JP5397426B2 - 撮像装置、合焦方法及びプログラム - Google Patents
撮像装置、合焦方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5397426B2 JP5397426B2 JP2011160735A JP2011160735A JP5397426B2 JP 5397426 B2 JP5397426 B2 JP 5397426B2 JP 2011160735 A JP2011160735 A JP 2011160735A JP 2011160735 A JP2011160735 A JP 2011160735A JP 5397426 B2 JP5397426 B2 JP 5397426B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- image
- subject
- interest
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
一方、被写体全体を含むように大きなAF領域を設定してしまうと、AF処理におけるコントラスト勾配が緩くなる虞もあり、この場合にはコントラストのピークを検出する精度が低下してしまうという問題が生じてしまう。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
具体的には、図1に示すように、撮像装置100は、レンズ部1、レンズ駆動部2、電子撮像部3、ユニット回路4、撮像制御部5、画像生成部6、AF処理部7、画像処理部8、表示部9、画像記録部10、操作入力部11、バッファメモリ12、プログラムメモリ13、中央制御部14等を備えている。
また、レンズ駆動部2、撮像制御部5、画像生成部6、AF処理部7、画像処理部8、表示部9、画像記録部10、バッファメモリ12、プログラムメモリ13、中央制御部14は、バスライン15を介して接続されている。
そして、ユニット回路4は、デジタルの撮像信号を画像生成部6及びAF処理部7に送信する。
画像領域特定部7aは、例えば、ユニット回路4から画像データが送られてくる毎に当該画像データに対して、水平方向(横)及び垂直方向(縦)ともに所定倍率の縮小処理を行って、低解像度の画像データ(例えば、横×縦:40×30画素;図4参照)Lを逐次生成する。そして、画像領域特定部7aは、低解像度の画像データLに対して所定の画像認識技術を利用して合焦対象となる注目被写体を特定して画像領域を抽出する。ここで、注目被写体の特定処理は、例えば、色や明るさの変化の連続性から注目被写体の輪郭を抽出することで行っても良いし、予め注目被写体の種類を特定しておき当該注目被写体の特徴情報と比較判定して輪郭を抽出することで行っても良い。
また、注目被写体は、必ずしも一つの被写体として独立している必要はなく、複数の被写体が前後方向に重なった状態であっても良いし、複数の被写体が左右若しくは上下方向に離れて分離した状態であっても良い。
寸法判定部7bは、具体的には、画像領域特定部7aにより設定された矩形枠Wの寸法が、予め設定されている各AF評価領域の最小寸法よりも大きいか否かを判定する。AF評価領域の最小寸法は、例えば、低解像度(例えば、横×縦:40×30画素)の画像データLに対して、最小の水平幅Xminが6画素、最小の垂直幅Yminが4画素に設定されている。そして、寸法判定部7bによる判定の結果、領域設定部7e(後述)は、矩形枠Wの寸法が各AF評価領域の最小寸法よりも大きい場合、AF評価領域を複数設定する一方で、矩形枠Wの寸法が各AF評価領域の最小寸法以下である場合、最小寸法のAF評価領域を一つ設定する。
ここで、寸法判定部7bは、注目被写体の画像領域の寸法がAF評価領域(コントラスト評価領域)の設定可能な最小寸法よりも大きいか否かを判定する寸法判定手段を構成している。
分割数決定部7cは、矩形枠Wの垂直幅y及び水平幅xの比率(縦横比Rate)に応じて矩形枠Wの分割数、即ち、領域設定部により複数設定されるAF評価領域P1、P2、P3の設定数を算出する。具体的には、分割数決定部7cは、先ず、矩形枠Wの縦横比Rateを垂直幅y及び水平幅xから下記式(1)に従って算出する。
Rate=(x/y)×100 …式(1)
例えば、分割数決定部7cは、縦横比Rateが44よりも小さい場合には、AF評価領域の全体形状を「1×n型」に決定した後、矩形枠Wの垂直幅yをAF評価領域の垂直方向の最小寸法Yminで除算することで矩形枠Wの垂直方向の分割数Nyを算出する。なお、矩形枠Wの水平方向の分割数Nxは、AF評価領域の全体形状が「1×n型」であるため、「1」となる。
