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JP5001907B2 - 車両のロック部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアを車体にロックする車両のロック部の構造に関する。
特許文献1には、バックドアのインナパネルにドア側ロック部を設けた構成において、インナパネルにおけるドア側ロック部の取付部の取付孔(ロック開口部)を補強する補強部材を、インナパネルとアウタパネルとに架設して設けたバックドア構造が開示されている。
かかるバックドア構造によれば、補強部材がインナパネルのみに取り付けられている構造に比べて、取付部の剛性が向上するので、車両の後面衝突時に、バックドアのインナパネルからドア側ロック部が分離することが抑制される。
特開2006−298329号公報(段落0016−0021、図2、図3)
しかしながら、引用文献1に記載の構造を採用したとしても、衝撃が過大な場合には、ドア側ロック部がインナパネルから分離するおそれがある。そのため、ドアの開放を確実に防止する構造が望まれていた。
本発明は、かかる事情に鑑みて創案されたものであり、ドアのロック開口部からドア側ロック部が分離しても、ドアの開放を抑制することができる車両のロック部構造を提供することを課題とする。
本発明に係る車両のロック部構造は、ドアと、前記ドアを閉状態で車体にロックするロック手段と、前記ドアと前記ロック手段とを連結する補助板部材と、を有する車両のロック部構造であって、前記ロック手段は、前記ドアに形成されたロック開口部に設置されるドア側ロック部と、前記車体側に設けられ前記ドアの閉状態で前記ドア側ロック部に係合する車体側ロック部と、を備え、前記補助板部材は、前記ドアに固定されるドア固定部と、前記ドア側ロック部に固定されるロック固定部と、前記ドア固定部と前記ロック固定部との間に伸長可能に折り曲げ形成された折れ形状部と、を有することを特徴とする。
かかる構成によれば、衝突時の衝撃等によって、ドアがドア側ロック部から分離すると、伸長可能に折り曲げ形成された補助板部材の折れ形状部が伸長する。そのため、補助板部材によってドアとドア側ロック部の連結が保たれ、ドアの開放が抑制される。
また、補助板部材は、伸長方向の荷重を考慮すればよいので、肉厚の増大を抑制することができる。
また、補助板部材の折れ形状部が伸張することにより、衝突エネルギーを吸収するので、比較的大きな衝撃でもドアとドア側ロック部との連結を保つことができる。
また、前記ドア側ロック部は、前記ドアの内部側から前記ロック固定部に固定されているのが好ましい。
かかる構成によれば、ドア側ロック部がドアから分離しようとする際に、ドア側ロック部によってロック固定部がドアの内部側から押さえられるので、補助板部材をロック開口部から引き出す方向に力が作用する。そのため、補助板部材によってドアとロック手段との連結を保ちながら、折れ形状部を確実に伸長させることができる。
また、前記ロック開口部の周縁には、補強部材が取り付けられ、前記ロック固定部は、前記補強部材を介して前記ドアに固定されているのが好ましい。
かかる構成によれば、ロック開口部の剛性が向上するので、ロック固定部の取付強度が増大するとともに、ドア側ロック部がロック開口部から離脱することを極力抑制することができる。
また、前記補助板部材には、前記ドア固定部と前記ロック固定部の間に延在し、前記折れ形状部を補強する段差部が形成されているのが好ましい。
かかる構成によれば、ドア固定部とロック固定部の間に延在する段差部によって、折れ形状部が補強されるので、補助板部材を伸長させる荷重を高めることができ、ドア側ロック部の分離をさらに確実に防止することができる。また、ドア側ロック部がドアから分離した場合に、衝突エネルギーを多く吸収することができる。
本発明によれば、ドアのロック開口部からドア側ロック部が分離しても、ドアの開放を抑制することができる車両のロック部構造を提供することができる。
本発明を実施するための最良の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の説明において方向を示すときは、車両の前後左右上下を基準として説明する。
図1は、本実施形態に係るロック部構造を備えた車両を斜め後ろ上方からみた斜視図である。
図1に示すように、車両1は、車体2の後部開口部を開閉するドアたるリアゲート3を備えている。リアゲート3は跳ね上げ式であり、車体2の上部に回動自在に固定されている。リアゲート3の下端部には、閉状態でリアゲート3を車体2にロックするロック手段たるロック装置4が設置されている。また、リアゲート3の内部には、補強部材5(図2参照)及び補助板部材6,6が設けられている。
