JP4835709B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4835709B2 JP4835709B2 JP2009059784A JP2009059784A JP4835709B2 JP 4835709 B2 JP4835709 B2 JP 4835709B2 JP 2009059784 A JP2009059784 A JP 2009059784A JP 2009059784 A JP2009059784 A JP 2009059784A JP 4835709 B2 JP4835709 B2 JP 4835709B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- cleaning
- image
- intermediate transfer
- image carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/0005—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
- G03G21/0035—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using a brush; Details of cleaning brushes, e.g. fibre density
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1605—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
- G03G15/161—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support with means for handling the intermediate support, e.g. heating, cleaning, coating with a transfer agent
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/16—Transferring device, details
- G03G2215/1647—Cleaning of transfer member
- G03G2215/1661—Cleaning of transfer member of transfer belt
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Description
クリーニング部には、例えばバイアス電圧が印加されたクリーニングブラシを中間転写ベルト表面に当接させ、電気的に残留トナーをクリーニングブラシに吸着させてベルト表面から除去する静電吸着方式などがある。クリーニングブラシに吸着された残留トナーは、クリーニングブラシに隣接して設けられている回収ローラにより回収される。
クリーニング部のベルト走行方向下流側の端部には、トナー噴煙を防止するための噴煙防止シールが設けられていたり、クリーニング部よりもベルト走行方向下流側の近傍の位置には、中間転写ベルト表面に接触して、クリーニングブラシでは除去できなかったトナーの外添剤などを摺り落とす発泡スポンジなどからなるフィルミング防止部材が設けられていたりする。そのため、中間転写ベルトの回動が開始されると、電荷の溜まったベルト部分が噴煙防止シールとフィルミング防止部材の位置を通過する際に、噴煙防止シールとフィルミング防止部材に付着しているトナーが、そのベルト部分に溜まった電荷に引き付けられてベルト表面に移動して、ベルト表面を汚してしまうというおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、クリーニング部材にバイアス電圧を先に印加してから、その後に像担持体の回動を開始する制御を行うことにより、像担持体上の残留トナーを電気的に除去する構成において、像担持体表面の汚れの発生を抑制できる画像形成装置を提供することを目的としている。
また、前記クリーニング部材は、導電性のブラシローラまたは発泡ローラであることを特徴とする。
<実施の形態1>
(1)プリンタの全体の構成
図1は、プリンタ10の全体の構成を示す図である。
作像部20Yは、感光体ドラム1、その周囲に配設された帯電器2、露光部3、現像器4、一次転写ローラ5、感光体ドラムを清掃するためのクリーナ6などを備えており、感光体ドラム1にY色のトナー像を作像する。他の作像部20M〜20Kは、基本的に作像部20Yと同様の構成であり、同図では、符号を省略している。
給送部12は、記録用のシートとしての用紙Sを収容する給紙カセット31と、給紙カセット31内の用紙Sを搬送路39に向けて1枚ずつ繰り出す繰り出しローラ32と、繰り出された用紙Sを搬送路39上を搬送する搬送ローラ対33と、搬送される用紙Sを二次転写位置36に送り出すタイミングをとるためのタイミングローラ対34と、二次転写位置36において中間転写ベルト21を挟んで従動ローラ23に圧接される二次転写ローラ35などを備えている。
制御部14は、外部の端末装置からの画像信号をY〜K色用のデジタル信号に変換し、各作像部の露光部3に配されたレーザダイオードを駆動するための駆動信号を生成する。生成された駆動信号により作像部毎に、露光部3のレーザダイオードが駆動されて、レーザビームLが出射され、感光体ドラム1が露光走査される。この露光走査を受ける前に、各作像部の感光体ドラム1は、帯電器2により一様に帯電されており、レーザビームLの露光により、感光体ドラム1表面に静電潜像が形成される。以下、帯電器2により感光体ドラム1がマイナス帯電され、レーザビームLにより画像の形成されるべき部分が露光される帯電、露光方式の構成例を説明する。
