JP5195663B2 - 撮像装置、合焦方法及びプログラム - Google Patents
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また、上記の技術を応用した特許文献1に記載された技術では、撮像画像における検出された顔領域の位置や大きさを覚えて設定し、次回撮像されるスルー画像から顔領域を検出する際には、上記設定された位置や大きさで顔領域を検出することが記載されている。
撮像手段と、前記撮像手段により撮像される画像から被写体の画像領域を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された被写体の画像領域に、合焦評価値を算出すべき評価領域を1又は複数設定する領域設定手段と、前記領域設定手段により設定された前記1又は複数の評価領域について合焦評価値をそれぞれ算出する算出手段と、前記算出手段による算出結果に基づいて合焦する合焦手段と、前記撮像画像に対する前記検出手段により検出された被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記領域設定手段は、前記判定手段により前記撮像画像に対する前記被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であると判定されると、前記評価領域を複数設定することを特徴としている。
前記領域設定手段は、前記検出手段により検出された被写体の画像領域の寸法に応じて前記評価領域の設定数を変更して当該評価領域を設定することを特徴としている。
前記領域設定手段は、前記検出手段により検出された被写体の画像領域を包含するように前記評価領域を複数設定することを特徴としている。
前記撮像手段による撮像を指示する半押し操作可能な操作手段と、前記撮像手段により撮像された撮像画像を逐次表示するとともに、前記操作手段が半押し操作された際に、前記合焦手段により合焦する焦点距離にある評価領域に対応付けて合焦領域枠を表示する表示手段と、を更に備えることを特徴としている。
前記算出手段により算出された複数の合焦評価値とこの合焦評価値から得られる焦点距離とに基づいて、前記算出された各評価領域の合焦評価値のピーク位置を所定の範囲内に最も多く含む焦点距離範囲を特定する特定手段を更に備え、前記合焦手段は、前記特定手段により特定された焦点距離範囲に基づいて合焦することを特徴としている。
前記特定手段により特定された範囲内の複数の合焦評価値のピーク位置に対応する焦点距離の平均を算出する平均距離算出手段を更に備え、前記合焦手段は、前記平均距離算出手段により算出された平均の焦点距離で合焦することを特徴としている。
前記特定手段により特定された焦点距離範囲の中間点の距離を算出する中間距離算出手段を更に備え、前記合焦手段は、前記中間距離算出手段により算出された中間点の距離で合焦することを特徴としている。
前記領域設定手段は、前記検出手段にて被写体の画像領域が検出できなかった場合には、撮像画像上の特定位置に前記評価領域を設定することを特徴としている。
撮像装置の撮像部にて撮像される画像から被写体の画像領域を検出する検出ステップと、前記検出ステップにて検出された被写体の画像領域に、合焦評価値を算出すべき評価領域を1又は複数設定する領域設定ステップと、前記領域設定ステップにて設定された前記1又は複数の評価領域について合焦評価値をそれぞれ算出する算出ステップと、前記算出ステップでの算出結果に基づいて合焦する合焦ステップと、前記撮像画像に対する前記検出ステップにて検出された被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であるか否かを判定する判定ステップと、を含み、前記領域設定ステップは、前記判定ステップにて前記撮像画像に対する前記被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であると判定されると、前記評価領域を複数設定することを特徴としている。
撮像装置が備えるコンピュータを、撮像される画像から被写体の画像領域を検出する検出手段、前記検出手段によって検出された被写体の画像領域に、合焦評価値を算出すべき評価領域を1又は複数設定する領域設定手段、前記領域設定手段によって設定された前記1又は複数の評価領域について合焦評価値をそれぞれ算出する算出手段、前記算出手段における算出結果に基づいて合焦する合焦手段、前記撮像画像に対する前記検出手段によって検出された被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であるか否かを判定する判定手段、として機能させ、前記領域設定手段は、前記判定手段によって前記撮像画像に対する前記被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であると判定されると、前記評価領域を複数設定することを特徴としている。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
