPNトランジスタQ17,Q18、電流源I5の差動対出力をPNPトランジスタQ19,Q20のカレントミラー回路およびPNPトランジスタQ21,Q22のカレントミラー回路で折り返し、それぞれをNPNトランジスタQ13,Q14、抵抗R1,R2、電圧源V3のベース接地に入力する回路で置き換えたものもである。
また、上記説明した本実施例の演算増幅器において、PNPトランジスタをNPNトランジスタに置き換え、NPNトランジスタをPNPトランジスタに置き換え、電流源I1,I3,I4,I5の向きを逆にし、高電位電源電圧VCCと低電位電源電圧VEEを反対にしても良い。
本発明は、所謂出力フルスイング動作を行う演算増幅器において、低消費電流が求められ、且つ応答速度が求めらる場合に好適である。
A1:トランスコンダクタンスアンプ
I1〜I5:電流源
Q1〜Q22:トランジスタ
10:演算増幅器、11:非反転入力端子、12:反転入力端子、13:出力端子
CC:高電位電源電圧、VEE:低電位電源電圧
V1〜V3:電圧源

Claims (3)

  1. コレクタが出力端子に共通接続された第2の導電型の第9のトランジスタおよび第1の導電型の第10のトランジスタと、入力端子に接続されたトランスコンダクタンスアンプと、該トランスコンダクタンスアンプの非反転側出力電流に比例して前記第10のトランジスタのベース電流を決める前記第1の導電型の第3のトランジスタと、該第3のトランジスタのコレクタ電流に比例して第2の電流源からの電流の吸い込み量を決めることにより前記トランスコンダクタンスアンプの反転側出力電流に比例して前記第9のトランジスタのベース電流を決める前記第2の導電型の第5のトランジスタとを備えた演算増幅器において、
    前記第2の電流源を、前記トランスコンダクタンスアンプの反転側出力電流に比例してそのコレクタ電流を決める前記第1の導電型の第6のトランジスタに置き換えてなり
    該第9のトランジスタの遅延時間を、前記第10のトランジスタの遅延時間と等しくなるように設定したことを特徴とする演算増幅器。
  2. 入力端子に接続されたトランスコンダクタンスアンプと、
    該トランスコンダクタンスアンプの反転側出力電流をミラーした電流を出力側トランジスタから出力するよう第1の電源端子にエミッタが接続された第1の導電型の2個のトランジスタからなる第1のカレントミラー回路と、
    該第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタのコレクタと前記トランスコンダクタンスアンプの非反転出力側にベースが接続される前記第1の導電型の第3のトランジスタと、
    該第3のトランジスタのエミッタと前記第1の電源端子との間に接続される第1の電流源と、
    前記第3のトランジスタのコレクタ電流をミラーした電流を出力側トランジスタから出力するようエミッタが第2の電源端子に接続される第2の導電型の2個のトランジスタからなる第2のカレントミラー回路と、
    該第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタのコレクタにコレクタが接続されエミッタが前記第1の電源端子に接続されベースが前記第1のカレントミラーの2個のトランジスタのベースに共通接続される前記第1の導電型の第6のトランジスタと、
    該第6のトランジスタのコレクタにベースが接続されエミッタが前記第2の電源端子に接続されコレクタが出力端子に接続される前記第2の導電型の第9のトランジスタと、
    前記第3のトランジスタのエミッタにベースが接続されエミッタが前記第1の電源端子に接続されコレクタが前記出力端子に接続される前記第1の導電型の第10のトランジスタと、を備え、
    該第9のトランジスタの遅延時間を、前記第10のトランジスタの遅延時間と等しくなるように設定したことを特徴とする演算増幅器。
    たことを特徴とする演算増幅器。
  3. 請求項1又は2に記載の演算増幅器において、第1の固定電圧でベースバイアスされ、コレクタが前記第10のトランジスタのベースに接続され、エミッタが前記第9のトランジスタのベースに接続された前記第2の導電型の第7のトランジスタと、第2の固定電圧でベースバイアスされ、コレクタが前記第9のトランジスタのベースに接続され、エミッタが前記第10のトランジスタのベースに接続された前記第8の導電型の第8のトランジスタと、を備えたことを特徴とする。
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