JP5278571B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
スライド倍力機構と回転倍力機構がそれぞれ別々に動作するから、嵌合動作の一部がスライド倍力機構によって賄われ、その分、回転倍力機構の設定に余裕をもたせられる。その結果、回転倍力機構の回転角を大きくとることで、大きな嵌合力が必要とされる場合にも対応することが可能となる。
また、スライド倍力機構と回転倍力機構が単一のレバーに構成されているから、各機構に対応してそれぞれレバーが設けられるよりも構成を簡素化できる。
さらに、スライド溝と回動溝の両溝と係合する部材として、相手コネクタにフォロアピンを設けるだけでよいから、相手コネクタの構成を簡素化できる。
しかも、スライド溝と回動溝が互いに連通しているから、スライド溝用と回動溝用に個別のフォロアピンを用意しなくて済むと共に、倍力動作の連続性が担保される。
スライド倍力機構に続いて回転倍力機構が動作するから、嵌合力が小さい嵌合初期の段階をスライド倍力機構が担い、嵌合力が大きい嵌合終盤の段階を回転倍力機構が担うこととなり、嵌合効率に優れる。
軸受け部はスライド倍力機構の動作方向に延びる長溝とされ、この長溝によって軸部の変位が許容されるから、スライド手段の移動の円滑性が担保される。
また、スライド倍力機構による動作過程でガイド溝の溝面にガイドピンが摺動するから、スライド倍力機構の動作が案内される。
本発明の実施形態1を図1ないし図8によって説明する。本実施形態のコネクタ10は、相手コネクタ90と嵌合可能なハウジング20と、ハウジング20に取り付けられるレバー40とを備えている。
また、ハウジング20の両側外面には、軸部28の前方でかつフード部22の中間部に、一対のガイドピン29が内向きに突設されている。ガイドピン29は、軸部28より小型でやや縦長の円柱状をなし、レバー40の変位を案内する役割を担っている。ガイドピン29の相対向する両長辺は互いに平行なストレート部31とされる。
まず、ハウジング20に対してレバー40を移動開始位置に留め置く。すると、図1に示すように、操作部41がハウジング20から離間して配置されると共にアーム部42の前縁がフード部22の前縁に沿って配置され、レバー40が全体として縦向きの姿勢をとるようになる。また、移動開始位置では、図8(A)に示すように、ガイドピン29がガイド溝43の始端に嵌合位置すると共に軸部28が軸受け部46の始端に嵌合位置し、かつ、レバー40の導入口54が前方に向けて開放され、この導入口54内にアーチ部27が嵌合位置する。またこのとき、ムービングプレート23はフード部22の開口側に位置し、前壁24によってタブの先端が保護されている。
次いで、操作部41のスライド操作面56に指を宛がいつつレバー40をハウジング20側へ押圧し、レバー40を移動完了位置に至らす。すると、図3に示すように、操作部41がハウジング20に近接して配置され、レバー40の全体がハウジング20側に深く組み込まれた状態となる。
さらに、レバー40の操作部41がスライド操作面56とこれとは別の回動操作面57を有するから、嵌合動作の過程で操作力が指の一点に集中するのを回避できる。
次に、本発明の実施形態2を図9によって説明する。実施形態2では、実施形態1と違って、レバー40における移動完了位置と回動初期位置との間に、遊びとして移行領域59が設けられている。この移行領域59は、スライド手段を構成するスライド溝52の終端に延長して設けられ、スライド倍力機構のスライド移動方向と対応するべく移動完了位置(レバー40の未回動時)にて嵌合方向と直交する水平方向に沿って延出する形態とされる。したがって、フォロアピン83が移行領域59を通過する間、両ハウジング20,80は互いに嵌合動作を進めることはなく前後方向の一定位置に保たれる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)回転倍力機構に続いてスライド倍力機構が動作してもよい。
(2)回転倍力機構は公知のラック・ピニオン機構で相手コネクタとの嵌合を進めるレバーであってもよい。また、回転倍力機構は公知のてこ式レバーで構成されてもよい。
(3)ガイド溝がハウジング側に設けられ、ガイドピンがレバー側に設けられていてもよい。
(4)ガイド溝とガイドピンは省略しても構わない。
(5)軸部がハウジング側に設けられ、軸受け部がレバー側に設けられていてもよい。
(6)ムービングプレートは省略しても構わない。
(7)レバーは雌ハウジングに取り付けられてもよい。
20…ハウジング
28…軸部
29…ガイドピン
40…レバー
43…ガイド溝
46…軸受け部
52…スライド溝
53…回動溝
80…雌ハウジング
83…フォロアピン
90…相手コネクタ
Claims (3)
- 相手コネクタと嵌合可能なハウジングと、
前記相手コネクタとの嵌合時に前記ハウジングに対して嵌合方向と交差する方向に移動するスライド手段によって嵌合を進めるスライド倍力機構と、
前記相手コネクタとの嵌合時に前記ハウジングに対して回転中心周りに回動する回動手段によって嵌合を進める回転倍力機構とを備え、
前記スライド倍力機構と前記回転倍力機構がそれぞれ別々に動作するものであり、
前記スライド倍力機構と前記回転倍力機構が単一のレバーに構成され、
前記レバーには、前記相手コネクタに設けられたフォロアピンと係合して前記相手コネクタとの嵌合を進める前記スライド倍力機構用のスライド溝と、前記スライダ溝に係合するものと同じ前記フォロアピンと係合して前記相手コネクタとの嵌合を進める前記回転倍力機構用の回動溝が設けられ、前記スライド溝と前記回動溝が互いに連通していることを特徴とするコネクタ。 - 前記スライド倍力機構に続いて前記回転倍力機構が動作し、動作過程では前記フォロアピンが前記スライド溝から前記回動溝へと移行するようになっており、 前記レバーは、前記ハウジングに対して、前記スライド倍力機構によって移動開始位置と移動完了位置との間を移動可能とされると共に、前記回転倍力機構によって回転開始位置と回転完了位置との間を回動可能とされ、
前記移動開始位置では、前記レバーの端部が前記ハウジングから離間して配置され、前記移動完了位置では、前記レバーの端部が前記ハウジングに近接して配置されることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 - 前記レバーと前記ハウジングのいずれか一方には前記レバーの回転中心となる軸部が設けられ、他方には前記軸部が嵌る軸受け部が設けられており、前記軸受け部は、前記スライド倍力機構の動作過程で前記軸部の変位を許容するべく前記スライド倍力機構の動作方向に延びる長溝として構成され、
前記レバーと前記ハウジングのいずれか一方には、前記長溝と平行して、前記スライド倍力機構の動作方向に延びるガイド溝が設けられ、他方には、前記軸部とは別に、前記スライド倍力機構による動作過程で前記ガイド溝の溝面を摺動するガイドピンが設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
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