なお、図1においては、ロック装置4及び補助板部材6,6を仮想線で描くとともに、補強部材5を省略している。
図2は、図1に示すI−I矢視断面図である。
図2に示すように、車体2の後部には、リアエンドパネル21が左右方向に延設されており、荷室22の後端部を構成している。リアエンドパネル21は、湾曲形成された第1パネル211と、第1パネル211の開口部を閉塞する第2パネル212によって中空構造に形成されている。リアエンドパネル21の後方には、リアゲート3に当接するウェザーストリップ24と、リアバンパ23が取り付けられている。リアバンパ23の上端はウェザーストリップ24の下方に配置されている。
リアゲート3は、主に、鋼板をプレス成形して成るインナパネル31とアウタパネル32とを組み合わせて中空構造に構成されている。インナパネル31は、上下方向に延在する本体部311と、本体部311の下端部から後方に延出する底壁部312と、底壁部312の後端部から下方に延出する延出部313と、を有している。底壁部312には、上下方向に貫通するロック開口部312aが形成されている。ロック開口部312aは、例えば平面視長方形状を呈している。底壁部312には、ボルト孔313が、ロック開口部312aの左右両側に設けられている(図3(a)参照)。ボルト孔313には、後記するドア側ロック部42を締結するためのボルトB,Bが挿通されている。
アウタパネル32は、インナパネル31の本体部311と間隔を隔てて上下方向に延在して配設されている。アウタパネル32の下端部は、延出部313の下端部に固定されている。
ロック装置4は、車体2側に固定される車体側ロック部41と、リアゲート3側に固定されるドア側ロック部42と、から構成されている。
車体側ロック部41は、リアエンドパネル21の上部に固定された台座411と、この台座411の上部に植設された係合部412とを有している。係合部412は、側面視略コ字を呈している。
ドア側ロック部42は、リアゲート3を閉状態にしたときに、車体側ロック部41に係合する部材である。ドア側ロック部42は、リアゲート3のロック開口部312aに挿入した状態で設置されている。ドア側ロック部42は、ケース421の内部に、係合部412に係合するラッチ422を備えている。ラッチ422は、図示は省略するが、リアゲート3の後面に設けた操作部に連動して開閉可能に構成されている。
ケース421の上部には、ロック開口部312aの周縁に上側から掛止される掛止部423が延出形成されている。ケース421と掛止部423は例えば一体形成されている。掛止部423の左右両側には、ボルトBを挿通するためのボルト孔423a,423a(図3(b)参照)が貫通形成されており、その上側にはナットNが例えば溶接固定によって設置されている。ドア側ロック部42は、このボルト孔423aに挿通したボルトBをナットNに螺着することにより、リアゲート3に締結されている。
ケース421の前側面及び下面には、係合部412を挿通するためのスリット421a(図3参照)が形成されている。
図3の(a)は図2に示すII−II矢視断面図であり、(b)は(a)のA部拡大図である。
図3(a)に示すように、インナパネル31の底壁部312には、ドア側ロック部42のほかに、補強部材5と、補助板部材6,6と、が設置されている。
図2、図3に示すように、補強部材5は、インナパネル31のロック開口部312aの周縁を補強する部材である。補強部材5は、例えば鋼製の板状部材であり、その中央にロック開口部312aに対応する形状の貫通孔5aを有している。貫通孔5aの左右両側には、ボルトBを挿通するためのボルト孔51が貫通形成されている。また、補強部材5の周縁にはフランジ52が折り曲げ形成されている。
図3に示すように、補助板部材6,6は、リアゲート3の底壁部312とロック装置4のドア側ロック部42とを連結する部材であり、ドア側ロック部42の左右両側に一つずつ設置されている。補助板部材6,6は、例えば一枚の鋼板をプレス成形等で折り曲げることによって形成されている。
補助板部材6は、底壁部312に固定されるドア固定部61と、ドア側ロック部42に固定されるロック固定部62と、ドア固定部61とロック固定部62の間に左右方向に伸長可能に折り曲げ形成された折れ形状部63と、を有している。
ドア固定部61は、底壁部312の上面であって、ドア側ロック部42から左右に遠ざかった位置に溶接固定されている。
ロック固定部62は、図3(b)に示すように、ドア側ロック部42の掛止部423と補強部材5の間に配置されている。ロック固定部62は、ボルトBを挿通するための貫通孔62aを有している。ロック固定部62は、この貫通孔62aに挿通されたボルトBを介して、ドア側ロック部42の掛止部423に固定されている。また、ロック固定部62は、補強部材5を介して底壁部312に溶接固定されている。
なお、図3中の「*」マークは補助板部材6の抵抗溶接のポイントを示している。また、ロック固定部62とドア側ロック部42との固定は、ボルトBを用いる方法に限定されるものではなく、例えば両者を溶接固定してもよい。
次に、ドア側ロック部42の右側に設置される補助板部材6の折れ形状部63について、図4を用いて説明する。図4は、補助板部材の斜視図である。
折れ形状部63は、図4に示すように、ロック固定部62の右端から斜め上方に折れ曲がって延出する第1折れ部631と、第1折れ部631の上端から右方に折れ曲がって水平に延出する第2折れ部632と、第2折れ部632の右端から斜め下方に折れ曲がって延出する第3折れ部633と、第3折れ部633の下端から右方に折れ曲がって水平に延出する第4折れ部634と、第4折れ部634の右端から斜め上方に折れ曲がって延出する第5折れ部635と、第5折れ部635の上端から右方に折れ曲がって水平に延出する第6折れ部636と、第6折れ部636の右端から斜め下方に折れ曲がって延出する第7折れ部637と、を備えている。第7折れ部637の下端はドア固定部61の左端に連続している。
第1折れ部631の高さ寸法は、第7折れ部637の高さ寸法に略等しくなっている。また、第3折れ部633の高さ寸法は、第5折れ部635の高さ寸法に略等しくなっている。また、第3折れ部633及び第5折れ部635の高さ寸法は、第1折れ部631及び第7折れ部637の高さ寸法の1/3程度に形成されている。
これにより、折れ形状部63は、側面視で凹字状に形成され、左右方向に伸長可能となっている。
図4に示すように、折れ形状部63の前縁部63aと後縁部63bは、折れ形状部63の中央部63cよりも一段高く盛り上がっている。これにより、前縁部63aと中央部63cの間、及び、後縁部63bと中央部63cの間には、ドア固定部61からロック固定部62に亘って、段差部63d,63dが形成されている。かかる段差部63d,63dにより、折れ形状部63の剛性が高められている。
なお、ドア側ロック部42の左側に設置される補助板部材6については、左右が逆になること以外は同様の構造であるので、詳細な説明を省略する。
次に、本実施形態に係る車両のロック部構造の動作について図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係るロック部構造の動作を説明するための断面図であり、(a)は衝突前の状態、(b)は衝突後の状態をそれぞれ示している。
例えば、図5(a)に示すような状態にある車両1の後部に他の車両が衝突した際に、リアゲート3を上方へ回動させようとする力が作用する場合がある。
この力が、例えばロック開口部312aの周縁の強度又はボルトBの締結強度よりも大きいと、図5(b)に示すように、例えばロック開口部312aの周縁が変形して広がったり、ボルトBの基端部やボルト孔313が破損したりして、ドア側ロック部42が、インナパネル31のロック開口部312aから分離して抜け出てしまうことがある。これにより、車体2に対してリアゲート3が上方に移動して、リアゲート3と車体2の間隔が若干開くことになる。
このとき、補助板部材6のロック固定部62は、ボルトBを介してドア側ロック部42の掛止部423に固定(引掛)されているとともに、ドア側ロック部42の掛止部423によって内部側から(上から)押さえられているので、ドア側ロック部42とともにロック固定部62も、ロック開口部312aから抜け出ることになる。
そうすると、インナパネル31の底壁部312に固定されたドア固定部61とドア側ロック部42に固定されたロック固定部62の間隔が大きくなり、折れ形状部63が伸長する。
このように、伸長した補助板部材6(折れ形状部63)によって、インナパネル31とドア側ロック部42の連結が保たれるので、リアゲート3が開放してしまうことが抑制されることになる。これにより、乗員が後部開口部から車外に放り出されるような事態を防止することができる。
また、補助板部材6には、主に引張荷重が作用するので、伸長方向の荷重だけを考慮すればよく、補助板部材6の肉厚の増大を抑制することができる。
また、折れ形状部63が伸長することにより、衝突エネルギーの一部が吸収されることになる。
また、本実施形態では、ロック開口部312aの周縁が、補強部材5によって補強されているので、ロック開口部312aからドア側ロック部42が分離しにくくなっている。そのため、補強部材5を用いない場合に比べて大きな衝突荷重に耐えることができる。
また、本実施形態では、折れ形状部63の伸長方向に亘って段差部63d,63dが形成されているので、折れ形状部63の剛性が向上する。そのため、より多くの衝突エネルギーを吸収することができ、ひいては、リアゲート3の開放を一層抑制することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、車両1の後部開口部を開閉するリアゲート3に、本発明に係る車両のロック部構造を適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば車両1の側部に設けられた乗員の乗降用のドア等に適用してもよい。
また、本実施形態では、ロック開口部312aを補強部材5で補強したが、ロック開口部312aの周縁の強度に応じて、補強部材5を用いればよく、例えば補強部材5を省略してもよいことは言うまでもない。
同様に、段差部63dについても、必要に応じて設ければよく、また、所望の剛性・強度に応じて、段差部63dの大きさを変更すればよい。
また、本実施形態では、補助板部材6について、ドア固定部61をインナパネル31の底壁部312に固定すると共に、ロック固定部62をドア側ロック部42に固定して、折れ形状部63を左右方向に伸長させる構造としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、折れ形状部63の伸長方向が上下方向となるように、補助板部材6を設置してもよい。
具体的には、図示は省略するが、ドア側ロック部42を挟んで配置された2つの補助板部材6,6のうち、一方の補助板部材6のドア固定部61をインナパネル31の本体部311(図2参照)に固定するともにロック固定部62をドア側ロック部42に固定し、かつ、他方の補助板部材6のドア固定部61をアウタパネル32(図2参照)に固定するともにロック固定部62をドア側ロック部42に固定すれば、折れ形状部63の伸長方向を上下方向とすることができる。このようにすれば、ロック開口部312aの挿通方向と折れ形状部63の伸長方向が一致するので、ドア側ロック部42がインナパネル31から分離した場合に、折れ形状部63をスムーズに伸長させることができる。
また、補助板部材6の設置個数は、特に限定されるものではなく、1つでもよいし、2以上でもよいが、本実施形態のように、ドア側ロック部42を挟んで対称に設置するのが好ましい。
また、補助板部材6と補強部材5とを一体成形し、一部品としてもよい。このようにすれば、部品点数及び組立工数を少なくすることができる。
本実施形態に係るロック部構造を備えた車両を斜め後ろ上方からみた斜視図である。 図1に示すI−I矢視断面図である。 (a)は図2に示すII−II矢視断面図であり、(b)は(a)のA部拡大図である。 補助板部材の斜視図である。 本実施形態に係るロック部構造の動作を説明するための断面図であり、(a)は衝突前の状態、(b)は衝突後の状態をそれぞれ示している。
符号の説明
1 車両
2 車体
21 リアエンドパネル
3 リアゲート(ドア)
31 インナパネル
312 底壁部
312a ロック開口部
4 ロック装置(ロック手段)
41 車体側ロック部
42 ドア側ロック部
423 掛止部
5 補強部材
6 補助板部材
61 ドア固定部
62 ロック固定部
63 折れ形状部
63d 段差部

Claims (4)

  1. ドアと、前記ドアを閉状態で車体にロックするロック手段と、前記ドアと前記ロック手段とを連結する補助板部材と、を有する車両のロック部構造であって、
    前記ロック手段は、前記ドアに形成されたロック開口部に設置されるドア側ロック部と、前記車体側に設けられ前記ドアの閉状態で前記ドア側ロック部に係合する車体側ロック部と、を備え、
    前記補助板部材は、前記ドアに固定されるドア固定部と、前記ドア側ロック部に固定されるロック固定部と、前記ドア固定部と前記ロック固定部との間に伸長可能に折り曲げ形成された折れ形状部と、を有することを特徴とする車両のロック部構造。
  2. 前記ドア側ロック部は、前記ドアの内部側から前記ロック固定部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のロック部構造。
  3. 前記ロック開口部の周縁には補強部材が取り付けられ、
    前記ロック固定部は、前記補強部材を介して前記ドアに固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両のロック部構造。
  4. 前記補助板部材には、前記ドア固定部と前記ロック固定部の間に延在し、前記折れ形状部を補強する段差部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両のロック部構造。
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