JP5253131B2 - 耐摩耗性焼結合金およびその製造方法 - Google Patents
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本発明の硬質相は、従来技術と同様に、硬質相形成粉末を原料粉末に添加し、焼結することで基地中に分散する。そして、本発明の硬質相では、Co−Mo−Si系硬質相を改良するにあたり、Crの含有量を大幅に増量したことを骨子とする。したがって、Co、Mo、Siの作用は従来技術の場合とほぼ同様である。
硬質相の合金基地を形成するCoは、基地に固溶して基地の耐熱性を向上させるとともに、高温強度ならびに高温耐摩耗性を向上させる。また、硬質相のCoは、基地に拡散して基地を固溶強化するとともに、硬質相を基地に強固に結合する。加えて、Coの一部は、Mo、Cr、Siとともにモリブデン珪化物、クロム珪化物およびそれらの複合珪化物を形成し、硬質相の核となって基地の塑性流動、凝着を防止し、耐摩耗性の向上に寄与する。
Moは基地に固溶して基地を強化するとともに、基地組織の焼入れ性を改善する効果があり、基地の強度と耐摩耗性の向上に寄与する。また、Moは、主にSiとともに硬質なモリブデン珪化物を形成し、一部はCrやCoとも反応して複合珪化物を形成して、硬質相の核を形成する。このため、基地の塑性流動、凝着を防止でき、耐摩耗性を向上できる。ここで、硬質相形成粉末中のMoの含有量が15%を下回ると、基地強化が不充分になるとともに、充分な量の珪化物が析出しないため、上記ピン止め効果が乏しくなって耐摩耗性が低下する。一方、35%を超えて含有すると、硬質相形成粉末が固くなって圧縮性が損なわれるとともに、珪化物の量が増加するため、相手部品の摩耗を促進させる。このため、硬質相形成粉末中のMo量を15〜35%とする。
Siは、Mo、Co、Crと化合し、硬質なモリブデン珪化物、クロム珪化物およびそれらの複合珪化物を形成して耐摩耗性を向上させる。硬質相形成粉末中のSi量が1%未満であると、充分な量の珪化物が析出せず、10%を超えると硬質相形成粉末が固くなって圧縮性が損なわれるとともに、焼結性を悪化させる。このため、硬質相形成粉末中のSi量を1〜10%とする。
Crは硬質相の合金基地に固溶して硬質相の合金基地を強化するとともに、焼結時にFeを主成分とする焼結合金の基地に拡散して基地の強化に寄与する。また、焼結合金のFe基地に拡散したCrは、耐摩耗性部品の表面に不動態酸化被膜を形成して、腐食環境下での耐食性の向上に寄与する。さらに、Crの一部はSiとともに硬質なクロム珪化物や複合珪化物を形成する。このようなCrは、CoやMoに比して比較的安価であり、Cr量を増加させてCo量を減少させた分、硬質相形成合金粉末が安価となり、耐摩耗性焼結合金を安価に製造できる。上記作用を有するCrは、硬質相形成合金粉末の組成において10%に満たないと、上記の基地強化および耐食性向上の効果が乏しくなる。一方、硬質相形成合金粉末中のCr量が40%を超えると、粉末表面に形成される酸化被膜が強固となるため焼結の進行が阻害されるとともに、酸化被膜により粉末が硬くなるため圧縮性が低下する。そのため、焼結合金の強度が低下し、耐摩耗性が低下する。このため、硬質相形成粉末中のCr量を10〜40%とする。
また、本発明においては、硬質相形成粉末にMnを含有させて、焼結後に形成される硬質相の合金基地にMnを固溶させ、硬質相の合金基地を強化することができる。このように硬質相の合金基地を強化すると、硬質相に析出する珪化物(モリブデン珪化物、クロム珪化物およびそれらの複合珪化物)の流動や脱落が防げるため、苛酷な条件下でも優れた耐摩耗性を発揮することができる。また、Mnは焼結合金のFe基地に拡散して硬質相の固着性を良好にし、硬質相自体の脱落を防止して耐摩耗性を向上させる。このようなMnは、硬質相形成粉末の組成において5%を超えると、粉末表層にMn酸化被膜を形成して焼結時の拡散を阻害し、硬質相の固着性をかえって低下させる。このため、硬質相形成粉末中のMn量は5%を上限とする。