二次転写位置36を通過した用紙Sは、定着部13に搬送され、定着ニップを通過する際に、トナー像が加熱、加圧されて用紙Sに定着された後、排出ローラ対37を介して排出され、収容トレイ38に収容される。用紙Sに二次転写されずに中間転写ベルト21の表面(以下、「ベルト表面」という。)に残った残留トナーは、中間転写ベルト21の周回走行路の外側であり、二次転写位置36からベルト走行方向(回動方向)に作像部20Yまでの間の位置に配設されたクリーナ24により清掃される。
図2は、クリーナ24の構成を拡大して示す図であり、ベルト表面の残留トナーが除去される様子を合わせて示している。残留トナーとして同図には、正規帯電極性のマイナス帯電している残留トナー28と、正規とは逆極性のプラス帯電している残留トナー29が示されている。ここで逆極性に帯電している残留トナー29とは、現像器4内での攪拌時の磨耗等による劣化や一次、二次転写時の高電圧(プラス極性)の印加などに起因して、本来の極性ではなく逆極性に帯電したものである。現像器4内のトナーには、トナー帯電分布においてマイナス帯電しているものがほとんどであるが、その中には帯電量の少ない(ゼロに近い)特性のトナー粒子が少ないとはいえ、ある程度の割合で存在し、このような特性のトナー粒子が逆極性に帯電する残留トナーとしてベルト表面に残り易い。通常、逆極性に帯電した残留トナー29と正規極性に帯電した残留トナー28の割合は同程度ではないが、同図ではこれらが除去される様子を判り易く示すために、双方の残留トナーの量を同程度の割合で示している。
第1クリーニングブラシ51は、金属製の導電性材料からなる中実または中空の棒材である芯金511と、芯金511の外周に植設された導電性のブラシ繊維からなるブラシ部512を備える。ブラシ部512は、ベルト表面に接触している。芯金511は、回転軸として回転可能にクリーナ24の筐体50に支持されており、駆動モータ71からの駆動力が駆動伝達機構(不図示)を介して与えられて、中間転写ベルト21の走行方向に対し逆向きの矢印B方向に回転(カウンター回転)駆動される。
第1回収ローラ52は、金属、導電樹脂等の導電性を有する中実または中空の棒材からなり、第1クリーニングブラシ51を挟んで中間転写ベルト21に対峙する位置に配置され、第1クリーニングブラシ51のブラシ部512に接触する。第1回収ローラ52は、クリーナ24の筐体50に回転可能に支持されており、駆動モータ72からの駆動力が駆動伝達機構(不図示)を介して与えられて、第1クリーニングブラシ51の回転方向に対し逆向きの矢印C方向に回転駆動される。摩擦抵抗を低減するために、表面に研磨やメッキ、コーティングなどの処理を施しても良い。また、第1クリーニングブラシ51に対して食い込み量は0.5〜2.0〔mm〕に設定される。
第1クリーニングバイアス出力部54は、トナーの正規帯電極性と同極性(マイナス)のバイアス電圧を出力する。出力されたバイアス電圧は、第1回収ローラ52を介して第1クリーニングブラシ51に印加される。このバイアス電圧の印加により、第1クリーニングブラシ51と中間転写ベルト21間に電位差が生じ、両者間には、逆極性に帯電したトナーに対して中間転写ベルト21から第1クリーニングブラシ51に向かう方向の静電力を作用させる電界が形成される。この電界による静電作用およびブラシ部512によるトナー掻き取り作用によりベルト表面上の逆極性に帯電した残留トナー29がベルト表面から離れて第1クリーニングブラシ51のブラシ部512に吸着される。
第2クリーニングバイアス出力部58は、トナーの正規帯電極性と逆極性(プラス)のバイアス電圧を出力する。出力されたバイアス電圧は、第2回収ローラ56を介して第2クリーニングブラシ55に印加される。
中間転写ベルト21の周回走行路の外側であり、クリーナ24からベルト走行方向に作像部20Yまでの間の位置には、フィルミング防止摺擦部材60が配設されている。フィルミング防止摺擦部材60は、ポリウレタンフォームやウレタンフォーム、ゴムスポンジ材など発泡セルを有する弾性部材からなり、第1、第2クリーニングブラシ51、55では除去できなかったトナー外添剤などをベルト表面から擦り落とし、自身の発泡セル内に取り込むことによりベルト表面を清掃する。フィルミング防止摺擦部材60は、厚みが3〜7〔mm〕、密度が45〜100〔kg/m3〕、硬度が4〜15〔kPa〕(25%圧縮時硬度)、セル数が40〜120〔個/25mm〕、ベルト表面との接触幅が8〜20〔mm〕、ベルト表面に対する食い込み量が0.5〜2〔mm〕程度に設定される。
図3は、制御部14によるバイアス出力等の制御のタイミングチャートを示す図であり、(a)は、実施例を、(b)は、比較例を示している。
図3(a)に示すように、まず第1クリーニングバイアス出力部54に指示して上流側クリーニングバイアスを出力させると共に、第2クリーニングバイアス出力部58に指示して下流側クリーニングバイアスを出力させる(時点t1)。この時点t1では、中間転写ベルト21は停止状態にある。上流側クリーニングバイアスの電圧値(第1クリーニングブラシ51の電圧値)は、Vu(負)であり、下流側クリーニングバイアスの電圧値(第2クリーニングブラシ55の電圧値)は、Vr(正)よりも低いVc(>0)、例えばVc=0.5×Vrとされる。
そして、時点t1から所定時間T1が経過した時点t2で、駆動モータ70〜74を駆動させて中間転写ベルト21、第1、第2クリーニングブラシ51、55および第1、第2回収ローラ52、56の回転駆動を開始させると共に、第2クリーニングバイアス出力部58に指示して下流側クリーニングバイアスの電圧値をVcからVrに切り換える。
クリーニングバイアスの電圧値Vcは、実験などから最適な値が決められるが、その下限値と上限値を定義すれば、次のようになる。すなわち、下限値は、中間転写ベルト21または第2クリーニングブラシ55が回転しても第2クリーニングブラシ55のブラシ部に溜まっている残留トナーをブラシ部に引き付けて(ブラシ内に拘束して)おくことができる電圧の範囲の最小値ということができる。一方、上限値は、残留トナーがベルト部分211に引き付けられてベルト表面に移動してベルト表面を汚すといったことが生じない電圧範囲の最大値ということができる。
クリーニングバイアスの電圧値が一律に基準値であるV2に固定されるので、ベルト部分211に不要な電荷が溜まり易い制御であるといえる。なお、比較例では、T1=60〔ms〕とした。T1の値が実施例より20〔ms〕長いのは、0〔V〕から立ち上がるクリーニングバイアスの電圧値がT2=500〔V〕であり、実施例よりも電圧が高いために、立ち上がりに要する時間がより長くかかるからである。
0.2×Vr<Vc<0.8×Vr・・(式1)
装置構成に応じて(式1)で示される範囲内の適切な値に電圧Vcの値を設定することができる。このような実験結果は、後述する他の実施の形態についても同様に得られた。なお、上記では中間転写ベルト21の回動開始の際のバイアス出力制御の例を説明したが、中間転写ベルト21の回動終了の際には、図3(a)に示すように中間転写ベルト21の停止(時点t3)と略同じタイミングで、クリーニングバイアスが停止(オフ)されると共にクリーニングブラシと回収ローラも停止されるように制御される。
上記実施の形態では、ベルト表面に付着している、逆極性(プラス)に帯電した残留トナー29を静電的に吸着して回収する構成例を説明したが、本実施の形態では、プラスに帯電した残留トナー29にマイナス電圧を印加してマイナスに帯電させる構成としており、この点が異なっている。以下、説明の重複を避けるため、実施の形態1と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については、同符号を付すものとする。
同図に示すように、クリーナ80は、帯電ブラシ81と、第1クリーニングバイアス出力部54と、第2クリーニングブラシ55と、第2回収ローラ56と、第2スクレーパ57と、第2クリーニングバイアス出力部58と、噴煙防止シール59などを備える。
帯電ブラシ81は、金属等の導電性材料の薄板に、先端がベルト表面に接触する導電性のブラシ部82を備えてなる。より詳しくは、駆動ローラ22の軸方向に長い薄板状の導電性材料の片面に、ブラシ繊維、あるいは、ブラシ繊維が織り込まれた導電性の基布が接着されることにより、薄板から伸びた繊維が駆動ローラ22の軸方向に並んでブラシ部82が形成されている。ブラシ部82に用いられるブラシ繊維は、上記第1クリーニングブラシ51のブラシ部512と同じ材料のものである。
このような帯電ブラシ81を用いる構成においても、第2クリーニングブラシ55に印加するクリーニングバイアスの電圧を上記のタイミングで値Vc、Vrに切り換えることにより、トナー汚れを防止することができる。なお、残留トナーに正規帯電極性と同極性の電圧を付与して、その残留トナーの極性を正規帯電極性と同極性に揃えることができる部材であれば、ブラシ状のものに限られず、例えば導電性のシート状、ローラ状、ブレード状のものなどを用いることもできる。また、必ずしもベルト表面に接していなくても良く、コロナ放電を利用したワイヤや鋸歯電極を備えた帯電器などを用いるとしても良い。
上記実施の形態では、下流側クリーニングバイアスの電圧値を、中間転写ベルト21の回動開始までは基準値であるVrよりも低いVcに抑え、中間転写ベルト21の回動開始と同時にVrに切り換えるとしたが、本実施の形態では、電圧Vcを中間転写ベルト21の回動が開始されても一定時間だけ継続して、その後にVr´に切り換えるとしており、この点が異なっている。
同図に示すように、下流側クリーニングバイアスの電圧の値は、中間転写ベルト21の回動開始時t2以降も開始前のVcが継続しており、時点t2からの経過時間が一定時間T2に達した時点t3でVr´に切り換えられるようになっている。このように中間転写ベルト21の回動開始から一定時間T2に亘って下流側のクリーニングバイアス電圧(プラス)の値をVcに抑えているのは、次の理由による。
ところが、中間転写ベルト21には、マイナス電荷の影響を受けていない部分も存在する。具体的には、停止中(時点t1〜t2間)における中間転写ベルト21の、第1クリーニングブラシ51からベルト走行方向に第2クリーニングブラシ55までの部分(図2の212)である。この部分212については、マイナス電荷が存在せず、ベルト回動開始と同時に第2クリーニングブラシ55に高い電圧Vr´が印加されると、ベルト走行中とはいえ、電圧が高いゆえにプラス帯電によるプラス電荷が溜まってしまうことがある。
なお、上記では、時間T2における下流側のクリーニングバイアスの電圧値をベルト停止中における電圧値Vcと同じ値としたが、これに限られない。装置構成によって適切な値、例えばVcとVrの間の値、Vcよりも小さい値などとすることができる。
上記実施の形態では、クリーニングバイアス電圧の切換制御を、中間転写ベルト21を清掃するクリーナ24に適用した構成例を説明したが、本実施の形態では、感光体ドラムを清掃するクリーナに適用するとしており、この点が異なっている。
図6は、本実施の形態に係るクリーナ106の構成例を示す図であり、図7は、クリーニングバイアス電圧の切り換わりの様子を示すタイミングチャートである。
