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JP5015694B2 - 開先を有する部材の製造方法及び開先を有する部材の製造装置 - Google Patents

開先を有する部材の製造方法及び開先を有する部材の製造装置 Download PDF

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JP5015694B2 JP2007212912A JP2007212912A JP5015694B2 JP 5015694 B2 JP5015694 B2 JP 5015694B2 JP 2007212912 A JP2007212912 A JP 2007212912A JP 2007212912 A JP2007212912 A JP 2007212912A JP 5015694 B2 JP5015694 B2 JP 5015694B2
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Description

この発明は、金属板の溶接において必要な開先を有する部材の製造方法及びその製造方法を用いる製造装置に関するものである。
開先の加工方法としては、一般に、被加工物の端面をガス切断やプラズマ切断といった金属を溶融して切断する方法、あるいはミーリングなどの機械加工による方法で行なわれている。しかしながら、これらの方法では、加工後の被加工物に、溶接品質に悪影響を及ぼすスラグや埃、グリース等が付着する可能性があり、これらをワイヤブラシやグラインダ、化学薬品等を用いて除去しなければならなかった。このため、工程数が増加したり、加工時間やコストが増大するという問題があった。
そこで、加工時間やコストの低減を図るために、例えば、プレスによるせん断加工を用いて、被加工物に対して傾斜した方向から端縁をせん断することによって開先を加工する技術が開示されている。この方法では、被加工物の端縁の稜を有する開先加工部位を、被加工物の面に対する傾斜方向からせん断刃でせん断する。このせん断加工は、せん断刃を支点を中心に回動すべく支持するとともに、被加工物の開先加工部位をその軌道上に位置固定して行なうように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−113816号公報(第2頁、図1及び図4)
上記の特許文献1に示すような開先加工方法では、被加工物の板厚が増加するとせん断部材や被加工物を固定する押圧部材にかかる負荷が増大し、せん断部材や押圧部材の損耗が大きくなるだけでなく、被加工物の厚みが増加すると加工形状精度が悪化し、その結果溶接品質に悪影響をもたらすという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、せん断部材や押圧部材にかかる負荷を低減すると同時に、被加工物の厚みが増加することによる開先加工形状精度の悪化を防止することを目的としている。
この発明に係わる開先を有する部材の製造方法は、被加工物のせん断予定箇所に押圧手段によって断面形状が台形状の凹みを形成する押圧工程と、押圧工程により形成した凹みの下底部の両側を押さえてせん断手段によってせん断するせん断工程とを有し、せん断した被加工物の端面に開先を形成するものである。
また、ライン上に供給される長尺の被加工物に対し、被加工物の複数のせん断予定箇所に押圧手段によって断面形状が台形状の凹みを形成する押圧工程と、押圧工程によって形成した凹みの下底部の両側を押さえてせん断手段によってせん断するせん断工程とを有し、(A)押圧工程による凹みの形成と一回前のサイクルで形成された凹みに対するせん断工程とを同時に行い、その後、(B)前記(A)での押圧工程によって形成した凹みの下底部がせん断手段の直下に来るように被加工物を移送し、次いで、(A)及び(B)のサイクルを繰り返すことにより、せん断した被加工物の端面に連続して開先を形成するものである。
また、ライン上に供給される長尺の被加工物に対し、被加工物のせん断予定箇所に押圧手段によって断面形状が台形状の凹みを形成する押圧工程と、押圧工程によって形成した凹みの下底部の両側を押さえてせん断手段によってせん断するせん断工程とを有し、(C)押圧工程によって形成した凹みの下底部がせん断手段の直下に来るように被加工物を移送し、(D)せん断工程を開始してせん断手段で被加工物のせん断面を拘束した状態で押圧工程を実施し、(E)押圧工程の終了に合わせてせん断工程を終了させ、次いで、(C)〜(E)の手順を繰り返すことにより、せん断した被加工物の端面に連続して開先を形成するものである。
また、この発明に係わる開先を有する部材の製造装置は、被加工物を載せる基台と、基台上で被加工物を移送する移送手段と、被加工物のせん断予定箇所に断面形状が台形状の凹みを形成する押圧手段と、押圧手段によって形成された凹みの下底部の両側をせん断するせん断手段とを備え、押圧手段は、断面が台形状に尖った刃をもつ押圧部材と、押圧部材を駆動する押圧用駆動手段と、押圧時に被加工物を固定する第1の上押さえ型とを有し、せん断手段は、せん断刃をもつせん断部材と、せん断部材を駆動するせん断用駆動手段と、せん断時に被加工物を固定する第2の上押さえ型とを有するものである。
更にまた、コイル状に巻回した被加工物をアンコイルするアンコイラと、アンコイルした被加工物を平坦に矯正するローラと、被加工物を載せる基台と、基台上で被加工物の移送を案内する移送ガイドと、被加工物のせん断予定箇所に断面形状が台形状の凹みを形成する押圧手段と、押圧手段によって形成された凹みの下底部の両側をせん断するせん断手段とを備え、押圧手段は、断面が台形状に尖った刃をもつ押圧部材と、押圧部材を駆動する押圧用駆動手段と、押圧時に被加工物を固定する第1の上押さえ型とを有し、せん断手段は、せん断刃をもつせん断部材と、せん断部材を駆動するせん断用駆動手段と、せん断時に被加工物を固定する第2の上押さえ型とを有するものである。
本発明の開先を有する部材の製造方法によれば、被加工物のせん断予定箇所に押圧手段によって断面形状が台形状の凹みを形成する押圧工程と、押圧工程により形成した凹みの下底部をせん断手段によってせん断するせん断工程とを有し、せん断した被加工物の端面に開先を形成するようにしたので、被加工物の加工部を押圧手段で減肉させた後、せん断手段でせん断することにより、せん断手段にかかる負荷が減少して損耗を低減でき、また、被加工物の厚みの増加による加工精度の悪化を防止することができる。
また、押圧工程による凹みの形成と一回前のサイクルで形成された凹みに対するせん断工程とを同時に行い、その後、押圧工程によって形成した凹みの下底部がせん断手段の直下に来るように被加工物を移送した後、押圧工程及びせん断工程を同時に行うサイクルを繰り返すようにしたので、上記効果に加え、作業時間の短縮を図ることができる。
また、押圧工程によって形成した凹みの下底部がせん断手段の直下に来るように被加工物を移送後、せん断工程を開始し、せん断工程の途中でせん断手段で被加工物のせん断面を拘束した状態で押圧工程を実施するようにしたので、押圧手段で加工部に凹みを設ける際に起きる塑性流動によって被加工物の形状寸法が変化するのを防止することができ、加工精度の高い、両端に開先をもつ板材を連続して製造することができる。
また、開先を有する部材の製造装置によれば、被加工物を載せる基台と、移送手段と、被加工物のせん断予定箇所に断面形状が台形状の凹みを形成する押圧手段と、凹みの下底部の両側をせん断するせん断手段とを備え、押圧手段は、断面が台形状に尖った刃をもつ押圧部材と押圧用駆動手段と第1の上押さえ型とを有し、せん断手段は、せん断刃をもつせん断部材とせん断用駆動手段と第2の上押さえ型とを有するようにしたので、被加工物の加工部を押圧部材で減肉させた後、せん断部材でせん断することにより、せん断部材や押さえ型にかかる負荷が減少して損耗を低減でき、また、被加工物の厚みの増加による加工精度の悪化を防止することができる。
更にまた、巻回した被加工物をアンコイルするアンコイラと、ローラと、基台と、移送ガイドと、被加工物のせん断予定箇所に断面形状が台形状の凹みを形成する押圧手段と、押圧手段によって形成された凹みの下底部の両側をせん断するせん断手段とを備え、押圧手段は、断面が台形状に尖った刃をもつ押圧部材と押圧用駆動手段と第1の上押さえ型とを有し、せん断手段は、せん断刃をもつせん断部材とせん断用駆動手段と第2の上押さえ型とを有するようにしたので、上記と同様の効果に加え、V型又はレ型開先を有する部材を、容易に精度良く連続して製造することができる。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態1による開先を有する部材の製造装置の斜視図である。図2は溶接部材の開先を示す図である。図3及び図4は図1の要部拡大断面図である。
先ず図2によって溶接部材の開先について説明する。開先とは、溶接をし易くするために溶接する対象物の縁を適当な形状に切り開いた加工のことであり、代表的なものとして、例えば、AのようなV形開先、またBのようなレ形開先、更にはCのU形開先、DのJ形開先等がある。図1の製造装置は、上記のV形開先A又はレ形開先Bを形成する場合を例として示している。
次に、図1の製造装置について説明する。
被加工物1は基台2上を移送手段3によって移送するようになっており、移送経路の前段側に押圧手段4が設けられ、後段側にはせん断手段5が設けられている。
押圧手段4は、先端部に断面が台形状に尖った刃を有し移送方向に長い押圧部材6と、押圧部材6を上下方向に駆動する押圧用駆動手段7と、押圧部材6を挟んでその両側に、ばね8を介して一対の第1の上押さえ型9を有している。
せん断手段5は、移送方向の上記押圧部材6の長手方向と同一直線上に、移送方向に長いせん断刃をもつせん断部材10と、せん断部材10を上下方向に駆動するせん断用駆動手段11と、せん断部材10を挟んでその両側に、ばね12を介して一対の第2の上押さえ型13を有している。
移送手段3は、例えば、ガイドローラとガイドレールからなっている。
基台2には、押圧部材6で押圧したときに被加工物1の押圧面の下部が変形できるように、また、せん断部材10が下降したときその先端部が基台2上面より更に下まで下降できるように、スリットが設けられている。
次に動作について説明する。
被加工物1は移送手段3によって基台2上を移送される。そして、被加工物1の加工部すなわち切断予定部が、押圧部材6の直下に来た時に移送手段3が停止し、押圧手段4の押圧用駆動手段7が鉛直に下降する。このとき、先ず、ばね8を通じて力を受けた第1の上押さえ型9が鉛直に下降して被加工物1に押し当たり、ばね8が押圧されて被加工物1が基台2上に固定される。次いで、押圧用駆動手段7の下降に伴い、押圧部材6の先端が被加工物1に当接し加工部を押圧していくと、図3の断面図に示すように、加工部1aに断面形状が台形状の凹みが形成される。その後、押圧用駆動手段7が鉛直に上昇し、押圧部材6及び第1の上押さえ型9が被加工物1から離れて押圧作業が終了する。これが押圧工程である。次に、移送手段3が再び動き被加工物1が次工程へ移送される。
押圧手段4によって形成された断面形状が台形状の凹みの下底部が、せん断手段5のせん断部材10の直下に来た時点で移送手段3が再び停止する。そして次に、せん断用駆動
手段11が鉛直に下降し、ばね12を通じて力を受けた第2の上押さえ型13も鉛直に下降して被加工物1に押し当たり、ばね12が押圧されて被加工物1が基台2上に固定される。更にせん断用駆動手段11が鉛直に下降し、図4の断面図に示すように、せん断部材10が被加工部1に形成済みの台形状の凹みの下底部を打ち抜いて切断することによって、被加工物1の切断部両側に加工部1bのような開先が形成される。これがせん断工程である。
以上のように、押圧手段4による押圧工程とせん断手段5によるせん断工程とを組み合わせ、被加工物1を順次移送して加工することにより、被加工物1の切断作業と同時に、切断部に簡単に精度良く開先を形成することができる。
ここで、押圧部材6の周辺部相互の寸法関係を図5に基づいて説明する。
基台2に設けられているスリット部の幅をLa、一対の第1の上押さえ型9の間隔をLbとし、押圧部材6で押圧された被加工物1の加工部1aの断面形状が台形状の凹みの下底長をL1、断面形状が台形状の凹みの上底長をL2、押圧部材6の厚さをL3とする。
スリット幅Laは、凹みの下底長L1及び上底長L2に対して、L1≦La<L2となるように決定するが、好ましくはLa=L1となるようにするのが良い。La=L1とすると、次工程においてせん断部材10で凹みの下底部を打ち抜いて切断する際に、加工部にできる開先面の裏側に余肉が残らなくなる。
また、第1の上押さえ型9の間隔Lbは、押圧部材6の厚さL3に対して、当然、L3<Lbを満足しなければならないが、LbがL3に近くなるほど良い。このようにすると、加工部1aに押圧部材6を押し付けて凹みを形成する際に生じる塑性流動により、加工部1a周辺の肉厚が増加するのを防ぐことができる。
次に、せん断部材10の周辺部相互の寸法関係を図6に基づいて説明する。
La及びL2は図5と同じである。一対の第2の上押さえ型13の間隔をLd、せん断部材10の厚さをLcとする。1bはせん断手段5によって形成した加工部である。
せん断部材10の厚さLcは、所望の開先寸法とせん断時にかかる負荷に応じて決定するが、少なくとも機構的制約上から、基台2に設けているスリット幅Laと上記図5で示した加工部1aの凹みの下底長L1に対して、L1≦Lc<Laを満足しなければならない。
また、第2の上押さえ型13の間隔Ldは、加工部1aで形成した凹みの上底長L2に対して、L2≦Ldを満足しなければならないが、Ld=L2とするのが最も好ましい。このようにすると、せん断部材10で被加工物1の凹みの下底部を打ち抜いて切断する際に、加工部1bの開先となる部分の変形を抑えることができる。
以上までは、開先形状が図2で説明したV形開先A、又はレ形開先Bの場合について説明した。もし、図2に示したU形開先C又はJ形開先Dを得ようとする場合には、押圧手段4の押圧部材を図7に示すような押圧部材14に換装して同様の加工を行えばよい。
押圧部材14を押圧部材6と比較すれば、押圧部材6の先端部の断面台形状の下底部両端の角部にR加工を施した形状となっている。
このような押圧部材14を使用すれば、被加工物1に形成する断面形状が台形状の凹みの下底の両隅部はコーナーRを有する形状となり、下底部をせん断手段5によって切断すればU形開先又はJ形開先を得ることができる。
なお、レ形開先又はJ形開先とする場合は、本実施の形態の方法又は装置で製造した開先を有する部材と、開先を有しない相手側部材とを組み合わせればよい。
以上のように、実施の形態1の開先を有する部材の製造方法によれば、被加工物の切断予定箇所に押圧手段によって断面形状が台形状の凹みを形成する押圧工程と、押圧工程に
より形成した凹みの下底部をせん断手段によって打ち抜いて切断するせん断工程とを有し、切断した被加工物の端面に開先を形成するようにしたので、押圧部材で被加工物の加工部を減肉させた後、せん断部材で打ち抜くことにより、せん断部材にかかる負荷が減少し、損耗を低減できる。また、被加工物の厚みが増加した場合でも加工精度の悪化を防ぐことができる。したがって、所定の寸法のV形又はレ形開先を有する部材を、簡単に精度良く製造することができる。
また、被加工物に形成する断面形状が台形状の凹みの下底の両隅部にコーナーRを有する形状としたものでは、U形開先又はJ形開先を有する部材を簡単に精度良く製造することができる。
また、本実施の形態の開先を有する部材の製造装置によれば、被加工物を載せる基台と、基台上で被加工物を移送する移送手段と、被加工物の切断予定箇所に断面形状が台形状の凹みを形成する押圧手段と、押圧手段によって形成された凹みの下底部を打ち抜いて切断するせん断手段とを備え、押圧手段は、断面が台形状に尖った刃をもつ押圧部材と、押圧部材を駆動する押圧用駆動手段と、押圧時に被加工物を固定する第1の上押さえ型とを有し、せん断手段は、せん断刃をもつせん断部材と、せん断部材を駆動するせん断用駆動手段と、せん断時に被加工物を固定する第2の上押さえ型とを有するようにしたので、せん断部材や押さえ型及び基台にかかる負荷が減少し、損耗を低減できる。また、被加工物の厚みが増加した場合でも加工精度の悪化を防ぐことができる。したがって、所定の寸法のV形又はレ形開先を有する部材を、簡単に精度良く製造することができる。
また、押圧部材の、断面が台形状の先端両角部にR加工が施したものでは、所定の寸法のU形又はJ形開先を有する部材を簡単に精度良く製造することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2について、以下に図を用いて説明する。
図8は本発明の実施の形態2による開先を有する部材の製造装置の概略断面図であり、例えば、図2で説明にしたV形開先A又はレ形開先Bを得る場合を例に示している。図9及び図10はガイド部の動作を説明する断面図である。図11は図8の押圧手段の拡大断面図であり、図12は図8のせん断手段の拡大断面図である。
被加工物21は基台22上を移送ガイド23に沿って一方向に移送されるようになっており、移送経路の前段側に押圧手段24が設けられ、後段側にはせん断手段25が設けられている。
押圧手段24は、先端部に断面が台形状に尖った刃を有し移送方向と直交する方向に長い押圧部材26と、押圧部材26を上下方向に駆動する押圧用駆動手段27と、押圧部材26を挟んでその両側に、ばね28を介して一対の第2の上押さえ型29を有している。
せん断手段25は、移送方向と直交する方向に長いせん断刃をもつせん断部材30と、せん断部材30を上下方向に駆動するせん断用駆動手段31と、せん断部材30を挟んでその両側に、ばね32を介して一対の第2の上押さえ型33を有している。
基台22には、押圧部材26で押圧したときに被加工物21の押圧面の下部が変形できるように、また、せん断部材30が下降したときその先端部が基台22上面より更に下まで下降できるように、それぞれスリットが設けられている。
移送ガイド23は、例えば、ガイドローラとガイドレールからなっている。そして、図9及び図10に示すように、基台22との間に複数の直動機構34を介して、上下に移動可能に設置されている。
また、被加工物供給側21cは、被加工物21がコイル状に巻回されて保持されている。そして、アンコイラ35によってアンコイルされた後、ローラ36によって平坦な被加
工物21に矯正する。
次に、動作について説明する。
基台22上に供給された被加工物21は、図9に示すように、直動機構34によって鉛直上向きに距離t12だけ上昇した移送ガイド23上を、移送ガイド23に沿いながら移送される。移送駆動力は、例えばローラ36の駆動力を利用すればよい。被加工物21が、ローラ36によって駆動されて静止位置から図8中の距離d11だけ移動し、加工部21a,21bがそれぞれ押圧部材26,せん断部材30の直下に来る毎に、直動機構34によって移送ガイド23が距離t12だけ鉛直下向きに下降して図10のような状態になり、ローラ36の回転が停止し、被加工物21は基台22上に載置される。移送時の送り量は、例えば、ローラ36を回転させるモータ(図示せず)に取り付けたエンコーダの値に基づいて制御する。
押圧手段24によって、被加工物21に断面形状が台形状の凹みが形成されるが、この凹みの下底部がせん断手段25の直下に移送されてきて図8のような状態になっているものとし、この状態からそれ以降の動作を説明する。
先ず、押圧手段24の押圧用駆動手段27とせん断手段25のせん断用駆動手段31が同時に鉛直下向きに移動し、ばね28,32を通じて力を受けた第1の上押さえ型29,第2の上押さえ型33が鉛直に下降し被加工物21を押圧して基台22上に固定する。
その後、更に押圧用駆動手段27とせん断用駆動手段31とが鉛直に下降し、押圧部材26が、図11のように、被加工物21の加工部21aに断面形状が台形状の凹みを形成し、同時に、せん断部材30が、図12のように、断面形状が台形状の凹みの下底部を打ち抜いて切断する。すなわち、押圧部材26が加工部21aに凹みを設ける動作(押圧工程)と、せん断部材30が加工部21bにある断面形状が台形となる凹みの下底部を打ち抜き切断する動作(せん断工程)を同時に行なう。
この時点での被加工物21の外観は図13のようになる。その後、押圧用駆動手段27,せん断用駆動手段31が鉛直に上昇し、押圧部材26とせん断部材30を被加工物21から引き抜き、更に、第1の上押さえ型29,第2の上押さえ型33が被加工物21から離れる。この時、被加工物21の上面から押圧部材26,せん断部材30,第1の上押さえ型29,第2の上押さえ型33の各下面までの距離は、全てt12(図9参照)よりも大きくなるようにする。
そして、直動機構34により移送ガイド23が鉛直上向きに距離t12だけ上昇し、ローラ36が再び回転し、被加工物21を距離d11だけ移送する。上記の動作を繰り返すことで両端に開先を有する板材21dを連続して製造することができる。
以上のように、押圧部材26が加工部21aに断面形状が台形状の凹みを設ける動作と、せん断部材30が加工部21bにある凹みの下底部を打ち抜いて切断する動作を同時に行なうことで、作業時間の短縮を図ることができる。
次に、図8によって、押圧部材26−せん断部材30の中心間の距離d10と、被加工物21の1回の移送量(すなわち、被加工物21から切断されて得られる、所望とする板材21dの長さ)d11との関係について説明する。距離d10と移送量d11とは、任意の正の整数をnとすると、d10=n×d11となるように決定する。図8ではn=1、つまりd10=d11の場合を示している。
次に、図9で示した距離t12と、押圧部材26が被加工部21に断面形状が台形状となる凹みを設ける際にできる裏面側の余肉高さt11(図14参照)との関係について説明する。図9中の距離t12は、図14中のt11に対して、t12>t11となるよう
にする。このようにすることで、移送中に基台22と加工部21aの余肉部が接触するのを防止することができる。
次に、押圧部材26の周辺部相互の寸法関係、及び、せん断部材30の周辺部相互の寸法関係を、図14及び図15に基づいて説明する。基台22に設けられているスリット部の幅をL1a、一対の第1の上押さえ型29の間隔をL1bとし、押圧部材26で押圧された被加工物21の加工部21aの断面形状が台形状の凹みの下底長をL11、断面形状が台形状の凹みの上底長をL12、押圧部材26の厚さをL13とする。また、第2の上押さえ型33の間隔をL1d、せん断部材30の厚さをL1cとする。
図14において、スリット幅L1aは、凹みの下底長L11及び上底長L12に対して、L11≦L1a<L12となるように決定するが、好ましくはL1a=L11となるようにするのが良い。L1a=L11とすると、次工程においてせん断部材30で凹みの下底部を打ち抜いて切断する際に、加工部にできる開先面の裏側に余肉が残らなくなる。
また、第1の上押さえ型29の間隔L1bは、押圧部材26の厚さL13に対して、当然、L13<L1bを満足しなければならないが、L1bがL13に近くなるほど良い。このようにすると、加工部21aに押圧部材26を押し付けて凹みを形成する際に生じる塑性流動により、加工部21a周辺の肉厚が増加するのを防ぐことができる。
図15において、L12は図14と同じである。せん断部材30の厚さL1cは、所望の開先寸法とせん断時にかかる負荷に応じて決定するが、少なくとも機構的制約上から、基台22に設けているスリット幅L1aと上記図14で示した加工部21aの凹みの下底長L11に対して、L11≦L1c<L1aとなるように決定する。
また、第2の上押さえ型33の間隔L1dは、加工部21aで形成した凹みの上底長L12に対して、L12≦L1dとなるように決定するが、L12=L1dとするのが最も好ましい。このようにすると、せん断部材30で被加工物21の凹みの下底部を打ち抜いて切断する際に、加工部21bの開先となる部分の変形を抑えることができる。
なお、図2に示したU形開先C又はJ形開先Dを得ようとする場合には、実施の形態1で説明したように、押圧手段24の押圧部材を図7で説明したような押圧部材14に換装して同様の加工を行えばよい。
以上のように、実施の形態2の開先を有する部材の製造方法によれば、長尺の被加工物の切断予定箇所に押圧手段によって断面形状が台形状の凹みを形成する押圧工程と、押圧工程によって形成した凹みの下底部をせん断手段によって打ち抜いて切断するせん断工程とを有し、(A)押圧工程及びせん断工程を同時に行い、その後、(B)押圧工程によって形成した凹みの下底部がせん断手段の直下に来るように被加工物を移送し、次いで、前記(A)及び(B)の手順を繰り返すことにより、切断した被加工物の端面に連続して開先を形成するようにしたので、押圧部材で被加工部を減肉したものをせん断部材で打ち抜き切断することにより、せん断部材にかかる負荷が減少し、せん断部材の損耗を低減できる。また、被加工物の厚みが増加した場合でも加工精度の悪化を防ぐことができる。したがって、両端に開先をもつ板材を連続して精度良く製造することができる。更に、長尺の被加工物から板材を製造する際に、所定の寸法への切断と開先加工を同時に行うことができる。
また、開先を有する部材の製造装置によれば、巻回した被加工物をアンコイルするアンコイラと、ローラと、基台と、移送ガイドと、被加工物の切断予定箇所に断面形状が台形状の凹みを形成する押圧手段と、押圧手段によって形成された凹みの下底部を打ち抜き切断するせん断手段とを備え、押圧手段は、断面が台形状に尖った刃をもつ押圧部材と押圧用駆動手段と第1の上押さえ型とを有し、せん断手段は、せん断刃をもつせん断部材とせ
ん断用駆動手段と第2の上押さえ型とを有するようにしたので、上記と同等の効果を得ることができる。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3は、ハード構成は実施の形態2と同等である。すなわち、製造装置の概略断面図は図8と同等であり、ガイド部の断面図は図9及び図10と、押圧手段の断面図は図11と、せん断手段の断面図は図12と同等である。そして、製造途中の被加工物の外観は図13と、押圧部材の周辺部相互の寸法関係は図14と、せん断部材の周辺部相互の寸法関係は図15と同等である。したがって、同等部分は実施の形態2の図面を流用し、同等部分の説明は省略して相違点を中心に説明する。
相違点は、押圧手段24及びせん断手段25の動作のタイミングである。図8を参照しながら説明する。
押圧手段24によって押圧され、断面形状が台形状の凹みが形成された状態の被加工物21が、移送されて図8に示す位置に停止した時点から説明する。
押圧手段24の押圧用駆動手段27とせん断手段25のせん断用駆動手段31が鉛直下向きに移動し、バネ28,32を通じて力を受けた第1の上押さえ型29と第2の上押さえ型33とが鉛直に下降して被加工物21に押し当たり、被加工物21が固定される。
次に、せん断用駆動手段31が更に鉛直に下降し、せん断用駆動手段31に固定されたせん断部材30が、図12のように被加工部21に形成済みの断面形状が台形状の凹みの下底部を打ち抜いて切断する。ここで、せん断部材30が下降した状態のまま保持しておく。当然、第2の上押さえ型33も被加工部21を押さえて固定したままである。
その状態で、押圧手段24の押圧用駆動手段27が更に鉛直に下降し、押圧用駆動手段27に固定された押圧部材26によって、図11のように被加工部21の加工部21aに断面形状が台形状の凹みが形成される。
この時点での被加工物21の外観は図13のようになる。
その後、押圧用駆動手段27,せん断用駆動手段31がともに鉛直に上昇し、押圧部材26とせん断部材30とを被加工物21から引き抜き、更に第1の上押さえ型29と第2の上押さえ型33とが被加工物21から離れる。この時、被加工物21の上面から押圧部材26,せん断部材30,第1の上押さえ型29,第2の上押さえ型33の下面までの離隔距離は、全て図9のt12よりも大きくなるようにする。
次に、直動機構34により移送ガイド23が距離t12だけ上昇した状態で、ローラ36が再び回転し、被加工物21を距離d11だけ移送する。
上記の動作を繰り返すことで両端に開先を持つ板材21dを連続して製造する。
このように、本実施の形態では、せん断部材30で被加工物21を切断し、せん断部材30を引き抜く前に、せん断部材30で被加工物21のせん断面を拘束した状態で、押圧部材26で加工部21aに凹みを形成する。これにより、押圧部材26で加工部21aに凹みを設ける際に起きる塑性流動で、被加工物21の形状寸法が変化するのを防止する効果がある。
なお、せん断工程を開始後にせん断手段で被加工物のせん断面を拘束した状態で押圧工程を実施するのがポイントであり、したがって、押圧用駆動手段27を下降させるタイミングは必ずしも上記のようにせん断用駆動手段31と同時でなくても良い。
このように、押圧部材26の押圧時に生じる塑性流動による寸法のズレを、第1の上押さえ型29,第2の上押さえ型33と被加工物21との間に生じる摩擦力に加えて、せん断部材30によって防止するようにしているが、その際に、せん断部材30の根本が塑性
流動による横方向からの強い力により破損する虞がある場合には、例えば、図16に示すように、根本を補強したせん断部材37を用いれば良い。
また、図2に示したU形開先C又はJ形開先Dを得ようとする場合には、実施の形態1で説明したように、押圧手段24の押圧部材を図7で説明したような押圧部材14に換装して同様の加工を行えばよい。
更にまた、以上までの説明では、押圧部材は板状のもので説明したが、ローラ刃としても良い。
以上のように、実施の形態3の開先を有する部材の製造方法によれば、断面形状が台形状の凹みを形成する押圧工程と、押圧工程によって形成した凹みの下底部を切断するせん断工程とを有し、(C)押圧工程によって形成した凹みの下底部がせん断手段の直下に来るように被加工物を移送し、(D)せん断工程を開始してせん断手段で被加工物のせん断面を拘束した状態で押圧工程を実施し、(E)押圧工程の終了に合わせてせん断工程を終了させ、次いで、(C)〜(E)の手順を繰り返すことにより、切断した被加工物の端面に連続して開先を形成するようにしたので、実施の形態2の効果に加えて、押圧手段で加工部に凹みを設ける際に起きる塑性流動によって被加工物の形状寸法が変化するのを、せん断手段で受けることで防止することができ、加工精度の高い、両端に開先をもつ部材を連続して製造することができる。
また、上記各実施の形態の開先を有する部材の製造装置によれば、基台上を移送される被加工物に対し、移送経路の前段側に押圧手段を配置し後段側にせん断手段を配置したので、被加工物を移送しながら、効率よく両端に開先をもつ部材を連続して製造することができる。
本発明の実施の形態1による、開先を有する部材の製造装置を示す斜視図である。 溶接部材の開先を説明するための開先の断面図である。 図1の押圧手段の拡大断面図である。 図1のせん断手段の拡大断面図である。 本発明の実施の形態1による押圧部材周辺の寸法関係の説明図である。 本発明の実施の形態1によるせん断部材周辺の寸法関係の説明図である。 本発明の実施の形態1〜3で、押圧部材の他の例を示す断面図である。 本発明の実施の形態2又は3による、開先を有する部材の製造装置の概略断面図である。 本発明の実施の形態2又は3によるガイド部の上昇時を示す断面図である。 本発明の実施の形態2又は3によるガイド部の下降時を示す断面図である。 図8の押圧手段の拡大断面図である。 図8のせん断手段の拡大断面図である。 本発明の実施の形態2又は3による製造途中の被加工物の斜視図である。 本発明の実施の形態2又は3による押圧部材周辺の寸法関係の説明図である。 本発明の実施の形態2又は3によるせん断部材周辺の寸法関係の説明図である。 本発明の実施の形態3によるせん断部材の他の例を示す断面図である。
符号の説明
1,21 被加工物 1a,21a 加工部
1b,21b 加工部 2,22 基台
3 移送手段 4,24 押圧手段
5,25 せん断手段 6,14,26 押圧部材
7,27 押圧用駆動手段 8,12,28,32 ばね
9,29 第1の上押さえ型 10,30,37 せん断部材
11,31 せん断用駆動手段 13,33 第2の上押さえ型
21c 被加工物供給側 21d 板材
23 移送ガイド 34 直動機構
35 アンコイラ 36 ローラ。

Claims (8)

  1. 開先を有する部材の製造方法であって、被加工物のせん断予定箇所に押圧手段によって断面形状が台形状の凹みを形成する押圧工程と、前記押圧工程により形成した前記凹みの下底部の両側を押さえてせん断手段によってせん断するせん断工程とを有し、せん断した被加工物の端面に開先を形成することを特徴とする開先を有する部材の製造方法。
  2. 開先を有する部材の製造方法であって、ライン上に供給される長尺の被加工物に対し、前記被加工物の複数のせん断予定箇所に押圧手段によって断面形状が台形状の凹みを形成する押圧工程と、前記押圧工程によって形成した前記凹みの下底部の両側を押さえてせん断手段によってせん断するせん断工程とを有し、
    (A)前記押圧工程による凹みの形成と一回前のサイクルで形成された凹みに対する前記せん断工程とを同時に行い、その後、(B)前記(A)での前記押圧工程によって形成した前記凹みの下底部が前記せん断手段の直下に来るように前記被加工物を移送し、次いで、前記(A)及び前記(B)のサイクルを繰り返すことにより、せん断した被加工物の端面に連続して開先を形成することを特徴とする開先を有する部材の製造方法。
  3. 開先を有する部材の製造方法であって、ライン上に供給される長尺の被加工物に対し、前記被加工物のせん断予定箇所に押圧手段によって断面形状が台形状の凹みを形成する押圧工程と、前記押圧工程によって形成した前記凹みの下底部の両側を押さえてせん断手段によってせん断するせん断工程とを有し、
    (C)前記押圧工程によって形成した前記凹みの下底部が前記せん断手段の直下に来るように前記被加工物を移送し、(D)前記せん断工程を開始して前記せん断手段で前記被加工物のせん断面を拘束した状態で前記押圧工程を実施し、(E)前記押圧工程の終了に合わせて前記せん断工程を終了させ、次いで、前記(C)〜前記(E)の手順を繰り返すことにより、せん断した被加工物の端面に連続して開先を形成することを特徴とする開先を有する部材の製造方法。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の開先を有する部材の製造方法において、前記被加工物に形成する断面形状が台形状の前記凹みの下底の両隅部は、コーナーRを有する形状とすることを特徴とする開先を有する部材の製造方法。
  5. 被加工物を載せる基台と、前記基台上で前記被加工物を移送する移送手段と、前記被加工物のせん断予定箇所に断面形状が台形状の凹みを形成する押圧手段と、前記押圧手段によって形成された前記凹みの下底部の両側をせん断するせん断手段とを備え、
    前記押圧手段は、断面が台形状に尖った刃をもつ押圧部材と、前記押圧部材を駆動する押圧用駆動手段と、押圧時に前記被加工物を固定する第1の上押さえ型とを有し、
    前記せん断手段は、せん断刃をもつせん断部材と、前記せん断部材を駆動するせん断用駆動手段と、せん断時に前記被加工物を固定する第2の上押さえ型とを有することを特徴とする開先を有する部材の製造装置。
  6. コイル状に巻回した被加工物をアンコイルするアンコイラと、アンコイルした前記被加工物を平坦に矯正するローラと、前記被加工物を載せる基台と、前記基台上で前記被加工物の移送を案内する移送ガイドと、前記被加工物のせん断予定箇所に断面形状が台形状の凹みを形成する押圧手段と、前記押圧手段によって形成された前記凹みの下底部の両側をせん断するせん断手段とを備え、
    前記押圧手段は、断面が台形状に尖った刃をもつ押圧部材と、前記押圧部材を駆動する押圧用駆動手段と、押圧時に前記被加工物を固定する第1の上押さえ型とを有し、
    前記せん断手段は、せん断刃をもつせん断部材と、前記せん断部材を駆動するせん断用駆動手段と、せん断時に前記被加工物を固定する第2の上押さえ型とを有することを特徴とする開先を有する部材の製造装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の開先を有する部材の製造装置において、前記基台上を移送される前記被加工物に対し、移送経路の前段側に前記押圧手段が配置され後段側に前記せん断手段が配置されていることを特徴とする開先を有する部材の製造装置。
  8. 請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の開先を有する部材の製造装置において、前記押圧部材の断面が台形状の先端両角部には、R加工が施されていることを特徴とする開先を有する部材の製造装置。
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