JP4833527B2 - 絶縁ゲート型半導体装置及びその駆動方法 - Google Patents
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Description
一方、低消費電力への要求も強いが、高駆動電流化は低消費電力化の妨げになるので両者の両立は厳しいのが現状である。
図21は、ゲート長が43〜45nm程度のMOSFETの概念的断面図であり、チャネル電荷領域48、即ち、ゲート電圧により制御できるキャリアが存在する領域の基板バイアスVb 依存性を模式的に示したものであり、ここでは、nチャネル型MOSFETについて、Vb =0Vの場合を破線で、Vb =−2Vの場合を一点鎖線で、Vb =−4Vの場合を二点鎖線で示している。
図から明らかなように、基板バイアスVb を深くするほどチャネル電荷領域48が広がっており、基板バイアス効果が効果的に生じていることが分かる。
図22は、ゲート長が38〜40nm程度のMOSFETの概念的断面図であり、チャネル電荷領域58の基板バイアスVb 依存性を模式的に示したものであり、ここでも、nチャネル型MOSFETについて、Vb =0Vの場合を破線で、Vb =−2Vの場合を一点鎖線で、Vb =−4Vの場合を二点鎖線で示している。
図から明らかなように、基板バイアスVb を深くしてもチャネル電荷領域58はほとんど拡がらない状態となり、基板バイアス効果が起きにくくなっている。
図23は、ゲート長Lg =40nmのnチャネル型MOSFETのI−V特性図であり、実線はVd /Vb =1V/0VのI−V特性を示し、Vd /Vb =1V/−4VのI−V特性を示しており、実際に基板バイアスを−4V印加しても、オフリークIoff 及びしきい値Vthにほとんど変化が見られないことが確認された。
ここで、基板バイアス効果を見るために、Ioff 比を上述のように
Ioff 比=待機時のIoff /駆動時のIoff
と定義すると、図23においてはIoff 比=21.9%となる。
図24は、同様に形成したゲート長Lg =40nmのpチャネル型MOSFETのI−V特性図であり、実線はVd /Vb =−1V/0VのI−V特性を示し、Vd /Vb =−1V/4VのI−V特性を示しており、実際に基板バイアスを4V印加しても、オフリークIoff 及びしきい値Vthにほとんど変化が見られないことが確認された。
この場合は、Ioff 比=30.3%となる。
2004 Symposium on VLSI Technology,Digest of Technical Papers,pp.88−89,2004
図25は、ゲート長Lg =40nmのnチャネル型MOSFETに追加チャネル注入した場合のI−V特性図であり、実線はVd /Vb =1V/0VのI−V特性を示し、Vd /Vb =1V/−4VのI−V特性を示しており、基板バイアスによってVthが大きく変化していることが分かる。
また、図から明らかなように、オフリークIoff が大幅に増加し、低消費電力化に逆行することになり、Ioff 比=118.2%となる。
また、基板不純物濃度が高くなるため、接合リーク電流(GIDL)や接合容量の増加も懸念され、これは、基板不純物濃度を変化させずにオフリークIoff を制御するために基板バイアス効果を導入した趣旨と矛盾することになる。
図26は、ゲート長Lg =40nmのpチャネル型MOSFETに追加チャネル注入した場合のI−V特性図であり、実線はVd /Vb =−1V/0VのI−V特性を示し、Vd /Vb =−1V/4VのI−V特性を示しており、基板バイアスによってVthが大きく変化していることが分かる。
また、この場合も、オフリークIoff が大幅に増加し、低消費電力化に逆行することになり、Ioff 比=306.3%となり、図25に示したnチャネル型MOSFETよりもオフリークIoff が増加することになる。
なお、図における符号2は、ゲート絶縁膜である。
図1参照
上記課題を解決するために、本発明は、絶縁ゲート型半導体装置において、半導体基板1と、前記半導体基板1に形成されたチャネル領域と、前記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜2と、前記ゲート絶縁膜2上に形成されたゲート電極3と、前記ゲート電極3の側壁に形成され、幅が3nm〜20nmの第1のサイドウォールと、前記第1のサイドウォール4上に形成され、幅が30nm〜60nmの第2のサイドウォール5と、前記第2のサイドウォール5上に形成された第3のサイドウォール6と、前記第1のサイドウォール4の下の前記半導体基板1に形成されたエクステンション領域7と、前記第2のサイドウォール5の下の前記半導体基板1に形成され、且つ、前記エクステンション領域7よりも深いバッファ領域8と、前記第3のサイドウォール6の下の前記半導体基板1に形成され前記バッファ領域8よりも深いソース領域及びドレイン領域とを有し、前記ソース領域と前記ドレイン領域とが対称構造であり、前記ソース領域側のバッファ領域8と前記ドレイン領域側のバッファ層8とが対称構造であり、前記ソース領域側のエクステンション領域7と前記ドレイン領域側のエクステンション領域7とが対称構造であり、前記チャネル領域がn型である場合には、前記チャネル領域に負の電圧が印加され、前記チャネル領域がp型である場合には、前記チャネル領域に正の電圧が印加されることを特徴とする。
