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JP4878022B2 - 装置設置治具、金型、射出成形機および成形同時加飾成形品の製造方法 - Google Patents

装置設置治具、金型、射出成形機および成形同時加飾成形品の製造方法 Download PDF

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JP4878022B2 JP2007253896A JP2007253896A JP4878022B2 JP 4878022 B2 JP4878022 B2 JP 4878022B2 JP 2007253896 A JP2007253896 A JP 2007253896A JP 2007253896 A JP2007253896 A JP 2007253896A JP 4878022 B2 JP4878022 B2 JP 4878022B2
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Description

本発明は、樹脂成形品の表面に加飾シートを用いて加飾を行うのに好適な装置設置治具、金型、射出成形機およびおよび成形同時加飾成形品の製造方法に関する。
従来、樹脂成形品の表面を装飾する方法として、転写材などの加飾シートを利用した成形同時加飾法がある。
成形同時加飾法とは、基体シート上に、剥離層、図柄層、接着層などからなる転写層を形成した加飾シートを金型キャビティ面に配置した状態で成形金型内に挟み込み、金型内に成形樹脂を射出する射出成形を行い、冷却して樹脂成形品を得るのと同時に樹脂成形品表面に加飾シートを接着した後、基体シートを剥離して、被転写物面に転写層を転移して装飾を行う方法である。成形同時加飾法は、印刷法によって直接図柄を形成することが困難な形状の樹脂成形品であっても図柄を形成することができるという特長を有する。
加飾シートを金型の所定の位置に供給するには、金型の上方に配置した長尺の加飾シート21を加飾シート送り出しロール32から送り出すように構成した加飾シート送り出し装置31と、金型の表面を通過して金型下方で転写済の基体シートを加飾シート巻き取りロール42で巻き取るように構成した加飾シート巻き取り装置41とからなる加飾シート送り装置を用いることができる(図13および特許文献1参照)。この加飾シート送り装置はガイドローラー33、43と固定部35、45とを備え、ガイドローラー33、43と固定部35、45とは平行であり、固定部35、45は成形機のプラテン面に直接固定されている。
特開昭61−297149号公報
ここで例えば自動車のバンパーの構成部品として用いられ図14で示すように天面部分が斜面である樹脂成形品201の天面部分202を成形同時加飾法で加飾する場合、金型パーティング面の設定として、金型キャビティ面が形成され加飾シート21が配置される金型パーティング面27が平坦な斜面であり、この金型パーティング面27の両脇にあって加飾シート21が配置されない金型パーティング面28、29同士が段差を持つようにするのが適切である(図15参照)。この理由は、加飾シート21の変形を極力なくすことによって、図柄の変形や加飾シートのシワや破れを極力防ぐためである。この結果、加飾シート21が配置される金型パーティング面27が、金型内を加飾シート21が移動する加飾シート移動方向26に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態となる(図15、図16参照)。以下、この状態を金型パーティング面傾斜状態と呼ぶ。
加飾シート送り装置のガイドローラー33、43と固定部35、45とは平行であるので、従来どおりに射出成形機のプラテン面に直接加飾シート送り装置を取り付けると、射出成形機のプラテンの面と平行に加飾シート21が送り出される(図15、図16参照)。すると、金型パーティング面傾斜状態となるような金型を使用した場合には、射出成形機のプラテン面に対して傾斜した加飾シート21が配置される金型パーティング面27に対し、射出成形機のプラテン面に対して平行な加飾シート21の面は、傾斜してしまう。すると、加飾シート21の一端で金型キャビティ面23との距離が大きくなってしまう。加飾シート21の一端で金型キャビティ面23との距離が大きくなると、その端付近で加飾シート21を金型キャビティ面23に沿わせる際に加飾シート21の位置ずれが生じやすくなる。このため、金型キャビティ面23に対して加飾シート21を正確に位置あわせすることは困難になる。
また、全面的に抽象柄が施されているような加飾シート21を用いる場合のように、たとえ金型キャビティ面23との正確な位置あわせがさほど要求されない場合であっても別の問題が発生する。加飾シート21の一端で金型キャビティ面23との距離が大きくなると、フィルムクランプでフィルムを押さえた時や金型が閉じる時に加飾シート21の一端が金型キャビティ面23まで押し込まれるため、加飾シート21の破れによって連続成形が困難になり、また、シワの発生や図柄層の割れによって加飾後の樹脂成形品に外観不良が生じることがある。フィルムクランプでフィルムを押さえた時や金型が閉じる時点で加飾シート21が破れなくても、加飾シート21の一部が金型キャビティ面23に密着せずに金型キャビティ面23から浮いてしまうため、成形樹脂を金型キャビティ23内に充填させる際に溶融樹脂の熱圧で加飾シート21が破れたりシワが発生したり図柄層の割れが生じることで加飾後の樹脂成形品に外観不良が生じてしまうことがある。
本発明は金型パーティング面傾斜状態の場合でも、加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シートの面とを略平行にできるようにして上記の問題が発生しないようにするための装置設置治具、金型、射出成形機および成形同時加飾成形品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するため、以下のような特徴を備える。
この発明の装置設置治具は、金型キャビティ面が形成された金型パーティング面に加飾シートを配置した状態で射出成形を行う成形同時加飾法で使用される加飾シート送り出し装置に固定される第1固定部と、射出成形機のプラテンまたは金型に固定される第2固定部とを備え、加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シート送り出し装置のガイドローラーとを略平行にするように構成した。
また、上記の発明において、加飾シート移動方向を軸に第1固定部と第2固定部とのなす角度を変更するための角度変更機構を備えるように構成してもよい。
この発明の金型は、金型キャビティ面が形成された金型パーティング面に加飾シートを配置した状態で射出成形を行う成形同時加飾法で使用される加飾シート送り出し装置に固定される第1固定部を備え、加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シート送り出し装置のガイドローラーとを略平行にするように構成した。
また、上記の発明において、加飾シート移動方向を軸にして第1固定部を回転可能とする角度変更機構を備えるように構成してもよい。
この発明の射出成形機は、金型キャビティ面が形成された金型パーティング面に加飾シートを配置した状態で射出成形を行う成形同時加飾法で使用される加飾シート送り出し装置に固定される第1固定部をプラテンに備え、加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シート送り出し装置のガイドローラーとを略平行にするように構成した。
また、上記の発明において、加飾シート移動方向を軸にして第1固定部を回転可能とする角度変更機構を備えるように構成してもよい。
この発明の成形同時加飾成形品の製造方法は、金型キャビティ面が形成された金型パーティング面に加飾シートを配置した状態で射出成形を行う成形同時加飾成形品の製造方法において、射出成形機のプラテンまたは金型と加飾シート送り出し装置との間に装置設置治具を設けて加飾シート送り出し装置のガイドローラーを加飾シートが配置される金型パーティング面に対して略平行に設置することにより、加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、加飾シートが配置される金型パーティング面に対して加飾シートを略平行に導入する工程をとる。
また、この発明の成形同時加飾成形品の製造方法は、金型キャビティ面が形成された金型パーティング面に加飾シートを配置した状態で射出成形を行う成形同時加飾成形品の製造方法において、射出成形機のプラテンのまたは金型の第1固定部に加飾シート送り出し装置を設けて加飾シート送り出し装置のガイドローラーを加飾シートが配置される金型パーティング面に対して略平行に設置することにより、加飾シートが配置される加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、加飾シートが配置される金型パーティング面に対して加飾シートを略平行に導入する工程をとる。
この発明の装置設置治具、金型、射出成形機は、以上のとおりの構成を有するので、次のような優れた効果を有する。
この発明の装置設置治具は、加飾シート送り出し装置に固定される第1固定部と、射出成形機のプラテンまたは金型に固定される第2固定部とを備え、加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シート送り出し装置のガイドローラーとを略平行にする。
この発明の金型は、加飾シート送り出し装置に固定される第1固定部を備え、加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シート送り出し装置のガイドローラーとを略平行にする。
この発明の射出成形機は、加飾シート送り出し装置に固定される第1固定部をプラテンに備え、加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シート送り出し装置のガイドローラーとを略平行にする。
したがって、この発明の装置設置治具を用いれば、金型パーティング面傾斜状態であっても加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シートの面とを略平行に配置できる(図1、図2参照)。この発明の金型、射出成形機を用いても、金型パーティング面傾斜状態であっても加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シートの面とを略平行に配置できる。そして、加飾シートの全体で金型キャビティとの距離を小さくすることができるので、加飾シートを金型キャビティ面に沿わせる際の位置ずれが生じにくくなる。これに伴い、金型キャビティ面に対する加飾シートの位置あわせが容易で、加飾シートの破れやシワや図柄層の割れに起因する樹脂成形品の外観不良が生じない。
図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳しく説明する。
図1は、この発明の装置設置治具を使用する状況を示す斜視図である。図2は、この発明の装置設置治具を使用する状況を示す、加飾シート移動方向と垂直な面における断面図である。図3は、この発明の装置設置治具を示す斜視図である。図4は、この発明の他の装置設置治具を示す斜視図である。図55は、この発明の他の装置設置治具を示す斜視図である。図6は、この発明の他の装置設置治具を示す斜視図である。図7は、この発明の他の装置設置治具を示す斜視図である。図8は、この発明の他の装置設置治具を使用する状況を示す斜視図である。図9は、この発明の金型およびこの発明の金型を使用する状況を示す斜視図である。図10は、この発明の他の金型およびこの発明の射出成形機のプラテンを示す斜視図である。図11は、この発明の他の装置設置治具を使用する状況を示す斜視図である。図12は、この発明の装置設置治具、金型、射出成形機を使用する際に用いる転写シートの断面図である。図13は、従来の成形同時加飾法の実施を示す側面図である。図14は、この発明の装置設置治具、金型、射出成形機を利用して成形することが適した成形同時加飾成形品の一例である。図15は、従来の成形同時加飾法の実施を示す斜視図である。図16は、従来の成形同時加飾法の実施を示す、加飾シート移動方向と垂直な面における断面図である。
図中、1は装置設置治具、2は第1固定部、3は第2固定部、4は支持部、5はボルト穴、6はボルト貫通穴、7はヒンジ、8はターンテーブル、9は固定ネジ、11は装置設置治具、12は第1固定部、13は第2固定部、14は支持部、15はボルト穴、16はボルト貫通穴、17はヒンジ、18はターンテーブル、19は固定ネジ、21は加飾シート、22は可動型、23は金型キャビティ面、24は可動プラテン、25はボルト、26は加飾シート移動方向、27は金型パーティング面、28は金型パーティング面、29は金型パーティング面、31は加飾シート送り出し装置、32は加飾シート送り出しロール、33はガイドローラー、34はフレーム、35は固定部、41は加飾シート巻き取り装置、42は加飾シート巻き取りロール、43はガイドローラー、44はフレーム、45は固定部、51は固定型、52はゲート、53は固定プラテン、54は射出ノズル、55はタイバー、61は可動型、62は金型キャビティ面、63は第1固定部、64は第1固定部、65はターンテーブル、66はターンテーブル、67は固定ネジ、68は固定ネジ、69は金型パーティング面、71は可動プラテン、72は第1固定部、73は第1固定部、74はターンテーブル、75はターンテーブル、76は固定ネジ、77は固定ネジ、101は転写シート、102は基体シート、103は剥離層、104は図柄層、105は接着層、106は転写層、201は樹脂成形品、202は天面部分、203は側面部分、301はピンチ装置、302は駆動装置である。
この発明の装置設置治具、金型、射出成形機について説明する前に、加飾シート送り出し装置31および加飾シート金型内導入装置について説明する。
加飾シート送り出し装置31は、加飾シート21を金型に供給するものであり、加飾シート送り出しロール32とガイドローラー33とフレーム34と固定部35とを備え、加飾シート送り出しロール32とガイドローラー33とを支持するフレーム34が固定部35に支持されているものである。ここで、ガイドローラー33と固定部35とが平行になるようにフレーム34と固定部35とは固定されている。加飾シート送り出し装置31には、他にも加飾シート21の横方向位置決めをするためのフレーム駆動手段(図示せず)や制御手段(図示せず)なども備える(図1参照)。
加飾シート金型内導入装置は、加飾シート送り出し装置31から送り出された加飾シート21を金型内に導入するための装置である。
加飾シート金型内導入装置としては、加飾シート巻き取り装置41を使用することができる。加飾シート巻き取り装置41は加飾シート巻き取りロール42とガイドローラー43とフレーム44と固定部45とを備えるものであり、基本的に加飾シート送り出し装置31の加飾シート送り出しロール32が加飾シート21を巻き取る加飾シート巻き取りロール42に置き換わったものである。
また、加飾シート21として後述のインサートシートを用い、インサートシートが成形後に巻き取られずに樹脂成形品とともに分断される場合においては、加飾シート金型内導入装置として、加飾シートの分断端部をつかむピンチ装置301とピンチ装置を上下させるための駆動装置302とを組み合わせたものを使用することもできる(図11参照)。
この発明の装置設置治具1、11は、加飾シート送り出し装置31または加飾シート巻き取り装置41に固定される第1固定部2、12と、射出成形機のプラテンまたは金型に固定される第2固定部3、13とを備える。第1固定部2、12と第2固定部3、13との間には、互いの位置関係の保持のため、また、加飾シート送り出し装置31または加飾シート巻き取り装置41の重量を支えるために支持部4、14を設けるのが好ましい。第1固定部2、12、第2固定部3、13、支持部4、14には強度が要求されるので通常鉄などの金属を用いるのがよい。
第1固定部2、12、第2固定部3、13、支持部4、14の形状はプレート状(図3参照)であってもよいし、ブロック形状であってもよいし棒形状の組み合わせでもよい(図4参照)。
第2固定部3、13を射出成形機のプラテンに固定する場合は、従来加飾シート送り出し装置31や加飾シート巻き取り装置41の固定部35、45を固定していた場所に固定すればよい。もちろん、成形機の可動/固定プラテンのいずれに固定するかは、可動型もしくは固定型のいずれに加飾シートを配置するかによる。ここで、加飾シート送り出し装置31または加飾シート巻き取り装置41に固定される第1固定部2、12の固定面と、射出成形機のプラテン面に固定される第2固定部3、13の固定面とがなす角度が、加飾シート21が配置される金型パーティング面27と成形機のプラテン面とがなす角度と同じになるように、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向26を軸に第2固定部3、13に対して第1固定部2、12を傾けて固定すると、加飾シート21が配置される金型パーティング面27とガイドローラー33とを略平行にすることができるので、加飾シート21が配置される金型パーティング面27と加飾シート21とを略平行に保つことができる(図1、2参照)。したがって、金型キャビティ面23に対する加飾シート21の位置あわせは容易となり、加飾シート21の破れやシワや図柄層104の割れに起因する樹脂成形品の外観不良が生じない。
第2固定部3、13を金型に固定する場合は、金型を挟み込む形に第2固定部3、13の形状を形成してもよい(図7、図8参照)。この場合、第1固定部2、12と第2固定部3、13との角度設定を適切に行うことにより、加飾シート21が配置される金型パーティング面27とガイドローラー33とを略平行にすることができるので、加飾シート21が配置される金型パーティング面27と加飾シート21とを略平行に保つことができる。したがって、金型キャビティ面23に対する加飾シート21の位置あわせは容易となり、加飾シート21の破れやシワや図柄層104の割れに起因する樹脂成形品の外観不良が生じない。
これらの固定の方法に特に限定はないが、ボルト25を利用すれば簡便に強固に固定できる。例えば、加飾シート送り出し装置31および加飾シート巻き取り装置41の固定部35、45に設けたボルト貫通穴を通して第1固定部2、12に設けたボルト穴5、15にボルト25をねじ込むことによって加飾シート送り出し装置31および加飾シート巻き取り装置41の固定部35、45を第1固定部2、12に固定すればよい(図1参照)。ボルト貫通穴としては使用するボルトの径よりも少し大きな丸い穴とすればよい。ボルト穴5、15には使用するボルトに適合するタップ溝が切られる。ここで、第1固定部2、12にボルト穴5、15の代わりにボルト貫通穴を設け、加飾シート送り出し装置31および加飾シート巻き取り装置41の固定部35、45と第1固定部2、12とをボルトとナットで固定してもよい。
第2固定部3、13に設けたボルト貫通穴6、16を通して固定プラテンに設けたボルト穴にボルト25をねじ込むことによって第2固定部3、13を固定プラテンに固定できる(図1参照)。また、第22固定部3、13に設けたボルト貫通穴6、16を通して金型に設けたボルト穴にボルト25をねじ込むことによって第2固定部3、13を金型に固定してもよい(図6、図7参照)。
第1固定部2、12と第2固定部3、13との間に加飾シート移動方向26を軸に第1固定部2、12と第2固定部3、13とのなす角度を変更するための角度変更機構を設け、第1固定部2、12と第2固定部3、13とのなす角度を金型毎に適宜調節できるようにすれば、一つの装置設置治具1、11で複数の金型に対応することができて経済的である。角度変更機構にはヒンジ7、17を用いることができる(図5、図6)。また、角度変更機構としてはターンテーブル8、18を使用することもできる(図7(b)参照)。角度変更機構には、第1固定部2、12と第2固定部3、13との間の角度を決定した後に両者の位置を固定するための固定手段を備える。固定手段としては例えば固定ネジ9、19を使用することができる。
また、加飾シート送り出し装置側の装置設置治具1と加飾シート巻き取り装置側の装置設置治具11とを互いに天地を入れ替えることにより、加飾シート送り出し装置31および加飾シート巻き取り装置41のプラテンに対する角度を逆向きに設置することができる。すなわち、図5(b)に示す加飾シート巻き取り装置側の装置設置治具11の天地を入れ替えると図6(a)に示す加飾シート送り出し装置側の装置設置治具1となり、図5(a)に示す加飾シート送り出し装置側の装置設置治具1の天地を入れ替えると図6(b)に示す加飾シート巻き取り装置側の装置設置治具11となる。
装置設置治具1、11には、第1固定部2、12、第2固定部3、13、支持部4、14以外にも、治具の強度を上げるため、図示しない強化部を別に設けてもよい。
本願発明で使用する金型は、金型パーティング面の設定として、金型キャビティ面が形成され加飾シート21が配置される金型パーティング面27が平坦な斜面であり、この金型パーティング面27の両脇にあって加飾シート21が配置されない金型パーティング面28、29同士が段差を持つことが特徴である(図1参照)。その結果、加飾シート21が配置される金型パーティング面27が、金型内を加飾シート21が移動する加飾シート移動方向26に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した、金型パーティング面傾斜状態となる(図1、図2参照)。
金型は、基本的には固定型と可動型からなり、型閉じ状態、型開き状態にできると共に、固定型のキャビティ面と可動型のキャビティ面とによって形成されるキャビティ空間に成形樹脂を射出できる構成となっている。また、金型は、中間プレート、成形品突き出しプレート、シートクランプなどの付随的な部材を備えるものであってもよい。加飾シート21を設置するのは固定型と可動型のいずれであってもよい。
本願発明の装置設置治具を使用する代わりに、本願発明の金型として、加飾シート送り出し装置31に固定される第1固定部63を備える金型を使用してもよい、また、加飾シート巻き取り装置41に固定される第1固定部64も直接金型に設けてもよい。第1固定部63、64と加飾シート21が配置される金型パーティング面69とが略平行になるように、第1固定部63、64を金型に固定すると加飾シート21が配置される金型パーティング面69とガイドローラー33とを略平行にすることができるので、加飾シート21が配置される金型パーティング面69と加飾シート21とを略平行に保つことができる(図9参照)。したがって、金型キャビティ面62に対する加飾シート21の位置あわせは容易となり、加飾シート21の破れやシワや図柄層104の割れに起因する樹脂成形品の外観不良が生じない。第1固定部63、64を可動型と固定型のいずれに固定するかは、可動型もしくは固定型のいずれに加飾シートを配置するかによる。
第1固定部63、64と金型との間には加飾シート移動方向26を軸に第一固定部63、64を回転させる角度変更機構を設けてもよい。角度変更機構としては例えばターンテーブル65、66を使用することができる(図10(a)参照)。角度変更機構には、第1固定部63、64の位置を固定する手段としては例えば固定ネジ67、68を使用することができる。
本願発明の装置設置治具や金型を使用する代わりに、本願発明の射出成形機として、加飾シート送り出し装置31に固定される第1固定部72をプラテンに備えてもよい。また、加飾シート巻き取り装置41に固定される第1固定部73もプラテンに備えてもよい。ここで、第1固定部72、73とプラテン面とがなす角度が金型キャビティ面23と成形機のプラテン面とがなす角度と同じになるように、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向26を軸にプラテン面に対して第1固定部72、73を傾けて固定すると、加飾シート21が配置される金型パーティング面27とガイドローラー33とを略平行にすることができるので、加飾シート21が配置される金型パーティング面27と加飾シート21とを略平行に保つことができる。したがって、金型キャビティ面23に対する加飾シート21の位置あわせは容易となり、加飾シート21の破れやシワや図柄層104の割れに起因する樹脂成形品の外観不良が生じない。第1固定部72、73を可動プラテンと固定プラテンのいずれに固定するかは、可動型もしくは固定型のいずれに加飾シートを配置するかによる。
第1固定部72、73とプラテンとの間には加飾シート移動方向26を軸に第一固定部72、73を回転させる角度変更機構を設け、第1固定部72、73とプラテンとのなす角度を金型毎に適宜調節できるようにすれば、一台の射出成形機で複数の金型に対応することができて経済的である。角度変更機構としては例えばターンテーブル74、75を使用することができる(図10(b)参照)。角度変更機構には、第1固定部72、73とプラテンとの間の角度を決定した後に両者の位置を固定するための固定手段を備える。固定手段としては例えば固定ネジ76、77を使用することができる。
加飾シート21としては、転写シート101を用いることができる。転写シート101は、基体シート102上に、剥離層103、図柄層104、接着層105などからなる転写層106が設けられたものである(図12参照)。基体シート102からの転写層106の剥離性がよい場合には、基体シート102上に転写層106を直接設ければよい。基体シート102からの転写層106の剥離性を改善するために、基体シート102上に転写層106を設ける前に、離型層(図示せず)を全面的に形成してもよい。図柄層104は、剥離層103の上に印刷層や金属薄膜層などで形成する。また、金属薄膜層を設ける際に、他の転写層と金属薄膜層との密着性を向上させるために、アンカー層(図示せず)を設けてもよい。接着層105は、樹脂成形品の表面に上記の各層を接着するための層である。
また、加飾シート21として、インサートシートを用いることもできる。インサートシートは、樹脂成形品に加飾シート21を接着した後、基体シート102を剥離しないため、その層構成は、剥離層を備えない点において転写シート101と異なる。また、成形後にインサートシートのうち樹脂成形品に積層された箇所以外の部分を巻き取る場合には、金型内でインサートシートを打ち抜くなどの処理を行うことが必要になる。成形後に樹脂成形品に積層された箇所以外の部分を巻き取らずに樹脂成形品とともに分断してしまう場合には、加飾シート金型内導入装置として加飾シート巻き取り装置11は使用できなくなるが、代わりに加飾シートの分断端部をつかむピンチ装置301とピンチ装置を上下させるための駆動装置302とを組み合わせたものを使用ことができる(図11参照)。
本願発明の成形同時加飾法を、本願発明の装置設置治具を使用する場合を例に、加飾シート21として転写シート101を使用した場合について説明する(図1参照)。
転写シート101は、加飾シート送り出しロール32から供給され、ガイドローラー33を経由して、金型キャビティ面23を通過し、ガイドローラー43を経由して、加飾シート巻き取りロール42に巻き取られる。
金型への転写シート101の供給は、転写シート101に形成された図柄(図示せず)が、金型キャビティ面23に対して所定の位置に配置されるようにするため、間欠的に送り出される。転写シート101は、金型パーティング面傾斜状態においても可動型の加飾シート21が配置される金型パーティング面27と略平行になっている。転写シート101と金型キャビティ面23との距離を小さくすることができて転写シート101を金型キャビティ面23に沿わせる際の位置ズレが生じにくくなっているので、金型キャビティ面23に対する転写シート101の位置合わせが容易となる。
転写シート101の位置決めが完了した後、可動型に対して転写シート101を密着させる。転写シート101を金型に密着させるには、シートクランプ(図示せず)を用いるとよい。また、金型に吸引孔(図示せず)を設け、転写シート101を吸引するように構成してもよい。また、転写シート101を金型に密着させる際に、転写シート101を加熱して軟化させるように構成してもよい。加熱手段として、転写シートの場合には温度80〜300℃程度に加熱することができる電熱式のヒータ(図示せず)などを用いるとよい(インサートシートの場合には100〜500℃程度がよい)。
次いで、固定型と可動型の型締めを行う。その後、固定型に設けたゲートから成形樹脂を金型内に射出充填させ、樹脂成形品を形成するのと同時にその表面に転写シート101を接着させる。
成形樹脂としては、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、AN樹脂などの汎用樹脂を挙げることができる。また、ポリフェニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート変性ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂などの汎用エンジニアリング樹脂やポリスルホン樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、ポリフェニレンオキシド系樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリイミド樹脂、液晶ポリエステル樹脂、ポリアリル系耐熱樹脂などのスーパーエンジニアリング樹脂を使用することもできる。
被転写物である樹脂成形品を冷却した後、金型を開き、転写シート101の基体シート102を剥離し、樹脂成形品を取り出す。このようにして、樹脂成形品の表面に転写層が転移した成形同時加飾成形品を得ることができる。
本願発明の装置設置治具として、第1固定部2、12、第2固定部3、13、支持部4、14、強化部、角度変更機構としてヒンジ7、17を備える装置設置治具を用い、加飾シート21として転写シート101を使用して、図14で示す天面部分が斜面である自動車のバンパーの構成部品である樹脂成形品201の天面部分202に成形同時加飾法による転写を行った。転写シート101が配置される金型パーティング面27が、金型内を加飾シートである転写シート101が移動する加飾シート移動方向26に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態(金型パーティング面傾斜状態)となっていたので、装置設置治具のヒンジ7、17の回転角度を調節して加飾シート21が配置される金型パーティング面27とガイドローラー33、43とを略平行にした。成形同時加飾法の実施において、転写シート11の全体で金型パーティング面27との距離を2〜3mm程度とすることができたので、転写シート101を金型キャビティ面23に沿わせる際の位置ずれが生じにくく、金型キャビティ面に対する転写シートの位置あわせが容易で、加飾シート21の破れやシワや図柄層104の割れに起因する樹脂成形品の外観不良が生じなかった。
この発明の装置設置治具を使用する状況を示す斜視図である。 この発明の装置設置治具を使用する状況を示す、加飾シート移動方向と垂直な面における断面図である。 この発明の装置設置治具を示す斜視図である。 この発明の他の装置設置治具を示す斜視図である。 この発明の他の装置設置治具を示す斜視図である。 この発明の他の装置設置治具を示す斜視図である。 この発明の他の装置設置治具を示す斜視図である。 この発明の他の装置設置治具を使用する状況を示す斜視図である。 この発明の金型およびこの発明の金型を使用する状況を示す斜視図である。 この発明の他の金型およびこの発明の射出成形機のプラテンを示す斜視図である。 この発明の他の装置設置治具を使用する状況を示す斜視図である。 この発明の装置設置治具、金型、射出成形機を使用する際に用いる転写シートの断面図である。 従来の成形同時加飾法の実施を示す側面図である。 この発明の装置設置治具、金型、射出成形機を利用して成形することが適した成形同時加飾成形品の一例である。 従来の成形同時加飾法の実施を示す斜視図である。 従来の成形同時加飾法の実施を示す、加飾シート移動方向と垂直な面における断面図である。
符号の説明
1 装置設置治具
2 第1固定部
3 第2固定部
4 支持部
5 ボルト穴
6 ボルト貫通穴
7 ヒンジ
8 ターンテーブル
9 固定ネジ
11 装置設置治具
12 第1固定部
13 第2固定部
14 支持部
15 ボルト穴
16 ボルト貫通穴
17 ヒンジ
18 ターンテーブル
19 固定ネジ
21 加飾シート
22 可動型
23 金型キャビティ面
24 可動プラテン
25 ボルト
26 加飾シート移動方向
27 金型パーティング面
28 金型パーティング面
29 金型パーティング面
31 加飾シート送り出し装置
32 加飾シート送り出しロール
33 ガイドローラー
34 フレーム
35 固定部
41 加飾シート巻き取り装置
42 加飾シート巻き取りロール
43 ガイドローラー
44 フレーム
45 固定部
51 固定型
52 ゲート
53 固定プラテン
54 射出ノズル
55 タイバー
61 可動型
62 金型キャビティ面
63 第1固定部
64 第1固定部
65 ターンテーブル
66 ターンテーブル
67 固定ネジ
68 固定ネジ
69 金型パーティング面
71 可動プラテン
72 第1固定部
73 第1固定部
74 ターンテーブル
75 ターンテーブル
76 固定ネジ
77 固定ネジ
101 転写シート
102 基体シート
103 剥離層
104 図柄層
105 接着層
106 転写層
201 樹脂成形品
202 天面部分
203 側面部分
301 ピンチ装置
302 駆動装置

Claims (8)

  1. 金型キャビティ面が形成された金型パーティング面に加飾シートを配置した状態で射出成形を行う成形同時加飾法で使用される加飾シート送り出し装置に固定される第1固定部と、
    射出成形機のプラテンまたは金型に固定される第2固定部とを備え、
    加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、
    加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シート送り出し装置のガイドローラーとを略平行にすることを特徴とする装置設置治具。
  2. 加飾シート移動方向を軸に第1固定部と第2固定部とのなす角度を変更するための角度変更機構を備える請求項1の装置設置治具。
  3. 金型キャビティ面が形成された金型パーティング面に加飾シートを配置した状態で射出成形を行う成形同時加飾法で使用される加飾シート送り出し装置に固定される第1固定部を備え、
    加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、
    加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シート送り出し装置のガイドローラーとを略平行にすることを特徴とする金型。
  4. 加飾シート移動方向を軸にして第1固定部を回転可能とする角度変更機構を備える請求項3の金型。
  5. 金型キャビティ面が形成された金型パーティング面に加飾シートを配置した状態で射出成形を行う成形同時加飾法で使用される加飾シート送り出し装置に固定される第1固定部をプラテンに備え、
    加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、
    加飾シートが配置される金型パーティング面と加飾シート送り出し装置のガイドローラーとを略平行にすることを特徴とする射出成形機。
  6. 加飾シート移動方向を軸にして第1固定部を回転可能とする角度変更機構を備える請求項5の射出成形機。
  7. 金型キャビティ面が形成された金型パーティング面に加飾シートを配置した状態で射出成形を行う成形同時加飾成形品の製造方法において、
    射出成形機のプラテンまたは金型と加飾シート送り出し装置との間に装置設置治具を設けて加飾シート送り出し装置のガイドローラーを加飾シートが配置される金型パーティング面に対して略平行に設置することにより、
    加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、
    加飾シートが配置される金型パーティング面に対して加飾シートを略平行に導入することを特徴とする成形同時加飾成形品の製造方法。
  8. 金型キャビティ面が形成された金型パーティング面に加飾シートを配置した状態で射出成形を行う成形同時加飾成形品の製造方法において、
    射出成形機のプラテンのまたは金型の第1固定部に加飾シート送り出し装置を設けて加飾シート送り出し装置のガイドローラーを加飾シートが配置される金型パーティング面に対して略平行に設置することにより、
    加飾シートが配置される金型パーティング面が、金型内を加飾シートが移動する加飾シート移動方向に対して平行かつ射出成形機のプラテン面に対して傾斜した状態で、
    加飾シートが配置される金型パーティング面に対して加飾シートを略平行に導入することを特徴とする成形同時加飾成形品の製造方法。
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