JP5195153B2 - 磁気記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
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Description
(1) 非磁性支持体と、非磁性支持体の一方の面上の下層非磁性層と、下層非磁性層上の上層磁性層とを少なくとも有する磁気記録媒体であって、
前記上層磁性層は、強磁性粉末、及び結合剤を少なくとも含み、
前記下層非磁性層は、カーボンブラック、カーボンブラック以外の非磁性無機粉末、及び結合剤を少なくとも含み、
前記下層非磁性層に含まれる結合剤として、スルホン酸金属塩基及び硫酸金属塩基から選ばれる極性基を200eq/t以上250eq/t以下の範囲で有し、且つ、次の条件:
測定溶媒:トルエン/メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=40/40/20(重量比)
測定溶液濃度:4g/L
測定温度:30℃
で測定された還元粘度が0.42以上0.55以下であるポリウレタン樹脂の硬化物を含み、
前記カーボンブラック以外の非磁性無機粉末は、平均長軸長が40nm以上95nm以下であり且つBET法による比表面積が80m 2 /g以上100m 2 /g以下である酸化鉄、及び平均長軸長が40nm以上95nm以下であり且つBET法による比表面積が80m 2 /g以上100m 2 /g以下であるオキシ水酸化鉄の少なくとも一方を含んでいる、磁気記録媒体。
カーボンブラック、カーボンブラック以外の非磁性無機粉末、及び結合剤を少なくとも含む非磁性層用塗料であって、
前記カーボンブラック以外の非磁性無機粉末は、平均長軸長が40nm以上95nm以下であり且つBET法による比表面積が80m 2 /g以上100m 2 /g以下である酸化鉄、及び平均長軸長が40nm以上95nm以下であり且つBET法による比表面積が80m 2 /g以上100m 2 /g以下であるオキシ水酸化鉄の少なくとも一方を含んでおり、
前記結合剤として、スルホン酸金属塩基及び硫酸金属塩基から選ばれる極性基を200eq/t以上250eq/t以下の範囲で有し、且つ、次の条件:
測定溶媒:トルエン/メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=40/40/20(重量比)
測定溶液濃度:4g/L
測定温度:30℃
で測定された還元粘度が0.42以上0.55以下であるポリウレタン樹脂を含む非磁性層用塗料を調製する工程と、
非磁性支持体の一方の面上に、調製された非磁性層用塗料を塗布して下層非磁性層を形成する工程と、
前記下層非磁性層上に、強磁性粉末、及び結合剤を少なくとも含む磁性層用塗料を塗布、乾燥して上層磁性層を形成する工程と
を含む磁気記録媒体の製造方法。
(6) 前記ポリウレタン樹脂は、放射線官能基を有する、上記(5)に記載の磁気記録媒体の製造方法。
(7) 前記上層磁性層は、0.03μm以上0.30μm以下の厚さを有する、上記(5)又は(6)に記載の磁気記録媒体の製造方法。
(8) 前記下層非磁性層は、0.3μm以上1.3μm以下の厚さを有する、上記(5)〜(6)のうちのいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
下層非磁性層は、カーボンブラック、カーボンブラック以外の非磁性無機粉末、及び結合剤を少なくとも含む。
測定溶媒:トルエン/メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=40/40/20(重量比)
測定溶液濃度:4g/L
測定温度:30℃
で測定された還元粘度が0.42以上0.55以下である。
ηsp=(η−η0 )/η0
ηsp:比粘度
η0 :溶媒の粘性率
η:溶液の粘性率
K:比例定数
M:分子量
a: ポリマーの種類、重合度、溶媒によって変化するパラメータ
下層非磁性層用のポリウレタン樹脂の例は、
ポリエステルポリオール(A)と、
芳香族ポリイソシアナート化合物(B)と、
を反応させて得られるものであり、前記S含有極性基を200eq/t以上250eq/t以下の範囲で有し、且つ、前記条件での還元粘度が0.42以上0.55以下であるものである。
1,3−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(ヒドロキシエチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(ヒドロキシプロピル)シクロヘキサン、1,4−ビス(ヒドロキシメトキシ)シクロヘキサン、1,4−ビス(ヒドロキシエトキシ)シクロヘキサン、2,2ビス(4−ヒドロキシメトキシシクロヘキシル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシエトキシシクロヘキシル)プロパンビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン、3(4),8(9)−トリシクロ[5.2.1.02,6 ]デカンジメタノール等の脂環族系グリコールが挙げられる。
上層磁性層は、少なくとも強磁性粉末、及び結合剤を含有する。
また、磁性層中には、必要に応じ、界面活性剤等の分散剤、高級脂肪酸、脂肪酸エステル、シリコンオイル等の潤滑剤、その他の各種添加物を添加してもよい。
バックコート層は、走行安定性の改善や磁性層の帯電防止等のために必要に応じて設けられ、特に構造や組成は限定されないが、例えば、カーボンブラック、カーボンブラック以外の非磁性無機粉末、及び結合剤樹脂を含むものを用いることができる。
非磁性支持体として用いる材料には特に制限はなく、目的に応じて各種可撓性材料、各種剛性材料から選択し、各種規格に応じてテープ状、シート状、カード状、ディスク状などの所定形状及び寸法とすればよい。例えば、可撓性材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポリアミド(PA)、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリカーボネートなどの各種樹脂が挙げられる。非磁性支持体として、PEN、PA、PI、及びPAIから選ばれる樹脂製のフィルムが好ましい。非磁性支持体の厚さは、例えば3.0〜15.0μmであり、2.0〜6.0μmであることが好ましい。
本発明において、調製された各非磁性層形成用塗料、磁性層形成用塗料、バックコート層形成用塗料を用いて、塗布、乾燥、カレンダー、硬化等により、それぞれの塗膜(塗層)を形成し、磁気記録媒体を製造する。
(平均長軸長の測定)
測定対象の粉体の100,000倍の透過型電子顕微鏡(TEM; Transmission Electron Microscope) 写真を撮影し、写真から不作為に抽出した100個の粒子について、長軸長を測定した。これらの値の平均値を平均長軸長とした。
Quantachrome社製 NOVA2000seriesを使用し、BET法により比表面積を求めた。BET測定は、例えば、試料粉体を脱気し、吸着占有面積の判っている分子を吸着させ、その後の脱離量から、試料の比表面積を求める方法である。
(数平均分子量)
ウォーターズ社製ゲル浸透クロマトグラフィ(GPC)により、ポリスチレンを標準物質とし、テトラヒドロフランを溶媒として測定した。なお、数平均分子量300未満の低分子のピークは分析時には削除し、300以上の高分子のピークをデータ処理して、数平均分子量Mnとした。
ヴァリアン社製核磁気共鳴分析計(NMR)ジェミニ−200を用いて、重クロロホルム溶媒中で 1H−NMR分析を行って、その積分比より決定した。
試料0.1gを炭化し、酸に溶解した後、原子吸光分析により求めた。下記式により極性基(スルホン酸ナトリウム塩基)濃度とした。Na原子量を23とした。
極性基濃度(eq/t)=Na濃度(重量ppm)/23
還元粘度は、Ubbelohde(ウベローテ)粘度計を使用して溶液粘度測定法によって測定した。
測定条件は以下のとおりとした。
測定溶媒:トルエン/メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=40/40/20(重量比)
測定溶液濃度:4g/L
測定温度:30℃
還元粘度(dl/g)=((t1/t2)−1)/0.4
ここで、
t1:測定溶液の平均流下時間(sec)
t2:溶媒の流下時間(sec)
である。
非磁性層用塗料の粘度(単位cp;センチポイズ)は、東京計器製B型粘度計にて、2号あるいは4号を使用して20rpmで測定した。
塗料の粘度が1000cp以下の場合には2号ローターを使用し、1000cpよりも大きい場合には4号ローターを使用した。
AA:アジピン酸
SA:セバシン酸
IA:イタコン酸
DMS:5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステル
EG:エチレングリコール
HD:1,6−ヘキサンジオール
DMH:2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール
NPG:2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール
HPN:2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピル−2’,2’−ジメチル−3−ヒドロキシプロパネート
GP−400:グリセリンのプロピレンオキサイド付加物(三洋化成(株)製、分子量400)
MDI:4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナート
PETA:モノヒドロキシペンタエリスリトールトリアクリレート(1分子中の二重結合3個)
701A:2−ヒドロキシ−3−アクリロイロキジプロピルメタクリレート(新中村化学(株)製、1分子中の二重結合2個)
MR110:塩化ビニル系共重合体(日本ゼオン(株)製)
(ポリエステルポリオール(b)の合成)
温度計、攪拌機、リービッヒ冷却器を具備した反応容器に、アジピン酸117部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステル58部、1,6−ヘキサンジオール71部、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール94部、及びテトラブチルチタネート0.2部を仕込み、180〜220℃で180分間加熱し、エステル化反応を行った。その後、反応系を20分で5mmHgまで減圧し、この間に240℃まで昇温した。さらに、反応系内を徐々に減圧し、10分後に0.3mmHg以下とし、240℃で30分間重縮合反応を行った。このようにして、ポリエステルポリオール(b)を合成した。
温度計、攪拌機、リービッヒ冷却器を具備した反応容器に、上記ポリエステルポリオール(b)100部、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール20部、及びモノヒドロキシペンタエリスリトールトリアクリレート30部を仕込み、これにメチルエチルケトン73部、及びトルエン73部を加え、溶解した。フェノチアジン0.05部を加え、攪拌後、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナート45部を加え、触媒としてジブチルチンジラウレート0.05部を添加し、80℃で2時間反応させ、その後、メチルエチルケトン272部、トルエン272部、GP−400 13部を加え、さらに80℃で4時間反応させてポリウレタン樹脂(III) を得た。
上記ポリエステルポリオール(b)を用いて、製造例1と同様の方法によりポリウレタン樹脂(IV)を得た。
(ポリエステルポリオール(c)の合成)
温度計、攪拌機、リービッヒ冷却器を具備した反応容器に、セバシン酸160部、イタコン酸7部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステル47部、エチレングリコール4部、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール47部、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピル−2’,2’−ジメチル−3−ヒドロキシプロパナート105部、及びテトラブチルチタネート0.2部を仕込み、180〜220℃で180分間加熱し、エステル化反応を行った。その後、反応系を20分で5mmHgまで減圧し、この間に240℃まで昇温した。さらに、反応系内を徐々に減圧し、10分後に0.3mmHg以下とし、240℃で30分間重縮合反応を行った。このようにして、ポリエステルポリオール(c)を合成した。
温度計、攪拌機、リービッヒ冷却器を具備した反応容器に、ポリエステルポリオール(c)100部、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピル−2’,2’−ジメチル−3−ヒドロキシプロパナート14部、及び2−ヒドロキシ−3−アクリロイロキジプロピルメタクリレート27部を仕込み、これにメチルエチルケトン73部、及びトルエン73部を加え、溶解した。フェノチアジン0.05部を加え、攪拌後、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナート45部を加え、触媒としてジブチルチンジラウレート0.05部を添加し、80℃で2時間反応させ、その後、メチルエチルケトン272部、トルエン272部、GP−400 11部を加え、さらに80℃で4時間反応させてポリウレタン樹脂(V)を得た。
(ポリエステルポリオール(d)の合成)
温度計、攪拌機、リービッヒ冷却器を具備した反応容器に、アジピン酸102部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステル89部、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオールを156部、及びテトラブチルチタネート0.2部を仕込み、180〜220℃で180分間加熱し、エステル化反応を行った。その後、反応系を20分で5mmHgまで減圧し、この間に240℃まで昇温した。さらに、反応系内を徐々に減圧し、10分後に0.3mmHg以下とし、240℃で重縮合反応を30分行った。このようにして、ポリエステルポリオール(d)を合成した。
温度計、攪拌機、リービッヒ冷却器を具備した反応容器に、ポリエステルポリオール(d)100部、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール20部、及びモノヒドロキシペンタエリスリトールトリアクリレート30部を仕込み、これにメチルエチルケトン73部、及びトルエン73部を加え、溶解した。フェノチアジン0.05部を加え、攪拌後、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナート38部を加え、触媒としてジブチルチンジラウレート0.05部を添加し、80℃で2時間反応させ、その後、メチルエチルケトン272部、トルエン272部、GP−400 13部を加え、さらに80℃で4時間反応させてポリウレタン樹脂(VIII)を得た。
上記ポリエステルポリオール(d)を用いて、製造例4と同様の方法によりポリウレタン樹脂(IX)を得た。
(ポリエステルジオール(e)の合成)
温度計、攪拌機、リービッヒ冷却器を具備した反応容器に、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチルエステル888部、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピル−2’,2’−ジメチル−3−ヒドロキシプロパネート1836部、及びテトラブトキシチタン0.2部を仕込み、240℃で5時間エステル交換した。温度を100℃まで低下させ、トルエン633部で希釈し、ポリエステルジオール(e)溶液(固形分濃度80重量%)を得た。
温度計、攪拌機、リービッヒ冷却器を具備した反応容器に、上記ポリエステルポリオール(b)100部、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール20部、上記ポリエステルポリオール(e)10部(固形分として)、及び2−ヒドロキシ−3−アクリロイロキジプロピルメタクリレート27部を添加し、これにメチルエチルケトン73部、及びトルエン73部を加え、溶解した。フェノチアジン0.05部を加え、攪拌後、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナート38部を加え、触媒としてジブチルチンジラウレート0.05部を添加し、80℃で2時間反応させ、その後、メチルエチルケトン272部、トルエン272部、GP−400 13部を加え、さらに80℃で4時間反応させてポリウレタン樹脂(X)を得た。
比較例1のポリウレタン樹脂(I)
比較例2のポリウレタン樹脂(II)
比較例3のポリウレタン樹脂(VI)
比較例4のポリウレタン樹脂 (VII)
比較例5のポリウレタン樹脂(XI)
製造例1のポリウレタン樹脂(III) の合成において、モノヒドロキシペンタエリスリトールトリアクリレートを添加せず、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナートの添加量を38部とした以外は製造例1と同様の方法により、ポリウレタン樹脂(iii) を合成した。
製造例2のポリウレタン樹脂(IV)の合成において、モノヒドロキシペンタエリスリトールトリアクリレートを添加せず、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナートの添加量を46部とした以外は製造例2と同様の方法により、ポリウレタン樹脂(iv)を得た。
製造例3のポリウレタン樹脂(V)の合成において、モノヒドロキシペンタエリスリトールトリアクリレートを添加せず、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナートの添加量を38部とした以外は製造例3と同様の方法により、ポリウレタン樹脂(v)を得た。
製造例4のポリウレタン樹脂(VIII)の合成において、モノヒドロキシペンタエリスリトールトリアクリレートを添加せず、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナートの添加量を32部とした以外は製造例4と同様の方法により、ポリウレタン樹脂(viii)を合成した。
製造例5のポリウレタン樹脂(IX)の合成において、モノヒドロキシペンタエリスリトールトリアクリレートを添加せず、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナートの添加量を38部とした以外は製造例5と同様の方法により、ポリウレタン樹脂(ix)を得た。
製造例6のポリウレタン樹脂(X)の合成において、モノヒドロキシペンタエリスリトールトリアクリレートを添加せず、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナートの添加量を32部とした以外は製造例6と同様の方法により、ポリウレタン樹脂(x)を得た。
比較例6のポリウレタン樹脂(i)
比較例7のポリウレタン樹脂(ii)
比較例8のポリウレタン樹脂(vi)
比較例9のポリウレタン樹脂 (vii)
比較例10のポリウレタン樹脂(xi)
温度計、攪拌機、コンデンサーを具備した反応容器に、塩化ビニル樹脂MR110(日本ゼオン(株)製、極性基濃度63eq/t)100部を仕込み、メチルエチルケトン245部に溶解させた。次いで、フェノチアジン、ハイドロキノンをそれぞれ下記アクリル化合物(MOI)に対して200ppm(質量)混合した。その後、2−イソシアナートエチルメタクリレート(MOI)5部、及びウレタン化触媒のジ−n−ブチルチンジラウレートを上記イソシアナート化合物(MOI)に対して1000ppm(質量)混合し、反応温度60℃で8時間攪拌を行った。このようにして、EB硬化型塩化ビニル樹脂を得た。得られたEB硬化型塩化ビニル樹脂の分子量、ガラス転移温度を測定したところ、数平均分子量:25000、ガラス転移温度:60℃であった。
(非磁性層用塗料の調製)
針状α−酸化鉄 80.0質量部
(平均粒径:65nm、BET比表面積:85m2 /g)
カーボンブラック 20.0質量部
(三菱化学(株)製 商品名:#950B、平均粒径:17nm、BET比表面積:250m2 /g、DBP吸油量:70ml/100g、pH:8)
結合剤 電子線硬化性塩化ビニル樹脂 12.0質量部
(上記で合成したもの、MR110のMOI変性品)
結合剤 表4に示す各電子線硬化性ポリウレタン樹脂 10.0質量部
(上記で合成したもの)
分散剤 リン酸系界面活性剤 3.2質量部
(東邦化学工業(株)製 商品名:RE−610)
研磨材 α−アルミナ 5.0質量部
(住友化学(株)製 商品名:HIT60A、平均粒径:0.18μm)
NV(固形分濃度)=70%(質量百分率)
溶剤比率 MEK/トルエン/シクロヘキサノン=2/2/1(質量比)
潤滑剤 脂肪酸 0.5質量部
(日本油脂(株)製 商品名:NAA180)
潤滑剤 脂肪酸アマイド 0.5質量部
(花王(株)製 商品名:脂肪酸アマイドS)
潤滑剤 脂肪酸エステル 1.0質量部
(日光ケミカルズ(株)製 商品名:NIKKOLBS)
を添加して、
NV(固形分濃度)=24%(質量百分率)
溶剤比率 MEK/トルエン/シクロヘキサノン=2/2/1(質量比)
となるように希釈した後、分散を行いタンクに出筒した。出筒時点における塗料の粘度を測定した。この粘度を「分散後希釈後粘度 [cp] 」として表4に示す。
強磁性粉末 Fe系針状強磁性粉末 100.0質量部
(Fe/Co/Al/Y=100/24/5/12(原子比)、Hc:188kA/m、σs:140Am2 /kg、BET比表面積値:60m2 /g、平均長軸長:0.45μm)
熱硬化型塩化ビニル樹脂 塩化ビニル共重合体 10.0質量部
(日本ゼオン(株)製 商品名:MR110)
熱硬化型ポリウレタン樹脂 ポリエステルポリウレタン 6.0質量部
(東洋紡績(株)製 商品名:UR8300)
分散剤 リン酸系界面活性剤 3.0質量部
(東邦化学工業(株)製、商品名:RE610)
研磨材 α−アルミナ 10.0質量部
(住友化学(株)製 商品名:HIT60A、平均粒径:0.18μm)
NV(固形分濃度)=70%(質量百分率)
溶剤比率 MEK/トルエン/シクロヘキサノン=4/4/2(質量比)
NV(固形分濃度)=15%(質量百分率)
溶剤比率 MEK/トルエン/シクロヘキサノン=22.5/22.5/55(質量比)
となるように希釈してから、仕上げ分散を行った。続いて、得られた塗料に熱硬化剤(日本ポリウレタン工業(株)製 コロネートL)4質量部を添加混合した後、さらに絶対濾過精度0.5μmのフィルターで濾過して、磁性層用塗料を作製した。
カーボンブラック 75.0質量部
(キャボット社製 商品名:BP−800、平均粒径17nm、DBP吸油量68ml/100g、BET比表面積210m2 /g)
カーボンブラック 15.0質量部
(キャボット社製 商品名:BP−130、平均粒径75nm、DBP吸油量69ml/100g、BET比表面積25m2 /g)
炭酸カルシウム
(白石工業(株)製 商品名:白艶華0、平均粒径30nm) 10.0質量部
ニトロセルロース 65.0質量部
(旭化成工業(株)製 商品名:BTH1/2)
ポリウレタン樹脂 35.0質量部
(脂肪族ポリエステルジオール/芳香族ポリエステルジオール=43/57)
NV(固形分濃度)=30%(質量百分率)
溶剤比率 MEK/トルエン/シクロヘキサノン=1/1/1(質量比)
NV(固形分濃度)=10%(質量百分率)
溶剤比率 MEK/トルエン/シクロヘキサノン=50.0/40.0/10.0(質量比)となるように希釈してから、仕上げ分散を行った。続いて、得られた塗料に熱硬化剤(日本ポリウレタン工業(株)製 コロネートL)10質量部を添加混合した後、さらに絶対濾過精度0.5μmのフィルターで濾過して、バックコート層用塗料を作製した。
厚さ5.0μmのベースフィルム(ポリエチレンナフタレートフィルム)の一方の面上に、カレンダー加工後の厚さが1.1μmになるように、上記の非磁性層用塗料をノズルにより押し出し塗布法で塗布して、乾燥した。その後、プラスチックロールと金属ロールとを組み合わせたカレンダーによって、ニップ数4回、加工温度100℃、線圧3500N/cmで加工を行い、さらに、照射量4.0Mrad、加速電圧200kVにて電子線照射を行い、下層非磁性層を形成した。
上記のようにして形成した下層非磁性層上に、上記の磁性層用塗料を、加工後の厚さが0.1μmになるようにノズルにより押し出し塗布法で塗布して、配向を行い、乾燥した。その後、プラスチックロールと金属ロールとを組み合わせたカレンダーによって、ニップ数4回、加工温度100℃、線圧3500N/cmで加工を行い、上層磁性層を形成した。
ベースフィルムの他方の面上に、上記のバックコート層用塗料を、加工後の厚さが0.4μmになるようにノズルにより押し出し塗布法で塗布して、乾燥した。その後、プラスチックロールと金属ロールとを組み合わせたカレンダーによって、ニップ数4回、加工温度100℃、線圧3500N/cmで加工を行い、バックコート層を形成した。
各磁気記録テープサンプルについて、次の評価を行った。
「TALYSTEPシステム」(テーラーホブソン社製)を用い、JIS B0601−1982に基づいて、テープの磁性層表面の中心線平均粗さRaの測定を行った。
測定の条件は、フィルター0.18〜9Hz、触針0.1×2.5μmスタイラス、触針圧2mg、測定スピード0.03mm/sec、測定長さ500μmとした。なお、磁性層表面のRaの測定は、最終的なカレンダー処理及び硬化処理後に行った。
カートリッジに組み込んだ各磁気テープサンプルについて、磁気記録ヘッドで記録波長0.25μmの単一記録波長を記録し、信号のP−P値(振幅)に対して50%以下のP−P値(振幅)の信号をミッシングパルスとし、4個以上連続したミッシングパルスを欠陥Long Defectとして検出した。基準テープとしての比較例1の磁気テープサンプルの1m当たりのLong Defectの個数をNとし、各磁気テープサンプルの1m当たりのLong Defectの個数をXとし、各磁気テープサンプルについてLog10(X/N)をビットエラーレートとしてそれぞれ算出した。算出した各ビットエラーレートの比較を行った。なお、再生ヘッドとしては、磁気抵抗効果型磁気ヘッド(MRヘッド)を用いた。
(非磁性層用塗料の調製)
針状α−酸化鉄 80.0質量部
(平均粒径:65nm、BET比表面積:85m2 /g)
カーボンブラック 20.0質量部
(三菱化学(株)製 商品名:#950B、平均粒径:17nm、BET比表面積:250m2 /g、DBP吸油量:70ml/100g、pH:8)
結合剤 熱硬化性塩化ビニル樹脂 12.0質量部
(MR110)
結合剤 表5に示す各熱硬化性ポリウレタン樹脂 10.0質量部
(上記で合成したもの)
分散剤 リン酸系界面活性剤 3.2質量部
(東邦化学工業(株)製 商品名:RE−610)
研磨材 α−アルミナ 5.0質量部
(住友化学(株)製 商品名:HIT60A、平均粒径:0.18μm)
NV(固形分濃度)=70%(質量百分率)
溶剤比率 MEK/トルエン/シクロヘキサノン=2/2/1(質量比)
潤滑剤 脂肪酸 0.5質量部
(日本油脂(株)製 商品名:NAA180)
潤滑剤 脂肪酸アマイド 0.5質量部
(花王(株)製 商品名:脂肪酸アマイドS)
潤滑剤 脂肪酸エステル 1.0質量部
(日光ケミカルズ(株)製 商品名:NIKKOLBS)
を添加して、
NV(固形分濃度)=24%(質量百分率)
溶剤比率 MEK/トルエン/シクロヘキサノン=2/2/1(質量比)
となるように希釈した後、分散を行いタンクに出筒した。出筒時点における塗料の粘度を測定した。この粘度を「分散後希釈後粘度 [cp] 」として表5に示す。
実施例1と全く同様にして磁性層用塗料を作製した。
実施例1と全く同様にしてバックコート層用塗料を作製した。
厚さ5.0μmのベースフィルム(ポリエチレンナフタレートフィルム)の一方の面上に、カレンダー加工後の厚さが1.1μmになるように、上記の非磁性層用塗料をノズルにより押し出し塗布法で塗布して、乾燥した。その後、プラスチックロールと金属ロールとを組み合わせたカレンダーによって、ニップ数4回、加工温度100℃、線圧3500N/cmで加工を行い、さらに、60℃、24時間の熱硬化を行い、下層非磁性層を形成した。
上記のようにして形成した下層非磁性層上に、上記の磁性層用塗料を、加工後の厚さが0.1μmになるようにノズルにより押し出し塗布法で塗布して、配向を行い、乾燥した。その後、プラスチックロールと金属ロールとを組み合わせたカレンダーによって、ニップ数4回、加工温度100℃、線圧3500N/cmで加工を行い、上層磁性層を形成した。
ベースフィルムの他方の面上に、上記のバックコート層用塗料を、加工後の厚さが0.4μmになるようにノズルにより押し出し塗布法で塗布して、乾燥した。その後、プラスチックロールと金属ロールとを組み合わせたカレンダーによって、ニップ数4回、加工温度100℃、線圧3500N/cmで加工を行い、バックコート層を形成した。
各磁気記録テープサンプルについて、実施例1におけるのと同様の評価を行った。ビットエラーレートb−ERTの測定においては、比較例6の磁気テープサンプルを基準テープとした。
Claims (8)
- 非磁性支持体と、非磁性支持体の一方の面上の下層非磁性層と、下層非磁性層上の上層磁性層とを少なくとも有する磁気記録媒体であって、
前記上層磁性層は、強磁性粉末、及び結合剤を少なくとも含み、
前記下層非磁性層は、カーボンブラック、カーボンブラック以外の非磁性無機粉末、及び結合剤を少なくとも含み、
前記下層非磁性層に含まれる結合剤として、スルホン酸金属塩基及び硫酸金属塩基から選ばれる極性基を200eq/t以上250eq/t以下の範囲で有し、且つ、次の条件:
測定溶媒:トルエン/メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=40/40/20(重量比)
測定溶液濃度:4g/L
測定温度:30℃
で測定された還元粘度が0.42以上0.55以下であるポリウレタン樹脂の硬化物を含み、
前記カーボンブラック以外の非磁性無機粉末は、平均長軸長が40nm以上95nm以下であり且つBET法による比表面積が80m 2 /g以上100m 2 /g以下である酸化鉄、及び平均長軸長が40nm以上95nm以下であり且つBET法による比表面積が80m 2 /g以上100m 2 /g以下であるオキシ水酸化鉄の少なくとも一方を含んでいる、磁気記録媒体。 - 前記ポリウレタン樹脂は、放射線官能基を有する、請求項1に記載の磁気記録媒体。
- 前記上層磁性層は、0.03μm以上0.30μm以下の厚さを有する、請求項1又は2に記載の磁気記録媒体。
- 前記下層非磁性層は、0.3μm以上1.3μm以下の厚さを有する、請求項1〜3のうちのいずれかに記載の磁気記録媒体。
- 非磁性支持体と、非磁性支持体の一方の面上の下層非磁性層と、下層非磁性層上の上層磁性層とを少なくとも有する磁気記録媒体の製造方法であって、
カーボンブラック、カーボンブラック以外の非磁性無機粉末、及び結合剤を少なくとも含む非磁性層用塗料であって、
前記カーボンブラック以外の非磁性無機粉末は、平均長軸長が40nm以上95nm以下であり且つBET法による比表面積が80m 2 /g以上100m 2 /g以下である酸化鉄、及び平均長軸長が40nm以上95nm以下であり且つBET法による比表面積が80m 2 /g以上100m 2 /g以下であるオキシ水酸化鉄の少なくとも一方を含んでおり、
前記結合剤として、スルホン酸金属塩基及び硫酸金属塩基から選ばれる極性基を200eq/t以上250eq/t以下の範囲で有し、且つ、次の条件:
測定溶媒:トルエン/メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=40/40/20(重量比)
測定溶液濃度:4g/L
測定温度:30℃
で測定された還元粘度が0.42以上0.55以下であるポリウレタン樹脂を含む非磁性層用塗料を調製する工程と、
非磁性支持体の一方の面上に、調製された非磁性層用塗料を塗布して下層非磁性層を形成する工程と、
前記下層非磁性層上に、強磁性粉末、及び結合剤を少なくとも含む磁性層用塗料を塗布、乾燥して上層磁性層を形成する工程と
を含む磁気記録媒体の製造方法。 - 前記ポリウレタン樹脂は、放射線官能基を有する、請求項5に記載の磁気記録媒体の製造方法。
- 前記上層磁性層は、0.03μm以上0.30μm以下の厚さを有する、請求項5又は6に記載の磁気記録媒体の製造方法。
- 前記下層非磁性層は、0.3μm以上1.3μm以下の厚さを有する、請求項5〜7のうちのいずれかに記載の磁気記録媒体の製造方法。
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