JP4985693B2 - 定着装置およびこれを備える画像形成装置 - Google Patents
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Description
電磁誘導加熱方式の定着装置として、特許文献1には誘導発熱層を有する無端状のベルトの内側に、ベルト内径よりもある程度径の小さな定着ローラが挿入されると共にベルトの外側からベルトを介して定着ローラを加圧ローラで圧接して定着ニップを確保しつつ、ベルト外側に誘導発熱層を発熱させるための磁束を発生させる磁束発生部を配置する構成が開示されている。この構成では、定着ニップを除く部分においてベルト内周面と定着ローラ外周面の間に隙間できる(空間が介在する)ようになるので、ベルトの熱が定着ローラに逃げ難く、熱容量を小さくできる。
ベルト蛇行を防止する技術として、特許文献2にはベルトの蛇行を防止するための規制部材を設ける構成が開示されている。規制部材は、円形の平板部材であり、定着ローラの軸方向にベルトを挟んでその両端側の位置にそれぞれ設けられ、ベルトと対向する側の主面がベルト側面と接するように定着ローラの軸部の両端に固定配置される。
図15は、ベルト901、定着ローラ902、加圧ローラ903、円形の規制板904の位置関係を模式的に示す図であり、位置関係を判り易くするためにそれぞれ部材の横断面の外側の輪郭だけを示している。なお、符号991は、定着ニップを示している。
ベルト901と定着ローラ902は、加圧ローラ903の駆動力により従動回転し、ベルト901の周速は、1周に亘って定着ニップ991における定着ローラ902と加圧ローラ903双方の周速と同じ速度αになる。
ここでベルト901の側面がベルト1周に亘って規制板904の主面に接しているとすると、同図のベルト901を示す1周に亘る線分が、規制板904の、ベルト901の側面と接している部分に相当することになる。
本発明は、誘導発熱層を有する無端状のベルトの周回経路の内側に配された定着ローラに、前記ベルトの周回経路の外側に配された加圧ローラを、前記ベルトを介して前記定着ローラに押圧して当該ベルト表面との間に定着ニップを確保しつつ、前記ベルトの周回経路の外側に配された磁束発生部から発せられる磁束で前記ベルトの誘導発熱層を発熱させた状態で、前記定着ニップに未定着画像が形成されたシートを通して、当該未定着画像を加熱、加圧により当該シート上に定着する電磁誘導加熱方式の定着装置であって、前記定着ローラの軸方向に前記ベルトを挟んで当該ベルトの両端側にそれぞれ設けられ、前記軸方向における前記ベルトの動きと、前記ベルトと前記磁束発生部の間隔とを規制するための一対の規制部材を備え、前記定着ローラは、弾性層を有し、当該弾性層が前記定着ニップにおいて前記加圧ローラの押圧力により前記定着ローラの径方向に圧縮される状態になっており、前記ベルトは、その周回経路が前記定着ニップの部分では前記定着ローラの圧縮により前記定着ニップ以外の部分に比べて前記定着ローラの軸線に近づく経路に変移しており、前記一対の規制部材のそれぞれは、筒状部と、透孔が設けられた底部とを有する部材であって、前記筒状部の、前記底部とは反対側の開口が前記ベルト端部と対向すると共に、前記底部の透孔に前記定着ローラの軸部が挿通されており、対向するベルト端部の前記軸方向側面に接して前記動きを規制する第1規制面として機能する前記底部の内面と、前記ベルト端部の外周面に接して前記間隔を規制する第2規制面として機能する前記筒状部における開口側の内周面を有し、前記定着ローラとは独立して回転自在に支持され、周回する前記ベルトの駆動力を受けて当該ベルトに従動して回転可能となっており、前記底部の内面は、前記軸線を含む平面で切断した断面形状において、前記軸線に対して垂直な第1の部分と、前記第1の部分よりも前記軸線に近い側であり前記第1の部分に隣接して設けられ、前記第1の部分に対して前記定着ローラの軸線方向外側に向かって傾斜する第2の部分を有する形状に形成されており、前記第1の部分が前記第1規制面に相当し、前記定着ニップにおいて前記ベルトのベルト部分の前記径方向における位置が前記圧縮により前記第1と第2の部分の境界位置よりも前記軸線に近い位置まで変移されることにより、前記ベルト端部の前記軸方向側面が前記定着ニップで前記第1の部分に接触しない構成になっていることを特徴とする。