このようにクリーニングバイアスの電圧値を感光体ドラム101の回転開始前までは、基準値のVrよりも低いVcに、回転開始時以降にVrに切り換えることにより、感光体ドラム101表面のトナー汚れを防止することができる。本実施の形態のクリーナ106を実施の形態1のクリーナ6に適用することも可能である。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態1では、第1クリーニングブラシ51が第2クリーニングブラシ55よりもベルト走行方向上流に位置する構成としたが、これに限られず、例えば第2クリーニングブラシ55が第1クリーニングブラシ51よりも上流に位置する構成をとることもできる。また、回転するとしたが、回転しないものであっても良い。例えば、ブレード状の部材を用いることもできる。さらに、ベルト表面に数ミリ程度の食い込み量を有するとしたが、ベルト表面に接していれば良い。また、逆極性に帯電しているトナー29をも清掃可能な構成としたが、逆極性に帯電するトナーがほとんど発生しない、または発生しても微少であるためにトナー汚れにまで至らないような装置構成の場合には、上流側の第1クリーニングブラシ51等を備えない構成としても良い。
また、本発明に係る画像形成装置をタンデム型カラーデジタルプリンタ等に適用した場合の例を説明したが、これに限られない。カラーやモノクロの画像形成に関わらず、回動可能な像担持体表面に担持されたトナー像を被転写材に静電転写し、当該転写後に当該像担持体表面に残ったトナーを電気的に吸着して清掃する構成の画像形成装置であれば、例えば複写機、FAX、MFP(Multiple Function Peripheral)等に適用できる。ここで、上記の構成において、例えば像担持体が感光体ドラムである場合には、被転写材が中間転写ベルトになり、像担持体が中間転写ベルトである場合には、被転写材が記録用のシートということになる。像担持体としては、感光体や中間転写ベルトに限られず、例えば中間転写ドラムなどであっても良い。
6、24、80、106 クリーナ
10 プリンタ
14 制御部
21 中間転写ベルト
28、29 残留トナー
51、55、111 クリーニングブラシ
54、58、114 クリーニングバイアス出力部
70、71、72、73、74 駆動モータ
81 帯電ブラシ
S シート
Claims (4)
- 回動可能な像担持体と、前記像担持体表面に担持されたトナー像を被転写材に静電転写する転写部と、前記像担持体表面に接し前記転写後にその表面に残ったトナーを清掃するクリーニング部材とを有し、前記像担持体の回動開始に先立って、前記像担持体表面を清掃するための、前記トナーの正規帯電極性とは逆極性のバイアス電圧を前記クリーニング部材に印加させる画像形成装置であって、
前記クリーニング部材よりも前記像担持体の回動方向上流に位置し、前記像担持体表面に接する別のクリーニング部材を備え、
前記逆極性のバイアス電圧は、基準値をVrとしたとき、電圧印加開始から前記像担持体の回動開始までの間および前記像担持体の回動開始から所定時間経過時点までの間の値Vcが、Vr>0のとき0<Vc<Vr、Vr<0のときVr<Vc<0の範囲にあり、前記所定時間経過時点に値VcからVrに切り換えられ、
前記別のクリーニング部材には、前記像担持体の回動開始に先立って、前記像担持体表面に残っている、前記正規帯電極性とは逆の極性に帯電しているトナーの清掃のための、前記正規帯電極性と同極性のバイアス電圧が印加され、
前記所定時間は、
前記像担持体の周面上における、前記別のクリーニング部材との接触位置から回動方向に前記クリーニング部材との接触位置までの間の距離を当該像担持体の回動速度で除した値であることを特徴とする画像形成装置。 - 回動する感光体上に作像された静電潜像をトナーで現像することにより当該感光体上にトナー像を形成し、当該感光体上に形成されたトナー像を、回動する中間転写体に転写し、当該中間転写体上に転写されたトナー像を、搬送されるシートに転写する構成であり、
前記像担持体が前記感光体であり前記転写材が前記中間転写体である、または、前記像担持体が前記中間転写体であり前記転写材が前記シートであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記クリーニング部材よりも前記像担持体の回動方向上流に位置し、前記像担持体表面に残っているトナーに前記正規帯電極性と同極性の電圧を付与して、当該トナーの極性を当該正規帯電極性と同極性に揃える帯電部材を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記クリーニング部材は、導電性のブラシローラまたは発泡ローラであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009059784A JP4835709B2 (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 画像形成装置 |
US12/720,449 US8346113B2 (en) | 2009-03-12 | 2010-03-09 | Image forming apparatus including a cleaning member having a bias voltage |
EP10156198.3A EP2228691B1 (en) | 2009-03-12 | 2010-03-11 | Image forming apparatus |
CN2010101394958A CN101840185B (zh) | 2009-03-12 | 2010-03-11 | 图像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009059784A JP4835709B2 (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010211142A JP2010211142A (ja) | 2010-09-24 |
JP4835709B2 true JP4835709B2 (ja) | 2011-12-14 |
Family
ID=42310808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009059784A Active JP4835709B2 (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 画像形成装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8346113B2 (ja) |
EP (1) | EP2228691B1 (ja) |
JP (1) | JP4835709B2 (ja) |
CN (1) | CN101840185B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5077379B2 (ja) * | 2010-03-19 | 2012-11-21 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP5790986B2 (ja) * | 2011-03-04 | 2015-10-07 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2013190550A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 清掃装置およびそれを用いた画像形成装置 |
JP5879290B2 (ja) * | 2013-03-26 | 2016-03-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 中間転写ユニット及び画像形成装置 |
JP6286868B2 (ja) * | 2013-05-01 | 2018-03-07 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5796608B2 (ja) * | 2013-07-24 | 2015-10-21 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニング装置および画像形成装置 |
US20160320738A1 (en) * | 2015-04-28 | 2016-11-03 | Ricoh Company, Ltd. | Photoconductor cleaning device, process cartridge, and image forming apparatus |
JP2017142305A (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP6765863B2 (ja) * | 2016-06-06 | 2020-10-07 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP6589806B2 (ja) * | 2016-10-13 | 2019-10-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2018189712A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
US11703775B2 (en) * | 2020-12-18 | 2023-07-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus capable of suppressing an improper charge resulting from toner being moved from a transfer member to a photosensitive member |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60107684A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-13 | Casio Comput Co Ltd | 画像形成装置 |
GB2294007B (en) * | 1994-09-30 | 1996-12-04 | Ricoh Kk | Image forming apparatus and cleaning device therefor |
JP2003029552A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-31 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP3632647B2 (ja) * | 2001-11-14 | 2005-03-23 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2005250165A (ja) * | 2004-03-04 | 2005-09-15 | Fuji Xerox Co Ltd | クリーニング装置 |
JP2006058422A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP4574405B2 (ja) * | 2005-03-16 | 2010-11-04 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP4795072B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-10-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP4928972B2 (ja) * | 2007-02-14 | 2012-05-09 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2009059784A (ja) | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Sharp Corp | 窒化物系半導体発光素子 |
JP2008065355A (ja) * | 2007-11-26 | 2008-03-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2009
- 2009-03-12 JP JP2009059784A patent/JP4835709B2/ja active Active
-
2010
- 2010-03-09 US US12/720,449 patent/US8346113B2/en active Active
- 2010-03-11 EP EP10156198.3A patent/EP2228691B1/en active Active
- 2010-03-11 CN CN2010101394958A patent/CN101840185B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2228691A2 (en) | 2010-09-15 |
CN101840185B (zh) | 2012-03-28 |
JP2010211142A (ja) | 2010-09-24 |
US20100232824A1 (en) | 2010-09-16 |
CN101840185A (zh) | 2010-09-22 |
EP2228691A3 (en) | 2011-02-23 |
EP2228691B1 (en) | 2014-11-26 |
US8346113B2 (en) | 2013-01-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4835709B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009300721A (ja) | 像担持体クリーニング装置およびそれを搭載した画像形成装置 | |
JP6136789B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007078803A (ja) | クリーニング装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
US7945182B2 (en) | Systems and methods for controlling cleaning devices in image forming apparatus | |
JP4432554B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5585499B2 (ja) | 潤滑剤塗布装置およびこれを備える画像形成装置 | |
JP4654810B2 (ja) | クリーニング装置、プロセスユニット及び画像形成装置 | |
CN106556991B (zh) | 图像形成装置 | |
JP2004184934A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005250380A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5251636B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4797616B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4821295B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6256046B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US8023852B2 (en) | Systems and methods for controlling cleaning devices in image forming apparatus | |
JPH05119684A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4192459B2 (ja) | クリーニング部材及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2009210933A (ja) | クリーニング機構、および画像形成装置 | |
JPH05107988A (ja) | クリーニング装置 | |
US20100046976A1 (en) | Systems and methods for controlling cleaning devices in image forming apparatus | |
JP2023084619A (ja) | クリーニング装置及び画像形成装置 | |
JP4929684B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5169514B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005140856A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110830 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110912 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4835709 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |