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JP4973951B2 - 車両用昇降装置 - Google Patents

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JP4973951B2
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Description

本発明は、車椅子を載置する平板状の載置体を地面上又はその近くの下降位置と車両の床面と同高さ又は略同高さの上昇位置とに平行又は略平行姿勢で昇降操作する昇降操作手段が設けられている車両用昇降装置に関する。
かかる車両用昇降装置は、昇降操作手段にて地面上又はその近くの下降位置や車両の床面と同高さ又は略同高さの上昇位置に載置体を昇降移動させて、車椅子に搭乗する搭乗者を地面上と車両内との間で移載させるのに用いられることになる(例えば、特許文献1参照。)。
ちなみに、このような車両用昇降装置では、点検や部品の交換等のメンテナンス作業が必要なものであり、従来では、定期的にメンテナンス作業が行われていた。
特開2000−326781号公報
しかしながら、部品の劣化は、車両用昇降装置を使用した回数、例えば、載置体の昇降回数の多少によって進行の程度が異なるものであるから、従来のように、単に、定期的にメンテナンス作業を行うようにすると、交換が必要な程度まで劣化していない部品を不必要に交換したり、交換が必要な程度まで劣化している虞がある部品の交換が遅れることがある等、メンテナンス作業を適正な時期に行い難いものであった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、メンテナンス作業を適正な時期に行うことが可能となる車両用昇降装置を提供する点にある。
本発明にかかる車両用昇降装置は、車椅子を載置する平板状の載置体を地面上又はその近くの下降位置と車両の床面と同高さ又は略同高さの上昇位置とに平行又は略平行姿勢で昇降操作する昇降操作手段が設けられているものであって、その第1特徴構成は、
前記載置体の昇降回数を計数し且つ計数した昇降回数を表示部に表示する昇降回数計数手段が設けられ
前記昇降回数計数手段が、前記表示部としての機械式の表示器を備える本体部と、その本体部に装備された計数用の被操作体とを備えて、計数用の被操作体が計数のために移動操作されるに伴って前記表示器の表示数を変更させる機械式計数器として構成され、
前記昇降操作手段の昇降作動に伴って移動する計数用移動部材が、前記計数用の被操作体を計数のために移動操作するように設けられ、
前記昇降操作手段が、車両側に固定した基枠に対して起伏揺動操作されて、車両側の開口部を通して車両外方側に突出する倒伏姿勢と車両内方側に引退する起立姿勢とに姿勢変更される平行4連リンク式の昇降リンク機構と、前記載置体を車両内外方向に沿ってスライド移動自在に支持し且つ前記昇降リンク機構にて支持されて平行又は略平行姿勢で昇降されて、車両外方の地面側に下降される下降状態と車両内方側に収納される上昇状態とに操作される昇降枠とを備えて構成され、
前記機械式計数器が、前記昇降リンク機構の横外側方箇所に、前記基枠から連設された支持枠に支持される状態で設けられている点にある。
すなわち、載置体の昇降回数を計数し且つ計数した昇降回数を表示部に表示する昇降回数計数手段が設けられており、表示部を確認することにより載置体の昇降回数を知ることができるから、部品の交換等のためにメンテナンス作業が必要となる載置体の昇降回数を定めておき、載置体の昇降回数が定めた回数に達するとメンテナンス作業を行うようにすることにより、載置体の昇降回数に応じた適切なタイミングでメンテナンス作業を行うことができるのであり、部品の交換を行う等のメンテナンス作業を適正な時期に行うことが可能となる。
従って、メンテナンス作業を適正な時期に行うことが可能となる車両用昇降装置を提供することができるに至った。
また、載置体の昇降回数を計数し且つ計数した昇降回数を表示部に表示する昇降回数計数手段が設けられており、表示部を確認することにより載置体の昇降回数を知ることができるから、部品の交換等のためにメンテナンス作業が必要となる載置体の昇降回数を定めておき、載置体の昇降回数が定めた回数に達するとメンテナンス作業を行うようにすることにより、載置体の昇降回数に応じた適切なタイミングでメンテナンス作業を行うことができるのであり、部品の交換を行う等のメンテナンス作業を適正な時期に行うことが可能となる。
従って、メンテナンス作業を適正な時期に行うことが可能となる車両用昇降装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる車両用昇降装置の第特徴構成は、第特徴構成において、前記昇降リンク機構における基部に、その回転軸芯周りで一体回転するように連結された軸状体が、前記昇降リンク機構の横外側方に伸びる状態で設けられ、前記計数用移動部材が、前記軸状体に往復回転移動するように取り付けられて、前記計数用の被操作体を計数のために押圧移動操作するように構成されている点にある。
すなわち、昇降リンク機構を車両側に固定した基枠に対して倒状姿勢と起立姿勢とに姿勢変更することによって、昇降枠を平行又は略平行姿勢で昇降して下降状態と上昇状態とに操作し、載置体を上昇位置と下降位置とに昇降移動するものであり、基枠から連設された支持枠に支持する状態で機械式計数器を設け、昇降リンク機構の基部にその回転軸芯周りで一体回転するように連結された軸状体に往復回転移動するように計数用移動部材が取り付けられている。
つまり、機械式計数器は、支持枠を介して昇降操作手段の基枠に支持されており、また、計数用移動部材は、軸状体を介して昇降操作手段の昇降リンク機構に取り付けられているから、つまり、昇降操作手段と機械式計数器とが共通の基枠に支持されるものであるから、機械式計数器を昇降操作手段に対して適切な状態に的確に取り付けることができる。
従って、機械式計数器を昇降操作手段に対して適切な状態に的確に取り付けることができる車両用昇降装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる車両用昇降装置の第特徴構成は、第特徴構成において、前記機械式計数器及び前記計数用移動部材を上方側より覆うカバー体が、前記支持枠に支持される状態で設けられ、前記機械式計数器が、前記表示器を上方側に位置させる状態で設置され、前記カバー体の上壁部に、前記表示器を確認する確認窓が、前記表示器の直上方箇所よりも前記昇降リンク機構側に偏位させた箇所に形成されている点にある。
すなわち、機械式計数器及び計数用移動部材が上方側よりカバー体にて覆われているから、外観が良く、又、損傷を抑制することができるものとなり、また、表示器を確認する作業者は載置体の上部箇所に位置して確認する等、昇降リンク機構側から確認することになるが、表示器を確認する確認窓が、表示器の直上方箇所よりも昇降リンク機構側に偏位させた箇所に形成されているから、昇降リンク機構側から表示器が確認し易いものとなる。
従って、外観が良く且つ損傷を抑制し、しかも、表示器が確認し易い車両用昇降装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる車両用昇降装置の第特徴構成は、第特徴構成又は第特徴構成において、前記昇降リンク機構を昇降操作する駆動アクチュエータと、前記計数用の被操作体に検出作用して、前記昇降リンク機構が前記下降位置に対応する揺動姿勢であること及び前記上昇位置に対応する揺動姿勢であることを検出する揺動姿勢検出手段と、昇降指令、及び、前記揺動姿勢検出手段の検出情報に基づいて、前記駆動アクチュエータの作動を制御する制御手段が設けられている点にある。
すなわち、昇降指令が指令されると、駆動アクチュエータを作動させて昇降リンク機構を昇降操作し、揺動姿勢検出手段にて、昇降リンク機構が下降位置に対応する揺動姿勢であること又は上昇位置に対応する揺動姿勢であることが検出されるに伴って、駆動アクチュエータの作動を停止させるものであり、揺動姿勢検出手段が検出作用する部材と機械式計数器の被検出体を押圧移動操作する部材とを兼用することにより、構成の簡素化を図ることができる。
従って、構成の簡素化を図ることができる車両用昇降装置を提供することができるに至った。
以下、本発明にかかる車両用昇降装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、車両用昇降装置Lは、後部の開口部Oを開閉する開閉扉Dを備えたワゴン車のような車両Vにおいて、その後部に搭載して用いられているものであり、車椅子Cを載置する平板状の載置体1と、その載置体1を地面G上又はその近くの下降位置と車両Vの床面Fと同高さ又は略同高さの上昇位置とに平行又は略平行姿勢で昇降操作する昇降操作手段Sを設けて構成されている。