また、前記一対の規制部材のそれぞれに対応して設けられるベアリングを備え、前記ベアリングそれぞれは、対応する規制部材の透孔に内嵌されており、前記規制部材それぞれは、前記対応するベアリングを介して前記定着ローラの軸部に回転自在に支持されていることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、シート上に未定着画像を形成し、形成された未定着画像を定着部により定着する画像形成装置であって、前記定着部として、上記の定着装置を備えることを特徴とする。
〔実施の形態1〕
〔1〕プリンタの全体構成
図1は、プリンタ1の全体の構成を示す図である。
感光体ドラム11Y〜11K上に作像されたトナー像は、感光体ドラム11Y〜11Kの転写位置において転写ローラ15Y〜15Kと感光体ドラム11Y〜11K間に生じる電界による静電力の作用を受けて、循環走行する中間転写ベルト21上に一次転写される。この際、各色の作像動作は、中間転写ベルト21上において同じ位置に多重転写されるようにタイミングをずらして実行される。
〔2〕定着部40の構成
図2は、定着部40の構成を示す斜視図であり、図3は、定着部40の構成を示す横断面図であり、図4は、定着部40を図3のA−A線で切断したときの矢視断面図であり、図5は、定着部40の一部を分解して示す斜視図である。なお、図2では、説明の都合上、一部を切り欠いて示しており、図4では、一部を分解して示している。
<定着ベルト101の構成>
定着ベルト101は、その表面側から離型層、弾性層、発熱層が、この順に積層されてなる。離型層は、例えば厚さが20〔μm〕のPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)などからなり、弾性層は、例えば厚さが200〔μm〕のシリコーンゴムやフッ素ゴムなどからなる。発熱層は、例えば厚さが40〔μm〕のニッケルなどの基材からなるが、ニッケルに限られず、電磁誘導加熱方式に適用可能な材料であれば、他の磁性材や非磁性材を用いるとしても良い。
<定着ローラ102の構成>
定着ローラ102は、長尺状の芯金121の周囲に弾性層122が積層されてなり、定着ベルト101の周回経路(定着ベルト101が周回走行するときの走行路:図3の定着ベルト101を示す実線に相当。以下、「ベルト周回経路」という。)の内側に配される。軸部としての芯金121は、例えば径が20〔mm〕のアルミニウムやステンレス等からなる。弾性層122は、発泡ゴムや樹脂材等からなり、ここでは外径D2が38〔mm〕になっている。図3の点190は、定着ローラ102の軸芯(軸線)を示している。なお、弾性層122の表面に例えばPFAチューブなどの表層を設けても良い。
このような隙間嵌め構成をとると、定着ベルト101が定着ローラ102と接する領域が定着ニップ191だけになるので、例えば隙間がない構成をとった場合に定着ベルト101の発熱層から発せられる熱の一部が定着ローラ102の芯金121を介して芯金121の両端部を回転自在に支持する装置筐体のフレームなどに伝わって逃げるといった伝熱ロスの低減を図ることができる。
加圧ローラ103は、長尺状の芯金131の周囲に弾性層132を介して離型層133が積層されてなり、ベルト周回経路の外側に配置され、定着ベルト101の外側から定着ベルト101を介して定着ローラ102を押圧して、定着ベルト101表面との間に定着ニップ191を確保する。この加圧ローラ103の押圧により定着ローラ102の弾性層が定着ローラ102の径方向に圧縮され、ベルト周回経路が定着ニップ191の部分では、定着ニップ191以外の部分に比べて定着ローラ102の軸芯190に近づく経路に変移する状態になっている。
定着ローラ102と加圧ローラ103は、芯金121、131の軸方向両端部が図示しない装置筐体のフレームに軸受部材などを介して回転自在に支持されると共に、加圧ローラ103は、駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより矢印B方向に回転駆動される。この加圧ローラ103の回転に従動して、定着ベルト101が矢印A方向に沿って周回駆動されると共に定着ローラ102が同方向に回転駆動される。なお、定着ローラ102を駆動側、定着ベルト101と加圧ローラ103を従動側としても良い。
磁束発生部104は、励磁コイル141を有し、ベルト周回経路の外側であり、定着ベルト101を挟んで加圧ローラ103と対向する位置に、定着ベルト101に対し所定の間隔、例えば1〜2〔mm〕の範囲内の間隔を空けた状態で定着ローラ102の軸方向(ローラ軸方向)に沿うように配置される。
この発熱層の熱が定着ベルト101の周回により定着ニップ191に伝わることにより定着ニップ191の領域(ニップ領域)が昇温される。なお、図示していないが定着ベルト101の温度を検出するためのセンサが別途配置されており、このセンサの検出信号により定着ベルト101の現在の温度を検出し、この検出温度に基づきニップ領域の温度が目標温度、例えば180〔℃〕に維持されるように励磁コイル141への電力供給が制御される。定着ニップ191の温度が目標温度に維持された状態でシートSが定着ニップ191を通過する際に、シートS上の未定着のトナー像が加熱、加圧されて当該シートS上に熱定着される。
一対の蛇行規制部材105は、ローラ軸方向における定着ベルト101の動き(ベルト蛇行)と、定着ベルト101と磁束発生部104の間の距離(ベルト/コイル間隔)とを規制するためのものである。
一対の蛇行規制部材105それぞれは、筒状部材の例としての円筒部151と底部152を有する金属または耐熱性の樹脂などからなる部材である。各蛇行規制部材105は、ローラ軸方向に定着ベルト101を挟んで定着ベルト101のローラ軸方向両端側それぞれに、底部152とは反対側の開口189が定着ベルト101の端部の側面(以下、「ベルト側面」という。)112と対向する姿勢で、ベアリング106を介して定着ローラ102の芯金121に回転自在に支持されている。
このような領域(以下、「接触領域」という。)199を設けるようにしているのは、後述のように定着ベルト101と蛇行規制部材105の速度差によるベルト側面112の磨耗を防止するためである。磨耗防止という点から接触領域199の周方向長さ(接触領域長さ)が長い方が望ましく、図3では1/4周程度になっている例を示しているが、これに限られず、例えば半周から3/4周までの範囲になるように円筒部151の大きさを決めるとしても良い。また、円筒部151の内径をD3としたとき、D3を定着ベルト101の外径D1と略等しくするとしても良い。D1とD3を略等しくすれば、1周のうち、定着ニップ191を除くほとんどの部分がベルト外周面111に密着するようになる。
一対の蛇行規制部材105は、定着ベルト101の両端側からベルト外周面111を取り囲む(覆う)ように配置され、底部152の底面182がベルト側面112に接してベルト蛇行を規制すると共に、円筒部151の内周面181がベルト外周面111に接してベルト/コイル間隔を規制する構成になっている。すなわち、定着ベルト101が周回中にローラ軸方向に移動しようとしても、ベルト側面112が蛇行規制部材105の底面182に接してその移動が規制され、定着ベルト101の、磁束発生部104と対向する部分が周回中の振動などで周回経路が径方向に変動しようとしても、蛇行規制部材105の内周面181との接触領域199における接触によりその変動が規制される。
ベアリング106は、例えばボールベアリングであり、定着ローラ102の芯金121の両端部それぞれに挿入されている。ベアリング106の外径と蛇行規制部材105のボス部157の内径とが略同じになっており、ベアリング106が蛇行規制部材105のボス部157の貫通孔(透孔)188に内嵌される構成になっている。これにより、蛇行規制部材105がベアリング106を介して定着ローラ102の芯金121に回転自在(定着ローラ102に対して回転自在)に支持される。
図6は、定着ベルト101、定着ローラ102、加圧ローラ103、蛇行規制部材105の位置関係を各部材の横断面の輪郭により模式的に示す概念図である。同図と上記の図15とを比較すると、蛇行規制部材105の速度が異なっている。すなわち、図15では、規制板904が定着ローラ902の軸部に固定される構成のため、定着ニップ991の位置に相当する部分の速度がベルト901の周速と同じαになり、位置Qに相当する部分の速度がαよりも早いγになっている。
このように位置Qで定着ベルト101と蛇行規制部材105の速度が同速になるのは、蛇行規制部材105が定着ローラ102に対して回転自在であり、かつ、蛇行規制部材105の底面182とベルト側面112間の面接触および蛇行規制部材105の内周面181とベルト外周面111との接触領域199における両者間の面接触による摩擦力が作用することにより、定着ベルト101の回転駆動力が接触領域199を介して蛇行規制部材105に伝わって、蛇行規制部材105が定着ベルト101に従動回転するようになるからである。蛇行規制部材105が定着ベルト101に従動回転する場合、蛇行規制部材105の速度は、位置Qの部分では定着ベルト101の周速と同じαになるが、径方向に軸芯190に近づくに連れて遅くなる。
このことは、定着ベルト101と蛇行規制部材105間において、接触領域199では両者が同速であり、接触領域199以外の部分では、両者に速度差が生じていることを意味する。速度差が生じるという点だけを見ると、従来の規制部材を定着ローラに固定する構成と同じであるが、従来ではベルト側面においてベルト1周のうち、定着ニップだけで速度差が生じず、定着ニップ以外の全ての領域で速度差が生じる構成になっている。
具体的には、図4の左端の部分に示すように、定着ニップ191では、定着ローラ102が加圧ローラ103に押圧されることにより定着ローラ102の弾性層122が圧縮され、定着ニップ191のベルト周回経路が定着ニップ191以外の部分(圧縮されない部分)の経路(二点鎖線で示す位置)よりも軸芯190に近い位置にシフトする。
このずれにより、ベルト側面112(定着ニップ191に位置するベルト部分)の定着ローラ102の径方向における位置が、底面182と内周面183との境界位置187よりも軸芯190に近い位置まで変移する(ベルト部分が軸芯190に近づく方向に動いて境界位置187を越える)ことにより、ベルト側面112が底面182から離れる(逃げる)ようになって、ベルト側面112と底面182とが非接触になる。
なお、上記のように非接触とすることにより定着ニップ191の位置でローラ軸方向と径方向に規制されなくなるが、ローラ軸方向については、定着ニップ191以外の部分で規制されるので蛇行が発生することはない。径方向については、ベルト/コイル間隔は、定着ベルト101の主な発熱領域となる磁束発生部104との対向領域(すなわち、軸芯190を挟んで定着ニップ191の反対側の領域)では規制する必要があるが、定着ニップ191ではその必要がほとんどないといえる。従って、定着ニップ191の位置で規制されない構成をとっても発熱量のばらつきによる定着ムラが生じることもない。
φ37〔mm〕の固定とベアリングのグラフを比較すると、削れ速度は固定よりもベアリングの方が小さく(約1/8)になっていることが判る。削れ速度が小さくなるので、その分、長期に渡って定着ベルト101を使用でき、長寿命化を図ることが可能になる。
具体的には、定着ベルト101は定着ニップ191において加圧ローラ103により圧接されて定着ローラ102の弾性層122に食い込んで窪んだ形状に変形される。このように窪んだ形状に変形された関係から、定着ベルト101がベルト回転中にその断面形状がやや上下に膨らんだように(上下方向に縦長状に)なって、位置Qでは蛇行規制部材105とは接触せずに、最上位付近と最下位付近の2箇所で接触する構成のものもある。このような構成でも、その2箇所の接触領域が存することによりベルト/コイル間隔を規制しつつベルト磨耗の防止が図れることは、上記と同様である。ベルト1周のうち、定着ニップ191の位置に相当する部分を除く、少なくとも一部で接触する構成がとられる。
ローラ弾性層規制部材107は、リング状であり、ボス部171と、ボス部171より径の大きいフランジ部172を有し、定着ローラ102の芯金121の両端部それぞれに外嵌され、フランジ部172の裏面173が定着ローラ102の弾性層122の側面125に当接する位置でボス部171が定着ローラ102の芯金121に固定されている。
ローラ弾性層規制部材107を設けない構成の場合、弾性層122の外側への膨れ量によっては、膨れた部分が蛇行規制部材105に当接することがあり、また蛇行規制部材105は、定着ローラ102の芯金121に対して回転自在なので、両者間に速度差が生じる場合がある。両者間に速度差が生じているときに弾性層122の外側への膨れた部分と蛇行規制部材105が接し、接した状態が長く続くと、弾性層122の削れなどにより弾性層122に亀裂が入り、弾性層122が損傷するなど寿命が短くなるおそれがある。
そこで、ローラ弾性層規制部材107を、弾性層122と蛇行規制部材105との間に介在させると共に定着ローラ102の芯金121に固定配置することにより、弾性層122が直接、蛇行規制部材105に接しないようにして弾性層122と蛇行規制部材105間の速度差による弾性層122の側面125の磨耗や亀裂による損傷などを防止しつつ、自由な膨張を規制して膨縮の繰り返しによる弾性層122の破壊を防止するものである。
なお、弾性層122の厚みや弾性率、加圧ローラ103の押圧力、弾性層122と蛇行規制部材105の位置関係などによっては、弾性層122が蛇行規制部材105やベアリング106などと接触しない構成や膨縮の繰り返しによる弾性層122の破壊に至り難い構成もあり得るので、そのような構成については、ローラ弾性層規制部材107を設けないとすることもできる。
上記実施の形態では、軸受部材の例としてベアリング106を用いた構成例を説明したが、本実施の形態では、ベアリングを用いない構成としており、この点が異なっている。以下、説明の重複を避けるため、実施の形態1と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については、同符号を付すものとする。
同図に示すように、定着部240の蛇行規制部材205は、基本的に実施の形態1の蛇行規制部材105と同様の形状であり、ボス部257(実施の形態1のボス部157に相当)が軸受部材を兼ねる構成になっている。すなわち、ボス部257がローラ弾性層規制部材107のボス部171に対して回転自在に支持される。
上記実施の形態では、蛇行規制部材105を定着ローラの102の軸芯190と同軸上に配置する構成としたが、本実施の形態では、定着ベルト101の仮想軸芯195と同軸上に配置する構成としており、この点が異なっている。
図9は、本実施の形態に係る定着部340の構成の一部を示す横断面図であり、図10(a)は、図9のB−B線において切断したときの矢視断面図であり、定着部340のローラ軸方向における一方の端部だけを示しており、図10(b)は、図10(a)の主要部を分解して示した断面図であり、図11は、分解斜視図を示している。
このように定着ベルト101と蛇行規制部材305を同軸にすれば、両者が同心円の関係になり、蛇行規制部材305の円筒部351の内径D3をベルト外径D1に略等しくすることにより、ベルト外周面111がその1周に亘って蛇行規制部材305の内周面381に接触する状態、すなわち接触領域199を1周とすることができ、両者間の接触領域199における速度差を1周に亘って略ゼロにすることができる。定着ニップ191の位置でも速度差が生じないので、その分、ベルト側面112の磨耗の進行を抑制して、さらなる長寿命化を図ることができる。
本実施の形態では、定着ベルト101の周回経路の内側であり定着ベルト101と定着ローラ102との間の空間110に発熱制御部材を配設する構成としている。
図12は、本実施の形態に係る定着部440の構成の一部を示す横断面図であり、図13(a)は、定着部440を図12のC−C線で切断したときの矢視断面図であり、定着部440のローラ軸方向における一方の端部だけを示しており、図13(b)は、図13(a)の蛇行規制部材405だけを抜き出して示した図である。
発熱制御板401は、厚みが0.2〜2〔mm〕、例えば0.8〔mm〕の板状部材であり、定着ベルト101の曲率に略等しくなるようにベルト周回方向に沿って湾曲する断面円弧状であると共に、ローラ軸方向長さ(ベルト幅方向長さに相当)が定着ベルト101の幅よりも長い長尺状の部材であり、その長さ方向両端部が側板321に固定されており、定着ベルト101、定着ローラ102、および蛇行規制部材405に接していない。
発熱制御層は、定着ニップ191の目標温度と同程度の温度にキュリー点を有する鉄、ニッケル、パーマロイなどからなり、キュリー温度を超えると磁性体から非磁性体に変化し、キュリー温度以下になると磁性を取り戻す可逆的な変化特性を有する。例えば、キュリー温度が目標温度よりも20〔℃〕高い温度、例えば200〔℃〕のパーマロイが用いられる。低抵抗導電層は、銅またはアルミニウムなどの電気抵抗率の低い材料からなる。
そこで、図13に示すように蛇行規制部材405の形状を実施の形態3のものから変更する構成をとっている。すなわち、蛇行規制部材405は、底部452を有しており、この点は、実施の形態3の蛇行規制部材305と同じであるが、ボス部に相当する部分を有しておらず、かつテーパ部456の径方向長さが短くなっている点で異なっている。
蛇行規制部材405は、実施の形態3と同様にベアリング306を介して支持体311(装置筐体)に回転自在に支持されるので、ベルト蛇行の規制とベルト/コイル間隔を規制しつつベルト側面112の磨耗を抑制して長寿命化を図ることができる。
〔変形例〕
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
40、240、340、440 定着部
101 定着ベルト
102 定着ローラ
103 加圧ローラ
104 磁束発生部
105、205、305、405、505 蛇行規制部材
106、306 ベアリング
107 ローラ弾性層規制部材
151、351 円筒部
152、252、352、552 底部
155 垂直部
156、456 テーパ部
157、257 ボス部
191 定着ニップ
310 装置筐体
Claims (6)
- 誘導発熱層を有する無端状のベルトの周回経路の内側に配された定着ローラに、前記ベルトの周回経路の外側に配された加圧ローラを、前記ベルトを介して前記定着ローラに押圧して当該ベルト表面との間に定着ニップを確保しつつ、前記ベルトの周回経路の外側に配された磁束発生部から発せられる磁束で前記ベルトの誘導発熱層を発熱させた状態で、前記定着ニップに未定着画像が形成されたシートを通して、当該未定着画像を加熱、加圧により当該シート上に定着する電磁誘導加熱方式の定着装置であって、
装置筐体と、
前記定着ローラの軸方向に前記ベルトを挟んで当該ベルトの両端側にそれぞれ設けられ、前記軸方向における前記ベルトの動きと、前記ベルトと前記磁束発生部の間隔とを規制するための一対の規制部材と、
前記一対の規制部材のそれぞれに対応して設けられるベアリングと、を備え、
前記一対の規制部材のそれぞれは、
筒状部と、透孔が設けられた底部とを有する部材であって、前記筒状部の、前記底部とは反対側の開口が前記ベルト端部と対向すると共に、前記底部の透孔に前記定着ローラの軸部が挿通されており、
対向するベルト端部の前記軸方向側面に接して前記動きを規制する第1規制面として機能する前記底部の内面と、前記ベルト端部の外周面に接して前記間隔を規制する第2規制面として機能する前記筒状部における開口側の内周面を有し、
