[go: up one dir, main page]

JP4900482B2 - レベル低下検出装置、光増幅装置、およびレベル低下検出方法 - Google Patents

レベル低下検出装置、光増幅装置、およびレベル低下検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4900482B2
JP4900482B2 JP2009521481A JP2009521481A JP4900482B2 JP 4900482 B2 JP4900482 B2 JP 4900482B2 JP 2009521481 A JP2009521481 A JP 2009521481A JP 2009521481 A JP2009521481 A JP 2009521481A JP 4900482 B2 JP4900482 B2 JP 4900482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
signal light
monitoring
light
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009521481A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009004720A1 (ja
Inventor
浩輔 小牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2009004720A1 publication Critical patent/JPWO2009004720A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4900482B2 publication Critical patent/JP4900482B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/07Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
    • H04B10/075Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal
    • H04B10/077Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal using a supervisory or additional signal
    • H04B10/0775Performance monitoring and measurement of transmission parameters
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
    • H01S3/06Construction or shape of active medium
    • H01S3/063Waveguide lasers, i.e. whereby the dimensions of the waveguide are of the order of the light wavelength
    • H01S3/067Fibre lasers
    • H01S3/06754Fibre amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/10Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
    • H01S3/13Stabilisation of laser output parameters, e.g. frequency or amplitude
    • H01S3/1305Feedback control systems

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、伝送路監視用の監視光とデータを含む信号光とが合波された光信号から信号光のレベル低下を検出するレベル低下検出装置、光増幅装置、およびレベル低下検出方法に関し、特に、光増幅に係る部品のダイナミックレンジを大きくしても、データが重畳された信号光のレベル低下を確実に検出することができるレベル低下検出装置、光増幅装置、およびレベル低下検出方法に関する。
近年、波長が異なる複数の光を波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)し、光ファイバ内を伝送する通信技術が盛んに検討されている。波長が異なる光は、互いに干渉しないとともに、それぞれの波長の光に独立にデータを重畳することができるため、WDMによれば、情報伝達効率を飛躍的に向上させることができる。
このようなWDMにおいては、光ファイバ内を伝送される光信号の減衰を補償するため、伝送路上に光増幅器が設置され、光信号が増幅されながら中継されるのが一般的である。光増幅器には、例えばエルビウムなどの希土類元素が用いられることがある。エルビウムを用いた光増幅器としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載の光増幅器においては、実際のデータが重畳される信号光より短い波長が監視波長として監視され、信号光を伝送する光伝送系に障害が発生したことが検出される。すなわち、光伝送系に障害が発生して信号光が断絶した場合には、自然放出(ASE:Amplified. Spontaneous Emission)光が増幅器によって増幅され、結果として、監視波長の光強度が増大するため、監視波長の光強度増大により、光伝送系の障害が検出される。
また、例えば特許文献2には、信号光に信号光とは異なる波長の監視光が合成された光信号を伝送し、信号光を増幅しながら光信号を中継する光中継器において、監視光を用いたALC(Auto Level Control)制御を行うことが記載されている。具体的には、特許文献2に記載された光伝送システムにおいては、図1に示すような光中継器#1、#2によって信号光が増幅される。これらの光中継器#1(光中継器#2)は、波長カプラ部1(波長カプラ部6)、EDF(Erbium Doped Fiber)2(EDF7)、光監視回路(以下「OSC」という)3(OSC8)、および波長カプラ部4(波長カプラ部9)を有している。
光中継器#1の波長カプラ部1に入力される入力信号光には、実際のデータが重畳された信号光が含まれるとともに、信号光とは異なる波長の監視光が含まれている。波長カプラ部1は、入力信号光を信号光と監視光に分波し、信号光をEDF2へ出力する一方、監視光をOSC3へ出力する。
そして、EDF2は、信号光を増幅して波長カプラ部4へ出力する。また、OSC3は、監視光を用いてEDF2におけるALCの参照レベルを設定し、EDF2の利得に応じて監視光を更新した上で波長カプラ部4へ出力する。波長カプラ部4は、増幅された信号光と更新された監視光とを多重し、伝送用光ファイバ5へ出力する。波長カプラ部4から出力されたポイントAにおける光信号の波長ごとの光強度を図2に示す。同図に示すように、信号光は、複数の波長の光を含んでおり、波長帯域はおよそ1532nmから1563nmにわたっている。また、監視光は、信号光より波長が短く、光強度は信号光に含まれる個々の波長の光と同程度である。このように、互いに異なる波長帯域に信号光および監視光が多重された光信号が伝送用光ファイバ5を介して光中継器#2へ中継される。
そして、光中継器#2においても、光中継器#1とまったく同様に信号光の増幅および監視光の更新が実行される。すなわち、伝送用光ファイバ5から光中継器#2へ入力された光信号は、波長カプラ部6によって信号光と監視光に分波される。具体的には、光信号に対して、例えば図3に示す抑圧比でフィルタリングが行われることにより、信号光の波長帯域が抑圧され監視光が得られる。同様に、光信号に対して、例えば図4に示す抑圧比でフィルタリングが行われることにより、監視光の波長帯域が抑圧され信号光が得られる。