また、例えば、分割数決定部7cは、縦横比Rateが44以上で66よりも小さい場合には、AF評価領域の全体形状を「2×n型」に決定した後、矩形枠Wの垂直幅yをAF評価領域の垂直方向の最小寸法Yminで除算することで矩形枠Wの垂直方向の分割数Nyを算出する。なお、矩形枠Wの水平方向の分割数Nxは、AF評価領域の全体形状が「2×n型」であるため、「2」となる。
また、例えば、分割数決定部7cは、縦横比Rateが66以上で266よりも小さい場合には、AF評価領域の全体形状を「n×n型」に決定した後、矩形枠Wの垂直幅yをAF評価領域の垂直方向の最小寸法Yminで除算することで矩形枠Wの垂直方向の分割数Nyを算出する。なお、矩形枠Wの水平方向の分割数Nxは、AF評価領域の全体形状が「n×n型」であるため、垂直方向の分割数Nyと等しい値となる。
また、例えば、分割数決定部7cは、縦横比Rateが266以上で400よりも小さい場合には、AF評価領域の全体形状を「n×2型」に決定した後、矩形枠Wの水平幅xをAF評価領域の水平方向の最小寸法Xminで除算することで矩形枠Wの水平方向の分割数Nxを算出する。なお、矩形枠Wの垂直方向の分割数Nyは、AF評価領域の全体形状が「n×2型」であるため、「2」となる。
また、例えば、分割数決定部7cは、縦横比Rateが400以上の場合には、AF評価領域の全体形状を「n×1型」に決定した後、矩形枠Wの水平幅xをAF評価領域の水平方向の最小寸法Xminで除算することで矩形枠Wの水平方向の分割数Nxを算出する。なお、矩形枠Wの垂直方向の分割数Nyは、AF評価領域の全体形状が「n×1型」であるため、「1」となる。
ここで、分割数決定部7cは、注目被写体の画像領域の垂直方向及び水平方向の長さの比率に応じて、複数隣接して設定されるAF評価領域の垂直方向及び水平方向の設定数を決定する決定手段を構成している。
なお、上記した縦横比Rate、AF評価領域(AF枠)の全体形状や分割数Nx、Nyは一例であって、これらに限られるものではなく、適宜任意に変更することができる。
寸法算出部7dは、矩形枠Wの垂直幅yを分割数決定部7cにより決定された矩形枠Wの垂直方向の分割数Nyで除算してAF評価領域の垂直幅Yを算出した後、予め規定されているAF評価領域の形状(例えば、横:縦が4:3の比率等)に従ってAF評価領域の水平幅Xを演算する。
ここで、寸法算出部7dは、注目被写体の画像領域の形状及び寸法(矩形枠Wの形状及び寸法)、並びに、分割数決定部7cにより決定されたAF評価領域の垂直方向及び水平方向の設定数(矩形枠Wの分割数)に応じて、AF評価領域の寸法を算出する算出手段を構成している。
領域設定部7eは、寸法算出部7dによりAF評価領域の寸法が設定される毎に、注目被写体の画像領域の形状に合わせて複数のAF評価領域を逐次設定する。具体的には、領域設定部7eは、寸法判定部7bにより矩形枠Wの寸法が所定のAF評価領域として設定可能な最小寸法よりも大きいと判定された場合に、矩形枠Wの水平幅xの中点とAF評価領域(AF枠)の水平幅Xの中点とが略重なるように矩形状のAF評価領域を複数隣接させて配置する。即ち、領域設定部7eは、注目被写体の画像領域の水平方向に対して垂直方向を優先してAF評価領域を設定する。これにより、領域設定部7eは、複数のAF評価領域からなる全体として拡張された矩形枠が設定される。
なお、図5(c)、図6(c)、図7(c)にあっては、二値化した画像データに対してAF評価領域P1、P2、P3を設定した状態を表している。
ここで、領域設定部7eは、注目被写体の画像領域の形状に合わせて複数のAF評価領域を設定する領域設定手段を構成している。
なお、領域設定部7eは、寸法判定部7bにより矩形枠Wの寸法がAF評価領域P1の最小寸法以下であると判定された場合には、AF評価領域P1を一つだけ設定する(図5(a)〜図5(c)参照)。
領域判定部7fは、領域判定手段として、注目被写体の画像領域の仮形状としての矩形枠Wに合わせて領域設定部7eにより設定された複数のAF評価領域について、各AF評価領域内から注目被写体の画像領域(注目被写体領域)を検出した後、当該注目被写体領域を所定の割合(例えば、5割)以上含むか否かを判定する。
評価対象除外部7gは、除外手段として、複数のAF評価領域のうち、領域判定部7fにより当該注目被写体領域を所定の割合以上含まないと判定されたAF評価領域を無効AF枠として評価対象から除外する。これにより、領域判定部7fにより当該注目被写体領域を所定の割合以上含むと判定されたAF評価領域のみが有効AF枠として設定される。
