[go: up one dir, main page]

JP5010981B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5010981B2
JP5010981B2 JP2007139456A JP2007139456A JP5010981B2 JP 5010981 B2 JP5010981 B2 JP 5010981B2 JP 2007139456 A JP2007139456 A JP 2007139456A JP 2007139456 A JP2007139456 A JP 2007139456A JP 5010981 B2 JP5010981 B2 JP 5010981B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
developing
roller
bias voltage
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007139456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008292847A (ja
Inventor
正之 藤島
昌一 坂田
隆久 中植
幸広 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2007139456A priority Critical patent/JP5010981B2/ja
Priority to CN2008100981581A priority patent/CN101311843B/zh
Priority to US12/123,553 priority patent/US20080292365A1/en
Publication of JP2008292847A publication Critical patent/JP2008292847A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5010981B2 publication Critical patent/JP5010981B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、及びこれらの複合機等の電子写真方式を利用した画像形成装置で用いられる現像装置及びこの現像装置を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式を利用した画像形成装置に用いられる現像装置は、画像データに基づく静電潜像が形成された像担持体である感光体ドラムの表面に向けて、現像ローラによって搬送されたトナーを飛翔させてトナー像を形成する。このような現像装置を備えた画像形成装置は、感光体ドラム上に形成されたトナー像を用紙等の記録媒体に転写する。そして、この転写されたトナー像を、定着装置で加熱することによって、記録媒体に定着させる。そうすることによって、前記画像形成装置は、画像データに基づく画像を記録媒体上に形成する(例えば、特許文献1参照)。
このような画像形成装置の中でも、高速性に優れているものとして、使用するトナーの色に対応した複数の画像形成ユニットを並べて配置し、中間転写ベルトの送りに同期させてカラー画像を形成して中間転写ベルト上で色重ねを行うタンデム方式の画像形成装置が知られている。この方式の画像形成装置は、優れた高速性を有するものの、各色の画像形成ユニットを並べて配置しなければならないために大型化する欠点を有していた。この対策として、感光体ドラム同士の間隔を狭くし、小型化した画像形成ユニットを配置した小型タンデム型画像形成装置が提案されている。
このような小型タンデム型画像形成装置に備えられる現像装置には、例えば、タッチダウン現像方式の現像装置が用いられている。タッチダウン現像方式の現像装置は、現像剤として、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤を用いる現像装置であって、2成分現像剤を担持搬送する磁気ローラにトナー供給バイアス電圧を印加することにより、2成分現像剤のトナーを現像ローラに移行させ、そして、現像ローラに現像バイアス電圧を印加することにより、現像ローラ上のトナーを感光体表面に飛翔させて現像する現像装置である。
従来のタッチダウン現像方式の現像装置としては、例えば、現像バイアス電圧として、矩形波形の交流成分を直流成分に重畳した重畳電圧を現像ローラに印加し、トナー供給バイアス電圧として、直流電圧を磁気ローラに印加する現像装置が挙げられる(特許文献2〜4参照)。
また、現像バイアス電圧として、矩形波形の交流成分を直流成分に重畳した重畳電圧を現像ローラに印加し、トナー供給バイアス電圧として、現像バイアス電圧の交流成分と同周波数で逆位相、かつデューティ比を逆転させた矩形波形の交流成分を直流成分に重畳した重畳電圧を磁気ローラに印加する現像装置が挙げられる(特許文献5参照)。
さらに、トナー担持体(現像ローラ)上に担持されたトナーの帯電量個数分布と、トナー供給部材(磁気ローラ)に担持された2成分現像剤中のトナーの帯電量個数分布とが異なるように構成された現像装置が挙げられる(特許文献6参照)。
米国特許第3,929,098号公報 特開2003−21961号公報 特開2003−21966号公報 特開2003−280357号公報 特開2005−242281号公報 特開2001−272857号公報
特許文献2〜4に記載の現像装置によれば、現像バイアス電圧の直流成分とトナー供給バイアス電圧との電位差、及び現像バイアス電圧の交流成分のデューティ比等を好適化することによって、前の現像画像の一部が次の現像時に残像(ゴースト)として現れる現象、いわゆる履歴現象、及びかぶりの発生等を抑制できることが開示されている。このことは、現像バイアス電圧として、交流成分を直流成分に重畳することによって、感光体表面から不要なトナーを引き戻す方向の力を加えることができること等によると考えられる。
しかしながら、このような現像装置では、特定の粒子径のトナーが選択的に移動して、特定の粒子径のトナーが優先的に消費される、いわゆる選択現像という現象が生じた。よって、画像形成を行うと、現像装置内にあるトナーの粒子径分布が変化していくので、長期間、安定した現像性能を示すことができなかった。また、トナーの選択的な移動を抑制するために、感光体と現像ローラとの間に強い現像電界を形成させることによって、トナーの粒子径にかかわらず、トナーを感光体に移動させようとすると、現像ローラに印加する現像バイアス電圧との関係から磁気ローラに印加するトナー供給バイアス電圧を弱めなければならなくなり、現像ローラ上に未現像トナーの引き剥がしが弱くなると共に、磁気ローラから現像ローラへのトナー供給も不十分となるため、履歴現象を抑制することが困難であった。
特許文献5に記載の現像装置によれば、トナー供給バイアス電圧として、現像バイアス電圧の交流成分に対応する交流成分を重畳することによって、感光体と現像ローラとの間の電圧(現像電界)を高めることなく、磁気ローラから現像ローラへトナーが移動するための電圧(現像ローラと磁気ローラとの間の電圧)を高めることができることが開示されている。
しかしながら、このような現像装置は、後記で詳述するが、磁気ローラから現像ローラへトナーが移動するための電圧を、現像バイアス電圧とトナー供給バイアス電圧との関係で制御しなければならず、トナーの選択的な移動を充分に抑制できなかった。さらに、現像バイアス電圧及びトナー供給バイアス電圧の位相をそれぞれ厳密に制御しなければ、現像効率が低下してしまう。
