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JP5251168B2 - 表示システム - Google Patents

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JP5251168B2
JP5251168B2 JP2008050388A JP2008050388A JP5251168B2 JP 5251168 B2 JP5251168 B2 JP 5251168B2 JP 2008050388 A JP2008050388 A JP 2008050388A JP 2008050388 A JP2008050388 A JP 2008050388A JP 5251168 B2 JP5251168 B2 JP 5251168B2
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Description

本発明は、複数の表示装置において、互いに関係する画像を表示する技術に関する。
複数のディスプレイにおいて互いに関係のある画像を表示させてあたかも1つの大きなディスプレイのように使用する、マルチディスプレイという技術が知られている。例えば、特許文献1には、パソコンなどの制御装置と複数の表示装置とをUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して接続し、制御装置が各表示装置に対して画像データを送信し、その画像データに応じた画像を表示させる技術が開示されている。
特開2001−147679号公報
ところで、上記特許文献1に記載された技術では、制御装置が、操作者に対する対話画面を表示してその操作者からの操作を受け付けるなどのユーザインタフェースとしての機能を果たすと同時に、制御装置がUSBのホスト装置として各表示装置との間の通信制御を行って各表示装置に画像データを配信し表示させる処理をも行わなければならない。このように、制御装置に処理が集中してしまうと、それがボトルネックとなり、操作者が制御装置に対して画像の表示を指示してから、実際に各表示装置に画像が表示されるまでの間の時間が長くなってしまうことがある。また、上記特許文献1に記載された技術では、マルチディスプレイを実現するために制御装置が必要となるが、マルチディスプレイを外出先などで使用することを考えると、制御装置を必要としない簡易な構成でマルチディスプレイを実現できれば便利である。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、従来の制御装置が備えていた機能の分散化を図りつつ、互いに関係する画像を複数の表示装置に表示させることを目的とする。
本発明は、マスタとなる表示装置であるマスタ表示装置と、スレーブとなる表示装置である複数のスレーブ表示装置とを備え、前記マスタ表示装置及び前記スレーブ表示装置は、操作者による操作を受け付ける操作手段と、ページ単位に区分された複数のデータのいずれかに応じた画像を表示する表示手段とをそれぞれ備え、各々の前記スレーブ表示装置は、前記操作手段において所定の操作が受け付けられると、自装置の前記表示手段に表示される画像に対応するページと所定の関係を有する関係ページの画像を自装置以外の表示装置にて表示するよう指示する第1の表示指示を、前記マスタ表示装置に送信する送信手段と、前記マスタ表示装置から、前記関係ページの画像を自装置にて表示するよう指示する第2の表示指示が転送されてきた場合には、当該第2の表示指示によって指示された関係ページの画像を、自装置の前記表示手段に表示させる第1の表示制御手段とを備え、前記マスタ表示装置は、前記スレーブ表示装置の前記送信手段から送信されてきた前記第1の表示指示を受信すると、当該第1の表示指示によって指示された関係ページの画像を自装置の前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、受信した前記第1の表示指示を、当該第1の表示指示の送信元であるスレーブ表示装置以外の前記スレーブ表示装置に対し、前記関係ページの画像を表示するよう指示する前記第2の表示指示として転送する転送手段とを備えることを特徴とする表示システムを提供する。これにより、従来の制御装置が備えていた機能の分散化を図りつつ、互いに関係する画像を複数の表示装置に表示させることができる。
本発明の好ましい態様において、各々の前記スレーブ表示装置は、自装置以外の表示装置を識別する識別情報と、当該表示装置に表示させる画像に対応する前記関係ページを特定するページ特定情報とを対応付けて記憶する対応関係記憶手段を備え、各々の前記スレーブ表示装置の前記送信手段は、前記対応関係記憶手段に記憶されている識別情報と当該識別情報に対応付けられたページ特定情報とを含む前記第1の表示指示を、前記マスタ表示装置に送信し、各々の前記スレーブ表示装置の前記第1の表示制御手段は、前記マスタ表示装置から前記第2の表示指示が転送されてきた場合には、転送されてきた当該第2の表示指示に含まれる、自装置を識別する識別情報に対応付けられたページ特定情報によって特定される前記関係ページの画像を、自装置の前記表示手段に表示させ、前記マスタ表示装置の前記第2の表示制御手段は、前記スレーブ表示装置の前記送信手段から送信されてきた前記第1の表示指示を受信すると、受信した当該第1の表示指示に含まれる、自装置を識別する識別情報に対応付けられたページ特定情報によって特定される前記関係ページの画像を、自装置の前記表示手段に表示させてもよい。これにより、互いに関係するどの画像を複数の表示装置のどれに表示させるかを指定することができる。
本発明の好ましい態様において、前記マスタ表示装置及び前記スレーブ表示装置は、前記ページ単位に区分された複数のデータを記憶するデータ記憶手段を備え、各々の前記スレーブ表示装置の前記第1の表示制御手段は、前記マスタ表示装置から前記第2の表示指示が転送されてきた場合には、当該第2の表示指示によって指示された関係ページの画像に応じたデータを、前記データ記憶手段から読み出して、当該画像を自装置の前記表示手段に表示させ、前記マスタ表示装置の前記第2の表示制御手段は、前記スレーブ表示装置の前記送信手段から送信されてきた前記第1の表示指示を受信すると、当該第1の表示指示によって指示された関係ページの画像に応じたデータを、前記データ記憶手段から読み出して、当該画像を自装置の前記表示手段に表示させてもよい。これにより、各表示装置の間でデータを伝送する必要がないので、各々の表示装置間のデータの伝送量を減らすことができる。
本発明の好ましい態様において、各々の前記スレーブ表示装置の前記送信手段は、USB(Universal Serial Bus)規格に従って前記第1の表示指示を送信し、前記マスタ表示装置の前記転送手段は、USB規格に従って前記第2の表示指示を転送してもよい。これにより、電源を切らなくても抜き差しが可能なUSBインタフェースによって各々の表示装置の間を接続することができる。
