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JP4938303B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、FPC(Flexible Printed Circuit)やFFC(Flexible Flat Cable)などの平形柔軟ケーブルと接続するコネクタに関する。本明細書は、平形柔軟ケーブルを総称してFPCと呼称することとし、特に、本発明は、FPCの挿抜時にほとんど力を必要としない、いわゆるZIF(Zero Insertion Force)タイプのFPC用のコネクタに関する。
プリント基板に表面実装されるFPC用のコネクタ、いわゆる表面実装型のFPC用のコネクタは、FPCが挿入される挿入部が形成されている絶縁性のハウジングと、このハウジングに所定のピッチで横並びに装着された複数のコンタクトと、を備えている。そして、FPCとこれらのコンタクトとを接触させるために、例えば、開閉するカバーハウジングが挿入部に備えられている。
このようなFPC用のコネクタとして、複数のコンタクトをFPCに押し付けるカバーハウジングの強度を高くして、FPCに対する押し付け力を安定し、かつ、FPCの導体パターンが上向き、下向きいずれの姿勢でも接続することができるFPC用のコネクタが発明されている(例えば、特許文献1参照)。
又、このようなFPC用のコネクタとして、コンタクトの過度の変形を防止することでFPCに対する充分な接触圧力を確保できる上接点タイプのFPC用のコネクタが発明されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−185896号公報 特開2001−126793号公報
図13は、特許文献1によるFPC用のコネクタの縦断面図であり、カバーハウジングが開放位置において、FPCを挿入した状態図である。本願の図13は特許文献1の図4に相当している。
図13において、コネクタ8は、ハウジング82と、複数のコンタクト83と、カバーハウジング84と、複数のカバーコンタクト820と、を備えている。ハウジング82は上方に向けて開口する開口部87を設けている。複数のコンタクト83は、ハウジング82に一定ピッチで収容保持され、弾性接触ビーム814の接点部817が開口部87に配列されている。更に、複数のコンタクト83は、アーム815と弾性接触ビーム814を備え、アーム815が弾性接触ビーム814と一体に形成されている。アーム815は、ハウジング82の上部壁86に沿って開口部87まで延び、先端に回動支持部818を設けている。そして、回動支持部818は、接点部817と対向している。
図13において、カバーハウジング84は、回動支持部818に係合して支持され、接点部817に近接した加圧位置と、接点部817から離反した開放位置との間を移動する。カバーハウジング84を加圧位置に向けて移動したときに、弾性接触ビーム814上に配されたFPC1を弾性接触ビーム814に押し付ける。複数のカバーコンタクト820は、カバーハウジング84の内側にコンタクト83に対応して配設され、回動支持部818と係合している。複数のカバーコンタクト820は、加圧位置においてFPC1に押圧して接触すると共に、回動支持部818に接触して導通する。
図14は、特許文献2によるFPC用のコネクタの縦断面図であり、図14(A)はコネクタ全体の縦断面図、図14(B)は図14(A)の要部拡大図である。本願の図14は特許文献2の図5に相当している。
図14において、コネクタ9は、ハウジング94と複数のフォーク状のコンタクト923及びカバーハウジング97を備えている。ハウジング94は、上方に開放する開口部96を有している。複数のコンタクト923は、ハウジング94の開口部96に臨むように複数配列されている。コンタクト923は、上側となる弾性片部935及び下側となる固定片部933を相対向させている。カバーハウジング97は、ハウジング94又はハウジング94に保持される部材の回動支持部(図示せず)によって回動自在に支持され、回動に伴って開口部96を開閉する。
図14において、弾性片部935の自由端は、略コ字状に分岐する上分岐片939と下分岐片941を有している。下分岐片941は、FPC1に押圧接触する接点948を含んでいる。カバーハウジング97の一端縁は、上分岐片939と下分岐片941の間に配置されて弾性片部935の変位の範囲を規制している。又、カバーハウジング97の一端縁は、カバーハウジング97の開放状態で、接点948の下方におけるFPC1用の挿抜空間93を拡げるように上分岐片939を押し上げるカム面959を含んでいる。
図13において、カバーコンタクト820は、コンタクト83と同様の金属薄板を打ち抜き加工してつくられ、合成樹脂製のカバーハウジング84の成形時にインサートモールドしてカバーハウジング84と一体化されている。
図14において、カバーハウジング97に埋設された金属製の線材945の両端部に、回動軸線A1を有する一対の回動支軸(図示せず)を設けている。又、金属製の補強用線材951もカバーハウジング97に埋設されている。金属製の線材945・951を合成樹脂製のカバーハウジング97に成形時にインサートして、カバーハウジング97の成形品に埋設するために、金属製の線材945・951が成形金型内に所定の姿勢で支持されている。