本発明においては、上記の硬質相を用いることにより、基地にCrを拡散させて不動態酸化被膜を形成し、基地の耐食性を向上させている。このため、基地に高価なCoを多量に用いずに、安価なFe合金で基地を構成することが可能となる。具体的には、本発明の耐摩耗性焼結合金の基地はFe−Co−C系合金で構成する。
基地中のCoは、Fe基地に固溶してFe基地を強化する作用とともに、基地の耐熱性を高めて高温での耐摩耗性を改善する作用を有する。このようなCoの作用を基地全体に均一に及ぼすため、CoはFeと合金化させた鉄合金粉末の形態で付与される。このとき鉄合金粉末中のCo量が3%に満たないと上記の効果が乏しく、一方、8%を超えると、鉄合金粉末の硬さが高くなり、原料粉末の圧縮性が低下するとともに、鉄合金粉末が高価となる。このため、鉄合金粉末中のCo量を3〜8%とする。
基地中のMoは、Fe基地に固溶してFe基地を強化する作用とともに、基地の焼入れ性を高めて基地の強度および耐摩耗性を改善する作用を有する。このようなMoの作用を基地全体に均一に及ぼすため、Moは上記の鉄合金粉末に固溶させた形態で与えられる。このとき鉄合金粉末中のMo量が1%に満たないと上記の効果が乏しく、一方、2%を超えて与えても、上記の向上の効果が乏しくなるとともに、鉄合金粉末の硬さが増加して、原料粉末の圧縮性が損なわれる。このため、鉄合金粉末中のMo量を1〜2%とする。
基地中のNiは、Fe基地に固溶してFe基地を強化する作用とともに、基地の焼入れ性を高めて基地の強度および耐摩耗性を改善する作用を有する。このようなNiの作用を基地全体に均一に及ぼすため、Niは上記の鉄合金粉末に固溶させた形態で与えられる。このとき鉄合金粉末中のNi量が1%に満たないと上記の効果が乏しく、一方、2%を超えて与えると鉄合金粉末の硬さが増加して、原料粉末の圧縮性が損なわれる。このため、鉄合金粉末中のNi量を1〜2%とする。
Cは、Fe基地に固溶してFe基地を強化するとともに、基地組織を強度の高いマルテンサイトやベイナイトとするために添加される。C量は、0.5%に満たないと上記の効果が乏しく、一方、1.5%を超えると、不動態酸化被膜を形成して基地の耐食性を向上させるために含有させたCrと結合してCr炭化物が基地中に析出する結果、基地中のCr濃度が低下して耐食性が低下することとなる。このため、全体組成中のC量は0.5〜1.5%とする。このようなCを上記の鉄合金粉末に固溶して与えると、鉄合金粉末の硬さが増加し、原料粉末の圧縮性が著しく損なわれるため、全量を黒鉛粉末の形態で付与される。
組成が、Co:6.5%、Ni:1.5%、Mo:1.5%および残部がFeと不可避不純物からなる鉄合金粉末と、表1に示す粉末組成の硬質相形成粉末と、黒鉛粉末とを用意し、鉄合金粉末に硬質相形成粉末を35%と黒鉛粉末を1%添加し、混合した混合粉末100質量部に、さらに成形潤滑剤としてステアリン酸亜鉛0.8質量部を配合し、混合して得られた原料粉末を成形圧力650MPaでφ30mm×φ20mm×h10mmのリングに成形した。次に、これら成形体を、アンモニア分解ガス雰囲気中で1160℃で60分間焼結し、試料番号01〜06の試料を作製した。これらの試料について、簡易摩耗試験および腐食試験を行った。これらの試験の結果を表1に併せて示す。