また、特許文献6に記載の現像装置のように、現像ローラ上に担持されたトナーの帯電量個数分布と、磁気ローラに担持された2成分現像剤中のトナーの帯電量個数分布とが異なるようにすることは、磁気ローラ上の2成分現像剤のトナーが、選択的に現像ローラに移動することを示している。したがって、この現像装置は、トナーの選択的移動を抑制することに着目したものではなく、長期間に渡って安定した画像形成を行えるようにすることを目的としたものではない。
本発明は、かかる従来の問題点を解消するためになされたものであり、長期間に渡って、安定した現像性能を有する現像装置およびこの現像装置を備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の現像装置は、静電潜像が形成される像担持体に対向して配置され、表面にトナーを担持して搬送する現像ローラと、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤を担持して搬送する磁気ローラとを備え、前記磁気ローラにトナー供給バイアス電圧を印加することにより、前記磁気ローラによって搬送された2成分現像剤中のトナーを前記現像ローラの表面に移行させ、前記現像ローラに現像バイアス電圧を印加することにより、前記現像ローラによって搬送されたトナーを、前記像担持体の表面に飛翔させて、前記像担持体の表面に予め形成された静電潜像をトナー像として顕像化させる現像装置であって、前記像担持体の表面に顕像化されたトナー像のトナーの粒子径の個数分布における第1変動係数と、前記磁気ローラに担持されている2成分現像剤中のトナーの粒子径の個数分布における第2変動係数との差の絶対値が6%以内であることを特徴とする現像装置である。
この構成によれば、磁気ローラと像担持体との間において、トナーの選択的な移動が抑制されており、磁気ローラに担持されている2成分現像剤中のトナーのうち、特定の粒子径のトナーが優先的に現像に使用されることが少ない。したがって、この現像装置は、画像形成を行っても、現像装置内のトナーの粒子径分布に変化が少ないので、長期間に渡って安定した現像性能を発揮できる。
また、前記現像ローラによって搬送されたトナーの厚みが、6〜14μmであることが好ましい。そうすることによって、現像ローラによって搬送されたトナーの多くを、像担持体に移行できるので、磁気ローラと像担持体との間におけるトナーの選択的な移動をより抑制できる。
また、前記トナー供給バイアス電圧と前記現像バイアス電圧との正のデューティ比の合計が、100より大きいことが好ましい。この構成によれば、磁気ローラ上の2成分現像剤のトナーが現像ローラへ移動する方向のトナー供給バイアス電圧を印加する時間と、現像ローラ上のトナーが像担持体へ移動する方向の現像バイアス電圧を印加する時間との両方を長くすることができる。したがって、トナーを効果的に移行させることができるので、トナーの選択的な移動をより抑制でき、より高品質な画像を形成させることができる。
また、前記トナー供給バイアス電圧の正のデューティ比が、前記現像バイアス電圧の正のデューティ比より大きいことが好ましい。この構成によれば、現像ローラから像担持体へのトナーの移行より移行しにくい、磁気ローラに担持されている2成分現像剤のトナーの移行を円滑にすることができるので、磁気ローラと現像ローラとの間におけるトナーの選択的な移動をより抑制できる。
また、前記トナー供給バイアス電圧は、前記現像バイアス電圧に重畳されていることが好ましい。そうすることによって、磁気ローラから現像ローラへのトナーの移動は、現像バイアス電圧にほとんど依存せず、トナー供給バイアス電圧に依存する。一方、現像ローラから像担持体へのトナーの移動は、トナー供給バイアス電圧にほとんど依存せず、現像バイアス電圧に依存する。
したがって、磁気ローラと現像ローラとの間におけるトナーの選択的な移動、及び現像ローラと像担持体との間におけるトナーの選択的な移動は、トナー供給バイアス電圧及び現像バイアス電圧とを制御することによって、それぞれ個別に好適化できる。よって、上記2つのトナーの選択的移動の両方を抑制できる構成を容易に実現できる。
前記現像ローラは、前記磁気ローラと対向する位置に磁極が形成されていることが好ましい。この構成によれば、現像ローラと磁気ローラとの間に形成される、2成分現像剤からなる磁気ブラシをより丈夫に形成でき、現像ローラ上の現像に使用されなかったトナーをより引き剥がすことができるので、履歴現象を抑制でき、より高い現像性能を発揮できる。また、丈夫な磁気ブラシが形成されるので、磁気ローラと現像ローラとの間におけるトナーの選択的な移動をより抑制でき、より安定した現像性能を発揮できる。
本発明の画像形成装置は、前記現像装置と前記像担持体とを備え、前記現像装置によって前記像担持体の表面に予め形成された静電潜像をトナー像として顕像化させて画像を形成するものであることを特徴とする画像形成装置である。この構成によれば、画像形成装置は、本発明の現像装置の効果を享受したものであり、長期間に渡って安定して、高品質な画像を形成できる。
本発明の現像装置は、長期間に渡って安定した現像性能を発揮できる。したがって、本発明の現像装置を備えた場合、長期間に渡って安定して、高品質な画像を形成できる画像形成装置が得られる。
以下、本発明の現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置に係る最良の実施形態について、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本発明の実施形態に係る現像装置が適用された画像形成装置の一例であるカラープリンタについて図1に基づき説明する。図1は、本発明の実施形態に係る現像装置71を備えるカラープリンタ1の全体構成を示した概略断面図である。
このカラープリンタ1は、図1に示すように、箱型の機器本体1aを有している。この機器本体1a内には、用紙Pを給紙する給紙部2と、この給紙部2から給紙された用紙Pを搬送しながら当該用紙Pに画像データ等に基づくトナー像を転写する画像形成部3と、この画像形成部3で用紙P上に転写された未定着トナー像を用紙Pに定着する定着処理を施す定着部4とが設けられている。さらに、前記機器本体1aの上面には、前記定着部4で定着処理の施された用紙Pが排紙される排紙部5が設けられている。
前記給紙部2は、給紙カセット21、ピックアップローラ22、給紙ローラ23,24,25、及びレジストローラ26を備えている。給紙カセット21は、機器本体1aから挿脱可能に設けられ、各サイズの用紙Pを貯留する。ピックアップローラ22は、給紙カセット21の図1に示す左上方位置に設けられ、給紙カセット21に貯留されている用紙Pを1枚ずつ取り出す。給紙ローラ23,24,25は、ピックアップローラ22によって取り出された用紙Pを用紙搬送路に送り出す。レジストローラ26は、給紙ローラ23,24,25によって用紙搬送路に送り出された用紙Pを一時待機させた後、所定のタイミングで画像形成部3に供給する。
また、給紙部2は、機器本体1aの図1に示す左側面に取り付けられる不図示の手差しトレイとピックアップローラ27とをさらに備えている。このピックアップローラ27は、手差しトレイに載置された用紙Pを取り出す。ピックアップローラ27によって取り出された用紙Pは、給紙ローラ23,25によって用紙搬送路に送り出され、レジストローラ26によって、所定のタイミングで画像形成部3に供給される。
前記画像形成部3は、画像形成ユニット7と、この画像形成ユニット7によってその表面(接触面)にコンピュータ等から電送された画像データに基づくトナー像が1次転写される中間転写ベルト31と、この中間転写ベルト31上のトナー像を給紙カセット21から送り込まれた用紙Pに2次転写させるための2次転写ローラ32とを備えている。
前記画像形成ユニット7は、上流側(図1では右側)から下流側に向けて順次配設されたブラック用ユニット7Kと、イエロー用ユニット7Yと、シアン用ユニット7Cと、マゼンタ用ユニット7Mとを備えている。各ユニット7K,7Y,7C及び7Mは、それぞれの中央位置に像担持体としての感光体ドラム37が矢符(時計回り)方向に回転可能に配置されている。そして、各感光体ドラム37の周囲には、帯電器39、露光装置38、現像装置71、不図示のクリーニング装置及び除電器等が、回転方向上流側から順に各々配置されている。
帯電器39は、矢符方向に回転されている感光体ドラム37の周面を均一に帯電させる。帯電器39としては、例えば、非接触型放電方式のコロトロン型およびスコロトロン型の帯電器、接触方式の帯電ローラおよび帯電ブラシ等が挙げられる。露光装置38は、いわゆるレーザ走査ユニットであり、帯電器39によって均一に帯電された感光体ドラム37の周面に、画像読取装置等から入力された画像データに基づくレーザ光を照射し、感光体ドラム37上に画像データに基づく静電潜像を形成する。現像装置71は、静電潜像が形成された感光体ドラム37の周面にトナーを供給することで、画像データに基づくトナー像を形成させる。そして、このトナー像が中間転写ベルト31に1次転写される。クリーニング装置は、中間転写ベルト31へのトナー像の1次転写が終了した後、感光体ドラム37の周面に残留しているトナーを清掃する。除電器は、1次転写が終了した後、感光体ドラム37の周面を除電する。クリーニング装置及び除電器によって清浄化処理された感光体ドラム37の周面は、新たな帯電処理のために帯電器へ向かい、新たな1次転写が行われる。
中間転写ベルト31は、無端状のベルト状回転体であって、表面(接触面)側が各感光体ドラム37の周面にそれぞれ当接するように駆動ローラ33、従動ローラ34、バックアップローラ35、及び一次転写ローラ36等の複数のローラに架け渡されている。また、中間転写ベルト31は、各感光体ドラム37と対向配置された一次転写ローラ36によって感光体ドラム37に押圧された状態で、前記複数のローラによって無端回転するように構成されている。駆動ローラ33は、ステッピングモータ等の駆動源によって回転駆動し、中間転写ベルト31を無端回転させるための駆動力を与える。従動ローラ34、バックアップローラ35、及び一次転写ローラ36は、回転自在に設けられ、駆動ローラ33による中間転写ベルト31の無端回転に伴って従動回転する。これらのローラ34,35,36は、駆動ローラ33の主動回転に応じて中間転写ベルト31を介して従動回転するとともに、中間転写ベルト31を支持する。
1次転写ローラ36は、1次転写バイアス(トナーの帯電極性とは逆極性)を中間転写ベルト31に印加する。そうすることによって、各感光体ドラム37上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム37と1次転写ローラ36との間で、駆動ローラ33の駆動により矢符(反時計回り)方向に周回する中間転写ベルト31に重ね塗り状態で順次転写(1次転写)される。
2次転写ローラ32は、トナー像と逆極性の2次転写バイアスを用紙Pに印加する。そうすることによって、中間転写ベルト31上に1次転写されたトナー像は、2次転写ローラ32とバックアップローラ35との間で用紙Pに転写され、これによって、用紙Pにカラーの転写画像(未定着トナー像)が転写される。
前記定着部4は、画像形成部3で用紙Pに転写された転写画像に定着処理を施すものであり、通電発熱体により加熱される加熱ローラ41と、この加熱ローラ41に対向配置され、周面が加熱ローラ41の周面に押圧当接される加圧ローラ42とを備えている。
そして、前記画像形成部3で2次転写ローラ32により用紙Pに転写された転写画像は、当該用紙Pが加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する際の加熱による定着処理で用紙Pに定着される。そして、定着処理の施された用紙Pは、排紙部5へ排紙されるようになっている。また、本実施形態のカラープリンタ1では、定着部4と排紙部5との間に適所に搬送ローラ6が配設されている。
排紙部5は、カラープリンタ1の機器本体1aの頂部が凹没されることによって形成され、この凹没した凹部の底部に排紙された用紙Pを受ける排紙トレイ51が形成されている。
次に、本発明の実施形態に係る現像装置71の構成について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る現像装置71の構成を示す概略断面図であり、図1に示したカラープリンタ1に備えた現像装置71の周辺部を拡大して示したものである。
現像装置71は、現像ローラ72、磁気ローラ73、パドルミキサ74、攪拌ミキサ75、穂切りブレード76、仕切板77、及び電圧印加手段90を備える。
現像ローラ72は、表面にトナーを担持して搬送することにより、感光体ドラム37の表面に予め形成された静電潜像をトナー像として顕像化(現像)する。また、現像ローラ72は、磁気ローラ73と対向する位置に磁極が形成されているように磁石が内蔵されている。磁気ローラ73は、内部に配置された磁石によって2成分現像剤を吸着して磁気ブラシを発生させ、現像ローラ72にトナーを供給する。現像ローラ72に磁石が内蔵されているので、現像ローラ72と磁気ローラ73との間に形成される、2成分現像剤からなる磁気ブラシをより丈夫に形成でき、現像ローラ72上の現像に使用されなかったトナーをより引き剥がすことができるので、履歴現象やかぶりを抑制でき、高い現像性能を発揮できる。なお、現像ローラ72は、例えば、直径20mmのローラを用い、磁気ローラ73は、例えば、直径25mmのローラを用いる。
パドルミキサ74及び攪拌ミキサ75は、らせん状羽根を有して互いに逆方向に2成分現像剤を搬送しながら攪拌して、トナーを帯電させる。さらに、パドルミキサ74は、帯電させたトナーとキャリアとを含む2成分現像剤を磁気ローラ73に供給する。穂切りブレード76は、磁気ローラ73上に形成された磁気ブラシの厚さを規制する。仕切板77は、パドルミキサ74と攪拌ミキサ75との間に設けられ、仕切板77の両端側より外側で、2成分現像剤が自由に通過できるようになっている。
電圧印加手段90は、現像ローラ72及び磁気ローラ73に後述のような電圧を印加する複数の電源を有する。また、電圧印加手段90は、現像バイアス電圧を現像ローラ72に印加する現像バイアス電圧印加手段91と、トナー供給バイアス電圧を磁気ローラ73に印加するトナー供給バイアス電圧印加手段94とを含む。電圧印加手段90のトナー供給バイアス電圧印加手段94は、現像バイアス電圧印加手段91によって印加された現像バイアス電圧をベースにトナー供給バイアス電圧を印加する。つまり、電圧印加手段90は、トナー供給バイアス電圧が、現像バイアス電圧に重畳されるように構成されている。
図3は、現像装置71の現像を説明するための概略図である。図3は、現像装置71の現像を説明するための概略図であって、感光体ドラム37、現像ローラ72、磁気ローラ73及び穂切りブレード76の位置関係は、図2とは異なる。
パドルミキサ74及び攪拌ミキサ75で帯電されたトナー81とキャリア82とを含む2成分現像剤83は、磁気ローラ73に供給される。磁気ローラ73に供給された2成分現像剤83は、磁気ローラ73の内部の磁石によって磁気ブラシとなって搬送される。その後、磁気ブラシは、磁気ローラ73の表面のスリーブの回転によって、移動し、穂切りブレード76と磁気ローラ73との間を通過する際に、厚さが規制される。そして、電圧印加手段90によって印加された電圧によって、現像ローラ72と磁気ローラ73との間には、電位差が発生している。よって、厚さが規制された磁気ブラシは、現像ローラ72の近傍まで移動すると、この電位差によって、帯電されたトナー81のみが現像ローラ72に移動する。現像ローラ72に移動されたトナー81は、均一なトナー層となる。なお、現像ローラ72と磁気ローラ73との間の電位差は、上述のように、トナー供給バイアス電圧が現像バイアス電圧に重畳されているので、トナー供給バイアス電圧印加手段94によって印加されるトナー供給バイアス電圧に依存する。
感光体ドラム37と現像ローラ72との間にも、電圧印加手段90によって、電位差が発生している。よって、この電位差によって、感光体ドラム37上に形成されている静電潜像に基づく現像が行われる。なお、感光体ドラム37と現像ローラ72との間の電位差は、現像バイアス電圧印加手段91によって印加される現像バイアス電圧に依存する。
以上より、現像装置71は、上記のように、電圧印加手段90によって、現像バイアス電圧とトナー供給バイアス電圧とを印加することによって、現像することができる。
また、現像装置71は、感光体ドラム37の表面に顕像化されたトナー像のトナーの粒子径の個数分布における変動係数[CV(drum)](第1変動係数に相当)と、磁気ローラ73に担持されている2成分現像剤のトナーの粒子径の個数分布における変動係数[CV(mag)](第2変動係数に相当)との差の絶対値が6%以内である。6%を超えると、トナーの選択的移動が大きすぎて、印字出力1000枚程度で画像濃度不良等の不具合が発生する。したがって、磁気ローラ73と感光体ドラム37との間において、トナーの選択的な移動が抑制されており、磁気ローラ73に担持されている2成分現像剤83中のトナー81のうち、特定の粒子径のトナーが優先的に現像に使用されることが少ない。
なお、変動係数(CV:coefficient of variation)とは、粒子製品の粒子径(直径)の均一さ(粒径分布のシャープさ)を示す指標であり、平均粒子径に対する標準偏差の割合である。CVが大きいほど粒度分布はブロードになり、小さいほど粒度分布はシャープなものとなる。ここでの、トナーの粒子径の個数分布における変動係数とは、トナー粒子径の標準偏差をトナーの平均粒子径で除した値であり、下記計算式(1)から算出される。
CV(%) = 標準偏差 ÷ 粒子径の平均値 × 100 (1)
また、現像ローラ72に担持されているトナーの粒子径の個数分布における変動係数[CV(slv)]と、CV(mag)との差の絶対値が5%以内であることが好ましく、CV(drum)とCV(slv)との差の絶対値が3%以内であることがより好ましい。これらの差が大きすぎると、トナーの選択的移動が大きすぎて、長期間印字していると画像濃度不良等の不具合が発生する傾向がある。したがって、現像ローラ72と感光体ドラム37との間におけるトナーの選択的な移動、及び現像ローラ72と磁気ローラ37との間におけるトナーの選択的な移動がともに抑制される。
また、磁気ローラ73と現像ローラ72との間におけるトナーの選択的な移動を抑制するためには、現像ローラ72と磁気ローラ73との間の電位差を制御する必要があり、現像装置71においては、トナー供給バイアス電圧印加手段94によって印加されるトナー供給バイアス電圧を、後述のような好適な電圧に制御すればよい。また、現像ローラ72と感光体ドラム37との間におけるトナーの選択的な移動を抑制するためには、感光体ドラム37と現像ローラ72との間の電位差を制御する必要があり、現像装置71においては、現像バイアス電圧印加手段91によって印加される現像バイアス電圧を、後述のような好適な電圧に制御すればよい。
電圧印加手段90によって、トナー供給バイアス電圧印加手段94によって印加するトナー供給バイアス電圧、及び現像バイアス電圧印加手段91によって印加する現像バイアス電圧について説明する。図4は、現像装置71に印加する電圧の波形の一例を示す波形図である。図4(a)は、トナー供給バイアス電圧の波形の一例を示し、図4(b)は、現像バイアス電圧の波形の一例を示す。
トナー供給バイアス電圧印加手段94は、交流電圧を印加する交流電源95と、直流電圧を印加する直流電源96とを含む。トナー供給バイアス電圧印加手段94によって印加されるトナー供給バイアス電圧は、以下のような電圧が好ましい。直流電源96によって印加される直流電圧[Vdc(mag)]は、現像剤の抵抗や現像ローラ72と磁気ローラ73との回転速度差(周速比)等によっても異なるが、100〜450Vであることが好ましい。この直流電圧が低すぎると、現像ローラ72上に形成されるトナーの薄層が薄くなる傾向があり、高すぎると、トナーの層が厚くなりすぎる傾向がある。また、交流電源95によって印加される交流電圧のピークトウピーク値[Vpp(mag)]は、0.5〜5.0kVであることが好ましく、例えば、1.6kVや2.8kVに設定される。なお、Vpp(mag)は、図4(a)に示す、トナー供給バイアス電圧の最大値(ON状態)と最小値(OFF状態)との電圧差に相当する。また、交流電源95によって印加される交流電圧の周波数[f(mag)]は、1〜6kHzであることが好ましく、2.5kHz以上であることがより好ましく、例えば、2.7kHzに設定される。交流電源95によって印加される交流電圧の正のDUTY比[Duty(mag)]は、40〜70%であることが好ましく、60以上であることがより好ましい。なお、Duty(mag)は、磁気ローラ73から現像ローラ72へトナーが移行する方向の電圧であるON状態の時間T1と現像ローラ72から磁気ローラ73へトナーを引き戻す方向の電圧であるOFF状態の時間T2との合計時間に対する、T1の比率である。
また、現像バイアス電圧印加手段91は、交流電圧を印加する交流電源92と、直流電圧を印加する直流電源93とを含む。現像バイアス電圧印加手段91によって印加される現像バイアス電圧は、以下のような電圧が好ましい。直流電源93によって印加される直流電圧Vdc(slv)は、感光体ドラム37と現像ローラ72との回転速度差(周速比)等によっても異なるが、400V以下であることが好ましく、300V以下であることがより好ましく、例えば、300Vに設定される。このような電圧に設定すると、中間転写ベルト31に転写されずに感光体ドラム37上に残ったトナーを除去しやすく、履歴現象が発生しにくくなり、さらに、トナーに強い電界をかけることを防止する点でも好ましい。また、交流電源92によって印加される交流電圧のピークトウピーク値[Vpp(slv)]は、0.2〜2kVであることが好ましく、例えば、1.6kVに設定される。なお、Vpp(slv)は、図4(b)に示す、現像バイアス電圧の最大値(ON状態)と最小値(OFF状態)との電圧差に相当する。また、交流電源92によって印加される交流電圧の周波数[f(slv)]は、1〜4kHzであることが好ましく、例えば、2.7kHzに設定される。交流電源92によって印加される交流電圧の正のDUTY比[Duty(slv)]は、35〜65%であることが好ましく、40以上であることがより好ましい。なお、Duty(slv)は、現像ローラ72から感光体ドラム37へトナーが移行する方向の電圧であるON状態の時間T3と感光体ドラム37から現像ローラ72へトナーを引き戻す方向の電圧であるOFF状態の時間T4との合計時間に対する、T3の比率である。
さらに、トナー供給バイアス電圧と現像バイアス電圧とが、以下の関係であることが好ましい。Vpp(mag)は、Vpp(slv)より大きいことが好ましい。現像ローラ72と磁気ローラ73との間の電位差は、トナー供給バイアス電圧にのみに依存するので、Vpp(mag)が、Vpp(slv)より大きいことによって、現像ローラ72に担持されているトナー81より移行しにくい、磁気ローラ73に担持されている2成分現像剤83のトナー81をより円滑に移行させることができる。したがって、磁気ローラ73と現像ローラ72との間におけるトナーの選択的な移動をより抑制できる。
また、Duty(mag)とDuty(slv)との合計が、100より大きいことが好ましい。そうすることによって、磁気ローラ73上の2成分現像剤83のトナー81が現像ローラ72へ移動する方向のトナー供給バイアス電圧を印加する時間と、現像ローラ72上のトナー81が感光体ドラム37へ移動する方向の現像バイアス電圧を印加する時間との両方を長くすることができる。したがって、トナーを効果的に移行させることができるので、トナーの選択的な移動をより抑制でき、より高品質な画像を形成させることができる。
また、Duty(mag)が、Duty(slv)より大きいことが好ましい。そうすることによって、磁気ローラ73に担持されている2成分現像剤83のトナー81の移行を円滑にすることができるので、磁気ローラ73と現像ローラ72との間におけるトナーの選択的な移動をより抑制できる。
また、現像ローラ72によって搬送されたトナー81の厚みが、6〜14μmであることが好ましく、7〜14μmであることがより好ましい。そうすることによって、現像ローラ72によって搬送されたトナー81の多くを、感光体ドラム37に移行できるので、現像ローラ72と感光体ドラム37との間におけるトナーの選択的な移動をより抑制できる。
また、f(mag)は、f(slv)より大きく、かつ2.5kHz以上であることが好ましい。
電圧印加手段90は、現像の直前に交流電圧を印加するように制御することが好ましい。そうすると、トナーの飛散を最小限に抑えることができ、より長期間、安定した現像性能を維持できる。また、電圧印加手段90は、均一な画像濃度を維持するためには、現像タイミング以外の時間において現像ローラ72と磁気ローラ73との間の電位差を同電位となるように制御することで、トナーに負担をかけず現像ローラ72上のトナーを磁気ローラ73に回収することが有効である。
次に、本発明と比較するため比較用の実施形態として、従来の技術、例えば、特許文献5に記載されているような、トナー供給バイアス電圧が、現像バイアス電圧に重畳されておらず、トナー供給バイアス電圧と現像バイアス電圧とを個別に印加する現像装置100について説明する。
図5は、従来の現像装置100の構成を示す概略図である。現像装置100は、本発明の実施形態である現像装置71と同様、感光体ドラム101に対向する現像ローラ102、及び現像ローラ102に対向する磁気ローラ103等を備えており、現像ローラ102及び磁気ローラ103に印加する電圧以外は、現像装置71と同様である。具体的には、上記電圧印加手段90の代わりに、現像ローラ102に現像バイアス電圧を印加する現像バイアス電圧印加手段108と、磁気ローラ103にトナー供給バイアス電圧を印加するトナー供給バイアス電圧印加手段111とを独立して有する。そして、現像バイアス電圧印加手段108は、矩形波形の交流電圧を印加する交流電源109と、直流電圧を印加する直流電源110とを含み、トナー供給バイアス電圧印加手段111は、上記交流電源109によって印加される交流電圧と同周波数で逆位相、かつ、デューティ比を逆転させた交流電圧を印加する交流電源112と、直流電圧を印加する直流電源113とを含む。
図6は、図5に示す現像装置100に印加する電圧の波形の一例を示す波形図である。図6(a)は、磁気ローラ103に印加するトナー供給バイアス電圧の波形の一例を示し、図6(b)は、現像ローラ102に印加する現像バイアス電圧の波形の一例を示し、図6(c)は、現像ローラ102と磁気ローラ103との間の電圧(電位差)の波形を示す。
現像装置100は、上記のような電圧を印加することによって、図6に示すように、感光体ドラム101と現像ローラ102との間の電圧(現像電界)を高めることなく、磁気ローラ103から現像ローラ102へトナー105が移動するための電圧(現像ローラ102と磁気ローラ103との間の電圧)を高めることができる。このことは、以下のことによると考えられる。
現像装置100は、図6(a)及び図6(b)に示すように、トナー供給バイアス電圧としては、現像バイアス電圧印加手段108の交流電源109によって印加される交流電圧に対応する交流電圧を重畳する。また、現像装置100において、磁気ローラ103から現像ローラ102へトナー105が移動するための電圧は、図6(a)に示すトナー供給バイアス電圧の波形と、図6(b)に示す現像バイアス電圧の波形との差である、図6(c)に示す合成波形である。したがって、現像装置100は、現像バイアス電圧を高めることなく、図6(c)に示すように、磁気ローラ103から現像ローラ102へトナー105が移動するための電圧を高めることができる。
しかしながら、このような現像装置100であっても、磁気ローラ103から現像ローラ102へトナー105が移動するための電圧を、現像バイアス電圧とトナー供給バイアス電圧との関係で制御しなければならず、トナー105の選択的な移動を充分に抑制できなかった。
さらに、現像装置100は、図7に示すように、現像バイアス電圧の波形と、トナー供給バイアス電圧の波形とが図6に示す好適な位相からずれていると、現像効率が低下する。なお、図7は、図5に示す現像装置100において、現像バイアス電圧とトナー供給バイアス電圧との位相が、好適な位相からずれた場合について説明するための波形図である。図7(a)は、磁気ローラ103に印加するトナー供給バイアス電圧の波形の一例を示し、図7(b)は、現像ローラ102に印加する現像バイアス電圧の波形の一例を示し、図7(c)は、現像ローラ102と磁気ローラ103との間の電圧(電位差)の波形を示す。
現像バイアス電圧及びトナー供給バイアス電圧が図6に示すような位相になっていると、現像装置100は、磁気ローラ103から現像ローラ102へトナーが移動する方向の電圧Vmaxを印加する時間T5と、感光体表面から不要なトナーを引き戻す方向の電圧Vminを印加する時間T6とからなる現像効率の高いものとなる。これに対して、現像バイアス電圧及びトナー供給バイアス電圧が図6に示す関係から少しずれると、現像装置100は、図7(c)に示すように、磁気ローラ103から現像ローラ102へトナーが移動する方向の電圧Vmaxを印加する時間T7、及び感光体表面から不要なトナーを引き戻す方向の電圧Vminを印加する時間T8以外に、VmaxとVminとの間の電圧を印加する時間T9,T10が存在するので、磁気ローラ103から現像ローラ102のトナーの供給効率と、現像ローラ102から磁気ローラ103への未現像トナーの回収効率とのともに低いものとなる。よって、現像装置100は、磁気ローラ103から現像ローラ102のトナーの高い供給効率と、現像ローラ102から磁気ローラ103への未現像トナーの高い回収効率とをともに維持するためには、現像バイアス電圧とトナー供給バイアス電圧とを厳密に制御する必要がある。
したがって、現像装置100の場合、上記のように、現像ローラ102と磁気ローラ103との間の電位差は、トナー供給バイアス電圧と現像バイアス電圧との合成波形に依存することから、Duty(mag)とDuty(slv)との合計が100であることが好ましく、100からずれると、磁気ローラ103から現像ローラ102のトナーの供給効率と、現像ローラ102から磁気ローラ103への未現像トナーの回収効率とがともに低下する。これに対して、本発明の場合、現像ローラ72と磁気ローラ73との間の電位差は、トナー供給バイアス電圧にのみ依存するので、Duty(mag)とDuty(slv)との合計が100でなくとも、磁気ローラ73から現像ローラ72のトナーの供給効率及び現像ローラ72から磁気ローラ73への未現像トナーの回収効率がともに低下せず、上記のようなDuty(mag)とDuty(slv)との合計を100以上に設定することができる。従って、これまで磁気ローラ73から現像ローラ72のトナーの供給効率及び現像ローラ72から磁気ローラ73への未現像トナーの回収効率を基準としたバイアス設定のため、現像ローラ72に現像効率を増大させる現像バイアスを印加することができ、トナーの選択的な消費を抑制することができ、上記のようなDuty(mag)とDuty(slv)との合計を100以上に設定することができる。また、本発明の場合、現像ローラ72と磁気ローラ73との間の電位差は、トナー供給バイアス電圧にのみ依存することから、Vpp(mag)を、Vpp(slv)より大きくすることによって、磁気ローラ73から現像ローラ72へのトナー81への移行を円滑にできる。