評価値算出部7hは、ユニット回路4からAF処理部7に送られてきた各画像データについてAF評価値を算出する。具体的には、評価値算出部7hは、画像領域特定部7aにより生成された低解像度の画像データ(例えば、横×縦:40×30画素;図4参照)Lのうち、領域判定部7fにより有効AF枠として設定されたAF評価領域(例えば、AF評価領域P1、P2、P3)の画像データに基づいて、画像のコントラストの高低を示すAF評価値(コントラスト評価値)を算出する。
また、画像再生時においては、表示部9は、画像記録部10から読み出されて画像処理部8にて復号化された画像データに基づく画像を表示する。
また、中央制御部14は、操作入力部11から出力され入力された操作信号に基づいて、撮像装置100の各部を制御する。具体的には、中央制御部14は、操作入力部11のシャッタボタンの所定操作に従って出力された撮像信号が入力されると、プログラムメモリ13に記憶されている所定のプログラムに従って、TGにより電子撮像部3及びユニット回路4の駆動タイミングを制御して静止画像を撮影する処理を実行する。この静止画像の撮影によりバッファメモリ12に格納された1フレーム分のYUVデータは、画像処理部8にてJPEG方式等により圧縮され符号化されて、画像記録部10に静止画像データとして記録される。
ここで、中央制御部14及びレンズ駆動部2は、領域設定部7eにより設定されたAF評価領域内の画像データに基づいて、撮像手段を合焦させる合焦制御手段を構成している。
図2及び図3は、自動合焦処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図4は、自動合焦処理にて抽出される注目被写体の一例を模式的に示す図である。
自動合焦処理は、ライブビュー画像の表示中に、ユーザによって操作入力部11のシャッタボタンが所定操作(例えば、半押し操作等)された場合に、中央制御部14の制御下にて繰り返し実行される処理である。なお、シャッタボタンの操作の有無に関わらずライブビュー画像の表示中に必ず実行するようにしても良い。
具体的には、AF処理部7の画像領域特定部7aは、ユニット回路4から送られてきた各画像データに対して所定倍率の縮小処理を行って低解像度の画像データ(例えば、横×縦:40×30画素;図4参照)Lを生成した後、低解像度の画像データLに対して所定の画像認識技術を利用して合焦対象となる注目被写体S1、S2、S3(図5(b)、図6(b)、図7(b)等参照)を特定して抽出する。
具体的には、画像領域特定部7aは、注目被写体S1、S2、S3の画像領域A1、A2、A3のx軸方向(水平方向)の水平幅x及びy軸方向(垂直方向)の垂直幅yを算出して(図4参照)、当該水平幅x及び垂直幅yの矩形枠Wを設定する。
ここで、矩形枠Wの寸法がAF評価領域の最小寸法よりも大きくないと判定されると(ステップS3;NO)、AF処理部7の領域設定部7eは、矩形枠Wの中心座標に最小寸法のAF評価領域(AF枠)の中心座標が重なるように当該最小寸法のAF評価領域P1(図5(c)参照)を一つ設定する(ステップS4)。
その後、中央制御部14は、領域設定部7eにより設定された最小寸法のAF評価領域P1の縁部分に対応するAF枠表示F1(図5(d)参照)をライブビュー画像の注目被写体S1、S2、S3と重なるように表示部9に表示させるとともに(ステップS5)、AF処理部7の評価値算出部7hによりAF評価領域P1、P2、P3の画像データに基づいて算出されたAF評価値に基づいて、所定の制御信号をレンズ駆動部2に出力してフォーカスモータを駆動させることで、レンズ部1の合焦位置を調整する。
Rate=(x/y)×100 …式(1)
具体的には、縦横比Rateが44よりも小さい場合には、分割数決定部7cは、AF評価領域の全体形状を「1×n型」に決定し(ステップS711)、続けて、矩形枠Wの垂直幅yをAF評価領域の垂直方向の最小寸法Yminで除算することで矩形枠Wの垂直方向の分割数Nyを算出するとともに、矩形枠Wの水平方向の分割数Nxを「1」に設定する(ステップS712)。
また、縦横比Rateが44以上で66よりも小さい場合には、分割数決定部7cは、AF評価領域の全体形状を「2×n型」に決定し(ステップS721)、続けて、矩形枠Wの垂直幅yをAF評価領域の垂直方向の最小寸法Yminで除算することで矩形枠Wの垂直方向の分割数Nyを算出するとともに、矩形枠Wの水平方向の分割数Nxを「2」に設定する(ステップS722)。
