JP5258962B2 - 冷凍空調装置の情報伝達システム - Google Patents
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Description
また、冷媒回路と水回路の双方を持つシステムにおいて、通信媒体を共通化するとシステムが大型化し、通信プロトコルが複雑化し、またアドレス配置や通信トラフィックが課題となることが懸念される。
この発明の主たる目的は、熱源ユニットと第一中継ユニット間、第一中継ユニットと第二中継ユニット間、第二中継ユニットと室内ユニット間のみで、伝送線を介して通信を行うことにより、情報伝達の安定性を確保することを可能とした冷凍空調装置の情報伝達システムを得るものである。
併せて、熱源ユニットと第一中継ユニット間、第一中継ユニットと第二中継ユニット間、第二中継ユニットと室内ユニット間のみで通信を行い、起動/停止時に各ユニット間の動作順序を通信で規定することにより、複雑なハードウェア上のインターロック回路を必要とせず、冷媒・水回路のストレスを抑制することを可能とした、冷凍空調装置の情報伝達システムを得るものである。
また、熱源ユニットと第一中継ユニット間、第一中継ユニットと第二中継ユニット間、第二中継ユニットと室内ユニット間で、異なる媒体・手段で通信を行うことを可能とし、製品構成の自由度を上げることである。さらに、それぞれに最適な通信の媒体・手段を使用することで品質の向上、コストの低減を実現し、アドレス配置の自由度を向上させ、通信トラフィックを削減することを可能とした、冷凍空調装置の情報伝達システムを得るものである。
図1はこの発明の実施の形態1における冷凍空調装置の情報伝達システムを示す概略構成図である。図1に示しように、熱源ユニット(熱源側ユニット又は室外ユニット)1、第一中継ユニット3a、第二中継ユニット3b,3cが、冷媒配管4a〜4cで接続されて、ひとつの冷媒回路系を構成している。
また、第二中継ユニット3bと複数の室内ユニット(利用側ユニット)2a,2bが水配管5a,5bで接続されて1つの水回路系を構成し、第二中継ユニット3cと複数の室内ユニット(利用側ユニット)2c,2dが水配管5c,5dで接続されて1つの水回路系を構成している。
第一中継ユニット3aは、気液分離器や弁回路などを備え、搬送された冷媒を高圧ガス、中圧液、低圧ガスの3つに分離し、冷房用、暖房用の熱源として供給する。
第二中継ユニット3b,3cは、冷媒−水熱交換器、切換弁、水ポンプなどを備え、冷房用冷媒、暖房用冷媒から必要な熱を水に伝達し、必要な熱量を蓄えた水を水回路に循環させる。
室内ユニット2a〜2dは、室内側熱交換器を備え、水回路を循環する水から熱量を室内空気に熱交換伝達する。
同様にして、第二中継コントローラ31cは、第一中継コントローラ31aと、室内ユニットコントローラ21c,21dとのみ通信を行う。
図3を基に、冷凍空調装置の圧縮機起動時の通信内容について説明する。全ての室内ユニット2a〜2dが停止している状態から、リモートコントローラ22aが操作され、冷凍空調装置が運転を開始する場合の通信について説明する。まず、操作者がリモートコントローラ22aを操作し、運転モード、設定温度、風向、風速等の設定を行う。リモートコントローラ22aは、設定された情報を、伝送線9aを介して室内ユニットコントローラ21aに送信する。
解析処理実施後、ステップ162では、第二中継コントローラ31bからの運転可能/不可能情報と、室内ユニット2a自身の電源状態や温度、圧力センサ入力値等から、室内ユニット2aの運転可否を判断し、ステップ163に進む。第二中継コントローラ31bからの運転可能/不可能情報には、第二中継コントローラ31b、第一中継コントローラ31a、熱源ユニットコントローラ11のいずれかが運転できない場合を含んでいる。
ステップ163では、停止から運転への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ164に進み、行わない場合はステップ166に進む。この場合はリモートコントローラ22aから運転指令を受信しており、第二中継コントローラ31bから運転可能情報を受信しており、室内ユニット2a自身も運転可能な場合とするため、ステップ164に進む。
ステップ164では、運転指令、運転状態情報の更新を行い、ステップ165に進む。ここでは室内ユニットコントローラ21aの運転指令情報、運転状態情報を運転とする。
ステップ165では、室内ユニット2aにおける水回路の弁等を動作させ、ステップ166に進む。ステップ166では、運転から停止への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ167に進み、行わない場合はステップ171に進む。この場合は変化しないためステップ171に進む。ステップ171では、センサ入力の取込やアクチュエータ制御等の通常の処理を行い、ステップ172に進む。ステップ172では、新たに通信を送信する処理を行う。ここでは室内ユニット2aの運転指令情報、運転状態情報が停止から運転に変化しているので、運転情報を、伝送線10を介して第二中継コントローラ31bに送信する。
室内ユニットコントローラ21aは、運転開始が不可能であった場合は不可能情報をリモートコントローラ22aに返信する。リモートコントローラ22aは不可能情報を受信した場合、表示内容を停止表示、または準備中表示、またはエラー表示等に変更する。また、運転不可能な状態の場合は、リモートコントローラ22aで設定された運転情報を第二中継コントローラ31bには送信しないことにより、通信量の増加を抑制することができる。
解析処理実施後、ステップ142では、第一中継コントローラ31aからの運転可能/不可能情報と、第二中継コントローラ31b自身の電源状態や温度、圧力センサ入力値等から、第二中継ユニット3bの運転可否を判断し、ステップ143に進む。第一中継コントローラ31aからの運転可能/不可能情報には、第一中継コントローラ31a、熱源ユニットコントローラ11のいずれかが運転できない場合を含んでいる。
ステップ143では、停止から運転への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ144に進み、行わない場合はステップ147に進む。この場合は室内ユニットコントローラ21aから運転指令を受信しており、第一中継コントローラ31aから運転可能情報を受信しており、第二中継ユニット3b自身も運転可能な場合とするため、ステップ144に進む。ステップ144では、運転指令情報、運転状態情報の更新を行い、ステップ145に進む。ここでは第二中継コントローラ31bの運転指令情報、運転状態情報を運転とする。
ステップ145では、第二中継ユニット3bにおける水回路の弁等を動作させ、ポンプを起動させる。その後、ステップ146に進む。ステップ146では第二中継ユニット3bにおける冷媒回路の弁等を動作させ、ステップ147に進む。
ステップ147では、運転から停止への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ148に進み、行わない場合はステップ153に進む。この場合は変化しないものとしてステップ153に進む。ステップ153では、センサ入力の取込、アクチュエータ制御等の通常の処理を行い、ステップ154に進む。ステップ154では新たに通信を送信する処理を行う。ここでは第二中継ユニット3bの運転指令情報、運転状態情報が停止から運転に変化しているので、運転情報を、伝送線8を介して第一中継コントローラ31aに送信する。
解析処理実施後、ステップ122では、熱源ユニットコントローラ11からの運転可能/不可能情報と、第一中継コントローラ31a自身の電源状態や温度、圧力センサ入力値等から、第一中継ユニット3aの運転可否を判断し、ステップ123に進む。
ステップ123では、停止から運転への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ124に進み、行わない場合はステップ126に進む。この場合は第二中継コントローラ31bから運転指令を受信しており、熱源ユニットコントローラ11から運転可能情報を受信しており、第一中継ユニット3a自身も運転可能な場合とするため、ステップ124に進む。ステップ124では運転指令情報、運転状態情報の更新を行い、ステップ125に進む。ここでは第一中継コントローラ31aの運転指令情報、運転状態情報を運転とする。
ステップ125では、第1中継ユニット3aにおける冷媒回路の弁等を動作させ、ステップ126に進む。ステップ126では、運転から停止への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ127に進み、行わない場合はステップ131に進む。この場合は変化しないのでステップ131に進む。ステップ131では、センサ入力の取込、アクチュエータ制御等の通常の処理を行い、ステップ132に進む。ステップ132では新たに通信を送信する処理を行う。ここでは第一中継ユニット3aの運転指令情報、運転状態情報が停止から運転に変化しているので、運転情報を、伝送線7を介して熱源ユニットコントローラ11に送信する。
解析処理実施後、ステップ102では熱源ユニットコントローラ11自身の電源状態や温度、圧力センサ入力値等から、熱源ユニット1の運転可否を判断し、ステップ103に進む。
ステップ103では、停止から運転への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ104に進み、行わない場合はステップ107に進む。この場合は第一中継コントローラ31aから運転指令を受信しており、熱源ユニット1自身も運転可能な場合とするため、ステップ104に進む。ステップ104では運転指令情報、運転状態情報の更新を行い、ステップ105に進む。ここでは熱源ユニットコントローラ11の運転指令情報、運転状態情報を運転とする。
ステップ105では、熱源ユニット1における冷媒回路の弁等を動作させ、ステップ106に進む。ステップ106では、熱源ユニット1における圧縮機を起動し、ステップ107に進む。ステップ107では、運転から停止への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ108に進み、行わない場合はステップ112に進む。この場合は変化しないのでステップ112に進む。ステップ112では、センサ入力の取込、アクチュエータ制御等の通常の処理を行い、ステップ113に進む。ステップ113では新たに通信を送信する処理を行う。
次に、冷凍空調装置の圧縮機停止時の通信内容について説明する。室内ユニットのうちの室内ユニット2aのみが運転している状態から、リモートコントローラ22aが操作され、運転を停止する場合の通信について説明する。まず、操作者がリモートコントローラ22aを操作し、運転停止の操作を行う。リモートコントローラ22aは停止情報を、伝送線9aを介して室内ユニットコントローラ21aに送信し、表示を停止表示に変更する。
室内ユニットコントローラ21aは、ステップ161にて、新たに受信した通信の解析処理を行う。解析処理実施後、ステップ162では室内ユニット2aの運転可否を判断し、ステップ163に進む。
ステップ163では、停止から運転への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ164に進み、行わない場合はステップ166に進む。この場合はステップ166に進む。ステップ166では、運転から停止への変化を行うかどうかを判定し、変更を行う場合はステップ167に進み、行わない場合はステップ171に進む。この場合はステップ167に進む。
ステップ167では運転指令情報の更新を行い、ステップ168に進む。ここでは室内ユニットコントローラ21aの運転指令状態を停止とする。ステップ168では、第二中継コントローラ31bの運転状態が停止かどうかを判定し、停止の場合はステップ169に進み、停止でない場合はステップ171に進む。この場合は停止ではないのでステップ171に進む。ステップ171では、センサ入力の取込、アクチュエータ制御等の通常の処理を行い、ステップ172に進む。ステップ172では新たに通信を送信する処理を行う。ここでは室内ユニット2aの運転指令情報が運転から停止に変化しているので、運転情報を、伝送線10を介して第二中継コントローラ31bに送信する。
室内ユニットコントローラ21aは、運転指令情報は停止であるが運転状態情報は運転のままであるので、運転から停止への変化中の状態のまま、第二中継コントローラ31bの運転状態が停止になるまでこの処理を繰り返す。
ステップ147では、運転から停止への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ148に進み、行わない場合はステップ153に進む。この場合はステップ148に進む。この時、もし他の室内ユニット(この例では2b)が運転している状態であった場合には、室内ユニット2aが停止となっても第二中継コントローラ3bの運転情報は停止とはならないため、運転から停止への変化は行わない。
ステップ148では運転指令情報の更新を行い、ステップ149に進む。ここでは第二中継コントローラ31bの運転指令情報を停止とする。ステップ149では、第一中継コントローラ31aの運転状態が停止かどうかを判定し、停止の場合はステップ150に進み、停止でない場合はステップ153に進む。この場合は停止ではないのでステップ153に進む。ステップ153では、センサ入力の取込、アクチュエータ制御等の通常の処理を行い、ステップ154に進む。ステップ154では新たに通信を送信する処理を行う。ここでは第二中継ユニット3bの運転指令情報が運転から停止に変化しているので、運転情報を、伝送線8を介して第一中継コントローラ31aに送信する。第二中継コントローラ31bは、運転指令情報は停止であるが運転状態情報は運転のままであるので、運転から停止への変化状態のまま、第一中継コントローラ31aの運転状態が停止になるまでこの処理を繰り返す。
ステップ126では、運転から停止への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ127に進み、行わない場合はステップ131に進む。この場合はステップ127に進む。この時、もし他の第二中継コントローラ(この例では31c)が運転状態であった場合には、第二中継コントローラ31bが停止となっても第一中継コントローラ31aの運転情報は停止とはならないため、運転から停止への変化は行わない。
ステップ127では運転指令情報の更新を行い、ステップ128に進む。ここでは第一中継コントローラ31aの運転指令情報を停止とする。ステップ128では、熱源ユニットコントローラ11の運転状態が停止かどうかを判定し、停止の場合はステップ129に進み、停止でない場合はステップ131に進む。この場合は停止ではないのでステップ131に進む。ステップ131では、センサ入力の取込、アクチュエータ制御等の通常の処理を行い、ステップ132に進む。ステップ132では新たに通信を送信する処理を行う。ここでは第一中継ユニット3aの運転指令情報が運転から停止に変化しているので、運転情報を、伝送線7を介して熱源ユニットコントローラ11に送信する。第一中継コントローラ31aは、運転指令情報は停止であるが運転状態情報は運転のままであるので、運転から停止への変化状態のまま、熱源ユニットコントローラ11の運転状態が停止になるまでこの処理を繰り返す。
ステップ107では、運転から停止への変化を行うかどうかを判定し、変化を行う場合はステップ108に進み、行わない場合はステップ112に進む。この場合はステップ108に進む。ステップ108では運転指令情報の更新を行い、ステップ109に進む。ここでは熱源ユニットコントローラ11の運転指令情報を停止とする。ステップ109では、熱源ユニット1における圧縮機を停止させ、ステップ110に進む。ステップ110では、熱源ユニット1における冷媒回路の弁等を動作させ、ステップ111に進む。ステップ111では、運転状態情報の更新を行い、ステップ112に進む。ここでは熱源ユニットコントローラ11の運転状態情報を停止とする。ステップ112では、センサ入力の取込、アクチュエータ制御等の通常の処理を行い、ステップ113に進む。ステップ113では新たに通信を送信する処理を行う。ここでは熱源ユニット1の運転指令情報、運転状態情報が運転から停止に変化しているので、運転情報を、伝送線7を介して第一中継コントローラ31aに送信する。
この通信(送信)を第二中継コントローラ31bが受信することにより、第二中継コントローラ31bはステップ149にて第一中継コントローラ31aが停止であると判断し、ステップ150に進む。ステップ150では第二中継ユニット3bにおける冷媒回路の弁等を動作させ、ステップ151に進む。ステップ151では、第二中継ユニット3bにおける水回路のポンプ停止を行い、水回路の弁等を動作させ、ステップ152に進む。ステップ152では運転状態情報の更新を行い、ステップ153に進む。ここでは第二中継コントローラ31bの運転状態情報を停止とする。その後、ステップ154にて第二中継コントローラ31bの運転状態情報を室内ユニットコントローラ21aに送信する。
この通信(送信)を室内ユニットコントローラ21aが受信することにより、室内ユニットコントローラ21aはステップ168にて第二中継コントローラ31bが停止であると判断し、ステップ169に進む。ステップ169では室内ユニット21aにおける水回路の弁等を動作させ、ステップ170に進む。ステップ170では運転状態情報の更新を行い、ステップ171に進む。ここでは室内ユニットコントローラ21aの運転状態情報を停止とする。その後、ステップ172にて室内ユニットコントローラ21aの運転状態情報をリモートコントローラ22aに送信する。
図4はこの発明の実施の形態2における冷凍空調装置の情報伝達装置の構成を示している。図4に示した冷凍空調装置は、熱源メインユニット(室外メインユニット)1a、熱源サブユニット(室外サブユニット)1b,1c、第一中継ユニット3a、第二中継ユニット3b,3cが、冷媒配管4a,4b,4c,4d,4eで接続されてひとつの冷媒回路系を構成している。なお、熱源サブユニットがない構成としてもよい。
また、第二中継ユニット3bと複数の室内ユニット(利用側ユニット)2a,2bが水配管5a,5bで接続されて1つの水回路系を構成し、第二中継ユニット3cと複数の室内ユニット(利用側ユニット)2c,2dが水配管5c,5dで接続されて1つの水回路系を構成している。
第一中継ユニット3aは気液分離器や弁回路などを備え、搬送された冷媒を高圧ガス、中圧液、低圧ガスの3つに分離し、冷房用、暖房用の熱源として供給する。