また、本発明は、マスタとなる中継装置と、スレーブとなる表示装置である複数のスレーブ表示装置とを備え、各々の前記スレーブ表示装置は、操作者による操作を受け付ける操作手段と、ページ単位に区分された複数のデータのいずれかに応じた画像を表示する表示手段と、前記操作手段において所定の操作が受け付けられると、自装置の前記表示手段に表示される画像に対応するページと所定の関係を有する関係ページの画像を自装置以外の表示装置にて表示するよう指示する第1の表示指示を、前記中継装置に送信する送信手段と、前記中継装置から、前記関係ページの画像を自装置にて表示するよう指示する第2の表示指示が転送されてきた場合には、当該第2の表示指示によって指示された関係ページの画像を自装置の前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、前記中継装置は、前記スレーブ表示装置の前記送信手段から送信されてきた前記第1の表示指示を受信すると、受信した当該第1の表示指示を、当該第1の表示指示の送信元であるスレーブ表示装置以外の前記スレーブ表示装置に対し、前記関係ページの画像を表示するよう指示する前記第2の表示指示として転送する転送手段とを備えることを特徴とする表示システムを提供する。これにより、従来の制御装置が備えていた機能の分散化を図りつつ、互いに関係する画像を複数の表示装置に表示させることができる。
[構成]
図1は、本実施形態に係る表示システム1の構成を示す図である。同図に示すように、この表示システム1は、中継装置10と、4台の表示装置20A〜20Dとを備えている。以下の説明では、表示装置20A〜20Dを特に区別する必要がない場合には、これらを総称して「表示装置20」という。中継装置10は、例えばUSBハブ装置であり、USB規格に従って各々の表示装置20間でやり取りされるデータの中継を行う。この中継装置10には、1つのUSBホストコネクタと、3つ以上のUSBデバイスコネクタとが設けられている。このUSBホストコネクタは、USBホストとして動作する表示装置20がUSBケーブルを介して接続される接続口である。同様に、USBデバイスコネクタは、USBデバイスとして動作する表示装置20がUSBケーブルを介して接続される接続口である。
図2は、図1に示した表示装置20の構成を示す図である。同図に示すように、この表示装置20は、CPU(Central Processing Unit)21と、ROM(Read Only Memory)22と、RAM(Random Access Memory)23と、記憶部24と、電源25と、電源制御部26と、操作部27と、入出力部28と、VRAM29と、記憶性表示体30と、表示制御部31と、タッチパネル32と、タッチパネル制御部33と、USBコントローラ34と、USBホストコネクタ35と、USBデバイスコネクタ36とを備えている。
CPU21は、ROM22又は記憶部24に記憶されているプログラムをRAM23に読み出し、このプログラムに従って各種の処理を実行する。ROM22は、読み出し専用のメモリであり、CPU21によって用いられるプログラム等を記憶している。RAM23は、揮発性のメモリであり、CPU21のワークエリアとして使用される。電源25は、例えば充電可能な電池であり、表示装置20の各部に電力を供給する。電源制御部26は、電源25のオンオフ制御や電力の残量監視などの電源管理を行う。操作部27は、操作者による操作を受け付ける操作手段であり、操作者が閲覧したい画像の表示を指示するときに用いられる操作ボタンなどを備えている。入出力部28は、操作部27の操作状態を監視しており、操作部27が操作されるとその操作に応じた操作信号をCPU21に供給する。
VRAM29は、揮発性のメモリであり、記憶性表示体30によって表示される1ページ分の画像を表す画像データを記憶する。記憶性表示体30はコレステリック液晶や電気泳動などの複数の表示素子を備えており、これらの表示素子が供給される画像データに応じて駆動されることで、その画像データに応じた画像を表示する表示手段である。この記憶性表示体30においては、表示素子が駆動されて画像を表示するまでの駆動期間においては電力が必要であるが、その駆動期間が経過して画像が表示された後は、電力が用いられなくてもその画像を表示し続けることができる。表示制御部31は、VRAM29に記憶されている画像データに基づいて記憶性表示体30の表示素子を駆動し、その画像データに応じた画像を表示させる。
タッチパネル32は、上述した記憶性表示体30の表面に重ねて設けられる透明なパネルであり、スタイラスペンなどで接触されると、その接触を所定の微小領域毎に感知して感知信号を出力する。すなわち、タッチパネル32は、上述した操作部27と同様に、操作者による操作を受け付ける操作手段である。タッチパネル制御部33は、タッチパネル32から出力された感知信号に基づいて、タッチパネル32において接触された位置を検出し、検出した位置を表す位置信号をCPU21に供給する。
USBコントローラ34は、CPU21の制御の下で、USB規格に従ってデータの送受信を行う。USBホストコネクタ35は、USBケーブルのホスト側のコネクタが差し込まれる接続口である。USBデバイスコネクタ36は、USBケーブルのデバイス側のコネクタが差し込まれる接続口である。例えば、操作者によってUSBケーブルのホスト側のコネクタがUSBホストコネクタ35に差し込まれた場合、USBコントローラ34は、USBホストとして動作する。一方、操作者によってUSBケーブルのデバイス側のコネクタがUSBデバイスコネクタ36に差し込まれた場合、USBコントローラ34は、USBデバイスとして動作する。
記憶部24は、ハードディスクやフラッシュメモリなどであり、CPU21によって用いられるプログラムや各種データを記憶している。この記憶部24に記憶されるデータには、装置ID、画像データ及び表示指示テーブルなどが含まれている。装置IDは、各表示装置20に割り当てられた識別情報である。ここでは、表示装置20A〜20Dの記憶部24にはそれぞれ、各表示装置20に割り当てられた装置IDである「001」〜「004」が記憶されているものとする。画像データは、記憶性表示体30に画像を表示させるためのデータである。この画像データは、ページ単位に区分された複数のデータで構成されており、その中には、各ページの画像の概要を表す目次ページを表すデータが含まれている。記憶性表示体30には、これらの複数のデータのいずれかに応じた1ページ分の画像が表示されることになる。表示指示テーブルは、自装置がメインディスプレイとしての役割を担うときに、サブディスプレイとしての役割を担う自装置以外の表示装置20に対して、自装置において表示される画像に対応するページと所定の関係を有する関係ページの画像の表示を指示するときに用いられるテーブルである。