前記規制部材それぞれは、前記筒状部に前記対応するベアリングが外嵌された状態で当該ベアリングを介して前記装置筐体に回転自在に支持され、周回する前記ベルトの駆動力を受けて当該ベルトに従動して回転することを特徴とする定着装置。 - 前記筒状部の軸線と周回するベルトの中心とが同軸上に位置することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 誘導発熱層を有する無端状のベルトの周回経路の内側に配された定着ローラに、前記ベルトの周回経路の外側に配された加圧ローラを、前記ベルトを介して前記定着ローラに押圧して当該ベルト表面との間に定着ニップを確保しつつ、前記ベルトの周回経路の外側に配された磁束発生部から発せられる磁束で前記ベルトの誘導発熱層を発熱させた状態で、前記定着ニップに未定着画像が形成されたシートを通して、当該未定着画像を加熱、加圧により当該シート上に定着する電磁誘導加熱方式の定着装置であって、
前記定着ローラの軸方向に前記ベルトを挟んで当該ベルトの両端側にそれぞれ設けられ、前記軸方向における前記ベルトの動きと、前記ベルトと前記磁束発生部の間隔とを規制するための一対の規制部材を備え、
前記定着ローラは、
弾性層を有し、当該弾性層が前記定着ニップにおいて前記加圧ローラの押圧力により前記定着ローラの径方向に圧縮される状態になっており、
前記ベルトは、
その周回経路が前記定着ニップの部分では前記定着ローラの圧縮により前記定着ニップ以外の部分に比べて前記定着ローラの軸線に近づく経路に変移しており、
前記一対の規制部材のそれぞれは、
筒状部と、透孔が設けられた底部とを有する部材であって、前記筒状部の、前記底部とは反対側の開口が前記ベルト端部と対向すると共に、前記底部の透孔に前記定着ローラの軸部が挿通されており、
対向するベルト端部の前記軸方向側面に接して前記動きを規制する第1規制面として機能する前記底部の内面と、前記ベルト端部の外周面に接して前記間隔を規制する第2規制面として機能する前記筒状部における開口側の内周面を有し、
前記定着ローラとは独立して回転自在に支持され、周回する前記ベルトの駆動力を受けて当該ベルトに従動して回転可能となっており、
前記底部の内面は、
前記軸線を含む平面で切断した断面形状において、前記軸線に対して垂直な第1の部分と、前記第1の部分よりも前記軸線に近い側であり前記第1の部分に隣接して設けられ、前記第1の部分に対して前記定着ローラの軸線方向外側に向かって傾斜する第2の部分を有する形状に形成されており、
前記第1の部分が前記第1規制面に相当し、
前記定着ニップにおいて前記ベルトのベルト部分の前記径方向における位置が前記圧縮により前記第1と第2の部分の境界位置よりも前記軸線に近い位置まで変移されることにより、前記ベルト端部の前記軸方向側面が前記定着ニップで前記第1の部分に接触しない構成になっていることを特徴とする定着装置。 - 前記一対の規制部材のそれぞれに対応して設けられるベアリングを備え、
前記ベアリングそれぞれは、対応する規制部材の透孔に内嵌されており、
前記規制部材それぞれは、
前記対応するベアリングを介して前記定着ローラの軸部に回転自在に支持されていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。 - 前記定着ローラは、
軸部と、
前記軸部の周囲に設けられた弾性層と、
前記軸部の、軸方向において前記弾性層の両端側それぞれの側面に当接する位置に固定され、当該弾性層の側面が当該軸方向外側に膨出するのを規制するための一対のローラ弾性層規制部材と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の定着装置。 - シート上に未定着画像を形成し、形成された未定着画像を定着部により定着する画像形成装置であって、
前記定着部として、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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