特許文献1及び2に示されたような、FPCの導体パターンが上向き、又は上接点タイプのFPC用のコネクタは、合成樹脂製のカバーハウジングに金属部材をインサートモールド(一体成形)することにより、カバーハウジングの変形を防止している。
しかし、このような金属部材を含む一体成形品は、合成樹脂のみからなる成形品と比較して、製造コストが高くなる。構成品が増加することによりコストアップになることは勿論であるが、成形金型内に所定の姿勢で金属部材を支持することから、1個当りの製造時間を多く要すことや、多数個同時成形が困難なためである。そして、カバーハウジングのコストアップが、FPC用のコネクタのコストを上げる要因となっていた。
上接点タイプのFPC用のコネクタにおいて、構造を工夫することにより、カバーハウジングを合成樹脂のみからなる成形品にできれば、このコネクタの製造コストを低減することができる。そして、コンタクトが多ピン、狭ピッチであるFPC用のコネクタにおいて、カバーハウジングが変形することなく確実に開閉姿勢を維持する構造を有するFPC用のコネクタが求められている。そして、これらのことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、コンタクトは多ピン、狭ピッチである上接点タイプのFPC用のコネクタにおいて、合成樹脂のみからなるカバーハウジングが変形することなく確実に開閉する構造を有するFPC用のコネクタを提供することを目的とする。
本発明者らは、ハウジングは、交互に並設配置される第1コンタクト及び第2コンタクトを内部に備え、第1コンタクトは、カバーハウジングが閉じられるとFPCの上接点に接触する弾性アームを有し、第2コンタクトは、短アームと長アームで対をなす音叉型コンタクトを有し、カバーハウジングが閉じられると、音叉型コンタクトがFPCに偶力を与えるように短アームがFPCの上接点に接触する構造とし、以下のような新たなFPC用のコネクタを発明するに至った。
(1) FPCが挿入される凹部が形成された略直方体状のハウジングと、前記凹部を開閉可能に覆う略矩形板状のカバーハウジングと、前記ハウジング内部に交互に並設配置される複数の第1コンタクト及び第2コンタクトと、を備えるコネクタであって、前記第1コンタクト及び第2コンタクトは、互いに向かい合う固定アーム及び水平アームと、これら固定アーム及び水平アームの基端同士を連結する連結脚と、を備え、前記第1コンタクトは、当該第1コンタクトの固定アームと水平アームの間に延びて、この水平アームに対向する弾性アームを有し、前記第2コンタクトは、当該第2コンタクトの固定アームと水平アームの間に延びて、互いに向かい合う短アーム及び長アームを有し、前記第1コンタクト及び第2コンタクトの水平アームは、前記凹部の底面に対向する押さえ部を先端側に有し、前記弾性アームは、前記凹部の底面に対向する第1接点を先端側に有し、前記短アームは、前記凹部の底面に対向して当該凹部の奥に位置する第2接点を先端側に有し、前記長アームは、前記凹部の底面から突出して当該凹部の開口の近くに位置する突起を先端側に有し、前記カバーハウジングは、前記第1コンタクトの押さえ部と前記弾性アームの先端側の間に位置して当該第1コンタクトの押さえ部に押さえられるカム部と、前記第2コンタクトの押さえ部と前記凹部の底面との間に位置して当該第2コンタクトの押さえ部に係合する係合部と、を有しているコネクタ。
(1)の発明によるコネクタは、略直方体状のハウジングと、略矩形板状のカバーハウジングと、複数の第1コンタクト及び第2コンタクトと、を備えている。ハウジングには、FPCが挿入される凹部が形成されている。カバーハウジングは、凹部を開閉可能に覆っている。複数の第1コンタクト及び第2コンタクトは、ハウジング内部に交互に並設配置されている。
一般に、FPCは、絶縁性のポリエステルやポリイミドで形成されるベースフィルムに導体パターンとなる銅箔が接着されている。導体パターンは絶縁被膜で被覆されているが、FPCの端部は、コネクタに備わるコンタクトと導電接触するために導体パターンが露出している。本発明によるコネクタに適用されるFPCは、ベースフィルムの片側に導体パターンが備わる片面FPCであって、片面FPCの端部はベースフィルムの片側に導体パターンが露出している。そして、片面FPCの導体パターンが上向き、又は上接点となるように、凹部に挿入される。
ここで、ハウジングは絶縁性を有している。絶縁性ハウジングとは、非導電性の材料からなるハウジングのことであってよく、例えば、合成樹脂材料を成型して、所望の形状の絶縁性ハウジングを得ることができる。同様に、カバーハウジングは絶縁性を有し、合成樹脂材料を成型して、所望の形状の絶縁性カバーハウジングを得ることができる。ハウジングとカバーハウジングは、同材質の絶縁体であってもよく、互いに異なる材質の絶縁体であってもよい。
ハウジングには、例えば、FPCが挿入されるための薄直方体状の凹部が形成されている。FPCは、ハウジングの凹部の開口側から差込口に向って挿入される。FPCがハウジングの凹部に挿入されるにあたり、例えば、ハウジングの凹部を形成する対向する一対の立設壁がFPCの幅方向を規制して、複数の第1コンタクト及び第2コンタクトと位置合わせされる。差込口には、FPCの端部が当接される停止壁が設けられる。この停止壁は、複数の第1コンタクト及び第2コンタクトがハウジングの圧入されているため、櫛の歯状に形成される。