第1実施例で用いた鉄合金粉末(Fe-6.5%Co-1.5%Ni-1.5%Mo粉末)、第1実施例の試料番号04で用いた硬質相形成粉末(Co-30%Cr-20%Mo-17%Fe-3%Si粉末)、および黒鉛粉末を用いて、表2に示すように硬質相形成粉末の添加割合を変えて添加、混合した混合粉末100質量部に、さらに成形潤滑剤としてステアリン酸亜鉛0.8質量部を配合し、混合を行って得られた原料粉末を第1実施例と同様に成形、焼結して試料番号07〜11の試料を作製した。これらの試料について、第1実施例と同様にして耐摩耗性および耐食性の評価を行った。この結果を第1実施例の試料番号04の試料の値とともに表2に示す。
表3に示す第1実施例で用いた鉄合金粉末とCo量が異なる組成の鉄合金粉末、黒鉛粉末、および第1実施例の試料番号04で用いた硬質相形成粉末(Co-30%Cr-20%Mo-17%Fe-3%Si粉末)を用いて、鉄合金粉末に硬質相形成粉末を35%と黒鉛粉末を1%添加し、混合した混合粉末100質量部に、さらに成形潤滑剤としてステアリン酸亜鉛0.8質量部を配合し、混合して得られた原料粉末を第1実施例と同様に成形、焼結して試料番号12〜16の試料を作製した。これらの試料について、第1実施例と同様にして耐摩耗性および耐食性の評価を行った。この結果を第1実施例の試料番号04の試料の値とともに表3に示す。
第1実施例で用いた鉄合金粉末(Fe-6.5%Co-1.5%Ni-1.5%Mo粉末)、第1実施例の試料番号04で用いた硬質相形成粉末(Co-30%Cr-20%Mo-17%Fe-3%Si粉末)および黒鉛粉末を用いて、表4に示すように黒鉛粉末の添加割合を変えて配合し混合した混合粉末100質量部に、さらに成形潤滑剤としてステアリン酸亜鉛0.8質量部を配合し、混合して得られた原料粉末を第1実施例と同様に成形、焼結して試料番号17〜22の試料を作製した。これらの試料について、第1実施例と同様にして耐摩耗性の評価を行った。この結果を第1実施例の試料番号04の試料の値とともに表4に示す。
第1実施例で用いた鉄合金粉末(Fe-6.5%Co-1.5%Ni-1.5%Mo粉末)、黒鉛粉末と、表5に示すように第1実施例の試料番号04で用いた硬質相形成粉末(Co-30%Cr-20%Mo-17%Fe-3%Si粉末)とCoとFeの比率が異なる組成の硬質相形成粉末を用いて、鉄合金粉末に硬質相形成粉末を35%と黒鉛粉末を1%添加し、混合した混合粉末100質量部に、さらに成形潤滑剤としてステアリン酸亜鉛0.8質量部を配合し、混合して得られた原料粉末を第1実施例と同様に成形、焼結して試料番号23〜28の試料を作製した。これらの試料について、第1実施例と同様にして耐摩耗性の評価を行った。この結果を第1実施例の試料番号04の試料の値とともに表5に示す。
第1実施例で用いた鉄合金粉末(Fe-6.5%Co-1.5%Ni-1.5%Mo粉末)、黒鉛粉末と、表6に示すように第1実施例の試料番号04で用いた硬質相形成粉末(Co-30%Cr-20%Mo-17%Fe-3%Si粉末)に異なる含有量のMnを含有させた硬質相形成粉末を用いて、鉄合金粉末に硬質相形成粉末を35%と黒鉛粉末を1%添加し、混合した混合粉末100質量部に、さらに成形潤滑剤としてステアリン酸亜鉛0.8質量部を配合し、混合して得られた原料粉末を第1実施例と同様に成形、焼結して試料番号29〜32の試料を作製した。これらの試料について、第1実施例と同様にして耐摩耗性の評価を行った。この結果を第1実施例の試料番号04の試料の値とともに表6に示す。
第1実施例で用いた鉄合金粉末(Fe-6.5%Co-1.5%Ni-1.5%Mo粉末)、第1実施例の試料番号04で用いた硬質相形成粉末(Co-30%Cr-20%Mo-17%Fe-3%Si粉末)、黒鉛粉末およびニッケル粉末を用い、鉄合金粉末に硬質相形成粉末を35%と黒鉛粉末1%と表7に示す割合のニッケル粉末を添加し、混合した混合粉末100質量部に、さらに成形潤滑剤としてステアリン酸亜鉛0.8質量部を配合し、混合を行って得られた原料粉末を第1実施例と同様に成形、焼結して試料番号33〜39の試料を作製した。これらの試料について、第1実施例と同様にして耐摩耗性の評価を行った。この結果を第1実施例の試料番号04の試料の値とともに表7に示す。