波長カプラ部6からOSC8へ至るポイントBにおける光信号の波長ごとの光強度を図5に示す。同図に示すように、ポイントBにおいては、信号光の波長帯域が抑圧されており、OSC8には監視光を主成分とする光信号が入力されることになる。そして、OSC8によって、EDF7におけるALCの参照レベルが設定されるとともに、EDF7の利得に応じて監視光が更新されて波長カプラ部9へ出力される。また、波長カプラ部6からEDF7へ至るポイントCにおける光信号の波長ごとの光強度を図6に示す。同図に示すように、ポイントCにおいては、監視光の波長帯域が抑圧されており、EDF7には信号光を主成分とする光信号が入力されることになる。そして、この光信号がEDF7によって増幅される。
増幅された信号光および更新された監視光は、波長カプラ部9によって多重され、得られた出力信号光が図示しない後段の光中継器または受信端局装置などへ伝送される。このように、光伝送システムでは、信号光とは波長が異なりデータを含まない監視光を信号光に多重して伝送することで、例えば伝送用光ファイバ5などの伝送路における伝送品質を監視光によって効率的に監視することができ、増幅の際のALC制御などを適切に実行することができる。
特開平11−4194号公報 特開2000−269902号公報
ところで、上述した光伝送システムの光中継器においては、信号光と監視光を分波する際の抑圧比が異なっており、信号光は十分に抑圧されるのに対し、監視光は十分に抑圧されないことがある。すなわち、図3および図4に示した波長カプラ部6における抑圧比から明らかなように、監視光を出力するために信号光を抑圧する抑圧比(図3)は比較的大きいのに対し、信号光を出力するために監視光を抑圧する抑圧比(図4)は比較的小さいことがある。
これは、監視光を抑圧する抑圧比を大きくすると、抑圧帯域の一部が信号光の波長帯域にまで広がり、データが重畳された信号光を抑圧してしまう虞があるためである。信号光が抑圧されてしまうと、EDFによる増幅前の信号光レベルが低下することになり、相対的に雑音レベルが大きくなって雑音特性が悪化する。このため、信号光が抑圧されると伝送品質が低下し、個々の光中継器が信号光を中継することができる中継距離が短縮されてしまう。したがって、増幅前の信号光が抑圧されることがないように、監視光に対する抑圧比は比較的小さく設定される。
しかしながら、分波後に信号光として扱われる光信号に監視光が含まれていると、様々な問題が生じることがある。例えば、波長カプラによって監視光が十分に抑圧されていなければ、たとえ波長カプラ以前の伝送路上で信号光の断絶が発生していても、信号光の光強度が低下していることが検出されず、監視光を主成分とする光信号が信号光として光中継器から出力されてしまう。また、この監視光を主成分とする光信号が信号光として扱われ、ALCなどの制御が実行されるため、信号光の断絶が解消した際には、EDFの利得が適正に調整されていないことが考えられる。
具体的には、図1に示した光伝送システムにおいては、ポイントCにおける光信号がEDF7によって増幅される。このとき、例えば波長カプラ部6より前段で信号光の断絶が発生していた場合、波長カプラ部6において監視光が十分に抑圧されなければ、ポイントCにおける光信号の光強度は図7に示すような状態となっている。すなわち、信号光の断絶により、信号光の波長帯域には雑音成分のみが存在し、監視光の抑圧不足により、監視光の波長帯域には監視光が残存する。このような場合でも、残存した監視光の光強度が大きければ、光信号全体としての光強度が大きく、信号光の光強度が低下したことが検出されないことがある。
したがって、EDF7へ入力される光信号には、信号光が含まれていないにも拘らず、信号光のレベル低下が検出されないまま、信号光を含まない光信号の光強度に基づいてEDF7の利得を制御するALC制御が実行されてしまう。この場合、EDF7の利得は、監視光と雑音成分のみを含む光信号に対して最適な値に設定されるため、信号光の断絶が解消した際には、EDF7の利得が過大となっている虞がある。
このような問題は、光中継器のダイナミックレンジが大きくなるほど顕著になる。すなわち、光中継器のダイナミックレンジが大きければ、入力される監視光の光強度が大きい可能性があり、波長カプラによるフィルタリングでは監視光が十分に抑圧されない頻度が高くなる。具体的に、図1に示した光中継器#1からの出力光と光中継器#2への入力光とのレベルダイヤを図8に示す。図8は、光中継器#1からの出力光が2〜5dBmの監視光(図中破線矢印で示す)と0〜19dBmの信号光(図中実線矢印で示す)とを含む場合の、光中継器#2のダイナミックレンジが異なる2つのケースを示している。
ケース1においては、光中継器#2のダイナミックレンジが比較的小さく、光中継器#2への入力光は、伝送用光ファイバ5における伝搬損失を受けた−24〜−14dBmの監視光と−23〜0dBmの信号光とを含む光信号である。ここで、信号光の断絶が検出される信号光断レベルを−26dBmとして、信号光の最小レベルの半分の値になったときに信号光の断絶が検出されるものとする。ケース1においては、光中継器#2へ入力される監視光の光強度が最大でも−14dBmであるため、波長カプラ部6における監視光に対する抑圧比が図4に示すように16dBであれば、波長カプラ部6からEDF7へ出力される光信号に含まれる監視光の光強度は−30(=−14−16)dBm以下となる。そして、信号光の断絶が発生すれば、監視光に雑音成分を加えた光信号の光強度が必ず−26dBm以下となることから、確実に信号光の断絶が検出される。
一方、ケース2においては、光中継器#2のダイナミックレンジが比較的大きく、光中継器#2への入力光は、伝送用光ファイバ5における伝搬損失を受けた−24〜4dBmの監視光と−23〜18dBmの信号光とを含む光信号である。ここで、信号光の断絶が検出される信号光断レベルをケース1と同様に−26dBmとし、雑音成分の大きさも最大で3dBmであるとする。ケース2においては、光中継器#2へ入力される監視光の光強度が最大で4dBmであるため、波長カプラ部6からEDF7へ出力される光信号に含まれる監視光の光強度は−12(=4−16)dBm以下となる。よって、信号光断レベル−26dBmよりも大きいため、ケース2の場合は、信号光の断絶が検出されない可能性がある。
また、例えば図1に示した光中継器#2において、EDF7へ入力される光信号をモニタリングする場合、一定レベル以下まで抑圧しきれない監視光がこの光信号に含まれていると、信号光が断絶しているにも拘らず、光信号のレベルがモニタリングの下限値に到達せず、信号光のレベル低下が発生していることを確認できないことがある。つまり、モニタリングされた光信号のレベルが、実際の信号光のレベルであるのか、抑圧しきれない監視光のレベルであるのか判断できないことがある。
このような問題も、光中継器のダイナミックレンジが大きくなるほど顕著になる。つまり、光中継器のダイナミックレンジが大きくなるにつれて、信号光と監視光が十分に分波されず、信号光のレベル低下が容易に検出され難くなる。その一方で、様々なシステムにおいて使用可能な光中継器が広く望まれており、光中継器におけるダイナミックレンジを大きくすることが必要不可欠となりつつある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、光増幅時の入力光に対するダイナミックレンジを大きくしても、データが重畳された信号光のレベル低下を確実に検出することができるレベル低下検出装置、光増幅装置、およびレベル低下検出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願が開示するレベル低下検出装置は、伝送路監視用の監視光とデータを含む信号光とが合波された光信号から信号光のレベル低下を検出するレベル低下検出装置であって、伝送路から入力される光信号からそれぞれ他方の光の波長帯域のレベルが抑圧された信号光レベルおよび監視光レベルを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された監視光レベルおよび信号光レベルに基づいて両レベルの相対的な差分を示すレベル差を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出されたレベル差と前記取得手段によって取得された監視光レベルおよび信号光レベルの間に生じ得る最大のレベル差に対応する相対閾値とを大小比較する比較手段と、前記比較手段における比較の結果、前記算出手段によって算出されたレベル差が相対閾値以上である場合に、信号光のレベル低下が発生している旨の低下警報を出力する出力手段とを有する構成を採る。
この構成によれば、分波フィルタリング時に監視光が十分に抑圧されず信号光レベルに監視光レベルの一部が含まれていても、レベル差と相対閾値との比較により、信号光のみのレベル低下を検出することができ、光増幅時の入力光に対するダイナミックレンジを大きくしても、データが重畳された信号光のレベル低下を確実に検出することができる。
本発明によれば、光増幅時の入力光に対するダイナミックレンジを大きくしても、データが重畳された信号光のレベル低下を確実に検出することができる。
図1は、監視光を用いる光伝送システムの構成を示すブロック図である。 図2は、光中継器から出力される光信号の波長ごとの光強度を示す図である。 図3は、信号光に対する抑圧比の例を示す図である。 図4は、監視光に対する抑圧比の例を示す図である。 図5は、分波後の光信号の波長ごとの光強度を示す図である。 図6は、分波後の他の光信号の波長ごとの光強度を示す図である。 図7は、分波後のさらに他の光信号の波長ごとの光強度を示す図である。 図8は、光中継器におけるレベルダイヤの例を示す図である。 図9は、実施の形態1に係る光増幅器の構成を示すブロック図である。 図10は、実施の形態1に係る低下検出部の内部構成を示すブロック図である。 図11は、実施の形態1に係る低下検出部の動作を示すフロー図である。 図12は、実施の形態1に係る相対閾値Rthを説明する図である。 図13は、実施の形態2に係る低下検出部の内部構成を示すブロック図である。 図14は、実施の形態2に係る低下検出部の動作を示すフロー図である。 図15は、実施の形態2に係る下限値Plimを説明する図である。
符号の説明
101、115 EDF
102、105、113、117 分岐カプラ部
103、106、111、114、118 PD
104 LD
107 合波フィルタ部
108、120 制御部
109 伝送用光ファイバ
110 分波フィルタ部
112 監視部
116 VOA
119 低下検出部
210、230 IV変換部
220、240 AD変換部
251、252 対数変換部
253、255 閾値比較部
254 差分算出部
256 信号低下通知部
311 漏れ監視光算出部
312 信号光下限値決定部
313 比較部
314 下限到達通知部
本発明者は、監視光には伝送対象のデータが重畳されているわけではなく伝送路状態の監視に用いられるため、データの伝送品質とは無関係であり、信号光に対する抑圧比を比較的大きくして信号光が十分に抑圧された監視光が得られることに着目した。そして、本発明者は、得られた監視光の光強度を基準として、抑圧不足の監視光が付加された信号光の光強度を相対的に判断することにより、信号光のレベル低下が発生しているか否かを正確に判定できることに想到し、本発明をするに至った。すなわち、本発明の骨子は、信号光が除去された監視光の光強度と抑圧不足の監視光が付加された信号光の光強度との比較により、信号光のみの光強度が低下していることを検出することである。以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図9は、本発明の実施の形態1に係る光伝送システムの要部構成を示すブロック図である。図9に示す光伝送システムは、大きくポストアンプとプリアンプから構成されている。そして、ポストアンプは、EDF(Erbium Doped Fiber)101、分岐カプラ部102、フォトダイオード(以下「PD」と略記する)103、レーザダイオード(以下「LD」と略記する)104、分岐カプラ部105、PD106、合波フィルタ部107、および制御部を有している。また、プリアンプは、分波フィルタ部110、PD111、監視部112、分岐カプラ部113、PD114、EDF115、VOA(Variable Optical Attenuator)116、分岐カプラ部117、PD118、低下検出部119、および制御部120を有している。ポストアンプとプリアンプは伝送用光ファイバ109によって接続されている。
EDF101は、コアにエルビウムイオンが添加された光ファイバであり、所定帯域のポンプ光が吸収されると、ポストアンプへ入力される入力信号光を増幅する。なお、EDF101は、希土類としてエルビウムイオンを用いているため、増幅される入力信号光の波長帯域は1550nm帯である。
分岐カプラ部102は、EDF101によって増幅された信号光を分岐し、PD103および合波フィルタ部107へ出力する。
PD103は、分岐カプラ部102から出力される信号光を検知し、信号光の光強度に応じた電流を発生させる。すなわち、PD103は、信号光の光強度を制御部108へ通知する。
LD104は、制御部108の制御に従って伝送用光ファイバ109などを含む伝送路を監視するための監視光を出射する。なお、LD104は、信号光の波長帯域である1550nm帯よりも短い、例えば1510nm帯の光を監視光として出射する。ただし、監視光の波長帯域は、信号光の波長帯域と異なれば良く、信号光の他長帯域よりも長い波長帯域でも良い。
分岐カプラ部105は、LD104から出射された監視光を分岐し、PD106および合波フィルタ部107へ出力する。
PD106は、分岐カプラ部105から出力される監視光を検知し、監視光の光強度に応じた電流を発生させる。すなわち、PD106は、監視光の光強度を制御部108へ通知する。
合波フィルタ部107は、分岐カプラ部102から出力される信号光と分岐カプラ部105から出力される監視光とを合波し、得られた光信号を伝送用光ファイバ109を介してプリアンプへ送信する。
制御部108は、PD106から通知される監視光の光強度をモニタリングしつつLD104における監視光の出射を制御したり、PD103から通知される信号光の光強度に基づいてEDF101における利得を制御したりする。
伝送用光ファイバ109は、ポストアンプとプリアンプとを接続する光ファイバである。ポストアンプから出力された光信号は、伝送用光ファイバ109内を伝送される際に、伝搬損失を受ける。
分波フィルタ部110は、伝送用光ファイバ109から光信号を受信し、光信号に対して所定の抑圧比で信号光および監視光それぞれの波長帯域のフィルタリングを行い、信号光と監視光を分波する。そして、分波フィルタ部110は、監視光をPD111へ出力し、信号光を分岐カプラ部113へ出力する。なお、分波フィルタ部110は、監視光に対する抑圧比を大きくすると、データが重畳された信号光まで抑圧してしまう虞があるため、監視光に対する抑圧比を比較的小さくし、信号光に対する抑圧比を比較的大きくする。したがって、分波フィルタ部110は、光信号中の信号光が十分に抑圧された純粋な監視光をPD111へ出力する一方、光信号中の監視光が十分に抑圧されずに付加された信号光を分岐カプラ部113へ出力する。
PD111は、分波フィルタ部110から出力される監視光を検知し、監視光の光強度に応じた電流を発生させる。すなわち、PD111は、伝送用光ファイバ109を伝送された後の監視光の光強度を監視部112および低下検出部119へ通知する。
監視部112は、PD111から通知された監視光の光強度を監視し、伝送用光ファイバ109における伝搬損失の監視などの所定の監視処理を行う。
分岐カプラ部113は、分波フィルタ部110から出力される信号光を分岐し、PD114およびEDF115へ出力する。
PD114は、分岐カプラ部113から出力される信号光を検知し、信号光の光強度に応じた電流を発生させる。すなわち、PD114は、EDF115による増幅前の信号光の光強度を低下検出部119および制御部120へ通知する。なお、PD114によって検知される信号光には、分波フィルタ部110における抑圧不足の監視光が残存している。
EDF115は、EDF101と同様の光ファイバであり、制御部120によるAGC制御に従った利得で、分岐カプラ部113から出力される信号光を増幅する。なお、EDF115は、希土類としてエルビウムイオンを用いているため、分岐カプラ部113から出力される1550nmの波長帯域の信号光を増幅する。
VOA116は、信号の減衰量を調整可能な可変減衰器であり、制御部120によるALC制御に従って、EDF115において増幅された信号光を減衰させる。
分岐カプラ部117は、EDF115によって増幅されVOA116によって減衰された後の信号光を分岐し、PD118へ出力するとともに、増幅された信号光を出力信号光として出力する。
PD118は、分岐カプラ部117から出力される信号光を検知し、信号光の光強度に応じた電流を発生させる。すなわち、PD118は、EDF115による増幅後の信号光の光強度を制御部120へ通知する。
低下検出部119は、PD111において検知された監視光の光強度とPD114において検知された信号光の光強度とを用いて、信号光のレベル低下が発生していることを検出する。すなわち、低下検出部119は、PD114において検知された信号光には、監視光の一部が残存している可能性があることから、PD111において検知された純粋な監視光を基準とした相対的な比較を行い、純粋な信号光のみのレベル低下を検出する。低下検出部119の具体的な構成および動作については、後に詳述する。
制御部120は、PD114から通知される増幅前の信号光の光強度とPD118から通知される増幅後の信号光の光強度とを用いて、増幅後の信号光の光強度を一定に保つためのEDF115の利得を決定するAGC制御を実行し、決定された利得をEDF115に設定する。また、制御部120は、VOA116における減衰前後の信号光の光強度を検知し、VOA116の減衰量を決定するALC制御を実行し、決定された減衰量をVOA116に設定する。さらに、制御部120は、ALC制御の際に、低下検出部119による信号光のレベル低下検出の有無を確認し、信号光のレベル低下が検出されている場合は、ALC制御を停止する。
図10は、本実施の形態に係る低下検出部119の内部構成を示すブロック図である。図10に示す低下検出部119は、IV変換部210、AD変換部220、IV変換部230、AD変換部240、およびDSP(Digital Signal Processor)250を有している。
IV変換部210は、PD114によって検知された信号光の光強度に応じた信号光電流Isigが入力されると、信号光電流Isigを電流−電圧変換して、信号光電流Isigに応じた信号光電圧VsigをAD変換部220へ出力する。
AD変換部220は、信号光電圧VsigをAD変換し、デジタル値に変換された信号光電圧VsigをDSP250へ出力する。
IV変換部230は、PD111によって検知された監視光の光強度に応じた監視光電流Isvが入力されると、監視光電流Isvを電流−電圧変換して、監視光電流Isvに応じた監視光電圧VsvをAD変換部240へ出力する。
AD変換部240は、監視光電圧VsvをAD変換し、デジタル値に変換された監視光電圧VsvをDSP250へ出力する。
DSP250は、監視光の光強度を基準として、監視光の一部が付加された信号光の光強度が所定のレベル以下まで低下しているか否かを判定する。すなわち、DSP250は、PD111によって検知された監視光からPD114によって検知された信号光を減算して得られる差分が所定の閾値以上であるか否かを判定する。そして、DSP250は、差分が所定の閾値以上であれば、信号光のみの光強度が低下していることを検出し、信号光のレベル低下を警告する低下警報を制御部120へ出力する。また、DSP250は、PD114によって検知された信号光が所定の閾値以下となった場合にも低下警報を制御部120へ出力する。具体的には、DSP250は、対数変換部251、252、閾値比較部253、差分算出部254、閾値比較部255、および信号低下通知部256を有している。
対数変換部251は、AD変換部220から出力される信号光電圧Vsigを対数変換し、得られた信号光レベルPsigを閾値比較部253および差分算出部254へ出力する。
対数変換部252は、AD変換部240から出力される監視光電圧Vsvを対数変換し、得られた監視光レベルPsvを差分算出部254へ出力する。
閾値比較部253は、信号光レベルPsigと所定の閾値Pthとを比較し、比較結果を信号低下通知部256へ出力する。ここで、閾値比較部253が所定の閾値Pthと比較する信号光レベルPsigには、分波フィルタ部110において十分に抑圧されなかった監視光レベルが含まれていることがある。しかし、監視光レベルを含むか否かに関わらず、信号光レベルPsigがあまりにも小さければ、信号光のみの光強度も低下していると考えられる。そこで、閾値比較部253は、信号光レベルPsigと所定の閾値Pthとを比較することにより、絶対的な信号光のみの光強度の低下の有無を判定している。
差分算出部254は、監視光レベルPsvから信号光レベルPsigを減算し、差分ΔPを算出する。すなわち、差分算出部254は、同一の伝送用光ファイバ109を通過した監視光と信号光のレベル差を算出することにより、伝搬損失の影響を除去した相対的な信号光の光強度の低下の有無を判定することが可能となる。
閾値比較部255は、監視光と信号光のレベル差ΔPを所定の相対閾値Rthと比較し、比較結果を信号低下通知部256へ出力する。相対閾値Rthは、合波フィルタ部107からの出力時(換言すれば、ポストアンプ出力時)の監視光レベルが最大レベル、かつ信号光レベルが最小レベルであったとしても、伝送用光ファイバ109通過までに信号光の異常が発生しない限りは生じ得ない監視光と信号光のレベル差である。つまり、レベル差ΔPが相対閾値Rth以上であれば、伝送用光ファイバ109やそれ以前の段階で信号光の断絶などの異常が発生したと考えられる。
信号低下通知部256は、閾値比較部253の比較結果において信号光レベルPsigが所定の閾値Pth以下であることを示す場合や、閾値比較部255の比較結果においてレベル差ΔPが相対閾値Rth以上であることを示す場合に、信号光のみの光強度が低下していることを警告する低下警報を制御部120へ出力する。
次いで、上記のように構成された低下検出部119の動作について、図11に示すフロー図を参照しながら説明する。
まず、PD111によって検知された監視光に応じた監視光電流IsvがIV変換部230へ入力され(ステップS101)、PD114によって検知された信号光に応じた信号光電流IsigがIV変換部210へ入力される(ステップS102)。そして、IV変換部210、230によって、それぞれ電流−電圧変換が実行され、信号光電圧Vsigおよび監視光電圧Vsvが得られる(ステップS103)。信号光電圧Vsigは、IV変換部210からAD変換部220へ出力され、監視光電圧Vsvは、IV変換部230からAD変換部240へ出力される。
そして、AD変換部220、240によって、それぞれAD変換が実行され、信号光電圧Vsigおよび監視光電圧Vsvがデジタル値となり(ステップS104)、DSP250へ入力される。信号光電圧Vsigおよび監視光電圧VsvがDSP250へ入力されると、対数変換部251、252によって、それぞれ対数変換が実行され、信号光レベルPsigおよび監視光レベルPsvが得られる(ステップS105)。信号光レベルPsigは、対数変換部251から閾値比較部253および差分算出部254へ出力され、監視光レベルPsvは、対数変換部252から差分算出部254へ出力される。
そして、差分算出部254によって、監視光レベルPsvから信号光レベルPsigが減算され、レベル差ΔPが求められる(ステップS106)。レベル差ΔPは、閾値比較部255へ出力され、閾値比較部255によって、レベル差ΔPと相対閾値Rthの大小が比較される(ステップS107)。この比較結果は、信号低下通知部256へ出力される。
ここで、相対閾値Rthについて図12に示すレベルダイヤを参照しながら説明する。図12は、合波フィルタ部107から出力される(すなわち、ポストアンプから出力される)光信号と伝送用光ファイバ109から出力される(すなわち、プリアンプへ入力される)光信号との信号光および監視光の光強度のレンジを示している。図12においては、信号光のレンジを実線矢印で示し、監視光のレンジを破線矢印で示す。WDMにおいては、波長が異なる複数の光が多重されて信号光となっているため、個々の光の光強度は監視光と同程度(2〜5dBm程度)でも、信号光全体としては、監視光より光強度が大きくなる傾向にある。
いま、伝送用光ファイバ109へ入力される光信号において、監視光の光強度が最大レベルPsv_maxであり、信号光の光強度が最小レベルPsig_minであるとすると、これらの監視光および信号光は、伝送用光ファイバ109において同程度の伝搬損失を受け、伝送用光ファイバ109から出力される。したがって、分波フィルタ部110によって伝送用光ファイバ109から出力される光信号が理想的に分波されれば、監視光レベルPsvから信号光レベルPsigを減算して得られるレベル差ΔPは、最大でも(Psv_max−Psig_min)となるはずである。ただし、実際には、分波フィルタ部110における抑圧不足により、信号光レベルPsigに監視光の一部が残存し、信号光レベルPsigが実際の信号光のみのレベルよりも大きくなるため、レベル差ΔPは(Psv_max−Psig_min)よりも小さくなる。
また、伝送用光ファイバ109における伝搬損失の波長依存性などの誤差を考慮して、マージンDthを付加すれば、信号光の断絶などの異常が発生しない限り、レベル差ΔPが(Psv_max−Psig_min)+Dthを超えることはない。このため、本実施の形態においては、相対閾値Rthを以下の式(1)によって定義する。
th=(Psv_max−Psig_min)+Dth …(1)
具体的には、図12において、例えばマージンDthを3dBとすれば、レベル差ΔPが8(=(5−0)+3)dB以上となった場合には、確実に信号光の断絶などの異常が発生していると考えられる。したがって、例えば伝送用光ファイバ109から出力された光信号中の監視光レベルPsvが4dBmであった場合、信号光レベルPsigが−4dBm未満であると、信号光のみの光強度が異常に低下していると判定されることになる。信号光レベルPsigには、分波フィルタ部110通過後に残存した監視光レベルが含まれることがあるが、監視光レベルが含まれれば、信号光レベルPsigはむしろ大きくなるため、レベル差ΔPは小さくなる。したがって、レベル差ΔPが相対閾値Rth以上となった場合には、確実に信号光の異常が発生しているといえる。
図11のフロー図に戻り、閾値比較部255における比較結果が信号低下通知部256へ出力される一方、閾値比較部253においては、信号光レベルPsigと所定の閾値Pthの大小が比較される(ステップS108)。そして、この比較結果は、信号低下通知部256へ出力される。
閾値比較部255における比較の結果、レベル差ΔPが相対閾値Rth以上である場合には(ステップS107Yes)、異常な信号光のレベル低下が発生しているものとして、信号低下通知部256から制御部120へ低下警報が出力される(ステップS109)。また、レベル差ΔPが相対閾値Rth未満である場合でも(ステップS107No)、閾値比較部253における比較の結果、信号光レベルPsigが所定の閾値Pth以下であれば(ステップS108Yes)、信号低下通知部256から制御部120へ低下警報が出力される(ステップS109)。すなわち、レベル差ΔPが相対閾値Rth未満(ステップS107No)、かつ信号光レベルPsigが所定の閾値Pthより大きい(ステップS108No)場合以外は、信号低下通知部256から低下警報が出力されることになる。
以上のように、本実施の形態によれば、信号光レベルが所定の閾値以下であるか否かを判定することにより、信号光レベルの低下を絶対的に検出するとともに、監視光レベルと信号光レベルの差分が相対閾値以上であるか否かを判定することにより、信号光レベルの低下を相対的に検出する。このため、分波フィルタリング時に監視光が十分に抑圧されず信号光レベルに監視光レベルの一部が含まれていても、レベル差と相対閾値との比較により、信号光のみのレベル低下を確実に検出することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の特徴は、伝送された信号光レベルがモニタリングされる際に、信号光レベルに含まれる監視光レベルによって見かけ上の信号光レベルが底上げされ下限値に到達していなくても、実際の信号光レベルが低下した場合には、下限値に到達したことを通知する点である。
上記実施の形態1においては、信号光レベルが何らかの異常によって低下した場合に低下警報を出力するものとしたが、一般に、信号光レベルの推移が随時モニタリングされることがある。この場合、見かけ上の信号光レベルには抑圧不足の監視光のレベルが含まれていることがあり、実際の信号光レベルはモニタリングの下限値以下にまで低下しているにも拘らず、見かけ上の信号光レベルがモニタリング範囲内に収まってしまうことがある。本実施の形態においては、見かけ上の信号光レベルがモニタリング範囲内に収まっていても、実際の信号光レベルがモニタリングの下限値に到達している場合には、モニタリング中のユーザへその旨が通知される。
本実施の形態に係る光伝送システムの要部構成は、実施の形態1にかかる光伝送システム(図9)と同様であるため、その説明を省略する。ただし、本実施の形態においては、低下検出部119は、信号光レベルがモニタリングの下限値に到達していることを検出し、その旨を制御部120へ通知する。そして、制御部120は、例えば信号光レベルをモニタリング中のユーザへ、信号光レベルが下限値に到達していることを報知する。
図13は、本実施の形態に係る低下検出部119の内部構成を示すブロック図である。同図において、図10と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図13に示す低下検出部119は、図10の低下検出部119におけるDSP250に代えて、DSP310を有している。なお、図13においては省略したが、DSP310は、実施の形態1のDSP250と同様の処理ブロックも有しており、DSP250と同様の機能も果たす。以下では、図13に図示した本実施の形態に係る処理ブロックのみについて説明することとする。
DSP310は、監視光レベルPsvから分波フィルタ部110における抑圧後に見かけ上の信号光レベルPsigに残存する漏れ監視光レベルを算出し、見かけ上の信号光レベルPsigに含まれる実際の信号光レベルがモニタリングの下限値に到達しているか否かを判定する。そして、DSP310は、実際の信号光レベルが下限値に到達している場合に、その旨を制御部120へ通知する。具体的には、DSP310は、対数変換部251、252、漏れ監視光算出部311、信号光下限値決定部312、比較部313、および下限到達通知部314を有している。
漏れ監視光算出部311は、監視光レベルPsvから分波フィルタ部110における監視光に対する抑圧比の最小値Fsupを減算して、見かけ上の信号光レベルPsigに含まれ得る最大の漏れ監視光レベルLmaxを算出する。すなわち、漏れ監視光算出部311は、対数変換部251から出力される見かけ上の信号光レベルPsigには、最大で漏れ監視光レベルLmaxの監視光レベルが含まれていると算出する。
信号光下限値決定部312は、暗電流時のモニタリングレベルPidと漏れ監視光レベルLmaxとの大小を比較し、大きい方を見かけ上の信号光レベルPsigの下限値Plimと決定する。すなわち、信号光下限値決定部312は、暗電流時のモニタリングレベルPidが漏れ監視光レベルLmaxより大きければ、信号光レベルが入力されていない状態でのモニタリングレベルPidをモニタリングの下限値Plimとする。また、信号光下限値決定部312は、漏れ監視光レベルLmaxが暗電流時のモニタリングレベルPidより大きければ、見かけ上の信号光レベルPsigに含まれる漏れ監視光レベルLmaxをモニタリングの下限値Plimとする。
比較部313は、信号光下限値決定部312によって決定された下限値Plimと見かけ上の信号光レベルPsigとの大小を比較し、比較結果を下限到達通知部314へ出力する。すなわち、比較部313は、見かけ上の信号光レベルPsigを暗電流時のモニタリングレベルPidまたは漏れ監視光レベルLmaxと比較し、見かけ上の信号光レベルPsigに含まれる実際の信号光レベルがモニタリングの下限値に到達しているか否かを判定している。
下限到達通知部314は、比較部313の比較結果において、見かけ上の信号光レベルPsigが下限値Plim以下である場合に、実際の信号光レベルがモニタリングの下限値に到達している旨の下限通知を制御部120へ出力する。
次いで、上記のように構成された低下検出部119の動作について、図14に示すフロー図を参照しながら説明する。なお、図14において、図11と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。
本実施の形態においても、信号光電流Isigおよび監視光電流Isvは、IV変換部210、230によって電流−電圧変換され、信号光電圧Vsigおよび監視光電圧Vsvが得られる(ステップS101〜S103)。また、AD変換部220、240によって、AD変換が実行され、信号光電圧Vsigおよび監視光電圧Vsvがデジタル値となり(ステップS104)、DSP310へ入力される。信号光電圧Vsigおよび監視光電圧VsvがDSP310へ入力されると、対数変換部251、252によって、それぞれ対数変換が実行され、信号光レベルPsigおよび監視光レベルPsvが得られる(ステップS105)。信号光レベルPsigは、対数変換部251から比較部313へ出力され、監視光レベルPsvは、対数変換部252から漏れ監視光算出部311へ出力される。
そして、漏れ監視光算出部311によって、監視光レベルPsvから分波フィルタ部110における監視光に対する最小の抑圧比Fsupが減算され、信号光レベルPsigに漏れて付加される最大の漏れ監視光レベルLmaxが算出される(ステップS201)。すなわち、信号光レベルPsigには、最大でLmaxの監視光レベルが含まれていることになる。漏れ監視光算出部311によって算出された漏れ監視光レベルLmaxは、信号光下限値決定部312へ出力される。
信号光下限値決定部312には、信号光が入力されていない状態である暗電流時のモニタリングレベルPidがあらかじめ記憶されている。そして、信号光下限値決定部312に漏れ監視光レベルLmaxが入力されると、暗電流時のモニタリングレベルPidと漏れ監視光レベルLmaxの大小が比較され、大きい方が見かけ上の信号光レベルPsigのモニタリングの下限値Plimに決定される(ステップS202)。下限値Plimは、比較部313へ出力される。
ここで、下限値Plimについて図15に示すレベルダイヤを参照しながら説明する。図15は、合波フィルタ部107から出力される(すなわち、ポストアンプから出力される)光信号と伝送用光ファイバ109から出力される(すなわち、プリアンプへ入力される)光信号との信号光および監視光の光強度のレンジを示している。図15においては、信号光のレンジを実線矢印で示し、監視光のレンジを破線矢印で示す。WDMにおいては、波長が異なる複数の光が多重されて信号光となっているため、個々の光の光強度は監視光と同程度(2〜5dBm程度)でも、信号光全体としては、監視光より光強度が大きくなる傾向にある。
いま、伝送用光ファイバ109へ入力される光信号において、監視光の光強度が5dBmであり、伝送用光ファイバ109から出力される光信号において、監視光の光強度が監視光レベルPsvであるとする。伝送用光ファイバ109から出力された光信号は、分波フィルタ部110によって分波されるが、監視光に対する抑圧比がFsupであるとすると、信号光として出力される光信号にはLmax(=Psv−Fsup)の監視光が含まれていることになる。
したがって、もし図15に示すように漏れ監視光レベルLmaxが暗電流時のモニタリングレベルPidより大きく、見かけ上の信号光レベルPsigが漏れ監視光レベルLmaxに等しければ、たとえ見かけ上の信号光レベルPsigがモニタリング範囲内に収まっているとしても、抑圧されずに残存した監視光のレベルがモニタリングされていることになる。そこで、本実施の形態においては、漏れ監視光レベルLmaxが暗電流時のモニタリングレベルPidより大きい場合に、漏れ監視光レベルLmaxを見かけ上の信号光レベルPsigの下限値Plimに決定し、実際の信号光レベルが見かけ上の信号光レベルPsigに含まれていないことを検出するようにする。
また、漏れ監視光レベルLmaxが暗電流時のモニタリングレベルPid以下であれば、暗電流時のモニタリングレベルPidをモニタリングの下限値Plimとし、見かけ上の信号光レベルPsigに監視光レベルが含まれているか否かに関わらず、実際の信号光レベルがモニタリングの下限値に到達していることを検出するようにする。
図14のフロー図に戻り、信号光下限値決定部312によって決定された下限値Plimが比較部313へ出力されると、対数変換部251から出力されていた見かけ上の信号光レベルPsigと下限値Plimの大小が比較部313によって比較される(ステップS203)。そして、この比較結果は、下限到達通知部314へ出力される。
比較部313における比較の結果、見かけ上の信号光レベルPsigが下限値Plim以下である場合には(ステップS203Yes)、実際の信号光レベルが見かけ上の信号光レベルPsigにまったく含まれていないか、暗電流時のモニタリングレベル以下であるとして、下限到達通知部314から制御部120へ下限通知が出力される(ステップS204)。また、見かけ上の信号光レベルPsigが下限値Plimより大きければ(ステップS203No)、実際の信号光レベルが正常なモニタリング範囲内であることから、下限通知は出力されない。
制御部120へ下限通知が出力された場合には、制御部120は、例えば見かけ上の信号光レベルPsigを表示するディスプレイなどの表示装置に、実際の信号光レベルがモニタリングの下限値に到達している旨を表示させるなどの処理を実行する。これにより、たとえ見かけ上の信号光レベルPsigが正常なモニタリング範囲内であっても、見かけ上の信号光レベルPsigが漏れ監視光レベルLmaxのみを含んでいる場合に、実際の信号光レベルが下限値に到達していることをユーザへ通知することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、分波フィルタリング時に抑圧されずに信号光レベルに残存する漏れ監視光レベルと暗電流時のモニタリングレベルとのうち、大きい方を見かけ上の信号光レベルのモニタリングの下限値とし、見かけ上の信号光レベルが下限値に到達した場合に、下限通知を出力する。このため、見かけ上の信号光レベルが正常なモニタリング範囲内に収まっているときに、実際の信号光レベルが正常なモニタリング範囲内にある場合と、漏れ監視光によって見かけ上の信号光レベルが正常なモニタリング範囲内にある場合とを区別することができ、実際の信号光レベルが低下している場合には、実際の信号光レベルが下限値に到達していることをユーザへ報知することができる。
なお、上述したように、上記実施の形態2は、実施の形態1と組み合わせて実施することができる。すなわち、上記実施の形態1のように、監視光レベルと見かけ上の信号光レベルとのレベル差を相対閾値と比較して、実際の信号光レベルが低下している旨の低下警報を出力し、さらに実際の信号光レベルがモニタリングの下限値に到達した場合に、下限通知を出力することができる。この場合、相対閾値のマージンDthを適切に調整すれば、実際の信号光レベルが低下した際には、必ず先に低下警報が出力されることになる。このため、制御部120が低下警報をユーザへ報知するようにすれば、ユーザには、低下警報が報知された後、実際にモニタリングの下限通知が報知されることになる。
本発明は、光増幅時の入力光に対するダイナミックレンジを大きくした際に、データが重畳された信号光のレベル低下を確実に検出する場合に適用することができる。

Claims (8)

  1. 伝送路監視用の監視光とデータを含む信号光とが合波された光信号から信号光のレベル低下を検出するレベル低下検出装置であって、
    伝送路から入力される光信号からそれぞれ他方の光の波長帯域のレベルが抑圧された信号光レベルおよび監視光レベルを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された監視光レベルおよび信号光レベルに基づいて両レベルの相対的な差分を示すレベル差を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出されたレベル差と前記取得手段によって取得された監視光レベルおよび信号光レベルの間に生じ得る最大のレベル差に対応する相対閾値とを大小比較する比較手段と、
    前記比較手段における比較の結果、前記算出手段によって算出されたレベル差が相対閾値以上である場合に、信号光のレベル低下が発生している旨の低下警報を出力する出力手段と
    を有することを特徴とするレベル低下検出装置。
  2. 信号光レベルを所定の閾値と比較する閾値比較手段をさらに有し、
    前記出力手段は、
    前記閾値比較手段における比較の結果、信号光レベルが所定の閾値以下である場合、または、前記比較手段における比較の結果、レベル差が相対閾値以上である場合に、低下警報を出力することを特徴とする請求項1記載のレベル低下検出装置。
  3. 前記比較手段は、
    伝送前の監視光の最大レベルと伝送前の信号光の最小レベルとの差分に所定のマージンを加算した値を相対閾値とすることを特徴とする請求項1記載のレベル低下検出装置。
  4. 伝送路監視用の監視光とデータを含む信号光とが合波された光信号から信号光のレベル低下を検出するレベル低下検出装置であって、
    伝送路から入力される光信号からそれぞれ他方の光の波長帯域のレベルが抑圧された信号光レベルおよび監視光レベルを取得する取得手段と、
    信号光レベルを得る際に監視光を抑圧する抑圧比の最小値を前記取得手段によって取得された監視光レベルから差し引くことにより、前記取得手段によって取得された信号光レベルに残存する漏れ監視光レベルを算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された漏れ監視光レベルおよび前記取得手段によって取得された信号光レベルが入力されない暗電流時のモニタリングレベルのうちいずれか大きい方を信号光レベルのモニタリングの下限値に決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された下限値と前記取得手段によって取得された信号光レベルとを大小比較する比較手段と、
    前記比較手段における比較の結果、信号光レベルが下限値以下である場合に、信号光のレベルがモニタリング範囲外に低下している旨の下限通知を出力する出力手段と
    を有することを特徴とするレベル低下検出装置。
  5. 伝送路監視用の監視光とデータを含む信号光とが合波された光信号が伝送路から入力された際に信号光を増幅する光増幅装置であって、
    前記伝送路から入力される光信号からそれぞれ他方の光の波長帯域のレベルが抑圧された信号光レベルおよび監視光レベルを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された監視光レベルおよび信号光レベルに基づいて両レベルの相対的な差分を示すレベル差を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出されたレベル差と前記取得手段によって取得された監視光レベルおよび信号光レベルの間に生じ得る最大のレベル差に対応する相対閾値とを大小比較する比較手段と、
    前記比較手段における比較の結果、前記算出手段によって算出されたレベル差が相対閾値以上である場合に、信号光のレベル低下が発生している旨の低下警報を出力する出力手段と
    を有することを特徴とする光増幅装置。
  6. 伝送路監視用の監視光とデータを含む信号光とが合波された光信号が伝送路から入力された際に信号光を増幅する光増幅装置であって、
    前記伝送路から入力される光信号からそれぞれ他方の光の波長帯域のレベルが抑圧された信号光レベルおよび監視光レベルを取得する取得手段と、
    信号光レベルを得る際に監視光を抑圧する抑圧比の最小値を前記取得手段によって取得された監視光レベルから差し引くことにより、前記取得手段によって取得された信号光レベルに残存する漏れ監視光レベルを算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された漏れ監視光レベルおよび前記取得手段によって取得された信号光レベルが入力されない暗電流時のモニタリングレベルのうちいずれか大きい方を信号光レベルのモニタリングの下限値に決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された下限値と前記取得手段によって取得された信号光レベルとを大小比較する比較手段と、
    前記比較手段における比較の結果、信号光レベルが下限値以下である場合に、信号光のレベルがモニタリング範囲外に低下している旨の下限通知を出力する出力手段と
    を有することを特徴とする光増幅装置。
  7. 伝送路監視用の監視光とデータを含む信号光とが合波された光信号から信号光のレベル低下を検出するレベル低下検出方法であって、
    伝送路から入力される光信号からそれぞれ他方の光の波長帯域のレベルが抑圧された信号光レベルおよび監視光レベルを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにて取得された監視光レベルおよび信号光レベルに基づいて両レベルの相対的な差分を示すレベル差を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにて算出されたレベル差と前記取得ステップにて取得された監視光レベルおよび信号光レベルの間に生じ得る最大のレベル差に対応する相対閾値とを大小比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにおける比較の結果、前記算出ステップにおいて算出されたレベル差が相対閾値以上である場合に、信号光のレベル低下が発生している旨の低下警報を出力する出力ステップと
    を有することを特徴とするレベル低下検出方法。
  8. 伝送路監視用の監視光とデータを含む信号光とが合波された光信号から信号光のレベル低下を検出するレベル低下検出方法であって、
    伝送路から入力される光信号からそれぞれ他方の光の波長帯域のレベルが抑圧された信号光レベルおよび監視光レベルを取得する取得ステップと、
    信号光レベルを得る際に監視光を抑圧する抑圧比の最小値を前記取得ステップにて取得された監視光レベルから差し引くことにより、前記取得ステップにて取得された信号光レベルに残存する漏れ監視光レベルを算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにて算出された漏れ監視光レベルおよび信号光レベルが入力されない暗電流時のモニタリングレベルのうちいずれか大きい方を信号光レベルのモニタリングの下限値に決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにて決定された下限値と前記取得ステップにて取得された信号光レベルとを大小比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにおける比較の結果、信号光レベルが下限値以下である場合に、信号光のレベルがモニタリング範囲外に低下している旨の下限通知を出力する出力ステップと
    を有することを特徴とするレベル低下検出方法。
JP2009521481A 2007-07-03 2007-07-03 レベル低下検出装置、光増幅装置、およびレベル低下検出方法 Expired - Fee Related JP4900482B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2007/063311 WO2009004720A1 (ja) 2007-07-03 2007-07-03 レベル低下検出装置、光増幅装置、およびレベル低下検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009004720A1 JPWO2009004720A1 (ja) 2010-08-26
JP4900482B2 true JP4900482B2 (ja) 2012-03-21

Family

ID=40225790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009521481A Expired - Fee Related JP4900482B2 (ja) 2007-07-03 2007-07-03 レベル低下検出装置、光増幅装置、およびレベル低下検出方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20100104276A1 (ja)
JP (1) JP4900482B2 (ja)
WO (1) WO2009004720A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ599239A (en) * 2007-03-14 2013-10-25 Endocyte Inc Binding ligand linked drug delivery conjugates of tubulysins
US8355631B2 (en) * 2010-01-29 2013-01-15 Ciena Corporation Reducing optical service channel interference in phase modulated wavelength division multiplexed (WDM) communication systems
JP5994508B2 (ja) * 2012-09-18 2016-09-21 富士通株式会社 送信装置、通信システム、及び送信レベルの制御方法
US9276696B2 (en) * 2012-10-19 2016-03-01 Ciena Corporation Systems and methods for channel additions over multiple cascaded optical nodes
JP2017073739A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 富士通株式会社 伝送装置及び光ファイバの接続確認方法
US9986317B1 (en) 2016-11-29 2018-05-29 Ciena Corporation Systems and methods modeling optical sources in optical spectrum controllers for control thereof
US9985726B1 (en) 2016-11-29 2018-05-29 Ciena Corporation Systems and methods for a preemptive controller for photonic line systems
US10050737B1 (en) * 2017-05-04 2018-08-14 Ciena Corporation Methods and apparatus for pre-programming layer-0 service turn up speeds for photonic service provisioning or restoration
US10536235B2 (en) 2017-05-04 2020-01-14 Ciena Corporation Logical control seams in optical networks to improve restoration speed or timing for capacity adds
US10686543B1 (en) 2019-03-05 2020-06-16 Ciena Corporation Time and margin constrained routing, spectrum, and restoration speed assignment in optical networks

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3232625B2 (ja) * 1992-02-28 2001-11-26 株式会社日立製作所 光中継装置および監視情報の転送方法
JPH0837497A (ja) * 1994-05-20 1996-02-06 Fujitsu Ltd 光増幅器及び光送信装置
JP3321326B2 (ja) * 1994-12-22 2002-09-03 ケイディーディーアイ株式会社 光波長多重通信伝送路の監視装置
JPH0918416A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Hitachi Ltd 光増幅器
JP2748908B2 (ja) * 1995-10-19 1998-05-13 日本電気株式会社 光伝送路特性測定方法とその装置および光波長多重伝送方法とその装置
JP3422398B2 (ja) * 1995-12-07 2003-06-30 富士通株式会社 重心波長モニタ方法及び装置、光増幅器並びに光通信システム
US5859716A (en) * 1996-01-18 1999-01-12 Northern Telecom Limited Self-stimulation signal detection in an optical transmission system
KR100210913B1 (ko) * 1996-08-01 1999-07-15 윤종용 전송광의 파장을 자동 추적하여 필터링하는 광섬유증폭기 및 그 운용방법
JPH10150410A (ja) * 1996-11-19 1998-06-02 Fujitsu Ltd 光パワーモニタ装置、光増幅器及び光送信機
JPH114194A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 光伝送線路監視装置及び受信端局
US6259554B1 (en) * 1998-06-26 2001-07-10 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical amplifier repeater system
JP3670156B2 (ja) * 1999-03-18 2005-07-13 富士通株式会社 監視光信号を伝送するための方法、装置及びシステム
JP2000307552A (ja) * 1999-04-16 2000-11-02 Nec Corp 波長多重光伝送用光増幅装置
JP3994275B2 (ja) * 2002-07-22 2007-10-17 日本電気株式会社 光直接増幅器
JP4301822B2 (ja) * 2003-01-24 2009-07-22 富士通株式会社 偏波モード分散補償機能を有する光増幅器
JP4663997B2 (ja) * 2004-03-09 2011-04-06 富士通株式会社 広入力ダイナミックレンジ光増幅器を用いた光伝送装置
JP4414800B2 (ja) * 2004-03-25 2010-02-10 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー 光伝送装置およびその制御方法
JP4699924B2 (ja) * 2006-03-16 2011-06-15 富士通株式会社 光特性を測定する方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20100104276A1 (en) 2010-04-29
JPWO2009004720A1 (ja) 2010-08-26
WO2009004720A1 (ja) 2009-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4900482B2 (ja) レベル低下検出装置、光増幅装置、およびレベル低下検出方法
JP4509451B2 (ja) ラマン増幅を利用した光増幅装置
JPH0895097A (ja) 波長多重光増幅器
US6483636B1 (en) Optical amplifier
JP5428278B2 (ja) 光増幅器の制御装置
US8050574B2 (en) Optical receiving apparatus and optical level adjusted quantity setting method therefor
JP5200894B2 (ja) 光受信器、光受信方法および光伝送装置
JP4644571B2 (ja) 光伝送装置、光レベル制御方法および光レベル制御プログラム
US7880960B2 (en) Optical amplifier and abnormality detection method for the same
JP5171426B2 (ja) 励起光源装置、光中継装置および光伝送システム
JP4356545B2 (ja) 光伝送システム
JP4769443B2 (ja) 光増幅装置の制御装置及び制御方法
JP3759940B2 (ja) 自動パワー調節機能を有する光ファイバ増幅器及びその自動パワー調節方法
JP4707542B2 (ja) 伝送装置
JPWO2003079584A1 (ja) ラマン増幅を用いた光ファイバ伝送のための方法及びシステム
JP4666364B2 (ja) 光増幅器
JP2002368315A (ja) 光増幅装置及びそれを用いた光伝送システム
JP7535915B2 (ja) 光伝送装置
US20240187123A1 (en) Stretched single optical span communications system and method avoiding hazardous power levels
JP4083942B2 (ja) 光増幅装置
JP4133951B2 (ja) 光増幅装置の入力光強度推定方法及び光増幅装置
JP3511241B2 (ja) 波長多重光増幅装置及び光通信システム
EP1868030A1 (en) Optical amplification apparatus using Raman amplification
JP2007219558A (ja) ラマン増幅を用いた光ファイバ伝送のための方法及びシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees