JP5355693B2 - 誤差補正方法及び工作機械 - Google Patents
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Description
特許文献1には、3次元直交座標系の任意の格子点において回転送り軸の回転角度に関係付けされた位置誤差と姿勢誤差とを含むエラーマップを用いて、直線送り軸及び回転送り軸の位置誤差と姿勢誤差とを補正することが記載されている。また、段落番号0026の第3行〜第7行には、位置誤差及び姿勢誤差について、「位置誤差35aは、回転送り軸A,Cが所定の位置に位置決めされたときに生じる3次元座標値で表される位置の誤差であり、姿勢誤差35bは、主軸ヘッド4とワークテーブル6との相対姿勢の誤差であって、互いに直交する回転送り軸A,Cが所定の回転角度に位置決めされたときに生じる傾き角度で表される誤差である。」と記載されている。
この従来技術では、位置誤差や姿勢誤差に応じて移動指令に対する補正を行うことにより、所定の突き出し長さを有する工具の先端点を目標位置に精度良く位置決めすることができるものである。ここで、工具の先端点は、回転工具の軸線上に存在する点であり、ボールエンドミルのボール中心位置、又はスクエアエンドミルやラジアスエンドミルの先端位置として設定されることができる。このように、工具の先端点は、回転工具の種別などによって異なるものである。また、工具の先端点は、工具の切れ刃とワークの加工面との接触点としての加工点に一致するものではない。すなわち、工具の先端点と加工点との間にはずれがあるため、工具の先端点を基準点として補正し加工が行われると、削り過ぎを生じたり、逆に浅い切込みで加工が行われたりすることがある。
また、本発明によれば、端面と外周面とが交差するコーナ部に底刃を有する回転工具が使用され、前記姿勢誤差により前記回転工具が傾くことにより、前記底刃が前記ワークの底面を削り過ぎないように、前記底刃が前記ワークの底面から遠ざかるように、前記工作機械の直線送り軸に対する移動指令を補正する誤差補正方法が提供される。
また、本発明によれば、外周面に外周刃を有する回転工具が使用され、前記姿勢誤差により前記回転工具が傾くことにより、前記外周刃が前記ワークの壁面を削り過ぎないように、前記外周刃が前記ワークの壁面から遠ざかるように、前記工作機械の直線送り軸に対する移動指令を補正する誤差補正方法が提供される。
また、本発明によれば、複数の直線送り軸を有して主軸とワークテーブルとが相対移動可能に構成された工作機械において、前記主軸と前記ワークテーブルとの誤差を、位置誤差と姿勢誤差とを含むエラーマップとして記憶する誤差データ記憶手段と、工具がワークを削り過ぎないように、前記姿勢誤差と工具種別及び工具径を含む工具情報と加工深さを含むワーク情報とに基づいて、前記直線送り軸に対する移動指令の補正量を演算する演算部と、前記演算部で演算した補正量で前記移動指令を補正する補正部と、を具備することを特徴とした工作機械が提供される。
図2は、本発明に係るマシニングセンタの位置誤差及び姿勢誤差を補正する機能を備えた数値制御装置のブロック図である。
図3は、3次元座標空間の格子点を示す説明図である。
図4は、図3の各格子点に関係付けられる2次元のデータシートを示す説明図である。
図5は、エラーマップを用いた補正方法の一例を示すフローチャートである。
図6は、軸線が傾いている回転工具によりワークの壁面を削り過ぎている状態を示す説明図である。
図7は、軸線が傾いている回転工具によりワークの底面を削り過ぎている状態を示す説明図である。
図1には、5軸の横形マシニングセンタ1の基本的構成が示されている。横形マシニングセンタ1は、直交3軸の直線送り軸X,Y,Zと2軸の回転送り軸A,Cを有している。
本明細書では、工作機械本体の3つの直線送り軸であるX軸、Y軸及びZ軸と、2つの回転送り軸であるA軸及びC軸とを次のように定めるものとする。主軸の軸線に直交し、紙面に垂直な方向をX軸とし、主軸の軸線に直交する高さ方向をY軸とし、主軸の軸線に一致する方向をZ軸とする。2つの回転送り軸であるA軸及びC軸は、X軸に平行な軸周りの回転をA軸とし、Z軸に平行な軸周りの回転をC軸とする。
マシニングセンタ1は、フロア上に設置されているベッド2と、ベッド2上でZ軸方向に直動可能に立設されたコラム3と、コラム3に鉛直方向であるY軸方向に直動可能な主軸台5とを備えている。主軸台5には、Z軸に平行な軸周りのC軸方向にサーボモータ30により回転送り可能にブラケット5aが設けられている。ブラケット5aには、主軸頭4がX軸に平行な軸周りのA軸方向にサーボモータ30により回転送り可能に設けられている。
また、マシニングセンタ1は、ベッド2上で主軸頭4に対向する位置に立設され、紙面に垂直な方向であるX軸方向に直動可能なワークテーブル6を備えている。ワークテーブル6にはイケール8を介してワーク7が保持されている。
主軸頭4には、所定の突出し長で、かつ、所定の直径を有する回転工具9が回転可能に保持されている。回転工具9には、各種エンドミル、ドリルなどを適用することができる。
図2には、工作機械の送り軸の位置を制御する数値制御装置20の構成がブロック図で示されている。
図2に示す数値制御装置20は、工作機械の位置誤差及び姿勢誤差を補正する機能を備えたものであり、加工プログラム21を読み取り、解釈して各送り軸の指令速度及び指令位置を演算する読取解釈部22と、各送り軸における送りを直線補間したり、円弧補間したりするために指令位置や指令速度等に基づいて指令パルスを演算する補間部23と、指令パルスを取得して各送り軸への位置指令を認識する位置指令認識手段24と、測定装置50で測定された測定データと測定点の座標とに基づいて測定点の位置誤差を演算する演算部と、この演算部で演算した位置誤差及び姿勢誤差を直線送り軸の位置及び回転送り軸の回転角度に対応させて記憶する誤差データ記憶手段25と、位置指令と誤差データ記憶手段25に記憶された誤差データとから位置指令を補正するための補正データを演算する補正データ演算手段26と、補正データに基づいて位置指令を補正する補正パルスを求める補正パルス演算手段27と、指令パルスと補正パルスとを加えたパルスをサーボ部29に出力する加算手段28とを備えている。
各送り軸のモータ30は、サーボ部29によって増幅された駆動電流によって駆動され、各送り軸を移動させるようになっている。サーボ部29は、モータ30からの速度フィードバックと図示しない位置検出装置からの位置フィードバックとに基づいて各送り軸が所望の速度で所望の位置に移動するように制御している。
本発明は、読取解釈部22から指令位置を取得して補正し、補正された指令位置を補間部に入力することでモータが所望の位置に移動するように構成した装置も含む。
さらに、補正データ演算手段26は、機械が姿勢誤差を有し工具の軸線が傾いている場合に、ワークの削り過ぎを生じないようにする削り過ぎ回避手段を備えている。削り過ぎ回避手段は、姿勢誤差や、工具種別及び工具形状などの工具情報や、加工深さ(溝深さ)などのワーク情報や、加工面と工具との相対的位置関係などに基づいて、工具9がワーク7を削り過ぎないように、機械の直線送り軸に対する移動指令を補正するための補正量を演算し、補正データに加算する。
次に、図3及び図4を参照してエラーマップについて説明する。エラーマップは、図3に示すような、3次元直交座標系の各格子点31に、図4に示すような、マトリックス状の2次元配列データ33が関連付けされている。すなわち、エラーマップは、3次元直交座標系の各格子点31に関連付けされた多数の2次元配列データ33から構成されている。
各2次元配列データ33は、横軸がA軸であり、縦軸がC軸であり、A軸とC軸の任意の角度において計測された多数の誤差データ34から構成されている。誤差データ34は、位置誤差35aと姿勢誤差35bとから構成されている。位置誤差35aは、回転送り軸A,Cが所定の位置に位置決めされたときに生じる3次元座標値で表される位置の誤差である。すなわち、プログラムで指令された制御点と、実際の制御点とのX,Y,Z軸方向の位置の誤差である。姿勢誤差35bは、主軸頭4とワークテーブル6との相対姿勢の誤差であって、互いに直交する回転送り軸A,Cが所定の回転角度に位置決めされたときに生じる傾き角度で表される誤差である。姿勢誤差35bは[I,J,K]で表され、IはX方向から見た角度の誤差、JはY方向から見た角度の誤差、KはZ方向から見た角度の誤差である。
このように、誤差データ34には、位置誤差35a及び姿勢誤差35bの双方を含んでいるため、この誤差データ34に基づいて移動指令を補正することで、機械を高精度に位置決めすることができる。
図5には、位置誤差及び姿勢誤差の補正方法のフローチャートが示されている。先ず、ステップS0において、補間部23から出力された位置指令から指令された指令位置及び指令姿勢を認識する。ステップS1では、指令位置に対応する誤差データ34をエラーマップから取得する。ステップS2では、誤差データ34の位置誤差34aから位置誤差を補正するための位置補正ベクトルを算出する。
一方、誤差データ34の姿勢誤差34bからは、ステップS5において姿勢補正値を算出する。ステップS6では、ステップS5で求めた姿勢補正値を、ステップS3において読み取った指令姿勢に加算して補正後の姿勢を求める。ステップS7では、ステップS6で求めた補正後の姿勢と工具の突き出し長から補正後の指令点を求める。
ステップS4では、ステップS3で読み取った指令姿勢と工具の突き出し長から補正前の指令点を求める。ステップS8では、ステップS7で求めた補正後の指令点からステップS4で求めた補正前の指令点を減算して姿勢誤差を補正するための指令点の位置の補正ベクトルを算出する。これを姿勢補正ベクトルと呼ぶ。
姿勢補正ベクトルは、主軸に保持されている工具を基端を制御点とした場合、制御点を支点として姿勢誤差を補正するように回転送り軸を回転させたときに、工具の先端が移動する大きさと方向を表すベクトルである。
ステップS9において、ステップS8で求めた姿勢補正ベクトルとステップS2で求めた位置補正ベクトルを加算する。
本発明における指令点とは工具の先端の位置(工具先端位置)のことであり、工具先端位置とは、実際の工具の先端の位置、工具の先端部の加工点の位置、ボールエンドミルの先端部の半球の中心等のことである。
前述のように工具先端位置の誤差を直線送り軸の移動のみによって補正するので、姿勢誤差34bの補正をするとき回転送り軸が回転せず、補正の際、回転送り軸が大きく動いてしまう問題を回避することができる。
上述した位置誤差及び姿勢誤差の補正方法は、工具先端点を3次元座標値の位置指令、すなわち、位置補正ベクトルで移動先へ移動させることで、姿勢誤差の補正を回転送り軸を回転させることなく行うものであり、姿勢誤差そのものをゼロにするものではない。このため、機械が姿勢誤差を有している場合には、回転工具の軸線が誤差に相当する分だけ傾いたまま切削が行われることとなる。
図6及び図7には、回転工具9の軸線CLが傾いたまま切削が行われている状態がそれぞれ示されている。図6に示すように、外周面に外周刃を有する回転工具9の軸線CLが角度θで傾いた状態で、イケール8に支持固定されているワーク7の壁面を切削すると、ワーク7の壁面に削り過ぎが生じることがある。図6に示されている領域Z1は、姿勢誤差によって過剰に切削される領域を示している。領域Z1の大きさは、誤差情報としての角度θと、工具情報としての回転工具9の形状と、ワーク情報としての加工深さLなどに基づいて決定されている。このため、S10では、回転工具9の外周刃がワーク7の壁面を削り過ぎないように、回転工具9の外周刃がワーク7の壁面から図示例において横方向に遠ざかるように、回転工具9を少なくとも削り過ぎ補正量βだけ平行移動した位置に補正される。回転工具9の平行移動は、直線送り軸に対する移動指令を補正することにより行うことができる。
なお、姿勢誤差により回転工具9がワーク7の壁面を削り過ぎるのは、回転工具9がワーク7の壁面側に傾いている場合であり、逆の場合には回転工具9がワーク7の壁面を削り過ぎることはない。このため、加工プログラムには、壁面と回転工具9との相対的位置関係が記載されており、誤差情報、工具情報及びワーク情報に基づいて、回転工具9がワーク7の壁面を削り過ぎるか否かが判断され、削り過ぎる場合には、直線送り軸に対する移動指令が補正されるようになっている。
また、図7に示すように、端面と外周面とが交差するコーナ部に底刃を有する回転工具9の軸線CLが角度θで傾いた状態で、イケール8に支持固定されているワーク7の底面を切削すると、底刃によりワーク7の底面に削り過ぎを生じる。コーナ部に底刃を有する回転工具9としては、スクエアエンドミルやラジアスエンドミルを挙げることができる。ボールエンドミルは、円弧切れ刃を有しているため、工具9の軸線CLが傾いている場合であっても切れ刃がワーク7の底面に食い込むことはない。図7に示されている領域Z2は、姿勢誤差によって過剰に切削される領域を示している。領域Z2の大きさは、誤差情報としての角度θと、工具情報としての回転工具9の形状(直径など)と、ワーク情報としてのワーク形状などに基づいて決定されている。このため、本実施形態では、回転工具9の底刃がワーク7の底面を削り過ぎないように、回転工具9の底刃がワーク7の底面から図示例において上方向に遠ざかるように、回転工具9を少なくとも削り過ぎ補正量δだけ平行移動した位置に補正される。回転工具9の平行移動は、図6に示す加工事例と同様に、直線送り軸に対する移動指令を補正することにより行うことができる。
以上のように、本実施形態の誤差補正方法及び工作機械によれば、機械が姿勢誤差を有し工具の軸線が傾いている場合に、ワークの削り過ぎが生じないように姿勢誤差を補正することができ、高精度かつ高能率に加工を行うことができる。
7 ワーク
9 回転工具
25 誤差データ記憶手段
33 エラーマップ
60 削過ぎ回避手段
70 演算部
80 補正部
Claims (4)
- 工作機械の誤差を補正する誤差補正方法において、
前記工作機械の誤差を位置誤差と姿勢誤差のエラーマップとして記憶し、
使用する工具の工具種別及び工具径を含む工具情報と加工するワークの加工深さを含むワーク情報とを入力し、
前記位置誤差及び前記姿勢誤差と入力された前記工具情報及び前記ワーク情報に基づいてワークの削り過ぎが生じないように送り軸の補正量を演算し、
前記演算した補正量で移動指令を補正することを特徴とした誤差補正方法。 - 端面と外周面とが交差するコーナ部に底刃を有する回転工具が使用され、前記姿勢誤差により前記回転工具が傾くことにより、前記底刃が前記ワークの底面を削り過ぎないように、前記底刃が前記ワークの底面から遠ざかるように、前記工作機械の直線送り軸に対する移動指令を補正する、請求項1に記載の誤差補正方法。
- 外周面に外周刃を有する回転工具が使用され、前記姿勢誤差により前記回転工具が傾くことにより、前記外周刃が前記ワークの壁面を削り過ぎないように、前記外周刃が前記ワークの壁面から遠ざかるように、前記工作機械の直線送り軸に対する移動指令を補正する、請求項1に記載の誤差補正方法。
- 複数の直線送り軸を有して主軸とワークテーブルとが相対移動可能に構成された工作機械において、
前記主軸と前記ワークテーブルとの誤差を、位置誤差と姿勢誤差とを含むエラーマップとして記憶する誤差データ記憶手段と、
工具がワークを削り過ぎないように、前記姿勢誤差と工具種別及び工具径を含む工具情報と加工深さを含むワーク情報とに基づいて、前記直線送り軸に対する移動指令の補正量を演算する演算部と、
前記演算部で演算した補正量で前記移動指令を補正する補正部と、
を具備することを特徴とした工作機械。
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