図3は、表示装置20A〜20Dの記憶部24にそれぞれ記憶されている表示指示テーブルTA〜TDの一例を示す図である。表示装置20Aの記憶部24には表示指示テーブルTAが記憶されており、表示装置20Bの記憶部24には表示指示テーブルTBが記憶されており、表示装置20Cの記憶部24には表示指示テーブルTCが記憶されており、表示装置20Dの記憶部24には表示指示テーブルTDが記憶されている。同図に示すように、表示指示テーブルTA〜TDにおいてはいずれも、「装置ID」と「表示ページ」とが対応付けられて記述されている。これらのテーブルに記述されている「装置ID」は、自装置以外の表示装置20に割り当てられた装置IDである。従って、例えば表示指示テーブルTAには、表示装置20A以外の表示装置20B、20C、20Dの装置IDである「002」、「003」、「004」が記述されている。また、「表示ページ」は、自装置において表示される画像に対応するページと所定の関係を有する関係ページを特定するページ特定情報である。このページ特定情報によって特定される関係ページの画像が、自装置以外の表示装置20において表示されることになる。
例えば、表示装置20Aの記憶部24に記憶されている表示指示テーブルTAの最初のレコードには、装置ID「002」と、表示ページ「1ページ後」とが対応付けられている。これは、装置IDとして「002」が割り当てられた表示装置20Bに対して、表示装置20Aにおいて表示される画像の「1ページ後」のページの画像の表示指示が行われることを意味している。また、この表示指示テーブルTAの上から2番目のレコードには、装置ID「003」と表示ページ「目次ページ」とが対応付けられている。これは、装置IDとして「003」が割り当てられた表示装置20Cに対して、画像データが表す画像の概要を表す「目次ページ」の画像の表示指示が行われることを意味している。さらに、表示指示テーブルTAの上から3番目のレコードには、装置ID「004」と表示ページ「1ページ前」とが対応付けられている。これは、装置IDとして「004」が割り当てられた表示装置20Dに対して、表示装置20Aにおいて表示される画像の「1ページ前」のページの画像の表示指示が行われることを意味している。表示指示テーブルTB〜TCについても、これと同様である。
[動作]
次に、表示システム1の動作について説明する。
まず、操作者は、各表示装置20と中継装置10との間をUSBケーブルで接続する。ここでは、操作者が、表示装置20AのUSBホストコネクタ35と中継装置10のUSBホストコネクタとをUSBケーブルで接続し、さらに、表示装置20B〜20Cの各USBデバイスコネクタ36と中継装置10の各USBデバイスコネクタとをそれぞれUSBケーブルで接続した場合を想定する。この場合、表示装置20AのUSBホストコネクタ35には、USBケーブルのホスト側のコネクタが差し込まれ、表示装置20B〜20Dの各USBデバイスコネクタ36には、USBケーブルのデバイス側のコネクタが差し込まれる。
図4は、USBケーブルのコネクタが差し込まれたときに実行される動作モード切替処理を示すフロー図である。上述したように、USBケーブルのコネクタが差し込まれると、表示装置20のCPU21は、USBケーブルのコネクタが接続されたことを検知する(ステップSA10)。続いて、CPU21は、そのUSBケーブルのコネクタがUSBホストコネクタ35又はUSBデバイスコネクタ36のどちらに接続されたかに基づいて、USBケーブルのホスト側のコネクタが接続されたか否かを判定する(ステップSA20)。USBケーブルのコネクタがUSBホストコネクタ35に接続された場合、CPU21は、USBケーブルのホスト側のコネクタが接続されたと判定し(ステップSA20:YES)、自装置の動作モードをUSBホストモードに切り替える(ステップSA30)。このUSBホストモードにおいては、USBコントローラ34がUSBホストとして動作する。一方、USBケーブルのコネクタがUSBデバイスコネクタ36に接続された場合、CPU21は、USBケーブルのホスト側のコネクタが接続されていないと判定し(ステップSA20:NO)、自装置の動作モードをUSBデバイスモードに切り替える(ステップSA40)。このUSBデバイスモードにおいては、USBコントローラ34がUSBデバイスとして動作する。
上述した例では、表示装置20AのUSBホストコネクタ35にUSBケーブルのホスト側のコネクタが差し込まれている。したがって、表示装置20AのCPU21は、上述したステップSA20において、USBケーブルのホスト側のコネクタと接続されたと判定し、続くステップSA30において、自装置の動作モードをUSBホストモードに切り替える。また、上述した例では、表示装置20B〜20Dの各USBホストコネクタ35にUSBケーブルのデバイス側のコネクタが差し込まれている。したがって、表示装置20B〜20Dの各CPU21は、上述したステップSA20において、USBケーブルのホスト側のコネクタが接続されていないと判定し、続くステップSA40において、自装置の動作モードをUSBデバイスモードに切り替える。この場合、表示装置20Aは、USBホストとして動作するため、表示装置20B〜20Dとの間の通信のマスタとなる、「マスタ表示装置」としての役割を担う。一方、表示装置20B〜20Dは、USBデバイスとして動作するため、表示装置20Aとの間の通信のスレーブとなる、「スレーブ表示装置」としての役割を担う。
続いて、操作者は、自分がメインディスプレイとして使用する表示装置20の操作部27を操作して、閲覧したいページを指定し、そのページに応じた画像の表示を指示する。ここでいう「メインディスプレイ」とは、操作者の操作を受け付けるユーザインタフェースとして機能する表示装置20という意味である。なお、この操作は、タッチパネル32を用いて行われてもよい。表示システム1においては、USBホストモードで動作する表示装置20がメインディスプレイとして使用される場合と、USBデバイスモードで動作する表示装置20がメインディスプレイとして使用される場合とで、異なる動作が行われる。以下の説明では、まずUSBホストモードで動作する表示装置20がメインディスプレイとして使用される場合の動作について説明し、その後、USBデバイスモードで動作する表示装置20がメインディスプレイとして使用される場合の動作を説明する。
(USBホストモードの表示装置がメインディスプレイとして使用される場合)
図5は、操作者がUSBホストモードで動作する表示装置20Aをメインディスプレイとして使用する場合の表示処理を示すシーケンス図である。この場合、操作者は、表示装置20Aの操作部27を操作して、閲覧したいページを指定し、そのページに応じた画像の表示を指示する。操作者によってこのような所定の操作が行われると、表示装置20AのCPU21は、入出力部28から供給される操作信号に基づいてその操作内容を検出する(ステップSB10)。続いて、表示装置20AのCPU21は、自装置がメインディスプレイとして動作することを通知する通知情報をUSBコントローラ34に供給する。表示装置20AのUSBコントローラ34は、CPU21から供給された通知情報を表示装置20B〜20Dに送信する(ステップSB20)。表示装置20Aから送信された通信情報は、中継装置10を経由して表示装置20B〜20Dへと送信される。
通知情報が送信されてくると、表示装置20B〜20Dの各USBコントローラ34はこの通知情報を受信し(ステップSB30)、受信した通知情報をCPU21に供給する。表示装置20B〜20Dの各CPU21は、USBコントローラ34から通知情報が供給されると、表示装置20Aがメインディスプレイとして動作することを許可する許可情報をUSBコントローラ34に供給する。表示装置20B〜20Dの各USBコントローラ34は、CPU21から供給された許可情報を表示装置20Aに返信する(ステップSB40)。許可情報を返信した後、表示装置20B〜20Dの各CPU21は、自装置の役割をサブディスプレイに決定する(ステップSB50)。一方、表示装置20B〜20Dから許可情報が返信されると、表示装置20AのUSBコントローラ34はこれらの許可情報を受信し(ステップSB60)、受信した許可情報をCPU21に供給する。表示装置20AのCPU21は、通知情報の送信先である全ての表示装置20B〜20Dから許可情報が返信されると、自装置の役割をメインディスプレイに決定する(ステップSB70)。
自装置の役割をメインディスプレイに決定すると、表示装置20AのCPU21は、まず上述したステップSB10の操作によって表示が指示されたページの画像データを記憶部24から読み出し、VRAM29に記憶させる。表示制御部31は、VRAM29に記憶された画像データに応じた画像を記憶性表示体30に表示させる(ステップSB80)。ここでは、上述したステップSB10の操作によって、100ページ目の画像の表示が指示された場合を想定する。この場合、表示装置20Aの記憶性表示体30には、記憶部24に記憶されている画像データが表す画像の100ページ目が表示される。
続いて、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20AのCPU21は、記憶部24の表示指示テーブルに記述された各「装置ID」と、その装置IDに対応付けられた「表示ページ」とを含む表示指示を、USBコントローラ34に供給する。USBコントローラ34は、CPU21から供給された表示指示を、サブディスプレイとしての役割を担う表示装置20B〜20Dに送信する(ステップSB90)。この例では、表示装置20Aの記憶性表示体30に100ページ目の画像が表示されるため、図3に示した表示指示テーブルTAの「1ページ後」は、表示装置20Aの記憶性表示体30に表示される画像の1ページ後の「101ページ」になる。同様に、表示指示テーブルTAの「1ページ前」は、表示装置20Aの記憶性表示体30に表示される画像の1ページ前の「99ページ」になる。したがって、ここでは、図3に示した表示指示テーブルTAに基づいて、装置ID「002」と表示ページ「101ページ」(「1ページ後」)、装置ID「003」と表示ページ「目次ページ」、及び、装置ID「004」と表示ページ「99ページ」(「1ページ前」)が、それぞれ表示指示として表示装置20B〜20Dに送信されることになる。表示装置20Aから送信された表示指示は、中継装置10を経由して表示装置20B〜20Dへと送信される。
表示指示が送信されてくると、サブディスプレイとしての役割を担う表示装置20B〜20Dの各USBコントローラ34は、送信されてきた表示指示の中から自装置の記憶部24に記憶されている装置IDを含む表示指示を選択し、受信する(ステップSB100)。そして、表示装置20B〜20Dの各USBコントローラ34は、受信した表示指示をCPU21に供給する。この例では、表示装置20BのUSBコントローラ34が、装置ID「002」と表示ページ「101ページ」を含む表示指示を受信する。同様にして、表示装置20CのUSBコントローラ34が、装置ID「003」と表示ページ「目次ページ」を含む表示指示を受信する。さらに、表示装置20DのUSBコントローラ34が、装置ID「004」と表示ページ「99ページ」を含む表示指示を受信する。表示装置20B〜20Dの各CPU21は、USBコントローラ34から供給された表示指示によって指示されるページの画像データを記憶部24から読み出し、VRAM29に記憶させる。表示装置20B〜20Dの各表示制御部31は、VRAM29に記憶された画像データに応じた画像を記憶性表示体30に表示させる(ステップSB110)。
図6は、このときに表示装置20A〜20Dの各記憶性表示体30に表示される画像を示す図である。上述したように、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Aの記憶性表示体30には、操作者によって表示が指示された100ページ目の画像が表示される。このとき、表示装置20Bの記憶性表示体30には、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Aにおいて表示される画像の1ページ後の101ページ目の画像が表示される。また、表示装置20Cの記憶性表示体30には、画像データが表す画像の目次ページが表示される。さらに、表示装置20Cの記憶性表示体30には、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Aにおいて表示される画像の1ページ前の99ページ目の画像が表示される。これにより、操作者は、自分が閲覧したい100ページ目の画像とともに、その前後のページや目次ページなど関連するページをも見ることができる。
(USBデバイスモードの表示装置がメインディスプレイとして使用される場合)
次に、USBデバイスモードで動作する表示装置20がメインディスプレイとして使用される場合の動作について説明する。この場合、メインディスプレイとして使用される表示装置20のUSBコントローラ34は、USBデバイスとして動作しており、USBデバイスモードで動作している他の表示装置20のUSBコントローラ34と直接通信を行うことができない。したがって、この表示装置20のUSBコントローラ34は、USBホストモードで動作している表示装置20のUSBコントローラ34を介してこの通信を行うことになる。
図7は、操作者がUSBデバイスモードで動作する表示装置20Bをメインディスプレイとして使用する場合の表示処理を示すシーケンス図である。この場合、操作者は、表示装置20Bの操作部27を操作して、閲覧したいページを指定し、そのページに応じた画像の表示を指示する。操作者によってこのような所定の操作がなされると、表示装置20BのCPU21は、入出力部28から供給される操作信号に基づいてその操作内容を検出する(ステップSC10)。続いて、表示装置20BのCPU21は、自装置がメインディスプレイとして動作することを通知する通知情報をUSBコントローラ34に供給する。表示装置20BのUSBコントローラ34は、CPU21から供給された通知情報をUSBホストモードで動作する表示装置20Aに送信する(ステップSC20)。表示装置20Bから送信された通信情報は、中継装置10を経由して表示装置20Aへと送信される。
通知情報が送信されてくると、表示装置20AのUSBコントローラ34は、この通知情報を受信し(ステップSC30)、受信した通知情報をCPU21に供給する。表示装置20AのCPU21は、USBコントローラ34から通知情報が供給されると、表示装置20Bがメインディスプレイとして動作することを許可する許可情報をUSBコントローラ34に供給する。表示装置20AのUSBコントローラ34は、CPU21から供給された許可情報を表示装置20Bに返信する(ステップSC40)。許可情報を返信した後、表示装置20AのCPU21は、自装置の役割をサブディスプレイに決定する(ステップSC50)。また、表示装置20AのUSBコントローラ34は、受信した通知情報をUSBデバイスモードで動作する表示装置20B〜20Dに転送する(ステップSC60)。表示装置20Aから転送された通信情報は、中継装置10を経由して表示装置20B〜20Cへと送信される。
通知情報が転送されてくると、表示装置20C、Dの各USBコントローラ34はこの通知情報を受信し(ステップSC70)、受信した通知情報をCPU21に供給する。なお、表示装置20BのUSBコントローラ34は、自身が送信した通知情報が転送されてくるため、これを破棄する。表示装置20C、Dの各CPU21は、USBコントローラ34から通知情報が供給されると、表示装置20Aがメインディスプレイとして動作することを許可する許可情報をUSBコントローラ34に供給する。表示装置20C、Dの各USBコントローラ34は、CPU21から供給された許可情報を表示装置20Aに返信する(ステップSC80)。許可情報を返信した後、表示装置20C、Dの各CPU21は、自装置の役割をサブディスプレイに決定する(ステップSC90)。一方、表示装置20A、C、Dから許可情報が返信されると、表示装置20BのUSBコントローラ34はこれらの許可情報を受信し(ステップSC100)、受信した許可情報をCPU21に供給する。表示装置20BのCPU21は、通知情報の送信先である全ての表示装置20A、C、Dから許可情報が返信されると、自装置の役割をメインディスプレイに決定する(ステップSC110)。
自装置の役割をメインディスプレイに決定すると、表示装置20BのCPU21は、まず上述したステップSC10の操作によって表示が指示されたページの画像データを記憶部24から読み出し、VRAM29に記憶させる。表示装置20Bの表示制御部31は、VRAM29に記憶された画像データに応じた画像を記憶性表示体30に表示させる(ステップSC120)。ここでは、上述したステップSC10の操作によって、100ページ目の表示が指示された場合を想定する。この場合、表示装置20Bの記憶性表示体30には、記憶部24に記憶されている画像データが表す画像の100ページ目が表示される。
続いて、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20BのCPU21は、記憶部24の表示指示テーブルに記述された各「装置ID」と、その装置IDに対応付けられた「表示ページ」とを表示指示としてUSBコントローラ34に供給する。USBコントローラ34は、CPU21から供給された表示指示をUSBホストモードで動作する表示装置20Aに送信する(ステップSC130)。すなわち、表示装置20BのCPU21とUSBコントローラ34とは協働して、操作部27又はタッチパネル32において所定の操作がなされると、記憶部24に記憶されている表示指示テーブルTAの装置IDとその装置IDに対応付けられたページ特定情報とを含む第1の表示指示を、マスタ表示装置である表示装置20Aに送信する処理を行う。この例では、表示装置20Bの記憶性表示体30に100ページ目の画像が表示されるため、上述と同様に、図3に示した表示指示テーブルTBの「1ページ後」は、表示装置20Bの記憶性表示体30に表示される画像の1ページ後の「101ページ」になる。同様に、表示指示テーブルTBの「1ページ前」は、表示装置20Bの記憶性表示体30に表示される画像の1ページ前の「99ページ」になる。したがって、ここでは、図3に示した表示指示テーブルTBに基づいて、装置ID「001」と表示ページ「99ページ」(「1ページ前」)、装置ID「003」と表示ページ「101ページ」(「1ページ後」)、及び、装置ID「004」と表示ページ「目次ページ」が、それぞれ表示指示として表示装置20Aに送信される。表示装置20Bから送信された表示指示は、中継装置10を経由して表示装置20Aと送信される。
表示指示が送信されてくると、USBホストモードで動作する表示装置20AのUSBコントローラ34は、送信されてきた表示指示を受信し(ステップSC140)、受信した表示指示をCPU21に供給する。表示装置20AのCPU21は、USBコントローラ34から供給された表示指示の中から自装置の記憶部24に記憶されている装置IDを含む表示指示を選択する。この例では、装置ID「001」と表示ページ「99ページ」が表示指示として選択される。続いて、表示装置20AのCPU21は、選択した表示指示において自装置を識別する装置IDに対応付けられた表示ページの画像データを記憶部24から読み出し、VRAM29に記憶させる。表示装置20Aの表示制御部31は、VRAM29に記憶された画像データに応じた画像を記憶性表示体30に表示させる(ステップSC150)。すなわち、表示装置20AのCPU21と表示制御部31とは協働して、スレーブ表示装置である表示装置20Bから送信されてきた第1の表示指示を受信すると、その第1の表示指示によって指示されたページの画像を記憶性表示体30に表示させる表示制御を行う。また、表示装置20AのUSBコントローラ34は、受信した表示指示をUSBデバイスモードで動作する表示装置20B〜20Dに転送する(ステップSC160)。表示装置20Aから転送された通信情報は、中継装置10を経由して表示装置20B〜20Cへと送信される。