Claims (12)
- 質量比で、全体組成が、Cr:1.5〜18質量%、Ni:0.54〜1.69質量%、Mo:3.09〜16.84質量%、Si:0.15〜4.5質量%、Co:4.76〜37.66質量%、C:0.5〜1.5質量%、および残部がFeと不可避不純物からなり、
Fe−Co−C系合金基地中に、
組成が、Mo:15〜35%、Si:1〜10%、Cr:10〜40%、および残部がCoと不可避不純物からなる硬質相が15〜45%分散する
金属組織を呈することを特徴とする耐摩耗性焼結合金。 - 前記硬質相の組成において、前記Coの一部をFeで置換することを特徴とする請求項1に記載の耐摩耗性焼結合金。
- 前記全体組成において、Mn:2.25質量%以下となるように、前記硬質相の組成にMn:5質量%以下を追加することを特徴とする請求項1または2に記載の耐摩耗性焼結合金。
- 前記Fe−Co−C系合金基地中に、さらにNiが、全体組成に対して5.0質量%以下含有されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の耐摩耗性焼結合金。
- 前記焼結合金の気孔および粒界に、鉛、二硫化モリブデン、硫化マンガン、窒化硼素、メタ珪酸カルシウム系鉱物、弗化カルシウムの群より選ばれる少なくとも1種の被削性改善物質の粉末を0.3〜2質量%さらに分散させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の耐摩耗性焼結合金。
- 前記焼結合金の気孔中に、鉛、鉛合金、銅、銅合金およびアクリル樹脂のうちの1種が充填されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の耐摩耗性焼結合金。
- 組成が、質量比で、Co:3〜8質量%、Ni:1〜2質量%、Mo:1〜2質量%、残部がFeと不可避不純物からなる鉄合金粉末に、組成が、質量比で、Mo:15〜35%、Si:1〜10%、Cr:10〜40%、および残部がCoと不可避不純物からなる硬質相形成粉末:15〜45%と、黒鉛粉末:0.5〜1.5%とを添加し、混合した原料粉末を所望の形状に圧粉成形し、得られた成形体を焼結することを特徴とする耐摩耗性焼結合金の製造方法。
- 前記硬質相形成粉末の前記Coの一部をFeで置換することを特徴とする請求項7に記載の耐摩耗性焼結合金の製造方法。
- 前記硬質相形成粉末に、Mn:5質量%以下をさらに含有させることを特徴とする請求項7または8に記載の耐摩耗性焼結合金の製造方法。
- 前記混合粉末に、ニッケル粉末を5質量%以下をさらに混合することを特徴とする請求
項7〜9のいずれかに記載の耐摩耗性焼結合金の製造方法。 - 前記原料粉末に、鉛粉末、二硫化モリブデン粉末、硫化マンガン粉末、窒化硼素粉末、メタ珪酸カルシウム系鉱物粉末、弗化カルシウム粉末の群より選ばれる少なくとも1種の被削性改善物質の粉末を0.3〜2質量%さらに添加したことを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の耐摩耗性焼結合金の製造方法。
- 前記焼結により得られた耐摩耗性焼結合金の気孔中に、鉛、鉛合金、銅、銅合金、アクリル樹脂のうちの何れかを溶浸もしくは含浸させることを特徴とする請求項7〜11のいずれかに記載の耐摩耗性焼結合金の製造方法。
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