凹部の底面に対して所定の開き角度をもって斜めにFPCが差し込めるように、差込口は、FPCの厚みより僅かに大きく、かつ凹部の底面と対向する面は斜面が形成されてもよい。そして、このコネクタは、FPCを差込口に挿抜するときにほとんど力を必要としないZIFコネクタとなっている。
例えば、カバーハウジングは、ハウジングに回動自在に両端支持される開閉軸が一方の端部に設けられ、カバーハウジングの他方の端部は凹部の開口を開閉する。このカバーハウジングにおける一方の端部の両翼に開閉軸と同軸となる一対の円柱突起を配置し、この一対の円柱突起が回動可能にハウジングに両端支持されてもよい。ハウジングに圧入される一対の支持部材(例えば、後述する一対のタブ)が、この一対の円柱突起を回動可能に支持するようにしてもよい。
カバーハウジングが凹部を開閉可能に覆うとは、FPCが挿入されるべく、凹部を覆うカバーハウジングを開くことができることを意味している。又、複数の第1コンタクト及び第2コンタクトとFPCが導電接触すべく、カバーハウジングが複数の第1コンタクトを押し下げて、FPCを凹部の底面側に押圧するために閉じて、この凹部を覆うことを意味している。カバーハウジングが閉じたときに、閉姿勢を維持するために、コネクタにロック機構を設けてもよい。
又、第1コンタクト及び第2コンタクトは、導電性を有している。導電性のコンタクトとは、電気抵抗率の低い材料からなるコンタクトであってよく、第1コンタクト及び第2コンタクトは、例えば銅合金からなる金属板が精密打ち抜き加工されて、所望の形状を得ることができる。金属板からなるコンタクトは、板状コンタクトと呼ばれることもある。
例えば、ハウジングには、凹部の開口側から差込口、更に差込口の後方に至る縦長の矩形溝が櫛の歯状に複数形成され、凹部の開口側から、この縦長の矩形溝に第1コンタクトが圧入される。一方、ハウジングには、凹部の開口側の反対側から開口側に向う縦長の矩形溝が櫛の歯状に複数形成され、この縦長の矩形溝に第2コンタクトが圧入される。
これらの縦長の矩形溝は、後述する弾性アームや短アーム及び長アームが撓むことを妨げないように、第1コンタクト及び第2コンタクトの板厚より僅かに広くなっている。第1コンタクトと第2コンタクトは板厚を同じとし、これらの縦長の矩形溝は幅を同じとしてもよい。第1コンタクト及び第2コンタクトの上下方向がハウジングに圧入されていると言ってもよい。
ここで、並設配置されるとは、近接させて一列に揃え、一定の間隔を設けて並べて配置されることを意味している。一定の間隔とは、FPCの導体パターン(FPCの端部に露出され導体パターン)の間隔と同じであってよい。
又、(1)の発明によるコネクタは、第1コンタクト及び第2コンタクトが、互いに向かい合う固定アーム及び水平アームを備えている。又、第1コンタクト及び第2コンタクトは、これら固定アーム及び水平アームの基端同士を連結する連結脚を備えている。第1コンタクトは、第1コンタクトの固定アームと水平アームの間に延びて、この水平アームに対向する弾性アームを有している。第2コンタクトは、第2コンタクトの固定アームと水平アームの間に延びて、互いに向かい合う短アーム及び長アームを有している。
第1コンタクト及び第2コンタクトの水平アームは、凹部の底面に対向する押さえ部を先端側に有している。弾性アームは、凹部の底面に対向する第1接点を先端側に有している。短アームは、凹部の底面に対向して、凹部の奥に位置する第2接点を先端側に有している。長アームは、凹部の底面から突出して凹部の開口の近くに位置する突起を先端側に有している。
例えば、第1コンタクトは、固定アームの基端が立脚する連結脚を備え、更に、この連結脚から凹部の開口側に向けて、水平アームが延出分岐している。そして、水平アームの先端側に、凹部の底面に対向する押さえ部を有している。第1コンタクトの水平アームは、後述するように、断面2次モーメントの大きい剛性腕であることが好ましい。又、第1コンタクトの固定アームと水平アームの間に、連結脚から弾性アームが延出分岐している。弾性アームは、凹部の底面に対向する第1接点を先端側に有し、第1接点と凹部の底面の間にFPCが挿入される。弾性アームは、片持ち梁がばねと同じ働きをするカンチレバーコンタクトとなっている。
第2コンタクトは、固定アームの基端が立脚する連結脚を備え、更に、この連結脚から凹部の開口側に向けて、水平アームが延出分岐している。そして、水平アームの先端側に、凹部の底面に対向する押さえ部を有している。第2コンタクトの水平アームは、第1コンタクトの水平アームと比べて断面2次モーメントが小さい弾性腕であることが好ましい。又、第2コンタクトの固定アームと水平アームの間に、互いに向かい合う短アーム及び長アームが延びている。短アームは、凹部の底面に対向する第2接点を先端側に有し、第2接点と凹部の底面の間にFPCが挿入される。短アームは、片持ち梁がばねと同じ働きをするカンチレバーコンタクトとなっている。
ここで、短アームの基端から先端までの長さは、長アームの基端から先端までの長さより短く、後述するように、短アーム及び長アームの基端同士が連結されることにより、短アームと長アームで対をなす不等長のいわゆる、音叉型コンタクトの態様となっている。又、短アームの第2接点が凹部の奥に位置し、長アームの突起が凹部の開口の近くに位置するとは、第2接点と突起が所定の間隔を設けて、隔離していることを意味している。そして、第2接点と突起の間にFPCが挿入されるということもできる。ここで、突起は、FPCを突き上げるように付勢する。
そして、(1)の発明によるコネクタは、カバーハウジングが、カム部と係合部を有している。カム部は、第1コンタクトの押さえ部と弾性アームの先端側の間に位置して、第1コンタクトの押さえ部に押さえられる。係合部は、第2コンタクトの押さえ部と凹部の底面との間に位置して、第2コンタクトの押さえ部に係合している。
ここで、カム部は、開閉軸の周囲に形成され、平面曲線を輪郭とする板カムであってよく、輪郭の一部が開閉軸の中心軸から偏位している偏心カムでもある。そして、弾性アームの先端側は、カム部の回転運動により変位される従動節となっている。
例えば、カム部は、後述するように、第1輪郭部と第1輪郭部に連続する第2輪郭部を有し、第1輪郭部が第1コンタクトの押さえ部に当接しているときは、カム部が弾性アームの先端側から強い力で付勢されて、カバーハウジングの閉姿勢が維持される。一方、第2輪郭部が第1コンタクトの押さえ部に当接しているときは、カム部が弾性アームの先端側から弱い力で付勢されて、カバーハウジングの開姿勢が維持される。
FPCを凹部に挿入して、カバーハウジングを閉じると、カム部が回動して弾性アームの先端側が変位され、複数の第1接点がFPCの導体パターンに接触して導通する。又、カバーハウジングを閉じると、複数の第2接点がFPCの導体パターンに接触して導通する。より詳細には、カバーハウジングを閉じると、複数の第1接点がFPCを凹部の底面側に押し下げる。そして、凹部の底面から突出している複数の突起が凹部の底面側に押し下げられる。ここで、短アームと長アームは一体となって、短アームと長アームの基端側を回動中心として回動する。つまり、短アームと長アームで対をなす音叉型コンタクトがFPCに偶力を与えるように作用する。複数の第2接点がFPCの端部に向う偶力を発生することになる。そして、複数の第2接点がFPCの導体パターンに接触して導通することが可能になる。
ここで、カバーハウジングを閉じると、弾性アームの先端側の反力で、カバーハウジングには、凹部の底面から離反する等分布荷重が働く。言い換えれば、カバーハウジングには、凹部の底面から離反するように湾曲する力が働く。そして、凹部の底面から離反する等分布荷重に抗すべく、複数の第1及び第2コンタクトの押さえ部が凹部の底面に向う力をカム部及び係合部に付勢している。
従来技術によるコネクタは、コンタクトの数に比例して、カバーハウジングを変形させる力も概ね比例していた。したがって、多ピンのコネクタでは、カバーハウジングの変形を防止するために、補強用の金属部材を一体成形していた。一方、(1)の発明によるコネクタは、第2コンタクトからは、カバーハウジングを変形させる力を余りうけないということができる。言い換えれば、カバーハウジングを変形させる力は、コンタクトの半数と言うこともできる。ここで、弾性アームの反力と第2コンタクトの押さえ部の抗力をバランスよく設計することにより、カバーハウジングを合成樹脂のみからなる成形品とすることができる。
例えば、このコネクタのコンタクトの極数は51であり、コンタクトピッチは、0.3mmである。このように、(1)の発明は、コンタクトは多ピン、狭ピッチである上接点タイプのFPC用のコネクタにおいて、合成樹脂のみからなるカバーハウジングが変形することなく確実に開閉する構造を有するFPC用のコネクタが実現できる。
(2) 前記第1コンタクトの水平アームは、断面2次モーメントの大きい剛性腕となっている(1)記載のコネクタ。
第1コンタクトの水平アームの先端側は、凹部の底面に対向する押さえ部を有し、カバーハウジングを閉じたときは、カム部を介して弾性アームから凹部の底面にから離反する反力を受ける。複数のカム部が等分布荷重である前記反力を受けて湾曲しないように、第1コンタクトの水平アームは、断面2次モーメントの大きい剛性腕となっている。
(3) 前記カム部は、前記カバーハウジングの閉姿勢を維持する第1輪郭部と、この第1輪郭部に連続して前記カバーハウジングの開姿勢を維持する第2輪郭部と、を有し、前記第1コンタクトの押さえ部がこの第2輪郭部に係合しているときは、当該カム部は前記第1接点を前記FPCに付勢している(1)又は(2)記載のコネクタ。
(4) 前記第1接点は、前記第2接点より前記凹部の開口側に位置している(1)から(3)のいずれかに記載のコネクタ。
(5) 前記短アーム及び長アームの基端同士が連結され、当該長アームの基端側が前記第2コンタクトの固定アームから立脚している(1)から(4)のいずれかに記載のコネクタ。
(6) 前記第1コンタクトは、前記凹部の開口側から前記FPCの反挿入方向に延出する第1リード部を有し、前記第2コンタクトは、前記凹部の開口側から前記FPCの挿入方向に延出する第2リード部を有し、これらの第1リード部及び第2リード部の底面がプリント基板にハンダ接合される(1)から(5)のいずれかに記載のコネクタ。
このコネクタは、複数の第1及び第2リード部がプリント基板にハンダ接合されることによって、このコネクタがプリント基板に表面実装されるプリント基板用コネクタを実現している。更に、第1リード部と第2リード部は相反する向きに分散されるので、第1及び第2リード部が一方向に延出している場合と比較して、第1及び第2リード部に接続されるパターン間のピッチを拡大できる。特に、コンタクト間のピッチが0.3mm程度の狭ピッチの場合は有効である。
本発明によるコネクタは、コンタクトが多ピン、狭ピッチである上接点タイプのFPC用のコネクタであって、合成樹脂のみからなるカバーハウジングが変形することなく確実に開閉する構造を有するFPC用のコネクタが実現できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明によるFPC用のコネクタ(以下、コネクタと略称する)の一実施形態を示す斜視外観図である。図1はカバーハウジングが閉じられた状態図であり、要部を断面としている。図2は、前記実施形態によるコネクタの斜視外観図であり、カバーハウジングが開いた状態図である。図3は、前記実施形態によるコネクタの平面図であり、カバーハウジングが開いた状態図である。図4は、前記実施形態によるコネクタの正面図であり、カバーハウジングが開いた状態図である。
図5は、前記実施形態によるコネクタの第1コンタクトの側面を断面とする縦断面図(図4のW−W矢視縦断面図)であり、カバーハウジングが開いた状態図である。図6は、前記実施形態によるコネクタの第2コンタクトの側面を断面とする縦断面図(図4のX−X矢視縦断面図)であり、カバーハウジングが開いた状態図である。図7は、前記実施形態によるコネクタの縦断面図であり、図4のY−Y矢視縦断面図である。図8は、前記実施形態によるコネクタの縦断面図であり、図4のZ−Z矢視縦断面図である。
図9は、前記実施形態によるコネクタの第1コンタクトの側面を断面とする縦断面図(図4のW−W矢視縦断面図)であり、カバーハウジングが閉じた状態図である。図10は、前記実施形態によるコネクタの第2コンタクトの側面を断面とする縦断面図(図4のX−X矢視縦断面図)であり、カバーハウジングが閉じた状態図である。図11は、前記実施形態によるコネクタの縦断面図であり、図4のY−Y矢視縦断面図である。図12は、前記実施形態によるコネクタの縦断面図であり、図4のZ−Z矢視縦断面図である。
最初に、本発明によるコネクタの構成を説明する。図1において、コネクタ10は、FPC1が凹部21に挿入され、FPC1と導電接続するコネクタであって、絶縁性のハウジング2を備えている。ハウジング2は、FPC1が挿入されるための凹部21を有している。凹部21の一方の端部側は開口し、凹部21の他方の端部側には、FPC1の端部11が当接される差込口22が形成されている。複数の第1及び第2コンタクト4・5は、ハウジング2の内部に交互に並設配置されている。複数の第1及び第2コンタクト4・5は、FPC1と導電接続する。
図1において、ハウジング2は非導電性の材料からなる絶縁性の合成樹脂で成形されている。ハウジング2は、略直方体状に形成され、FPC1が挿入されるための薄直方体状の凹部21が形成されている。FPC1は、凹部21の開口24側から差込口22に向って挿入される。
FPC1が凹部21に挿入されるにあたり、凹部21を形成する対向する一対の立設壁21a・21b(図2参照)がFPC1の幅方向を案内して、複数の第1及び第2コンタクト4・5と位置合わせされる。そして、ハウジング2に配列されている複数の第1及び第2コンタクト4・5とFPC1が導電接続する。
図5又は図6に示されるように、凹部21の底面23から所定の開き角度をもって斜めにFPC1が差し込めるように、差込口22は、FPC1の厚みより僅かに大きく、かつ凹部21の底面23と対向する面は斜面が形成されている。そして、コネクタ10は、FPC1を差込口22に挿抜するときにほとんど力を必要としないZIFコネクタを構成している。
図1において、コネクタ10は、略矩形板状のカバーハウジング3を備えている。カバーハウジング3は、非導電性の材料からなる絶縁性の合成樹脂で成形されている。カバーハウジング3には、ハウジング2に回動自在に両端支持される開閉軸31が一方の端部に設けられている(図2参照)。カバーハウジング3の他方の端部は凹部21を開閉する。カバーハウジング3が開くことにより、FPC1は差込口22に挿入可能となる。
図2において、カバーハウジング3には、一方の端部の両翼に開閉軸31と同軸となる一対の円柱突起31a・31bが配置されている。一対の円柱突起31a・31bが回動可能にハウジング2に両端支持されている。より具体的には、ハウジング2に圧入される一対のタブ2a・2bが、一対の円柱突起31a・31bを回動可能に支持している。一対のタブ2a・2bは、ハウジング2に圧入されて図示されないプリント基板にハンダ接合されることにより、プリント基板に対するコネクタ10の接合強度を補完している。
そして、カバーハウジング3が閉じることにより、差込口22に挿入されたFPC1を押圧して、複数の第1及び第2コンタクト4・5に当接させる(図9及び図10参照)。カバーハウジング3が閉じたときに、カバーハウジング3の閉姿勢を維持するために、コネクタ10にはロック機構が設けられている。なお、このロック機構は後に説明する。
図1又は図2において、コネクタ10は、複数の第1コンタクト4を備えている。図5において、第1コンタクト4は、互いに向かい合う固定アーム41及び水平アーム42を備えている。又、第1コンタクト4は、固定アーム41及び水平アーム42の基端同士を連結する連結脚43を備えている。更に、第1コンタクト4は、固定アーム41と水平アーム42の間に延びて、水平アーム42に対向する弾性アーム44を有している。
図1において、ハウジング2には、凹部21の開口24側から差込口22、更に差込口22の後方に至る縦長の矩形溝が櫛の歯状に複数形成されている。そして、第1コンタクト4は、凹部21側からハウジング2に圧入されている(図5参照)。一方、ハウジング2には、凹部21の開口24側の反対側から開口24側に向う縦長の矩形溝が櫛の歯状に複数形成されている。そして、第2コンタクト5は凹部21の反対側からハウジング2に圧入されている(図6参照)。
これらの縦長の矩形溝は、弾性アーム44や後述する短アーム54及び長アーム55が撓むことを妨げないように、第1コンタクト4及び第2コンタクト5の板厚より僅かに広くなっている。第1コンタクト4と第2コンタクト5は板厚を同じとし、これらの縦長の矩形溝は幅を同じとしている。第1コンタクト4及び第2コンタクト5の上下方向がハウジングに圧入されている。
図5において、第1コンタクト4は、固定アーム41の基端が立脚する連結脚43を備え、更に、連結脚43から凹部21の開口24側に向けて、水平アーム42が延出分岐している。そして、水平アーム42の先端側に、凹部21の底面23に対向する押さえ部421を有している。ここで、水平アーム42は、断面2次モーメントの大きい剛性腕となっている。又、固定アーム41と水平アーム42との間に、連結脚43から弾性アーム44が延出分岐している。弾性アーム44は、凹部21の底面23に対向する第1接点4pを先端側に有し、第1接点4pと凹部21の底面23との間にFPC1が挿入される(図1参照)。第1接点4pは、後述する第2接点5pより凹部21の開口24側に位置している。
図1又は図2において、コネクタ10は、複数の第2コンタクト5を備えている。図6において、第2コンタクト5は、互いに向かい合う固定アーム51及び水平アーム52を備えている。又、第2コンタクト5は、固定アーム51及び水平アーム52の基端同士を連結する連結脚53を備えている。第2コンタクト5は、固定アーム51と水平アーム52との間に延びて、互いに向かい合う短アーム54及び長アーム55を有している。
第2コンタクト5は、固定アーム51の基端が立脚する連結脚53を備え、更に、連結脚53から凹部21の開口24側に向けて、水平アーム52が延出分岐している。そして、第2コンタクト5は、凹部21の底面23に対向する押さえ部521を水平アーム52の先端側に有している。水平アーム52は、水平アーム42と比べて断面2次モーメントが小さい弾性腕となっている。
固定アーム51と水平アーム52の間に、互いに向かい合う短アーム54及び長アーム55が延びている。短アーム54は、凹部21の底面23に対向して、凹部21の開口24から遠くに位置する第2接点5pを先端側に有している。第2接点5pと凹部21の底面23の間にFPC1が挿入される。長アーム55は、凹部21の底面23から突出して、凹部21の開口24の近くに位置する突起5dを先端側に有している。
図6において、短アーム54の基端から先端までの長さは、長アーム55の基端から先端までの長さより短く、短アーム54及び長アーム55の基端同士が連結されることにより、短アーム54と長アーム55で対をなす不等長の音叉型コンタクトの態様となっている。図6において、第2接点5pと突起5dが所定の間隔を設けて隔離しており、第2接点5pと突起5dの間に、FPC1が挿入される。突起5dは、FPC1を突き上げるように付勢する。図6において、短アーム54及び長アーム55の基端同士が連結され、長アーム55の基端側が固定アーム51から立脚している態様となっている。
図1又は図2において、カバーハウジング3は、カム部31cと係合部31dを有している。カム部31cは、第1コンタクト4の押さえ部421と弾性アーム44の先端側の間に位置して、第1コンタクト4の押さえ部421に押さえられる(図5参照)。係合部31dは、第2コンタクト5の押さえ部521と凹部21の底面23との間に位置して、第2コンタクト5の押さえ部521と係合している(図6参照)。
図5において、カム部31cは、開閉軸31の周囲に形成され(図2参照)、平面曲線を輪郭とする板カムとなっている。カム部31cは、輪郭の一部が開閉軸31の中心軸から偏位している偏心カムでもある。そして、弾性アーム44の先端側は、カム部31cの回転運動により変位される従動節となっている。
図5において、カム部31cは、第1輪郭部C1と第1輪郭部C1に連続する第2輪郭部C2を有している。図9において、第1輪郭部C1が第1コンタクト4の押さえ部421に当接しているときは、カム部31cが弾性アーム44の先端側から強い力で付勢されて、カバーハウジング3の閉姿勢が維持される。一方、図5において、第2輪郭部C2が第1コンタクト4の押さえ部421に当接しているときは、カム部31cが弾性アームの先端側から弱い力で付勢されて、カバーハウジング3の開姿勢が維持される。
図3又は図4に示されるように、ハウジング2は、交互に並設配置される第1コンタクト4及び第2コンタクト5を内部に備えている。複数の第1及び第2コンタクト4・5は、FPC1における上接点となる導体パターン(FPC1の端部11に露出された導体パターン)の間隔と同じ間隔で配置されている(図1参照)。図1において、複数の第1コンタクト4及び複数の第2コンタクト5は、FPC1の一方の面に露出する導体パターン(上接点)に接触する。
図5に示されるように、第1コンタクト4は、凹部21の開口24側からFPC1の反挿入方向に第1リード部4rが延出している。一方、図6に示されるように、第2コンタクト5は、凹部21の反対側からFPC1の挿入方向に第2リード部5rが延出している。そして、第1及び第2リード部4r・5rのそれぞれの底面は、図示されないプリント基板に、ハンダ接合される(図1参照)。