表示指示が転送されてくると、表示装置20C、20Dの各USBコントローラ34は、送信されてきた表示指示の中から自装置の記憶部24に記憶されている装置IDを含む表示指示を選択し、受信する(ステップSC170)。そして、表示装置20C、20Dの各USBコントローラ34は、受信した表示指示をCPU21に供給する。この例では、表示装置20CのUSBコントローラ34が、装置ID「003」と表示ページ「101ページ」を含む表示指示を受信する。同様にして、表示装置20DのUSBコントローラ34が、装置ID「004」と表示ページ「目次ページ」を含む表示指示を受信する。なお、表示装置20BのUSBコントローラ34は、転送されてきた表示指示の中に自装置の記憶部24に記憶されている装置IDを含む表示指示がないため、これを破棄する。すなわち、表示装置20AのUSBコントローラ34は、受信した第1の表示指示を、その第1の表示指示の送信元である表示装置20B以外の表示装置20に対し第2の表示指示として転送したことになる。続いて、表示装置20C、20Dの各CPU21は、USBコントローラ34から供給された表示指示において自装置を識別する装置IDに対応付けられた表示ページの画像データを記憶部24から読み出し、VRAM29に記憶させる。表示装置20C、20Dの各表示制御部31は、VRAM29に記憶された画像データに応じた画像を記憶性表示体30に表示させる(ステップSC180)。すなわち、表示装置20C、20DのCPU21と表示制御部31とは協働して、マスタ表示装置である表示装置20Aから第2の表示指示が転送されてきた場合には、その第2の表示指示によって指示されたページの画像を記憶性表示体30に表示させる表示制御を行う。
図8は、このときに表示装置20A〜20Dの各記憶性表示体30に表示される画像を示す図である。上述したように、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Bの記憶性表示体30には、操作者によって表示が指示された100ページ目の画像が表示される。このとき、表示装置20Aの記憶性表示体30には、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Bにおいて表示される画像の1ページ前の99ページ目の画像が表示される。また、表示装置20Cの記憶性表示体30には、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Bにおいて表示される画像の1ページ後の101ページ目の画像が表示される。さらに、表示装置20Dの記憶性表示体30には、画像データが表す画像の目次ページが表示される。すなわち、表示装置20A〜20Dの各記憶性表示体30には、ページ単位に区分された複数のデータのいずれかに応じた画像が表示されることになる。これにより、操作者は、自分が閲覧したい100ページ目の画像とともに、その前後のページや目次ページなど関連するページをも見ることができる。
次に、メインディスプレイを切り替える場合の動作について説明する。メインディスプレイとして使用する表示装置20を変更したい場合、操作者は、メインディスプレイとして使用する新たな表示装置20のタッチパネル32をスタイラスペンなどでタップする操作を行う。例えば、表示装置20A〜20Dの各記憶性表示体30に図8に示した画像が表示された状態で、表示装置20Cをメインディスプレイとして使用したい場合、操作者は、表示装置20Cのタッチパネル32の所定の位置をスタイラスペンなどでタップするなどの所定の操作を行う。この場合、表示装置20Cは、図7に示した処理を表示装置20Bに代わって行う。また、表示装置20A、Dは、図7に示した処理を上述と同様に行い、表示装置20Bは、表示装置20Dと同様の処理を行う。
なお、この場合、表示装置20CのCPU21は、自装置の役割をメインディスプレイに決定すると、上述したステップSC120の処理を行わずに、ステップSC130の処理を行う。これは、操作者によって既に表示されているページを選択するタップ操作しか行われておらず、新たなページの表示が指示されていないからである。したがって、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Cの記憶性表示体30には、図8に示した101ページ目の画像が表示されたままになる。この場合、図3に示した表示指示テーブルTCの「1ページ後」は、表示装置20Cの記憶性表示体30に表示される画像の1ページ後の「102ページ」になる。同様に、表示指示テーブルTCの「1ページ前」は、表示装置20Cの記憶性表示体30に表示される画像の1ページ前の「100ページ」になる。したがって、上述したステップS130では、図3に示した表示指示テーブルTCに基づいて、装置ID「001」と表示ページ「目次ページ」、装置ID「002」と表示ページ「100ページ」(「1ページ前」)、及び、装置ID「004」と表示ページ「102ページ」(「1ページ後」)が、それぞれ表示指示として表示装置20Aに送信される。
図9は、このときに表示装置20A〜20Dの各記憶性表示体30に表示される画像を示す図である。上述したように、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Cの記憶性表示体30には、図8と同様に101ページ目の画像が表示されている。このとき、表示装置20Aの記憶性表示体30には、画像データが表す画像の目次ページが表示される。また、表示装置20Bの記憶性表示体30には、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Cにおいて表示される画像の1ページ前の100ページ目の画像が表示される。さらに、表示装置20Dの記憶性表示体30には、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Cにおいて表示される画像の1ページ後の102ページ目の画像が表示される。これにより、操作者は、自分が閲覧したい101ページ目の画像とともに、その前後のページや目次ページなど関連するページをも見ることができる。
以上説明した実施形態によれば、操作者が中継装置10と各表示装置20とをUSBケーブルで接続し所定の操作を行うだけで、メインディスプレイとして使用する表示装置20には、操作者の指定したページの画像が表示され、サブディスプレイとして使用するその他の表示装置20には、メインディスプレイとして使用される表示装置20に表示される画像のページと関連するページの画像が表示される。すなわち、パソコンなどの制御装置を必要としない簡易な構成で、或るページのデータと、そのページと所定の関係を有するページのデータとを表示することができる。これにより、作業者は、或るページの画像を見つつ、そのページに関連するページの画像も同時に見るといった作業も可能となるし、また、複数人で同時に或るページの画像とそれに関連するページの画像とを見るといった作業も可能になる。また、いずれの表示装置20もがメインディスプレイになり得るから、操作者はどの表示装置20を操作してもよい。したがって、特定の装置のみが操作者に対する対話画面を表示してその操作者からの操作を受け付けるなどのユーザインタフェースとしての機能を果たしている場合と比較して、操作者の操作性が向上する。また、各表示装置20が画像データを記憶しているので、画像データをやりとりする場合と比較して、データの伝送量が少なくなり、迅速に画像を表示することができる。
[変形例]
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を適宜組み合わせてもよい。
(変形例1)
上述した実施形態では、表示装置20のいずれかがUSBホストモードで動作していたが、中継装置がUSBホストモードで動作し、全ての表示装置20がUSBデバイスモードで動作してもよい。
図10は、この場合の表示システム5の構成を示す図である。同図に示すように、この表示システム5は、中継装置50と、4台の表示装置20A〜20Dとを備えている。表示装置20A〜20Dの構成は上述と同様である。
図11は、図10に示した中継装置50の構成を示す図である。同図に示すように、この中継装置50は、CPU51と、ROM52と、RAM53と、電源制御部54と、USBコントローラ55と、4つのUSBデバイスコネクタ56とを備えている。CPU51は、ROM52に記憶されているプログラムをRAM53に読み出し、このプログラムに従って各種の処理を実行する。ROM52は、読み出し専用のメモリであり、CPU51によって用いられるプログラム等を記憶している。RAM53は、揮発性のメモリであり、CPU51のワークエリアとして使用される。電源制御部54は、商用電源3から供給される電力を中継装置50の各部に供給する。USBコントローラ55は、CPU51の制御の下、USB規格に従って通信を行う。USBデバイスコネクタ56は、USBケーブルにおいてデバイス側のコネクタが差し込まれるコネクタである。
図12は、USBコントローラ55の論理構成を示す図である。図中のUSBハードウェア層L1は、USB規格に従ってハードウェア関連の制御を行う。USBホスト層L2は、USB規格に従ってUSBホストとして動作する。USBオリジナルライブラリ層L3は、USBデバイスモードで動作する表示装置20から送信されてきたデータをコピーして、USB規格に従ってその他の表示装置20に転送する。
次に、上述した図7を参照して、表示システム5の動作について説明する。まず、操作者は、中継装置50の各USBデバイスコネクタ56と、表示装置20A〜20Dの各USBデバイスコネクタ36とをUSBケーブルで接続する。この場合、中継装置50はUSBホストとして動作するため、表示装置20A〜20Dとの間の通信のマスタとしての役割を担う。一方、表示装置20A〜20Dはそれぞれ、USBデバイスコネクタ36にUSBケーブルのデバイス側のコネクタが接続されるため、USBデバイスとして動作し、中継装置50との間の通信のスレーブとなるスレーブ表示装置としての役割を担う。
中継装置50は、図7に示した処理を表示装置20Aに代わって行う。すなわち、中継装置50のCPU51とUSBコントローラ55とは協働して、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Bから送信されてきた第1の表示指示を受信すると、受信した第1の表示指示を、その第1の表示指示の送信元である表示装置20B以外の表示装置20C、20Dに対し第2の表示指示として転送する。ただし、中継装置50は、画像を表示する機能を有していないため、上述したステップSC40〜SC50、SC160の処理は行わない。メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20Bは、図7に示した処理を上述と同様に行うが、上述したステップSC20、SC130においては、表示装置20Aに代えて中継装置50に情報を送信する。サブディスプレイとしての役割を担う表示装置20C、20Dは図7に示した処理を上述と同様の処理を行い、同じくサブディスプレイとしての役割を担う表示装置20Aは、表示装置20C、20Dと同様の処理を行う。すなわち、表示装置20A、20C、20DのCPU21と表示制御部31とは協働して、中継装置50から第2の表示指示が転送されてきた場合には、その第2の表示指示によって指示された表示ページの画像を記憶性表示体30に表示させる表示制御を行う。
この構成によれば、表示装置20は、常にUSBデバイスとして動作すればよいので、USBホストとしての機能を備える必要がない。また、中継装置50は、USBホストとしてUSBデバイスとして動作する表示装置20との間の通信制御は行うが、どの表示装置20にどのページの画像を表示させるかといった表示指示については行わない。つまり、中継装置50は、各表示装置20に対してページの画像の表示を指示する機能を備える必要がない。
(変形例2)
上述した実施形態において、表示指示テーブルには、表示ページとして「1ページ前」や「1ページ後」、「目次ページ」などのページ特定情報が記述されていたが、ページ特定情報の内容はこれに限らない。例えば、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20において表示されるページの画像を拡大した拡大ページを表すページ特定情報であってもよいし、そのページの画像を縮小して余白領域を大きくした縮小ページを表すページ特定情報であってもよい。あるいは、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20において表示されるページの参照先として予め指定された参照ページを表すページ特定情報であってもよい。さらに、ページ特定情報は、各ページの画像データそのものでもよい。ただし、この場合には、各々の表示装置20間において伝送されるデータの伝送量が増えることになる。要するに、サブディスプレイとしての役割を担う表示装置20には、メインディスプレイとしての役割を担う表示装置20において表示される画像に対応するページと所定の関係を有する関係ページの画像が表示されればよい。
(変形例3)
上述した実施形態では、操作者によってUSBケーブルのコネクタが接続されると、ホスト側のコネクタが接続されたか否かを判別して、自動的に動作モードを切り替えていたが、動作モードの切り替えを操作者の操作に従って行ってもよい。この場合、操作者は、各表示装置20と中継装置10とをUSBケーブルで接続した後、ホスト側のコネクタを差し込んだ表示装置20の操作部27を操作して、動作モードの切り替えを指示する。この構成によれば、表示装置20は、USBケーブルのコネクタがUSBホストコネクタ35に接続されたか、USBデバイスコネクタ36に接続されたかを判別する処理を行う必要がない。
(変形例4)
上述した実施形態において、各々の表示装置20はUSB規格に従って通信を行っていたがこれに限らない。要するに、マスタとなる表示装置20とスレーブとなる表示装置20とが通信を行うものであればよい。
(変形例5)
上述した実施形態において、表示装置20の記憶部24には、それぞれ同じ画像データが記憶されていたが、この画像データが例えばUSBホストモードで動作する表示装置20の記憶部24のみに記憶されていてもよい。この場合、USBホストモードで動作する表示装置20のCPU21は、表示指示を転送するとともに、この画像データを自装置以外の表示装置20に転送する。この構成によれば、各々の表示装置20間において伝送されるデータの伝送量は増えることになるが、全ての表示装置20の記憶部24に画像データが記憶されている必要はなくなる。
