JP2010132379A - 荷役車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フォークリフト1は、運転座席10を回転中心C1として回転可能なユニット11を備える。ユニット11は、運転座席10、操舵部材24、各種の操作レバー36〜38、各種のペダル41〜43、確認ミラー39を含む。前進/後進切替レバー38が後退に切り替えられると、ユニット11を、運転座席10が車両前方X1に向く第1の位置〔図2(a)参照〕から、回転中心C1の回りに所定の回転角度回転させた第2の位置〔図2(b)参照〕に変位させる。
【選択図】図2
Description
通例、フォークリフトでは、車体の前部に荷役装置を備えているため、積載された荷物によって前方の視界が妨げられることがある。このため、荷物の移送に際して、後退走行する場合が多い。
このように後方視認のために上半身をねじった窮屈な運転姿勢を保持することは、運転者にとって、作業負担が大きい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、運転者の作業負担を十分に軽減でき、運転し易い荷役車両を提供することを目的とする。
また、上記ユニットは、運転者が手または足で操作するための複数の操作要素(24,36,37,38,41,42,43)および確認ミラー(39)のうちの少なくとも1つを含む場合がある(請求項5)。この場合、操作要素等を運転座席を回転中心として運転座席とともに回転変位させるので、運転者の運転し易さが格段に向上する。操作要素としては、ステアリングホイール等の操舵部材、荷役装置の載置部を昇降操作するための昇降操作レバー、荷役装置を傾動させるためのチルト操作レバー、車両の前進/後進を切り替える前進/後進切替レバー、アクセルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダルおよび各種スイッチを例示することができる。操舵部材、各種レバーおよび各種スイッチは、手によって操作され、アクセルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダルは、足によって操作される。確認ミラーは、主に後方を確認するためのミラーである。
図1は本発明の一実施の形態の荷役車両としてのフォークリフトの概略構成を示す模式的側面図である。
図1を参照して、フォークリフト1は、車体2と、その車体2の前部に設けられた荷役装置3と、車体2の後部に設けられたカウンタウェイト4と、車体2を支持する駆動輪としての前輪5および転舵輪としての後輪6と、例えばエンジンを含む車両の駆動源7と、油圧源としての油圧ポンプ8と、後輪6を転舵するための操舵装置9とを備えている。
荷役装置3は、車体2によって、下端部14aを中心として傾動可能に支持された左右一対のアウターマスト14と、そのアウターマスト14によって昇降可能に支持されたインナーマスト15と、アウターマスト14によって昇降可能に支持されたリフトブラケット16と、そのリフトブラケット16に取り付けられ、荷物を積載する積載部としての左右一対のフォーク17とを備えている。
操舵装置9は、後輪6を転舵するための例えば電動モータからなる操舵アクチュエータ25と、操舵部材24に操舵反力を付与する例えば電動モータからなる反力アクチュエータ26と、操舵部材24の操舵角を検出する操舵角センサ27と、後輪6の転舵角を検出する転舵角センサ28とを備えている。
操舵アクチュエータ25の出力軸の回転は、伝達機構31を介して減速されて、支持部材29に伝達される。その伝達機構31は、操舵アクチュエータ25の出力軸とは同行回転する例えば駆動ギヤからなる駆動部材32と、回転軸線C2の回りに支持部材29とは同行回転可能に設けられ、上記駆動ギヤに噛み合う例えば従動ギヤからなる従動部材33とを有している。
上記操作スタンド35には、運転者が手で操作するための複数の操作要素として、上記操作部材24と、フォーク17を昇降させるための昇降操作レバー36と、アウターマスト14を揺動させるためチルト操作レバー37と、前進/後進切替レバー38とが設けられている。また、操作スタンド35には、主に後方を確認するための確認ミラー39が固定されている。また、操作スタンド35には、図示しない各種のスイッチ類が設けられている。
ここで、「運転座席10を回転中心C1として」とは、「車両の平面視において、運転座席10が配置される領域内に、回転中心C1が配置されている」ことを意味する。回転中心C1は、好ましくは、運転座席10の座部10aの領域内に、より好ましくは、座部10aのうち運転者の臀部を支える領域内に配置される。
ユニット11を回転中心C1の回りに駆動するための上記ユニット駆動機構12は、例えば電動モータであるユニット回転用アクチュエータ47と、そのユニット回転用アクチュエータ47の出力軸の回転を減速してユニット11に伝達する伝達機構48とを備えている。
上記ユニット駆動機構12の働きで、ユニット11は、運転座席10が図2(a)に示すように車両前方X1に向く第1の位置と、第1の位置から図2(b)に示すように回転中心C1を中心として時計回り方向に所定の回転角度だけ回転された第2の位置とに変位されるようになっている。
再び図1を参照して、車体2に対する回転中心C1回りのユニット11の回転位置を検出するためのユニット回転位置センサ51が設けられている。そのユニット回転位置センサ51は、例えば、車体2およびユニット本体34の互いの対向部に配置されている。具体的には、車体2に固定された固定部51aと、固定部51aに対向する状態でユニット本体34とは同行移動可能に取り付けられた可動部51bとを有している。
また、ECU13は、路面反力に応じた操舵反力を操舵部材24に与えるためのトルクを反力アクチュエータ26によって発生させるべく、操舵角センサ27から入力された操舵角および車速センサ58から入力された車速に基づいて、反力アクチュエータ26を駆動制御する(すなわち反力制御を実施する)。
また、ECU13は、チルト操作レバー位置センサ60から入力されたチルト操作レバー37の位置に応じて、油圧ポンプ8からチルトシリンダ18への作動油の供給を制御するチルト用制御弁64に制御信号を出力する。
また、ECU13は、前進/後進切替スイッチ61が後進へ切り替えられることに応じて後進クラッチ用制御弁66に制御信号を出力し、後進クラッチを作動させるための油圧シリンダに、油圧ポンプ8からの作動油が供給されるようにする。
また、車両が後退したのち、前進するときに、ユニット11を、運転座席10が車両前方X1を向く第1の位置に戻すことにより、走行方向の前方の視認性を確保することができる。
また、上記ユニット11には、運転者が手または足で操作するための複数の操作要素および確認ミラー39が含まれている。具体的には、操舵部材24、昇降操作レバー36、チルト操作レバー37、前進/後進切替レバー38、アクセルペダル41、ブレーキペダル42、クラッチペダル43および確認ミラー39が含まれている。したがって、これらの操作要素等を、運転座席10を回転中心C1として運転座席10とともに回転変位させるので、運転者の運転し易さが格段に向上する。
Claims (6)
- 昇降可能な積載部を有する荷役装置を車体の前部に備えた荷役車両において、
運転座席を含み、上記車体によって上記運転座席を回転中心として回転可能に支持されたユニットと、
上記ユニットを上記回転中心回りに回転させる駆動機構と、
所定の条件が満たされたときに、上記ユニットを上記回転中心回りの所要の位置に変位させるように上記駆動機構を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする荷役車両。 - 請求項1において、車両の後退を検出するための後退検出手段を備え、
上記制御部は、上記後退検出手段によって車両の後退が検出されたときに、上記ユニットを、上記運転座席が車両前方に向く第1の位置から上記回転中心の回りに所定の回転角度回転させた第2の位置に変位させるように、上記駆動機構を制御することを特徴とする荷役車両。 - 請求項2において、車両の前進を検出するための前進検出手段を備え、
上記制御部は、上記前進検出手段によって車両の前進が検出されたときに、上記ユニットが上記第2の位置にあることを条件として、上記ユニットを上記第1の位置に戻すように上記駆動機構を制御することを特徴とする荷役車両。 - 請求項1から3の何れか1項において、上記ユニットの位置をロックするロック機構を備えることを特徴とする荷役車両。
- 請求項1から4の何れか1項において、上記ユニットは、運転者が手または足で操作するための複数の操作要素および確認ミラーのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする荷役車両。
- 請求項1から4の何れか1項において、上記ユニットは操舵部材を含み、上記操舵部材と転舵輪との間の機械的な連結が断たれている荷役車両。
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2008
- 2008-12-02 JP JP2008307767A patent/JP2010132379A/ja active Pending
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