また、この場合に、幅が3〜20nmの第1のサイドウォール4を設けることによって、空間電荷の影響をより少なくして、基板バイアス効果をさらに有効に発揮させることができる。
また、駆動時にも待機時と同様に0V以外の基板バイアスを印加するようにしても良いものである。
図2参照
まず、p型シリコン基板11に例えば、STI(Shallow Trench Isolation)構造の素子分離絶縁層12を形成したのち、nチャネル型MOSFETを形成する領域にはBをイオン注入してp型ウエル領域13を形成し、pチャネル型MOSFETを形成する領域にはAsをイオン注入してn型ウエル領域を形成する。
次いで、プラズマCVD法を用いて、全面に厚さが例えば、物理膜厚として0.7〜1.5nmのシリコン酸窒化膜からなるゲート絶縁膜を形成した後、全面に、プラズマCVD法を用いて厚さが50から150nmの多結晶シリコン膜を順次堆積させ、次いで、パターニングすることによってゲート長が38nm〜40nm、例えば、40nmのゲート電極15及びゲート絶縁膜14を形成する。
次いで、全面にTEOS(テトラエトキシシラン)を用いた減圧CVD法を用いて、例えば、580℃において厚さが3〜20nm、例えば、10nmのシリコン酸化膜を堆積させた後、異方性エッチングを施すことによって、ゲート構造の側壁にオフセット用のサイドウォール16を形成する。
この時、サイドウォール16の厚さは、成膜したシリコン酸化膜の膜厚とほぼ同じになる。
次いで、n型ウエル領域をフォトレジストで覆った後、例えば、Inを30〜100KeVの加速エネルギーで0.1〜3×1013cm-2のドーズ量で4方向から注入することによってポケット領域17を形成し、次いで、Asを0.5〜10KeVの加速エネルギーで0.5〜5×1015cm-2のドーズ量で注入することによってn型エクステンション領域18を形成する。
次いで、フォトレジストを除去した後、BTBAS(Bis Tertiary−Butylamino Silane)とO2 を原料として用いた減圧CVD法によって、500℃〜580℃、好適には、550℃以下の温度において、全面に厚さが30〜60nmのシリコン酸化膜を堆積させた後、異方性エッチングを施すことによって第2のサイドウォール、即ち、バッファ層19を形成する。
この時、バッファ層19の厚さは、成膜したシリコン酸化膜の膜厚とほぼ同じになる。
次いで、n型ウエル領域をフォトレジストで覆った後、例えば、Asを1〜15KeVの加速エネルギーで0.1〜4×1015cm-2のドーズ量で注入することによってn型バッファ領域20を形成する。
次いで、フォトレジストを除去した後、再び、BTBASとO2 を原料として用いた減圧CVD法によって、500℃〜580℃、好適には、550℃以下の温度において、全面に厚さが50〜100nm、例えば、90nmのシリコン酸化膜を堆積させた後、異方性エッチングを施すことによってサイドウォール21を形成する。
この時、サイドウォール21の外側面の下端の基板の主面に対するなす角が60°以下の裾引き構造となる。
次いで、n型ウエル領域をフォトレジストで覆った後、例えば、Pを2から25KeVの加速エネルギーで0.1〜5×1016cm-2のドーズ量で注入することによってn型ソース・ドレイン領域22を形成する。
この時、サイドウォール21の外側面の下端の基板の主面に対するなす角が60°以下の裾引き構造であるので、n型ソース・ドレイン領域22の端部形状が滑らかになり、n型バッファ領域20との境界が融合されて寄生抵抗が低減し、オン電流を増加させることができる。
次いで、窒素雰囲気中で、800℃〜1200℃の温度でスパイクアニール処理を 行うことにより、注入した不純物イオンを活性化する。
この時、n型エクステンション領域18等のイオン注入領域は不純物が横方向拡散し、n型エクステンション領域18の端部はゲート電極15の端部とほぼ一致してオフセット領域は消失する。
次いで、全面にCo膜を堆積させた後、熱処理によりシリサイド化を行ってn型ソース・ドレイン領域22及びp型ソース・ドレイン領域の露出表面にCoSi2 からなるCoシリサイド層23を形成し、次いで、未反応のCo膜(図示を省略)を除去する。
図12は、オフセット用サイドウォールを形成せず、且つ、追加チャネル注入を行わないnチャネル型MOSFETのバッファ層を30nmとした場合のI−V特性図であり、実線はVd /Vb =1V/0Vの駆動時の特性を示し、破線はVd /Vb =0.6V/−4Vの待機時の特性を示したものである。
Ioff 比=待機時のIoff /駆動時のIoff
と定義すると、図12においてはIoff 比=12.0%となり、バッファ層を設けた効果が現れ始める。
図13は、実施例1のMOSFETにおけるバッファ層の厚さを40nmとした場合の駆動時及び待機時のI−V特性図であり、この場合はIoff 比=2.7%となり、大幅な改善効果が得られた。
図14は、実施例1のMOSFETにおけるバッファ層の厚さを50nmとした場合の駆動時及び待機時のI−V特性図であり、この場合はIoff 比=1.9%となりバッファ層を40nmとした場合より改善効果が得られた。
図15は、オフセット用サイドウォールを形成せず、且つ、追加チャネル注入を行わないpチャネル型MOSFETのバッファ層を30nmとした場合のI−V特性図であり、実線はVd /Vb =−1V/0Vの駆動時の特性を示し、破線はVd /Vb =−0.6V/4Vの待機時の特性を示したものであり、p型MOSFETの場合も、Ioff 比=11.9となりバッファ層を設け効果が現れ始める。
図16は、実施例1のMOSFETにおけるバッファ層の厚さを40nmとした場合の駆動時及び待機時のI−V特性図であり、この場合はIoff 比=1.6%となり大幅な改善効果が得られた。
図17は、実施例1のMOSFETにおけるバッファ層の厚さを50nmとした場合の駆動時及び待機時のI−V特性図であり、この場合はIoff 比=1.3%となりバッファ層を40nmとした場合より改善効果が得られた。
上記の実施例1における図5のエクステンション領域を形成する際にオフセット用サイドウォールを形成せずに、n型ウエル領域をフォトレジストで覆った後、例えば、Inを25〜95KeVの加速エネルギーで0.1〜3×1013cm-2のドーズ量で4方向から注入することによってポケット領域31を形成し、次いで、Asを0.5〜10KeVの加速エネルギーで0.5〜4.5×1015cm-2のドーズ量で4方向から注入することによってn型エクステンション領域32を形成する。
図19は、実施例2のnチャネル型MOSFETにおけるバッファ層の厚さを40nmとした場合の駆動時及び待機時のI−V特性図であり、この場合もIoff 比=3.4%となり大幅な改善効果が得られた。
但し、オフセット構造を採用した実施例1に比べると若干特性が劣る。
なお、駆動時及び待機時の印加電圧は上記の実施例1の場合と同様である。
図20は、実施例2のpチャネル型MOSFETにおけるバッファ層の厚さを40nmとした場合の駆動時及び待機時のI−V特性図であり、この場合もIoff 比=1.9%となり大幅な改善効果が得られた。
但し、このp型MOSFETにおいてもn型MOSFETの場合と同様に、オフセット構造を採用した実施例1に比べると若干特性が劣ることになる。
例えば、上記の各実施例においてはバッファ層をBTBASで構成しているが、BTBASに限られるものではなく、低温で成膜可能であれば良く、例えば、TEOSを用いても良いものである。
再び、図1参照
(付記1)半導体基板1と、前記半導体基板1に形成されたチャネル領域と、前記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜2と、前記ゲート絶縁膜2上に形成されたゲート電極3と、前記ゲート電極3の側壁に形成され、幅が3nm〜20nmの第1のサイドウォールと、前記第1のサイドウォール4上に形成され、幅が30nm〜60nmの第2のサイドウォール5と、前記第2のサイドウォール5上に形成された第3のサイドウォール6と、前記第1のサイドウォール4の下の前記半導体基板1に形成されたエクステンション領域7と、前記第2のサイドウォール5の下の前記半導体基板1に形成され、且つ、前記エクステンション領域7よりも深いバッファ領域8と、前記第3のサイドウォール6の下の前記半導体基板1に形成され前記バッファ領域8よりも深いソース領域及びドレイン領域とを有し、前記ソース領域と前記ドレイン領域とが対称構造であり、前記ソース領域側のバッファ領域8と前記ドレイン領域側のバッファ層8とが対称構造であり、前記ソース領域側のエクステンション領域7と前記ドレイン領域側のエクステンション領域7とが対称構造であり、前記チャネル領域がn型である場合には、前記チャネル領域に負の電圧が印加され、前記チャネル領域がp型である場合には、前記チャネル領域に正の電圧が印加されることを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。
(付記2) 前記第3のサイドウォール6の外側壁面の下端と前記半導体基板1の主面とのなす角が60°以下であることを特徴とする付記1に記載の絶縁ゲート型半導体装置。
(付記3)前記第2のサイドウォール5及び第3のサイドウォール6が、550℃以下の低温で成膜可能な低温酸化膜からなることを特徴とする付記1または付記2に記載の絶縁ゲート型半導体装置。
(付記4)付記1乃至付記3のいずれか1に記載の絶縁ゲート型半導体装置において、前記絶縁ゲート型半導体装置の駆動時に、前記チャネル領域に第1バイアス電位を印加するための第1の基板バイアス印加手段と、前記絶縁ゲート型半導体装置の待機時に前記第1バイアス電位よりも絶対値において大きな第2バイアス電位を印加するための第2の基板バイアス印加手段を備えたことを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。
(付記5) 付記1乃至付記4のいずれか1に記載の絶縁ゲート型半導体装置の駆動方法において、ドレイン電圧を1V以下にするとともに、前記絶縁ゲート型半導体装置の待機時の基板バイアスを絶対値において0.1V以上とすることを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の駆動方法。
2 ゲート絶縁膜
3 ゲート電極
4 第1のサイドウォール
5 第2のサイドウォール
6 第3のサイドウォール
7 エクステンション領域
8 バッファ領域
9 深接合のソース・ドレイン領域
10 基板バイアス印加手段
11 p型シリコン基板
12 素子分離絶縁層
13 p型ウエル領域
14 ゲート絶縁膜
15 ゲート電極
16 サイドウォール
17 ポケット領域
18 n型エクステンション領域
19 バッファ層
20 n型バッファ領域
21 サイドウォール
22 n型ソース・ドレイン領域
23 Coシリサイド層
31 ポケット領域
32 n型エクステンション領域
41 p型ウエル領域
42 ゲート絶縁膜
43 ゲート電極
44 n型エクステンション領域
45 n型ソース領域
46 n型ドレイン領域
47 空間電荷領域
48 チャネル電荷領域
51 p型ウエル領域
52 ゲート絶縁膜
53 ゲート電極
54 n型エクステンション領域
55 n型ソース領域
56 n型ドレイン領域
57 空間電荷領域
58 チャネル電荷領域
59 網掛け部分
Claims (4)
- 半導体基板と、
前記半導体基板に形成されたチャネル領域と、
前記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極の側壁に形成され、幅が3nm〜20nmの第1のサイドウォールと、
前記第1のサイドウォール上に形成され、幅が30nm〜60nmの第2のサイドウォールと、
前記第2のサイドウォール上に形成された第3のサイドウォールと、
前記第1のサイドウォールの下の前記半導体基板に形成されたエクステンション領域と、
前記第2のサイドウォールの下の前記半導体基板に形成され、且つ、前記エクステンション領域よりも深いバッファ領域と、
前記第3のサイドウォールの下の前記半導体基板に形成され前記バッファ領域よりも深いソース領域及びドレイン領域とを有し、
前記ソース領域と前記ドレイン領域とが対称構造であり、
前記ソース領域側のバッファ領域と前記ドレイン領域側のバッファ層とが対称構造であり、
前記ソース領域側のエクステンション領域と前記ドレイン領域側のエクステンション領域とが対称構造であり、
前記チャネル領域がn型である場合には、前記チャネル領域に負の電圧が印加され、前記チャネル領域がp型である場合には、前記チャネル領域に正の電圧が印加されることを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。 - 前記第3のサイドウォールの外側壁面の下端と前記半導体基板の主面とのなす角が60°以下であることを特徴とする請求項1に記載の絶縁ゲート型半導体装置。
- 請求項1または請求項2に記載の絶縁ゲート型半導体装置において、前記絶縁ゲート型半導体装置の駆動時に、前記チャネル領域に第1バイアス電位を印加するための第1の基板バイアス印加手段と、
前記絶縁ゲート型半導体装置の待機時に前記第1バイアス電位よりも絶対値において大きな第2バイアス電位を印加するための第2の基板バイアス印加手段を備えたことを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の絶縁ゲート型半導体装置の駆動方法において、ドレイン電圧を1V以下にするとともに、前記絶縁ゲート型半導体装置の待機時の基板バイアスを絶対値において0.1V以上とすることを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の駆動方法。
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