(変形例6)
上述した実施形態において、表示装置20の表示制御部31、USBコントローラ34によって行われる処理は、CPU21がプログラムに従って実行してもよい。同様に、上述した変形例において、中継装置50のUSBコントローラ55によって行われる処理は、CPU51がプログラムに従って実行してもよい。また、表示装置20のCPU21、中継装置50のCPU51によって実行される各プログラムは、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体、光ディスクなどの光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。
本実施形態に係る表示システムの構成を示す図である。 上記表示システムの表示装置の構成を示す図である。 上記表示装置に記憶されている表示指示テーブル一例を示す図である。 上記表示システムにおける動作モード切替処理を示すフロー図である。 ホストがメインディスプレイの場合の表示処理を示すシーケンス図である。 上記表示装置の記憶性表示体に表示される画像を示す図である。 デバイスがメインディスプレイの場合の表示処理を示すシーケンス図である。 上記表示装置の記憶性表示体に表示される画像を示す図である。 上記表示装置の記憶性表示体に表示される画像を示す図である。 変形例に係る表示システムの構成を示す図である。 変形例に係る中継装置の構成を示す図である。 上記中継装置のUSBコントローラの論理構成を示す図である。
符号の説明
1、5…表示システム、10、50…中継装置、20…表示装置、21…CPU(送信手段、表示制御手段、転送手段)、22…ROM、23…RAM、24…記憶部(対応関係記憶手段、データ記憶手段)、25…電源、26…電源制御部、27…操作部(操作手段)、28…入出力部、29…VRAM、30…記憶性表示体(表示手段)、31…表示制御部(表示制御手段)、32…タッチパネル(操作手段)、33…タッチパネル制御部、34…USBコントローラ(送信手段、転送手段)、35…USBホストコネクタ、36…USBデバイスコネクタ、51…CPU、52…ROM、53…RAM、54…電源制御部、55…USBコントローラ(転送手段)、56…USBデバイスコネクタ。

Claims (4)

  1. マスタとなる表示装置であるマスタ表示装置と、スレーブとなる表示装置である複数のスレーブ表示装置とを備え、
    前記マスタ表示装置及び前記スレーブ表示装置は、
    操作者による操作を受け付ける操作手段と、
    ページ単位に区分された複数のデータのいずれかに応じた画像を表示する表示手段とをそれぞれ備え、
    各々の前記スレーブ表示装置は、
    前記操作手段において所定の操作が受け付けられると、自装置の前記表示手段に表示される画像に対応するページと所定の関係を有する関係ページの画像を自装置以外の表示装置にて表示するよう指示する第1の表示指示を、前記マスタ表示装置に送信する送信手段と、
    前記マスタ表示装置から、前記関係ページの画像を自装置にて表示するよう指示する第2の表示指示が転送されてきた場合には、当該第2の表示指示によって指示された関係ページの画像を、自装置の前記表示手段に表示させる第1の表示制御手段とを備え、
    前記マスタ表示装置は、
    前記スレーブ表示装置の前記送信手段から送信されてきた前記第1の表示指示を受信すると、当該第1の表示指示によって指示された関係ページの画像を自装置の前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、
    受信した前記第1の表示指示を、当該第1の表示指示の送信元であるスレーブ表示装置以外の前記スレーブ表示装置に対し、前記関係ページの画像を表示するよう指示する前記第2の表示指示として転送する転送手段とを備える
    ことを特徴とする表示システム。
  2. 各々の前記スレーブ表示装置は、
    自装置以外の表示装置を識別する識別情報と、当該表示装置に表示させる画像に対応する前記関係ページを特定するページ特定情報とを対応付けて記憶する対応関係記憶手段を備え、
    各々の前記スレーブ表示装置の前記送信手段は、前記対応関係記憶手段に記憶されている識別情報と当該識別情報に対応付けられたページ特定情報とを含む前記第1の表示指示を、前記マスタ表示装置に送信し、
    各々の前記スレーブ表示装置の前記第1の表示制御手段は、
    前記マスタ表示装置から前記第2の表示指示が転送されてきた場合には、転送されてきた当該第2の表示指示に含まれる、自装置を識別する識別情報に対応付けられたページ特定情報によって特定される前記関係ページの画像を、自装置の前記表示手段に表示させ、
    前記マスタ表示装置の前記第2の表示制御手段は、
    前記スレーブ表示装置の前記送信手段から送信されてきた前記第1の表示指示を受信すると、受信した当該第1の表示指示に含まれる、自装置を識別する識別情報に対応付けられたページ特定情報によって特定される前記関係ページの画像を、自装置の前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示システム。
  3. 前記マスタ表示装置及び前記スレーブ表示装置は、
    前記ページ単位に区分された複数のデータを記憶するデータ記憶手段を備え、
    各々の前記スレーブ表示装置の前記第1の表示制御手段は、
    前記マスタ表示装置から前記第2の表示指示が転送されてきた場合には、当該第2の表示指示によって指示された関係ページの画像に応じたデータを、前記データ記憶手段から読み出して、当該画像を自装置の前記表示手段に表示させ、
    前記マスタ表示装置の前記第2の表示制御手段は、
    前記スレーブ表示装置の前記送信手段から送信されてきた前記第1の表示指示を受信すると、当該第1の表示指示によって指示された関係ページの画像に応じたデータを、前記データ記憶手段から読み出して、当該画像を自装置の前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示システム。
  4. 各々の前記スレーブ表示装置の前記送信手段は、USB(Universal Serial Bus)規格に従って前記第1の表示指示を送信し、
    前記マスタ表示装置の前記転送手段は、USB規格に従って前記第2の表示指示を転送する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示システム。
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