第二中継ユニット3b,3cは冷媒−水熱交換器、切換弁、水ポンプなどを備え、冷房用冷媒、暖房用冷媒から必要な熱を水に伝達し、水回路に必要な熱量を蓄えた水を循環する。
室内ユニット2a〜2dは室内側熱交換器を備え、循環された水から熱量を室内空気に熱交換伝達する。
なお、それぞれの冷媒系統(冷媒配管,水配管で接続されたユニット)を一点鎖線の枠で示している。
このように全ての伝送線を同じ手段・媒体とする構成の利点としては、それぞれのコントローラが1つの送受信回路のみを装備すれば良いことや、配線工事が容易であることがある。しかし、近年ではシステムの大規模化や機能の高度化により、このようなシステムにおいて、通信トラフィックの増加や、アドレス空間の占有の問題が発生している。通信トラフィックに関しては、同一バス上に多くのコントローラが存在しているため、通信トラフィックがコントローラ台数に比例して増大する。また、同一バス上で通信を行うにはそれぞれのコントローラが異なる自己アドレスを保有する必要がある。例えば図5のシステムの場合には29個のアドレスが必要となるが、実際の冷凍空調装置では、一つの冷媒系統の室内機台数はもっと多いことが一般的である。そのため、実際に集中コントローラにて運転/停止や設定変更等を行う管理対象は室内機であるが、熱源ユニットや中継ユニットの個数が多いためにアドレス空間を占有し、接続台数が制限されるという問題が発生する。
また、全ての伝送線を同じ手段・媒体とする伝送方式では、全てのコントローラが相互に通信可能である反面、複数の異なるコントローラから異なる指令を受けることも可能となるため、制御の競合やアンマッチを発生させないための通信プロトコルを構築する必要がある。
Claims (5)
- 室外側熱交換器を備えた少なくとも1台の冷凍空調装置の熱源ユニットと、前記熱源ユニットからの冷媒が通る気液分離器を備えた1台の第一中継ユニットと、前記第一中継ユニットからの冷媒が通る冷媒−水熱交換器を備えた少なくとも1台の第二中継ユニットとが冷媒配管で接続され、前記第二中継ユニットと室内側熱交換器を備えた少なくとも1台の室内ユニットとが水配管で接続され、前記室内ユニットは、前記室内側熱交換器により、前記冷媒−水熱交換器で熱交換された水と室内空気と間で熱交換するようにされている冷凍空調装置の情報伝達システムであって、
各ユニット間の通信は、伝送線を介して、前記熱源ユニットと前記第一中継ユニット間、前記第一中継ユニットと前記第二中継ユニット間、前記第二中継ユニットと前記室内ユニット間のみでそれぞれ行い、
冷凍空調装置の起動/停止時に、各ユニット間の動作順序を通信プロトコルにより規定し、
冷凍空調装置の起動時は、前記室内ユニット、前記第二中継ユニット、前記第一中継ユニット、前記熱源ユニットの順に起動動作が行われ、冷凍空調装置の停止時は、熱源ユニット、前記第一中継ユニット、前記第二中継ユニット、前記室内ユニットの順に停止動作が行われるようにしていることを特徴とする冷凍空調装置の情報伝達システム。 - 少なくとも前記第一中継ユニットと前記第二中継ユニットとの間における通信の手段又は媒体を、他のユニット間における通信の手段又は媒体と相違させていることを特徴とする請求項1に記載の冷凍空調装置の情報伝達システム。
- 前記第二中継ユニットが、前記第一中継ユニットと通信する場合と前記室内ユニットと通信する場合とで、異なる通信手段又は媒体により通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の冷凍空調装置の情報伝達システム。
- 各ユニットはそれぞれのユニットの動作を制御するコントローラをそれぞれ備え、
通信を行う各ユニット間において、一方のユニットが有する前記コントローラの運転/停止指令情報が他方のユニットに送信され、前記他方のユニットが有する前記コントローラの運転/停止状態情報が前記一方のユニットに送信されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷凍空調装置の情報伝達システム。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の冷凍空調装置を複数備えた冷凍空調装置の情報伝達システムであって、
各冷凍空調装置の各熱源ユニットのコントローラ、各第一中継ユニットのコントローラ、各第二中継ユニットのコントローラ、又は各室内ユニットのコントローラをそれぞれ接続して集中管理する集中コントローラを備えたことを特徴とする冷凍空調装置の情報伝達システム。
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