この昇降操作手段Sは、車両Vの床面F上に連結固定された基枠7と、この車両側に固定した基枠7に対して起伏揺動操作されて、車両側の開口部Oを通して車両外方側に突出する倒伏姿勢と車両内方側に引退する起立姿勢とに姿勢変更される平行4連リンク式の昇降リンク機構4と、前記載置体1を車両内外方向に沿ってスライド移動自在に支持し且つ前記昇降リンク機構4にて支持されて平行又は略平行姿勢で昇降されて、車両外方の地面G側に下降される下降状態と車両内方側に収納される上昇状態とに操作される昇降枠2と、昇降リンク機構4を昇降操作する駆動アクチュエータとしての油圧シリンダ5とを備えて構成されている。
次に、車両用昇降装置Lについて詳述するが、便宜上、車両Vの車両前後方向を車両内外方向として、車両前方側を車両内方側、車両後方側を車両外方側と称する場合があり、後方(外方)から前方(内方)を見た状態で、車両横幅方向の一方側を左側、他方側を右側として左右方向を特定して説明する。
また、左右に位置する部材については、左右の勝手違いはあるものの、略同じ構成なので、左右いずれか一方のみについて説明し、左右で構成の異なる部材については、その都度説明を加える。
図2〜図4に示すように、前記基枠7は、車両横幅方向に沿う姿勢の前後一対の基枠用部材7aと、これら前後一対の基枠用部材7aに亘って立設された左右一対の基枠側ブラケット7bとを備えて構成されている。
そして、車両Vの床面F上に、載置体1を案内支持する左右一対のレール17が設けられており、これら左右一対のレール17の夫々は、後方側端部が基枠7に連結されており、内方側端部が車両横幅方向に沿う姿勢の連結枠18に連結されている。
昇降リンク機構4は、上リンク部材9と下リンク部材10とを備えて構成されており、上リンク部材9の基端部が第1ピン11を介して基枠側ブラケット7bに枢支連結され、上リンク機構9の先端部が第3ピン14を介してアーム側ブラケット3aに枢支連結されており、また、下リンク部材10の基端部が第2ピン12を介して基枠側ブラケット7bに枢支連結され、下リンク部材10の先端部が第4ピン15を介してアーム側ブラケット3aに枢支連結されている。
尚、アーム側ブラケット3aは、昇降枠2における上方に延びるアーム部3の上端部に備えられている。また、昇降リンク機構4は、リンク用カバー8にて覆われている。
前記油圧シリンダ5は、復動式のシリンダに構成されており、図3に示すように、そのシリンダ本体側が前記第2ピン12を介して基枠7の基枠側ブラケット7bに枢支連結され、ロッド側が前記第3ピン14を介して昇降枠2のアーム部3に枢支連結されている。
そして、図9(a)に示すように、油圧シリンダ5を短縮させることにより、昇降リンク機構4が車両V外方側に突出する倒状姿勢に姿勢変更されて載置体1が地面G上又はその近くの下方位置に下降移動し、図9(b)及び図9(c)に示すように、油圧シリンダ5を伸長させることにより、昇降リンク機構4が車両V側に収納される収納姿勢に姿勢変更されて載置第1が床面F上の上方位置に上昇移動するように構成されている。
図1及び図2に示すように、前記昇降枠2は、車両横幅方向の両端部に立設させた側壁部の上端部にアーム部3の下端部を連結して構成されており、車両前後方向視で上方が開放されたコ字状に形成されている。尚、アーム部3と側壁部との取り付け部分は、支持枠用カバー13にて覆われている。
また、昇降枠2には、載置体1に車両前後方向に沿う姿勢で設けられたラック(図示せず)と咬合するピニオン(図示せず)を回転駆動させるスライド用電動モータ27が設けられており、載置体1が上昇位置に上昇移動している状態で、スライド用電動モータ27を正逆回転駆動させることにより、載置体1が、図9(c)に示すような車両V内方の格納位置と、図9(b)に示すような車両Vから外方に突出する突出位置とに亘って、昇降枠2に対して車両前後方向にスライド移動操作され、このように載置体1が格納位置と突出位置とに亘ってスライド移動する際に、レール用遊転ローラ(図示せず)が車両Vの床面F上に設けられた左右一対のレール17上を転動するように構成されている。
そして、昇降枠2の車両内方側の縁部には、車椅子Cが載置台1の車両内方側の縁部より前方に移動するのを受け止め阻止すべく上方側に起立揺動させた阻止姿勢と車椅子Cが載置台1から前方に移動するのを許容すべく前方側に転倒揺動させた許容姿勢とに起伏揺動自在な状態で平板状の前受け止め体37が備えられている。
この前受け止め体37は、基端部が昇降枠2の車両内方側の縁部に揺動自在に枢着されている。
そして、載置体1が格納位置にスライド移動するに伴って略水平となる収納位置に切り換えられ、載置体1が突出位置にスライド移動するに伴って略垂直となる起立姿勢に切り換えられるように、載置体1が昇降枠2に対して車両前後方向にスライド移動するに伴って許容姿勢と起立姿勢とに切り換えられるように構成されている。
そして、載置台1の車両外方側の縁部には、車椅子Cが載置台1の車両外方側の縁部より後方に移動するのを受け止め阻止すべく上方側に揺動させた阻止姿勢と車椅子Cが載置台1から後方に移動するのを許容すべく後方側に転倒揺動させた許容姿勢と前方側に転倒揺動させた格納姿勢とに起伏揺動自在な状態で受け止め体としての平板状の後受け止め体38が備えられている。
この後受け止め体38は、載置体1の車両外方側の縁部に揺動自在に枢着されている。
そして、後受け止め体38の切り換え操作用の手動操作具39が、保持手段(図示せず)が後受け止め体38を阻止姿勢で保持する保持作用状態となる保持位置と保持手段が保持解除状態となる保持解除位置とに移動操作可能に、前記載置体1に設けられており、手動操作具39が保持位置に移動操作されている状態では、後受け止め体38は阻止姿勢で保持されており、手動操作具39が保持解除位置に移動操作することにより、後受け止め体38は保持手段による保持が解除されて、手動操作で後受け止め体38を阻止姿勢、許容姿勢及び格納姿勢の各姿勢に姿勢変更することができるように構成されている。
図2に示すように、車両用昇降装置Lには、前記車椅子Cに着座した搭乗者を前記車椅子Cに保持するシートベルト装置52、前記車椅子Cに着座した搭乗者が把持する手すり46、前記載置体1上を照射する照明装置51、及び、前記車椅子Cを前記載置体1に固定する固定装置56が設けられている。
また、車両用昇降装置Lには、前記載置体1の昇降回数を計数し且つ計数した昇降回数を表示部としての機械式の表示器62に表示する昇降回数計数手段としての機械式計数器61が設けられており、図5〜図8に示すように、機械式計数器61は、前記表示器62を備える本体部63と、その本体部63に装備された計数用の被操作体としての操作レバー64とを備えて、操作レバー64が計数のために移動操作されるに伴って前記表示器62の表示数を変更させるように構成されている。
前記昇降操作手段Sの昇降作動に伴って移動する計数用移動部材としてのドグ板65が、前記操作レバー64を計数のために移動操作するように設けられている。
そして、前記昇降リンク機構4における基部に、その回転軸芯周りで一体回転するように連結された軸状体66が、前記昇降リンク機構4の横外側方に伸びる状態で設けられ、
前記機械式計数器61が、前記昇降リンク機構4の横外側方箇所に、前記基枠7から連設された支持枠67に支持される状態で設けられ、
前記ドグ板65が、前記軸状体66に往復回転移動するように取り付けられて、前記操作レバー64を計数のために押圧移動操作するように構成されている。
次に、機械式計数器61及びドグ板65について説明を加える。
前記軸状体66は、右側の昇降リンク機構4における第2ピン12と一体回転するように、この第2ピン12の右側端部(外方側端部)に連結されて、右側の昇降リンク機構の右側側方に延びる状態に設けられている。そして、ドグ板65は、この軸状体66の右側端部に一体回転するように連結されており、車両横幅方向に沿う軸芯周りで回転するように構成されている。
基枠7の右側端部に前後一対の基枠用部材に亘る状態で支持枠67が立設され、この支持枠67は、上下方向に沿う姿勢で前後方向に延びる板状に構成されており、機械式計数器61は、右側の昇降リンク機構4の右外側方箇所に位置し且つドグ板65の後方箇所に位置するように、支持枠67の外面(車両横幅方向における車両用昇降装置の中心側とは反対側を向く面)に支持されている。
機械式計数器61には、押圧解除姿勢と押圧移動姿勢とに揺動自在で且つ押圧解除姿勢側に付勢する状態に操作レバー64が備えられており、機械式計数器61は、操作レバー64が車両横幅方向に沿う軸芯周りで揺動する状態で設置されている。
また、機械式計数器61は、表示器62が上方を向くように、表示器62が上方側に位置させる状態で設置されている。
ちなみに、機械式計数器61には、表示器62に表示する数値をリセットする(0に戻す)手段は設けられておらず、リセット不能に構成されている。
ドグ板65には、計数用ドグ65cが備えられており、このドグ板65は、昇降リンク機構4が倒状姿勢側から起立姿勢側に向けて姿勢変更して、載置体1が上昇位置又はその近くまで上昇移動すると、右側面視において時計回りに回転して計数用ドグ65cを下方に移動させることにより、押圧解除姿勢の操作レバー64を下方に押圧移動操作して押圧移動姿勢に姿勢変更させ、また、昇降リンク機構4が起立姿勢から倒状姿勢に姿勢変更して、載置体1が上昇位置又はその近くから下方位置側に向けて下降移動すると、右側面視において反時計回りに回転して計数用ドグ65cを上方に移動させることにより、押圧移動姿勢の操作レバー64を押圧操作から開放する。ちなみに、操作レバー64は、ドグ板65からの押圧操作から開放されると押圧解除姿勢に復帰するように構成されている。
そして、機械式計数器61は、載置体1が上昇位置又はその近くまで上昇移動するに伴って、ドグ板65にて操作レバー64が計数のために移動操作、つまりは、ドグ板65にて操作レバー64が押圧移動姿勢に押圧移動操作され、これに伴って表示器62の表示数を1増やすように変更されるように構成されている。要するに、機械式計数器61は、載置体1の昇降回数として載置体1が上昇位置又はその近くに上昇移動することを計数するように構成されている。
前記機械式計数器61及び前記ドグ板65を上方側より覆うカバー体としての計数器用ケース70が、前記支持枠67に支持される状態で設けられている。
つまり、計数器用ケース70の左側壁部には、軸状体66及び基枠7を挿通させる孔70aが形成されており、軸状体66及び支持枠67の右側端部を計数器用ケース70内に位置させることにより、計数器用ケース70にて機械式計数器61及びドグ板65を覆っており、基枠7の右側端部に立設された支持枠67を計数器用ケース70の左側壁部に連結することにより、計数器用ケース70が間接的に基枠7に連結されている。
前記計数器用ケース70の上壁部に、前記表示器62を確認する確認窓70bが、前記表示器62の直上方箇所よりも前記昇降リンク機構4側で且つ車両後方側に偏位させた箇所に形成されている。
ちなみに、計数器用ケース70は、光を透過しない樹脂又は金属で構成されている。
前記ドグ板65に検出作用して、前記昇降リンク機構4が前記下降位置に対応する揺動姿勢であること及び前記上昇位置に対応する揺動姿勢であることを検出する揺動姿勢検出手段としての昇降位置検出手段21が設けられており、この昇降位置検出手段21は、昇降リンク機構4の揺動姿勢を検出することにより、車両Vに対する載置体1の昇降位置を検出するように構成されている。
そして、昇降位置検出手段21は、上昇側リミットスイッチ21aと、下降側リミットスイッチ21bとから構成されており、上昇側リミットスイッチ21aはドグ板65に備えられた上昇用ドグ65aにて押圧操作され、下降側リミットスイッチは21bドグ板65に備えられた下降用ドグ65bにて押圧操作されるように配設されている。
つまり、昇降リンク機構4が上昇位置に対応する揺動姿勢となると、載置体1が上昇位置まで上昇しており、このように載置体1が下降位置まで下降すると、上昇用ドグ65aにて上昇側リミットスイッチ21aが押圧操作されて、上昇側リミットスイッチ21aにて昇降リンク機構4が上昇位置に対応する揺動姿勢であること(載置体1が上昇位置に位置していること)が検出され、また、昇降リンク機構4が下降位置に対応する揺動姿勢となると、載置体1が下降位置まで下降しており、このように載置体1が上昇位置まで上昇すると、下降用ドグ65bにて下降側リミットスイッチ21bが押圧操作されて、下降側リミットスイッチ21bにて昇降リンク機構4が下降位置に対応する揺動姿勢であること(載置体1が下降位置に位置していること)が検出される。
そして、昇降位置検出手段21は、上昇側リミットスイッチ21a又は下降側リミットスイッチ21bが押圧操作されるに伴ってそれに応じた検出情報を出力するように構成されている。
ちなみに、上方側リミットスイッチ21aと下方側リミットスイッチ21bと操作レバー64とは、ドグ板65の前方側に互いに上下方向に重なる状態に設けられている。
また、昇降枠2に対する載置台1のスライド位置を検出するスライド位置検出手段22(図9参照)が設けられており、詳細な説明は省略するが、スライド位置検出手段22は、複数のリミットスイッチ(図示せず)と検出片(図示せず)とで構成されて、載置台1が突出位置や収納位置にスライド移動して検出片がリミットスイッチに接触するに伴って、それに応じた検出情報を出力するように構成されている。
図1に示すように、前記載置体1の上昇移動及び下降移動の昇降指令を指令する指令手段としてのペンダント式操作具68が設けられており、このペンダント式操作具68は、載置体1の下降移動を指令する下降ボタン68a及び載置体1の上昇移動を指令する上昇ボタン68bを備えて構成されており、各ボタンが押し操作されるに伴って昇降指令を出力するように構成されている。
ペンダント式操作具68からの昇降指令、及び、前記揺動姿勢検出手段の検出情報に基づいて、前記油圧シリンダ5の作動を制御する制御手段Hが設けられている。
図9に示すように、制御装置Hは、ペンダント式操作具68の指令情報、載置体1の車両Vに対する高さを検出する昇降位置検出手段21からの検出情報、及び、載置体1の昇降枠2に対するスライド位置を検出するスライド位置検出手段22からの検出情報に基づいて、油圧シリンダ5及びスライド用電動モータ27の作動を制御するように構成されている。ちなみに、油圧シリンダ5に作動油を供給する油圧ポンプ6にはポンプ用電動モータ20が連動連結されており、制御装置Hは、ポンプ用電動モータ20の作動を制御することにより油圧シリンダ5の作動を制御するように構成されている。
尚、制御装置Hは、油圧ポンプ6とともに、車両V内における左右一対の昇降案内手段Sよりも車両横幅方向の左側に設けられた制御装置用ケース69内に設けられており、この制御装置用ケース69は、基枠7の左側端部に連結された支持ブラケット71に連結されており、この支持ブラケット71に支持される状態で設けられている。
そして、制御装置Hは、図9(a)に示すような載置体1が下降位置に位置し且つ突出位置に位置している状態でペンダント式操作具68の上昇ボタン68bが押し操作されると、図9(b)に示すように載置体1を下降位置から上昇位置に上昇移動させた後、載置体1を突出位置から格納位置にスライド移動させ、また、図9(c)に示すような載置体1が上昇位置に位置し且つ格納位置に位置している状態でペンダント式操作具68の下降ボタン68aが押し操作されると、図9(b)に示すように、載置体1を格納位置から突出位置にスライド移動させた後、載置体1を上昇位置から下降位置に下降移動させるように、油圧シリンダ5及びスライド用電動モータ27の作動を制御するように構成されている。
〔別実施の形態〕
) 上記実施の形態では、機械式計数器61を、表示器62を上方側に位置させる状態で設置し、カバー体70の上壁部に、表示器62を確認する確認窓70bを形成したが、カバー体70に形成する確認窓70bは、機械式計数器61の表示器62の位置に応じて形成すればよく、例えば、機械式計数器61を、表示器62を前方側に位置させる状態で設置し、カバー体70の前壁部に、表示器62を確認する確認窓70bを形成してもよい。
また、上記実施の形態では、確認窓70bを、表示器62の直上方箇所よりも昇降リンク機構4側で且つ車両後方側に偏位させた箇所に形成したが、確認窓70bを、表示器62の直上方箇所よりも昇降リンク機構4側又は車両後方側のいずれか一方側に偏位させた箇所に形成してもよく、また、確認窓70bを、表示器62の直上方箇所から偏させない箇所(表示器62の直上方箇所)に設けてもよい。
) 上記実施の形態では、カバー体70に確認窓70bを設けたが、このカバー体70に確認窓70bを設けなくてもよい。ちなみに、カバー体70に確認窓70bを設けない場合は、カバー体70を取り外して表示器62を確認する。
また、上記実施の形態では、カバー体70を設けたが、カバー体70を設けなくてもよい。
) 上記実施の形態では、揺動姿勢検出手段21を、昇降回数計数手段61の被操作体64を移動操作する計数用移動部材65に検出作用するように構成したが、揺動姿勢検出手段21を、昇降回数計数手段61の被操作体64を移動操作する計数用移動部材65とは別に設けられた検出用移動部材に検出作用するように構成してもよい。
尚、上記実施の形態では、揺動姿勢検出手段21を、複数のリミットスイッチ21a、21bにて構成したが、揺動姿勢検出手段21を、ロータリエンコーダ等の別の検出手段にて構成してもよい。
) 上記実施の形態では、昇降回数計数手段61を、載置体1の昇降回数として載置体1が上昇位置に上昇移動することを計数するように構成したが、昇降回数計数手段61を、載置体1の昇降回数として載置体1が下降位置に下降移動することや、載置体1が格納位置にスライド移動することや、載置体1が収納位置にスライド移動することを計数するように構成してもよい。また、昇降回数計数手段61を、載置体1の昇降回数として載置体1が上昇位置と下降位置との中間位置や、載置体1が収納位置と格納位置との中間位置を通過することを計数するように構成してもよい。ちなみに、昇降回数計数手段61にて、載置体1が複数の位置に移動したことを計数するように構成した場合、載置体1が複数の位置に移動すること個別に計数してもよく、また、載置体1が複数の位置に移動することを合算して計数してもよい。
車両用昇降装置の斜視図 車両用昇降装置の平面図 基枠と昇降リンク機構を示す斜視図 基枠を示す平面図 機械式計数器の平面図 機械式計数器の側面図 機械式計数器の背面図 機械式計数器の背面図 車両用昇降装置の動きを示す側面図 制御ブロック図
符号の説明
1 載置体
2 昇降枠
4 昇降リンク機構
5 駆動アクチュエータ
7 基枠
21 揺動姿勢検出手段
61 機械式計数器(昇降回数計数手段)
62 表示器(表示部)
63 本体部
64 被操作体
65 計数用移動部材
66 軸状体
67 支持枠
70 カバー体
70b 確認窓
C 車椅子
F 床面
G 地面
H 制御装置
O 開口部
S 昇降操作手段
V 車両

Claims (4)

  1. 車椅子を載置する平板状の載置体を地面上又はその近くの下降位置と車両の床面と同高さ又は略同高さの上昇位置とに平行又は略平行姿勢で昇降操作する昇降操作手段が設けられている車両用昇降装置であって、
    前記載置体の昇降回数を計数し且つ計数した昇降回数を表示部に表示する昇降回数計数手段が設けられ
    前記昇降回数計数手段が、前記表示部としての機械式の表示器を備える本体部と、その本体部に装備された計数用の被操作体とを備えて、計数用の被操作体が計数のために移動操作されるに伴って前記表示器の表示数を変更させる機械式計数器として構成され、
    前記昇降操作手段の昇降作動に伴って移動する計数用移動部材が、前記計数用の被操作体を計数のために移動操作するように設けられ、
    前記昇降操作手段が、車両側に固定した基枠に対して起伏揺動操作されて、車両側の開口部を通して車両外方側に突出する倒伏姿勢と車両内方側に引退する起立姿勢とに姿勢変更される平行4連リンク式の昇降リンク機構と、前記載置体を車両内外方向に沿ってスライド移動自在に支持し且つ前記昇降リンク機構にて支持されて平行又は略平行姿勢で昇降されて、車両外方の地面側に下降される下降状態と車両内方側に収納される上昇状態とに操作される昇降枠とを備えて構成され、
    前記機械式計数器が、前記昇降リンク機構の横外側方箇所に、前記基枠から連設された支持枠に支持される状態で設けられている車両用昇降装置。
  2. 前記昇降リンク機構における基部に、その回転軸芯周りで一体回転するように連結された軸状体が、前記昇降リンク機構の横外側方に伸びる状態で設けられ、
    前記計数用移動部材が、前記軸状体に往復回転移動するように取り付けられて、前記計数用の被操作体を計数のために押圧移動操作するように構成されている請求項1記載の車両用昇降装置。
  3. 前記機械式計数器及び前記計数用移動部材を上方側より覆うカバー体が、前記支持枠に支持される状態で設けられ、
    前記機械式計数器が、前記表示器を上方側に位置させる状態で設置され、
    前記カバー体の上壁部に、前記表示器を確認する確認窓が、前記表示器の直上方箇所よりも前記昇降リンク機構側に偏位させた箇所に形成されている請求項2記載の車両用昇降装置。
  4. 前記昇降リンク機構を昇降操作する駆動アクチュエータと、
    前記計数用の被操作体に検出作用して、前記昇降リンク機構が前記下降位置に対応する揺動姿勢であること及び前記上昇位置に対応する揺動姿勢であることを検出する揺動姿勢検出手段と、
    昇降指令、及び、前記揺動姿勢検出手段の検出情報に基づいて、前記駆動アクチュエータの作動を制御する制御手段が設けられている請求項2又は3記載の車両用昇降装置。
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