また、レンズ駆動部2、撮像制御部5、画像生成部6、AF処理部7、画像処理部8、表示部9、画像記録部10、バッファメモリ12、プログラムメモリ13、中央制御部14は、バスライン15を介して接続されている。
そして、ユニット回路4は、デジタルの撮像信号を画像生成部6に送信する。
画像認識部7aは、例えば、画像生成部6から画像データが送られてくる毎に当該画像データに対して、水平方向(横)及び垂直方向(縦)ともに所定倍率の縮小処理を行って低解像度の画像データを得、更に、この低解像度の画像データについて所定の画像認識技術を利用して解析した結果を示す解析結果画像データ(例えば、横×縦:40×30画素;図5(b)参照)Lを逐次生成する。そして、画像認識部7aは、解析結果画像データLに対して所定の画像認識技術を利用して合焦対象となる被写体Sを特定して画像領域Aを抽出する。
画像認識処理は、例えば、色、明るさ、コントラスト、高周波成分情報などの画像の各種情報を利用して被写体Sの画素集合の輪郭を抽出することで行っても良いし、予め被写体Sの種類を特定しておき当該被写体Sの特徴情報と比較判定して輪郭を抽出することで行っても良い。
ここで、画像認識部7aは、撮像画像Gから被写体Sの画像領域Aを検出する検出手段を構成している。
また、被写体Sは、必ずしも一つの被写体として独立している必要はなく、複数の被写体が前後方向に重なった状態であっても良いし、複数の被写体が左右若しくは上下方向に離れて分離した状態であっても良い。
領域判定部7bは、第1判定手段として、画像認識部7aにより検出された被写体Sの画像領域Aの寸法が、予め設定されている各AF評価領域Pの最小寸法よりも大きいか否かを判定する。AF評価領域Pの最小寸法は、例えば、低解像度(例えば、横×縦:40×30画素)の画像データLに対して、最小の水平幅が6画素、最小の垂直幅が4画素に設定されている。
ここで、領域判定部7bは、被写体Sの画像領域Aの寸法がAF評価領域Pとして設定可能な最小寸法よりも大きいか否かを判定する第1判定手段を構成している。
領域設定部7cは、撮像画像Gにおけるフォーカスレンズ1の合焦状態の評価に係り、評価値算出部7dによってAF評価値が算出されるAF評価領域P(図5(a)等参照)を設定する。即ち、領域検出部は、被写体Sの画像領域Aの寸法(例えば、被写体Sの画像領域Aを囲む最小の矩形枠等)に応じてAF評価領域Pの設定数を変更して当該AF評価領域Pを設定する。具体的には、領域設定部7cは、領域判定部7bにより被写体Sの画像領域Aの寸法がAF評価領域Pの最小寸法よりも大きいと判定された場合、AF評価領域Pを複数(例えば、9個;図4(a)参照)設定する。このとき、領域設定部7cは、被写体Sの画像領域Aを包含するように、被写体Sの画像領域Aと重なる位置や被写体Sの画像領域Aの輪郭部分と交わる位置に複数のAF評価領域Pの各々を設定する。一方、領域判定部7bにより被写体Sの画像領域Aの寸法がAF評価領域Pの最小寸法以下であると判定された場合、領域設定部7cは、AF評価領域Pを一つ設定する。
また、領域設定部7cは、画像認識部7aにより被写体Sが検出されなかった場合には、測距方式を「スポットAF」に切り替えて画角の略中央にAF評価領域を設定する。
ここで、領域設定部7cは、画像認識部7aにより検出された被写体Sの画像領域Aに撮像手段の合焦状態の評価領域であるAF評価領域Pを複数設定する領域設定手段を構成している。
評価値算出部7dは、画像認識部7aにより生成された解析結果画像データLについて、領域設定部7cにより設定された各AF評価領域Pの画像データに基づいて、各AF評価領域Pの画像のコントラストの高低を示すAF評価値(図4(b)参照)を算出する。具体的には、自動合焦処理にてフォーカスレンズ1をレンズ駆動部2により光軸方向に移動させる際に、評価値算出部7dは、フォーカスレンズ1の光軸方向の位置を規定する複数(例えば、0〜100)のフォーカスレンズアドレスのうち、所定数(例えば、20〜30個)のアドレスに対応する測距位置で、複数のAF評価領域Pの各々についてAF評価値を算出する。
なお、図4(b)にあっては、例えば、AF評価領域Pを9つ設定した場合において、評価値算出部7dにより算出された各AF評価領域P1〜P9のAF評価値についてフォーカスレンズアドレスと対応付けて表している。
ここで、評価値算出部7dは、領域設定部7cにより設定された複数のAF評価領域Pについて、AF評価値(合焦評価値)をそれぞれ算出する算出手段を構成している。
範囲特定部7eは、具体的には、先ず、複数のAF評価領域PのAF評価値をフォーカスレンズアドレス(測距位置)に従って整列して、所定の範囲に設定されている評価値探索範囲内にAF評価値のピーク位置が最も多く含まれる位置を探索する。例えば、図4(b)にあっては、AF評価領域P5、P8以外のAF評価領域P1〜P4、P6、P7、P9のAF評価値のピーク位置は、フォーカスレンズアドレスが40近辺となっており、当該アドレスが集中している範囲を評価値集中範囲Rとして特定する。
なお、図4(b)にあっては、各AF評価領域PのAF評価値をフォーカスレンズ1の測距位置と対応付けて整列したが、フォーカスレンズ1の焦点距離に従って整列しても良い。
ここで、範囲特定部7eは、評価値算出部7dにより算出された複数のAF評価値とこのAF評価値から得られる焦点距離とに基づいて、各AF評価領域のAF評価値のピーク位置を所定の範囲内に最も多く含む焦点距離範囲(評価値集中範囲R)を特定する特定手段を構成している。
距離算出部7fは、範囲特定部7eにより特定された評価値集中範囲R内で、複数のAF評価値のピーク位置に対応するフォーカスレンズ1の測距位置を取得して、これら測距位置から換算した焦点距離の平均(平均焦点距離)を算出する。例えば、図4(b)にあっては、距離算出部7fは、範囲特定部7eにより特定された評価値集中範囲R内に存するAF評価領域P1〜P4、P6、P7、P9のAF評価値のピーク位置に対応する焦点距離の平均を算出することで平均焦点距離を特定する。
ここで、距離算出部7fは、範囲特定部7eにより特定された評価値集中範囲R内の複数のAF評価値のピーク位置に対応する焦点距離の平均を算出する平均距離算出手段を構成している。
また、距離算出部7fが、中間距離算出手段として、評価値集中範囲Rの中間位置を算出して焦点距離としても良い。
また、画像再生時においては、表示部9は、画像記録部10から読み出されて画像処理部8にて復号化された画像データに基づく画像を表示する。
また、中央制御部14は、操作入力部11から出力され入力された操作信号に基づいて、撮像装置100の各部を制御する。具体的には、中央制御部14は、操作入力部11のシャッタボタン11aの所定操作に従って出力された撮像信号が入力されると、プログラムメモリ13に記憶されている所定のプログラムに従って、TGにより電子撮像部3及びユニット回路4の駆動タイミングを制御して静止画像を撮影する処理を実行する。この静止画像の撮影によりバッファメモリ12に格納された1フレーム分のYUVデータは、画像処理部8にてJPEG方式等により圧縮され符号化されて、画像記録部10に静止画像データとして記録される。
ここで、中央制御部14、フォーカスレンズ1及びレンズ駆動部2は、評価値算出部7dによる算出結果に基づいて合焦する合焦手段を構成している。
図2及び図3は、撮像処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
撮像処理は、中央制御部14の制御下にて静止画像や動画像を撮像する処理であり、ユーザによる操作入力部11の選択決定ボタンの所定操作に基づいて、メニュー画面に表示された複数の撮像モードの中から撮像モードが選択指示された場合に実行される。
続けて、中央制御部14は、ユーザにより操作入力部11のシャッタボタン11aが半押し操作されたか否かを判定する(ステップS2)。
ここで、シャッタボタン11aが半押し操作されたと判定されると(ステップS2;YES)、AF処理部7の画像認識部7aは、被写体の撮像により生成された撮像画像Gの複数の画像フレーム(図5(a)等参照)に係る画像データが画像生成部6からAF処理部7に送られてくる毎に、当該画像データから被写体Sの画像領域Aを検出する処理を行う(ステップS3)。具体的には、AF処理部7の画像認識部7aは、画像生成部6から送られてきた各画像データに対して所定倍率の縮小処理を行って解析結果画像データL(例えば、横×縦:40×30画素)を生成した後、解析結果画像データLに対して所定の画像認識技術を利用して合焦対象となる被写体S(図5(b)参照)を特定して抽出する。
ここで、被写体Sの画像領域Aの寸法がAF評価領域Pの最小寸法よりも大きいと判定されると(ステップS5;YES)、AF処理部7の領域設定部7cは、被写体Sの画像領域Aを包含するように、被写体Sの画像領域Aと重なる位置や被写体Sの画像領域Aの輪郭部分と交わる位置に複数のAF評価領域P(例えば、9個;図4(a)参照)の各々を設定し、その後、中央制御部14は、設定されたAF評価領域Pをライブビュー画像の被写体Sに重畳させて表示部9に表示させる(ステップS6)。
次に、範囲特定部7eは、複数のAF評価領域PのAF評価値をフォーカスレンズアドレス(測距位置)に従って整列して、AF評価値のピーク位置が最も多く含まれる範囲を探索して特定する(ステップS8)。例えば、図4(b)にあっては、範囲特定部7eは、AF評価領域P1〜P4、P6、P7、P9のAF評価値のピーク位置が存するフォーカスレンズアドレスが40近辺の範囲を評価値集中範囲Rとして特定する。その後、中央制御部14は、評価値集中範囲R内のAF評価領域Pの縁部分に対応するAF枠W(図5(c)等参照)をライブビュー画像の被写体Sに重畳させて表示部9に表示させる。
次に、中央制御部14は、距離算出部7fにより算出された平均焦点距離に基づいて、所定の制御信号をレンズ駆動部2に出力してフォーカスモータを駆動させることで、フォーカスレンズ1の焦点距離が平均焦点距離となるように調整させる合焦処理を行う(ステップS10)。
図2に示すように、また、ステップS4にて、被写体Sが検出されていないと判定された場合には(ステップS4;NO)、領域設定部7cは、測距方式を「スポットAF」に切り替えて画角の略中央にAF評価領域Pを設定した後(ステップS13)、中央制御部14は、処理をステップS12に移行させて、それ以降の処理を行う。
ここで、シャッタボタン11aが全押し操作されたと判定されると(ステップS14;YES)、中央制御部14は、撮像制御部5に露出条件(シャッター速度、絞り、増幅率等)やホワイトバランス等の条件を調整させて、被写体(図5(c)等参照)の光学像を所定の条件で電子撮像部3により撮像させる。その後、中央制御部14は、ユニット回路4及び画像生成部6を経て生成された静止画像(若しくは、動画像)のYUVデータを画像処理部8の符号化部(図示略)により所定の符号化方式(例えば、JPEG方式やMPEG方式等)により圧縮・符号化させた後、画像記録部10に記録させる(ステップS15)。
ここで、シャッタボタン11aの半押し操作が解除されていないと判定されると(ステップS16;NO)、中央制御部14は、処理をステップS14に移行させて、シャッタボタン11aが全押し操作されるまで、それ以降の処理を繰り返し行う。一方、シャッタボタン11aの半押し操作が解除されたと判定されると(ステップS16;YES)、中央制御部14は、処理をステップS1に移行させて、撮像処理の最初から処理を開始する。
従って、構図に関わらず被写体Sに合焦させることができ、これにより、予めコントラストの高い部分に焦点を合わせた後、カメラをふってコントラストの低い部分を画角内に入れ直すといった動作も必要なくなり、当該撮像装置100の焦点調整を適正に、且つ、簡便に行うことができる。
即ち、例えば、図4(b)に示すように、9つのAF評価領域Pのうち、評価値集中範囲R内にAF評価値のピーク位置がある7つのAF評価領域Pについては、平均の焦点距離でフォーカスレンズ1を合焦させると、厳密に言えばピントが完全には合わず画像がぼけてしまう箇所もあるが、より多くのAF評価領域Pの画像に対して現象的にはピントがほぼ合った状態とすることで、コントラストの低い被写体Sに対しても焦点調整を簡便に行うことができる。
例えば、評価値算出部7dにより算出されたAF評価値が集中している範囲として、予め所定の範囲に設定されている評価値集中範囲Rを例示したが、これに限られるものではなく、例えば、複数のAF評価領域PのAF評価値のうち、所定割合(例えば、5〜7割合)のAF評価値が含まれている範囲をAF評価値が集中している範囲としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ13に、検出処理ルーチン、領域設定処理ルーチン、算出処理ルーチン、合焦制御処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、検出処理ルーチンにより中央制御部14のCPUを、撮像手段により撮像された撮像画像Gから被写体Sの画像領域Aを検出する検出手段として機能させるようにしても良い。また、領域設定処理ルーチンにより中央制御部14のCPUを、検出処理ルーチンにより検出された被写体Sの画像領域Aに、合焦評価値(AF評価値)を算出すべき評価領域(AF評価領域P)を1又は複数設定する領域設定手段として機能させるようにしても良い。また、算出処理ルーチンにより中央制御部14のCPUを、領域設定処理ルーチンにより設定された1又は複数の評価領域について合焦評価値(AF評価値)をそれぞれ算出する算出手段として機能させるようにしても良い。また、合焦制御処理ルーチンにより中央制御部14のCPUを、算出処理ルーチンによる算出結果に基づいて撮像手段を合焦させる合焦手段として機能させるようにしても良い。
1 フォーカスレンズ
2 レンズ駆動部
3 電子撮像部
7 AF処理部
7a 画像認識部
7b 領域判定部
7c 領域設定部
7d 評価値算出部
7e 範囲特定部
7f 距離算出部
11 操作入力部
11a シャッタボタン
14 中央制御部
Claims (10)
- 撮像手段と、
前記撮像手段により撮像される画像から被写体の画像領域を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された被写体の画像領域に、合焦評価値を算出すべき評価領域を1又は複数設定する領域設定手段と、
前記領域設定手段により設定された前記1又は複数の評価領域について合焦評価値をそれぞれ算出する算出手段と、