また、縦横比Rateが66以上で266よりも小さい場合には、分割数決定部7cは、AF評価領域の全体形状を「n×n型」に決定し(ステップS731)、続けて、矩形枠Wの垂直幅yをAF評価領域の垂直方向の最小寸法Yminで除算することで矩形枠Wの垂直方向の分割数Nyを算出するとともに、矩形枠Wの水平方向の分割数Nxを垂直方向の分割数Nyと等しい値に設定する(ステップS732)。
また、縦横比Rateが266以上で400よりも小さい場合には、分割数決定部7cは、AF評価領域の全体形状を「n×2型」に決定し(ステップS741)、続けて、矩形枠Wの水平幅xをAF評価領域の水平方向の最小寸法Xminで除算することで矩形枠Wの水平方向の分割数Nxを算出するとともに、矩形枠Wの垂直方向の分割数Nyを「2」に設定する(ステップS742)。
また、縦横比Rateが400以上の場合には、分割数決定部7cは、AF評価領域の全体形状を「n×1型」に決定し(ステップS751)、続けて、矩形枠Wの水平幅xをAF評価領域の水平方向の最小寸法Xminで除算することで矩形枠Wの水平方向の分割数Nxを算出するとともに、矩形枠Wの垂直方向の分割数Nyを「1」に設定する(ステップS752)。
続けて、AF処理部7の領域設定部7eは、寸法算出部7dにより算出された寸法のAF評価領域(例えば、AF評価領域P2、P3)を、低解像度の撮像画像Lに対して注目被写体(例えば、注目被写体S2、S3)の画像領域(例えば、画像領域A2、A3)の形状に合わせて複数隣接させるように配置する(ステップS9;図6(c)、図7(c)等参照)。
ここで、AF評価領域が撮像画像の端部からはみ出していると判定されると(ステップS10;YES)、領域設定部7eは、撮像画像の端部からはみ出したAF評価領域が存在しないように全てのAF評価領域の配置を調整する(ステップS11)。即ち、注目被写体(例えば、注目被写体S2、S3)が撮像画像の上下左右の各端部に近い部分にある場合には、AF評価領域が撮像画像の端部からはみ出す場合がある。この場合、各AF評価領域のAF評価値を平等に判断する上で何れのAF評価領域も撮像画像からはみ出さないように、領域設定部7eは、各AF評価領域の寸法及び形状を変更することなく全てのAF評価領域が撮像画像内に配置されるようにずらす。
これに対して、例えば、図6(a)〜図6(d)に示すように、ピンポン球などの「白いボール」を晴れた日の屋外で撮影する環境のように、被写体にコントラストがない場合であっても、「白いボール」を注目被写体S2として検出し、当該注目被写体S2の画像領域A2を囲む矩形枠Wの縦横比RateからAF評価領域P2の設定数を決定した後、各AF評価領域P2の寸法を算出することができる。そして、2×2型の4つのAF評価領域P2を注目被写体S2の画像領域A2の形状に合わせて隣接させるように設定して(図6(c)参照)、AF評価領域P2の縁部分に対応する4つのAF枠表示F2(図6(d)参照)をライブビュー画像にて注目被写体S2と重なるように表示する。
また、例えば、図7(a)〜図7(d)に示すように、被写体(例えば、積み重ねられた「複数のサイコロ」)が端にある構図であっても、当該「複数のサイコロ」を注目被写体S3として検出することができ、上記と同様に、1×4型の4つのAF評価領域P3を注目被写体S3の画像領域A3の形状に合わせて隣接させるように設定して(図7(c)参照)、AF評価領域P3の縁部分に対応する4つのAF枠表示F3(図7(d)参照)をライブビュー画像にて注目被写体S3と重なるように表示する。
従って、注目被写体の画像領域の形状に合わせて設定された複数のAF評価領域によって自動合焦処理の精度を向上させることができる。
なお、AF評価領域の寸法の算出は、AF評価領域の垂直方向及び水平方向の設定数を基準として行われば良く、必ずしも注目被写体の画像領域の形状及び寸法を基準とする必要はない。
例えば、領域設定部7eによるAF評価領域の設定にあっては、注目被写体の画像領域の輪郭部分と交わるように配置しても良い。即ち、注目被写体自体にはコントラストが少ない場合であっても、少なくとも注目被写体とそれ以外の部分との境界にコントラスト差があることから評価値算出部7hによってより適正なAF評価値を算出することができ、自動合焦処理をより適正に行うことができる。