また、現像装置100の場合、図6に示すように、トナー供給バイアス電圧と現像バイアス電圧との位相を合わせる必要があるが、本発明の場合、図4に示すように、トナー供給バイアス電圧と現像バイアス電圧との位相を合わせる必要がない。
以下、本発明の現像装置71以外の構成について、説明する。
現像した後に現像ローラ72上に残ったトナーは、掻き取りブレード等の特別な装置を周面上に設けてもよいが、設けなくてもよい。例えば、磁気ローラ73上の磁気ブラシが現像ローラ72上のトナー層に接触し、各ローラの周速差によるブラシ効果によって、容易にトナーの回収と入れ替えを可能にする。また、磁気ブラシである2成分現像剤は、パドルミキサ74と攪拌ミキサ75の攪拌によって入れ替えられているので、トナーの回収と入れ替えをより容易にする。
この場合、磁気ブラシの幅が、現像ローラ72上のトナーを回収する幅となるため、現像ローラ72の幅を磁気ブラシの幅より短くすることにより確実に未回収領域をなくすことができる。そうすることにより、磁気ブラシ領域外の現像ロールのスリーブに付着するトナーがなくなり、両端部のトナー飛散をなくすことが可能となる。
感光体ドラム37としては、アモルファスシリコン(a−Si)感光体であることが好ましい。このような感光体は、その膜厚を薄くすると飽和帯電電位が低下し、絶縁破壊に至る耐電圧が低下するが、潜像部(露光部、画像形成部)の電位が、20V以下と非常に低く、非潜像部(非露光部、非画像形成部)の電位が約350Vであるという特徴を有している。さらに、潜像形成した時の感光体ドラム37の表面の電荷密度は向上し、現像性能は向上する傾向がある。この特性は誘電率が約10程度と高いa−Si感光体では25μm以下、さらに好ましくは20μm以下の場合に特に顕著である。なお、感光体ドラム37は、例えば、直径30mmの感光体ドラムを用いる。
感光体ドラム37として、正帯電の有機感光体(OPC)を用いた場合は、残留電位を100V以下にするために、感光層の膜厚を25μm以上に設定し、電荷発生材料の添加量を増やすことが特に重要である。特に単層構造のOPCは感光層の中に電荷発生材を添加することから感光層の膜減りによっても感度の変化が少なく、有利である。この場合でも現像バイアス電圧の直流電圧の電圧値は、400V以下、さらに好ましくは300V以下に設定することがトナーに強い電界をかけることを防止する意味でも好ましい。
2成分現像剤83に含まれるキャリア82としては、一般的なキャリアであれば、特に限定されないが、キャリアには、トナーの回収と供給との2つの役割を有するので、体積固有抵抗が、10〜1013Ωcmであり、平均粒径が、50μm以下の小粒径キャリアが好ましく、例えば、体積固有抵抗が1010Ωcm、飽和磁化が65emu/g、体積平均粒子径が45μmのキャリアを用いる。なお、飽和磁化は、東英工業株式会社製のVSM−P7を用い、磁場79.6kA/m(1kOe)で測定できる。体積固有抵抗が、10〜1013Ωcmであると、現像ローラ72と磁気ローラ73との間のニップで、強固に静電的に付着したトナーを磁気ブラシで引き剥がし、現像に必要なトナーを供給しやすい。また、平均粒径が、50μm以下の小粒径キャリアであると、キャリアの表面積を高め、トナーとの接点を増やすので、好ましい。
また、感光体ドラム37、及び現像ローラ72の周速は、それぞれ、例えば、300、450mm/secに設定され、現像ローラ72と感光体ドラム37との周速比(現像ローラ周速/感光体ドラム周速)は、例えば、1.5となる。
磁気ローラ73と現像ローラ72との周速比(磁気ローラ周速/現像ローラ周速)は、1.0〜2.0であることが好ましく、例えば、1.5となるように設定する。その際、磁気ローラ73の周速は、例えば、675mm/secに設定される。そうすることによって、2成分現像剤の入れ替えを促進でき、現像ローラ72上のトナーを回収するとともに適切なトナー濃度に設定された2成分現像剤を現像ローラ72に供給することで均一なトナー層を形成することが可能になる。
磁気ローラ73と現像ローラ72との間のギャップは、100〜1000μmであることが好ましく、150〜500μmであることがより好ましく、例えば、350μmに設定に設定される。また、現像ローラ72と感光体ドラム37との間のギャップ(現像ギャップ)は、100〜1000μmであることが好ましく、150〜500μmであることがより好ましく、例えば、200μmに設定される。磁気ローラ73と現像ローラ72との間のギャップや現像ギャップが小さすぎると、リーク発生や画像ピッチムラの発生が懸念され、大きすぎると、現像効率の低下等が懸念される。
上記実施形態は、本発明の画像形成装置として、タンデム式の画像形成装置を例に挙げて説明したが、電子写真方式を利用した画像形成装置であればよく、タンデム式の画像形成装置に限定されない。なお、本発明の現像装置は、現像ギャップの変動による画像むらの発生を抑制できる。よって、本発明の現像装置を小型タンデム型画像形成装置に適用すると、小型タンデム型画像形成装置の有する、現像ギャップの変動による画像むらの発生を起こしやすいという欠点を解消できる点で好ましい。また、画像形成装置の種類として、カラープリンタを例に挙げて説明したが、例えば、複写機、ファクシミリ装置、及び複合機等であってもよい。また、像担持体として、ドラム状の感光体である感光体ドラムを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、ベルト状の感光体、及びシート状の感光体等に対しても適用できる。
以下に、本発明の実施形態であるカラープリンタ1の実施例を説明する。
実施例1〜6及び比較例1は、以下の現像条件である。
感光体ドラム37:a−Siドラム、直径30mm、周速300mm/秒
現像ローラ72:直径20mm、周速450mm/秒
磁気ローラ73:直径25mm、周速675mm/秒
現像ギャップ:200μm
磁気ローラ73と現像ローラ72との間のギャップ:350μm
トナー供給バイアス電圧:Vdc(mag)=400V、f(mag)=2.7kHz、Vpp(mag)及びDuty(mag)は、それぞれ表1に示す値である。
現像バイアス電圧:Vdc(slv)=300V、f(mag)=2.7kHz、Vpp(slv)及びDuty(slv)は、それぞれ表1に示す値である。
トナー81:体積平均粒子径6.5μm、初期の個数分布のCV値は、23.5%である。また、CV(mag)、CV(slv)及びCV(drum)は、それぞれ表1に示す値である。
なお、体積平均粒子径及びCV値は、ベックマン・コールター社製のマルチサイザーIIIにより出力されるものである。マルチサイザーIIIは、アパチャー径100μmのものを用い、測定範囲2〜60μmとして、トナーの個数等を測定して、体積平均粒子径及びCV値を算出する。
キャリア82:重量平均粒子径45μm、飽和磁化65emu/g
なお、飽和磁化は、東英工業株式会社製のVSM−P7を用い、磁場79.6kA/m(1kOe)で測定できる。
実施例1〜6及び比較例1に係る画像形成装置について、下記に示す評価を行い、その結果を表2に示す。
(トナー層厚)
株式会社キーエンス製のLASER SCAN DIAMETER LS−3100を用いて、トナー81が担持されている現像ローラ72の直径と、トナーを担持させる前の現像ローラ72の直径とを測定し、現像ローラ72に担持されているトナーの層厚を算出した

(画像むらA)
画像むらAは、以下のように、印字された用紙の輝度Pを測定し、その測定結果より算出した。
まず、25%網点面積率(600dpi)のハーフトーン画像を、セイコーエプソン株式会社製のカラースキャナES8500を用い、3000dpiで取り込んだ画像データに基づいて、用紙に画像形成を行い、その用紙の複数個所の輝度Piを測定した。
なお、輝度Piは、王子計測機器株式会社製のDot Analyzer DA−6000を用いて測定し、ベタ(ソリッド部)の輝度をPmax、白紙部の輝度をPminとした。
次に、輝度Piのデータを、下記計算式(2)に従って濃度のデータDiに変換する。濃度のデータに変換する際に、PmaxとPminとに対するPiでの相対濃度を算出し、濃度が高くなるほど画像むらが見えにくくなる(輝度にあらわれにくくなる)ので、Logをとって補正する。
Di=Log[(Pmax−Pi)/Pmin] (2)
最後に、算出したDiを、下記計算式(3)〜(5)に従って画像むらAを算出する。
Diを下記計算式(3)に従って平均値を算出する。
次に、下記計算式(4)に従って、Daの「フレ」を算出する。
そして、下記計算式(5)に従って、画像むらAを算出し、この画像むらAを画像むら評価の指標とする。
A=σ/Da (5)
(画像濃度ID)
まず、図8で示される評価画像を出力する。図8は、画像濃度IDの評価のための評価画像120の一例を示す。この評価画像120は、図8に示すように、ベタ121を5箇所有する画像である。
次に、5箇所のベタ121の画像濃度IDをそれぞれ測定し、その平均値を本評価の画像濃度IDとし、以下の基準で評価した。なお、画像濃度IDは、サカタインクスエンジニアリング株式会社製のグレタグマクベス ポータブル反射濃度計RD−19を用いて測定した。
○:画像濃度IDが1.3以上である。
×:画像濃度IDが1.3未満である。
(ゴースト)
まず、下記の評価画像を出力する。
図9は、ゴースト評価を説明するための図面である。図9(a)は、ゴースト評価のための評価画像130の一例を示し、図9(b)は、ゴーストが発生したときの出力画像135の一例を示す。この評価画像130は、図9(a)に示すような、3箇所の100%ベタ画像131と、その後端側に10%又は25%のハーフトーン画像132とを含む画像である。
次に、出力された出力画像に、図9(b)に示すような、ハーフトーン画像132の中に、ゴースト(残像)133が形成されているか否かを目視で判断し、以下の基準で評価した。
◎:ハーフトーン画像132が10%のハーフトーン画像であっても、ゴースト133が確認されない。
○:ハーフトーン画像132が10%のハーフトーン画像である場合、わずかにゴースト133が確認されるが、ハーフトーン画像132が25%のハーフトーン画像である場合、ゴースト133が確認されない。
△:ハーフトーン画像132が25%のハーフトーン画像であっても、わずかにゴースト133が確認される。
×:ハーフトーン画像132が25%のハーフトーン画像であっても、明らかにゴースト133が確認される。
(1万枚印字後のCV(mag))
印字率6%の画像を1万枚、印字した後、CV(mag)を測定した。
表2からわかるように、CV(drum)とCV(mag)との差の絶対値が6%以内である場合(実施例1〜6)、初期の画像濃度IDが高いにもかかわらず、1万枚印字後であっても画像むら及びゴーストの発生を抑制でき、長期間に渡って安定した現像性能を発揮できる。これに対して、CV(drum)とCV(mag)との差の絶対値が6%より大きい場合(比較例1)、初期の画像濃度IDが低いにもかかわらず、1万枚印字すると、画像むら及びゴーストの発生を抑制できない。また、実施例1〜6は、比較例1と比較して、1万枚印字後であっても、CV(mag)の上昇が抑えられている。このことからも、1万枚印字しても、現像装置内のトナーの粒度分布に変化が少なく、長期間に渡って安定した現像性能を発揮できることを示している。また、CV(slv)とCV(mag)との差の絶対値が5%以内であること、及びCV(drum)とCV(slv)との差の絶対値が3%以内であることも、実施例1〜6と比較例1とを比較することによって、長期間に渡って安定した現像性能を発揮できることに寄与していることがわかる。
さらに、Duty(slv)とDuty(mag)との合計が100より大きい場合(実施例1〜4)は、Duty(slv)とDuty(mag)との合計が100以下の場合(実施例5,6)と比較して、画像むらやゴーストの発生をより抑制できる点で好ましいことがわかる。
本発明の実施形態に係る現像装置71を備えるカラープリンタ1の全体構成を示した概略断面図である。 本発明の実施形態に係る現像装置71の構成を示す概略断面図である。 現像装置71の現像を説明するための概略図である。 現像装置71に印加する電圧の波形の一例を示す波形図である。 従来の現像装置100の構成を示す概略図である。 図5に示す現像装置100に印加する電圧の波形の一例を示す波形図である。 図5に示す現像装置100において、現像バイアス電圧108とトナー供給バイアス電圧111との位相が、好適な位相からずれた場合について説明するための波形図である。 画像濃度IDの評価のための評価画像120の一例を示す。 ゴースト評価を説明するための図面である。
符号の説明
1 カラープリンタ 2 給紙部
3 画像形成部 4 定着部
5 排紙部 6 搬送ローラ
7 画像形成ユニット
21 給紙カセット 22,27 ピックアップローラ
23,24,25 給紙ローラ 26 レジストローラ
31 中間転写ベルト 32 2次転写ローラ
33 駆動ローラ 34 従動ローラ
35 バックアップローラ 36 1次転写ローラ
37 感光体ドラム 38 露光装置
39 帯電器
41 加熱ローラ 42 加圧ローラ
51 排紙トレイ
71 現像装置 72 現像ローラ
73 磁気ローラ 74 パドルミキサ
75 攪拌ミキサ 76 穂切りブレード
77 仕切板
81 トナー 82 キャリア
83 2成分現像剤
90 電圧印加手段 91 現像バイアス電圧印加手段
92,95 交流電源 93,96 直流電源
94 トナー供給バイアス電圧印加手段

Claims (6)

  1. 静電潜像が形成される像担持体に対向して配置され、表面にトナーを担持して搬送する現像ローラと、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤を担持して搬送する磁気ローラとを備え、
    前記磁気ローラにトナー供給バイアス電圧を印加することにより、前記磁気ローラによって搬送された2成分現像剤中のトナーを前記現像ローラの表面に移行させ、
    前記現像ローラに現像バイアス電圧を印加することにより、前記現像ローラによって搬送されたトナーを、前記像担持体の表面に飛翔させて、前記像担持体の表面に予め形成された静電潜像をトナー像として顕像化させる現像装置であって、
    前記像担持体の表面に顕像化されたトナー像のトナーの粒子径の個数分布における第1変動係数と、前記磁気ローラに担持されている2成分現像剤中のトナーの粒子径の個数分布における第2変動係数との差の絶対値が6%以内であり、
    前記トナー供給バイアス電圧と前記現像バイアス電圧との正のデューティ比の合計が、100より大きいことを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像ローラによって搬送されたトナーの厚みが、6〜14μmである請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記トナー供給バイアス電圧の正のデューティ比が、前記現像バイアス電圧の正のデューティ比より大きい請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記トナー供給バイアス電圧は、前記現像バイアス電圧に重畳されている請求項1〜のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記現像ローラは、前記磁気ローラと対向する位置に磁極が形成されている請求項1〜のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の現像装置と前記像担持体とを備え、前記現像装置によって前記像担持体の表面に予め形成された静電潜像をトナー像として顕像化させて画像を形成するものであることを特徴とする画像形成装置。
JP2007139456A 2007-05-25 2007-05-25 現像装置及び画像形成装置 Active JP5010981B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007139456A JP5010981B2 (ja) 2007-05-25 2007-05-25 現像装置及び画像形成装置
CN2008100981581A CN101311843B (zh) 2007-05-25 2008-05-19 图像形成装置和显影装置
US12/123,553 US20080292365A1 (en) 2007-05-25 2008-05-20 Image forming apparatus and developing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007139456A JP5010981B2 (ja) 2007-05-25 2007-05-25 現像装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008292847A JP2008292847A (ja) 2008-12-04
JP5010981B2 true JP5010981B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40167599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007139456A Active JP5010981B2 (ja) 2007-05-25 2007-05-25 現像装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5010981B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5111218B2 (ja) * 2007-06-27 2013-01-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP5624279B2 (ja) * 2009-04-01 2014-11-12 コニカミノルタ株式会社 現像装置
JP2010276899A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Kyocera Mita Corp 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5145363B2 (ja) * 2010-01-25 2013-02-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0695483A (ja) * 1992-09-10 1994-04-08 Canon Inc 画像形成装置
JPH06295123A (ja) * 1993-04-07 1994-10-21 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置内トナーの粒度調整方法
JPH08220884A (ja) * 1995-02-14 1996-08-30 Nec Corp 現像装置
JPH11231652A (ja) * 1998-02-18 1999-08-27 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置
JP3599192B2 (ja) * 2002-03-28 2004-12-08 京セラ株式会社 画像形成装置
JP4040345B2 (ja) * 2002-04-02 2008-01-30 京セラ株式会社 画像形成装置
JP4131564B2 (ja) * 2003-06-17 2008-08-13 京セラミタ株式会社 静電潜像現像方法
JP4359516B2 (ja) * 2004-02-06 2009-11-04 京セラミタ株式会社 現像装置
JP2006259633A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Kyocera Mita Corp 電子写真用トナー並びにその製造方法、及び画像形成装置
JP2007121940A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Kyocera Mita Corp 電子写真画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008292847A (ja) 2008-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4698503B2 (ja) 現像装置及びこれを備える画像形成装置
JP4885018B2 (ja) 画像形成装置
JP5207646B2 (ja) 画像形成装置
JP5358558B2 (ja) 画像形成装置
JP4872026B2 (ja) 画像形成装置
JP5030090B2 (ja) 画像形成装置における現像方法及び装置
JP2009063681A (ja) 画像形成装置
JP2007328260A (ja) 画像形成装置
JP4382421B2 (ja) 画像形成装置における現像方法及び装置
JP5010981B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5010980B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2010145595A (ja) 画像形成装置
JP2003021961A (ja) 画像形成装置における現像方法
US20080292365A1 (en) Image forming apparatus and developing device
JP5268328B2 (ja) 画像形成装置
JP2016212276A (ja) 画像形成装置
JP4971775B2 (ja) 画像形成装置
JP4714896B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2018120219A (ja) 画像形成装置
JP4794276B2 (ja) 電子写真画像形成装置
JP5111218B2 (ja) 画像形成装置
JP2006337605A (ja) 画像形成装置
JP2005055840A (ja) 画像形成装置における現像方法及び装置
JP2010117491A (ja) 画像形成装置
JP5114107B2 (ja) 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120327

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5010981

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3