JP4765832B2 - 車両の後部荷室構造 - Google Patents
車両の後部荷室構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4765832B2 JP4765832B2 JP2006221749A JP2006221749A JP4765832B2 JP 4765832 B2 JP4765832 B2 JP 4765832B2 JP 2006221749 A JP2006221749 A JP 2006221749A JP 2006221749 A JP2006221749 A JP 2006221749A JP 4765832 B2 JP4765832 B2 JP 4765832B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- seat
- seat back
- state
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
上述のカバー部材は、荷室ボードを使用状態に移動させた時、該荷室ボードとシートバック後端部との間を覆い、荷室ボードを収納状態に移動させた時、該荷室ボードとシートバック後端部との間を覆わない状態となるように構成してもよい。
さらに、上記リンク部材により、シンプルな構造で荷室ボードを収納状態と、使用状態とに択一的に移動させることができる。
しかも、上述のカバー部材は、荷室ボードとシートバック後端部との間を覆う状態と、覆わない状態とに移動する。
上記構成によれば、荷室ボードが上方へ移動して使用状態となった時には、上述のカバー部材で、荷室ボードとシートバック後端部との間を覆うので、これら両者間の隙間を解消することができ、しかも荷室ボードが収納状態にある時には、上述のカバー部材で両者間を覆わないので、シートバック直下方かつ直後の空間部を有効利用することができる。
上記構成によれば、シートを前方にスライドさせた場合においても、上記サブボードが使用状態下の荷室ボードとシートバック後端部との間に架渡されるので、これら両者間の隙間を解消することができる。
図面は車両の後部荷室構造を示すが、まず、図1を参照して車体構造について説明する。
図1において、車室1の床面(底部)を形成するフロアパネル2を設け、このフロアパネル2の後部にはキックアップ部3を連設している。
このキックアップフロア部3bのさらに後方には、後方に延びる凹状の荷室フロアパネル4を形成し、この荷室フロアパネル4の上方に荷室空間5を形成する一方、上述の凹状の荷室フロアパネル4には仕切り板6と収納ボックス7(収納部)とを取付けている。
ここで、仕切り板6の前側にはジャッキ(図示せず)が格納され、また上述の収納ボックス7はその上方が開口された形状に構成されている。
一方、上述の凹状の荷室フロアパネル4の後端開放側には車幅方向に延びるリヤエンドパネル8を取付け、このリヤエンドパネル8のリヤ側の面には車幅方向に延びるリヤエンドメンバ9を接合固定して、このリヤエンドメンバ9と上述のリヤエンドパネル8との間には車幅方向に延びるリヤエンド閉断面9aを形成して、後部車体剛性を確保すべく構成すると共に、リヤエンドメンバ9のさらに後方にはリヤバンパ10を配設している。
ここで、上述のリヤゲート12は、リヤゲートインナパネル13と、リヤゲートアウタパネル14と、リヤウインド15とを備え、荷室空間5と対向する車室側の所定部が内装材としてのリヤゲートトリム16で覆われている。
そして、上述のフロントヘッダ19、ルーフパネル17およびリヤヘッダ18の車室1側を図1に示すように、内装材としてのトップシーリング20で一体的に覆っている。
なお、図2において34はインストルメントパネル、35はステアリングホイール、36はフロントピラー、37はドアミラーである。
図3は図1の要部拡大側面図であって、上述の荷室空間5には、少なくとも上下方向に移動可能な荷室ボード40が設けられている。
また上述のリンク部材50遊端の連結部50cと前部ボード41の前端部とは、ヒンジ部53により屈曲可能に連結されている。
そして、このウエイト56によりカバー部材55を前方に倒伏させた時、左右のリンク部50a,50bにてカバー部材55を支持するように構成している。
この実施例では、上述のカバー部材55は、荷室ボード40を使用状態(図9参照)に移動させた時、該荷室ボード40とシートバック33B後端部との間を覆い、荷室ボード40を収納状態(図3参照)に移動させた時、該荷室ボード40とシートバック33後端部との間を覆わない状態となるように構成している。
しかも、上述のカバー部材55は、荷室ボード40とシートバック33B後端部との間を覆う状態と、覆わない状態とに移動する。
この構成によれば、シンプルな構造により荷室ボード40を収納状態(図3参照)と、使用状態(図9参照)とに択一的に移動させることができる。
この構成によれば、荷室ボード40が上方へ移動して使用状態(図9参照)となった時には、上述のカバー部材55で、荷室ボード40とシートバック33B後端部との間を覆うので、これら両者40,33B間の隙間を解消することができ、しかも荷室ボード40が収納状態(図3参照)にある時には、上述のカバー部材55で両者40,33B間を覆わないので、シートバック33B直下方かつ直後の空間部51を有効利用することができる。
この構成によれば、リヤシート33を前方にスライドさせた場合(図11参照)においても、上記サブボード58が使用状態下の荷室ボード40とシートバック33B後端部との間に架渡されるので、これら両者40,33B間の隙間を解消することができる。
この構成によれば、連結部50cで左右のリンク部50a,50b間を連結しているので、リンク部材50の剛性向上を図ることができ、また左右のリンク部50a,50b間には空間部51を形成したので、この空間部51(シートバック直下方かつ直後に位置する空間部)を有効利用することができる。
この発明のシートは、実施例のリヤシート33に対応し、
以下同様に、
シートが配設されるフロアパネルは、キックアップフロア部3bに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
5…荷室空間
33…リヤシート(シート)
33B…シートバック
33C…シートクッション
40…荷室ボード
41…前部ボード(ボード部)
50…リンク部材
50a,50b…リンク部
50c…連結部
51…空間部
55…カバー部材
58…サブボード
Claims (3)
- 車両のフロアパネル上にシートクッションとシートバックとを備えたシートを配設し、
該シートの後方に荷室空間が形成されると共に、該荷室空間には少なくとも上下方向に移動可能な荷室ボードが設けられた車両の後部荷室構造であって、
上記シートは、シートクッション上にシートバックが倒伏して折畳み可能に構成され、
上記荷室ボードは、
複数に分割されたボード部で構成されるとともに、該ボード部の前端と回動可動に連結されたリンク部材にて、フロアパネルに沿って平坦に収納された収納状態と、上記シートが折畳まれた状態でのシートバック後端部と略同一高さに位置する使用状態とに選択的に移動可能に設けられ、
上記リンク部材は、
左右のリンク部と、該左右のリンク部間に張架された連結部とで構成されるとともに、上記左右のリンク部相互間に空間部を形成する構成とし、
上記左右のリンク部の基端部が、
上記収容状態において、前記ボード部の前端より高位置で機軸により回動可能に枢支されて、
上記リンク部材が下方に回動して上記荷室ボードが上記収容状態に移動した時には、上記空間部を開放し、上記リンク部材が上方に回動して上記荷室ボードが上記使用状態に移動した時には、上記空間部を覆うカバー部材を上記リンク部材に設けた
車両の後部荷室構造。 - 上記カバー部材は上記リンク部材の遊端部に回動可能に枢着されると共に、
上記荷室ボードの上記使用状態への移動時にのみ上記空間部を覆うよう移動する
請求項1記載の車両の後部荷室構造。 - 上記シートバックにはサブボードが設けられ、該サブボードはシートバック背面に沿設される状態と、カバー部材とシートバックとの間に架渡される状態とに選択的に移動可能に設けられた
請求項1または2に記載の車両の後部荷室構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006221749A JP4765832B2 (ja) | 2006-08-16 | 2006-08-16 | 車両の後部荷室構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006221749A JP4765832B2 (ja) | 2006-08-16 | 2006-08-16 | 車両の後部荷室構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008044525A JP2008044525A (ja) | 2008-02-28 |
JP4765832B2 true JP4765832B2 (ja) | 2011-09-07 |
Family
ID=39178666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006221749A Expired - Fee Related JP4765832B2 (ja) | 2006-08-16 | 2006-08-16 | 車両の後部荷室構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4765832B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014097698A (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-29 | Honda Motor Co Ltd | 車体後部構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4441285B2 (ja) * | 2004-02-09 | 2010-03-31 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 車両の仕切板支持機構 |
-
2006
- 2006-08-16 JP JP2006221749A patent/JP4765832B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008044525A (ja) | 2008-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7527315B2 (en) | Seat device for vehicle | |
CN103182962B (zh) | 多用途车 | |
CN114007903A (zh) | 用于汽车车身前端的货舱装置 | |
JPH1086739A (ja) | 車両の車椅子用昇降装置 | |
JP4793142B2 (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP4765832B2 (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP2011116224A (ja) | 車両のシート装置 | |
JP2004322822A (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JP4703711B2 (ja) | 自動車用フロアボード構造 | |
JP2008037299A (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP4770612B2 (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP2009292196A (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP2007320436A (ja) | 自動車の荷室構造 | |
JP4997797B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP4756364B2 (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP2009073306A (ja) | 自動車の収納部構造 | |
JP2007230487A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP4765816B2 (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP5716605B2 (ja) | 自動車のシート装置 | |
JP5023613B2 (ja) | 車両用シートの収納構造 | |
JP4626396B2 (ja) | 車両用後部荷室構造 | |
JP2007230488A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP2008238858A (ja) | 車両の車室内構造 | |
JPH058677A (ja) | 自動車の後部荷室構造 | |
JP2004306799A (ja) | 車両用シートの支持構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110517 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110530 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4765832 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |