JP5067261B2 - 操作装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記マップとして、前記操作スイッチの操作時間に応じた複数のマップが用意され、前記演算部は、前記複数のマップのうちの前記操作スイッチの操作時間に応じたマップを用いることを要旨とする。
以下、本発明をフォークリフトに搭載される操作装置に具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。なお、以下の説明において「前」「後」「左」「右」「上」「下」は、フォークリフトの運転者がフォークリフトの前方(前進方向)を向いた状態を基準とした場合の「前」「後」「左」「右」「上」「下」を示すものとする。
図5は、フォークリフト11の機台稼動時に、車両制御装置29のCPU44が実行する制御を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、CPU44は、まず、ステップ(以下、「S」と記載する。)11で、押しボタンスイッチ38から押下信号が入力されているか否かを判定する。そして、CPU44は、押しボタンスイッチ38から押下信号が入力されていると、S12において、第1ポテンショメータ36からの操作量をX値、第2ポテンショメータ37からの操作量をY値としてメモリ45に記憶する。そして、CPU44は、S13において、エリア判定を行うために図4のマップ100を参照し、レバー35のX軸方向及びY軸方向の操作量(X値、Y値)がマップ100中のどのエリアに該当するか判定する。そして、CPU44は、S14〜S20で各エリアに対応する動作を行わせる。
(1)CPU44は、押しボタンスイッチ38が入力されていることを検出した場合、メモリ45に記憶されているマップ100を参照して、レバー35の操作量及び操作方向に対応するエリアを判定する。そして、判定したエリアに応じて揚高自動停止動作及び水平自動停止動作をON又はOFFにする。したがって、押しボタンスイッチ38が1つであっても、レバー35の第1及び第2方向の操作量に応じて、揚高自動停止動作及び水平自動停止動作を行わせることができる。
次に、第2実施形態を、第1実施形態の相違点を中心に説明する。この実施形態では、メモリ45に複数のマップが記憶されている点、及びCPU44が実行する制御において、押しボタンスイッチ38の押下時間に応じて、エリア判定で使用するマップを複数の中から選択する処理を行う点が第1実施形態と異なっている。
図7は、フォークリフト11の機台稼動時に、車両制御装置29のCPU44が実行する制御を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、CPU44は、まず、S31で押しボタンスイッチ38が押下されていると、S32において、第1ポテンショメータ36からの操作量をX値、第2ポテンショメータ37から操作量をY値としてメモリ45に保存する。その後、S33において、スイッチオンが一定時間継続したか否か、すなわち、タイマ46による計測時間と判定時間(例えば、1sec)とを比較して、タイマ46による計測時間が判定時間以上であると、S34において、図6(b)の第2マップ201を用いてエリア判定を行う。
押しボタンスイッチ38の押下時間が一定時間以内である場合、レバー35の操作方向及び操作量と第1マップ200とに基づいて、揚高自動停止動作及び水平自動停止動作のON又はOFFが設定される。ところが、荷役作業の状況が変わることで、レバー35の操作方向及び操作量と第1マップ200とに基づいた揚高自動停止動作及び水平自動停止動作のON又はOFFの設定では、現在の荷役作業の状況にとっては適切でないことがある。このとき、運転者は、押しボタンスイッチ38が一定時間以上継続して押下した後、レバー35の操作を行う。すると、レバー35の操作方向及び操作量とエリアZ1〜Z4の関係が変わる。したがって、第1マップ200におけるレバー35の操作方向及び操作量とエリアZ1〜Z4との関係に比べて、レバー35の操作方向及び操作量とエリアZ1〜Z4との関係を、状況に応じた好ましい関係にすることができる。
(5)押しボタンスイッチ38の押下時間に応じて、第1マップ200及び第2マップ201の中からCPU44がエリア判定に用いるマップを選択することができる。したがって、状況に応じて運転者が押しボタンスイッチ38の押下時間を変えることで、状況に応じた適切なマップを用いることができる。
次に、第3実施形態を、第1,第2実施形態の相違点を中心に説明する。
図3に示すように、車両制御装置29には、押しボタンスイッチ38の押下時間を計測するためのタイマ46が設けられている。また、車両制御装置29には、フォーク14に載置されている荷の重量を検出する荷重センサ42が電気的に接続されている。車両制御装置29は、荷重センサ42により検出された荷の重量を表示部43に表示させることができるようになっている。車両制御装置29のメモリ45には、荷重センサ42から得られた検出結果を表示部43に表示させる荷重表示動作、及び揚高自動停止動作をCPU44に実行させるための制御プログラムが記憶されている。メモリ45には、図8(a)、(b)、(c)、(d)、(e)に示すように、5つのマップ300〜304が記憶され、各マップにはm値が関連付けられている。図8(a)〜(e)に示すm値に対応する各マップ300〜304には、所定の動作を実行するための動作エリアZ10が規定されている。そして、図8(a)〜(c)、及び図8(e)に示すように、マップ300,301,302,304では、動作エリアZ10は、Y軸方向における境界条件が−Y40以下の範囲、及びY軸方向における境界条件がY41以上の範囲である。図8(d)に示すように、マップ303では、動作エリアZ10は、Y軸方向における境界条件が−Y40以上かつY41以下で、X軸方向における境界条件が−X40以上の範囲である。
図9は、フォークリフト11の機台稼動時に、車両制御装置29のCPU44が実行する制御を示すフローチャートである。図10は、図9のS43の処理の詳細である。図11は、押しボタンスイッチの押下状態とm値の推移を示すタイムチャートである。
押しボタンスイッチ38を押下せずにレバー35を操作すると、フォーク14はレバー35の操作方向及び操作量に応じて動作する。その後、押しボタンスイッチ38を押下し、図8(b)、(c)のマップ301,302に入るべくレバー35をY軸方向に操作すると水平自動停止動作がONになるため、フォーク14は水平姿勢でなければ傾動する。そして、レバー35をY軸方向に操作した状態でフォーク14が水平姿勢に達する前に押しボタンスイッチ38の押下を止めても、フォーク14は傾動し続け、水平姿勢に達すると傾動が終了する。
(6)CPU44は、押しボタンスイッチ38の押下時間が一定時間経過していないとき、マップ302を用い、押しボタンスイッチ38の押下時間が一定時間経過したとき、マップ304を用いる。また、CPU44は、運転者が一定時間未満で押しボタンスイッチ38の押下を止めた場合、マップ303を用いる。そして、各マップに規定されている動作エリアZ10には、異なる種類の動作が設定されている。したがって、押しボタンスイッチ38の押下状況に応じて、CPU44が実行する動作を変更することができるため、押しボタンスイッチ38が1つであるにも拘わらずより多くの種類の動作を行わせることができる。
○ 第3実施形態において、図8(a)〜(e)のマップ300〜304に対して、動作エリアZ10以外に他のエリアを規定してもよい。例えば、図8(e)のマップ304において、不感帯として設定されていたエリアを、レバー35の操作方向及び操作量が前記のエリアに該当した場合にCPU44が水平自動停止動作をONするエリアとして規定してもよい。
Claims (2)
- 直交する第1及び第2方向の自由度をもつレバーを有するジョイスティックと、
前記ジョイスティックのレバー又はその近傍に設置された1つの操作スイッチと、
前記ジョイスティックからの第1方向の操作量検出信号と第2方向の操作量検出信号と前記操作スイッチからの操作信号とを入力して、対象とする機器に対し、第1方向及び第2方向の操作量に応じた動作を行わせるとともに、前記操作スイッチの操作に基づいて前記第1方向及び第2方向の操作量に応じた動作とは別の複数種類の動作を行わせる演算部と、
を備え、
前記演算部は記憶手段を有し、当該記憶手段には、前記第1方向の操作量と前記第2方向の操作量の関係において複数種類の動作の実行エリアを規定したマップが記憶され、
前記演算部は、前記操作スイッチが操作されたときにおいて、前記ジョイスティックにおける前記第1方向及び第2方向の操作量と前記マップとに基づいて前記対象とする機器に動作を行わせる操作装置であって、
前記対象とする機器は、フォークリフトのフォークを昇降動作させるリフトシリンダ、及び前記フォークリフトのフォークを傾動動作させるティルトシリンダであり、
前記演算部は、前記第1方向の操作量に応じた速度で前記フォークを昇降動作させ、前記第2方向の操作量に応じた速度で前記フォークを傾動動作させるように構成され、
前記複数種類の動作は、前記フォークを予め決められた目標揚高位置で停止させる揚高自動停止動作と、前記フォークを水平姿勢で停止させる水平自動停止動作であり、
前記マップには、前記第1方向の操作量と前記第2方向の操作量の関係において揚高自動停止動作の実行エリアと水平自動停止動作の実行エリアが規定されていることを特徴とする操作装置。 - 前記マップとして、前記操作スイッチの操作時間に応じた複数のマップが用意され、
前記演算部は、前記複数のマップのうちの前記操作スイッチの操作時間に応じたマップを用いる請求項1に記載の操作装置。
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