コネクタ10は、複数の第1及び第2リード部4r・5rがプリント基板にハンダ接合されることによって、このコネクタがプリント基板に表面実装されるプリント基板用コネクタを実現している。更に、第1リード部4rと第2リード部5rは相反する向きに分散されるので(図3参照)、第1及び第2リード部4r・5rが一方向に延出している場合と比較して、第1及び第2リード部4r・5rに接続されるパターン間のピッチを拡大できる。特に、コンタクト間のピッチが0.3mm程度の狭ピッチの場合は有効である。
次に、前述のロック機構の構成を説明する。図2に示されるように、一対の凸部33a・33bが、カバーハウジング3の両翼に相反する方向に突出している。一方、一対の凸部33a・33bと嵌合される一対の凹部23a・23bが、対向するようにハウジング2の開口24側の内壁側面に形成されている。
図5から図8に示されるように、カバーハウジング3を開いた状態から、カバーハウジング3を回動すると、一対の凸部33a・33bは、一対の凹部23a・23bの入口を押し広げる。そして、一対の凸部33a・33bが、一対の凹部23a・23bに嵌合することにより、カバーハウジング3は閉じられた状態にロックされる(図9から図11参照)。なお、カバーハウジング3を一対の凹部23a・23bを押し広げる強い力で、カバーハウジング3を開くことによりロックを解除できる。
次に、図面を参照して本発明によるコネクタの作用を説明する。
図5において、水平アーム42の先端側の押さえ部421は、カム部31cの第2輪郭部C2を当接して、カバーハウジング3の開姿勢を維持している。弾性アーム44の先端側は、カム部31cに弱い力を付勢して、カバーハウジング3の開姿勢を補助している。FPC1は、第1接点4pと凹部21の底面23の間(図5参照)、及び第2接点5pと突起5dの間(図6参照)に挿入される。
次に、カバーハウジング3を反時計方向に回動すると、図9から図12に示された状態になる。図9において、第1輪郭部C1が第1コンタクト4の押さえ部421に当接しており、カム部31cが弾性アーム44の先端側から強い力で付勢されて、カバーハウジング3の閉姿勢が維持されている。
FPC1を凹部21に挿入して、カバーハウジング3を閉じると、カム部31cが回動して弾性アーム44の先端側が変位され、複数の第1接点4pがFPC1の導体パターンに接触して導通する(図9参照)。又、カバーハウジング3を閉じると、複数の第2接点5pがFPC1の導体パターンに接触して導通する(図10参照)。
図10において、カバーハウジング3を閉じると、複数の第1接点4pがFPC1を凹部21の底面23側に押し下げる。そして、凹部21の底面22から突出している複数の突起5dが凹部21の底面23側に押し下げられる。ここで、短アーム54と長アーム55は一体となって、短アーム54と長アーム55の基端側を回動中心として回動する。つまり、短アーム54と長アーム55で対をなす音叉型コンタクトがFPC1に偶力を与えるように作用する。複数の第2接点5pがFPC1の端部に向う偶力を発生することになる。そして、複数の第2接点5pがFPC1の導体パターンに接触して導通することが可能になる。
図9において、カバーハウジング3を閉じると、弾性アーム44の先端側の反力Rで、カバーハウジング3には、凹部21の底面23から離反する等分布荷重が働く。言い換えれば、カバーハウジング3には、凹部21の底面23から離反するように湾曲する力が働く。そして、凹部21の底面23から離反する等分布荷重に抗すべく、複数の第1及び第2コンタクト4・5の押さえ部421・521が、凹部21の底面23に向う力をカム部31c及び係合部31dに付勢している。
従来技術によるコネクタは、コンタクトの数に比例して、カバーハウジングを変形させる力も概ね比例していた。したがって、多ピンのコネクタでは、カバーハウジングの変形を防止するために、補強用の金属部材を一体成形していた。一方、本発明によるコネクタは、第2コンタクトからは、カバーハウジングを変形させる力を余りうけないということができる。言い換えれば、カバーハウジングを変形させる力は、コンタクトの半数と言うこともできる。ここで、弾性アームの反力と第2コンタクトの押さえ部の抗力をバランスよく設計することにより、カバーハウジングを合成樹脂のみからなる成形品とすることができる。
例えば、図1から図4に示された、実施の形態によるコネクタのコンタクトの極数は21であり、コンタクトピッチは、0.3mmであるが、コンタクトの極数が51であり、コンタクトピッチは、0.3mmであるコネクタも実施可能である。このように、本発明は、コンタクトは多ピン、狭ピッチである上接点タイプのFPC用のコネクタにおいて、合成樹脂のみからなるカバーハウジングが変形することなく確実に開閉する構造を有するFPC用のコネクタが実現できる。
本発明によるFPC用のコネクタの一実施形態を示す斜視外観図であり、要部を断面としている。 前記実施形態によるFPC用のコネクタの斜視外観図であり、カバーハウジングが開いた状態図である。 前記実施形態によるFPC用のコネクタの平面図である。 前記実施形態によるFPC用のコネクタの正面図である。 前記実施形態によるFPC用のコネクタにおける第1コンタクトの側面を断面とする縦断面図であり、カバーハウジングが開いた状態図である。 前記実施形態によるFPC用のコネクタにおける第2コンタクトの側面を断面とする縦断面図であり、カバーハウジングが開いた状態図である。 前記実施形態によるFPC用のコネクタの縦断面図であり、図4のY−Y矢視縦断面図である。 前記実施形態によるFPC用のコネクタの縦断面図であり、図4のZ−Z矢視縦断面図である。 前記実施形態によるFPC用のコネクタにおける第1コンタクトの側面を断面とする縦断面図であり、カバーハウジングが閉じた状態図である。 前記実施形態によるFPC用のコネクタにおける第2コンタクトの側面を断面とする縦断面図であり、カバーハウジングが閉じた状態図である。 前記実施形態によるFPC用のコネクタの縦断面図であり、図4のY−Y矢視縦断面図である。 前記実施形態によるFPC用のコネクタの縦断面図であり、図4のZ−Z矢視縦断面図である。 従来技術によるFPC用のコネクタの縦断面図であり、カバーハウジングが開放位置において、FPCを挿入した状態図である。 従来技術によるFPC用のコネクタの縦断面図であり、図14(A)はコネクタ全体の縦断面図、図14(B)は図14(A)の要部拡大図である。
符号の説明
1 FPC
2 ハウジング
3 カバーハウジング
4 第1コンタクト
4p 第1接点
5 第2コンタクト
5p 第2接点
5d 突起
10 コネクタ(FPC用のコネクタ)
21 凹部
23 凹部の底面
24 凹部の開口
31c カム部
31d 係合部
41 固定アーム(第1コンタクトの固定アーム)
42 水平アーム(第1コンタクトの水平アーム)
43 連結脚(第1コンタクトの連結脚)
44 弾性アーム
51 固定アーム(第2コンタクトの固定アーム)
52 水平アーム(第2コンタクトの水平アーム)
53 連結脚(第2コンタクトの連結脚)
54 短アーム
55 長アーム
421 押さえ部(第1コンタクトの押さえ部)
521 押さえ部(第2コンタクトの押さえ部)

Claims (3)

  1. 上接点を端部の片面に有するFPCが挿入される凹部が形成された略直方体状のハウジングと、
    前記凹部を開閉可能に覆う合成樹脂が成形された略矩形板状のカバーハウジングと、
    前記ハウジングの内部に交互に並設配置される複数の第1コンタクト及び第2コンタクトと、を備え、
    前記第1コンタクト及び第2コンタクトは、
    互いに向かい合う固定アーム及び水平アームと、
    これら固定アーム及び水平アームの基端同士を連結する連結脚と、を有し、
    前記第1コンタクトは、当該第1コンタクトの固定アームと水平アームの間に延びて、この水平アームに対向する弾性アームを有し、
    前記第2コンタクトは、当該第2コンタクトの固定アームと水平アームの間に延びて、互いに向かい合う短アーム及び長アームを有し、
    前記第1コンタクト及び第2コンタクトの水平アームは、前記凹部の底面に対向する押さえ部を先端側に有し、
    前記弾性アームは、前記凹部の底面に対向して配置され、前記FPCの上接点に接触可能な第1接点を先端側に有し、
    前記短アームは、前記凹部の底面に対向して当該凹部の奥に位置し、前記FPCの上接点に接触可能な第2接点を先端側に有し、
    前記長アームは、前記凹部の底面から突出して当該凹部の開口の近くに位置し、前記FPCの上接点と反対面に当接可能な突起を先端側に有し、
    前記カバーハウジングは、
    前記第1コンタクトの押さえ部と前記弾性アームの先端側の間に位置して当該第1コンタクトの押さえ部に押さえられるカム部と、
    前記第2コンタクトの押さえ部と前記凹部の底面との間に位置して当該第2コンタクトの押さえ部に係合すると共に、前記凹部の底面に向う力を当該第2コンタクトの押さえ部から付勢される係合部と、を有し、
    前記第1コンタクトの水平アームは、前記カム部の回転に伴って、前記第1コンタクトの弾性アームの先端部が撓むことによって、前記押さえ部の歪みが僅かな断面2次モーメントの大きい剛性腕からなり、
    前記カム部は、
    前記カバーハウジングの閉姿勢を維持すると共に、前記第1コンタクトの押さえ部が係合しているときは、当該カム部が前記第1接点を前記FPCに付勢する第1輪郭部と、
    この第1輪郭部に連続して前記カバーハウジングの開姿勢を維持する第2輪郭部と、を有し、
    前記カバーハウジングの仮想の開閉軸が変形しないように、前記弾性アームが前記カム部を付勢する反力と前記第2コンタクトの押さえ部が前記係合部を付勢する抗力を均衡させ
    前記短アーム及び前記長アームの基端同士が連結され、当該長アームの基端側が前記第2コンタクトの固定アームから立脚し、
    前記カバーハウジングを閉じると、前記短アーム及び前記長アームの基端側を回動中心として、前記FPCの端部に偶力を与えるように前記第2接点が前記FPCの上接点に接触するコネクタ。
  2. 前記第1接点は、前記第2接点より前記凹部の開口側に位置している請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記第1コンタクトは、前記凹部の開口側から前記FPCの反挿入方向に延出する第1リード部を有し、
    前記第2コンタクトは、前記凹部の開口側から前記FPCの挿入方向に延出する第2リード部を有し、
    これらの第1リード部及び第2リード部の底面がプリント基板にハンダ接合される請求項1又は2記載のコネクタ。
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