前記算出手段による算出結果に基づいて合焦する合焦手段と、
前記撮像画像に対する前記検出手段により検出された被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であるか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記領域設定手段は、
前記判定手段により前記撮像画像に対する前記被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であると判定されると、前記評価領域を複数設定することを特徴とする撮像装置。 - 前記領域設定手段は、
前記検出手段により検出された被写体の画像領域の寸法に応じて前記評価領域の設定数を変更して当該評価領域を設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記領域設定手段は、
前記検出手段により検出された被写体の画像領域を包含するように前記評価領域を複数設定することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 - 前記撮像手段による撮像を指示する半押し操作可能な操作手段と、
前記撮像手段により撮像された撮像画像を逐次表示するとともに、前記操作手段が半押し操作された際に、前記合焦手段により合焦する焦点距離にある評価領域に対応付けて合焦領域枠を表示する表示手段と、を更に備えることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。 - 前記算出手段により算出された複数の合焦評価値とこの合焦評価値から得られる焦点距離とに基づいて、前記算出された各評価領域の合焦評価値のピーク位置を所定の範囲内に最も多く含む焦点距離範囲を特定する特定手段を更に備え、
前記合焦手段は、
前記特定手段により特定された焦点距離範囲に基づいて合焦することを特徴とする請求項1又は4に記載の撮像装置。 - 前記特定手段により特定された範囲内の複数の合焦評価値のピーク位置に対応する焦点距離の平均を算出する平均距離算出手段を更に備え、
前記合焦手段は、
前記平均距離算出手段により算出された平均の焦点距離で合焦することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。 - 前記特定手段により特定された焦点距離範囲の中間点の距離を算出する中間距離算出手段を更に備え、
前記合焦手段は、
前記中間距離算出手段により算出された中間点の距離で合焦することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。 - 前記領域設定手段は、
前記検出手段にて被写体の画像領域が検出できなかった場合には、撮像画像上の特定位置に前記評価領域を設定することを特徴とする請求項1又は4に記載の撮像装置。 - 撮像装置の撮像部にて撮像される画像から被写体の画像領域を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにて検出された被写体の画像領域に、合焦評価値を算出すべき評価領域を1又は複数設定する領域設定ステップと、
前記領域設定ステップにて設定された前記1又は複数の評価領域について合焦評価値をそれぞれ算出する算出ステップと、
前記算出ステップでの算出結果に基づいて合焦する合焦ステップと、
前記撮像画像に対する前記検出ステップにて検出された被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であるか否かを判定する判定ステップと、
を含み、
前記領域設定ステップは、
前記判定ステップにて前記撮像画像に対する前記被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であると判定されると、前記評価領域を複数設定することを特徴とする合焦方法。 - 撮像装置が備えるコンピュータを、
撮像される画像から被写体の画像領域を検出する検出手段、
前記検出手段によって検出された被写体の画像領域に、合焦評価値を算出すべき評価領域を1又は複数設定する領域設定手段、
前記領域設定手段によって設定された前記1又は複数の評価領域について合焦評価値をそれぞれ算出する算出手段、
前記算出手段における算出結果に基づいて合焦する合焦手段、
前記撮像画像に対する前記検出手段によって検出された被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であるか否かを判定する判定手段、
として機能させ、
前記領域設定手段は、
前記判定手段によって前記撮像画像に対する前記被写体の画像領域の寸法の割合が所定の割合以上であると判定されると、前記評価領域を複数設定することを特徴とするプログラム。
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