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JP5143317B1 - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

空気調和装置の室内機 Download PDF

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JP5143317B1 JP2012539526A JP2012539526A JP5143317B1 JP 5143317 B1 JP5143317 B1 JP 5143317B1 JP 2012539526 A JP2012539526 A JP 2012539526A JP 2012539526 A JP2012539526 A JP 2012539526A JP 5143317 B1 JP5143317 B1 JP 5143317B1
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Abstract

羽根車が有する翼は、当該翼を縦断面視したときに、翼の圧力面及び当該圧力面に対峙する負圧面が、羽根車の回転軸から翼の外側に向かうにしたがって羽根車回転方向に湾曲し、翼の中央付近が翼の内側端部と外側端部とを結ぶ直線に対して最も離れる弓形に形成され、圧力面及び負圧面のうち少なくとも一方が、二つ以上の異なる半径の円弧で形成される多重円弧曲面で形成され、一方側が多重円弧曲面に接続され、他方側が翼の内側端部側に延出し、圧力面及び負圧面のうち円弧で形成された方の表面が平面である直線部が形成され、圧力面及び負圧面に内接する円の直径を翼厚としたとき、外側端部が内側端部よりも小さく、外側端部から中央へ向け徐々に増加し、中央付近の所定位置で最大となり、内側に向け徐々に薄肉となり、直線部で略同一の肉厚となるように形成されている
【選択図】図5

Description

本発明は、送風手段として用いられる貫流ファンを搭載した空気調和装置の室内機に関するものである。
羽根車のそり線を異なる半径の2つの円弧に形成し、1つの円弧の場合と比較すると、
翼間を空気が通過する空気の流れが、翼表面に沿うようにした貫流ファンを備えた空気調和装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術は、羽根車外周側のそり線半径R2を羽根車内周側の反り半径R1よりも大きくし、「羽根肉厚が羽根車内周側から外周側にかけて略同一」とする、又は「羽根車内周端が最大肉厚で外周側にかけて次第に小さく」したものである。
また、「ブレードの羽根車内周側で最大肉厚とし、ブレードの羽根車の外周側に向かって徐々に肉厚を減少させるようにした肉厚分布」のブレードを有し、ブレードの最大反り高さ位置を規定した貫流ファンを備えた空気調和装置が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。特許文献2に記載の技術は、このようなブレードの貫流ファンを搭載することで、同一の騒音当たりの風量性能を増加させている。
また、「翼と翼の間の翼間寸法が、羽根車の外周側と内周側とで略等しくなるように羽根車外周側ほど翼を薄肉化」した貫流ファンを備えた空気調和装置が提案されている(たとえば、特許文献3参照)。
さらに、ブレードの最大肉厚位置が当該ブレードの翼弦長の内側から4%の箇所となるように形成するとともに、ブレードの最大肉厚位置から両端部へ向け肉厚を順次薄く形成した貫流ファンを備えた空気調和装置が提案されているたとえば、特許文献4参照)。
特開2001−280288号公報(たとえば、4頁、[0035]、[0040]及び図5) 特開2001−323891号公報(たとえば、2頁、[0016]及び[0018]及び図5) 特開平5−79492号公報(2頁、[0010]及び図1) 特許第3661579号公報(2頁、[0011]及び図1)
特許文献1に記載の技術は、羽根肉厚が羽根車内周側から外周側にかけて略同一、すなわち、ケーシングの巻始め部である上流側からスタビライザー側の下流側までの範囲では翼肉厚が略同一で薄肉なので、羽根車内周側で流れが剥離してしまう可能性があった。
特許文献1に記載の技術は、羽根車内周端が最大肉厚で外周側にかけて次第に小さくなるので、内周端で流れが衝突した後に、羽根車の外周側で再付着せず下流側へ向け剥離したままとなる可能性があった。
このように、特許文献1に記載の技術は、流れの剥離が起こり、翼間を乱れなく通過する有効翼列範囲が狭くなり、吹出風速が増加して騒音が悪化してしまうという課題があった。
特許文献2に記載の技術は、ブレードの羽根車内周側で最大肉厚とし、ブレードの羽根車の外周側に向かって徐々に肉厚を減少させるようにした肉厚分布としているため、たとえば最大肉厚位置を内周端(翼弦長の内周側からの比率0%)の1箇所とした場合においては、この内周端で流れが衝突した後に、翼面に再付着せず下流側へ剥離してしまう可能性があった。
特許文献2に記載の技術において、最大肉厚位置を、内周端以外の任意の位置としたとしても、内周端は薄肉であるため、羽根車反回転方向面に再付着せず流れが剥離したまま下流側へ流れてしまう可能性があった。
このように、特許文献2に記載の技術は、流れの剥離が起こり、有効翼間距離が狭くなり、吹出風速が増加して騒音が悪化してしまうという課題があった。
特許文献3に記載の技術は、翼と翼の間の翼間寸法が、羽根車の外周側と内周側とで略等しくしているため、その分、翼の肉厚が厚くなってしまい、翼間距離が小さくなり、通過風速が増加して騒音悪化を引き起こす可能性があった。
特許文献3に記載の技術は、羽根車内周端が最大肉厚となるため、この内周端で流れが衝突した後に、翼面に再付着せず下流側へ剥離してしまう可能性があった。
このように、特許文献3に記載の技術は、通過風速が増加して騒音が悪化すること、及び翼面に再付着せず下流側へ剥離して有効翼間距離が狭くなり、吹出風速が増加して騒音が悪化するという課題があった。
特許文献4に記載の技術は、ブレードの最大肉厚位置が当該ブレードの翼弦長の内側から4%の箇所であるため、ほぼ最大肉厚位置が内周端である。このため、内周端で流れが衝突した後に、羽根車の外周側で再付着せず下流側へ向け剥離したままとなる可能性があった。
このように、特許文献4に記載の技術は、流れの剥離が起こり、有効翼間距離が狭くなり、吹出風速が増加して騒音が悪化してしまうという課題があった。
本発明は、上記の課題のうちの少なくとも1つを解決するためになされたもので、騒音の発生を抑制する空気調和装置の室内機を提供することを目的としている。
本発明に係る空気調和装置は、吸込口及び吹出口を有する本体と、本体内に設けられ、自身が回転することで吸込口から空気を本体内に取り込み吹出口から吹き出す羽根車を有する貫流ファンと、本体内の空間を貫流ファンより上流側である吸込側流路と、下流側である吹出側流路とに区画するスタビライザーと、を有し、羽根車が有する翼は、当該翼を縦断面視したときに、翼の圧力面及び当該圧力面に対峙する負圧面が、羽根車の回転軸から翼の外側に向かうにしたがって羽根車回転方向に湾曲し、翼の中央付近が翼の内側端部と外側端部とを結ぶ直線に対して最も離れる弓形に形成され、圧力面及び負圧面のうち少なくとも一方が、二つ以上の異なる半径の円弧で形成される多重円弧曲面で形成され、一方側が多重円弧曲面に接続され、他方側が翼の内側端部側に延出し、圧力面及び負圧面のうち円弧で形成された方の表面が平面である直線部が形成され、圧力面及び負圧面に内接する円の直径を翼厚としたとき、外側端部が内側端部よりも小さく、外側端部から中央へ向け徐々に増加し、中央付近の所定位置で最大となり、内側に向け徐々に薄肉となり、直線部で略同一の肉厚となるように形成されているものである。
本発明に係る空気調和装置の室内機によれば、上記構成を有しているため、騒音の発生を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機を設置した状態の斜視図である。 図1に示す空気調和装置の室内機の縦断面図である。 (a)が図2に示す貫流ファンの羽根車の正面図であり、(b)が図2に示す貫流ファンの羽根車の側面図である。 図3に示す貫流ファンの羽根車に翼が1枚設けられた状態の斜視図である。 図3の貫流ファンの翼のA−A断面図である。 図3の貫流ファンの翼のA−A断面図である。 翼弦最大反り長さLp、Lsと翼弦長Loの比Lp/Lo、Ls/Loと騒音の関係の説明図である。 最大反り高さHp、Hsの翼弦長Loとの比と騒音値の関係の説明図である。 図3の貫流ファンの翼の変形例を説明するためのA−A断面図である。 Lf/Loとファンモータ入力Wmの関係の説明図である。 Lf/Loと騒音との関係の説明図である。 屈曲角度θeとファンモータ入力Wm[W]との関係の説明図である。 Lt/Loに対するファンモータ入力の変化の説明図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施の形態1に係る空気調和装置の室内機を設置した状態の斜視図である。図2は、図1に示す空気調和装置の室内機の縦断面図である。図3は、(a)が図2に示す貫流ファンの羽根車の正面図であり、(b)が図2に示す貫流ファンの羽根車の側面図である。図4は、図3に示す貫流ファンの羽根車に翼が1枚設けられた状態の斜視図である。
本実施の形態1に係る空気調和装置の室内機は、騒音の発生を抑制することができるように、室内機に搭載される貫流ファンの翼について改良が加えられたものである。
[室内機100の構成]
図1に図示されるように、室内機100は、本体1及び本体1の前面に設けられる前面パネル1bによって、室内機100の外郭が構成されている。ここで、図1では、室内機100が空調対象空間である部屋11の壁11aに設置されている。すなわち、図1では、室内機100が壁掛け型である例を図示しているが、それに限定されるものではなく、天井埋込型などでもよい。また、室内機100は、部屋11に設置されることに限定されるものではなく、たとえばビルの一室や倉庫などに設置されていてもよい。
図2に図示されるように、本体1の上部を構成する本体上部1aには室内空気を室内機100内に吸い込むための吸込グリル2が形成され、本体1の下側には空調空気を室内に供給するための吹出口3が形成され、さらに、後述の貫流ファン8から放出された空気を吹出口3に導くガイドウォール10が形成されている。
図2に示すように、本体1は、吸込グリル2から吸い込まれる空気中の塵埃などを除去するフィルタ5と、冷媒の温熱又は冷熱を空気に伝達して空調空気を生成する熱交換器7と、吸込側風路E1と吹出側風路E2とを区画するスタビライザー9と、吸込グリル2から空気を吸い込み吹出口3から空気を吹き出す貫流ファン8と、貫流ファン8から吹き出された空気の方向を調整する上下風向ベーン4a及び左右風向ベーン4bとを有している。
吸込グリル2は、貫流ファン8によって強制的に室内空気を室内機100内部に取り込む開口である。吸込グリル2は本体1の上面に開口形成されている。なお、図1及び図2では、この吸込グリル2は、本体1の上面にのみ開口形成されている例を図示しているが、前面パネル1bに開口形成されていてもよいことは言うまでもない。また、この吸込グリル2の形状は、特に限定されるものではない。
吹出口3は、吸込グリル2から吸い込まれ、熱交換器7を通過した空気を室内に供給する際に、当該空気が通過する開口である。吹出口3は、前面パネル1bに開口形成されている。なお、吹出口3の形状は、特に限定されるものではない。
ガイドウォール10は、スタビライザー9の下面側とともに、吹出側風路E2を構成するものである。ガイドウォール10は、貫流ファン8から吹出口3にかけて傾斜している斜面を形成している。この斜面の形状は、たとえば渦巻形状の「一部」に対応するように形成するとよい。
フィルタ5は、たとえば網目状に形成され、吸込グリル2から吸い込まれる空気中の塵埃などを除去するものである。フィルタ5は、吸込グリル2から吹出口3までの風路(本体1内部の中央部)のうち、吸込グリル2の下流側であって熱交換器7の上流側に設けられている。
熱交換器7(室内熱交換器)は、冷房運転時において、蒸発器として機能して空気を冷却し、暖房運転時において、凝縮器(放熱器)として機能して空気を加温するものである。この熱交換器7は、吸込グリル2から吹出口3までの風路(本体1内部の中央部)のうち、フィルタ5の下流側であって貫流ファン8の上流側に設けられている。なお、図2では、熱交換器7の形状は、貫流ファン8の前面及び上面を取り囲むような形状をしているが、特に限定されるものではない。
なお、熱交換器7は、圧縮機、室外熱交換器、及び絞り装置などを有する室外機に接続されて冷凍サイクルを構成しているものとする。また、熱交換器7は、たとえば伝熱管と多数のフィンとにより構成されるクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器で構成するとよい。
スタビライザー9は、吸込側風路E1と吹出側風路E2とを区画するものである。
スタビライザー9は、図2に図示されるように熱交換器7の下側に設けられており、その上面側が吸込側風路E1であり、その下面側が吹出側風路E2となっている。スタビライザー9には、熱交換器7に付着した結露水を一時的に貯留するドレンパン6を有している。
貫流ファン8は、吸込グリル2から室内空気を吸い込み、吹出口3から空調空気を吹き出すためのものである。貫流ファン8は、吸込グリル2から吹出口3までの風路(本体1内部の中央部)のうち、熱交換器7の下流側であって吹出口3の上流側に設けられている。
貫流ファン8は、図3に示すように、たとえばABS樹脂などの熱可塑性樹脂で構成される羽根車8aと、羽根車8aを回転させるためのモータ12と、モータ12の回転を羽根車8aに伝達させるモータシャフト12aとを有している。
羽根車8aは、たとえばABS樹脂などの熱可塑性樹脂で構成され、自身が回転することで、吸込グリル2から室内空気を吸い込み、吹出口3に空調空気として送り込むものである。
羽根車8aは、複数の翼8c及び複数の翼8cの端部側に固定されるリング8bを有する羽根車単体8dが、複数連結されて構成されている。すなわち、羽根車8aは、円板状のリング8bの外周部側面から略垂直に伸びた複数の翼8cが、リング8bの周方向に所定間隔で連設して構成される羽根車単体8dを、複数溶着し連結して一体としたものである。
羽根車8aは、羽根車8aの内部側に突出したファンボス8eと、モータシャフト12aがネジ等で固定されるファンシャフト8fとを有している。そして、羽根車8aは、羽根車8aの一方側がファンボス8eを介してモータシャフト12aに支持され、羽根車8aの他方側がファンシャフト8fによって支持されている。これにより、羽根車8aは、両端側が支持された状態で、羽根車8aの回転軸中心Oを中心に回転方向ROに回転し、吸込グリル2から室内空気を吸い込み、吹出口3に空調空気を送り込むことができるようになっている。
なお、羽根車8aについては、図4〜図7でさらに詳しく説明する。
上下風向ベーン4aは貫流ファン8から吹き出された空気の方向のうちの上下を調整するものであり、左右風向ベーン4bは貫流ファン8から吹き出された空気の方向のうちの左右を調整するものである。
上下風向ベーン4aは、左右風向ベーン4bよりも下流側に設けられている。上下風向ベーン4aは、図2に示すように、その上部がガイドウォール10に回動自在に取り付けられている。
左右風向ベーン4bは、上下風向ベーン4aよりも上流側に設けられている。左右風向ベーン4bは、図1に示すように、その両端部側が本体1のうち吹出口3を構成する部分に回動自在に取り付けられている。
図4は、図3に示す貫流ファン8の羽根車8aに翼8cが1枚設けられた状態の斜視図である。図5及び図6は、図3の貫流ファンの翼のA−A断面図である。なお、図4では、説明の便宜上、翼8cが1枚設けられた状態を図示している。
図5及び図6に示すように、翼8cの外周側端部(外側端部)15a及び内周側端部(内側端部)15bは、それぞれ円弧形状で形成されている。そして、翼8cは、外周側端部15aの方が、内周側端部15bに対して羽根車回転方向ROに前傾するように形成されている。すなわち、翼8cを縦断面視した際において、翼8cの圧力面13a及び負圧面13bが、羽根車8aの回転軸Oから翼8cの外側に向かうにしたがって、羽根車回転方向ROに湾曲しているということである。そして、翼8cは、翼8cの中央付近が、外周側端部15aと内周側端部15bとを結ぶ直線に対して最も離れるように弓形に形成されている。
外周側端部15aに形成される円弧形状に対応する円の中心をP1(円弧中心P1とも称する)とし、外周側端部15aに形成される円弧形状に対応する円の中心をP2(円弧中心P2とも称する)とする。また、円弧中心P1、P2を結ぶ線分を翼弦線Lとすると、図6に示すように、翼弦線Lの長さはLoとなる(以下、翼弦長Loとも称する)。
翼8cは、羽根車8aの回転方向RO側の表面である圧力面13aと、羽根車8aの回転方向ROとは反対側の表面である負圧面13bとを有し、翼8cは翼弦線Lの中央付近が、圧力面13aから負圧面13bに向かう方向に湾曲した凹形状をしている。
また、翼8cは、圧力面13a側の円弧形状に対応する円の半径が、羽根車8aの外周側と、羽根車8aの内周側とで異なっている。
すなわち、図5に示すように、翼8cの圧力面13a側の表面は、羽根車8aの外周側の円弧形状に対応する半径(円弧半径)がRp1である外周側曲面Bp1と、羽根車8aの内周側の円弧形状に対応する半径(円弧半径)がRp2である内周側曲面Bp2とを有しており、多重円弧曲面となっている。
さらに、翼8cの圧力面13a側の表面は、内周側曲面Bp2の端部のうち内周側の端部に接続され、平面形状をしている平面Qpを有している。
このように、翼8cの圧力面13a側の表面は、外周側曲面Bp1、内周側曲面Bp2及び平面Qpが連続的に接続されて構成されている。なお、翼8cを縦断面視した際に、平面Qpを構成する直線は、内周側曲面Bp2を構成する円弧に接続される点において、接線となっている。
一方、翼8cの負圧面13b側の表面は、圧力面13a側の表面と対応した表面となっている。具体的には、翼8cの負圧面13b側の表面は、羽根車8aの外周側の円弧形状に対応する半径(円弧半径)がRs1である外周側曲面Bs1と、羽根車8aの内周側の円弧形状に対応する半径(円弧半径)がRs2である内周側曲面Bs2とを有している。さらに、翼8cの負圧面13b側の表面は、内周側曲面Bs2の端部のうち内周側の端部に接続され、平面形状をしている平面Qsを有している。
このように、翼8cの負圧面13b側の表面は、外周側曲面Bs1、内周側曲面Bs2及び平面Qsが連続的に接続されて構成されている。なお、翼8cを縦断面視した際に、平面Qsを構成する直線は、内周側曲面Bs2を構成する円弧に接続される点において、接線となっている。
ここで、翼8cを縦断面視した際に、その翼面に内接する円の直径を翼厚tとする。
すると、図5及び図6に示すように、外周側端部15aの翼厚t1は、内周側端部15bの翼厚t2よりも薄い。なお、翼厚t1は、外周側端部15aの円弧を構成する円の半径R1×2に対応し、翼厚t2は、内周側端部15bの円弧を構成する円の半径R2×2に対応する。
つまり、翼8cの圧力面13a及び負圧面13bに内接する円の直径を翼厚としたとき、翼厚は、外周側端部15aが内周側端部15bよりも小さく、外周側端部15aから中央へ向け徐々に増加し、中央付近の所定位置で最大となり、内側に向け徐々に薄肉となり、直線部Qで略同一の肉厚となるように形成されている。
より詳細には、翼8cの翼厚tは、外周側端部15a及び内周側端部15bを除く、圧力面13aと負圧面13bで形成される外周側曲面及び内周側曲面Bp1、Bp2、Bs1、Bs2の範囲において、外周側端部15aから翼8cの中央へ向けて徐々に増加し、翼弦線Lの中央付近の所定位置で最大肉厚t3となり、内周側端部15bに向けて徐々に薄肉化する。そして、翼厚tは、直線部Qの範囲、すなわち、平面Qpと平面Qsとの間の範囲において、略一定値である内周側端部肉厚t2となっている。
ここで、翼8cのうち内周側端部15bの平面Qp、Qsを表面として有する部分を直線部Qと称する。すなわち、翼8cの負圧面13bは、羽根車外周側から内周側にかけて多重円弧と直線部Qで形成されている。
(1)このため、翼8cが吸込側風路E1を通過する時、翼表面の流れが外周側曲面Bs1で剥離しかけた時に次の円弧半径が異なる内周側曲面Bs2により流れが再付着する。
(2)また、翼8cが平面Qsを有し、負圧が生成さるため、内周側曲面Bs2で流れが剥離しかけたとしても再付着する。
(3)また、翼厚tが羽根車外周側に比べて羽根車内周側が増加するため、隣り合う翼8cとの間の距離が縮小する。
(4)さらに、平面Qsが平坦なので、曲面の場合に比べ翼厚tが羽根車外周に向け急激に増加しないので摩擦抵抗が抑制できる。
翼8cの圧力面13aも、羽根車外周側から内周側にかけて多重円弧と直線部(平面)で形成されている。
(5)このため、空気が外周側曲面Bp1から円弧半径の異なる内周側曲面Bp2へ流れる際、流れが徐々に加速され、負圧面13bへ圧力勾配を生成するため、剥離を抑制し流体異常音が発生しない。
(6)また、下流側の平面Qpは、内周側曲面Bs2に対する接線となっている。言い換えれば、翼8cは、下流側の平面Qpを有するため、回転方向ROに対して所定角度屈曲した形状となっている。このため、直線表面(平面Qp)がない場合と比較すると、内周側端部15bの翼肉厚t2が厚肉であったとしても、負圧面13bへ流れを向けることができ、内周側端部15bから羽根車内部へ流入する時の後流渦を抑制できる。
翼8cは、内周側端部15bが厚肉となっており、吹出側風路E2でのさまざまな流入方向に対し剥離しづらくなっている。
(8)また、翼8cは、平面Qsの下流側である翼弦中央付近で最大肉厚をもつ。このため、流れが平面Qsを通過後に剥離しそうとなると、内周側曲面Bs2で翼弦中央付近へ向け翼厚tが徐々に厚くなるため流れが沿い剥離が抑制できる。
(9)さらに、翼8cは、内周側曲面Bs2の下流側に、円弧半径の異なる内周側曲面Bs1を有するため、流れの剥離が抑制され、羽根車からの有効吹出側風路が拡大でき、吹出風速の低減及び均一化が図れ、翼面にかかる負荷トルクが減少できる。その結果、羽根車吸込側、吹出側で翼面での流れの剥離を抑制できるので低騒音化が図れ、またファンモータの消費電力が低減できる。つまり、静粛で省エネな貫流ファン8を搭載した室内機100を得ることができる。
<翼8cの変形例1>
翼8cは、円弧半径Rp1、Rp2、Rs1、Rs2について、次のような大小関係を満たすように形成するとよい。すなわち、翼8cは、Rs1>Rp1>Rs2>Rp2となるように形成するとよい。
この場合、吹出側風路E2では、翼8cが、次のような効果を奏する。
(10)負圧面13bは、外周側曲面Bs1の円弧半径Rs1が内周側曲面Bs2の円弧半径Rs2より大きく、湾曲の程度が小さい平坦気味の円弧となっている。このため、吹出側風路E2では、流れが外周側曲面Bs1の外周側端部15a付近まで沿うこととなり後流渦を小さくすることができる。
圧力面13aは、外周側曲面Bp1の円弧半径Rp1が内周側曲面Bp2の円弧半径Rp2より大きく、湾曲の程度が小さい平坦気味の円弧となるので、流れが圧力面13a側に集中せずなだらかに流れるため摩擦損失が小さくできる。
一方、吸込側風路E1では、翼8cが、次のような効果を奏する。
(11)外周側曲面Bs1が湾曲の程度が小さい平坦気味の円弧のため急激に流れが転向されない。このため、流れが剥離せず負圧面13bに流れを沿わせることができる。
(10)及び(11)の結果、羽根車吸込側、吹出側で翼面での流れの剥離を抑制できるので低騒音化が図れ、またファンモータの消費電力が低減できる。つまり、静粛で省エネな貫流ファン8を搭載した室内機100を得ることができる。
<翼8cの変形例2>
図6に示すように、圧力面13aに接する翼弦線Lとの平行線Wpと圧力面13aとの接点を、最大反り位置Mpとし、負圧面13bに接する翼弦線Lsとの平行線Wsと負圧面13bとの接点を最大反り位置Msとする。
また、最大反り位置Mpを通る翼弦線Lの垂線との交点を、最大反り翼弦点Ppとし、最大反り位置Msを通る翼弦線Lの垂線との交点を、最大反り翼弦点Psとする。
また、円弧中心P2と最大反り翼弦点Ppとの距離を、翼弦最大反り長さLpとし、円弧中心P2と最大反り翼弦点Psとの距離を、翼弦最大反り長さLsとする。
さらに、最大反り位置Mpと最大反り翼弦点Ppとの線分距離を最大反り高さHpとし、最大反り位置Msと最大反り翼弦点Psとの線分距離を最大反り高さHsとする。
ここで、翼弦最大反り長さLp、Lsと、翼弦長Loの比Lp/Lo、Ls/Loとを以下のように設定することで騒音を低減することができる。
図7は、翼弦最大反り長さLp、Lsと翼弦長Loの比Lp/Lo、Ls/Loと騒音の関係の説明図である。
最大反り位置が外周側すぎると内周側曲面Bs2の平坦の範囲が拡大する。また、最大反り位置が内周側過ぎると外周側曲面Bs1の平坦の範囲が拡大する。さらに、内周側曲面Bs2を反りすぎる。このように、翼8cの「平坦の範囲」が拡大したり、「反りすぎ」となると、吹出側風路E2で剥離が生じやすく、騒音が悪化してしまう。
そこで、本実施の形態では、最適範囲の最大反り位置となるように翼8cを形成したものである。
図7に示すように、Ls/Lo、Lp/Loが40%より小さく、最大反り位置が羽根車内周側に寄っている場合は、翼8cの内周側曲面Bs2、Bp2の円弧半径が小さいことと対応している。そして、翼8cの内周側曲面Bs2、Bp2の円弧半径が小さということは、反りが大きくなり急激に湾曲することになる。このため、吹出側風路E2において、内周側端部15bを通り平面Qs及び平面Qpを通過した流れは、内周側曲面Bs2、Bp2に沿うことができず、剥離して圧力変動が生じる。
また、Ls/Lo、Lp/Loが50%より大きく、羽根車外周側に寄っている場合は、翼8cの外周側曲面Bs1、Bp1の円弧半径が大きいことと対応している。そして、、翼8cの外周側曲面Bs1、Bp1の円弧半径が大きいということは、翼8cの反りが小さいこと指す。このため、翼8cの外周側曲面Bs1、Bp1で流れが剥離し、後流渦が増大してしまう。
また、Lp/Lo、Ls/Loが40%から50%の範囲内であっても、Ls/Lo>Lp/Loとなっていると、負圧面13bの方が圧力面13aより最大反り位置が外周側にあることとなり、隣り合う翼8c同士の間隔が、内周側端部15bから外周側端部15aにかけて増減を繰り返してしまい圧力変動が生じてしまう。
そこで、本実施の形態では、40%≦Ls/Lo<Lp/Lo≦50%のを満たすように翼8cを形成することで、羽根車吸込側、吹出側で翼面での流れの剥離を抑制でき、低騒音化が図れ、またファンモータの消費電力が低減できる。つまり、静粛で省エネな貫流ファン8を搭載した室内機100を得ることができる。
<翼8cの変形例3>
図8は、最大反り高さHp、Hsの翼弦長Loとの比と騒音値の関係の説明図である。
最大反り高さHp、Hsが大きすぎて曲面円弧半径が小さく反りが大きかったり、最大反り高さHp、Hsが小さすぎると曲面円弧半径が大きく反りが小さすぎる。また、隣り合う翼8c同士の間隔が広すぎ流れを制御できず翼面で剥離渦が発生し流体異常音が発生したり、逆に狭すぎ風速が増加し騒音が悪化してしまう。
そこで、本実施の形態では、最適範囲の最大反り高さとなるように翼8cを形成したものである。
Hp、Hsはそれぞれ圧力面13a、負圧面13bの最大反り高さなのでHs>Hpの関係となっている。
図8に示すように、Hs/Lo、Hp/Loが10%より小さい場合には、曲面円弧半径が大きく反りが小さすぎ、隣り合う翼8c同士の間隔が広すぎ流れを制御できず、翼面で剥離渦が発生し流体異常音が発生し、最終的に騒音値が急激に悪化している。
また、Hs/Lo、Hp/Loが25%より大きい場合には、隣り合う翼同士の間隔が狭すぎ風速が増加し、急激に騒音が悪化している。
そこで、本実施の形態では、25%≧Hs/Lo>Hp/Lo≧10%を満たすように翼8cを形成することで、羽根車吸込側、吹出側で翼面での流れの剥離を抑制でき、低騒音化が図れ、またファンモータの消費電力が低減できる。つまり、静粛で省エネな貫流ファン8を搭載した室内機100を得ることができる。
<翼8cの変形例4>
図9は、図3の貫流ファン8の翼8cの変形例4〜6を説明するための断面図である。図10は、Lf/Loとファンモータ入力Wmの関係の説明図である。図11は、Lf/Loと騒音との関係の説明図である。
図9に示すように、内周側曲面Bp2と平面Qpとの接続位置(第1接続位置)及び内周側曲面Bs2と平面Qsとの接続位置(第2接続位置)に接するように描かれる内接円の中心をP4とする。翼8cのうち直線部Qより外周側であって、内周側曲面Bp2及び内周側曲面Bs2との間を通る翼8cの中心線を肉厚中心線Sbとする。
また、中心P4と円弧中心P2とを通る直線を延長線Sfとする。肉厚中心線Sbの中心P4における接線をSb1とする。接線Sb1と延長線Sfとのなす角度を屈曲角度θeとする。
さらに、円弧中心P2を通る翼弦線Lの垂線と、中心P4を通る翼弦線Lの垂線との距離を直線部翼弦長さLfとする。翼の最大肉厚部における内接円の中心P3とする。中心P3を通る翼弦線Lの垂線と、円弧中心P2を通る翼弦線Lの垂線との距離を最大肉厚部長さLtとする。
翼8cの内周側端部15bの直線部Qの翼弦長さLfが翼弦長Loに対し大きすぎると、結果的に直線部Qより外周側の外周側曲面Bp1、Bs1及び内周側曲面Bp2、Bs2の円弧半径が小さく反りが大きくなる。このため、流れが剥離傾向となり損失が増加しファンモータ入力が増加し、且つ翼8c同士の間の距離が内周側から外周側で極端に変化し圧力変動が発生するため騒音が悪化する。
逆に、直線部Qの翼弦長さLfが翼弦長Loに対し小さすぎ、すぐ曲面で形成されると内周側端部15bで流れが衝突後、負圧面13bで負圧が生じないため再付着せず剥離し騒音悪化してしまう。特にフィルタ5にホコリが堆積してきて通風抵抗が増加した場合に顕著に生じる。
図10に示すように、Lf/Loが30%以下であれば、ファンモータ入力Wmの変化は小さく、形状変化に対する悪化は小さい。また、図11に示すように、Lf/Loが5%以上30%以下であれば、騒音変化は小さく、形状変化に対する悪化は小さい。
したがって、30%≧Lf/Lo≧5%を満たすように翼8cを形成することで、羽根車吸込側、吹出側で翼面での流れの剥離を抑制でき、低騒音化が図れ、またファンモータの消費電力が低減できる。つまり、静粛で省エネな貫流ファン8を搭載した室内機100を得ることができる。
<翼8cの変形例5>
図12は、屈曲角度θeとファンモータ入力Wm[W]との関係の説明図である。
翼8cの羽根車内周側に形成した直線部Qの表面である平面Qs、Qpで形成された翼直線部Qが羽根車外周側の多重円弧形状部に対し接するまたは羽根車回転方向へ屈曲することで、内周側端部15bの翼肉厚t2が厚肉でも直線表面がない場合に比べ負圧面13bへ流れを向けることで内周側端部15bから羽根車内部へ流入する時の後流渦を抑制できるが、屈曲角度が大きすぎると逆に後流渦幅が拡大、又は吹出側風路E2において、内周側端部15bで剥離が大きく発生し、効率が悪化しファンモータ入力が増加してしまう恐れがある。
そこで、本実施の形態では、最適範囲の屈曲角度となるように翼8cを形成したものである。
図12に示すように、屈曲角度θeがマイナス、すなわち反回転方向に屈曲する場合には、吹出側風路E2において、圧力面側である平面Qpで流れが衝突し、負圧面側である平面Qsで剥離してしまい、流れが失速してしまう。
また、屈曲角度θeが15°より大きくなると、吸込側風路E1において、直線部Qの圧力面側の表面である平面Qpで流れが急激に曲げられ、且つ、流れが集中し風速が増加してしまう。さらに直線部Qの負圧面側の表面である平面Qsで流れが剥離してしまい後流渦が大幅に拡大放出され損失が増大する。
そこで、本実施の形態では、0°≦θe≦15°を満たすように翼8cを形成することで、羽根車吸込側、及び吹出側で翼面での流れの剥離を抑制でき、低騒音化が図れ、またファンモータの消費電力が低減できる。つまり、静粛で省エネな貫流ファン8を搭載した室内機100を得ることができる。
<翼8cの変形例6>
図13は、Lt/Loに対するファンモータ入力の変化の説明図である。
翼8cの最大肉厚部が翼弦線Lの中点より羽根車外周側の場合(つまりLt/Loが50%より大きい場合)には、翼8cの負圧面と、この翼8cと隣り合う翼8cの圧力面とに接するように描かれる内接円の直径であらわされる翼間距離が狭くなる。これにより、通過風速が増加し、通風抵抗が増加し、ファンモータ入力が増加してしまう。
また、最大肉厚部が内周側端部15b寄りにある場合には、吹出側風路E2において、内周側端部15bで流れが衝突後、再付着せず下流側の外周側曲面Bp1、Bs1まで剥離し通過風速が増加し損失が増加し、ファンモータ入力が増加してしまう。
そこで、本実施の形態では、最適範囲のLt/Loとなるように翼8cを形成したものである。
図13に示すように、本実施の形態では、40%≦Lt/Lo≦50%を満たすように翼8cを形成することで、羽根車吸込側、吹出側で翼面での流れの剥離を抑制でき、低騒音化が図れ、またファンモータの消費電力が低減できる。つまり、静粛で省エネな貫流ファン8を搭載した室内機100を得ることができる。
[実施の形態に係る室内機100の有する効果]
実施の形態に係る室内機100は、多重円弧曲面及び直線部Qを有しているので、流れの剥離を抑制し、有効翼間距離が狭くなり、吹出風速が増加して騒音が悪化してしまうことを抑制することができる。
実施の形態に係る室内機100は、翼8cの翼厚が外周側端部15aが内周側端部15bよりも小さく、外周側端部15aから中央へ向け徐々に増加し、中央付近の所定位置で最大となり、内側に向け徐々に薄肉となり、直線部Qで略同一の肉厚となる。このように、室内機100の翼8cは、翼肉厚が略同一で薄肉でないため、流れの剥離を抑制し、有効翼間距離が狭くなり、吹出風速が増加して騒音悪化してしまうことを抑制することができる。
実施の形態に係る室内機100は、翼8cを、25%≧Hs/Lo>Hp/Lo≧10%、40%≦Lt/Lo≦50%を満たすように形成している。このため、翼の肉厚が厚くなってしまい、翼間距離が小さくなり、通過風速が増加して騒音悪化を引き起こすことを抑制することができる。
本実施の形態に係る室内機100は、広帯域騒音全体の騒音値の低減、吹出流れの不安定によるファンへの逆流を防止できる。その結果、高効率で省エネで、聴感が良く低騒音で静粛で、羽根車が結露し外部に結露水を放出することを防止でき、高品質な空気調和装置を得ることができる。
なお、本実施の形態では、圧力面13a及び負圧面13bの両方が多重円弧形状となっている場合を例に説明したが、それに限定されるものではない。すなわち、翼8cは、圧力面13a及び負圧面13bのうちの少なくとも一方を多重円弧形状としたものを採用してもよい。
1 本体、1a 本体上部、1b 前面パネル、2 吸込グリル、3 吹出口、 4a 上下風向ベーン 、4b 左右風向ベーン、5 フィルタ、6 ドレンパン、7 熱交換器、8 貫流ファン、8a 羽根車、8b リング、8c 翼、8d 羽根車単体、8e ファンボス、8f ファンシャフト、9 スタビライザー、10 ガイドウォール、11 部屋、11a 部屋の壁、12 モータ、12a モータシャフト、13a 圧力面、13b 負圧面、15a 外周側端部、15b 内周側端部、100 室内機、Bp1、Bs1 外周側曲面、Bp2、Bs2 内周側曲面、E1 吸込側風路、E2 吹出側風路、Hp 最大反り高さ(第1最大反り高さ)、Hs 最大反り高さ(第2最大反り高さ)、L 翼弦線、Lo 翼弦長、Lp 翼弦最大反り長さ(第1翼弦最大反り長さ)、Ls 翼弦最大反り長さ(第2翼弦最大反り長さ)、Mp 最大反り位置(第1最大反り位置)、Ms 最大反り位置(第2最大反り位置)O 羽根車回転軸中心、P1、P2、P4 中心、Pp 最大反り翼弦点(第1最大反り翼弦点)、Ps 最大反り翼弦点(第2最大反り翼弦点)、Pt 最大肉厚部翼弦点、Rp1、Rp2、Rs1、Rs2 円弧半径、Q 直線部、Qp、Qs 平面、RO 回転方向、Sb 肉厚中心線、Sb1 接線、Sf 延長線、Wp、Ws 平行線、t1 翼厚(外周側端部)、t2 翼厚(内周側端部)、t3 最大肉厚、θe 屈曲角度。

Claims (7)

  1. 吸込口及び吹出口を有する本体と、
    前記本体内に設けられ、自身が回転することで前記吸込口から空気を前記本体内に取り込み前記吹出口から吹き出す羽根車を有する貫流ファンと、
    前記本体内の空間を前記貫流ファンより上流側である吸込側流路と、下流側である吹出側流路とに区画するスタビライザーと、
    を有し、
    前記羽根車が有する前記翼は、
    当該翼を縦断面視したときに、
    前記翼の圧力面及び当該圧力面に対峙する負圧面が、前記羽根車の回転軸から前記翼の外側に向かうにしたがって前記羽根車回転方向に湾曲し、前記翼の中央付近が前記翼の内側端部と外側端部とを結ぶ直線に対して離れる弓形に形成され、
    前記圧力面及び前記負圧面のうち少なくとも一方が、二つ以上の異なる半径の円弧で形成される多重円弧曲面で形成され、
    一方側が前記多重円弧曲面に接続され、他方側が前記翼の内側端部側に延出し、前記圧力面及び前記負圧面のうち円弧で形成された方の表面が平面である直線部が形成され、
    前記圧力面及び前記負圧面に内接する円の直径を翼厚としたとき、外側端部が内側端部よりも小さく、外側端部から中央へ向け徐々に増加し、中央付近の所定位置で最大となり、内側に向け徐々に薄肉となり、前記直線部で略同一の肉厚となるように形成されている
    ことを特徴とする空気調和装置の室内機。
  2. 前記翼は、
    当該翼を縦断面視したときに、
    前記圧力面及び前記負圧面が、それぞれ二つの円弧で形成され、
    前記圧力面であって前記翼の外側端部側の円弧の半径をRp1とし、
    前記圧力面であって前記翼の内側端部側の円弧の半径をRp2とし、
    前記負圧面であって前記翼の外側端部側の円弧の半径をRs1とし、
    前記負圧面であって前記翼の内側端部側の円弧の半径をRs2とするとき、
    Rs1>Rp1>Rs2>Rp2
    を満たすように形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の室内機。
  3. 前記翼は、
    当該翼を縦断面視したときに、
    当該翼の外側端部及び内側端部が、それぞれ円弧で形成され、
    前記外側端部の円弧中心と前記内側端部の円弧中心とを結ぶ線分である翼弦線の長さを翼弦長Loとし、
    前記圧力面と、前記翼弦線に平行線であって当該圧力面に接する線との接点を第1最大反り位置とし、
    前記負圧面と、前記翼弦線に平行線であって当該圧力面に接する線との接点を第2最大反り位置とし、
    前記翼弦線と、前記第1最大反り位置を通る前記翼弦線の垂線との交点を第1最大反り翼弦点とし、
    前記翼弦線と、前記第2最大反り位置を通る前記翼弦線の垂線との交点を第2最大反り翼弦点とし、
    前記内側端部の前記円弧中心と、前記第1最大翼弦点との距離を第1翼弦最大反り長さLpとし、
    前記内側端部の前記円弧中心と、前記第2最大翼弦点との距離を第2翼弦最大反り長さLsとするとき、
    40%≦Ls/Lo<Lp/Lo≦50%
    を満たすように形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置の室内機。
  4. 前記翼は、
    当該翼の外側端部及び内側端部が、それぞれ円弧で形成され、
    前記外側端部の円弧中心と前記内側端部の円弧中心とを結ぶ線分である翼弦線の長さを翼弦長Loとし、
    前記圧力面と、前記翼弦線に平行線であって当該圧力面に接する線との接点を第1最大反り位置とし、
    前記負圧面と、前記翼弦線に平行線であって当該圧力面に接する線との接点を第2最大反り位置とし、
    前記翼弦線と、前記第1最大反り位置を通る前記翼弦線の垂線との交点を第1最大反り翼弦点とし、
    前記翼弦線と、前記第2最大反り位置を通る前記翼弦線の垂線との交点を第2最大反り翼弦点とし、
    前記第1最大反り位置と、前記第1最大翼弦点との距離を第1最大反り高さHpとし、
    前記第2最大反り位置と、前記第2最大翼弦点との距離を第2最大反り高さHsとするとき、
    25%≧Hs/Lo>Hp/Lo≧10%
    を満たすように形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和装置の室内機。
  5. 前記翼は、
    当該翼の外側端部及び内側端部が円弧で形成され、
    前記圧力面及び前記負圧面が、それぞれ二つの円弧で形成され、
    前記圧力面であって前記翼の内側端部側の円弧と、前記直線部の前記圧力面側との接続位置を第1接続位置とし、
    前記負圧面であって前記翼の内側端部側の円弧と、前記直線部の前記負圧面側との接続位置を第2接続位置とし、
    前記第1接続位置及び前記第2接続位置に接する内接円中心を通る前記翼弦線の垂線と、当該翼弦線との交点を直線部開始点とし、
    前記内側端部の円弧中心と、前記直線部開始点との距離を、直線部翼弦長さLfとするとき、
    30%≧Lf/Lo≧5%
    を満たすように形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の空気調和装置の室内機。
  6. 前記翼は、
    当該翼を縦断面視したときに、
    当該翼の外側端部及び内側端部が、それぞれ円弧で形成され、
    前記圧力面であって前記翼の内側端部側の円弧と、前記直線部の前記圧力面側との接続位置を第1接続位置とし、
    前記負圧面であって前記翼の内側端部側の円弧と、前記直線部の前記負圧面側との接続位置を第2接続位置とし、
    前記第1接続位置及び前記第2接続位置に接する内接円中心と、前記内側端部の円弧中心とを通る直線を第1肉厚中心線とし、
    前記翼のうち前記直線部より前記外側端部側であって前記圧力面と前記負圧面との間を通る線を第2肉厚中心線とし、
    前記第1接続位置及び前記第2接続位置に接する前記内接円中心における前記第1肉厚中心線の接線と、前記第2肉厚中心線とのなす角度を屈曲角度θeとするとき、
    0°≦θe≦15°
    を満たすように形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気調和装置の室内機。
  7. 前記翼は、
    当該翼を縦断面視したときに、
    当該翼の外側端部及び内側端部とがそれぞれ円弧で形成され、
    前記外側端部の円弧中心と前記内側端部の円弧中心とを結ぶ線分である翼弦線の長さを翼弦長Loとし、
    前記圧力面及び前記負圧面に内接する円であって前記翼の最大肉厚部における内接円の中心を通る前記翼弦線の垂線と、当該翼弦線との交点を最大肉厚部翼弦点とし、
    前記内側端部の円弧中心と、前記最大肉厚部翼弦点との距離を、直線部翼弦長さLtとするとき、
    40%≦Lt/Lo≦50%
    を満たすように形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気調和装置の室内機。
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