JP5075743B2 - フロアトンネルボックス - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフロアトンネルボックスにおいて、前記本体部と、前記車両フロアに取着される一対の取付部とを一体的に備え、前記取付部の板厚を前記本体部の板厚よりも大きく設定したことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、車両フロアに載置された左右一対の車両シート間に設けられ、車両の一方の側部から一方の前記車両シートに加わった衝突荷重を他方の前記車両シートを介して車両の他方の側部へと伝達するフロアトンネルボックスにおいて、複数の中空部を形成して車両幅方向に一定断面を有する軽金属の押出材からなり、車両幅方向に開口する筒状の本体部と、該本体部内を区画して前記複数の中空部を形成する少なくとも一つのリブとを備え、前記リブは、前記車両シートの幅方向両側に配設された一対のリクライニング機構を一体動作するように連結するシートロッドに車両幅方向で対向する肉厚部を有するとともに、前記本体部の車両前後方向両端から下側に延出して前記車両フロアに取着される一対の取付部を一体的に備え、前記両取付部の板厚を前記本体部の板厚よりも大きく設定したことを要旨とする。
また、前記リブは、前記シートロッドに車両幅方向で対向する肉厚部を有することで、前記シートロッドを通じて集中的に加わる前記車両シートからの衝突荷重を前記肉厚部でより確実に受けることができる。また、フロアトンネルボックスの押出成形時、軽金属材料の流れを円滑化することができる。さらに、このような肉厚部の設定を、押出しの型変更のみで容易に行うことができる。
また、前記両取付部により、フロアトンネルボックスを前記車両フロア上により堅固に支持することができる。
図1及び図2は、本発明が適用される自動車などの車両を示す横断面図及び斜視図である。同図に示されるように、車両の本体をなすボデー1は、その床部及び屋根部をなす車両フロア2及びルーフ3を有するとともに、車両幅方向両側で車両フロア2及びルーフ3を連結してその前後にフロント開口部1a及びリヤ開口部1bを形成するサイドピラー4を有する。なお、車両前方に向かって右側及び左側に配置されるフロント開口部1aは、車両ドアD1,D2(図1参照)によってそれぞれ開閉される。同様に、リヤ開口部1bも車両ドア(図示略)によって開閉される。
前記フロアトンネル5には、両側のサイドピラー4の下端部及びシートロッド16,26(回動軸O1,O2)に車両幅方向で対向して、例えばアルミニウム合金の押出材からなるフロアトンネルボックス30が載置・固定されている。このフロアトンネルボックス30は、車両の一方の側部(いずれか一方の車両ドアD1,D2又はサイドピラー4)からいずれか一方のシートS1,S2に加わった衝突荷重を他方のシートS1,S2を介して車両の他方の側部(いずれか他方の車両ドアD1,D2又はサイドピラー4)へと伝達するためのものである。このフロアトンネルボックス30には、例えば樹脂製のカバー(図示略)が覆設されて外部への露出が回避されている。
(1)本実施形態では、フロアトンネルボックス30は、軽金属(アルミニウム合金)の押出材として一体化されていることで、部品点数を削減することができる。また、例えば鉄などに比べて比重の小さい軽金属製であることで、十分な強度を維持しつつもより軽量化を図ることができる。
・図4に示す構造のフロアトンネルボックス40であってもよい。すなわち、このフロアトンネルボックス40は、車両幅方向(紙面に直交する方向)に一定断面を有しており、車両前後方向両側にそれぞれ立設された平板状の縦壁41,42を有するとともに、車両前後方向に延在してこれら両縦壁41,42の上端間及び高さ方向中間部間をそれぞれ橋渡しする平板状の蓋壁43及び底壁44を有する。なお、蓋壁43は、縦壁42との接続部よりも車両後方に突出して延出片43aを形成する。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
Claims (3)
- 車両フロアに載置された左右一対の車両シート間に設けられ、車両の一方の側部から一方の前記車両シートに加わった衝突荷重を他方の前記車両シートを介して車両の他方の側部へと伝達するフロアトンネルボックスにおいて、
複数の中空部を形成して車両幅方向に一定断面を有する軽金属の押出材からなり、
車両幅方向に開口する筒状の本体部と、該本体部内を区画して前記複数の中空部を形成する少なくとも一つのリブとを備え、
前記リブは、前記車両シートの幅方向両側に配設された一対のリクライニング機構を一体動作するように連結するシートロッドに車両幅方向で対向する肉厚部を有するとともに、前記車両シートの車両前後方向への移動に伴う前記シートロッドの移動軌跡に車両幅方向で対向するように延在することを特徴とするフロアトンネルボックス。 - 請求項1に記載のフロアトンネルボックスにおいて、
前記本体部と、前記車両フロアに取着される一対の取付部とを一体的に備え、
前記取付部の板厚を前記本体部の板厚よりも大きく設定したことを特徴とするフロアトンネルボックス。 - 車両フロアに載置された左右一対の車両シート間に設けられ、車両の一方の側部から一方の前記車両シートに加わった衝突荷重を他方の前記車両シートを介して車両の他方の側部へと伝達するフロアトンネルボックスにおいて、
複数の中空部を形成して車両幅方向に一定断面を有する軽金属の押出材からなり、
車両幅方向に開口する筒状の本体部と、該本体部内を区画して前記複数の中空部を形成する少なくとも一つのリブとを備え、
前記リブは、前記車両シートの幅方向両側に配設された一対のリクライニング機構を一体動作するように連結するシートロッドに車両幅方向で対向する肉厚部を有するとともに、
前記本体部の車両前後方向両端から下側に延出して前記車両フロアに取着される一対の取付部を一体的に備え、
前記両取付部の板厚を前記本体部の板厚よりも大きく設定したことを特徴とするフロアトンネルボックス。
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