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JP5132208B2 - 化粧料 - Google Patents

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この発明は、水溶性アスコルビン酸誘導体を含有する化粧料に関し、更に詳しくはリン酸エステル部に分岐したアルキル基を有するアスコルビン酸−2−リン酸エステルまたはその塩を含有する化粧料に関する。
一般に、アスコルビン酸は、美白効果、コラーゲン形成促進効果等に優れていることから、化粧水やクリームなどの様々な剤型の化粧料に配合されている。
このようなアスコルビン酸は、酸化を受けやすいため、化粧料に配合した場合には、経時安定性の確保が難しく、その点を改善して酸化を受けやすい2,3位のエンジオール部水酸基をリン酸エステル化したアスコルビン酸リン酸エステルまたはその塩が知られている。
これらのアスコルビン酸誘導体は、体内でアスコルビン酸に変換されるため、従来のアスコルビン酸同様に美白効果、コラーゲン形成促進効果等を発揮するものと考えられている(特許文献1)。
また、これらのアスコルビン酸誘導体は、親水性が高く皮膚への浸透性(皮脂バリア透過性とも称される。)に乏しいため、一般的な化粧料に配合すると、本来のアスコルビン酸が有する美白効果やコラーゲン形成促進効果等が充分に得られ難い。
近年、上記アスコルビン酸リン酸エステルまたはその塩に脂溶性を持たせて皮膚への浸透性を高めるため、脂肪酸でアシル化したアスコルビン酸誘導体が知られており、アスコルビン酸の6位を脂肪酸でアシル化することにより、皮膚への浸透性を向上させている(特許文献2、3)。
これらのアスコルビン酸誘導体は、通常、化粧料に使用される基剤や溶剤に対する溶解性が悪く、一般的な化粧料に配合した場合には、経時的に凝集や沈殿を起こし易いものであり、配合量や製剤の剤型が限定されることになる。
一方、化粧料に使用される基剤や溶剤に対しての溶解性が良好であり、かつ皮膚への浸透性も良好なアスコルビン酸誘導体を配合した改良型の乳化組成物が知られており、この乳化組成物に使用されるアスコルビン酸−2−リン酸エステルまたはその塩を使用すると、他の界面活性剤を添加しなくても熱力学的に安定な乳化組成物を調製することができる(特許文献4)。
特公昭52−18191号公報 特開平10−298174号公報 特開2004−2359号公報 特開2007−70239号公報
しかし、上記したアスコルビン酸−2−リン酸エステルまたはその塩は、アスコルビン酸が持つ親水基と付加された親油基とが相俟って強力な界面活性作用を有する特性があるため、使用時に皮膚表面で発泡しやすく、使用感の面で満足できないという問題点があった。
この問題は、特にアスコルビン酸誘導体が、イソステアリルアスコルビル−2−リン酸二ナトリウムである場合に起こる場合が多い。
更に、このようなアスコルビン酸誘導体を化粧水や美容液等のように、比較的に水分量の多い製剤(例えば水分量40重量%以上または50重量%以上の多水分製剤)に配合した場合は、発泡が使用時の皮膚表面だけではなく、保管時においても僅かな衝撃や振動で発泡が起こりやすく、保管容器内に泡が充満する場合もあった。このような発泡が起こりやすい液状組成物では、視覚的印象を重視する化粧品における商品価値に重大な悪影響を与えることは必至である。
そこで、この発明の課題は、上記した問題点を解決して、酸化安定性、皮膚浸透性、基剤や溶剤への溶解性が良好であるアスコルビン酸誘導体含有の化粧料について、このものが皮膚表面で発泡性が低く、収納した化粧容器内では保存状態が良く、または商品流通させる際にも発泡が低く抑えられた化粧料とすることである。
特に、上記のアスコルビン酸誘導体が、アスコルビン酸−2−リン酸エステルまたはその塩であり、さらにはイソステアリルアスコルビル−2−リン酸二ナトリウムである場合において、これを配合した化粧料の皮膚表面及び保管容器内での発泡性を充分に低減させることである。
すなわち、優れた酸化安定性と皮膚浸透性と共に、水性および油性の化粧料基材に対する親和性があり、しかも発泡抑制作用によって良好な非発泡性であり、特に流通時や保管時にも発泡抑制作用が発揮されることにより、化粧料の需要者に対して商品の視覚的な好印象を与えられるアスコルビン酸誘導体配合の化粧料とすることである。
本願の発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意研究を行ない、例えばイソステアリルアスコルビル−2−リン酸二ナトリウムとレシチン類とを所定割合で配合した場合にアスコルビン酸誘導体の特性を損なうことなく、皮膚表面及び保管容器内での発泡性が著しく低減されることを発見し、この発明を完成させたものである。
すなわち、この発明においては、上記の課題を解決するために、アスコルビン酸の2位が分岐したアルキル基を有するリン酸エステルで修飾された水溶性アスコルビン酸誘導体を含有する化粧料において、発泡抑制成分としてレシチン類を配合したことを特徴とする化粧料としたのである。
この発明でいう水溶性アスコルビン酸誘導体は、水溶性アスコルビン酸誘導体の塩を含めていう。因みに、アスコルビン酸誘導体の塩の例としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩などが挙げられる。
上記のように構成されるこの発明の化粧料は、酸化安定性、皮膚浸透性、基剤や溶剤への溶解性が良好であり前記化粧料が所定の好ましい特性を有するアスコルビン酸の2位がリン酸エステルで修飾された水溶性アスコルビン酸誘導体と共に、レシチン類を配合調整していることにより、酸化安定性、皮膚浸透性、水性および油性の基剤や溶剤への溶解性を良好な状態に維持しながら皮膚表面及び容器内での発泡性を低減させることができる。
このような作用は、特にリン酸エステルが、リン酸脂肪族アルコールをエステル結合したリン酸ジエステルであり、前記脂肪族アルコールが、2位で分岐したアルキル基を有する脂肪族アルコールである前記の水溶性アスコルビン酸誘導体である場合に、いっそう顕著に現れる。脂肪族アルコールが、2位で分岐したアルキル基を有する脂肪族アルコールである水溶性アスコルビン酸誘導体を使用すると、皮膚への浸透性がより顕著に向上する。
特に、総合的にみて好ましい作用を奏する水溶性アスコルビン酸誘導体として、下記の化2の式で表されるイソステアリルアスコルビル−2−リン酸二ナトリウムが挙げられる。
Figure 0005132208
そして、上記の発明において採用できるレシチン類としては、レシチン、水素添加レシチン、リゾレシチン、水素添加リゾレシチンおよび水酸化レシチンからなる群から選ばれる一種以上のレシチン類である。
また、レシチン類の配合割合(重量比)は、水溶性アスコルビン酸誘導体に対して0.1〜10であることが、上記の作用をより確実に奏させるために好ましい条件である。
この発明は、アスコルビン酸の2位がリン酸エステルで修飾された所定の水溶性アスコルビン酸誘導体を含有する化粧料にレシチン類を配合したので、酸化安定性、皮膚浸透性、水性および油性の基剤や溶剤への溶解性が良好である化粧料であって、しかも使用時に皮膚表面での発泡性が低く、また収容されている化粧容器内での保存状態または商品としての流通状態において、発泡性が低く抑えられた化粧料となる利点がある。
この発明に用いる第一の成分であるアスコルビン酸誘導体は、アスコルビン酸の2位がリン酸エステルで修飾された水溶性アスコルビン酸誘導体であり、例えばイソステアリルアスコルビル−2−リン酸二ナトリウムである。
このうち最も好ましいアスコルビン酸誘導体であるイソステアリルアスコルビル−2−リン酸二ナトリウムは、前記の化2の式で表される化合物である。アスコルビン酸の2位の位置がリン酸エステル化されているアスコルビン酸誘導体は、酸化を受け難く、経時安定性に優れている。
また2位のリン酸基が高級脂肪酸エステル化されているアスコルビン酸誘導体は、適度な脂溶性があり、皮膚への浸透性にも優れている。また、2位のリン酸基は、生体内のホスファターゼで加水分解を受けて、体内で速やかにアスコルビン酸に変換され、皮膚浸透性に優れた特性を有している。
この発明の第二成分であるレシチン類は、細胞を構成する生体膜の主要成分であるホスファチジルコリンとも称されるものである。
その誘導体の例としては、レシチンを水素添加することにより耐酸化性を向上させた水素添加レシチン、レシチンを酵素によって反応させたリゾレシチン、リゾレシチンを水素添加することにより耐酸化性を向上させた水素添加リゾレシチン、レシチンの二重結合をヒドロキシル化した水酸化レシチンなどがあり、これらの一種、または二種以上を併用して化粧料に配合することができる。
レシチン類は、工業的には鶏卵から卵黄レシチンとして抽出されることが多いが、その他の生体材料から得られるレシチン類としては、大豆リン脂質が挙げられる。
この発明に用いるレシチン類の配合量は、水溶性アスコルビン酸誘導体に対して0.1〜10であることが好ましく、例えばレシチン類/イソステアリルアスコルビル−2−リン酸二ナトリウムの重量比で0.1〜10の範囲に調整し、さらに好ましくは同比が0.5〜5.0の範囲に調整することである。
なぜなら、化粧料中のレシチン類の配合重量比が、0.1未満の場合には、イソステアリルアスコルビル−2−リン酸二ナトリウムを配合した化粧料の皮膚表面、及び容器内での発泡を抑制する効果が表われない場合が多く、またレシチン類の配合重量比が10を超えても、その効果は殆ど変わらず、却って実用性を失する場合があるからである。
この発明の化粧料は、上記した必須成分の他に、通常、化粧品や医薬部外品等の化粧料に配合される任意成分を必要に応じて適宜に配合することができる。
配合可能な任意成分の例としては、スクワラン、流動パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素、オリーブ油、マカデミアナッツ油、ヒマシ油、ツバキ油、メドウフォーム油等の液体油脂、ヤシ油、パーム油、シア脂、硬化ヒマシ油、カカオ脂等の固体油脂、ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ラノリン、セラック等のロウ類、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール、バチルアルコール、フィトステロール等の高級アルコール、オクタン酸セチル、パルミチン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル等の合成エステル油、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、シリコーン樹脂、アミノ変性ポリシロキサン等のシリコーン油が挙げられる。
また、モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸プロピレングリコール、ソルビタンモノステアレート等の親油性非イオン界面活性剤、モノステアリン酸デカグリセリル、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−ソルビタンテトラオレエート、POE−ベヘニルエーテル、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド等の親水性非イオン界面活性剤、ステアリン酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム等の陰イオン界面活性剤、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、塩化ベンザルコニウム等の陽イオン界面活性剤、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の両性界面活性剤を添加しても良い。
また、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、エチレングリコール、グリセリン、ソルビトール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール等の多価アルコール、キサンタンガム、ペクチン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー等の水溶性高分子、クエン酸−クエン酸ナトリウム、乳酸−乳酸ナトリウム等のpH調整剤、エデト酸二ナトリウム、クエン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム等の金属イオン封鎖剤、その他に粉末成分、紫外線吸収剤、酸化防止剤、有機アミン、防腐剤、殺菌剤、消炎剤、収れん剤、美白剤、ビタミン類、アミノ酸、血行促進剤、賦活剤、清涼剤、各種抽出物、香料、水等が任意添加成分として挙げられる。
また、この発明における化粧料の剤型は、任意に調製されたものであってよく、溶液系、乳化系、可溶化系、分散系、水−油二層系、ジェル、ミスト、フィルム等、様々な要求物性に合わせた剤型形態をとることができる。その具体例としては、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パック、サンスクリーン剤等が挙げられる。
但し、発泡抑制作用として特に顕著な作用が認められる例としては、化粧水や美容液等のように比較的に水分量の多い製剤(例えば水分量50重量%以上)であり、より好ましくは水分量60〜99重量%、特に好ましくは水分量70〜99重量%、さらに好ましくは水分量80〜99重量%の化粧料であることが好ましく、これらの化粧料は、通常では発泡性が使用時だけには留まらず、保管時の僅かな衝撃や振動によっても現れやすいため、この発明の効果がより顕著に認められるものである。
〔実施例1、2および比較例1〜3〕
表1に示す組成(重量%)で原材料を混合し化粧水を調製した。表1中に示した精製水量(残部)の実際の水分量は、85〜90重量%である。また、各化粧水には、通常、含まれる防腐剤と金属イオン封鎖剤を微量(両成分の合計で1重量%未満)添加した。
[皮膚表面での発泡性試験]
得られた実施例と比較例の各化粧水を男女合わせて10人のパネラーに使用させ、皮膚表面での発泡について官能評価を行なった。評価基準は、以下の通りに4段階に評価した。
◎・・・ パネラー8名以上が使用中に皮膚表面での発泡がないと認めた。
○・・・ パネラー6名以上8名未満が使用中に皮膚表面での発泡がないと認めた。
△・・・ パネラー3名以上6名未満が使用中に皮膚表面での発泡がないと認めた。
×・・・ パネラー3名未満が使用中に皮膚表面での発泡がないと認めた。
[容器内での発泡性試験]
得られた実施例と比較例の各化粧水を透明容器に充填し、充填後に容器を軽く手で振ってから1分間静置させた後、容器内の泡の残量を目視で確認した。評価基準は以下の通りに3段階に評価した。
○・・・ 容器内に発泡した泡がほとんど残っていない。
△・・・ 容器内に発泡した泡が少しだけ残っている。
×・・・ 容器内が発泡した泡で充満している。
Figure 0005132208
表1の結果からも明らかなように、比較例2においては皮膚表面及び容器内での発泡があったのに対し、レシチン類を配合した実施例1、2においては皮膚表面及び容器内での発泡が抑えられていた。また、比較例3については、皮膚表面および容器内で充分な発泡抑制効果が認められなかった。
〔実施例3、4および比較例4〕
表2に示す組成(重量%)で原材料を混合し乳液を調製した。表2中に示した精製水量(残部)の実際の水分量は、70〜76重量%である。また、各乳液には、通常、配合するpH調整剤、酸化防止剤、防腐剤、香料(これら4成分の合計で2重量%未満)を添加した。
Figure 0005132208
表2の結果からも明らかなように、レシチン類を配合した乳液である実施例3、4においても皮膚表面及び容器内での発泡が抑えられた。
以下に、その他の処方例について列挙する。
〔実施例5;美容液〕
(配合成分) (重量%)
精製水 残余量
グリセリン 5.00
1,2−ペンタンジオール 0.50
スクワラン 0.25
2−エチルヘキサン酸セチル 0.15
ホホバ種子油 0.10
ヒアルロン酸ナトリウム 0.20
キサンタンガム 0.05
アスコルビル−2−リン酸ナトリウム 2.00
イソステアリルアスコルビル−2−リン酸ナトリウム 0.50
水素添加大豆リン脂質 0.75
金属イオン封鎖剤 適量
pH調整剤 適量
植物抽出物 適量
防腐剤 適量
実施例5について、上記の組成(重量%)で原材料を混合し美容液を調製した。精製水量(残余量)の実際の水分量は、約90重量%である。
この美容液においては、前述した実施例1〜4と全く同様の評価を行なった結果、皮膚表面での発泡性、及び容器内での発泡性について、いずれも抑制する効果が認められた。
〔実施例6;O/W乳化型サンスクリーン剤〕
(配合成分) (重量%)
精製水 残余量
エタノール 10.0
ジメチルポリシロキサン 1.50
ラウロイルサルコシンイソプロピル 5.00
ステアリルアルコール 1.00
パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル 5.00
酸化チタン 3.00
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.50
疎水化ヒドロキシプロピルメチルルセルロース 0.20
水酸化カリウム 0.10
イソステアリルアスコルビル−2−リン酸ナトリウム 0.30
水酸化大豆リン脂質 3.00
金属イオン封鎖剤 適量
防腐剤 適量
実施例6について、上記の組成(重量%)で原材料を混合しO/W乳化型サンスクリーン剤を調製した。精製水量(残余量)の実際の水分量は、約70重量%である。
このサンスクリーン剤において、前述した実施例1〜5と全く同様の評価を行なった結果、皮膚表面及び容器内での発泡を抑制する効果が認められた。

Claims (1)

  1. 水溶性アスコルビン酸誘導体として下記の化1の式で表されるイソステアリルアスコルビル−2−リン酸二ナトリウムを含有し、水分量70〜99重量%の化粧料において、発泡抑制成分としてレシチン、水素添加レシチン、リゾレシチン、水素添加リゾレシチンおよび水酸化レシチンからなる群から選ばれる一種以上のレシチン類を、前記水溶性アスコルビン酸誘導体に対して0.1〜10(重量比)配合したことを特徴とする化粧料
    Figure 0005132208
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