JP5281422B2 - 建設車両用タイヤ - Google Patents
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Description
まず、本実施形態に係る建設車両用タイヤ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る建設車両用タイヤ1のトレッドパターンを示すトレッド面視図(展開図)である。図2は、本実施形態に係る建設車両用タイヤ1のトレッドパターンを示す一部斜視図である。
(OD×π)/(0.4227×TW)
によって求められる値の±1を満たす。
次に、本実施形態に係るラグ溝10の構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係るラグ溝10を示す断面図(図1のA−A断面図)である。
(OD×π)/P
によって求められた値の18%〜19.5%である。
次に、本実施形態に係る分断溝30の構成について、図1、図2、図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係る中央分断溝31を示す断面図(図1のB−B断面図)である。図5は、本実施形態に係る外側分断溝33を示す断面図(図1のC−C断面図)である。
次に、本実施形態に係る膨出部40の構成について、図1、図2及び図6を参照しながら説明する。図6は、本実施形態に係る膨出部40を示す断面図(図1のD−D断面図)である。
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る建設車両用タイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(5.1)各建設車両用タイヤの構成、(5.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
まず、比較例及び実施例1〜15に係る建設車両用タイヤについて、表1を参照しながら説明する。なお、建設車両用タイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ タイヤサイズ :17.5R25
・ リムサイズ : 14.00/1.5
・ タイヤ外周 : 1362mm
・ トレッド接地幅 : 412mm
・ ラグ溝深さ : 30mm
・ ピッチ数 : 30ピッチ
次に、上述した比較例及び実施例1〜15に係る建設車両用タイヤを用いた評価結果について、表1を参照しながら説明する。具体的には、(5.2A)振動評価、(5.2B)トラクション評価、(5.2C)摩耗評価について説明する。
各建設車両用タイヤが装着された車両を走行させ、ドライバーがフィーリング評価を行い、各建設車両用タイヤの振動性能を指数化(10点満点)した。なお、数値が大きいほど、振動性に優れている。
各建設車両用タイヤが装着された車両を走行させ、比較例に係る建設車両用タイヤ100のトラクション性能を“100”とし、その他の建設車両用タイヤ1のトラクション性能を指数化した。なお、指数が高いほど、トラクション性能に優れている。
各建設車両用タイヤが装着された車両を、ラグ型陸部が10%摩耗するまで走行させ、ユーザーが各建設車両用タイヤを目視して偏摩耗が発生しているか否かを評価した。なお、○は、偏摩耗として認識されなず、×は、偏摩耗として認識された。
実施形態では、複数のラグ溝10によって区画されるラグ型陸部20には、分断溝30が形成される。また、ラグ溝10の溝底10Aには、膨出部40が設けられる。これによれば、膨出部40が設けられていない場合と比較して、膨出部40の分、当該膨出部40のエッジ量が増大する。このため、エッヂ力が増大し、トラクション性能が向上する。なお、エッヂ力とは、タイヤ転動時にトレッドパターンが接地面に踏み込む際のエッヂに掛かる圧力の総和(エッヂ量×エッヂ圧)である。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
10…ラグ溝
10A…溝底
20…ラグ型陸部
20A…ブロック状陸部
21…溝壁
22…溝壁
30…分断溝
31…中央分断溝
31A…溝底
33…外側分断溝
33A…溝底
40…膨出部
40A…表面
Claims (8)
- トレッド幅方向に対して傾斜して延びる複数のラグ溝によって区画されるラグ型陸部を備える建設車両用タイヤであって、
前記ラグ型陸部には、前記ラグ型陸部の短手方向に沿って前記ラグ型陸部をブロック状陸部に分断する分断溝が形成され、
前記ラグ溝の溝底には、前記溝底からタイヤ径方向外側に膨出する膨出部が設けられ、
前記膨出部は、前記ラグ溝を介して隣接する2つの前記ブロック状陸部を連結し、
前記分断溝は、
前記タイヤ赤道線上に位置する中央分断溝と、
前記中央分断溝よりも前記トレッド幅方向外側に位置する外側分断溝とを有しており、
前記中央分断溝の溝底は、前記膨出部の表面と連なり、
前記外側分断溝の溝底は、前記ラグ溝の溝底と連なる建設車両用タイヤ。 - 前記膨出部は、タイヤ赤道線上に位置する請求項1に記載の建設車両用タイヤ。
- 前記建設車両用タイヤのトレッド面視において、タイヤ赤道線と直交するトレッド幅方向線と前記ラグ型陸部の溝壁とが形成する角度は、15度〜40度である請求項1または2に記載の建設車両用タイヤ。
- 前記分断溝は、直線状であり、
前記トレッド面視において、前記トレッド幅方向線と、前記分断溝を形成する前記ブロック状陸部の溝壁とが形成する角度は、30度〜60度である請求項3に記載の建設車両用タイヤ。 - 前記ラグ型陸部を含むトレッドパターンが形成されるトレッドを備え、
前記建設車両用タイヤの外径を‘OD’とし、路面と接する前記トレッドのトレッド幅方向における幅を‘TW’とした場合、前記トレッドパターンがタイヤ周方向に繰り返されるピッチ数Pは、
(OD×π)/(0.4227×TW)
によって求められる値の±1を満たす請求項1乃至4の何れか一項に記載の建設車両用タイヤ。 - 前記膨出部のタイヤ径方向における高さは、前記外側分断溝のタイヤ径方向における深さに対して20%〜80%である請求項1に記載の建設車両用タイヤ。
- 前記ラグ型陸部を含むトレッドパターンが形成されるトレッドを備え、
前記膨出部のトレッド幅方向における幅は、路面と接する前記トレッドのトレッド幅方向における幅に対して15%〜30%である請求項1乃至6の何れか一項に記載の建設車両用タイヤ。 - 前記ラグ型陸部を含むトレッドパターンが形成されるトレッドを備え、
前記建設車両用タイヤの外径を‘OD’とし、路面と接する前記トレッドのトレッド幅方向における幅を‘TW’とし、前記トレッドパターンがタイヤ周方向に繰り返されるピッチ数をPとした場合、タイヤ赤道線上の前記ラグ溝のタイヤ周方向における長さは、
(OD×π)/P
によって求められた値の18%〜19.5%である請求項1乃至7の何れか一項に記載の建設車両用タイヤ。
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