さらに、注目被写体の画像領域の形状及び寸法を特定するようにしたが、これに限られるものではなく、少なくとも注目被写体の画像領域の形状を特定すれば寸法を特定するか否かは適宜任意に変更することができる。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ13に、特定処理ルーチン、領域設定処理ルーチン、合焦制御処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、特定処理ルーチンにより中央制御部14のCPUを、撮像手段により撮像された撮像画像(例えば、撮像画像G1、G2、G3)内の合焦対象となる注目被写体(例えば、注目被写体S1、S2、S3)の画像領域(例えば、画像領域A1、A2、A3)の形状を特定する特定手段として機能させるようにしても良い。また、領域設定処理ルーチンにより中央制御部14のCPUを、特定処理ルーチンにより特定された注目被写体(例えば、注目被写体S1、S2、S3)の画像領域(例えば、画像領域A1、A2、A3)の形状に合わせて複数のコントラスト評価領域を設定する領域設定手段として機能させるようにしても良い。また、合焦制御処理ルーチンにより、領域設定処理ルーチンにより設定されたコントラスト評価領域内の画像データに基づいて、撮像手段を合焦させる合焦制御手段として機能させるようにしても良い。
1 レンズ部
2 レンズ駆動部
3 電子撮像部
7 AF処理部
7a 画像領域特定部
7b 寸法判定部
7c 分割数決定部
7d 寸法算出部
7e 領域設定部
7f 領域判定部
7g 評価対象除外部
14 中央制御部
Claims (11)
- 撮像手段と、
この撮像手段により撮像された撮像画像内の合焦対象となる注目被写体の画像領域の形状を特定する特定手段と、
複数のコントラスト評価領域を、前記特定手段により特定された前記注目被写体の画像領域の形状に合わせて並べて設定する領域設定手段と、
この領域設定手段により設定されたコントラスト評価領域内の画像データに基づいて、前記撮像手段を合焦させる合焦制御手段と、
前記注目被写体の画像領域の垂直方向及び水平方向の長さの比率に応じて、前記領域設定手段により並べて設定される複数のコントラスト評価領域の垂直方向及び水平方向の設定数を決定する決定手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記領域設定手段は、同じ形状を有する複数のコントラスト評価領域を隣接させて設定し、
前記決定手段は、前記注目被写体の画像領域の垂直方向及び水平方向の長さの比率に応じて、前記領域設定手段により複数隣接して設定される複数のコントラスト評価領域の垂直方向及び水平方向の設定数を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記特定手段は、更に、前記注目被写体の画像領域の寸法を特定し、
前記決定手段は、前記注目被写体の画像領域の形状及び寸法に基づいて設定された仮コントラスト評価領域の寸法に応じて、前記コントラスト評価領域の垂直方向及び水平方向の設定数を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記決定手段により決定された前記コントラスト評価領域の垂直方向及び水平方向の設定数に応じて、前記コントラスト評価領域の寸法を算出する算出手段を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記特定手段は、更に、前記注目被写体の画像領域の寸法を特定し、
前記算出手段は、前記注目被写体の画像領域の形状及び寸法、並びに前記決定手段により決定された前記コントラスト評価領域の垂直方向及び水平方向の設定数に基づいて、前記コントラスト評価領域の寸法を算出することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。 - 前記領域設定手段は、矩形状のコントラスト評価領域を複数隣接させて設定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の撮像装置。
- 前記領域設定手段は、前記注目被写体の画像領域の輪郭部分と交わるように前記コントラスト評価領域を設定することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の撮像装置。
- 前記特定手段は、前記注目被写体の画像領域の形状を逐次特定し、
前記領域設定手段は、前記特定手段により逐次特定された前記注目被写体の画像領域の形状に合わせて複数のコントラスト評価領域を逐次設定することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の撮像装置。 - 前記合焦制御手段は、前記領域設定手段により設定された前記複数のコントラスト評価領域のうち、各評価領域内の画像データのコントラスト勾配の検出精度が所定値以上で、且つ、当該撮像装置から最も近い距離にコントラストのピークを有するコントラスト評価領域の出力結果を採用して、前記撮像手段を合焦させることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の撮像装置。
- 撮像装置を用いた合焦方法であって、
前記撮像装置のコンピュータに、
撮像手段により撮像された撮像画像内の合焦対象となる注目被写体の画像領域の形状を特定する特定処理と、
複数のコントラスト評価領域を、前記特定処理により特定された前記注目被写体の画像領域の形状に合わせて並べて設定する領域設定処理と、
この領域設定処理により設定されたコントラスト評価領域内の画像データに基づいて、前記撮像手段を合焦させる合焦制御処理と、
前記注目被写体の画像領域の垂直方向及び水平方向の長さの比率に応じて、前記領域設定処理により並べて設定される複数のコントラスト評価領域の垂直方向及び水平方向の設定数を決定する決定処理と、
を実行させることを特徴とする合焦方法。 - 撮像装置を制御するプログラムであって、
前記撮像装置のコンピュータを、
撮像手段により撮像された撮像画像内の合焦対象となる注目被写体の画像領域の形状を特定する特定手段と、
複数のコントラスト評価領域を、前記特定手段により特定された前記注目被写体の画像領域の形状に合わせて並べて設定する領域設定手段と、
この領域設定手段により設定されたコントラスト評価領域内の画像データに基づいて、前記撮像手段を合焦させる合焦制御手段と、
前記注目被写体の画像領域の垂直方向及び水平方向の長さの比率に応じて、前記領域設定手段により並べて設定される複数のコントラスト評価領域の垂直方向及び水平方向の設定数を決定する決定手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011160735A JP5397426B2 (ja) | 2011-07-22 | 2011-07-22 | 撮像装置、合焦方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011160735A JP5397426B2 (ja) | 2011-07-22 | 2011-07-22 | 撮像装置、合焦方法及びプログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009142241A Division JP5195660B2 (ja) | 2009-06-15 | 2009-06-15 | 撮像装置、合焦方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011248376A JP2011248376A (ja) | 2011-12-08 |
JP5397426B2 true JP5397426B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=45413619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011160735A Expired - Fee Related JP5397426B2 (ja) | 2011-07-22 | 2011-07-22 | 撮像装置、合焦方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5397426B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015510169A (ja) * | 2012-01-17 | 2015-04-02 | リープ モーション, インコーポレーテッドLeap Motion, Inc. | 物体検出のためのコントラストの改善及び光学画像化による特徴評価 |
US8693731B2 (en) | 2012-01-17 | 2014-04-08 | Leap Motion, Inc. | Enhanced contrast for object detection and characterization by optical imaging |
US11493998B2 (en) | 2012-01-17 | 2022-11-08 | Ultrahaptics IP Two Limited | Systems and methods for machine control |
US12260023B2 (en) | 2012-01-17 | 2025-03-25 | Ultrahaptics IP Two Limited | Systems and methods for machine control |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4799226B2 (ja) * | 2006-03-08 | 2011-10-26 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法 |
JP2008052123A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Eastman Kodak Co | 撮像装置 |
-
2011
- 2011-07-22 JP JP2011160735A patent/JP5397426B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011248376A (ja) | 2011-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5195660B2 (ja) | 撮像装置、合焦方法及びプログラム | |
US8872937B2 (en) | Image capture apparatus and image capturing method | |
JP6555863B2 (ja) | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 | |
JP5013705B2 (ja) | 撮像装置,画面表示方法,焦点調整方法,露出調整方法,およびコンピュータプログラム | |
KR20120115127A (ko) | 광각 화상을 생성 가능한 화상 처리 장치 | |
JP5620196B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP5397426B2 (ja) | 撮像装置、合焦方法及びプログラム | |
JP7142507B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法、ならびに撮像装置 | |
JP2010136058A (ja) | 電子カメラおよび画像処理プログラム | |
JP4952574B2 (ja) | 画像合成装置及びプログラム | |
JP2012150826A (ja) | 画像合成装置及びプログラム | |
JP5195663B2 (ja) | 撮像装置、合焦方法及びプログラム | |
CN106464783B (zh) | 图像拾取控制设备、图像拾取设备和图像拾取控制方法 | |
JP4985716B2 (ja) | 撮像装置、合焦評価領域の設定方法、及び、プログラム | |
JP5477345B2 (ja) | 撮像装置、合焦方法及びプログラム | |
JP5910613B2 (ja) | 画像合成装置及びプログラム | |
JP4827811B2 (ja) | 電子カメラ | |
JP4964062B2 (ja) | 電子カメラ | |
JP2006039254A (ja) | カメラ | |
JP5561392B2 (ja) | 撮像装置、合焦方法及びプログラム | |
JP2014003417A (ja) | 撮像装置 | |
JP5948960B2 (ja) | カメラ、画像処理装置及びプログラム | |
JP2009272703A (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP2009194469A (ja) | 撮像装置 | |
JP6213619B2 (ja) | カメラおよびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110915 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110915 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130416 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5397426 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |